ウィングのつぶやき
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2004年06月15日(火) 第3回 ゴルフが楽しくなる「メモライズ」

私事で恐縮ですが、マスダのクラブを使い始めてから上手くなりました。スコアというよりは、スイングの質が上がったような気がするんです。(もちろんスコアも良くはなりましたよ)ショットに不安がなくなりましたね。途中で曲がるような球が出ないので、ゴルフが楽しくて仕方ありません。

その理由は間違いなくシャフトでしょう。先が硬くて手元が柔らかい「メモライズ」が無理のないスイングに私を導いてくれたのです。

思えば、はじめて使った時は衝撃的でした。シャフトが勝手にしなるとでもいえばいいのでしょうか、グリップすると無性に動かしたくて仕方なくなるのです。そしてインパクトはヘッドでボールを弾くのではなく、クラブ全体でボールをヒットするような、初体験の打感でした。そしてボールは「20%増量!」みたいな弾道で遠くに飛んでいく。はじめてコースで使ったのは「ミッションヒルズ」というアップダウンの激しいトリッキーなコースだったのですが、出だしからいきなりホールを突き抜けてしまいました。

それまで使っていたのはミズノの300Sです。これもひっかけの出ないいいクラブでしたが、しっかりした重めのシャフトを使っていたせいもあって、ドライバーは「一生懸命叩く」というイメージでした。ところがメモライズは叩かなくても自然にクラブが走るので、テンポがより良くなりました。余裕のあるスイングができるようになったので、ショットが安定したということなんです。

どうしてこれほどまで私に「メモライズ」が合ったかというと、それはやはり増田哲仁コーチに習っていたからでしょうね。増田コーチの目指す「手を使わず体の入れ替えで打つ」というスイングがなんとか出来始めていた時に、このシャフトと出会ったので、その相乗効果でレベルがアップしたのではないかと思うんです。

それまではドライバーはかなり不安でしたが、いまではティグラウンドに立つのが楽しくて仕方ないのです。もちろん左右に散ることもありますが、その場合も曲がるのではなくストレートな弾道です。つまりミスは打ち出しのタイミングのほんのわずかなズレでしか起こらなくなりました。これは気分的にもいいし、次のショットに不安を残しません。

というわけで、とりあえず私にとってはもうこのシャフト以外にはありえないのです。いまはドライバーはS、アイアンはXを入れていますが、ドライバーをXに替えようと考えています。


ゴルフライター小林一人

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