2012年07月02日(月) |
なでしことショパンの音楽 |
九州はもう梅雨明けしたそうですね。 こちらでも、連日雨かむしむしした暑さか、どちらかで参っています。。 冬生まれのわたしとしては、からっとした冬の寒さのほうが好きなのですが、季節は巡るし今嘆いても始まらないし・・^^; とにかく、この決まらない天気にも、なにかいいことを見つけて、楽しみたいと思っています。
ところで、なにかいいことというと、やはりピアノかお花になるわたし。 お花は、今日見に行ったお花やさんが、あまり元気そうでないお花を安く売っていたので、買おうかな、と思ってピンクのなでしこをみていたけれど、 持ち帰って命が短いのもかわいそうなので、やはり買わずに、じっと眺めてきました^^なでしこは、サッカーでも人気の女性チームの愛称の通り、なにか 芯を感じさせる花ですね!!それでいて華やかというか、初々しいというか・・。女性チームのイメージどおりなんだなあ、とあらためて思いました。
なでしこは、少し前に売っていたかわらなでしこが一番好きですが、今日のなでしこはフューシャピンクと白のダブルで、大判で、花顔がはっきりしています。 もともとの日本のなでしこはかわらなでしことか、聞いた気がするのですが、もっと小柄でうすい桜色をしているものが多いですよね。 なでしこチームには、今日の大き目のなでしこのほうが似合う気がします。ガッツで頑張ってね、という感じ。 元気になる色です。
さて、お花はかわずじまいで、家に帰ってピアノを弾いてみました。 じとじとした天気にも関わらず、音はごく澄んでいて、大きく響き、心地よかったでした。 今日は一音一音の響きをくぐもらせず、はっきりと、そして快活に、また繊細に弾こうとつとめました。 月光の第一などやトルコ行進曲なんかは、わりと、その成果が出て、神秘的な月の光をあらわす左手の主題や、軽快ながらも柔らかいタッチに右手のトリルなど、頑張って音にしました。 悲愴第二などを、いままでよりも情緒深く、緩急をつけて、クライマックスがわかるように曲想を付けられたのははじめてだったし、嬉しかったです。
今は、ルービンシュタインを聴いています。 ショパンというと、わたしにとってはマズルカやワルツ、ピアノ協奏曲ですが、そのうちマズルカとピアノ協奏曲のアルバムを持っています。 わたしの好きな演奏家、近藤嘉宏さんが、ライナーノーツでルービンシュタインを尊敬していると書かれていて、彼の録音しえなかったエチュード24曲を近藤さんが自分の演奏でまとめて録音するという業をやってのけたそうで、ちょうどそのアルバムを借りていたところなので、ショパン熱にさらに磨きが?かかり、いろいろトライしていたのですが、またワルツに戻ってきました。エチュードも少しずつ弾いてみて、いいなあと思いました。でも、難易度が高いですね。弾けるのは10−9と25−12のオーシャンくらいです(オーシャンは楽譜に首っ丈?です。。楽譜なしではまだ弾けません。。)バラードやスケルツォも、時々トライして来ました。まだ、一曲でへばってしまいます。。長大な作品でも、弾く体力が欲しいです。まだまだかなえたいことは、たくさんあります。
今日は、先週の土曜日に、名古屋芸大の碇大知くんのアンカーコンサート(ミニクラシックライブ)をじかに見て聴いてきたので、ピアノのプロの弾き方をしっかり学習し、それをまねて、感情表現にトライしました。昨日のトライでは、しっかり大きく弾くことに主眼を置きすぎたので、ダイナミックになりすぎてしまい、もっと弱音をたいせつにせねばと思ったので、ワルツ3曲と、ドナウの漣、アルプスの夕映え、花の歌、乙女の祈りなどと、しっかり弾きつつ繊細にも表現するものを択んで、一生懸命音を工夫しました。ワルツのリズムが少しずつ分りかけているとよいなあ、と思いました。音をゆびで矯めると、かなり音の響きが減弱されます。そうして、かなり弾き込みました。
また、今日みたいな、実り多い演奏が出来れば、と思います。 はやく一人前の演奏家になりたいなあ、とこころひそかに思っています♪ ではまた、少しずつステップを上がりつつ、ゆめをみているsayakoでした。
ゆめみつつ 夢のかよひ路あくがれて あわきゆめ見るをとめの心地 くれないの 色とりあわせて みたくなりぬ 碧(あを)のレースの うはぎと共に はきはきと しつつあるこの頃の わたしにとまどひつつも 嬉しくあるわたし ゆくりかへて みづ音きしむ 木の葉ずれの みなものあをにも 染むにし おほぞら 心癒す 一枚のショパンを 朝夕聞く 音なかりせば いかにあじきなくなし
いろいろと、古語のつかいかたが不正確かもしれなくて、不勉強ですが、日々の短歌作りをはげむなかで、さらに勉強を深めていきたいと思います。 今日のはなんだかいまいちでしょうか・・・
もっと来たいと思いつつ、ここのサイトの日記のことは、いつも心に留めていて、なにをかこうかとよく考えています。 また、お目に掛かれるときを祈りつつ。
P.S.
まもなくたなばたですね。 震災のあとのたなばた、去年は、復興をいのるいつもとは違ったものになっていたとか。 ことしも東北では、たなばた祭りをするのでしょうね。
かの地に住む、かの地から住まう、たくさんの人々に、慰霊のともしびを送ることをここに記します。 こころより、おくるともしびにて、人々の心のあかるくならんことを。
sayakoこと 古川絵梨
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