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■ サタデーナイトフィーバー
自分が悪いのはわかっている。 一歩一歩かけ。 一歩一歩が賭け。
サタデーナイトフィーバーはよかった。 こういう、クラシック作品としての名作をかたるのは難しい。 語られつくした物語から、個人的な体験ではないなにかを 見出そうとするのが難しい。
いい映画なら、ただシンプルに「よい」といえばよさそうなものだけれど 音楽にせよ芸術にせよ、よい作品は見るものに言葉を与えてくれる と平生個人的に考えているとおり、この作品も、 どこそこの部分がどういう風によかった、という言葉というよりは 作品を媒介にして私自身のイマジネーションがふくらんで ひとりあるきしていく部分がおおくある。 作品にたいし生まれる言葉はまったく別世界のものなのだ。
相変わらず、キャラメルポップコーンとひとりの映画以上に おもしろいものを見つけられないでいる。
微妙に型にはまりきらないストーリーがまずいい。 たんなるサクセスストーリーでもなければ民族意識をクローズアップした 社会派映画でもない。
世の中のすべての事実はわかものの挫折のためにある。
2004年11月14日(日)
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