ダブルスって何? - 2005年06月29日(水) やってくれました、楽園食堂マスターますごん。 企画から一ヶ月、レシピを渡してから二週間。二回目の試食にしてもうすでにほぼ完璧なトリニダードフードを仕上げてくれました。その名も「ダブルス」 インド系の人間がほぼ半数を占めるトリニダードでは、インド料理は普通にトリニダードの文化の中に入ってしまってます。その中でも独自に進化している物もあって、このダブルスもそうじゃないかな。 インド行った事ないんで、わかんないですけど..。もし「インドにもそんなのあるよ」って人はぜひメール下さい。知りたいっ ! マクシーとタクシーを乗り換えるジャンクションとか、インディペンデントスクエアとか、至る所でおっさんが箱の上に立ってて、前にたかってくるお客さんに次々に紙包みを渡してるのね。 で、その中身をみんな立ったまま平らげる。 「もう一個ちょうだい!」ってなノリです。 Trinidadian fast food といった所ですか。 で、どんなのかというと。 二枚の小麦生地をあげた物の上に、ちょっとカレー風味のチャナ豆のソースがのっている。 それだけなんだけど、このバラっていう生地が独特。チャナ豆のソースはインド家庭料理の店なら出てきたりするけどね。 生地はねー。直径5〜6cmくらいで、厚みがあって、もちもちしてて、しっとりしてて、少しカレー風味があって。あの感じは他で食べた事ないなー。 こんなんが出てきて、 なんだろう。開けてみると、 わー、もちもち生地! で、生地の中には めっちゃ柔らかく煮込んだチャナ豆のカレー風味のソースがのってるの? マスゴン、えらい!たった二回の試作でここまで持ってくるんだもんね。さすが楽園food hunterなだけあるわ。 大きさわかんないわね。お約束のタバコを置いてみます。 これくらいです。 (ここからさらにおいしくするアドバイスをしたので、見た目も少し変わるかもよ) ねっ。うまそうでしょ。 これを食べてもらいたくてさ。 今度の7.2. (土) city west のタクちゃんとのライブでお出しする事が今日決定しました。 わーわーわー、やったー、日本でダブルスが食えるー! トリニダードほど安く出す事はできないんだけど、値段もお勉強しました。 みなさんぜひお越し。 好評なら次回からいっぱい作れるし、値段も下がっていくと思うのよね。 ちなみに、たくちゃんとのユニット、リハを昨日したんだけど、いい音出てるわー。 今回は初めての曲もちらほら。 CDでも出してみるかい?ってぐらい。 期待してちょうだい。 - パニックの対処法 - 2005年06月27日(月) パンの生徒さんから、やればやるほど頭の中が真っ白になってしまって。全然手が動かなくなってしまいます。との相談を受けました。このサイトをご覧の皆さんにも参考になるかと思って、こちらに書かせてもらいました。 ---------------------------- 「頭の中が真っ白になる」ってのは、 「各フレーズはちゃんとたたけてて自信があるのに、通すとたたけない」って言う事かな。 こんな理由があげられると思います。 1、フレーズのつなぎ目で引っかかってしまう 2、他の音を聞いてしまって、自分のフレーズがおろそかになる 3、まちがえちゃいけないって緊張しちゃう 4、一回間違えるとパニックになって戻れない 1、のつなぎ 頭の中だけで構成を考えるのではなく、一度フレーズごとに箇条書きにしてみましょう。 「イントロ→Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→イントロ→」という風に。次にどのフレーズに行くのか正確に把握できていないと、演奏できないですよね。 で頭から順番に一人でやってみます。引っかかる所はしっかり練習して。 2、聞いちゃう。 余裕のある証拠です。聞いてしまうフレーズと自分のフレーズがどう絡んでるか、そのパートの人と一緒にそこだけ練習してもらいましょう。 3、緊張しちゃう 緊張しますよ。間違えたくないもの。でも、実はたくさんの人数でやりますので、間違えていてもお客さんからわかりません。間違えた音なんてお客さんの所まで届かないもんです。正解の音の方が絶対数が多いわけで、音量もでかいですから。そう思うと少しは気楽かしら? 4、パニック なりますなります。「わー変な音出しちゃった。どうしよう。さっきの音、消しゴムで消してー」 って言っても出ちゃった音は消せないしね。それはそれとして、あきらめて次のフレーズに集中する。多少手が止まってても、その後びしっと叩いていれば、かっこいいですよ。 時にはあきらめも肝心です。 具体的な問題ではなくて、気持ちの問題だとすれば、、 頭の中が真っ白になるってのは、プレッシャーを感じてる裏返しだと思います。 適度なプレッシャーは練習に熱が入っていいのですが、ありすぎると逆効果。お料理のスパイスみたいですね。 音楽のいい所の一つは「競争じゃない」って事です。人よりうまく演奏できても、楽しくない音楽って聞く気がしません。多少間違いがあっても「いい音色だな」とか「かっこいいアレンジだな」とか、なんでもいいんですが、楽しんで演奏していれば、それはお客さんに伝わると思います。 プロの私がこんな事を言っては行けないのかも知れませんが、私も本番でミストーンを出してしまう事はあります。それもコミにして、今の私をそのまま聞いてもらおうと思ってやってます。 で、お客さんや、ご一緒したミュージシャンから「楽しかったー」と言って頂けるのはとても嬉しいですし、ホントありがたいと思います。そう思える事の方が、無感動で完璧な演奏をするより大事じゃないかと思うんですね。プロの卵の人たちにはこういう話をさせてもらっています。 (あ、もちろんあとで練習も死ぬほどやってます) 音楽は楽しむもの。楽しむには実は努力も必要なんです。自分が楽しめるように持って行くにはどうしたらいいのか、ちょっと考えてみましょうか。 まず人と比べない。日々上達している自分を確認していく。それだけで充分です。 あせらなくていいですよ。全部完璧に演奏するなんて、大変な事ですから。目標としては持っててもらって、ね。 プロじゃないんだから、ゆったりとした気持ちでやってくださいね。 死ぬまで練習する事ないですよ(笑) - 手羽先くっちゃったもんね - 2005年06月12日(日) 屋良さん、NLGRのスタッフのみなさん、お疲れ様でしたー。 いい音でさせて頂きました。ゲイの人がいっぱいの中で、異様な雰囲気だったんだろうけど、 (「safer sex について何かされてますか?ゴムは最初からつけましょーね」とか、 お昼の公園で、マイク通して、って普通じゃないよね。 でもこのイベントはそういうイベント。) なんとなくその場にもなれちゃって、一人ドレッドでうろうろしてました。 そんな中、何人か私のお客さんが見に来てくださって、ほんまおおきにです。勇気あるぅ! 屋良さんの後ろで気持ち良く演奏させて頂きました。 演奏の後、お客さんと一緒にCafe Dufiへ。マスターにご挨拶。 なんだか、パラグアイかどこかのフェアをしているらしく、ワインやら、マテ茶やらをサービスしてもらっちゃいました。 で、その後、手羽先を喰いに「山ちゃん」って店へ行きました。 手羽先、土手焼き、ミソカツ、天むす。 うまっ。名物オンパレード。ごちそさん! 名物にうまいもんなし、と言ったのは誰だ? それはうまい友人と喰わないからだよ。 楽しく飯食えば血肉になるのだよ、きっと。 でも名古屋のもんは味が濃いいから、 ご飯喰いながらだと、すぐお腹いっぱいになっちゃいそうだね。 -
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