チェリスト藤森亮一 - 2001年04月30日(月) 今日は雨。うっとうしい天気だ、連休だっていうのに。 前にも書いたけど私はチェリストの藤森亮一のファン。 どんな人かというと、NHK交響楽団のチェロ首席。と言ってもクラシックファンじゃなきゃ意味わかんないよね。私もそうでしたよ・・・ NHK交響楽団、通称N響は、日本ではトップと言ってよいレベルのプロオケです。テレビでも、日曜日の9時から教育テレビで「N響アワー」って番組をやってます。NHKが持ってるオケだからそうなるんでしょうけど。そのため日本中の人が見るので、人気は高いと思われます。実力もある、と思います。伝統があって、テレビで流れて、、、そうね、野球で言えば巨人ですね。 そこの首席・・・首席とは、それぞれのパートのリーダーですね。 野球で言えば、常にスタメンで出場している選手、てなもんでしょうか。 そう簡単にはなれないでしょう。そんぐらいすごい・・・はずです、N響首席は。 その首席に藤森さんは30代半ばでなってしまったんだからなおスゴイ。 昭和38年生まれなので今年で38才。クラシックではまだまだ中堅ですね。 あまり派手なことはやらないのでクラシックファン以外にはあまり名前を知られていないと思いますが、クラシックに少し興味がある、とかチェロの音が好き、という人に、ぜひ彼の生演奏を聴いてみてもらいたい。きっと感動しますよ。 私はそれほど他の人のチェロの演奏を聴いてないので、比較できないところが悔しいけど、なんと言えばよいか・・・ 彼のチェロの音色は、私が思うに、とても艶がある音です。艶とは光沢のこと。 いや、でも艶のもう一つの意味の「色っぽさ」も確かにあるかもね。。。 チェロの渋さがあまり感じられない。深みがあるんですが、とてもよく磨かれた繊細な響きがある。ちなみに彼のチェロは1614年生まれのアマティ。 楽器がいいから、ってことにはしたくない・・・やっぱり腕でしょう。 独特な音のような気がするんだけどどうなのだろう。 それと弾き方。CDを聴いていると、やはり音をよりよく響かせることに最大に気をつかっていて、歌い方はあまり行きすぎずオーソドックスという印象がします。 あくまで私的な印象ですが。特にソロの時。これまでの選曲のせいもあるかも知れません。藤森さんは、アンサンブルやオーケストラでの方が、感情表現豊かなように感じられる。ソロだと大人しい印象で、それが少し残念なのです。 個人的な好みは、喜怒哀楽の激しいものの方が好きなもので・・・ 音色からそれを感じられる演奏が聴きたい。 藤森さん自身が目指すものは、それとは違うところなのかも知れませんが。。。 ソロCDは、1枚目がコダーイ・ヒンデミット・リゲティのソナタが入ってるとんでもなく難しそうな曲ばかりのアルバム、でもとても面白いです。 2枚目は「メディテーション」という小曲集。3枚目がバッハの無伴奏チェロ組曲、4枚目・5枚目は同時発売で「ラルゴ」という小曲集と、「パストラール」というバッハの曲を集めたもの。 そしてつい最近、これはアンサンブルですが、また面白いCDが出ました。 N響のチェロのメンバー4人でにわかに結成した「ラ・クァルティーナ」というチェロのカルテットで、「シャコンヌ」というアルバムを作ったのです。 気心の知れたメンバーだということもあるのでしょうが、息はピッタリ。 私は藤森さんの音色だけはわかりますが、やはりアンサンブルだと生き生きしてる!自由に弾いている感じがする。 しかも、いつもは普通のカルテットで、メロディばかり弾くことはないですからね。なかなか藤森さんにとってオイシイ企画ですなぁ。 このCDのラスト、あの有名なカザルスの「鳥のうた」が入っています。 これまでの藤森さんのソロのCDに入っているどの演奏よりも素晴らしいです。 この曲に思い入れがあることは、藤森さんはいろんな場所で語っていました。 カザルスの伝記を読んで感動してチェロに興味を持ったとか・・・ そしてそのカザルスの弾いた曲の中でも「鳥のうた」が一番お好きだとか。 その思い入れが充分伝わってくる演奏です。 嘆き悲しんでいる、重たい音です。 CDを出すごとに、表現が豊かになっていっているような気がする。 これからさらに熟成していって、実力で、世界に認められるチェリストになってほしい。それが私の夢なのです。 あ、今後の藤森氏の予定ですが、6月20日にモルゴーア・クァルテット@紀尾井ホール、6月23日に渋谷HMVにてラ・クァルティーナの無料ライブなどがあります。特に23日は無料で、サインももらえますので、興味ある人、行ってみて下さい、ぜひぜひ。5時からです。もちろん私は行きますぞ。 あー長かった。でも語っても語りつくせなーい。 今一番好きなアーティストなので。 そうそう、言い忘れたけど藤森さんは顔もカワイイですよん。 弾いてる姿がとっても素敵。女性ファンが全国にたっくさんいるのです。 がんばれ、藤森亮一!!! - 夢みるように眠りたい・・・ - 2001年04月29日(日) 今日は私にとって大事件がありました。 なんと生まれて初めて携帯電話っちゅーもんを買いました。 ずっと持たずにいたんだけど、とうとう買ってしまった。 もともと電話はあまり好きじゃない。だから買わなかったんだけど、 メールは好きなんです。メールのために買ったようなもんだ。 家に持って帰って、いろいろやってみている。難しい。機能がたくさんあるのはいいんだけど・・・ そしてさっそく、着メロを作ってみている。これが楽しみであったのだ。 面倒くさいけど、好きな曲で作れるからうれしい。 ケイタイ買ったら着メロ作りたいと思ってたのが、映画「夢みるように眠りたい」のテーマ曲。ちょっと寂しいですがはかなく美しい曲です。 映画では、モノクロで、桜がハラハラと散るラストシーンに使われております。 世の中には美しいメロディがたくさんありますねぇ・・・ そういう忘れられないメロディのうちの、一つです。 さて、、、また携帯で遊ぶかな。 - ONE MORE YMO - 2001年04月28日(土) YMOのライブを集めたCD「ONE MORE YMO」を買ったのはおととい。YMOファンと言いながら、それほどCDは持ってません。 私が初めてYMOを聴いたのは小学校4年生ぐらいだったかなー。あの電子音が非常に新鮮で魅力的で、ハマってしまった。だけど小学生で家も貧乏でお金ないから、ワールドツアーをFMで放送した時に親に録音してもらったテープを繰り返し繰り返し聴いていた。今でもその古ぼけたテープは宝物で、ライブっていったらこのバージョン以外を聴いても気に入らない、ことが多い。 あとライブものは「アフター・サーヴィス」が出た時には親にねだってLP買ってもらって、これもかなり聴きました。これもまあまあ好きですが、ライブっぽさがあまりないんですよね。「FOCUS」や「邂逅」はオリジナルより好きだけど。 なので「ONE MORE YMO」が出た時も、買おうかな、と思いながらもためらってしまい買えなかった。 けどおとといまた見つけて、やっぱし「SEOUL MUSIC」や「MASS」を聴きたいと思ってとうとう購入。 そしたらばやっぱりその2曲が凄かったのだ。 ソウル〜での細野さんのベース!!!たまんないっす。 幸宏さんがレビューで言っている通りリズムがはねてますね、オリジナルより。 その感じがもー・・・気持ちイイでございます。 ソウル〜といえば、「オール・トゥゲザー・ナウ」ってイベントでもちょこっと演奏されてそっちも良かったな。いろんな曲のメドレーになってて・・・ それから、「MASS」。。。ピアノですよ。教授だよね。泣いてしまいました。 美しすぎますね。この世の終わりのような美しさです。はー。 細野さんと教授は音楽性がハッキリ分かれてて、間に幸宏さんがいる、みたいな話をメンバーも言っていたようだけど、この曲では素晴らしく二人の個性が融合しているなぁと思った。細野さんはベースじゃなく、メロディをキーボードで弾いてるそうで、教授とかけあいしてるらしい。美しいじゃありませんか。。。 この2曲だけでもこのCDは買う価値があった。私にとっては。 もちろん、YMOのライブ聴いたことないって人にとっては全部いいと思います。 時々ミスったりしてるとこもいい。細野さんが。ベースって目立つからね。 この人たちはライブやっても凄いのに、なんであんな再生コンサートみたいなことをやっちゃったんだか。あれはライブじゃないよ。再生のCDにもついていけなかったけど、ライブを観て余計ショックで、あーYMOはもういない、死んだんだ、と思った。 と思ってたのにこないだの「イエロー・マジック・ショー」。 あれがYMOだよなやっぱり。今回のは正式な復活として認めたい。 生の歌や、生の演奏が聴きたいのです。コンサートへ行ってんのに、口パクだったり音もほとんどその場で演奏してないなんて、詐欺だ。 イエマジショーはテレビだったけど、でも演奏してたから。 再生って言ってたけど、あれはお葬式だったのかも知れません。 YMOの曲は美しい。それも、アジアっぽさが入ったりしてなんだか妖しい美しさというか。酔わせるんですね。お酒のような、麻薬のような。 それを味わっちゃったら、もう抜け出せないっていうような魅力がある。 矢野顕子さんの歌もね。YMOのライブではすんごかった。 子供の時には、なんだかイケナイものを聴いているって感じがあって、ドキドキしたもんだ。懐かしや。。。 まーYMOについてはまた今度ね。なんか、あさって「地雷ZERO」のコンサートがテレビで放送されるとか。今日「王様のブランチ」見てたら教授が出てた。教授の好きな食べ物は納豆、好きな内臓は胃、だそうです。 それと、YMOと関係ないが今日BSでN響のライブ中継を観た。 昨日観たのと同じですけどね。やっぱし放送の方が音がいいのね。 ほんっと、できれば専用ホールが欲しいなあ、N響。もったいないもの。 いい演奏してるのに、ホールのせいで台無しなんてさ。かわいそーです。 というわけ。またね。 BGM:「東風」YMO 「ONE MORE YMO」より - N響C定期 指揮:ブロムシュテット - 2001年04月27日(金) 今日はN響の定期に行った。 私は、クラシックに関しては全くの初心者です。なので、今日やったハイドンの86番も、マーラーの4番も聴いた事は一度もなかった。 ハイドンの方は、いい曲なんですが、眠くなってしまった。 自分が寝不足なせいもあるけど、なんだか平和すぎるのと、NHKホールは音があまり響かなくて遠くに聞こえてしまうっていうせいもあったと思う。 ところが、マーラーになると目が覚めました。編成が大きいからか、音もハイドンより大きくハッキリと聞こえてきた。 曲もこっちの方がハイドンよりずっと面白いと感じた。好みかな、これは。 第1楽章はとても生き生きとして楽しかった。ワクワクする感じ。 第2楽章、まろ様ことコンマスの篠崎さんが、2本のバイオリンを持ち替えつつ演奏。片方はチューニングが、普通より1音高いとか。難しそうですね。 でも貫禄でこなしていた。美しい音でした。 第3楽章は、最初ちょっとマーラーの5番のアダージェットに似てる気がした。 独特の音の重ね方がキレイ。と思ってたらいろいろに展開して、かなり長い楽章でした。でもこの楽章が一番良かった気がする。はっきり表情があって。 第4楽章でソプラノの人が歌うんだけど、私はよくわかりませんが、ちょっと物足りなく感じました。ああいうものなのかな・・・?なんせ初めて聴いたから、出来がいいのか悪いのかもわからない。 マーラーは聴いて良かったです。マーラーって私にはとてもとっつきにくく感じるんだけど、生でどんどん聴いた方がいいのかもしれないと思いました。 そうそう、NHKホールでやる時は、開演前にロビーでN響メンバーによる弦楽四重奏を聴けるのです。今日は、池辺晋一郎さんの「ストラータV」。メンバーは斎藤真知亜・大林修子・井野辺大輔・藤森亮一。 私はチェロの藤森さんのファンなので、マーラーとかよりこっちが楽しみだったのです実は。 池辺さんの曲ってどんなんだろーと思ってたら、カッコイイ曲でした。 現代的で。4人の息もピッタリ合ってました。この4人は流亜風弦楽四重奏団も結成していて息が合うのも当然かも知れませんね。 もっとこの4人でコンサートとかやって欲しいものです。 とても若々しい(と言ってももう中堅だと思うけど)雰囲気があって、観ていて楽しい。若い人向けのコンサートなんてあったらなー。結構人呼べそうだけど。 - 斎藤ネコカルテット Live ゲスト:吉川忠英 - 2001年04月23日(月) ネコかる in 新宿ミノトール2。 イカと南部煎餅が登場、かなりレアなライブだったと思われます。 会場で、この日発売のラ・クァルティーナのCD「シャコンヌ」購入。 藤森さんにサインを頂いた。 新宿タワレコで、栗コーダーカルテットの「蛙のガリアルド」「栗コーダーのクリスマス」を購入。 - 大田区ハイドン室内管弦楽団 定期演奏会 - 2001年04月22日(日) 友人が参加するアマオケを蒲田まで観に行った。 アプリコというホール。キレイで響きも良かった。 曲は ウェーバー「魔弾の射手」 モーツァルト「ホルン協奏曲第3番」 ベートーヴェン「田園」 ホルン協奏曲が、良かった。ソリストは友田雅美さん。 N響の山本真さんのお弟子さんだそうです。 ホルンの音は好き。うっとりしてしまう。 ホールで無料の冊子「ぶらあぼ」をもらい、読んでみるとなんとラ・クァルティーナのインタヴューが!!やったね。 - 栗コーダーカルテット「鉄道ワルツ」 - 2001年04月21日(土) 新宿タワレコにて栗コーダーカルテットのCD「鉄道ワルツ」を買った。 栗Qホームページの掲示板によると、ここの店員さんが栗Qファンで、プッシュしているらしい。実際、棚のところにちゃんと手書きの推薦文があった。エライ! 夜、渋谷の青山円形劇場で遊機械全自動シアターの「食卓の木の下で」を観た。 素晴らしかったです。白井晃さんステキ。 - 絶対無・割礼・佐野史郎 ライブ - 2001年04月20日(金) 吉祥寺マンダラ2にて、ライブ鑑賞。 絶対無は、サイケっぽいバンド、いい曲作ってました。有望かも。 割礼はカリスマ的存在だそうで。名前だけは知ってました。 あまりの爆音に耳が壊れそうでした・・・ちょっと苦手。 ラスト、お目当ての佐野史郎バンド。昔、俳優佐野史郎のファンだった。 音楽の方は聴いたことなかったんだけど、どんなものか聴きたくなって行ったのだ。 ちゃんとしたロックでした。もっとサイケなドロドロしたやつかと思ったら、結構ハードにロックでしたね。でも歌詞が佐野さんぽく、文学っぽい雰囲気があった。 やー、珍しくロックな夜だった。 - EPO Live - 2001年04月19日(木) EPOさんのライブ@南青山マンダラ。 割と前からEPOさんのファンだけど、ライブにはまだ1回、それもミニライブに行っただけだった。 今回は本格的ライブなので大変期待していた。 内容は、期待以上のものでした!!すんごい。 EPOは、最近は海外で活動したりしていて、歌がもう日本て枠を超えてるんです。 彼女自身も、日本人というのを超えてるように見えました。 一人の人間、一人の歌い手。そして彼女の声が一つの楽器。 バンドの楽器も、いろんなものがありましたね。 馬頭琴を弾きながら喉歌を歌う、嵯峨治彦さんて人がいて、ちょっとだけお客さんにホーミーを教えてくれました。真似してもそう簡単には出来ないやね。 あと、二胡を弾く方とか、チューバを吹く方が飛び入りしていた。 いやあ、感動しました。EPOは一体どこまで行っちゃうんだろう、と思いましたね。すごいとこまで到達しちゃってる気がしました。 会場で、嵯峨治彦さんのCD「お帰りの木」を購入。 - FLOOD・魚杜美月・eEYO Live - 2001年04月18日(水) 吉祥寺マンダラ2にて、友人・魚杜美月が出演するライブ。 一組目はFLOOD、若い男の子二人のユニット。 二人ともギターを弾き、それぞれヴォーカルをとる。 違ったタイプの歌で面白い。でも全体にはブルースっぽいね。 魚杜美月さんはピアノ弾き語り。 矢野顕子さんに憧れ、斎藤ネコカルテットに触発されてとうとう歌手デビューしてしまった。そのパワーには驚いてしまう。 この日は、本人は不調だと言っていた。 そんなことはなかったと思う。ただ、まだキャリアが浅いため、曲を聴かせるということまで配慮する余裕がないように思える。 辛口なことをアンケートに書いてしまった、、、偉そうなことを言える立場じゃないのだけど、客観的な感想も必要だと思うので・・・落ち込ませてしまったかも。 最後のeEYO、ちょっとふわっとした感じの女の子ヴォーカルと、男子がバックをかためるバンド。実力ある感じ。でも2,3曲聴いて帰った。 - スガナミ楽器 ドラム科発表会 - 2001年04月15日(日) その昔、楽器店で音楽教室の受付という仕事をしていた。 そんなこともあり、3年間ほど教室でドラムを習っていた。 今は辞めてしまいましたが、発表会があると聞いて観に行った。 会場はパルテノン多摩小ホール。 発表会には1度出たことがある。緊張したけど楽しかった。 ドラムの発表会ってどうやるのか、と思われるでしょうが、これがほんとにドラムだけなんです。 今回は、ステージにドラムセットが5つ並び、2人〜5人が出てきて、ドラムを叩きます。楽譜は二つのパートに分かれている。 このドラム教室は、RCCと言って、校長先生的存在なのがあのジャズドラマー猪俣猛なのだ。なので、発表会で使われるような楽譜は全て猪俣先生が書いている。 いい楽譜なので、ドラムだけでも割と楽しく聴けてしまうのです。 久し振りに、生のドラムの音を聴いて、うれしくなった。やっぱり楽しいな。 叩いてる人も楽しそう。・・・そうでない人もいるけど。 楽しく叩いてる人を観るのは、やはり楽しい。音楽ってそういうもんなんでしょうね。やっぱり楽しくやらないと伝わらないのかな。 最後に、講師演奏。ここでは、ドラムの先生と、ピアノ・ベースの人が登場し、かなりすごい演奏を披露。8分の5拍子という変拍子で、ドラムソロなんかやられたら訳分からなくなってしまった。なんで平気で叩けるんだか。。。 面白かった。また自分でも叩きたくなった、でも練習嫌いだからな・・・ - 栗コーダーカルテット Live - 2001年04月14日(土) 南青山マンダラにて栗コーダーカルテット。 栗Qは対バンのを観たことがあるけど、ワンマンは初めて。 栗コーダーカルテットは、その名の通りリコーダーカルテットです。 最近、CMや、アニメのキョロちゃんの音楽、ジャム・ザ・ハウスネイルという番組の音楽など、けっこう活躍中。 この日は、「鉄道ワルツ」というCDが発売になったらしく、そのCDからの曲をたくさんやっていた。どれもいい曲だ。 そして間にはさまるMCが面白いのだ。これはネコかるに似てるな。 演奏自体はすんごくマジメですけどね、こちらは・・・ MC担当はバンマス栗原正己さん。ベーシストでアレンジャー。 なんともたどたどしいMCなのですが、笑っちゃいます。 人柄の良さが伝わってきます。カワイイんだー。なんか。 そしてこの日、私は初めて大筒こと関島岳郎さんのMCを聞きましたが、ビックリ仰天。あの渋いルックスからは想像できない、これまたほのぼのしたMC! このギャップ、、、この方は、いろーんなバンドで活動されてますが、人柄もあるんでしょうねぇ。と納得させられました。 演奏でしんみりし、MCで笑い、楽しいライブでした。 会場で、栗Qの「公式BOOTLEG」というレア音源を集めたCDを購入。 これには栗Q本という、素晴らしく内容の濃い本がもれなくついてくる。 多分読破は無理だろう・・・ - 「ハンニバル」サウンドトラック - 2001年04月12日(木) 映画「ハンニバル」を観た。 「羊たちの沈黙」が大好きで、ハンニバルは絶対「羊」を超えられるわけはないよな、とあまり期待しないで観に行った。 やっぱり「羊」は偉大だった。。。ま、また違った面白さがあったとは思うけど。 私は、「羊」の精神的な圧迫感が好きだったので、「ハンニバル」の即物的というかグロテスクな怖さは受け付けなかった。 ただ、アンソニー・ホプキンス演じるレクターはやはり素敵! あんなおじいさんが、何故あんなにクールでセクシーに見えるのでしょう。 アンソニーさんは恋愛モノがうまい。ものすごく微妙な表情を作りますね。 映画の雑誌「プレミア」の表紙、あの顔!雑誌といえども、プロ根性みせてる。 クラリスへの愛が、なんとも狂おしく、美しかったです。 おっと映画の話になってしまった。音楽も良かったのでサントラを買った。 うー、羊のサントラも欲しくなってきたぁ。持ってないんだなー。 「ハンニバル」の方では、コーラスがとても美しい。ハンス・ジマーってスゴイんだな。「レインマン」ぐらいしか知らなかったけど。 そしてこの日はそれと一緒にクロノス・クァルテットの「紫のけむり〜クロノス スーパー・ベスト!」というものを買った。 6月のトッパンホールでのクロノスQを聴きに行くので、ちょっとお勉強。 この中のスティーブ・ライヒの曲にハマってしまった。かっこよくて。 ライヒにもちょっと興味が出た。 - 町田市民吹奏楽団@尾根緑道 - 2001年04月08日(日) 東京都町田市が地元です。 毎年、尾根緑道ってとこで桜祭をやっている。 この日も、桜を見に行った。 12時ごろから、町田市民吹奏楽団がライブを行うと聞いていたのでそれに合わせて出かけた。 町田市民吹奏楽団は、前に定期公演を聴いて感動した。 3部構成で、1部と3部はクラシック曲、2部はジャズ曲。 どの部も迫力があって良かったが、特に2部、とても個性的な指揮者が指揮していた。指揮というか、、、踊ってるみたいで。なんとも良かったのだ。 宮重さんという名前のトランペッターだった。 今日の尾根緑道でのライブ、指揮者の人が、曲の合間に司会をやっていた。 なかなか面白い人だな、と思ってたら、その人が宮重さんだったと後でわかった。 曲は、ポップスから演歌までいろいろ。 聴いている人たちの年齢層が高めだったので、演歌の時が一番拍手が大きかった。 楽団の編成が、いつもより人数が少ない上、ステージの上のテントのようなものに音がたまってしまって、前の方に音が出ていなかったようだ。 それが残念だったけど、がんばってました。 今年は楽団にとって記念すべき年だそうで、演奏会も大掛かりらしい。 とても楽しみだ。うまいところなので、応援していきたい。 - グッチ裕三 Live - 2001年04月07日(土) グッチ裕三は、昔から結構好きだ。 ビージーフォーの、外国人歌手のモノマネ、好きだった。 似てるかどうかわからないんだけど、楽しかったんだよね。 そういう、ひとつの芸として楽しかった。 最近は、子供番組ハッチポッチステーション。 この番組自体はそう見てなかったけど、一度総集編みたいな形で、「エドガワサリバンショー」というのをやった。今年のお正月でしたね。 これがすごく面白かった!これまでHPSの中でやった、洋楽モノマネを一気に見ることが出来た。クィーンの「ボヘミアン・ラプソディ」が、「犬のおまわりさん」になっちゃうんだから。「ママの名前はみよこ、ママミヨママミヨ・・・」なんて。誰が考えてるか知らんけど、うまい! それがひとつのきっかけとなって、グッチさんのライブを見に行きたいと思った。 しかし、ファミリーコンサート。。。少し不安でもあった。 思いっきり子供向けだったらどうしよう。自分も浮きまくりそう・・・ 当日、東府中の駅に着くと、すでに親子連れがたくさん・・・ 府中芸術の森劇場、ホールのまわりにも子供子供子供・・・親親親。 とにかくやっぱりみんな親子連れ。単独で来てそうな人は、チラホラ・・・ あー。と思ったけど、内容は多分、グッチさんのことだ、親(大人)も楽しめるものになってるに違いない。 幸い、自分の席のまわりは、大人だけで来ている人たちだった。ほっとした。 特に通路の向こう側にいたのは、若い女の子2人。珍しいなぁ。 子供の頃にモノマネを見てファンになったのかな・・・? さて、コンサートの開始、HPSの声を担当してる方たちが、放送でMC。 エチケットじいさんが携帯の電源を切れと言っている、ハマっているじゃないか。 最初、クィーン「ボヘミアン・ラプソディ」、グッチさんが歌ったバージョンがテープで流れている。すると途中からいきなり、バンドが演奏を始めた。 いやぁー、カッコイイ!!うれしいもんですね。生で、名曲を聴けるって。 本人じゃなくても、かなりうまいから、シビれてしまいます。 そしてグッチさん登場。子供がキャーキャー言ってる。人気あるなー。 その後は、HPSの曲をやったり、洋楽では「スモーク・オン・ザ・ウォーター(いっしゅうかん)」、「ステイン・アライブ(クラリネットをこわしちゃった)」、「宇宙のファンタジー(母さんの歌)」、ビートルズメドレーにエルビス・プレスリーショーも!エルビスの時には、客席に降りてきて握手したりしてファンサービス。 イントロクイズをやってお客さんをステージにあげてイジったり、とにかくウマイ!ほんと、エンターテイナーって言葉が似合うよ。 いったん下がって、アンコールとして懐かしいディスコソングメドレー、そして「アンチェインド・メロディ」を熱唱!!んもー聴き惚れた。素晴らしい。。。 それが終わったと思ったら、いきなり♪God Bress you・・・ハッ、この歌は、と思ったらあの「ユー・メイク・ミー・フィール・ブランニュー」!!!!!うわぁもう降参。。。やられました。この2曲には・・・死んだ。良すぎるー。 これを歌いつつグッチさんはハケていきました。 あー面白かった!!また観たい!!グッチさんありがとうー!!! - 「ザ・ベスト・オブ・ヨーヨー・マ」 - 2001年04月04日(水) チェロのヨーヨー・マの「ザ・ベスト・オブ・ヨーヨー・マ」と、 宇多田ヒカルの「ディスタンス」を購入。 -
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