お早うございます。 こちらは雨が降っています。 雨は嫌いじゃないです。むしろ、雨の中のアジサイのように、その葉裏のかたつむりのように、愛らしい、愛すべき存在だと思っています。 のこのこ、のこのこ、わたしも遅速で地道ですが、此処までやって来ました。もうそろそろ、一望がながめられるころでしょうか。 刈り取りにはまだ早い気もするけれど。。(そういうことには、気っ早なのです、、)
今日は、九州から母が帰ってきます。 祖母の骨上げの儀式が済んで、諸々の用事も果たし、帰ってくる頃には疲れ切っているはずです。 大好きなピアノをお聞かせして、早く元気になってもらいたい。 音楽でひとを勇気付けることも出来るのだと、この歳になってようやく知りました。 音は、いいものです。
今、モーツアルトの《ソナチネ》で有名な、ピアノ・ソナタ第十五番 ハ長調 K.545 Allegroを聴いています。 有名な出だしのフレーズも、中途の綺麗な音階もみんな好きです。 内田光子のモーツアルトの盤が好きで、よく借りてきて聴いています。いつか自分のアルバムを持ちたいです。
実は、短歌をもっと練習したくて、短歌独自で朝に詠んでみたのですが、うまくいきませんでした。。 やはり、音楽と絡めて、日々の雑感をそれとなく、さりげなくうたうほうが性に合っているようです。 お花のことも絡め、うたっていきたいと思います。
あじさいの 雨だれに打たれる姿見つつも 自然のつよさに憧れる 小鳥なく日も なかでやかなしも 元歌の言葉は「つなでかなしも」なのですが、意味をわすれたので、啼く→泣くにかけてみました。。失敬。。
モーツアルト 深いかなしみ 描く日も 晴れ間のそっと のぞく朝方 ひとりいて しずかなる闇えがきだす 自重のときも 寄り沿う言の葉 「ありのままの 君が好きだ」ときみがいう 言葉をいまでも そっとおぼえている
せつなくなりましたね。。 雨の季節です、お足元にはご注意下さい。 迷子のかたつむりの子供がいるかもしれませんから。 そっと、葉っぱにもどして差し上げてくださいね。
古川絵梨こと sayako
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