読書記録

2021年01月19日(火) 荒城に白百合ありて / 須賀 しのぶ


 会津藩江戸上屋敷に住む美少女鏡子と薩摩藩士で昌平黌で学ぶ岡元伊織は安政大地震の夜出会った。恋ではなく、互いが魂の活きていないうつろな器・醒めた人間であることを知って惹かれ合う。が、互いの気持ちは伏せるというか気が付かない。

鏡子は会津の上士・森名家に嫁ぎ、戊辰戦争で征討軍参謀の伊織は会津攻撃に参加する。夫が戦死した鏡子は幼い息子を逃がし、残る女が自害して家を焼く寸前、伊織からの手紙が届いて会いに行く。しかし伊織は裏切りを疑う薩摩藩士に切られてしまう。

題名からして戊辰戦争で伊織がいるのを知りながら美しくお城で戦うのだと思っていたが・・・あっけない最後だった。


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