無責任賛歌
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| 2002年04月15日(月) |
興奮する電話。でもアッチ方面ではナイ/DVD『エイリアン9』4巻(完結)/『楽園まであともうちょっと』1巻(今市子)ほか |
糖尿のために飲むものと言えばお茶ばかり。 しげは麦茶が好きだが、私の好みは烏龍茶である。 仕方がないので、麦茶と烏龍茶のパックを一緒にヤカンに投げこんで、つなぎにプーアル(漢字変換出ね〜や)茶も入れる。 これでなんとか、しげも私も飲めるお茶ができる。どっちつかずになりそうだが適度に苦味が抑えられた上に麦茶のつるっとした物足りなさも消えて、飲みがいのある味になるのだ。 でも、ここの読者の方が、試しにマネして作って飲んでみても「騙された!」と思っても私は関知しないのでそのつもりで。
終日雨。 しげ、ここのところ毎日、一日も遅れずに車で迎えに来てくれている。 ぐーたらで飽きっぽいしげにしては珍しいことだ。 洗濯と台所仕事は相変わらずやらないけれど。 「ど〜せ、今日も洗濯してないだろ?」 「アンタ、洗ってたん?」 「あ、そう言えば、今日は俺も洗濯機回すの忘れてた」 「なん、それなら今日は出来てなくてもいいんやん」 「でも、俺が回してたとしても気づいてなかったろ?」 「……洗濯機のとこへは行ったよ」 「行っただけだろ? 洗濯物溜まってても洗おうとは思わなかったんだろ?」 「……うん」 やっぱりグータラが治ったわけではないのだ。 で、今日も「絶対」やらないんだろうな、洗濯(-_-;)。
夜、10時過ぎ、しげが仕事に出かけたあと、電話が鳴る。 市外局番を見ると東京から。 けれどナンバーディスプレイを見ると、こうたろう君じゃない。 怪訝に思って、受話器を取る。 「もしもし?」 「あ、どうも。私、東京の落語家で、春風亭昇輔と申しますが」
……えええええええ!?(@。@;)
「しげさんはいらっしゃいますか?」 「いや、あの、ただいまその、仕事に出ておりますが。いえ、つまり夜の仕事というか、リンガーハットで働いておりまして」 「ああ、私も好きでございます」 「あの、しげがなにか不調法なことでも……?」 「いえ、しげさんのご注文のですね、寄席文字ストラップに、『ダン・エイクロイド』と書いてほしい、ということなんですが、映画のロゴ風にすることもできますけど、いかがなものかと」 「あ、ソルボンヌK子さんのところから注文したやつですね? それは聞いておりました」 「そう言っていただけると話が早くてありがたいことで」 「で、でも、そ、それはどうしたらいいかというのは、本人に聞いてみませんと私はなんとも……」 「さいですか。では改めて後日ご連絡差し上げます。……シツレイですが、お父様で?」 「いえ、亭主です」 「ああ。ご亭主様で。それはもう、今晩はどうぞご夫婦仲よく。オチがついたところで失礼させていただきます」
……どうオチが付いたのかよくわかんなかったけど、ビックリしたなあ、もう(by三波伸介)。 いや、いきなり落語家さんから電話があったってのもそうなんだけど、やっぱり東京の落語家さんって、普段でも噺家喋りするんだね! ……感動だなあ。 帰宅したしげに話したら、「タダで落語が聞けてよかったね」だと。 タダどころかあちらに電話代払わせとるわい。 確かに得した気分にゃちがいないけど、カネの問題に換算するなよ。イジマシイ。 けど、手元不如意でまだ注文してなかったけれど、俄然、昇輔さん直筆のストラップ、ほしくなってきちゃったなあ。給料出たら、二つか三つ、注文しちゃおうかな。 上京したら久しぶりに寄席に行ってみたいって気もしてきたぞ。 ああ、行きたいところは山ほどあるのに連休は三日間しかないのね……(+_+)。
ビデオ『12人の怒れる男 評決の行方』。 昨日、シドニー・ルメット監督版の『12人』を見たので、リメイクのウィリアム・フリードキン監督版も見比べてみたくなって、録画してたやつを再生。前にも見てるんだけど、日記に感想アップしたことはなかったように思うんで、まあいいか。 原版タイトルは両作とも同じなんだけど、副題を付けることで区別ができるようになってるのはいいな。 脚本はレジナルド・ローズが現代に合わせて、基本設定は同じでも「精神鑑定の信用度」の問題を盛り込んだりしている(余り効果がないけど)。 前作にはいなかった黒人俳優を配役したり(議長の1番、2番、10番が黒人)、ハンディカメラで迫力を出したりと、工夫はあるのだけれど、主演のデイビス役のジャック・レモンがトシを取り過ぎてるのがどうも痛々しくってね。隣席のマカードルの方がより「老人」という設定なんだけど、見た目たいして変わんね〜(^_^;)。ほぼ遺作に近いやつだから仕方ないんだろうけど、前作のヘンリー・フォンダの実直さはどうしても感じられない。 まず見るならやっぱりルメット版を推すなあ、私は。 前作では、リー・J・コップが演じた最も激烈に怒る3番の役を、リメイク版ではジョージ・C・スコットが演じてるんだけど(これも遺作に近いかなあ)、この人、『エクソシスト3』でも、1作目でコップが演じたキンダーマン警部補 をやってるんである。特に顔が似てるとも思わないけど、何か個人的な繋がりでもあるのかなあ、この二人。 日本で言えば小林昭二のあとがまはいつも塚本信夫がやる、みたいな(^o^)。
DVD『エイリアン9』4巻(完結)。 うーむ、3巻まではこれからどうなることかとおもしろかったのになあ。 結局、原作を消化しきれなくて途中でぶった切りってか。 校長に久川先生、どうもエイリアンっぽいけど(かすみも今回、仲間になったのか?)、どうしてエイリアンを呼び寄せて小学生に退治させるようなことをしてたのか、またその対立組織が何だったのか、語られないままだよ。 でも、原作は最後まで読んでないけど、全ての謎が明かされてるってわけでもないような気がする。気を引かせるだけの設定っていうか、マクガフィンだけで成り立たせようって印象は最初からあったしね。 ……って、『エヴァ』じゃん(^_^;)。 確かに、エイリアンが精神攻撃しかけてきたり、主人公のゆりちゃんが成長しないで終わっちゃうあたりも『エヴァンゲリオン』の影響が大……つーか、設定・ストーリー構成も、見終わってみりゃ、全く『エヴァ』と同じなんだってことに気がつく。 あからさまなのは、エイリアン・イエローナイフの声に石田彰(「カヲル君」だよ〜、まだ萌えてる女の子いる〜?)を持ってきたこと。スタッフは絶対、確信犯でやってるよな。 でさ、ラストがまた「首締め」なのよ(^_^;)。ここまで来ると、いくらなんでも露骨過ぎない? もう、いい加減、「エヴァ・シンドローム」にはケリが着いたと思ってたのになあ。動きや演出がずば抜けてイイだけに、逆に「これでイイの? パクリ……とまでは言わないけど、もう少しなんとかならなかったの?」と言いたくなってくるよ。 それといくら原作の絵柄を生かすからってねえ、富沢ひとしの全くキャラの描き分けが出来てねえとこまで、律儀にそのままトレースするかよ(-_-;)。せめて眉太くするとか、背丈や体型にメリハリつけるとか、工夫しろよ。……あ、そう言えば、シリーズ構成の村井さだゆき、『ブギーポップ』テレビシリーズとか、『エヴァ』フォロワーの作品連発してた人だったよな。 なんか、結果的に凄く「惜しい」作品になっちゃった印象。
『アニメージュ』『ニュータイプ』5月号。 まあ、いろいろ記事はありますが。 ……『ガンバの冒険』BOX……? ダメだって(-_-;)。
マンガ、秋本治『Mr.Clice』4巻(集英社/ジャンプ・コミックス・410円)。 おお、前巻からそれほど間を置かずに4巻が。 これを待ってたオタクも結構多いのではないか。 『こち亀』もそうだけど、これだけメジャーになってて、しかもオタク層もしっかりゲットしてるってところが秋本さんのすごいところだけれど、クリスの「モトは男だけど、脳だけ女の体に移殖されたスパイ」ってだけでもう弾けてるからね。両さん以上に破天荒、荒唐無稽ができるところが本作の強み。 だいたい、敵の組織が「スラッシュ」で、そこの殺し屋の名前が「ナポレオン」ってだけで我々の世代は狂喜しちゃうし(まんまだから版権の問題は起きないかと心配にはなるけど)。でもナポレオンのデザインはさいとう・たかを版の007ジェームス・ボンドがモデル。ううう、凝ってる……(^_^;)。 まあ、そんなウンチク知らなくったって、素直に巨乳のねーちゃんがドジりながら繰り広げるスパイアクションを楽しめばそれでいいんだよね。 基本フォーマットは、毎回、男に戻れずにふてくされて任務から逃げようとするクリスと、なんとか女のままで任務を遂行させたい部長との丁々発止のかけあい漫才、みたいなシチュエーションコメディなんである。 私だってミリタリー系のオタク知識はからっきしないから、そのへんは気にせず読んでます。
マンガ、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』129巻(集英社/ジャンプ・コミックス・410円)。 またしげはいきなり買ってくるし(^_^;)。巻数が多すぎるから10巻ごとにしか買ってなかったのになあ。これからずっと買われても、いちいち感想書いてられねーぞ(^_^;)。 もはや秋本さんの体力が尽きない限り、連載は終わらないだろうね。もちろん、作品の質をレベルダウンさせずにここまで来てることはいくら誉めたって誉め過ぎにはならない。 え〜っと、麗子のママは初登場なんだっけ? 「マリー・ローランさん」という強引なネーミングがなんとも(^_^;)。 昔は考えられなかった両さんの結婚相手、麗子か麻里愛かって絞られてきたけど、私が生きている間に決着はつくのだろうか。そろそろ両さんの年齢も追い越しそうなんだけどな、オレ。 各話の濃いネタについて書き出したらキリがないので、現物を読んで下さい。私は「爺いオンリーのコミケ」には笑いました。
マンガ、今市子『楽園まであともうちょっと』1巻(芳文社・590円)。 『百鬼夜行抄』の今さんだから……ということでしげが買ってたやつだな。 でも中身はボーイズ……(-_-;)。 もう、この手のマンガじゃ、「どうしてホモになったの?」という男が抱く疑問はもう描かれないのね。 ホモはもとからホモ。 つーか、男は全てホモっ気あるって認識で描いてるようにしか思えんのだよなあ。だって、全ての男キャラがいつ誰とくっつくか、予測つかねーんだもの。 潰れかけた旅行会社「楽園企画」の臨時社長・川江務と、彼のところにやってきたローン会社の浅田貴史。起死回生の企画、山登りツアーを通して二人の間はだんだん近くなって行くが……ってよ、実際の山男同士のホモってさ、絶対、今さんの絵で描かれるような細身で「おれヒゲなんか生えないよ」って感じのボーイズ同士のカラミじゃねーよな。 もうヒゲクマ同士の汗ギトギトだよ。……やっぱ、女性にとってのホモってただのファンタジーなんだろうなあ。 マンガが面白いかどうか以前に、私、この世界、よくわかりません(^_^;)。
2001年04月15日(日) My guest is my Lord/『まかせてイルか!』1巻(大地丙太郎・たかしたたかし)
| 2002年04月14日(日) |
にほんじんにえーごはむりれす。/『ウラグラ!』(唐沢俊一)/『探偵学園Q』4巻(さとうふみや)ほか |
書きたいことが山ほどあるというのはいいことなのか悪いことなのか(^_^;)。 いや、この日記のことじゃなくて、ホームページのことね。 数年前まで、私は個人がホームページを持つことに否定的だった。 有名な作家さんとか、芸能関係者が持つのならともかく、たかがそのへんの兄ちゃん姉ちゃんがホームページ作って、誰に何を見せようというのか、なんて考えていたのだ。 それが、眼からウロコ、って感じで全く方向転換しちゃったのは、実は森下裕美さんと唐沢俊一さんのおかげである。 森下さんの『ここだけのふたり!』に登場する「たきえ」って若奥さんが、「街のヘンな人」のサイト作ってたのを見て、「あ、他人に迷惑かけるサイト作ったっていいんだ」と思っちゃったのが、そもそもの間違いのモト(^_^;)。 それ以来、自分でもホームページを立ちあげようと決意したはいいものの、あんなこともしたいこんなこともしたいと妄想ばかりが膨らんで、「やりたいコンテンツ」が頭の中でどんどん膨らんでく結果になった。 で、今、頑張ってホームページビルダーの説明書を読んでるんだけど、専門用語の羅列で、読んでも読んでも分らない……。 ネットスケープって何? Javaアプレットって? URLにしろHTMLにしろ、どうして略語だけで全部のスペル紹介してないんだよう。 敵性語ばかり使いやがって、それでも日本人か。果たしてホントに私はホームページを開設できるんでありましょうや。
昼間はずっと説明書読み返し。 時々うたた寝。2時間寝こむのをうたた寝とは言わんか(^_^;)。 ラーメン作って食べる。 そう言えば、しげたちに本の整理をされてしまったあと、読みかけの本がどこかに行っちゃってたなあ、と思って、本棚をあせくる。めぼしいところをひっくり返すだけで数時間。 やっぱり本は作者順とかに整理しないとどこに何があるかわんらないよなあ。 で、本の虫にはよくあることだろうが、気がついたら整理しているつもりが本に見入ってしまっている(^_^;)。 で、気がついたら夕方。でも、途中までしか読んでなかった士郎正宗の『攻殻機動隊2』とか岡野玲子の『陰陽師』10巻とかが出てくる。ほかにも読みかけの文庫本を多数発掘。これでまた来週の週末は読む本に不自由しないな。
練習から帰宅したしげに、あんかけラーメンを作ってやる。 市販のものにチキンを小切りにして、みりんを足したりして甘口にしてやったので、「美味い美味い」と言ってペロリと平らげる。 「もうないの?」 とものほしげに言うので、私の分も分けてやる。 どうやら完全にダイエットする気は失せたらしい。……二度と「アブトロニック」とかムダなもん買うなよ。
録画しておいた『仮面ライダー龍騎』、しげと見る。 しげが「面白い?」と聞いてくるので、「おもしろいよ」と答えると、「ギャグも?」と聞き返される。 まあ確かに「3万円」のギャグが繰り返されるのは脱力してしまうのだが、昔の『ライダー』だってそんなにドラマとして出来がよかったわけじゃないしな。オトナの鑑賞にも堪えるモノをってのと、子供さんの心もちゃんとゲット、というせめぎあいの結果だろう。 それよりも、演技のできる役者がただの一人も出て来ないってことの方が問題のように思うがな。
DVD『十二人の怒れる男』、しげはまだ未見だったので見せる。 見終わったしげの感想は「まあまあ」。 「だって、ホントに無罪かどうかわかんないままじゃん」としげは言うのだが、だからこれ「推定無罪」って話なんだってば。
唐沢俊一『ウラグラ! ベスト・オブ・裏モノの神様』(アスペクト・1370円)。 週間アスキー連載、『裏モノの神様』シリーズ第2弾。 「ベスト・オブ」とタイトルにあるけど、以前にイーストプレスから出た第1弾との重複コラムはない。ちゃんと続編になってるのに「ベスト・オブ」ってのはどういうことなのかな? ……『怪網倶楽部』もそうだったけど、「続」とか「パート2」とか付けるの、唐沢さんは嫌いなのかも。
世の中の怪しげなモノ、ヘンなモノ、ありふれていて見過ごしやすいモノ、そういうものにスポットを当てていく試み、それが「今」の貴重な記録になるということ、唐沢さんや串間努さんの仕事はまさしくそれだと思うんだけど、この分野、もっともっと追従者が出てほしいものだ。 『七人の侍』制作時のエピソードで、本来は何の変哲もない一侍の日常を描こうと思ったのに、そんな記録がどこにも残ってない。仕方なく「野武士から村を守った侍がいた」という実話を元に、講談のエピソードなどをツギハギしてサムライ西部劇に仕立て上げたのがアレ。あの名作が実は「逃げ」の産物だったわけだね。『鸚鵡籠中記』があの時に発見されていたら、黒澤明、そっちを映画化してたんじゃないか。 ことほどさように「日常」というものは残りにくい。特に古典を読んでいくとその思いは特に募る。 『枕草子』の「あてなるもの」や「うつくしきもの」に見える、「かりのこ」というやつ、これがどんなものだか諸説紛紛としてよく解らない。鳥のヒナだという説もあれば卵のことだとも言う。その鳥も、雁だの鴨だの鶉だの一定していない。多分全部正しいんじゃないか(^^)。一つの言葉が何通りもの意味を持つこと、よくあることだからだ。 『更級日記』に「源氏の五十余巻、櫃に入りながら、在中将(伊勢物語)、とほぎみ・せり河・しらら・あさうづなどいふ物語」に読み耽る作者の姿が描かれるが、これもどんな物語だったか、『源氏物語』と『伊勢物語』を除けば、名のみ残るばかりである。 日本最初の国語辞典、『色葉字類抄』が成立したのは平安末期の1180年のことだから、実は文学爛熟期の平安女流文学の大半に、こういう「謎」の言葉が山積しているんである。 どんな俗語であろうと、記録は必要なんだよな。
しかし、この本の内容もいちいち紹介してたら何10ページかかるかわかんないや。 お題に選ばれてるのが、天気予報、路上の人形、モールス信号、直子の代筆(自動手紙文作成サイト)、ネクタイ、女性の下着、サザエさんの家、都会の闇、地震、少年期の性の悩み、裏本、ハネムーン・インポテンツ、……だんだんエロな話題が出て来たのでこのへんでやめよう(^_^;)。 膝を打つ知識あり、照れる知識あり、何より神様と唐沢さんの掛け合いという語り口が楽しい。
ただ、こういう知識の宝庫みたいな本だと、どうしても細かなミスというか粗探しをしてみたくなるのが読者の性(サガ)。 唐沢さん、『トンデモ一行知識の逆襲』でも間違えてたけど、宇能鴻一郎のミステリ作家としての別名、「嵯峨島昭」を「嵯峨島譲」って書いてるぞ。周囲に誰か注意してあげる人、いなかったのか。 ついでに言えば、「二葉亭四迷は親に『くたばってしめえ』と言われたのをペンネームにした」と説明してるのもただの俗説。「くたばってしまえ」のモジリであることは事実だけれど、「親」から言われたわけでなく、四迷自身の自戒である、と自著にちゃんと記してある。俗説の方が通りがいいのは仕方ないけどね。
あ、それからソルボンヌK子さんの挿絵で、紐で縛られてるメガネヒゲイヌ、これ睦月影郎さんなのかな?(^o^)
マンガ、天樹征丸原作・さとうふみや漫画『探偵学園Q』4巻(講談社コミックス・440円)。 さとうさん、絵はうまくなったと思うんだけどねえ、トリックが『金田一』のころに比べてどんどんレベルダウンしていくのはどうして? もっとも、『金田一』時のトリックは殆どがパクリだったから、それを「ハイレベル」とは言い難いんだけどね。オリジナル作品はやっぱり低レベルだったし。 しかも、今回もメイントリックは江戸川乱歩の少年向けミステリのパクリ(「少年向け」と言ったところで、レベルは見当がつくよね)。パクるにしたって、志が低すぎるぞ。 これってつまり、『名探偵コナン』に対抗して子供向けに下方修正したってことなんだろうけど、話がつまんなくなってるだけだって。 ……なんだかなあ、こんなクソ作品についてまで、ミステリのマナーを守っていちいちトリックを隠しておいてやらなきゃならんのかなあ、と思うといまいましくって仕方がないのだが、少なくとも「作者との知恵比べ」を期待している読者にとっては、「損するぞ」とだけ言っときます。
マンガ、冨樫義博『HUNTER×HUNTER』14巻(集英社/ジャンプ・コミックス・410円)。 え〜、とりあえずまだ読んでますよ。 と言っても、4ページに渡る活字だけのゲームの説明のあたりなんかは飛ばしてますけど。 あ、説明の中味が理解できないんじゃなくて、理解してやらないんです。こんなこと書くと、コアな冨樫ファンはヒステリー起こすかもしれないけど、書いてある内容を全部読もうが読むまいが、そんなの読者の自由だよな。少なくとも「作者が何を書きたいか」はわかってるんだから、それ以上丹念に読むのは時間のムダってもんです。冨樫さんに関してはね。 かと言って、冨樫さんに対して怒ってるわけじゃないんですよ。「マンガじゃないじゃん」という批判はこの人に対しては無意味。この人が書きたいのは、マンガじゃないんだから(冨樫さんにとってはこれもマンガなんだろうけど)。 だから、既に私はこの人のマンガをマンガとして楽しむことはやめていて、一つの「状況」として楽しむようになってます。つまり、この人の「適度なコワレ方」をマンガ読むことで確認してるわけです。 ビスケットが女の子のように見えて、実は57歳で、ゴンとキルアの師匠筋に当たるって、『幽遊白書』の時の幻海の設定とたいして変わらんなあ。かわいいから別にいいけど。
2001年04月14日(土) 土曜ワイド「女三人露天風呂殺人事件・湯煙の向こうに殺意が見えた」……ってウソだからね。
| 2002年04月13日(土) |
多分それはアニムス(~_~;)/アニメ『アベノ橋魔法☆商店街』第2話/『裏モノ見聞録 怪網倶楽部』(唐沢俊一)ほか |
朝から頑張って日記の更新。 平行して、ビデオ録画した『オトナ帝国の逆襲』をかけて繰り返し見る。 見逃した背景の描き文字や、聞き逃したセリフなんかを確認するためもあるが、ともかく「泣かないで見る」訓練をしないと、しげからいつまでもバカにされてしまうからだ。 でもよう、1970年万博当時、マジで「未来」を信じていたガキだった身にしてみりゃよう、「ただの石じゃないもん。アポロが月から持って来た石なんだもん」のひろしのセリフは、ズズンと胸に直撃してしまうのだ。 ……意味わかんねーよな、若い人には。 それを抜きにしても、世間で、いい映画だと評価してくれた人が多いのは嬉しいが、ごく普通にひろしの思い出のシーンやしんちゃんがタワーを駆け登るシーンで泣いちゃう若い人と、我々の世代の人間とが違っているのは、「畜生、なんだってこの街はこんなに懐かしいんだ!」とひろしが叫ぶシーンでも我々は泣いてしまうってとこだろう。 ……ひろし、この時、一所懸命自分のクサイ靴の匂い嗅いでるんだけど(^_^;)。 ……3回見返して、ようやくジワッと涙ぐむ程度で映画を見られるようになりました。
次回作の『戦国大合戦』、ネットじゃ「『オトナ帝国』を凌駕した!」の声も上がってるけど、ここまでの「思い入れ」は私にはできないだろうな。でも、『映画秘宝』ほかの原監督のコメントを読んだりしてると、結構肩の力を抜いて、しかも好き勝手作ってるみたいなんである。 傑作にはなってるんだろう。初日に見に行くぞ見に行くぞ見に行くぞ!
日記を書いてるうちに疲れてきたので、ひと寝入りしたら、とんでもない夢を見た。 書こうかなあ、書くまいかなあ、と、6時間43分56秒悩んだが、このまま隠しておくには余りに惜しい。 私の人格が読む人に疑われる危険性もあるので、思いきり躊躇するのだが、「いまさらテメエの人格なんざ弁解しなくたって解りきってらあ」という声もどこからか聞こえてくるので、意を決して書く。 ……書くぞ(~_~;)。
私は実は草刈正雄の「妻」であった。 しかも今日は嬉し恥ずかしの初夜。 正雄さんはニッコリ笑って、私を優しくベッドに招く。 え? これホント? 私って男じゃなかったかしら。 違うわ違うわ、だってこんなに髪が長いもの、ムネだって、掌に余るくらい膨らんでるもの、腰のくびれだって、かわいいおシリだって……。 ベッドルームの姿見を見ると(なんでそんなものがあるのだ)、そこに映っているのは紛れもない女性、20代のピチピチした若妻なのだ。 そうよ、私は女じゃないの。ホラ、顔だって私の好みの顔で、目はパッチリと、鼻はポツンとかわいらしくってさ……(この「私の好みの顔」って時点で、怪しいことに気づくべきである)。 私は、前を隠していたバスタオルをカーペットに落とし(風呂上がりだったらしい)、スルリと正雄さんの隣に滑りこんだ。 そうよ、私は女(そんなに念を押さないと確認できないなら、もう少し疑ってもいいんじゃないか)、だからちゃんと正雄さんの性感帯だって知ってるわ。 正雄さんの首筋から胸にかけて、唇を這わせる。 正雄さんの口から吐息が漏れる。 そうよ、私は女、正雄さんの妻。だから、しげだってヤキモチ焼かずにこの様子をニコニコ見て……。
見てるじゃん、しげ(@。@;)。
部屋の隅に立ってるしげと眼が合って……。
あ、アノアノ、どうかみなさま、夢判断はしないで下さい。 特にフロイト派の人(ーー;)。
しげが買ってきて冷蔵庫に入れていたパン、賞味期限が昨日で切れている。 さらにしげに買ってきてやって、「食べなよ」と言っておいた、十勝のたま豆腐(略して「トカタマ」。ヘンなネーミング)、これも賞味期限が昨日まで。 いろいろモノを買うわりにその存在をコロッと忘れること、しげはむちゃくちゃ多い。……百舌の早贄だよな。トリアタマのくせして「あとで食べよう」とか考えるからだ。できることとできないことの区別がついてない。 おかげで今日の昼飯はデニッシュに豆腐。 ……合わねー(-_-;)。
夕方、NHKを見てたら『カスミン』が第1話に戻っていた。 ……しまった、最終回見損ねてたか(ーー;)。 けどDVDシリーズ買うのはもう限界に来ているので、もう買わない。地道に番組表チェックして、録画し損ねた回を見て行くしかないなあ。
しげ、今日は練習が終わってすぐに帰ってくる。 晩飯は牛肉の野菜炒め。野菜と言ってもモヤシとほうれん草だけだけど。 牛肉の値段はもう底まで来たのかなあ。和牛が200グラムで200円だよ。「安全保証」って書いてあるのに売れ残ってんだもんな。 けど、『買ってはいけない』じゃないけど、「あれも危ない」「これも危ない」って言ってるの全部信じてたら、食えるものなんて何一つなくなるぞ。餓死するつもりか、みんな。
深夜、何気なくCSキッズステーションを見ていたら、『アベノ橋魔法☆商店街』の第二回が始まる。 ……しまった、第一回見損ねたか。 なんたってGAINAXの眠れる獅子(^o^)、あの『王立宇宙軍』の監督、山賀博之さんのやっとの監督「第2作」である。 脚本作品は『トップをねらえ!』(クレジット岡田斗司夫名義)や『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』などがあったけど、本来第2作になるはずだった『蒼きウル』が凍結し続けていて、ここまでかかったのだ。これを期待せずにいられるかって。 ……でもガイナ、原作だけで、制作はマッドハウスに移ってっけど。 でもキッズは結構頻繁に再放送してくれるから慌てるこたないな。マンガ版読んでるから基本設定は知ってるし。 再開発のため取り壊される予定の、大阪・アベノ橋商店街。新しいアベノ商店街はオマエたちが作れ、とジイちゃんから望みを拓された幼馴染の少女アルミと少年サッシ……ってとこまでが第1回だったんだろうな。 第2話、もうRPGの世界に二人は飛ばされてる。 しかもいかにもクソゲーなファンタジーの世界に(^o^)。でもそこもやっぱり「アベノ橋商店街」。新しいアベノ橋をどうしたらいいかってことをゲーム世界に入りこみながら一つ一つシミュレーションしていく話なんだな。 いや、よく動いてるわ、キャラが。 動きすぎて、基本デザインの鶴田謙二の線はかなり崩れてるけど、おもしろけりゃいいや。オサゲ髪のヒロインってのもイマドキ珍しいけど、私は好きだぞオサゲ髪。「エマノン」や「チャイナさん」もそうだけど、鶴田さんのキャラって、ふっくらとしてるんで昔風のヘアスタイルとか服装が似合うんである。 ギャグもテンポがいいし、いちいち効いてる。 フランス料理屋の娘はエスカルゴをいつでも大量に身に付けとるんか(^o^)。たとえあかほりさとる脚本でも、作画と監督がしっかりしてれば面白く見せられるって証拠だな。……『サクラ大戦』のスタッフは少しはそのこと考えとけ。 来週はどうやら「宇宙のアベノ橋」に行くみたいだけど、予告編見ただけでワクワクするくらいパロディ精神満載って感じ。 この春のアニメ、期待するほどのものなかったんだけど、これがイチオシになるかな。
マンガ、北崎拓『なんてっ探偵アイドル』8巻(小学館/ヤングサンデーコミックス。530円)。 ……8巻まで続くとはなあ。 もうこうなったらアニメ化狙っちゃえ。巨乳セクシーと、清純派のメガネっ子と、ロリ系とちゃんと3点セット、揃ってるし。キャラデザインはことぶきつかさに任せた(^^)。 ともかくここまでストーリーもトリックも小学生向けの探偵クイズ並だと(ヤングサンデーの読者層って、そのレベルか?)、かえっていつか意外などんでん返しが来るんじゃないかってドキドキしてくるな。 サイコロでさ、10回くらい続けて6の目が出たら、次も6が来るんだろうかって迷わない? そんな感じだね。 ヒトミ・ロッテンベリーってゲストキャラのネーミング、やっぱり『スタートレック』のプロデューサーから取ったんだろうなあ(恋人が「ジーン監督」だし)。話の中身とは何の関係もないけど。
唐沢俊一『裏モノ見聞録 怪網倶楽部』(講談社・1680円)。 タイトル通り、『Web現代』連載の『裏モノ見聞録』単行本化の第2弾。 前作はイーストプレスからの出版だったけど、今回は『現代』の出版社である講談社からストレートに上梓された。タイトルも『怪網』の方を前面に出してるのは、パート2ってことが解ると手に取らない人もいる、という判断なのかな(関係ないが、知り合いの某女性が、タイトルを『怪鋼』と読み間違えていた。……マヌケではあるんだけど、ストレンジ・スチール・クラブって英語にしてみると、なんかカッコイイぞ♪ 私はこの人のこういうオッチョコチョイなところが大好きなんである)。 私なんかはシリーズものは背表紙とか揃えてほしいって思っちゃうものなんだけど。気持ちとしては今回もムッシュソルボンヌ(K子先生をなぜこう呼ぶかは知る人ぞ知る符牒♪)の絵で見たかったなあ。今度の能美勉さんの表紙も、いかにも一昔前の妖怪画っぽくって「らしく」はあるけれど。 まずは買った人は、左ページの隅をパラパラして遊びましょう。 能美さん描く唐沢議長の御尊顔が、ぐるぐる回転アニメいたします。……弟さんのなをき師匠はこの手の遊びよくやってるけど(『電脳なをさん』)、お兄さんの本では珍しいなあ。 余りに奇々怪々なサイトの数々に、唐沢さんも目を回しちゃったってシャレなんだろうね、これ。ああ、粋(イキ)だなあ。
内容について紹介したり感想を述べるのは至難のワザ。 なんたって、紹介されてるサイトが全部で84個もある(単位は「個」でいいのか?)。全部のサイトについて感想書く時間も気力もないって(^_^;)。 ともかく、どの記事読んでも「目からウロコ」ならざるものがない、この情報量は半端じゃない。 思わずつぶやいちゃうね。「ネットは広大だわ」(^o^)。 「ねんねんクロロ」の回など、「クロロホルムをハンカチに染みこませて人間を昏睡させるのは映画上のウソ」って、初めて知ったものなあ。けどたとえリアルでなくても、アレを楽しみにして収集しているサイトがネット上にはちゃんと存在してるんである。濃いなあ(^_^;)。 ちなみに、私が一番印象深かった「クロロシーン」は、映画『犬神家の一族』の野々宮珠世(島田陽子)のソレだった。ああいうムネの薄い女性がのけぞって、ブラウスにさりげないラインが浮かびあがるのって、ソソルよねえ。うひひひひ(賛同求めるなよ……)。 一説によると私は巨乳好きと思われているようだが(by妻)、必ずしもそうではない。それはケース・バイ・ケースであって(何のケースだ)、例えば、やっぱり「クロロホルムを嗅がせるには貧乳女性に限る」のである。 だって巨乳がのけぞってムネぶるんぶるん揺らしてたって、そのあとかよわげに倒れる時の風情が生まれないもの。 ……って、これ以上この話題続けると、変態っぽくなるので、もうやめよう(手遅れ)。
総括して言うしかないのだが、ヘンなサイト、キテレツなサイト、そんなものに興味を持つ唐沢さんの視点は、あくまで優しい。 「親父万歳」(と言うテレビ番組が昔あったの、覚えてる人いるかな?)の章に、「敗者ではあっても、また最初から競争のラチ外にある人間であっても、その存在を抹消されず、奇人は奇人として、都会の片隅で生き続けている親父たちを見ると、ホッと安心するのではなかろうか」と書いてあるのを読むとまさにそう思う。 なんの才能もなく、酔っ払ってクダ巻く人生の落伍者だって、生きてていいのだ。変態も、やおいも、トンデモさんも、貧乳も、特撮オタクも、生きてていいのだ。……当たり前でしょ?
それからまたまた蛇足のウンチク。 「怪獣世代の逆襲」で紹介されてる「折紙怪獣」、ネットでは「キングギドラは未公開のまま」となっているが、実はしっかり本になって出ている。 つーか、「キングギドラ」を作ってる折り紙作者、一人じゃないんだな。 もっとも、「組み合わせ折り紙は邪道」派である私にしてみれば、「怪獣折り紙」はどれも精巧であれば精巧であるほど「ツマラン」と思えてしまうのだけれど。「千羽鶴折方」や「仮名手本忠臣蔵折方」のように、「切れ目」を入れるのもたとえ江戸期からの伝統であろうと邪道。 折り紙はやっぱり、手折るもののみ。 実は「折り紙研究家」でもある私なのであった。
2001年04月13日(金) ファイティング・スイーパー/『こち亀』124巻(秋本治)
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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