江古田勉強会ビッグバンドの部 - 2002年10月30日(水) 今日は、友人が観たいというライブを一緒に観に行きました。 江古田勉強会、略してエコベン。私は友人に聞くまで名前も知りませんでした。 メンバーは25人。スペクトラムというグループに参加していたトランペットの兼崎"どんぺい"順一さんを中心に、いろんな分野で活躍するプレーヤーたちが集まって組んだビッグバンドです。メンバーの半分ぐらいが江古田に住んでいるらしい。 ライブの場所ももちろん江古田。西武池袋線江古田駅・・・初めて降りた。 日大の芸術学部があるっていうので名前だけ知ってたけど。 ライブハウスは駅の目の前でした。BUDDYというお店。地下へもぐっていき、中に入ると結構広いライブハウスです。落ち着いた雰囲気で、大人っぽい音楽が似合う感じ。 ステージもライブハウスにしては大きめなので、25人も乗れるんですね。 開演近くなると広い会場に人がいっぱい!どんどん増えて、立ち見もいたようです。 そしていよいよ開演。メンバーがぞろぞろ出て来ました。全員座るとさすがに圧巻!これが全員音出したら一体どうなるんだとワクワクしてきた。 そして演奏が始まりました。初めて行くもので、曲のタイトルがよく分かりません・・・一曲ずつ、どんぺいさんが説明してくれてたのですが。 ほとんどが、オリジナルの曲なのです。どんぺいさんが作った曲や、他のメンバーが作った曲など。ジャズのスタンダードは全くやりませんでした。 だからビッグバンドとはいってもジャズとは言えず、ジャズっぽいポップスなのかな。ラテンぽい曲もありましたね。 バンドだけの曲もあれば、ボーカルの入る曲もあり。ひょっこりひょうたん島は楽しかったですよ。ビッグバンドにはピッタリな曲ですよね。 あと面白かったのが「ラーメンたべたい」。矢野顕子さんの曲ではありません。 途中でメンバーのコーラス?があるのですが、いろんなラーメンの名前を挙げていくんです。それを聴いてて無性にラーメンが食べたくなった・・・ そして「トークバトル」というのもあったな。いつもは、メンバー同志悪口言い合う感じらしいんですが(^ ^; 今回は、江古田のオススメのラーメン屋を紹介してました(笑)楽しかったです。メンバーの方の個性がそれぞれ強くて面白いんですよね。1回しか観てないのにとても親しみがわいた(笑) 曲の間に、どんぺいさんが奥の方から毎回出てきて、メンバー紹介したり、曲の紹介をしてくれます。そのしゃべりもなんだかかわいくて(笑)素敵な人です、どんぺいさん。出てくる時にバンドがBGM演奏したりして、ちょっとネコかるみたい。 最後の曲では、どんぺいさんが前へ出てきてトランペットのソロ吹いたりしてました。 休憩を挟んだ2部構成で、アンコールが1曲あったかな。 ファンの方は皆熱心で、最後まで熱い拍手を送っていましたよ。 エコベンの仕事としては、「ナジカ電撃作戦」というアニメのサントラをやっているらしいです。その中の曲もやってくれました。 ライブは、今回が8回目で、次回は来年2月か3月頃の予定だそうです。 また聴きたいな。オリジナルアルバムがあればいいのにな〜と思いました。 あ、今日のライブの様子が見られるサイトがあります。こちら。 http://www.at-living.com/program/index.html 11月11日の18時から、sound flashという番組の中で見ることが出来ますよ。メンバーがしゃべってるとこもあるけど、暗くて見づらい(^ ^; 演奏の様子はちゃんとうつってます。 - Sketch Show インストアイベント - 2002年10月26日(土) 今日は渋谷タワレコにて、あのsketch showのインストアイベントでございます! 私、ずっとライブをやってくれるもんだと思ってたら、トークでした(^ ^; トークの前に、GUTEVOLKと高木正勝さんのライブがあり、最後にトークがあるという訳です。 当日、渋谷タワレコに着き、ちゃんとトイレに行って準備を済ませ、階段のところで待ってると係の人に並ばされた。私は整理番号5番。配布の日にちょうど休みで、早く並べたんです。 待っている間に、紙にトークの時の質問を書かされた。でも急にそう言われても思いつかないもので・・・なんだか月並みな質問ばかり書いてしまった。 時間になり入場。なんと私の前には一人しかいませんでした。あとの人は遅刻なのでしょうか、もったいない。 でそのまま、ステージ前の最前列に。真ん中ではなく少し左でした。 ステージ上には機械がちょこっとセッティングしてある。そしてスクリーンが。 これでどうやってライブやるんだろ、と不思議な気分。 ライブが始まりました。まずGUTEVOLK。ボーカルの女の子と、ドラムの男の子。2人のユニット?でもラジオで曲聴いたことあるけど、女の子がひとりでやってるイメージだったな。ドラムはサポートかも。 音はほとんどシンセから出てて、それに合わせてドラムを叩き、そして歌ってました。画面にはキレイな映像が。曲は変拍子ばかりだったような。 どれもフワフワしていい曲で気に入りました。お金があったらCD買うんだけど、ないんでまた今度・・・ キーボードがセッティングされ、次が高木正勝さん。 スタイルはさっきのGUTEVOLKに似ています。スクリーンに映像を流しつつ、音は機械から出る音がメインで、こちらはそれに自分の即興的な演奏を乗せる感じ。 うーん、こちらの方は、演奏がいまひとつな気がしました。ちょっと自己満足で終わっちゃてるかなと。演奏にインパクトが欠けました。 即興的なところが、ちょっと去年観たエマーソン北村さん思い出しました。 あちらは全くのアナログでしたけど。同じ即興ならエマーソンさんの方がいいな。 さて、ライブが終了し、椅子が3つセッティングされ、いよいよスケッチショウこと細野晴臣さんと高橋幸宏さん登場!! インタビュアーは、スケッチショウの2人とよく一緒に仕事してるライターさんらしい。名前忘れました。 一番左にそのライターさん、真ん中に幸宏さん、そして右に細野さんが座った。 私は最前列でまじまじと2人を見ましたが、2人とも小柄に見えた。 で幸宏さんは顔が小さくて肌がキレイ(笑)、細野さんはいつのまにかあんなに満月のような丸い顔になっちゃいましたね。穏やかな雰囲気で、まあテレビなどで見るまんまです。 時間があまりないようで、さっさと本題に入る。 ライターの方が手に質問用紙をたくさん持ってて、次々2人に聞いていきました。 質問者の名前も読まれてました。最初の質問はなんだったっけな。 あんまり細かくは覚えてません、すみません。 でも、2つめの質問が私の質問だったんですっ!!いやあ嬉しかったな。 名前読まれてドキッとしたけど知らん顔して。内容は、「おふたりはユニットではなくバンドということですが、バンドとしてのモットーは何ですか?」・・・つまんない質問だけど何故か読まれた。そしたら答えは、バンドなので、何枚かCDを出す。2枚目が最高傑作で、3枚目では仲が悪くなるらしい(笑)そんな感じで3枚は出すつもりらしいですよ。 もっといろいろ突っ込んで聞いて欲しかったけどサラっと進みました(^ ^; 他はね・・・ライブの話もしてましたね。何をやるかっていうことで。 でも内緒の話らしいので、ここじゃ言えません。でも、面白いことを考えてるらしいです。楽しみ♪ うーん、もう忘れてしまったなぁ、実は今日とか言いつつこれ書いてるのは2週間以上後なんで(^ ^; かなり、ボーっと2人を見てたので忘れちゃったな。 でも楽しかったですよ。あんなにそばで2人を拝めることももうないだろうな。 ああ、そうだ。ひとつ思い出した。質問で「私のような小娘が、お2人とお近付きになれる方法はありますか?」みたいなのがあって。で、2人は「もう、おいでおいでだよね」とアクション付きで言ってました(笑)半径1メートル以内ぐらいに入ってきたらだいぶフレンドリーだとか。だから飛び込んで来て下さいとか言ってた。そうしたい方はそうしてみてはいかがでしょうか(笑)しかし出来ないよな〜YMOだよ〜飛び込めないだろ普通(笑)恐れおののきますよ。 まぁこんなトークが30分ぐらい。たくさん質問あったのはまあ良かったんだけど、もっとひとつのことをグッと掘り下げて聞いて欲しかったかな。 思ったのはやっぱり幸宏さんは結構気配り上手というか。話をうまくつなげていこうとしますね。細野さんはそれを黙って見てるだけ(笑)細野さんは黙ってると怖いよね。何も考えてないんだろうけど、いるだけで威圧感ありました、やっぱり。 幸宏さんはその点普通っぽい。すごいアーティストなはずだけど、振る舞いは普通の常識人に見えますね。かわいいオジサンて感じで、まだモテるんだろうな(笑) こうしてイベントは終了。たくさん笑いました。 このイベントが16時頃までだったかな?その後19時から、ASA-CHANG&巡礼のインストアも同じタワレコであるので、時間をつぶしてそっちも観る事にした。せっかくなので。明るいところでASA巡観たかったしね。 タワレコをいったん出ていろいろ用事を済ませ、ちょっと行ってみたかったところへ行った。それは名曲喫茶ライオン。渋谷のホテル街の中にある古い喫茶店です。 すでに夕方で薄暗くなっていて、喫茶店の場所は知ってたんだけど、久々に来るんでちょっと迷った。場所が場所だけに私は場違いで心細かった(^ ^; そしてなんとかライオンの看板を見付けました。緑色で結構目立つ。 ここは大きなステレオがあって、クラシックのレコードやCDをかけてくれるんです。建物も古く、レトロな感じ。そういう場所が好きな人は一度行ってみてください。で、そういう特殊な喫茶店なんでお客があまり多くなく、いつ行ってもすいてるんです。今日は土曜日で、1階には割と人が多かったけど2階は少ない。 勝手に好きなところに座ると、ウェイターさんが来てくれる。私はココアを注文した。すいてるから、ココア1杯でいくらでもいられるのです。クラシック聴きながらでも勉強できる人なら、図書館変わりに使って勉強するのもいいかもね。 本を読むとか。寝ちゃうとか。座って時間つぶしたい時にはピッタリですよ。 時間が迫ってきたので喫茶店を出て、またタワレコへ。 5Fへ行くとすでに機材はセッティングされ、お客さんがたくさん座ってた。 予想以上のファンの数に驚きました。若い人ばっかりだし。は〜。 私は朝倉さんの背中を見る感じで横にいました。朝倉さんより湯沢さんが見たかっ たから。あさちゃんゴメン。 7時になり、2人が登場。結構な曲数やりましたよ。朝倉さんの歌もあったし。 明るいと、MCの調子が全然出ないと言っていた朝倉さんが面白かったです。 確かによく噛んでたけどね(笑)朝倉さんのトークを聞いてウケてるユザーンがかわいかったです(笑)色白いっす。で明るいところでもタブラの早業はやっぱり見えなかったです。すんごい。 てことで一日に2つもインストア観て、少しくたびれましたが充実してました。 無料ってところが嬉しいですよね。今日は全てが安上がりだった気がします(笑) - 藤森亮一「LULLABY」 - 2002年10月24日(木) 今日は、待ちに待った、チェロ藤森さんの新譜の発売日っ!! 数日前にやっと詳細が分かり。マイスターさん、結構更新ギリギリなんだよねいつも(^ ^; 藤森さんのソロCDはこれで7枚目。小曲集としては4枚目になるのかな。 小曲集ではこれまで「ラルゴ」がお気に入りでした。ちょっと地味目だけどしっとりとした曲が多くて選曲がいいなと思っていた。 今回は、ポピュラーすぎるぐらいポピュラーな名曲「白鳥」や「トロイメライ」、「夢のあとに」、「ヴォカリーズ」が入るってことで、こりゃもうラルゴよりさらに気に入る可能性大、というか曲目聴いた時点ですでにそのつもりでした(^ ^; だって夢のあとにもヴォカリーズも大好きだもんね。好きな人多いでしょう、きっと。 という訳で、今日は仕事を終えてすぐCD店へ。予約はしてなかったのです・・・ すぐ聴けるかどうか不安だったので。あてにならない店で予約してなかなか入ってこない、というよりも、店を回った方が確実に早く聴けそうな気がしまして。そんなことないのかな。ま、予約が面倒臭いんです単に。 まず・・・橋本には確実にないので(^ ^; 八王子へ。八王子駅前の東急スクエアの中にある新星堂には、クラシックのコーナーがあり結構大きいので、ここならあるかもと思ったのですが・・・ナイ。なんでないのよぉ、バカバカ、と心の中で文句を言って店を出て、そごうの上にある山野楽器にも行ったけどここは小さいので期待出来なかった・・・やはりない。 八王子になければ、町田へ行こうかとも考えてたのですが、それより立川へ行った方がここからなら近い、立川になかったらしょうがない吉祥寺まで行こう、ってことでとりあえず立川へ。ここのGRANDUOにも山野楽器があるんですが、かなりクラシックのCDの品揃えは豊富なのです。前に、藤森さんの師匠の徳永兼一郎さんのCDを見つけたのもここでした。ちなみに隣には楽器や楽譜も売ってます。 ここでなかったらほんとどうしよう、と思ったけど、さすが!ありました。 しかもたった1枚だけ!危なかった・・・いや店の奥には在庫があるのかも知れませんが。 ホッとして購入。他の店は見ずさっさと帰りました。 家に帰り、食事してから、じっくり鑑賞。 1曲目はヘンデルの「涙の流れるままに」。歌劇リナルドより。知らないなぁ。 ピアノはいつもの、カール=アンドレアス・コリーさん。 「ラルゴ」もヘンデルですよね。この曲もちょっと通じるものがあるな。 ゆったりとしたテンポ。涙の流れるままに、というタイトルの割にはとても落ち着いた優しい曲。 次がブラームス「子守歌」。これはなんとなく聴いたことがあるような。 有名かも知れないです。子守歌って、頭にちゃんと「ねむれー ねむれー」って歌詞がハマるようなメロディが多い気がするのですが(^ ^; 偶然?ねむれ〜は日本語だもんね・・・ 次はベルリーニ「やさしいニンファのマリンコニーア」。全然知らないな、作曲家の名前も初めて聴いた。1分ちょっとの短い曲。優雅な美しい曲です。 お次は超有名なサン・サーンスの「白鳥」。これは誰でもどこかで聴いたことがあるであろう曲ですね。CMなんかでも良く使われそうな。 藤森さんのチェロの音色、ただただ美しいです・・・ 次、マルティーニの「愛の喜び」。これは・・・もしやあのポップスの名曲「好きにならずにいられない」の元ネタでは??だってそっくりですよ。なんかね、ラジオでもやってた気がします。実際のところどうなんだろう。 次はフォーレ「子守歌」。これも知ってました。なぜか聴いたことがある。かなり昔のような気がする、でも覚えてるんですよ。ああ、こういう部分あったな、とか。何かの番組のテーマ曲にでもなってたのか、それとも父がよく聴いていたとか・・・?謎ですが、とても懐かしい気持ちになった。 曲としてとても好き。フォーレの曲はたいがい好きなんだけど。 思い出させてくれてありがとう、って感じです。 次のイザイの「子供の夢」、これは知らなかったけどイイ!!とてもいい曲。 低音から高音まで幅広い音域が出て来ますが、どちらもとてもキレイに出ています。これは素晴らしい演奏ですね。 ヘンな話ですが、時々チェロってことを忘れてしまいます。歌として聴いてる瞬間がある。チェロは人間の声に近いのでそれもあるのでしょうけど、やっぱり藤森さんのチェロでの歌い方がうまいからなんでしょうね。自然というか。 やたらビブラートきかせすぎな人もいるようですが、そういうのとは対照的です。 さて次はブラームスの「ワルツ」。これも知っているような気がする・・・ 気がするだけかな?でも有名なようなので聴いたことあったと思います。 こちらも優雅な曲です。 次がクライスラーの「愛の悲しみ」。有名な曲ですね。 これによく似た曲でマリーの「金婚式」ってのがありますね。出だしがほとんど同じ、曲自体の雰囲気もなんか似てる。私は金婚式が好きなんですけどね。 この曲では藤森さんは軽やかに弾いてます。 10曲目、フォーレ「夢のあとに」。 なんとまあ、ロマンチックな曲でしょうかねぇ。フォーレ20才の時に作曲!はー信じられない。もとは歌曲。ってことは歌詞がついてるのか。うーん、あんまり歌詞は知りたくないな。このタイトルだけでいろいろと思いを巡らせたくなるような曲ですよね。こういう曲は藤森さんはお得意じゃないでしょうか。 艶のある音色にピッタリな曲。いつかコンサートで聴きたいな。 次がシューマン「トロイメライ」。 これを聴いていて思わずほんとに眠りそうになった(笑)ダメだ、シューマンはどうしても眠くなるらしいです。あまりにも平和で・・・ 今、聴きながら書いてますが、もうどんどん眠くなる・・・シューマンは催眠術師なのだろうか・・・ てことで次。ラヴェルの「ハバネラ形式による小品」。目が覚めた(笑) ハバネラですねぇ。ライナーノーツには「ラヴェルのスペイン趣味から生まれた名ピース」とあります。もっと激しい曲を想像してたけど、意外に静か、でも情熱的なメロディ。 次はサン・サーンスの「ロマンス」。夢見がちな感じの美しいメロディです。 次、ペルゴレージの「ニーナ」。はぁ、ペルゴレージ、初めて聞いた。 いい曲ですね、ドラマチックで。ん、なんとペルゴレージさんは26才で亡くなられてます。たいそう早死にでしたね・・・ 次のリムスキー=コルサコフ「インドの歌」、この曲もイイ!! 初めて聴いたけど。このCD最後の2曲がロシアものなのですね。 私はロシアの作曲家って好きです。メロディとかツボにハマります。 フランス人も好きだけど。スペインも好き。ドイツが一番ハマらないらしい・・・ インドの歌は低音が効いてます。 最後、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」。 こりゃもう降参するしかないでしょう。何も語る必要なし!! だって藤森さんのヴォカリーズが良くないわきゃーない。いいに決まってるさそりゃあ。まあ絶対負けない切り札のようなものでしょうか。それをもう出しちゃうなんて。自信の現れとしか言えませんね。これをもし生で聴けたら、死んでもいい・・・とまでは言いませんが(^ ^; あー聴きたいような聴きたくないような。複雑です。リサイタルもあるし、このCDの発売記念のインストアライブもあるんで聴ける可能性はあるんだけど。。。 すいません、最後は個人的思い入れに走り過ぎましたが(^ ^; という感じです。全体に、ゆっくりしたテンポの曲ばかりですね。 そしてメロディにどこか哀愁の漂う曲が多く、やはり今回も選曲が素晴らしいなと思いました。ラルゴ以上です! 藤森さんの歌い上げ方も、1作ずつ表現力がより豊かになっているし。 とても繊細に音色を使い分けたり強弱をつけたりしているなと思いました。 こんなに名曲を網羅したアルバム出しちゃって、この後どうするんでしょうか。 まだまだとっておきの切り札があるんだろうか。あーもうファンやめられないじゃないか。困りました・・・いや別にやめたいわけじゃないんだけどね。 とにかく、LULLABYは素敵なアルバムですよ。 渋谷のHMVの5F、クラシックフロアでこのアルバムは試聴出来るようになってる、と思います。インストアライブがあるんでそれまでは出来るでしょう。 他のアルバムも聴けますので、ぜひ藤森さんの音を聴いてみてください。 そして、12月15日(日)16:30より、このHMV5Fにて藤森さんのインストアライブ&サイン会があります!私ももちろん行きます。 CDをその場で買えばサインをもらえますよ。演奏も至近距離で聴けます。 またまた長くなりました。。。ではまた。 - 54-71 Live - 2002年10月21日(月) 本日は54-71のライブ@渋谷ON AIR WEST。 こないだモーサムと54-71の対バンのライブを観て感動し、絶対また観る!と決めていたのですぐチケット買いました。 54-71は、、、知らない人に説明するのは難しいな、このバンドは。 ジャンルがわかんないのです。ロックはロックなんだけど。 CDの帯見たら、ドラムはスネアとハットとキックだけ・・・そっか、気付かなかった(^ ^; そうです確かに。だからあんなにシンプルなんだな〜。 そのシンプルですが力強くタイトなドラムと、私はこのバンドで中心にいるなぁと思っている存在感強烈なベース(ライブでは常に後ろ向きで弾く)、この2人が作り出すリズムが凄いんです。めちゃカッコイイ。 この重量感ある土台に、ギターがいろんな色というか表情をつけてます。 そしてヴォーカルがまた強烈なんだ。歌詞は全て英語なのですが、発音がヘン。 ただの下手だけどそれっぽく歌おうとしてる発音とは違うんですよ。もしそういう発音なら聴かなかったと思う。あんまり英語詞を歌う日本人て好きじゃないから。 狙ってるのか、どうなのか分かりませんが、ヴォーカル佐藤さんの発音は奇妙で面白い。歌い方もヘンだしね。メロディらしいメロディがない曲も結構ある。 まぁ、ぜひ聴いてみて欲しいと言うしかないな。試聴機でいいから。 私は映画「けものがれ俺らの猿と」に提供された曲でこのバンドを知りました。 面白い曲だったんだよね。ヘンなバンド、と思って。 んで「reprise」というアルバムがディスクユニオンで試聴機にあったんで、ちょっと聴いてみたら良かったんです。その時の店員さんが書いたポップが面白かった、「いきそうでいかない寸止め感」とか書いてあって。まさにその通り。 そうそうその悶々とした感じなんです(笑)だから重くて内向的なイメージの曲が多いけど、ちょっとユーモラスだったりもする。 はい、説明長過ぎました(^ ^; えーと今日も友達と一緒に観た。WESTの一番後ろの壁にはりついてました(笑) ちょうど、横に関係者が入っていく扉があり。関係者は2階で座って観られるらしい、ええのう。そしたら、まずモーサムのベーシスト武井氏らしき人を発見。サングラスしてましたけどどうやらそうらしい。人が寄っていって挨拶してたし。 その後、ナンバガ向井氏らしき人が目の前を通っていった・・・ひえ〜。 友達によればナンバガのひさこちゃんも来てたそうです。すげー。 アーティストがこんなに観に来るなんてね。 そんでこのライブはビュージックで生中継されてたそうです。友達が録画してるのでいつか見せてもらえるでしょう。 さて。そう、前座がいたんです。いや、前座と思ってたら立派なゲストだったらしい(^ ^; PELEというアメリカのバンド。歌なしのインストでした。うーん、悪いけど54-71の方が演奏うまい、と思ってしまった。実はスゴイ人達なのかも知れないが。まあタイプが違いますけど。ドラムが走りがちなのが気になって。あちらの人はおおらかでそういうのは気にしないのかしら? これが前座じゃなかったので結構長くやって、やっと54が登場。 セットリスト載せておきます。ひとのサイトからパクりました(^ ^; 1 humpty empty mellow blues 2 luminous aluminum 3 hot pants 4 beyo〜nd 5 don black cock 6 snow 7 professor 8 ceiling 9 swamp disco 10 what color 11 lonsome mold boy 12 fire fever 13 riceball blues 14 doors 15 life 16 reveal やっぱね〜1曲目のhumpty〜がイイ!!カッコよすぎる!!! 試聴機があったらまずこれを聴いてくださいな。音量最大で。ははは。 あと、6曲目のsnowも好きです。ceilingやlifeはライブでは多分定番だと思います、こないだもやったし。いやがおうでも盛り上がる曲というか。 で新しいアルバムの中のwhat colorやriceball bluesは、なんとなくなごむ曲。 そう、一番新しいアルバムは、メロディアスで聴きやすい曲多いですよ。 enCloroxってアルバムです。54-71初めて聴くにはイイかも知れません。 今考えると私が最初に聴いたrepriseが一番ダークでマニアックだったかも。 音がライブからはかけ離れてるし。これはこれで好きだけどね。 この16曲を、ほとんど休みなく続けて演奏。何考えてるんだ(笑) あきれてしまいますね。すごい体力と集中力です。普通MCとか入るだろ〜。 さすが毎日8時間練習してるだけあるよ。とんでもないバンドです・・・ 終わって、拍手が鳴り止まず、佐藤さんが出てきて挨拶していました。 それでも皆帰らないので、また出てきて「お片付けのショーを始めます」だって。 お茶目ですね。やってることはスゴイけど本人はいたって普通という感じがまた好きです(笑) 54のライブはほんと、緊張感がほとばしっていて聴いてても疲れる部分もありますが、やっぱそういうライブって聴き終わって気分がスッキリしますね。心地よい疲れというか。すごいものを観たな、って充実感と。 54のファンて過激なのかと思ってたけど、みんなマジメに聴いています。 これなら私も安心です。今度はもっと前で観たいな。 うーんすっかりハマってますな・・・ - 八王子フィルハーモニー管弦楽団第28回定期演奏会 - 2002年10月14日(月) 今日は、八王子市芸術文化会館いちょうホール大ホールにて、八王子フィルの定期演奏会。今回はなんと、チェロの藤森亮一さんがゲストでドボコンを弾かれます。これは嬉しい!!八王子といったら私にとってはほとんど地元、そこで藤森さんのドボコンが聴けるなんて!!あ、ドボコンというのはドボルザーク作曲のチェロ協奏曲のことで、とても有名な人気のある曲です。郷愁を感じさせるところが、日本人には特に人気があるかも。チェロの技的にも見た目ハデです。カッコイイんだよね〜。 私が最初にドボコン聴いたのは、2000年6月18日、埼玉会館で浦和フィルと藤森さんの演奏。CDでも聴いたことなくて全くの初めてでした。それもあって感動は大きかったです。大きなホールにお客さんがいっぱいで、藤森さんの演奏も気合入っててすごく良かった。圧倒されてしまった。疲れて、ドボコン聴いてすぐに帰った(笑) 次が2001年11月24日。東京オペラシティコンサートホール、フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団と、やっぱり藤森さん(^ ^; すいません、他の人のドボコン聴いたことありません、生では。 この時も、大きいホールにほぼ満員のお客さん。藤森さんガンガン弾いてらっしゃいました。この時は、第2楽章の美しさが印象的だった。前より冷静に聴けたしね。 この時は友達と一緒に聴いてて、ドボコン終わってすぐレストランで食事してたらなんと他の店に藤森さん一家が入っていったのを目撃したという・・・(^ ^; そして今回は八王子フィル。オケをやってる友達の友達が、八フィルに在籍してて、かなり早く情報をもらったんです。藤森さんが出るよ!という。 その後も、リハ見に行ったら、とか言われたけどやめました。楽しみはとっておこうということで。 いよいよ当日! 開場時間少し過ぎて着いたら、もうかなりの人が入ってました。 やはりゲストが藤森さんということで、いつもより人が来たらしい。 こないだ鳥肌実の演説で来たばかりのいちょうホール(笑) キレイなホールです。あ、でもクラシック聴くのもしかして初めてかも・・・ 八王子フィルは、だいぶ前に映画音楽をやった時に聴いたんだ。他のホールで。 もう10年ぐらい前だと思います。それ以来。 1曲目はモーツァルトの、「後宮からの逃走」序曲。 なかなか派手で楽しい曲だった。金管の音の外し方が気になった・・・ドボコンでは大丈夫かな、と。でもアマオケはしょうがないんですよね。いろいろなところを聴いたけど、みんなそうです。外さないところは滅多にない。金管がしっかりしてるなーっていうところは弦がイマイチだったり(^ ^; そりゃプロに近いようなアマオケもあるんでしょうけど。 2曲目がドボコンです。藤森さん登場!! 第1楽章、この、独奏が始まる部分、何度聴いてもカッコイイ!!この1楽章だけでも結構長く、聴く方もどっと疲れます。多分弾く方も疲れるのでしょう・・・ 1楽章は藤森さん落ち着いて弾かれてるようでした。じっくり歌い上げる感じ。やっぱりこれが持ち味ですね、藤森さんの。 第2楽章は今日も美しかった!勢いのある1楽章の後で、ほっとできるゆったりとした楽章なんですが、藤森さんの音色は今日もキレイでした。うっとり。 第3楽章、これも激しい楽章。ちょっと藤森さん疲れが出たのでしょうか、不安定な部分も見られました。こういう時は聴いててドキドキハラハラ。私がドキドキしても何の意味もないのですが(^ ^; そして、最後の最後の一音に、すごく感動してしまった。なんでだろう。 この時の音には、何か特に気持ちがこもってた気がしたんです。気のせいかも知れないけど私にはそう聞こえました。なんとも言えない表情の音だったのです。 それとも私の、あー終わっちゃうよ〜という気持ちがそう感じさせたのか(^ ^; いえ、やっぱり藤森さんの表現力でしょう。 という感じでドボコン、終わっちゃいました。何ヶ月も前から楽しみにしていたドボコンがぁ。また1年後ぐらいに聴けるのでしょうか。 ドボコンの後休憩。今日は、八王子で家からも近いし、メインのプログラムがチャイコフスキー交響曲第5番てことで面白そうだったんで、最後まで聴きました。 チャイ5を生で聴くのは初めてです。CDでは何度か聴いてます。結構好き。 ていうか4楽章ばっかり聴いちゃうんだよね。N響アワーでもとりあげられるのは4楽章が多いし。こないだ追悼で放送したスベトラーノフさんの4楽章が素晴らしかったなぁ。 アマオケの演奏でしたが、充分迫力ありました!なんというか、指揮者の方がうまくリードしてるように思えた。煽るっていうか。オケもそれにこたえようと必死でがんばっていて。見てて応援しちゃう感じ。そういうのもアマオケを聴く醍醐味かも知れません。あまりうまくはないけど、情熱がある。一生懸命さがいいんですよ。地元のアマオケを続けて聴くっていうのがきっといい聴き方なんだろうな。応援して、だんだんうまくなって。ほんと、何年か聴くと分かりますよ、上達が。私は友達が参加してる江東フィルを聴いてて思ったけど。 私の場合は地元というとこの八王子フィルか、町田、相模原あたりなのかな・・・ なんせ境目の辺に住んでるもんで(^ ^; チャイ5、すごく盛り上がって終了し、アンコールもありました。何の曲か忘れちゃった。熱気がすごかったです。扇子出して煽いでたんだけど、その扇子をこのホールに忘れてきたらしい。気に入ってたのに。また買おうっと。 ホールを出て、とても清々しい気持ちで駅まで歩きました。 藤森さんはもちろんカッコよかったし、八王子フィルも頑張っていたし。元気が出る演奏会でした。 - ほとらぴからっ Live - 2002年10月10日(木) 本日はほとらぴからっのワンマンライブ@南青山マンダラ。 日曜日にネコかるゲストのほとらぴからっを観たばっかりで、また観られるなんて・・・なんかもったいない気がしてしまいます。なんせ10年以上冬眠してたユニットなんだから・・・でもまぁ精力的なのは嬉しいですけどね。 会場に着いて、どこに座ろうか結構悩みました。いつも浦山さんが人のかげに隠れて見えないので、今日こそはちゃんと観たい、と思って。 その結果、真横から観ることにしました。バーのカウンターの前、一番手前の入り口側。目の前にパーカッションのセットが。WHACHOさんが超目の前になる訳だ・・・よく見たら今日の演奏の曲のリストが譜面台に乗ってて、思わず書き写そうかと思ったけどそのうちWHACHOさんがあらわれ、持っていってしまいました。残念。 私はここで初めてオムライスを食べました。おいしかったです。 食べ終わりボーっとしていると斎藤ネコさんがやってきてさっそくお酒を注文してました。次々メンバーが出てきて後ろをうろうろしたりしてて、ドキドキ。 こういうのもライブハウスならではですな。アーティストとの距離が、ない(笑) ま、私は話しかけたり出来ませんが。 さて、場内暗くなり開演。バックのメンバーが舞台にぞろぞろ出てくる。 ほとらの2人はなんと客席から舞台へ。舞台上に楽器がいっぱいなので、客席から行った方が早かったんですね。 浦山さんは、WHACHOさんの斜め後ろに座りました。横からですが良く見えた! 今日は、いつものメンバーに、クラリネットの近藤達朗さんが加わりました。私は初めて演奏聴きます。 1曲目は「す・き・ま」。いきなりこの曲!これ、カッコイイんだよね〜。いつもならライブの後半に来るようなタイプの曲ですが。 この後の「一直線上の悲恋」、「ダンスの楽園」も、ヘビーというか、疲れそうな曲なんですよ。今日は疲れる曲を先にやっちゃって後で楽しようという作戦?? 一息ついてなんと「重陽」!!この曲がまた素晴らしいのです。美しいというか可愛らしいというか、うん。大好きな曲。ライブで聴けて幸せです。 その次の曲は知らなかったのですが「吸う鏡」というタイトルらしいです。これは、さっきのセットリストを盗み見て覚えてたのです(^ ^; 新曲なのかな? ここまでたたみかけるようにやって、休憩。早いな、と思いました(笑)曲数少ないもんね。 第2部のはじめの2曲がタイトル分からない。そのうち1曲はヒミカだったかも。自信ない(^ ^; 次が「フラミンゴ」。ネコさんのヴァイオリンのソロの部分があり、カッコよかった〜〜〜!!さすがです。 そして「花子さんの場合」、「残夢」。この後MC、それぞれのスケジュールをひとりひとり発表していきました。 ほとらぴからっは11月24日に大泉学園でイベントがあるそうです。ビニールハウスで・・・なんか面白いらしいです。そして3月3日にまた南青山マンダラでワンマン。あくまでもゾロ目にこだわってます。 その後「天女」、「初恋のあとのあと」、「2022年の七夕まで」とやって第2部終了。 アンコール、張さんと萌さんだけで「夢みるように眠りたい」!張さんのピアノ素敵。そして全員で「さっちゃん」をやって、全て終了。 真横から観てて、ステージが目の前にあるので音もかなり迫力ありました。だんだん盛り上がるところは音がぐわーっと迫ってきます。 浦山さんのギターも良く聞こえたし。でもまぁ今度は正面狙います。 そうそう、今日やっとほとらのオリジナルグッズの手ぬぐいを買いました。こないだはお金がなくて買えなかった・・・ キレイな色でしっかりした手ぬぐいですよ。欲しい人はほとらのライブへ行きましょう!! あとはCD再発してくれれば万々歳なのですが。。。 - 向山佳絵子&藤森亮一 コラボレーション・ストーリー - 2002年10月09日(水) 今日は、チェリスト向山佳絵子と藤森亮一のデュオコンサートの日。 場所はなんと町田市立国際版画美術館です。 ここでは「ミュージアム・コンサート」というのをやっているらしく、今回が73回目だとか。そんなにやってたのね。私は町田市民だけどまるで知りませんでした。 このコンサート、毎回無料なんだろうか?今回は無料でした。往復ハガキで申し込んで、抽選で当たれば観られるというもので、私は申し込み開始日にハガキを出した。ドキドキしてたのですがなんとか当たって観ることが出来ました。 この版画美術館は、町田駅から歩いて10〜15分くらいのところにあります。 近道を歩くと、すごく急な坂があって。あの坂は怖い。 その急坂を降りたところに美術館があります。 私は、エントランスまで入ったことはあったけど、版画は観たことがありません。今度観に来よう。 会場に着いて中に入ると、椅子がエントランスホールいっぱいに並んでた。 そして階段があって、その階段をのぼって美術館に入るようなんですが、その階段を少しあがったところの踊り場に、椅子と譜面たて。まさかそこがステージになるとは思ってなかった。いい考えだ!後ろの方の席からも良く見えるしね。 開演時間近くなってくると、席はほとんど埋まりました。かなりの人数。 年齢層結構高かった。みんな地元の人たちなのだろうか・・・ さて、客席側が暗くなりお二人が登場。向山さん、髪を切られたんですよね。お似合いです。キレイだな〜。藤森さんはスーツ。 藤森さんが客席から見て左側、向山さんが右に座って、まず1曲目がボッケリーニ「2つのチェロのためのソナタ G.74」。 明るく、クラシックらしい曲!という印象。もちろんコンビネーションはバッチリ。夫婦ですからね。 音は、やっぱり壁が全面石ですからよく響きます。最初はちょっと響き過ぎかなと思ったけど、だんだん慣れました。 1曲終わって藤森さんがマイク持ってMC。あら、しゃべり付きなのね(笑) プログラムについてちょっと紹介して、藤森さんは下がり、向山さんがバッハの無伴奏チェロの5番を弾いた。これは快演でした!楽しかったです。粘っこくならず、軽やかで明るい。短調なんですけどね。爽やかな演奏でスカッとしました。 次がバルトークの「44の二重奏曲」より、今日は7曲。どれもごく短い曲、特に「蚊の踊り」は面白かった。ぶんぶんいう感じが良く出てて。ネコかるの「虫」を思い出した(笑) ここで15分の休憩。無料コンサートなのになかなか盛りだくさんな内容。 休憩明けは、藤森さんのソロで高橋悠治作曲の「石」。 この曲について向山さんが解説してくれたのですが、楽譜でちゃんとメロディが書いてあるのは最後だけで、他の部分は、「グリッサンド」とか「ピチカート」などの指定があってそれを演奏者が自由に表現するらしい。 どうなるのかとドキドキしましたが、聴いてると一定のテーマはあるようでした。ネコかるで良く出てくる音が出て来たので笑いそうになった(^ ^; なんかこう、ひとつのオブジェがあって、それが別のところから見るといろんな形に見えるような、そんな雰囲気の曲。 不思議な曲で、聴く方もちょっと緊張して、かたまって石になるっていう曲だったりして(笑) 次は、再び向山さんが登場し二人でバッハの「シャコンヌ」。 バイオリン用の曲を、4本のチェロ用にアレンジし、それをさらに2人用にアレンジしてあるというもので、難曲になっているということでした。 チェロでのシャコンヌは、ラ・クァルティーナでも聴いてて、この2人のデュオでも聴いたことあるし、何度も生で聴いてるんだけど、何度聴いてもハラハラします(笑)やっぱり難しそうで。高音をたくさん使うからでしょうか。でもいい曲で飽きません。 最後にパガニーニの「モーセ幻想曲」。これも難しそうでした。メロディを2人の奏者が交互に弾いてて、音だけ聴いてるとどっちがメロディ弾いてるのか分からなくなってくる。忙しいけど楽しい曲でした。 拍手はなりやまず、アンコール。まず、グノーのアヴェ・マリア。 メロディを藤森さん、伴奏部分を向山さんが弾きました。 この伴奏が面白くて、バッハの無伴奏チェロの1番のプレリュード風。 調はどっちに合わせてたか忘れましたが・・・初めの方は、そのまんまプレリュードでした。そういえば同じだなぁ、気付かなかったけど。 もう1曲は、ベートーベンの「運命」をパロった曲。運命だけでなく、他にもいろいろベートーベンの曲が出て来ました。私がタイトル分かったのは「エリーゼのために」ぐらいだけど。 冗談音楽で、わざと音程外して弾いたり、それに隣の人がしかめっ面してみたりとか(笑)どんどん音がさがっていって止まらなくなったり、楽しい曲でした。2人とも役者だねぇ(笑)12人のチェロなんかで鍛えられてるからでしょうか(笑) アンコールにこういう曲っていいですね。モルゴーアでもそうだけど。 なごむんですよね。途中が重い曲だったとしても、楽しい気分で帰れます。 全部終わって、9時前ぐらいだったかな。充実したコンサートでした。 無料でこんなに曲聴けるなんてスゴイ。ぜひまた2人でやって欲しいな。 いや藤森さんが出ればデュオでもトリオでもカルテットでもソロでも何でも… 帰り、急坂をえんやこらとのぼって帰りました。 でもおりる時よりは怖くないし急に感じなかったです。 町田駅のそばのツタヤで中古CDを3枚買って帰宅しました。 - 斎藤ネコカルテット Live - 2002年10月06日(日) 今日はネコかるライブ。久し振りの吉祥寺マンダラ2。 ゲストはほとらぴからっです。ネコかるゲストは2度目。数日後にほとらのワンマンがあるので、宣伝のためのゲスト出演?(^ ^; さてメンバー登場。出て来てビックリ、今日の衣装はなんと「つなぎ」。色はオレンジと黄色の2種類。これでもパジャマだそうです。ステージ上ではかなり暑いらしい(^ ^; いやーカワイイというかなんというか。半分あきれます(笑) ネコさんも言ってたけど、あやしげな幼児教育関係者って感じでした。 そして出てくるなり、藤森さんは頭に手ぬぐいを巻きました。なにやら、剣道の時に面の下に布?を巻く時の巻き方らしいのですが。その手ぬぐい、ほとらぴからっのグッズなのです。黄緑色と水色の鮮やかな手ぬぐい、7月7日のほとらのライブから売り出しているもので、私はその日お金がなくて買えなかった手ぬぐい(T_T) ネコかるメンバーにあげたんでしょうね。これ2000円するんですよ〜。欲しい人は、ほとらぴからっのワンマンライブに行って買ってね。 まず、秋の曲をいろいろとアドリブっぽく弾いていきました。覚えてるのは「小さい秋」ぐらいかな…(^ ^; そうそう、今日はネコかるに初めてデジカメを持っていき、撮りつつ聴いてたのでちょっと耳に入ってない部分もあり(^ ^; 内容をあんまり細かくお伝え出来ないかも知れませんのでご了承下さいませ。ネコかるライブは撮影・録音、全然OKでございます。まあ演奏中あんまりフラッシュたくのは迷惑だと思いますが。 休憩中にメンバーをつかまえて一緒に写真を撮ってもらうとか、サインをもらうなどもOKだと思います、多分。そのぐらい気軽な空間なんですよ〜、って私はあんまりしたことないんだけど(^ ^; 今日は、MCマイクが、いつもはネコさん側と藤森さん側に2本しかなかったのを全員分、4本置いてありました。でもあんまりしゃべってなかったな。 次の曲はB級クラシックということで、ジョン・ケージやジョルベ(だったと思う)の曲を、全員が初見で演奏。しかし…ジョン・ケージはなかなか厳しいものあったね。眠くなりました(^ ^; ところどころ、全然違う事弾いてた人もいたみたいですが、気付きようがないしね。藤森さんは、数日後に弾く高橋悠治の「石」を弾いてたらしい。 その後、爽やかに「この広い野原いっぱい」を弾いたんだけどそれまでの曲とのすごい落差にクラクラ(笑)ほんと、妙なライブだな〜。これが初ネコかるだった人は面食らうでしょうね(笑) 休憩があり、第2部。1曲目は「お祭りマンボ」。これをやったのは…ネコさんの地元の狛江でお祭りがあるからだっけ?? そしてゲスト登場。ほとらぴからっのお2人。説明するのが面倒になってきたので、過去の私の日記を読んで下さい(^ ^; ボーカルが佳村萌、アコーディオンが張紅陽(チャンコーヨー)。アンニュイな萌さんと、ボーイッシュな張さんのコンビがとってもイイのです。 まず1曲目は「海ざる」。これは素晴らしい曲なんですよ〜、アルバムの中でも大好きな曲。しんみりとした美しい曲なんですが、なんで海ざるなんだろう… MCでもタイトルのことが話題になり、藤森さんは海のざる(竹で編んだアレ)だと言い…ざるに小豆?を入れてザザーっという波の効果音をやりたかったらしいです(笑) 次、「花子さんの場合は」。これも萌さんがタイトルを説明してたけど…そのまんまだったな(笑) で、ネコさんが動物園の象の花子さんの事じゃないですよね、とかまたヘンなことを言い出して。でもそれを萌さんも張さんも良く聞いてないという、ちぐはぐな会話が面白かったな(笑) 次が「ダンスの楽園」。あー、何度聴いてもコレは楽しい!!ラスト、変拍子でどんどん早くなっていくんですよ。これが耳に残るんだよね〜、曲が終わってもしばらく引きずるんですよ、いつも。 最後が「天女」。かわいらしい曲です。萌さんのイメージにピッタリ。 ほとらのアンコール、しばらくいろいろ悩んでたのですが、なんとネコかるのレパートリーである「スモーク・オン・ザ・ハイウェイ・スター」を共演することになり。この曲は、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の間に「ハイウェイ・スター」がはさまってるという代物。 どうなることかと思いましたが、萌さんはサビの部分だけ歌い、張さんはラスト、スモーク・オン・ザ・ウォーターに戻った時にソロをやってくれてカッコ良かった!!興奮致しました。 こうしてゲストコーナー終了。この後ネコかるがルパン3世を弾いていったんさがり、アンコールはまったりと「プレゼント・フォー・ユー」でした。 という訳で今日も楽しいライブでした。 次回ネコかるライブは11月11日です。 …あー、今日デジカメで撮った写真はほとんどが手ブレでどうしようもない写真ばかり(^ ^; くそ〜。 でもその中でちょっとまともなヤツを壁紙にしています☆ どうやったらうまく撮れるのだろうか…また挑戦します。 - お久し振りです - 2002年10月04日(金) いやーもう10月じゃないか!サボったサボった、1ヶ月もサボってしまった(^ ^; すいません。ライブにもあまり行ってなくて。CDはたくさん聴いてるのですが、人からたくさん借りてて聴いてると書く時間がない(^ ^; という訳で書いてませんでした。 9月はね〜、1日の巡礼は書いたでしょ、その後は18日に、J-WAVEのコミューンって番組のイベントに行って来ました。渋谷のWEST。出演者は、前座がソッフェ、そしてケイト・ブロウ、スピナビル&ザ・ケイブマンズ、バズラ、アートスクール。全部カタカナでごめん。 ソッフェは、なんか聞き覚えあると思ったら、先日東京FMのラジアンにゲストで出てきたのだった。で「変態マスター」って曲があってそれを流していた。 ライブでは「変態マスター」やってくれなかった。残念。でも「マイペース」って曲は結構良かったよ。 ケイト・ブロウは歌はうまかったけど、ちょっと地味。グッと引き込まれるとこまで行かなかった。まだ新人さんだと思うからしょうがないか。がんばって下さい。 スピナビルはレゲエなんですが良かったよ!ボブ・マーリィの「ゲット・アップ・スタンド・アップ」やってくれて嬉しかった〜。「まっすぐに」もやってくれたし。ボーカルの人の歌がスゴいです。声がイイ。 そしてバズラ、これはもう今日の収穫!って感じでした。カッコイイーーー!! 音がカッコいいんですよ。見た目は別に…でもボーカルの人好き。MCも面白かった。アルバム買っちゃおうかなと思ってます。またライブ行きたい。 トリのアートスクールはもちろん良かった!音が凄く鋭いです。スピード感と、時々ガーッとテンション上がるところが気持ちいい。 ボーカル木下君のエッチなMCも微妙でイイし(笑) とこんな感じでした。それから翌日19日、朝からまた渋谷へ行き、タワレコでスケッチショウの新譜を購入、インストアライブの入場券ゲット! かなりいい番号だったので一番前で観られそうです。ドキドキ・・・ スケッチショウの新譜、すごくいいです。リラックスした作品になってます。 「ごきげんいかが1・2・3」がカッコイイ!!!そして教授がコード進行を考えたという「ワンダフル・トゥ・ミー」、3人の良さが見事融合されてて、美しい曲になってます。 それから9月27日は、音楽じゃないけど鳥肌実@八王子いちょうホール! 地元に中将がやってくる!!ということでもちろん行きましたよ。 内容は、日比谷野音とほとんど同じでしたが、今回の演説は良く出来てて、また笑いました。前の方の席で、しっかりと目に焼き付けましたよぉ〜。 9月の報告は以上。やっぱりライブが少なかったよね・・・ しかし10月は行きますぞ〜。6日からの1週間がスゴイです。 6日が斎藤ネコカルテット、9日が藤森亮一と向山佳絵子のデュオ、10日ほとらぴからっ、11日ASA-CHANG&巡礼。 その後は14日八王子フィル、21日が54−71、26日スケッチショウインストアライブ、となっております。 ロックからクラシックまで、幅広く・・・ね。 てことでまたライブの様子をこのページでお伝え致します。 何も更新してなかったのに投票してくれたあなた、ありがとうございます。 嬉しかったので久々に更新してみました。 あさってのネコかる、ゲストがほとらぴからっだそうです。うれしいっ! こじんまりとしたマンダラ2で、リラックスした演奏と歌を聴かせてくれそう。 浦山さんも来ないかな〜、なんて・・・ -
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