清野、安友子、鍋男 - 2006年02月10日(金) 昨日は大阪キタ、中崎町のコモンカフェで、ギターの清野たくみさんとのライブでした。 ゲストにパーカッションの池田安友子女史。 清野さんと会った時に、池田さんと同じにおいを感じた気がして、二人の演奏を聴いてみたいなーってちょっと思ったらこんなに早くに実現してしまいました。 BBSでもちょっと書きましたけど、 昨日のコモンカフェでの演奏はここしばらくなかったくらいおもろい演奏でした。 多分、それは半分くらい演奏者の自己満足なんだろうと思います。 それがお客さんのところまで届いていればいいのだけれど、100%は無理なのかもしれません。 それでももちろん、少しでも伝わるようにがんばるんだけれども。 「一人鍋」というスタイルをまとめあげ、一つのステージにして 「一人鍋ツアー」という名前で始めたのが去年。 今年は少しおちついてこの「一人鍋ツアー」をスタートさせました。 その半ばで、先週の名古屋、岐阜「鉄鍋Jazzツアー」。 経験豊かなジャズマンをバックに5日間に及ぶツアーはめちゃめちゃ楽しくて、めちゃめちゃ勉強になりました。たとえるなら合宿三つ分くらいだろか。 そのすぐ後のライブだったというタイミングもあったと思う。 でも一番は、ミュージシャン同士の「刺激」だったように思います。 Jazzツアーでは私を解放させてくれるバックメンバーの広い心を学びました。 いついかなる時でも、自分を解放できる状態に自分をコントロールする事を、学びました。 そして昨日のライブでは、安友子さんと清野さんの「音に対するまっすぐな気持ち」を感じながら演奏できました。 演奏しながら、二人の共通点がそこなんだなって気づきました。 いい音を出す、っていう事に集中する。 これはミュージシャンとして当たり前の事なんだけど、 「いい音」の方向性が似てるというか、 人の音を尊重するのと、自分の好きな音を出すバランスが似てるというか。 そう、それから二人とも謙虚なのよね。できはる人たちなのに、もったいないくらいに。 こういう人たちと一緒にできるのは、この上なく幸せです。 お客さんが少なくてもライブを組んで下さるオレペコ企画さんにほんとに感謝しています。 こんないい音出してるのに聞いてもらえないのはもったいない。 もっともっとたくさんの人に聞いてもらいたいと心から思いました。 人前に立つ仕事っていうのは、常に変化していく事も大事なんだと思います。 (何やってもムラジはムラジなんですが。) 成長って言うのはこういう積み重ねなんだと思います。 この一週間だけでずいぶんとまた変われたように思います。 -
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