ココナツの香り - 2002年03月31日(日) いやいや、行って来ましたIMP。12周年って事で、おめでたいことです。 12年前ってぇと私まだ鍋を叩いてませんねぇ。ちょうど、梅田のYAMAHAで、チューニングの狂ったパンを買おうか、でも高すぎるって悩んでたころです。 大阪城公園のすぐ横、桜満開。大阪城ホールもすぐ横、ジャニーズのイベントあるらしくって、若い(めちゃめちゃ若い)女の子があっちこっちうろうろ。いやーどうでしょう。 ギターパンと二人でのステージは、昼過ぎから30分の3ステージ。 一つ目のステージでちょいと演奏してMCのおねえさんとしゃべってると、ジャニーズファンとおぼしき女の子が「あの人ちゃうの」「そうやって」「えー、そうかなぁ」とそわそわ。 どうもむかーし出た関西ジャニーズのテレビを見てくれてたらしい。おぼえていてくれてるのは嬉しいね。 演奏が終わってから、「愛って」をやって、ってリクエストされてしまいました。ステージサイドにパンをおろして、ワンフレーズ。喜んでいただけました。 休憩の間にふと入ったお店はGloria Jean's coffee。この店アメリカの空港なんかで確かよく見た。フレーバーコーヒーがたくさん置いてある。 日本には大阪のこの店と、芦屋と仙台の三店舗しかないみたい。ふーん芦屋かぁ。地元じゃん。 レジがあんまり並んでるんで、店内を物色。で、おどろいた。こんな物見つけるなんて。 .............................. トリニダードの知人の家におじゃましたときに、これがまた別荘のようなおしゃれな家だったんだけど、窓が開け放たれてて、風が入って、とても開放的。で、ココナッツの甘い香りがした。見回すといくつもの小さなキャンドルがあった。コットンを中心にしたファニチャー、少しくすんだ色の落ちついた壁、白くペイントされたテラス、明るい色のざっくりとしたカーテン、そこにココナッツの甘い香り。居心地のいい家でした。 日本に帰ってきてから、探して見るんだけど、あんましなくて、そんな話をしてたら、友人が「和歌山でやっと見つけたわ。結構ないもんやなぁ」って言って買ってきてくれました。 それが一年ほど前の事かな。それから機会があるごとに見てるんだけど、自力ではみつけず。 それがこんなとこに。しかもやしの種を半分にカットしたカップに入ってて、なかなかにかわいい。 、、、という事は、芦屋で買えるわけだ。 ほほー。 喜ぶ鍋男。 芦屋にコーヒーの勉強しに行こ。 最近はレッスンの前にちょっと焚いてみたりして。 いい香りがすると心が落ちつきます。 - IMP - 2002年03月30日(土) IMPといえば、大阪では名の通ったビル。 その一階吹き抜けの広場で、今日演奏する。 我がSteel Power のギターパンプレイヤーH嬢と私鍋男の二人での演奏。 トリニダードの音をカヴァーしているだけにとどまらず、自分たちのサウンドを充分に練り上げているSteel Powerから、パンマン二人をピックアップしての演奏なので、どんな音になるのやら。 この二人での演奏は、あんまりやらないので、自分たち自身が結構楽しみかも。 あいかわらず、遅い告知でごめんなさい。運良くこの日記を読んで、今日、時間があって、なおかつ行動範囲内の人しか来れない。鍋男、反省。 場所:IMPアトリウム(マクドナルドの前あたり) 時間:13:00、15:00、17:00 もちろんlisten free ボサの名曲から、カリプソ、スタンダード、オリジナルまで、型にはまらないアレンジでお届けします。 come and join us, feel the power of steel thanks - スケジュール - 2002年03月27日(水) こないだの土日月にちょっとしたハードスケジュールがありまして、珍しく寝不足気味の鍋男でございます。 いくつか近々本番があるのに、うちのwebsiteにもアップしてない状態。整理しておきます。 気がついたら一番最近の仕事は29日金曜のラジオ出演。生なのかな、多分そうだったと、、、。 尼崎市のコミュニティFMにちょこっと出ます。午前中確か9時からだったかな。3-40分の枠を用意していただいてるとか。そんなにしゃべっちゃっていいんだろうか。また語るんだろうなぁ。 尼崎FM(そのままやな)、別名FMあいあいは、コミュニティFMがはやりはじめた、かなり初期に作られたように記憶してます。結構がんばってるよねぇ。国道二号線のアルカイックホールのあたりを走ってると、大手のFM局ではないFMの電波が嬉しくて、よくチャンネルを合わせたものです。 ただ電波が弱いのよね。尼の中でも、ちょっと状況が悪いと聞こえない。数キロも走ると聞こえなくなっちゃう。だから、私自身もう何年も聞いてません。それも改善されたのかしら。 むかーし、I高校に取材に来てはった時のつながりが、今生きてきました。1年半ぶり?すごいな。 82.0MHz FM aiai http://www.fmaiai.com/ DJ 武田康子 - ダーツ - 2002年03月17日(日) ずっと行ってる芦屋のバー「Vレッジ」。お気に入りのメニューが「ビンのコーラ」、おいといて。 そこの知り合いにダーツを教えてもらってもう何年かな。 今日はダーツ大会。東灘のとあるバー「Aニーズ」対「Vレッジ」の入り乱れトーナメント。 だいぶ遅刻して行ったら、相手さんに待ってもらってたようで、さっそく試合。 ダーツに筋力差はあんまり関係ない。それでも一応スポーツらしい。攻められても、いかにクールな自分でいられるか、いつもの自分のままゲームができるかってあたりは、すごい大事。とっても精神的な競技だ。相手がいるんで、勝ち負けは出てしまうんだけど、最終的に、「自分をコントロールする」部分が大事なんで、気に入っている。うまい人とやって負けても、悔しくない。今の自分の実力を知ってすっきりするくらいだ。逆に普段勝っている人に負けると「あなどって油断していた自分」に悔しい。相手に悔しいとは思わない。私の場合は、だけどね。逆に負けて意味もなく悔しがる人とはゲームはしない。大人な人としたいわね。 リラックスと適度な緊張感を持ってないと自分のダーツはできない。何本か練習させてもらったけど、あんまり待たせるのも申し訳なくて、そのまま試合に入った。 「501」とか「301」とか、高級なゲームもあるけど、今回はもう少し楽しくできる「チェイス」というゲーム。ちなみに鍋男は301とかだったら、参加しません。ゲームに時間がかかっちゃうので。(←あんましうまくないって事よ)それでもそこそこ勝てると思ってたんだけどなぁ。 さくっと負けてしまった。 相手の方には悪いけど、調子のいいときだったら勝ててたかもしれない。言い訳はいくらでもできるけど、まず、遅刻したこと、この時点で自分の中でもう負けはじめてる。 その後、ビールも飲んでちょっと落ちついた頃に、お楽しみタイム--6本のダーツで何点出せるかな大会--ってのをやって、一応商品をいただきました。おおきに。 本戦に負けたのは悔しいけど、体があったまってからはちゃんと投げれたので、よし。 しっかし「Aニーズ」のみなさん、めちゃめちゃうまくなってるよなー。 びっくりした。 いつのまに。 あなどれん。 - そーなんや - 2002年03月15日(金) レッスンをやっていて.... 「鍋男せんせ、 そうなんや ってよく言いますよね」 「そうかなぁ、うーん、そうかぁ、そーなんや」 「ほら、いうてる」 人の話、聞いとんか、というツッコミをいただきそうな口癖ですな。 いや、ええかげんなアイヅチを打ってるわけではなく、ちゃんと聞いてますよ、話。 「あの人のんが移ったんや」って思いあたる人がいる。 その友人としゃべってた。 「そーなんやって、めっちゃ使えるよね。イントネーションでいろんな意味にできるし」 「ふーん、そうなんやー」基本形。なるほどねって感じ。 これだけでも明るく言ったり、暗く言ったりでだいぶニュアンスが変わる。 「え?そうなんや?!」疑問形。驚きの事実発覚 「えー、そーなんやー」不満たらたら 「え、そーなんすか」敬語系 おんなじ意味で一時「なるほど」ってよく使ってた。 どっちも肯定的な意味なのが、僕としてはみそ。 「うそっ」ってのは口癖にはしたくない。事実はどうあれ、一旦受けとめる姿勢は持ってたい。 うーん、そんなたいそうなことか。たかがアイヅチ。 こないだ月夜さんとちょっと話してて。彼女もよく言う。 「口癖ですよね」 「うんうん」 「よう言うてる」 はっしゃんのお墨付き。 この人から移ったのかな。 そんな話をしてたら、「そうなんや」って言ったらなんとなく悔しくて、「へーそうなの?」とか「そーだったんや」とか、ちょっとづつ言い換えたりして。 ちょっと気にして周りを見てみると、「そーなんや」ってあっちこっちで言うてはる。 ま、普通に使える言葉だから、口癖ってほどではないにしても。 これだけあっちこっちで言うてはるって事は、もう、一つのムーブメントと言ってもいいのではないか。 いや、ただのアイヅチなんだから、そもそも口癖っていうほどの物でもないんじゃないの。 ま、いいか。 誰かのまねばかりして歩いてきたような。 誰かにあこがれられて、まねされたりするのは、ちょっと憧れる。 - 月夜さんに乱入 鍋、初 Yellow Jacket - 2002年03月14日(木) ここしばらく仲良くさせていただいてる Guitar Vocal「月夜」さん。 西宮の高級住宅街で有名な苦楽園にあるlive house「Yellow Jacket」で、本日ライブをされるとか。先日、ここでされたときに「近いんじゃないの?おいでよ」とのお誘いを受けたんだけど、行けませんでした。で、今日はまた、予定が空いて、顔ぐらいなら出せそうな感じ。 無事、月夜さんの本番前に滑り込み。今晩の月夜さんのステージはパーカッションのはっしゃんと二人。「鍋持ってきちゃいました」「ぜひぜひ」ということで、いきなり乱入させてもらっちゃいました。なんだか気持ちがばたばたしてるんで、ステージ前にラム & コークを少々いただきました。 月夜さんの前に演奏してたのは、ギターのデュオ。ブルースなステージの最後にやった、ゴダイゴの曲がかっこよかった。「西遊記」で堺正章が、いじけて一人になるんだけど、寂しくなってまたみんなの所に帰ってくる時に、かかっていた曲。説明長いな。でもわかるでしょ、あの曲。30代の君ならきっと。言い曲ねぇ。こういうやり方もありねぇ。 月夜さんがステージにあがる。私は二曲目で参加。楽曲は「テレパシー」。「ぴぽぴぽした感じでやって欲しいんです」って言われて、見事に「ぴぽぱぽ」だったと、月夜さんからお褒めいただいた楽曲。ばりばりっと叩かせていただきました。ぜんぜん知らないお客さんばっかりなのよ、でも「むらじー」とか声がかかったりなんかして。いいお客さんだわ。いい小屋ね。 なんだかはっしゃんとやたら目があって、二人でにこにこしながら演奏してました。たった一曲なのに、鍋男、大汗をかく。お酒のせいかな? やっぱ月夜さんすんごい。なんなんだろこの人。 演奏が終わった途端、「けつかっちんで、すんません」って、あいさつもそこそこに。一つ仕事を残してたのね。びゅうんと仕事を終わらして、ライブハウスにとって返す。アポなしで乱入して出番終わった途端帰っちゃあ、だいぶやな奴ですよね。気になってたんで、もう一回あいさつしに帰る。 再びライブハウスに入ると三つ目の出演者さんがちょうど終わるところ。二曲ぐらいぎりぎり聴けました。これもまためっちゃいい。声、いい。ギターいい。いいなぁ。 今日はたくさんの人にあえました。ステージに立つ人も、ステージを支える人も、ステージを見る人も、みんな楽しい。今日の人たちはすごいわ。なんでこの店もっと早く来なかったんだろ。 突然の乱入にも、快くOKしてくれて、その上、いい人にいっぱい会わせていただいて、月夜さんありがとね。 またいい場所一つみっけ。 - カジカジ発売。 - 2002年03月12日(火) カジカジの発売日だ。編集部の方がとても気の利く方で、事前にできあがったカジカジを送ってくれていたので、今回は「どきどきしながら書店に並んでいるのをレジに運ぶ」作業はせずにすんだ。 こないだのアサヒファミリーが、主婦層「40歳からの挑戦」。今回はKansai Street Style Mgazine って事なので、若い男性層。うちは女性の生徒が圧倒的に多いので、男性が増えるのは大歓迎。 しかし、ほんとにいろんなジャンルの教室を特集してる。 音楽物はシタール、ディジュリドゥ、日本の太鼓にうちのスティールパン。 ダンスはHIP HOP、NYサルサ、インド舞踊に、カポエイラ(←ちょっと気になっている)。 武道は正道会館、太極拳、大阪プロレス、にパンクラス!? ひゃあ。 まだある、陶芸、タロット占いにジャグリングに中国気功だ。 ここに載ってる人みんなとお友達になったら、えらいおもしろいだろうな、これ。 カメラの方が、あんまり照明をばんばんたいて撮るという方ではなかった。その部屋の照明をできるだけ使って撮るってかんじだった。「こういう人もいるのね」と思っていたら、誌面を見て納得。こうやって一面にいろんな教室を並べると、各教室の「部屋」の感じがわかって、おもしろい。うちの教室は、蛍光灯なので、白から黄色、薄い緑っぽい印象。すぐ下のシタールの教室は丸い電球がいくつか写ってて、やっぱり、黄色から赤っぽい、暖かい印象。なるほどねぇ。 ちょっと話がそれるけど、戦う女性ってば美しいね。女性の笑顔は好きだけど、凛とした表情の女性はまた違う魅力。なんていうかな、肝のすわっている感じがかっこいい。 「クラシックバレエを習っていたけど戦いたくなって(すごい理由だ)」正道会館に二年来ている彼女は、かわいいんだけど、絶対勝てないんだろな。「女に手を上げるなんて」どころの話じゃなくて、上げれない、上げる前に倒される。私の場合まず確実だな。へたしたら「なにいうてまんねん」ってツッコミ入れても、正拳の寸止めを返されたりして。正道会館の彼女、読んでたら、ごめんなさい。読んでないか。 記事、写真なんかは上の写真からリンクしています。 出版物をWebに載せてるのも気が引けるので、うちのネタしか載せていません。 ので、ちゃんと見たい人は、上の表紙のcajicajiを、書店で買ってね。 - わすれてた - 2002年03月11日(月) わすれてた 今日誕生日だった。 Macに言われて気がついた。立ち上がるときにHappy Birthdayって表示が出るのよ。そんな機能があることもわすれてた。 鍋男、33になりました。この年で祝うつもりもないけど、とりあえず五体満足でよく30年あまりも生きてきたと思う。ありがたいことです。昔からどんくさいのは直らなくて、何年かに一回は大けがしてる。なんにもしてないんだけどねぇ。右目と左手の親指は、ほんの少し今でも不自由がある。死にそうになったことも何回かある。でもなんとなく怖くなかった。いつ死んでもいいと思うことがある。今日が楽しくて明日がある、そういう状態で死ねれば幸せだと思う。 ビリークリスタルが主演してた映画で、アメリカ・インディアンのおじいちゃんが言うせりふがある。 「人生にとって大事な事は一つだけだ」 ビリークリスタルが訊ねる「それは何ですか」 おじいちゃん、ビリーの顔を見て一言「それは、、」 ビリー聞き耳をたてる 「自分で見つけるんだな」 ビリーの顔がみものだ 外人さんと話してると、私たちが考えている英語と、彼等が考えている英語の間に微妙にずれがあることに時々気付く。そういうのは自分で発見した方が印象が濃くて忘れない。ある時、happy の意味がどうも気持ち悪くて辞書を引いてみた。「うれしい、幸福な、満足した、適切な」すごい言葉だ。中庸の心が一つの言葉に入っている。多くもなく少なくもなく、その場に合う量に満足できることこそ幸福かもしれない。 その人は「満足してる」と言いたかったようだった。 例文「ご飯、足りてる?」「I'm happy.」こういう使い方はかわいいね。 二つも三つも幸せを求めない。人生の中で、がんばるのは一つだけ。何か一つの事を見つけて、それだけに集中する。他の事が少々うまく行かなくても気にしない。それも「満足」するためのいい方法かも知れない。 僕には鍋がある。トリニダード人達は、この楽器を武器に無血革命をやってのけた。 僕もこの楽器で戦い続けるだろう。本当の武器で戦っている人たちと。 僕には鍋だけ。これを見つけられたことこそ、happy だ。 そんなわたしは、happy な birthday でした。 .........重い内容のわりに、オチ軽かった。 - バリみやげSUSU - 2002年03月10日(日) 友人がバリから帰ってきた。ちょっと前の話だけど。おみやげをいただいた。SUSUと書いてある。インスタントコーヒーらしい。私のハンドルネームがsusuなので、この商品を見たときに思い出して買ってきてくれたという。うれしいじゃありませんか。「KOPI & GULA + SUSU」って書いてある。「珈琲 & グラニュー糖 + ミルク」ってとこでしょうか。 susuって自分の名前が印刷されてるのを見るのは、どこかこそばゆい感じ。 僕自身、どこかに行って、おみやげもの然としたおみやげを買うのがあんまり好きじゃなくて、特に海外に行ったときなんかは、スーパーとかでおもろい物を見つけて買ってきたりする。だから、ピンと来る物がなかった人にはおみやげがなかったりするんですが、みやげ話で許してもらっている。 3日しか現地にいなかったのに、半日もみやげ物屋をうろうろしたなんて話を聞くと、もったいなくて、、、。 だいたい海外っていっても私の場合は、「お金に余裕があるからリゾートに」じゃなくて、仕事と勉強のために行く。少しでも浮いたら、向こうでしか買えない音源やら本やらを買いあさるので、徹底的に金がない。自分用のおみやげはわんさか。おみやげじゃないか、えー、仕事の資料です。 どこか旅先に行かなくても、街を歩いてて、誰かが好きなレアキャラクターのグッズをたまたま見つけたりすると買っておいたりする。次にあう時に渡そうと思うんだけど、その次が、半年後だったりして、僕自身忘れてたりする、たまに。みやげもその延長上にあるみたい。 さて、珈琲のお味は え、?、 なんかねー、コーヒーって言われないとわかんないかも。ピーナッツのようなきなこのようなフレーバーが少しあって、 生徒さん曰く「おしるこみたい」 あー、そうそう。おしるこ近いですよね。確かにコーヒーの味はするんだけど。 おもしろい。 なんか粉っぽくて、「においは麦茶」あー、そうね。なんだろね、この感じ。 -SUSU-ってほんとにミルクの事なのか。 もしかしたら、このフレーバーが-SUSU-じゃないのか。 なんだ-SUSU-って。 自分のアイデンティティを探してるみたいな気になってきた。 - かふぇかふぇ - 2002年03月09日(土) 昨日の続きです。 近所のコーヒー豆屋に寄って、エスプレッソ用の豆をもらう。 「やっぱり深煎りのがいいんですか」 「好みですよ。普通は深煎りを使ってね、エスプレッソらしくしっかり苦いのを出すけど、普通のローストのであっさりしたのでも、おいしければね。」 「挽きだけ細かくして」 「そうね、ちゃんと細かく挽いてね、キュッて押してね」 好みだよって言うのは「自分でいろいろやってみな」って事だわ。あら大変。 事務所に帰って来客があったので、早速、買ってきたばかりの豆を一番細かく挽いて、エスプレッソとカプチーノを入れてみる。しっかりしてて、嫌味がない。やっぱ、深煎りでしょう。 びっくりしたのは、うちで使っているミルが 思いの外、高性能だということ。 そこらのカフェで買ってきたエスプレッソ用の挽豆と変わらない細かさ! こんなに細かく挽いたことなかったから 気付かなかったさ。 ちなみにうちのミルは、喫茶店で使ってるKalitaの「Nice Cut Mill」ご家庭用。鍋男お気に入りの逸品。なんで私こんなの持ってるのかな?私がコーヒーに凝りだしたのはこのミルがあったからに他ならない。 夜、大手のカフェの豆を比べてみたくて、西宮北口駅ビルのSegafredoへ。 エスプレッソ用の一番無難な豆を購入。晩御飯がまだだったので、ごっついサンドイッチと、これまたカプチーノを。 うーん、ミルクフォーマー欲しいよなー。 フォーマーっていうのは、要するに泡を立てる器具。カフェでカプチーノを頼むと、カップからこぼれそうなくらいにミルクが泡立ってるよね。あれを作る器具。カップに暖めたミルクを入れて、筒上の物を差し立て、筒の中の網を上下させると、泡ができる。プッシュ式の紅茶サーバーの底を抜いて、カップに入るくらい細くしたような形。 1200円かぁ。いい泡できるんだろうなぁ。でもたかが泡、今の「マキシムを買ったらおまけでついてたのを生徒さんからもらった」フォーマーもちゃんと泡ができるじゃぁないか。 いや、あのフォーマーよりここで売ってるフォーマーの方が、ネットの目が細かいからきっともっと細かい泡ができるに違いない。そうだ、スターバックスで前に見たフォーマーより、こっちの方が細かくないか?形も大きさも思った通りじゃないか、たかが千円そこら、 いやいや、コンビニ弁当二食分。うそつけ、弁当と水とおにぎりと菓子パンと買っちゃって食べはじめたら結局食えなかったりするじゃないか、1200円ぐらいいつも使ってないか。 めんどくさい という事でこれも買ってしまう。(フリ、ながいよ) 趣味ですな。普段めったに自分にお金を使わないので、これくらい許してね、なんとなくいいわけをする。今日はコーヒー関係にえらくお金を使ってしまった。 Segafredoのカプチーノのミルクフォームはキメが細かい。ここんとこちょっとご無沙汰だったので、久しぶりに飲んだらおどろいた。 重いくらい細かい。うーーん。これがいれたいのよね。 事務所に帰って早速一杯いれてみる。(←仕事しろよ) ミルクフォーマーでぐしぐし泡を作る。 お、お、お、おお、おおおーー。これはよい。さっき飲んだあの重たーい泡が目の前に。 クリーミーじゃござんせんか。 こりゃますますSegafredoに行く回数減るな。店で出してるクオリティを自宅で出せるなんて、そんな商品売るなんて、いいのかSegafredo。 スターバックスはどうなんだろ。あそこのフォーマーは見た目少し粗めだったけど、お店のは細かいのでやってるのかしら。煙草吸えないし、あんまり行かないから知らないのよね。 何杯も砂糖たっぷりカプチーノなんて飲んだらちょっと気持ち悪い。うーん。 - 今日はカフェ - 2002年03月08日(金) 「ぽんっ」と音を立てて、お昼に時間が空きました。 近所のカフェ「C某」へ。近くにあるのに存在感がなんとなく薄くて、最近まで気付かなかったお店。友人に言われて、「あ、そーいえば」って事で最近よく行ってます。 激安スーパーがあったりする向かいなので、周りはチャリダーおばちゃんがわんさかしてるのですが、ガーデニングで使うような木の板の垣根で仕切られているので、周りの景色は中からは気になりません。一応夏はオープンにしてるんだろうけど、今は窓も閉まって、静かにBGMが流れているだけ。おばちゃんが入ってこないのも静かな理由の一つね。「店は客を選ぶ」のいい見本かも。 店内はそこそこ広いのにテーブルとテーブルの間にだいぶゆとりがあって、となりの客の話し声なんかはぜんぜん気にならない。 ランチは少し高め、で、ちょっと量少なめ、だけど、おいしくてヘルシーな感じ。女性をかなり意識してる模様。私は最近、少なめで良いので、ちまちまと凝った感じが好印象でした。 セットのカプチーノはちゃんとしててgoo。 びっくりしたのはケーキがめっちゃうまかった。ちいさなスポンジケーキにホイップと小さなはっぱ(バジルリーブ?)がトッピングしてあるんだけど、スポンジのもちもち感が、今までにない感じ。なんだろこれ。私はお菓子に詳しくないので、細かい論評はしないけど、とりあえずうまかった。 例にもれず、食後に一斉に書類整理。携帯と書類があればそこが事務所。すいていたので、6人がけの広いテーブルを存分に使わせてもらって、あっちこっち電話しながら、たまった資料を整理してしまいました。 あとで、知り合いから聞いたら、ケーキ本職の方が、自分のケーキを食べてもらいたいからってんでCafeを開いたとか。ふーん、ちょっと他のケーキも食べてみたいかも。 えー、まるで、女性の文章のようね。鍋男は男です、念のため。あ、おかまでもありません、念のため。 店員の応対がいいのもポイント高い。今日は女性二人でテーブルを見てました。客数も少なかったし、余裕があって、タイミングもいい感じ。出しゃばらず、落ちついたサービスの店って、バイトじゃ大変そう。ここはアルバイトじゃないのかな? ちょっと遠いところまで足を運んでお茶してたんだけど、近所にこういう店があると暇見つけて来てしまいそうだわ。 こないだ夜行ったら、男の子のウェイター二人だったんだけど、二人とも男前でした。ストレートヘアのやさおとこ風と、ドレッドをくくった濃い系の顔と。男の顔を見て、みとれることはありませんが、眼鏡がくもったニキビ面が皿をさげるより、しゅっとした男の子がきびきびとオーダーを取ってくれる方が、印象がいい。 そういう事を思いはじめてること自体、年かな。20そこそこの男の子はライバルとは思えないもの。「きれいな女性を見るのは好き」と言う女性がたまにいますが、その気持ちが多少わかった気がした今日の鍋男でした。 リフレイン、鍋男はノーマルです。 - 県立高校非常勤講師 鍋男 2002 - 2002年03月05日(火) 最初からこのエンピツを読んでいただいてるかたはご存知の通り、鍋男はI高校の非常勤講師をしています。音楽のそれも「演奏法」という週二回しかない授業なので、儲かるという程の物ではないです。でも高校生にパンを教えて、今までない音の捉え方、作り方をしってもらうのは、私にとってとても大事なこと。なにより、 楽しいのよ。 3学期の授業はあっという間に終わってしまって、今は授業がないので高校にはぜんぜん行ってません。で、来年も授業をさせてもらえることになりました。 おー、おめでとー。ありがとー。ばんざーい。 この一年でやったことが、意味のある物だったと、音楽の先生に太鼓判を押していただいたような気がします。うれしいうれしい。 2.3年生が一つのレッスンを受ける選択科目のこの授業で、去年取ってくれた二年生が、三年になっても授業を取ってくれるという。これもうれしいね。 三年生の最後の授業を終わる時、いつもとは違う、はっきりとした口調で、「ありがとうございました」って言ってくれたのよ。だいぶうれしかったです。 始めるときはねぇ、自信なんてなかったです。ただおもしろい、意味のある授業をしたかっただけ。それが100%伝わっているとは思わないけど、funnyにしろinterestにしろ、「おもしろかった」と言われたら、「これで良かったのかな」と思える。 もちろんその前に、授業としての内容があっての話だけどね。うちの生徒さんは皆さん優秀でした。私の提案した所まで、知識も技術も身につけてくれてて。その上での「おもろかった」って言ってくれたら嬉しいよね。言ってくれたのは「ありがとう」だったけど。 さ、来年はなにしよっかな。 生徒よ。これ読んでたら覚悟しとけよ。おもしろいから。 - 止まると死ぬんじゃ - 2002年03月04日(月) 寛平ちゃんの有名なギャグです。 今日その話をつれとしてまして。 「もーめっちゃくちゃ忙しい。せめてもうちょっと休ませて。連休ちょうだい」 「自分ら、芸人は動いてなんぼやろ。芸人はなぁ、止まると死ぬんじゃ」 と吉本の人に言われたのをそのままギャグにしたとか。 さすが寛平ちゃん、逆境さえもギャグに昇華してしまうとは、おそるべし。 どうも私の周りには「止まると死ぬ」タイプの人が多いらしい。 その話はそのうち書くとして。 (こういって書いてないネタ多いなぁ) 私は個人事務所なので、休みは自由に取れます。いや取れるはず。 でも365日動いてます。たまーに一日オフを取って、デートしてたり、テレビの番人してみたりしてますが、今、こうやってWeb書いてるときも、飯食いながらだったりして、on と off の差がよくわかんない状態で、ずっとやってきてます。 昼前に起きてきて(うらやましい?)レッスンやったり、チューニングしたり、銀行いったり、買い物したり、そのあいだに洗濯機まわしてみたり。来客がいなくなるのが、たいがい夜の十時頃なので、それから、曲書くとか、練習するとかして、 晩御飯食べながら、パソコンに向かうと。 寝るのはたいがい4時か5時(うらやましい?) でも基本的に睡眠時間が短いとだめな方なので、週で平均を取ると、普通の人よりゆっくりしてるのよ。ただ、時差があるだけ。 で、1年か2年に一回、一ヵ月くらい、海外に遊びに...。 遊びに?! いやいや、カリブ海トリニダードに行くというだけで、海なんて今まで何回行ったかな。練習、メイキング、チューニングの勉強、パンの買い付け、人に会う、の繰り返しの毎日で、いっつも帰る寸前にあわててOFFを入れるくらい。行き帰りの飛行機の時間はほとんど寝てます。 こういう生活を何年もやってると「止まると死ぬかも」って思ったりします。 で、逆に仕事中に細かく休憩を入れるのがうまくなりました。 ちょっと外にでたついでに(事務所に帰ると仕事モードになってしまうので)ミスタードーナツによって、15分。最初の5分で書類の整理と電話連絡をすませて、10分間ゆっくりさせてもらう。 好きなことさせてもらって、そのために必要なことだから仕事をする。 そんなんで日々暮らせてるのはありがたい事です。 今年はどうやら、このままではすまない予感。鍋男、仕事師に化けるかもよ。 - Thanks to Join us - 2002年03月03日(日) live やりました。なんかとても久しぶりにやったような気分。気持ちよかったぁ。 ギタリストM氏と二人のデュオでのLiveは、今回が二回目。 遊びでやってるわけではないので、ビジネスとしては当然お客さんの入りも気になるわけで。 2回目ってのは怖いのよね。 一回目は当人達も必死でお客さんを集めるので、たいがいそこそこ入る。で、大入りになったのを見て、「このバンドはこれだけ客持ってるなら、定期的にはいってもらおう」なんて、livehouseのオーナーが言っちゃったりして、2回目以降、客数ががたっと落ちるなんて事は、良くある話。 2、3、4回目できっちりお客さんがいて初めて、イベントとして成功するわけで。 Carribean Night Cap vol.2 はおかげさまでお客さんも充分に入り、一時満席を記録できました。 3回目以降も気を抜かずにいかないとね。 肝心の演奏の方は..... おもろかったぁ。 本人が言うんだからまちがいないし。 二人で作ってる音も、だいぶ固まってきたし、 次のアレンジを考えていってもいいかな。 今回入れたオリジナルのできもいい感じやし、 もちょっと煮詰めて、次にはもっと良くなる予感です。 しゃべくりは相変わらず、笑いのつぼをはずしながら、笑ってもらうという高度な技を駆使。 (ただ単にはずしまくってるだけというご批判は、ありがたくいただいております。) 今回、ひっさしぶりに、「音」で笑ってもらえたのが、めちゃめちゃうれしい。 M氏とのデュオならではです。とある曲の演奏中にくすくす笑いがあっちこっちからもれてて、こっちも調子にのって、「もっともっと」ってやってしまって。一部の方からご好評をいただきました。 これはネタとして、も少しあっためていこうかな。 もちろん、笑ってもらうのが最終目標じゃないのよ。でもお客さんにリラックスしてもらうのは、とっても大事なこと。そこに近づけたのは素直にうれしい。 とりあえず今津のBAR fakeでは2-3ヶ月後にやる予定。 このデュオは他の場所でもやっていこうかな、と思っているので、大阪、神戸の人もたまにスケジュールをチェックしてみて下さい。 あー、気持ちよかった。 - 明日はfake - 2002年03月02日(土) なんだかんだ言ってたら3月になっちゃった。 明日3月3日はひなまつり。 で、「Carribean Night Cap vol.2 - おひなさんにカリビアンってLive」というのをやる。 「で、」 ってわけでもないか。 こないだ「カジカジ」のところで書いた Guitarist 正田氏とは去年秋ごろからのつきあい。 音楽的な考え方がめっちゃあうので、一緒に演奏していてもいい感じ。 ということで、去年末に近所のバー、「fake」で 「Carribean Night Cap - この年末の忙しい時に何すんねんLive」 というのをやってみた。Duoだ。 なかなかの好評をいただいて、今回は第二回目。 スティールパンとギターの二人だけ。パーカションもベースもない中で、二人でどうやって音をつむぎ出していくのか。Jazzテイストあり、Carribeanテイストあり、FunkもPopもRockも、私たちのベースになっている音全てをベースにアレンジを重ねています。元曲は皆さんがご存知な曲をできるだけ集めているので、聴きやすい物のはず。ただ私たちのソロは少しヘンタイ入ってますけどね。それぐらいが気持ちいいはず。 今日、昼、少しリハーサルをしてみた。今回もなかなかに気持ちいい。前回と楽曲はあまり変わらないけど、少しづつアレンジが違ったりなんかして、全曲新鮮な気持ちでできる。やる側が新鮮な気持ちなのって、めちゃくちゃ大事なのよね。新曲ももちろんあります。 てなわけで。 おひまなら、お越しやす。 詳しくはこちら 今日は夜遊びしないでちゃんと寝ます。 -
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