Diary of thirty one syllables
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2020年12月09日(水)

目が眩む夜を徹して起きられぬそんな年頃よる年波


2020年12月08日(火)

投げ銭を受けて慌てて回す宛探して回る境内の中


2020年12月07日(月)

ほとほとと小麦を落としていくように世界の明度を上げていく


2020年12月06日(日)

和楽器と洋楽器とのコラボとを試行錯誤の前段階を


2020年12月05日(土)

爺と爺の対話見てやはりそれこそ老人懐古


2020年12月04日(金)

今日という大きな日にちの出来事に粗忽で済まさぬあれな男が


2020年12月02日(水)

古い記憶を投げ捨てて誰か拾えばそれもまた良し


2020年12月01日(火)

夜冷える寄り添いあって温まる人の温もりそれが一番


2020年11月30日(月)

昨日からいきなり寒くなりまして丸く転がる炬燵猫


2020年11月29日(日)

言い訳を演奏前から言い綴る鳴らしもしないでその見苦しさ


大地を馬に呑んだくれる |MAILHomePage

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