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syrup16g Live - 2003年03月28日(金) 今日はsyrup16gのライブ@SHIBUYA-AX。ここに来るのももう4度目?すっかりお馴染み。大きさ的にちょうど良くて好きです。音も割といいような気がする。 先週来たばっかりなのよね。今日も立ち見です。 18時半開場、少し前に到着、荷物をしっかり預け待機。 入場を待つ間に、Sさんが到着。一緒に入場出来た。 先日イベントを観た場所とほとんど同じところで観ることになった。 入ってしばらくはだいぶスペースがあったけど、開演近くなるとぎっしりと満員に。見た感じ、10代から20代前半の若者が多い。でもこのバンド、30代の大人にもぜひオススメしたい。私が聴くぐらいですから。 さて、7時になり開演。今回は入場の音楽はファルコじゃありませんでした。 1曲目、新作「HELL-SEE」より「イエロウ」。これ、7拍子でカッコイイ。 今回、HELL-SEEツアーということで、新作からたくさんやるんだろうな、とは思っていたのですが… 2曲目は「不眠症」。これはCDでも2曲目です。でもこの時は何とも思わなかった… これが歌詞も曲も切ない歌で、シロップの本領って感じがします。感動しました。曲が終わってしばらく拍手が来なかった。皆余韻に浸ってるようでした。クラシックのコンサートみたい、と思ったりして。他の曲でもね、音が消えるまで拍手来ないんですよ。大切に聴いてる感じで好感持てた。シロップのファンはお行儀がいいのかな。 3曲目「HELL-SEE」、ここでやっと悟りました。ああ今日は新作をCD通りの曲順でやるのね、と(遅い)。で、少し不安になった。次にやる曲が分かってるというのはどうなんだろう?と。前に、YMOの再生ライブでも同じ事があって。その時は、あの再生のアルバム「テクノドン」自体が私はあまり好きになれなかったんで、同じ曲順での演奏はつまんない!と思ったんです。それが今日もよぎって。 ただ、この新作「HELL-SEE」は出来が良くて私も気に入ってるから大丈夫かも、と思うことにした。 どこでMC入ったか忘れてしまいましたが…唐突にメンバー紹介してましたね。 五十嵐氏が自己紹介して、ベースのキタダマキさんを紹介し、ドラムの人を飛ばして「次の曲は…」と言って笑いをとってから「ベタだねぇ〜」と自分でツッコんでドラムの中畑大樹さんを紹介した。そんな技も持ってたか、五十嵐さん… その後もCDの曲順通りに「末期症状」「ローラーメット」(この曲のイントロはポリスの「ドゥドゥドゥデダダダ」そっくりです)「I'm 劣性」「Song for me」「月になって」「ex.人間」「正常」「もったいない」「Everseen」「シーツ」「吐く血」「パレード」と、全15曲を演奏した。 1曲終わるごとに、五十嵐氏がギターを持ち替える。CDの曲順となるとこれは仕方ないですね。そのたびに勢いというか流れが切れてしまうところがあって少し残念でした。でも、私が不安に思ったことは、全然気にならなかったです。むしろ、新作の曲を全部ライブで聴ける!という喜びがファンにはあった気がする。そして演奏する側にも聴く側にも、いい緊張感がずっとあって。静かな感動というかね。 ハジケるような曲は少なかったけど、じっくり聴けるいいライブでした。 個人的には「もったいない」「Everseen」が好きなのでこの2曲でとても盛り上がりました。Everseenの前に、聴いた事のない短い歌が挟まったんだよね。Everseenの前置きとして付け加えたのか、それとも新曲を少しだけ披露したのか?謎ですが。 そしてアンコール。まず五十嵐氏が、今日のライブについてひとこと。 CDの曲順通りということで、「逆予定調和」と言っていました。Mの気分だったそうです(笑)次の曲、何をやるかみんな分かっちゃってるのにやるんだ〜、という… 今回はこういう構成だったけど、次はいろんな曲をやります、と言っていました。 アンコール曲はまず「Sonic Disorder」、そして「生活」。ここでもう前の方のファンは爆発してました!跳ねる跳ねる。そして「僕の永遠に痛い歌です。これを聴いたら帰って下さい」と言って始まった歌は…「明日を落としても」!!キャー嬉しいっ 大好きな曲ですよ!!初めて行ったライブでこれを聴けて…感無量でございました。五十嵐氏熱唱。最後の「Do you wanna die?」ってとこが泣けるんだよなぁ。。。グッときてしまいました。 これで全て終了。初シロップは…いやぁ良かった。CDももちろんいいんだけど、やっぱりバンドはライブだよな〜ってあらためて思った。ライブを聴いて真価が分かるんだよなぁ、と。このバンドのいろんな曲、いや本音を言えば全部の曲をライブで聴きたいです。でも全部は無理だろうから、どうしてもというのを選ぶとすると、「明日を落としても」「生活」はもう聴けたでしょ、あとは「真空」「遊体離脱」「Reborn」「サイケデリック後遺症」「落堕」が聴きたい!! という訳で次回のワンマンにも多分行くでしょう。いや行きます! - fuzz maniax - 2003年03月22日(土) SHIBUYA-AXでイベント。豪華6組のアーティストが出演!興味ある人が多かったので観に行くことにしました。 出演はBAZRA、ART-SCHOOL、スネオヘアー、ストレイテナー、Hermann H.&The Pacemakers、The pillows。今をときめく!って感じでしょ。 私がライブで聴いたことあったのはバズラとアート。前もイベントで観ました。 スネオヘアーとストレイテナーは、今回誘ってくれた友達が強力オススメ!だったので一度聴いてみたかったし、ヘルマンはラジオで聴いてて曲が結構好きでした。ウルフという人物の噂も聞いてたし。そしてpillowsはもうベテランで貫禄というイメージで、どんなライブなのかこちらも期待していた。 開場時間少し前にAX到着、荷物を預けた。 開場に入り、後ろの方の一段高くなったところの一番前に陣取った。 ここはベストじゃないでしょうか。前にある手すりに寄りかかれるし。 ほとんど正面から見られて、前の人が邪魔になることもない。最高の場所かも。 まぁ一番いいのは椅子のある2階席なんでしょうけど、ここはチケットを販売していないらしいです。 私ぐらいの年になるとスタンディングは結構厳しい。けど今回は場所が良かったのでなんとか持ちこたえられました。 開場時間から30分で開演。だいたい時間通りに開演だったんじゃないかな。 トップバッターはBAZRAです。このバンド、前に一度観て気に入りました。 「ワイパー」がイイんだよね。PVも面白いけど。ちょっとファンキーな部分が好き。がなるようなボーカルの声も好きだし。 まずニューシングルの「人間」を演奏。このシングル、ぬわんと100円なんです!ワンコインシングル。驚きですな。ちゃんと儲けがあるのか? 他はこれまで出したアルバムから何曲かやりました。最後に「フリーダム」をやったのは覚えてるんだけど…あと「揺れる」もやったっけ?すいません、曲と曲名が一致してなくて(^ ^; 今日はあんまり何という曲をやったか正確には書けません、あしからず。 でも、バズラやっぱり好き!あのギターが好きなんですね。リズム系のジャカジャカが。カッコイイ!!ギターと声が好き、なんてもう井上さん大好きと言ってるようなものですね。ははは。いや好きですよ。 MCも面白いしね。北海道札幌在住と言ってました。MCではいつもローカル色を出してるようですね(笑) 終わってから、ダッシュして100円のシングル買いに行きました。 ジャケットが、袋です。紙とかプラスチックのケースじゃなくて。 これが安さの秘密?中身も小さい8センチCDで、3曲入り。しかしそれでも100円は安いよなー。 バズラの次はART-SCHOOL。アートはボーカル木下君の個性が強烈ですね。日本にはなかなかいないタイプじゃないでしょうか。イギリスなんかにはいそうですね。 見るからに虚弱そうな華奢な人で、そのためか不思議と中性的な雰囲気を漂わせてます。なのにMCも歌詞もちょっとエロいし。曲もなんだかミステリアスで、でもどっか上品なんですよ。ヨーロッパなイメージ。キレイな花がたくさん咲く庭園みたいな場所が似合う気がするんだけど…私だけかなそんなイメージ持つのは。 耽美的っていうんですかね。壊れそうな、はかない美しさを感じます。 そんなことをライブ観ながら思ってました。音はとても鋭い、激しいロックなんだけどね。あ、「ガラスの墓標」が聴けた!あと「ミス・ワールド」も!!これは嬉しかったな。ラジオで聴いた時、ミス・ワールドはかなりインパクト強かった。 曲の頭の木下君の絞るような声にやられました。 さて、3組目のスネオヘアー。この時点でちょうど18時頃だったかな。 だいたい入れ替え含め1組45分の配分。ってことは終了は9時です。しぇー でも確かに、1組30分以内じゃ観た気になれないよね。 スネオヘアーも楽しみにしてました。「訳も知らないで」って曲が好きだったから。 そしたらやってくれましたよ〜!嬉しかったね。やっぱイイ曲だな、これは。 スネオさんはギター弾きながら歌いますが、ギターが少し高めなところがカワイイ(笑)そしてMCも、ほんとに気さくなあんちゃんで(笑)ていうか少しおっさん入ってるかも(^ ^; 私は「Over the River」のPVしか見たことなくて、無口そうなイメージしか持っていなかったので、かなり見た目の感じとは違う人なのねーとビックリ。なかなか楽しかったです。新曲「ウグイス」もやってくれました。 お次がストレイテナー、なんとギター・ボーカルとドラムしかいない、2人だけのバンド!ベースレス。そんなバンド聴いたことない…これもいろんな意味で楽しみだった。 演奏始まると…いやあすごい迫力ですよ!ほんと、月並みな言葉になってしまいますが、2人とは思えない!こりゃ演奏力ですね、とにかくパワフル。 かなり洋楽っぽいサウンドとアレンジですね。2人しかいなかったのに、今日一番音がデカかったのはこのバンドではないだろうか… ちょっと圧倒されました。 さて、最後から2番目のヘルマンです。個人的には一番楽しみだったかな。 どうやらファンもヘルマンのファンが一番多かったようで、大盛りあがり! 「アクション」「東京湾」「言葉の果てに雨が降る」「ROCK IT NOW」とシングルのオンパレード、これは嬉しい!聴きなれてるせいもあるかも知れないけど、曲作りが上手いなと思いました。メロディアスです。それもちょっとおセンチなメロディ。最後にやった「あまつゆのバラード」、かなり感動しました。ラジオで聴いてイイなと思ってましたが。 そしてウルフ!正直、歌わない人がそんなに目立っていいんだろうか、と見るまでは思っていました。しかし…観てみたら、もういなきゃつまんない!と思わせられた(笑)いや、いなくても、いいバンドであることは確かだけど、ウルフがいることがもうものすごいでっかい付加価値なのね(笑)バンドのライブでの魅力が2倍ぐらいになってるんではないでしょうか。そういう存在がいるバンド、素敵じゃないですかー。これはすごい発明だよなー(笑) すっかりウルフファンになってしまった私でした。 そして大トリ!pillowsです。ピロウズは曲をあまり知らないんだよなー、と思っていたら、ライブ聴いたら知ってるメロディがいくつか出てきた。知らないうちに結構聴いてたのかな… なんというか、さすがにどっしりして動じないというか、太くパワフルなロックでしたねぇ。ギターソロなんかに味があって良かったな。 ただもうこの頃、かなり足腰にキてました。最後の最後で。少しつらかった。 アンコールもありましたが、長いイベントだったから1曲だけ、と言ってくれた時、正直ホッとしました(^ ^; こうして4時間半に渡るイベントは終了。 いいバンド揃いで、楽しかったです。 しかも安かったしねぇ。3000円しなかったんですよ。素晴らしいですね。 こんな安いならまたイベント行ってもいいかなぁ、でもちょっと時間が… やっぱ多くて3バンドぐらいでちょうどいいかも。体力的には。 来週の金曜日、また同じAXでsyrup16gを観ます。去年風邪で断念したシロップ! リベンジだ〜。新作を聴いたけどとてもイイ!これはライブも期待できそう。 - ほとらぴからっ Live - 2003年03月03日(月) 今日はほとらのライブ@南青山マンダラ。 ゾロ目の日のライブが定番となってます。定期という感覚でゾロ目の南青山は毎回来ています。 今回、ネコさんがいないんで寂しいな〜と思ってたんですよね。やっぱりネコさんのバイオリン、そしてMCがかなり楽しみな要素なので。 代わりに登場の向島ゆり子さん、初めて見ます。 今日は仕事が休めず、というか7時半開始だし休まなくてもいいか〜とのんきに考えていて。で着いたのはギリギリでした。 そしたら結構席は埋まってる!いつもこんなにお客入ってたっけ… どうしようか悩み、前回はステージを右から観る感じだったので、今回は左から観ることにした。 メンバーがぞろぞろ入場し開演。 一応書いておくと、 ほとらぴからっ 佳村萌(vo) 張紅陽(key,vo) サポートメンバー 浦山秀彦(g) 向島ゆり子(vn) バカボン鈴木(b) 横澤龍太郎(per) WHACHO(per) 近藤達朗(cl,harmonica) となっています。 ステージ上の並びは、左前に張さん、真ん中萌さん、その右に向島さん。 張さんの後ろあたりに近藤さん。それ以外の方はよく見えませんでしたが多分いつもと同じでしょう。奥に横澤さん、バカボンさん、浦山さん、WHACHOさん。 いきなり「ダンスの楽園」。最近こういうパターンですね、初めの方にハードな曲が来てます。 次が「天女」。アンサンブル、かなりキッチリした感じです。 うまいとは思ったけど、なんとなく物足りなさを感じました、この時点では。 向島さんのバイオリンはパワフル、立って弾いていて、足を放り投げながら(笑)クラシック出身の方と聞きましたが結構おとなしいの反対でした(笑) でも演奏の方は破綻ないというか、やっぱりネコさんとは違いますね。 いやネコさんが破綻してるとは言わないけど。あの鋭さや狂気はやっぱ凄い。 一度聴くとハマってしまうんですよ。それを今日また実感させられた。 MC、今日はおとなしかった。ステージ上も静かだけど(ネコさんいないから)それ以上にお客さんが静か!私は笑ってましたが、あまり笑い声も出ず。 そのせいもありライブは淡々と進みました。 次の「フラミンゴ」で、メンバー紹介。 「痛い時間」の後MC、今日欠席のネコさんの話になり。WHACHOさんがふざけて「クビだよ」なんて言っててドキッとしましたが、ネコさんは北京に行っていたのでした…そういや、こないだのネコかるで言っていた。 私はその話をすっかり忘れてて、ほんとにほとらのサポートをクビになったんじゃないかと実は心配していたのでした(^ ^; でもそうじゃなかった、良かった。 で、ここで休憩のような時間に入りました。ステージ上にはメンバー残ったままでしたが、トイレ行きたい方は今のうちどうぞ、って感じで。 張さんがいろいろしゃべったりしていた。 新曲をこれから演奏します、と言ってその曲が出来た経緯などを。 そしてその後何曲か続けて演奏されました。 やった後で曲紹介してくれたんですが、いまいち曲名がよく分からなかったのです、すいません。なので分かる範囲で書きます。 まず、「運命の出会い」。これもいい曲だよなぁ。 次の曲はインストでした。新曲?これがなかなか良かったのです。 私は張さんが目の前にいたんでよく見えたのですが、ピアノ弾いたりキーボード弾いたり忙しかった。インストではバイオリンとクラリネットでメロディとってた、と思います。素敵な曲でした。しかし曲目が分からない… そしてその次が力作!ずーっと、萌さんが詩を朗読し続けるんですね。 んでまたまた変拍子なんです。私は頭がこんがらがってしまいましたが、いい曲でした。よくあんなの演奏出来るわ、と思います。 演奏が盛り上がって、萌さんの声が少し聴き取りにくかったのが惜しいけど、これはなかなかスゴイです。迫力ありました。しかしこれも曲名分かりません。 なんか中途半端で申し訳ないのですが。とにかくこの連続して演奏された部分は今日の目玉でした。これを聴けて良かった、来て良かったなと思いました。 で、この辺から、演奏がグッとまとまって、これ以降の演奏はいつものほとら、本領発揮、という感じに聞こえた。 その後は「水色」(浦山さんが書いた曲、UAが自分のアルバムで歌ってます)「2022年の七夕まで」「初恋のあとのあと」。 アンコールは、「海ざる」と「さっちゃん」、2曲用意してますけどどっちやりますか、と張さんが言って、「両方!」と声がかかって両方やってくれました(笑) 今回のライブ、始まった時は、やっぱり同じ曲ばかりだと飽きてくるな〜と正直思ったんですが、しっかり新曲がはさまって、最後には来て良かったな、となりました。 あ、浦山さんは巡礼ジャージ着てました(笑) やっぱりネコさんいないとMCがねぇ…いやもちろん演奏も、私はネコさんが好きだし。次は戻ってきてくれると思いますが。戻ってきてくれ〜 -
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