2005年01月15日(土) |
心療内科受診、期待の星ユーロジンくんの登場 |
ポチの家にいるときは、猫がうるさくて常に睡眠が不足していた。 そう、最初はあの前妻がおいていった猫。
猫の動く、ちょっとした物音。
ヤツも生きていますからね。 しかも夜行性ときたもんで。
物音のするたびに目が覚めてしまい、おまけになかなか寝付けない。 やっと眠ることができても夢見が悪く、それに寝ている間中夢を見ているような気がして目が覚めるともうヘトヘトで。
おまけに自宅に帰って眠ろうとすると、生まれたばかりの甥っ子の金切り声に魘され、寝付くのは窓から明かりが白々し、同居中の家族たちが起き出してからだった。
仕事を終えてまっすぐに自宅に帰っても時間は午前0時を回っており、風呂やなんやかんやで布団に入るのは午前2時ごろ。
だいたい午前4時までは何度も時計を見ていた記憶がある。 で、起きるのは午前7時だ。
。。。。。。。どう考えても足りない。
そうすると、オンナのカオというものは劇的に変化を遂げるのはいうまでもない。
・カオがむくむ。 ・目の下にクマができ、おまけにシワなんかもできてしまった(^.^;; ・過剰なアルコール摂取による、劇太り(ノ^∧^)ノ
嗚呼、ブサイク
そんなとき同僚がひとこといったのだ。
「眠れないんなら、睡眠薬飲めばいいじゃん」
「\(◎o◎)/!」
そのあとは、ひたすら睡眠薬を手に入れる手段をネットで探した。 いま思えば、そのへんの内科にいって「眠れない」なんていえばすぐにゲットできたであろう。
だが、あひるは無知だった。
んで、その結果、「心療内科」なるものが出してくれることがわかり、それに付随してどうやらあひるのように眠れないヒトはどうやらほかにもたくさんいるらしいことがわかった。
思い立ったら動かずにはいられない。
とにかく会社の帰りに受診できるところ、とある心療内科が20時までやっているという、そこだったら仕事をなんとか切り上げることは不可能ではない。
とにかく、その「心療内科」にいってみた。
とあるマンションの一室にその心療内科はあった。 いままであひるが知っている、いわゆる”病院”とは明らかにチガウ。
おまけに診察室に入ると、そのドクターは真っ白いノートに右手にはペンを握り締め、あひるを待っていた。
そして。
それから約一時間半、あひるは自分自身の生い立ちについて説明するハメになった。
ハメになった、というとイヤーンな感じだが、あひるにとってはそのときこころのなかにあった”家族への不満”を口にだせて、一段落したときにはなんだかなにか詰まっていたものを吐き出せた感じがした。
そのドクターは、なんだかオドオドして頼りにならないような(申し訳ない)イメージだったが、お願いしたとおりにきちんと睡眠薬を処方してくれた。
そのときのメニューは、
・レキソタン(1ミリ) ・デパス(0,5ミリ) ・ユーロジン(1ミリ)
というものだった。
頼みの綱のユーロジンくん。キミ、睡眠薬なんだって?かなりいい思いをさせてくれるらしいじゃないか。キミには期待しているんだよ( * ^。)ノ
ゴクリ。
眠れないってば(>_<")
とまあ、最初の期待が大きすぎたのか、飲み方が悪かったのか。 期待の星ユーロジンくんはその日は不発に終わってしまい、その晩はもんもんとしたまま布団に絡まり、時間が過ぎるのをひたすら待つという、いつもと変わらない夜をすごした。
|