ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年01月31日(月) 先延ばし いよいよ明日は眼科医に行かなければ、いろいろとマズいことになってしまいます。
薬が切れて眼圧が高くなったりすると、「薬を増やす」などという面倒なことになりかねません。そうならなくても、「薬が切れる前にきてくださいと言ったでしょう」とおしかりを受けてしまうことになるからであります。
こうやってウツにかまけて物事を先延ばしにしていると、酒を飲んでいた頃のことを思い出します。
学生だった当時、授業には全然でていなくて、もう卒業の見通しはなくなっていました。それでも学生という身分を授業料という金銭で購って、サークルの友達と遊んでいました。
午後4時10分になると授業が終わり、皆が学生会館(という名前のサークル活動の拠点)に集まってきます。それからメンツを揃えて雀荘に行ったり、夕方から居酒屋へ繰り出したりするのが日課でありました。だから、授業にはでなくて遊んでいるだけの自分にとっても、午後4時10分という時刻は重要な意味を持つものでした。
しかし、酒飲みがひどくなってくると、午後4時10分が迫ってきてもなかなか布団から抜け出すことができず、アパートの中で過ごすことが多くなってきました。孤独なのは嫌なのですが、遊びに行く心のエネルギーがない状態とでも言いましょうか。
こんなことではまた孤独な一日を過ごす羽目になると思いながらも、体を動かすのを先延ばしにして、銭湯が閉まる午後10時、酒の自動販売機が閉まる午後11時すら、のがしてしまうのでありました。
そうした無気力な日々から脱出しようと決意するのは、決して「今日から」ではなく、かならず決まって「明日から」であり、その明日が来ることはないままに、酒におぼれる日々が続くのでありました。
あれから20年が過ぎましたが、先延ばしにする自分の性格はちっとも変わっていません。
2005年01月30日(日) 小学校 以前に長女が小学校でいじめに遭っているという話を書いたら、掲示板やらメールやらでご心配をいただきました。ありがとうございました。
おかげさまで今のところ、いじめは収束しているようであります。いじめっ子のほうに「授業について行けない」という問題があって、そのフラストレーションが暴力という形になっていたらしいです。その子のために特別授業をしたり、先生を二人に増やしたりという対策が行われて、いまは学級も静けさを取り戻しているそうであります。
しかし、長女は「教室に入りたくない」というのであります。
そこは閉所恐怖のような恐ろしさを感じると言います。学校に行きたくないわけではないのですが、教室は嫌だといいます。先週は半分以上を保健室で過ごしました。
いじめの後遺症というのがあるかもしれませんし、最近クラスメートとの関係で悩んでいることもありそうです。はたまた、親がこのようにして毎日ぶらぶらしているのも良くないのかもしれません。
親としては話を聞いてあげたり、先生と相談してみたりするぐらいで、他にどうしたものか策もないのであります。ただまあ、解決を焦っても仕方ないとは思うのであります。
単にソブラエティといっても、年々ハードルが高くなるような感じがするのは、気のせいでしょうか?
そのハードルを蹴り倒しながら走っているという気がしないでもありません。
2005年01月29日(土) 一月も終わりに・・ 一月中旬から仕事を休むようになり、すでに2週間が経過しました。
不安感がとれないので、デプロメールが増量されました。
緑内障の目薬がなくなってきたので、そろそろ眼科医に行かねばなりません。前回の診察を受けたときに、病気が進んでいないか調べるために視野検査の予約させられました。悪いことに検査の日は睡眠不足だったので、もちろんすっぽかしてしまいましたとも。おそらく今回診察を受けると、「今度こそはすっぽかさないでください」と念を押されることになるのでしょう。あ〜やだやだ。
起きてみたら午後4時半で、すでに眼科医の診察時間は終わっていました。おかげで、今日はもう眼科医の件で悩まなくて済みました。明日の午前中にはAAの日曜集会があるのですが、午前中から車で移動するのは無理っぽいので、欠席させていただくことになりました。
赤石路代の少女コミック『ないしょのハーフムーン』を読みました。「なんとなく麻雀」をプレイし、その後次女の誕生のお祝いをしました。
ケーキを食べた後で、パパが元気になったら、東京の遊園地に遊びに行こうという計画をたてていました。それとも名古屋の動物園か、長女のクラスではもう行っていないのは長女だけになってしまった東京ねずみランドでありましょうか。
久しぶりに気合いを入れてネットサーフィンをしています。楽しいこと、楽しめることの方に気が向くようになりました。うつも底をついたのかもしれません。
2005年01月28日(金) 架空請求 一日数十通のトラフィックがあるBIG FOOTのメーリングリストを除いても、僕は一日100〜200通のメールを受信します。そしてその9割以上は用のないくずメールであります。バイアグラの販売や、多重債務の整理、異性の友人の紹介業、不正コピーのソフトウェアの販売、最近では音楽の不正ダウンロード販売などなど、あまりまっとうでない手段で金稼ぎをしようという人たちが無差別に送るメールで、僕のメールボックスはあふれています。
昨年から増えたのが、何かの有料サイトに自動的に入会してしまったかのように誤信させるメールです。メールのサブジェクトは有料サイトであるとは見抜けないような件名になっていたりします。たとえば、「あなたの情報を同窓会名簿に登録いたしました」などというタイトルで、詳細は下記のURLへとあるので、「なんだこれ?」と思ってそのアドレスをクリックすると、アダルト画像などの有料サイトに誘導されます。
そのサイトの画面を適当にクリックしてしまったりすると、「ご契約ありがとうございました」などというメッセージとともに、こちらのメールアドレスやIPアドレス、契約プロバイダーなんかが表示され、あたかも「こちらの個人情報が筒抜けであるかのように」思わせて、「一週間以内に代金何万円を支払ってください」と脅す手口であります。
ご丁寧に、こちらのメールアドレスには、支払いを催促するメールが定期的に届くようになり、不要なメールがまた増えてしまうという次第です。
実は最初に送られてきたメールのなかのURLには、こちらのメールアドレスが暗号化されて入っていて、有料サイト(?)にアクセスした時点で、こちらのメールアドレスが相手に伝わっているだけの話であります。
まかり間違っても言われるままに支払ったり、こちらの個人情報を教えたりしてはいけません。
国民生活センターのぺージ。
2005年01月27日(木) ニュース検索 直接「さるさる」や「えんぴつ」をブックマークしてこの雑記をご覧の方は、ひょっとするとお気づきでないかもしれませんが、ieji.orgの雑記のページは新聞記事の検索とセットになっています。
朝日新聞と毎日新聞、産経新聞とYahoo!ニュースの4サイトを3時間おきに「アルコール」+「依存症」のキーワードで検索した結果を表示しています。読売新聞にも記事検索のページがあるのですが、無料版は検索期間が一週間と短くて記事が引っかからないので含めていません。中日新聞のサイトにはそもそもニュース検索のページすらありません。
実際の紙媒体の紙面と、インターネット上の記事には違いがあるのはもちろんでしょう。でも、こうして検索結果を眺めてみると、「毎日新聞の記事の多さ」が目立ちます。これは新聞社の姿勢の違いを示しているのでしょう。もっとも、メディア論の人に言わせると、新聞が有料の場合には、社ごとの姿勢の違いは、間接的には読者が形作るものだそうです。だから、毎日新聞を読んでいる人は、アルコール依存症などの健康問題や社会問題により興味を持っている人だということもできるかもしれません(真に受けないように)。
新聞社のサイトを検索して、特定のキーワードの記事を表示するというアイデアは、ウェブサイトを立ち上げた頃からのアイデアでした。技術的なことを学んで実現するまでに3年かかったというわけです。で、実現した結果は、別にすごく面白いわけでもなかったなぁ、というのはプログラムを組んだ感想としてはよくある話であります。
2005年01月26日(水) AAミーティング 今年の冬は例年より寒いような気がします。
実際のところ平均気温がどうなのかはわかりません。
でも、道路脇に汚れた雪がいつまでも残っているのを見ると、決して暖かくはないのだと思います。
そして、寒いとなんとなく、身も心も縮こまってしまいます。
ファンヒーターの石油が尽きて、給油するのが面倒くさいです。
スキー場から悲鳴が上がっていてもかまわないから、暖冬が好きです。
冬になるとうつになるという「冬季性うつ」というのもあるそうです。強い光を浴びるという治療をするそうです。このタイプのうつは体重増加するケースが多いとか。
ホームグループのミーティングに誰かが足りないような淋しい気がしました。長い入院の間、このグループに通い続けてくれた人が、退院していったと知りました。できれば、地元のミーティングにつながってほしい・・・そしてまたミーティングで会いたいです。しかし、それを決めるのは僕ではありません。
2005年01月24日(月) ペット3様 昨年の夏に買ったメダカが水槽の中で元気に泳いでいます。
4匹買って、すぐに1匹死んでしまったので、「これは次々死んでしまって、いくらももたないだろう」と思っていたのですが、あにはからんや元気であります。
一時期、水槽の中に水草を入れてあげたら、卵をいっぱい産み付けていましたが、孵ることはありませんでした。卵だけ別の水槽に入れ替えてあげないと、産み付けた卵を食べてしまうのだそうです。
同じ頃に買ったハムスター。最初に無料でもらってきたハムスターはあっけなく死んでしまったのですが、余った飼育キットがもったいないので、ペットショップから買ってきた一匹は元気です。
最初はまったく人間に慣れていなかったのですが、最近はケージを覗き込むと巣穴から出てきてくれ、人の手からひまわりの種を受け取って食べてくれるようになっています。
3度目の冬を越そうとしているモルモットは、どうやら風邪気味のようで、鳴き声がひゅーひゅーいっています。元気をつけるべく、にんじんを餌に与えています。小動物用のヒーターを買ってくるべきか迷っているところであります。まあ、風邪を引いて獣医にかかったりすると、ヒーター代ぐらいすぐに飛んでしまうのでしょうが・・・。
子供たちはペットを飼うことで、死んでしまったものは生き返らないということを学んでいるのかもしれません。新聞記事によれば、小中学生の15%は、死んだ人は生き返ると思っているのだとか。それだけ死が身近でなくなったと言うことでしょうか。
会社で上司と相談して、2月中旬まで休職することに決まりました。その後は一応復職する予定です。
2005年01月23日(日) 公衆電話 ICカード型公衆電話が廃止になるというニュースがありました。
我が家の近辺でも、コンビニの前にある公衆電話が、ICカード式になっていたりしました。一応電話マニアを自認しているので、ICカードも一枚買って財布の中に入っています。いざ公衆電話を使おうって時に、ICカードを持っていなくて情けない思いをすると嫌だなと思ったからです。が、実際のところはいままで一度も使ったことがありません。
昔PHSを使っていた頃は、結構公衆電話を使っていました。PHSというのは市内通話は比較的安いのですが、長距離通話になると高かったのです。なので、出先から県外の相手にかけるときには、わざわざ公衆電話を使ったのであります。
そのうちにNTTが公衆電話の料金を値上げしたので、NTTのテレフォンカードを使うのはやめにして、NCC系のこんなカードを使うようになりました。
その後PHSが携帯電話に変わり、さらに料金プランが「コミコミ」プランなどというものになって、通話していようがいまいが、毎月決まっただけの通話料を取られるミニマムチャージありの料金プランしか選べなくなってしまいました。
「使っても使わなくても金を取られるなら、使わなければ損だ」と考えるのは人間の悲しい性でありましょうか。いよいよ公衆電話は使わなくなってしまいました。
NTTは公衆電話部門は赤字だ赤字だと騒いでいて、利用頻度の低い公衆電話は撤去される運命にあるようです。そうはいっても、老人ホームや精神病棟などに公衆電話の存在は欠かせません。公社ではなく私企業になった以上、赤字の事業を押しつけることはできないにしても、携帯電話会社から赤字補填して継続させるぐらいのことはしてもいいような気がします。
さて、抑鬱状態という診断で休職することになって一週間が過ぎました。明日月曜日には一週間ぶりに会社に顔を出して、今後どうするか上司と相談しなければなりません。気の重い話でありますが、避けて通ることもできないし・・・。やれやれ。
2005年01月22日(土) 生命保険 アルコール依存症や薬物依存症になると、生命保険を契約してもらえなくなります。
保険というシステムは、リスクの高い人たちを排除することで成り立っているので、やむを得ないことなのかもしれません。
保険を契約するときには、保険会社に告知書というのを出すことになっています。これには、「過去5年以内に医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか」という項目があるので、正直に答えれば契約してもらえません。仮に5年間無事に過ごしていたとしても、既往症という項目があるので、一生直らない依存症という病気を書かなければうそになるでしょう。
でも保険に入りたければ、告知書には事実と違うことを書かざるを得ません。すると告知義務違反ということになります。保険会社は告知義務違反を知った時点で契約を解除することができます(依存症に限らず、これは他の病気全般に言えることです)。
たとえば保険金の請求の際に、医者に書いてもらって保険会社に提出する診断書には、病気の初診日などが書かれていて、簡単にわかってしまうこともあるわけです。
ただもちろん、ばれない場合もあるし、保険会社も全部のケースを調査しているわけでもありません。だから、告知義務違反であるのに、保険金が支払われているケースはいくらでもあるでしょう。
逆に、細かな治療歴を忘れていて、うっかりミスで告知義務違反で、遺族が保険金をもらえずに泣くケースもあるわけです。
さて、契約が有効になってから2年経過すると、保険会社が告知義務違反を知っても、契約を解除できなくなります。つまり契約後2年間無事にやりすごせば、生命保険を勝ち取ることができるというわけです。
それを目的に、意図的に告知義務違反をして保険に加入することには、いろいろな意見があります。
ひとつには、病気であることを理由に排除するのは、保険会社という強者の論理であり、支払ってもらえないかもしれないリスクを冒して加入するのは、弱者が身を守る生き方の問題であると肯定的にとらえる意見です。
それとは逆に、嘘をつくというのは人の道に外れることであり、刑法上の詐欺罪にあたる犯罪であるとする意見もあります(詐欺による契約無効で支払ってもらえない可能性もあります)。
依存症になる以前の生命保険契約がある人は、それを大切にするのが最善でしょう。これから生命保険に加入するという人は、自分が何をするのか、よく理解してからの方がいいでしょう。
2005年01月21日(金) さよならパキシル 精神科医に行って診察を受けて、処方を変えてもらいました。
どうしても強い焦燥感、胸を圧迫されるような感じ、寂寞と淋しい感じがとれないのが理由です。
ずうっとお世話になってきた「パキシル+ミラドール」という組み合わせから、「テトラミド+デプロメール」という組み合わせに代わりました。パキシルは、認可されてすぐに使い出して、それからずっと使い続けてきただけに、感慨深いものがあります。
もともとうつ病の薬として開発されたパキシルですが、精神科の病気全般に使われて「万能薬」とまで称されています。一錠約150円という値段は、他の薬の何倍も高価です。
パキシルの代わりのSSRIとしてお世話になるデプロメールは、ルボックスという薬と同じものです。「不安感がとれない場合には、倍に増量するけど、とりあえず一週間は様子をみましょう」と言われました。正直な話をすれば、抗うつ剤で地道に改善していくよりは、抗不安剤を飲んで一気に楽になりたいのですが、医者もアルコール依存症者にトランキライザーを処方する危険は十分承知しているので、決してそういう処方は出してくれません。
僕も通院歴が長いので、通院医療費公費負担制度にお世話になっています。これのおかげで通院医療費の自己負担は5%で済むので、比較的高価なSSRIなどを飲んでいる身としては、経済的に大変に助かっています。(次回の通院時に更新なので、忘れずにはんこをもっていかなくちゃ)。
二郎さんの掲示板に書かれていたのですが、今度この制度が変更になって、所得や障害度による制限が行われるようです。政治的な発言をする気はないのですが、実際にこの制度にお世話になっている身としては、直接に負担が増えて辛いな〜という感じであります。
2005年01月20日(木) ノン・アルコホーリク常任理事 JSOから届いた封書を開けてみたら、中にAAのニューズレターが入っていました。
読んでみたら、5年間日本AAの常任理事(トラスティー)を努めていただいた精神科医の田辺等先生が都合により退任されると書かれていました。
一度だけ、食事の席で同席したことがあり、動物を使った依存症の研究の話などを楽しく聞かさせていただいた記憶があります。まさか先生がここをお読みだとは思わないのですが、AAに対するお力添えに、僕からもお礼を述べておきたいと思います。
常任理事といっても報償を出せるわけでもなく、せいぜい交通費を出せるくらいでボランティアでお願いしているわけです。アルコホーリクばかりでは迷走しがちなサービス機構に、ノン・アルコホーリクを入れるという決まりは、今まで僕の見聞きした範囲では、なかなかうまく機能しているように思います。
アメリカのAAの(ノン・アルコホーリク)常任理事は結構人気がある地位らしく、改選の際には精神科医などの自薦・他薦の推薦状が70通とか届くという話です。アメリカでも理事は無報酬で、理事になりたがる人は(金も暇もある)成功したお金持ちのお医者さんばかりである、という噂もあながち嘘とは言い切れません。
それでも、海の向こうではAAは社会的に認知されているわけで、AAの常任理事を務めたという経歴も、社会的に意味を持っているのでしょう。
そこへいくと、日本のAAの常任理事を務めたからといって、社会的に得るものは実質的に何もないわけです。しかも、AAのメンバーのほとんどは、AA外部の専門家がこうしてAAに時間を割いてくれているということを知りもしないので、感謝をするということもないわけであります。
無名であるアルコホーリクに代わって、名前のある存在としてAAを代弁してくれるノン・アルコホーリク常任理事は、日本のAAの中では無名な存在であります。
2005年01月19日(水) たった一つの冴えないやり方 保育園に通っている下の娘を迎えに行く役目を仰せつかりました。稼いでいない旦那は立場が弱い雑用係です。
もちろん理由はそれだけじゃなくて、自分が家の中にこもり気味なので、外へ出て新鮮な空気を吸ってこようと思ったのです。ビル・Wもうつ病の治療に「散歩」を勧めています。
上の子供と一緒に保育園まで歩いていきました。下の子はパパを見つけると大喜びでした。帰りにコンビニに寄っておやつを仕入れました。店の外に出てみると、車5台が衝突事故を起こした直後でした。救急車が到着した生々しい状態だったのですが、ディジカメで撮影するのはやめておきました。事故で興奮した当事者たちに、「あに撮ってやがんだよぅお〜」とか言われたら嫌だからです。
AAミーティングに行くまで昼寝することにしました。なんだかすごく気持ちよくて、ミーティングを休んでしまいたいぐらいの気持ちよさでした。
今日もミーティング会場は使う前から公民館の人が暖めておいてくれました。今回は純粋に僕らのミーティングのために部屋を暖めておいてくれたわけで、ありがたいことです。メダルミーティングで、3ヶ月が一人、1ヶ月が二人、ワンデイが一人。
帰宅後、前回の地区委員会議事録の印刷をやりました。各代議員に届けるべく、封筒の宛名印刷を始めてから難航しました。封筒についている糊テープが、プリンターのあっちこっちにひっかかって、夜中に大騒ぎしてしまいました。
2005年01月18日(火) 穴掘りプロジェクト 僕はコンピュータープログラムを組むことを生業としています。
何もないところから、プログラムが生まれ、成長し、(完成することはないけど)ある一点に向かって収束していきます。その過程を歩んでいくのが楽しいです。
プログラムを客先に納入するときは、なんだか子供を旅に出すような気分です(旅に出したことはないですが)。そのプログラムが役に立つとうれしいです。それで客に感謝されれば二重にうれしいですが、それは本質的なことではありません。ともかく、できあがった存在として役目を果たすということが大事なのです。
ところが仕事が仕事である限り、本来の役目以外の役割を担わされたプログラムが計画されることがあります。たとえば「顧客に誠意を見せるため」に作られるプログラムや、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」式のプロジェクトであるとか・・・。
本来の役割を果たさないプログラムの存在は、なんだか悲しいです。それに延々とつきあわされる仕事は、とても空しいです。
「庭に穴を掘る」という例えをします。スコップで庭に穴を掘っていきます。穴が掘れたら、今度は埋めます。埋まったら、また掘ります。そしてまた埋める・・・延々これの繰り返し。もしこの作業を「仕事として給料を上げるからやってごらん」と言ったら、「はいはいやります」と手を上げる人もいるのかもしれません。
こういうことに強い人もいれば、弱い人もいるでしょう。でも、鞭を持って強制労働でもさせない限り、いつか人は無意味な作業に嫌になってやめてしまうものだろうと思います。人間とはたぶんそう言うものです。
僕は穴を掘るのがなんだか嫌になってしまったのです。周りの人が黙々と穴を掘っているのを見て、これでいかん、もっと真面目に掘らなくてはと思うのですが、そう強く思えば思うほど、砂をかむような気分になっていくわけです。
「根気が足りない」「気分屋」「職人気取り」 まあ、なんと言われようとも、そういうところは変えようないのだと思うのです。
2005年01月17日(月) 休職願い 別に仕事がきつくて嫌になったわけではありません。でも、なんだかみんなが真面目に勤めているのに、スチャラカな自分が浮いているようで嫌になりました。
「こんなことではいけない、俺も真面目にやらなくちゃ」
真面目にやって、普通のさらりーまんになるんだと心に誓いました。堅い勤め人になって安定した生活を築き上げよう、そう自分に言い聞かせました。そのためだったら、小さな細かな嫌なことは我慢できる・・・はず。
でも、体は正直でした。過食が始まったのがいつごろかは思い出せません。でも体重が急激に増加し始めたのは11月からでした。満腹感で満たされているあいだは、現実から切り離されていて楽になれました。でも逆に、そうでないときの苛立ちも強まりました。
やがて、内臓に脂肪が付いて、ただ座っているだけでも苦しくなりました。正月に実家に帰ったら、母親に「おまえ太りすぎて気持ち悪い」と言われました。これじゃいけない、痩せなくてはと思ったけれど、体重は思うようになりません。ついつい食べ物に手が出てしまいます。よっぽど喉に指つっこんで吐こうかと思いましたが、とりあえずそれはやめておきました。
「過食防止サプリメント」なるものをネット購入しようか真剣に悩みました。ウェストが苦しいのでズボンを買いに行き、計ってみたら76cmから85cmに増えていました。
4月になれば遠距離通勤から解放されるし、前の会社から一緒で慣れ親しんだ同僚と勤められる・・・そうなればきっと楽になれる、それまで辛くても我慢しようと思いました。が・・、4月が22世紀と同じぐらい遠くに感じられて仕方ありません。
食べ過ぎた翌朝の胃のむかつきは、なんだか二日酔いを思い起こさせます。朝の鬱症状がどんどん悪くなっていきました。
「世の中のおとーさんたちはもっと辛いことに耐えている」「仕事やめたらどうやって生活していくのか」 そう思っても自分の心が奮い立たなくなってしまいました。まわりからどう見られたって気にしないと言いながら、もうそれに見合ったエネルギーが枯渇してしまいました。
かかりつけの精神科医に行ったら、先週の血液検査の結果が出ていました。中性脂肪とコレステロールがすごい数字になっていました。
「明らかに過食の影響でしょうね、いままでこんなことなかったでしょう?」
そう言われて、物質的なものでストレスを解消し続けている自分が恐ろしくなりました。このまま続けていけば、いつか酒にいきついてしまうかもしれません。
医者と相談した結果、診断書を出して仕事を休むことにしました。仕事を失うことになってもいいから、ともかく休みたかったのです。
出張中の上司と携帯電話で話しました。「そういうことなら明日から休んでください、仕事はこちらでなんとかします」と言われて、なんだか悔しい思いがしました。でもまあいいや。
自分の不器用な生き方が悔しいなぁ。ともかく休暇です。
2005年01月15日(土) 悪徳商法 妻がまた悪徳商法に騙されそうになりました。
旅行業務取扱主任者という試験の回答を採点すると、用紙一枚に付き1,000円もらえるというのです。「札幌まで用紙を一枚ファックスするのに、いくらかかるのか」ときいてきたのが、発覚の発端でした。
旅行業務取扱主任者といったら国家資格です。そんな試験の回答採点が在宅ワークに出されてくるわけがありません。「試験そのものじゃなくて、受験用の教材の採点か何かなのか?」ときいても、試験本体だといいます。おまけに、採点をするためには、まずその資格を取得しないといけないのだそうです。
そして、その資格試験のために同じ会社が販売している47万円の教材を買う必要があるんだそうです(ほらきた)。でも国家試験なので合格すれば国から30万円の補助金が出る(そんな国家資格あるわけがない)。おまけに、足りない分はその会社が1枚1,000円で仕事を斡旋するからすぐに取り返せる(と言っておいて、実際に仕事を斡旋する会社はない)。でも、とりあえず47万円は支払ってもらう必要があるので「ローンを組んでほしい」(いつだってローン会社は無関係な第3者なんだな)、という話のようです。
「また騙されているんだよ」という僕の話は信用してくれないので、インターネットで検索した悪徳商法の掲示板をみせたらやっと「騙されている」と気がついてくれたようです。僕みたいに猜疑心が強くて自信過剰の人間も困ったものだけれど、騙されやすいのも困ったものです。
窓の外ではしんしんと雪が降っています。雪が降ると放射冷却が起きなくて、気温が下がってもせいぜい氷点下2〜3度ぐらいで、比較的暖かいです。でも、後で晴れると寒いんです。
明日はまた朝から雪かきであります。
2005年01月14日(金) 暗い闇の果てに蒼い月の光が照らすのか? 仕事を休んで一日中寝ていました。ちなみに先週も一日休んでしまいました。
3月末までに3日間支給された有給休暇を、もう2日も使ってしまったというわけです。さらりーまん的に考えると、これはそうとうまずい状態であります。
「白でも黒でもない、灰色の存在を認めることです」
とは、うつ病から回復した人の話であります。
話は変わるのですが、もし運命のボタンが掛け違っていて、僕が酒をやめていられなかったら、今頃どうなっていただろうと考えてしまうことがあります。
おふくろと二人暮らしで、無職で、飲んだくれで、前途を悲観した母親に包丁で刺し殺されていたかもしれないなぁと思ったりします。
どうしてアル中になる人がいて、ならない人がいるのか。酒が止まる人がいて、止まらない人がいる。なぜなのか、僕にはわかりません。
見知らぬ人の書いたWeb日記を読みかえしています。1998年というから今から7年前ですか。当時は読んでいて「サイゼリア」という店の存在が理解できませんでしたが、今は僕の住んでいる町にもサイゼリアが3軒もあります。
あの当時は自分が日々をWeb上に公開するようになるなんて、夢にも思いませんでした。未来にはほんとうに何が待っているかわかりません。今後も、僕は僕のスタイルで書いていくしかないのでしょう。
2005年01月12日(水) あたたかさ 仕事に行きたくないし、行っても仕事をしたくないし、かといってどこか他へ行きたい場所があるわけでもなし・・・という気分になるのは別にうつ病患者に限らないことなのでしょう。しかし、どうしてこう周期的にしんどい思いをしなくてはいけないのか。
おまけに、こう寒いというのに会社の暖房はエアコンだけで、足下が寒くてたまりません。あったかい布団が恋しくてたまりません。
こうなると、いつものAAミーティングですら面倒でたまらなくなります。でも、いきなり会場が開いていなかったら仲間も困るでしょう。自分のためという意識があまりないまま、会場にたどり着きました。
いつもは冷たい部屋にヒーターがついていました。今日はこの部屋を役場の用事に使うはずで、公民館の職員の人が部屋を暖めておいたのに、用事はキャンセルになってしまったのだそうです。別に僕らのために部屋を暖めておいてくれたわけじゃないのですが、なんだかうれしい気分でした。
仲間がだんだん集まってきて、なかには「ひゃ〜、部屋をこんなに暖かくしとくなんて、ぜいたくだね〜」とおどけてみせる人もいました。
体も温まったけれど、ミーティングで心もあったまりました。
きっとこの暖かさは、神様の贈り物だね。
最低気温の予想は零下10度だそうです。明日は足下暖房用にハロゲンヒーターを職場に持って行こう。
2005年01月10日(月) 東京での集いへ 昨日は頭痛のためとはいえ午後5時まで寝ていたのは、我ながら異常だと思いました。そして夜半にまた寝て、朝早く起きたとはいえ、また高速バスの中で熟睡できるなんて、つくづく自分の睡眠中枢は壊れてしまっているなと実感します。
さて、会場に着いてみると、地下室だというのに停電していて真っ暗で、おまけに暖房もなくて、ついでにトイレも使えないという状況でした。そんな中にざわざわと100人以上集まって、当然マイクも使えないので、スピーカーの人の声を全員息を押し殺して聞いている、それでいて誰も表だって文句一つ言わないというのは・・・
「なんか秘密結社の集会みたい」
でした。でもみんなすごく真面目なのはわかりました。
幸い午前中で電気がついて、トイレも使えるようになりましたが、暖房だけは夕方までありませんでした(けど、人の温かさで不思議と寒くは感じませんでしたけど)。
お昼休みに、長野県出身の仲間に会いました。一緒にご飯を食べて、SPAMをもらいました。いや正確にはSPAMの乗ったおにぎりか。帰りの電車の中で食べてみましたが、しょっぱくてスパイシーでおいしかったです(でもこれを毎日食べる兵士さんは大変かな)。
一つだけ確かに言えることは、僕はAAの仲間が大好きなんだってことです(いやだから、そういう意味じゃないって)。
さすがに帰りのバスの中では(1時間しか)眠れなかったので、『Good Luck』を読んでみました。自分は、最初に魔法使いの話を聞いて、そのまま広場を去ってしまうたくさんの騎士のひとりかなぁ。
若い仲間に「ビルはAAが唯一の解決策でも最善でもないと書いている」と言ってしまいましたが、こいつは僕がまたやってしまったミスで、正確にはガイドラインの中にある「そういうことを言ってはいかん」という戒めの言葉で、ビルの文章とは時代が違いました。こういうのは次いつ会えるかわかんないからなぁ。
東京は長野より暖かかったです。
2005年01月08日(土) 休日の過ごし方 Perlで新聞社のサイトを検索するスクリプトを書いていました。
とりあえず ここにリンク を張っておきます。いちおう6時間おきに更新することになっているのですが、もともと「アルコール+依存症」でひっかかるニュースの数が多くないだけに、中身が更新される頻度も高くないでしょう。
「日々雑記」の今日の部分と、この新聞記事検索の結果を組み合わせて、巡回していく人に便利なページを作ろうとしたのですが、なかなか良いデザインができなかったので、飽きてしまいました。
またやる気が起きるまで、ほったらかしになるでしょう。
さて、今月は月初めの統計処理がうまくいったようで、無事 アクセス統計 のページができています。
ページごとのアクセス数で、ここ何ヶ月かずっとトップ5に入っているのが、ゲシュタルトの祈り です。
たしかにGoogleで「ゲシュタルトの祈り」で検索するとトップに出てきます。で、リファラーをたぐっていって、どういうページから参照されているか調べてみると、やっぱり心の悩み事相談だったりします。僕の通っている医者の待合室の掲示板にも、誰かの訳が張ってあります。世の中人間関係で悩んでいる人が多いのでしょうね。
僕なんか毎日悩んでいるようなものですが。
午前中は精神科医へ。たまには血液検査をしましょうと血を抜かれました。そして散髪。午後は睡眠不足を補うために睡眠。夕方からAAの地区委員会。
2005年01月07日(金) iPod MDメディアを買いに電気店に寄ったついでに、売り場をふらふらさまよっていたら、アップルの iPod のデモに出くわしてしまいました。
ポータブルオーディオなんて使う機会はほとんどないのですが、アップルの丸っこくて無機質な色のデザインを見ていると、なんとなく所有欲がわき上がります(買わないけどね)。コンパクトさという点では、iPod miniがすばらしいのですが、上位機種の40GBにくらべると、4GBという容量はちょっと少なく感じてしまいます。
アメリカでよく売れているという話は納得できるものがあります。なにしろ、むこうではiTMSというオンラインストアがあるわけで、音楽をダウンロード販売してくれるわけです。音楽のダウンロード販売なんかに興味はないのですが、もしiPodを買ったら(買わないけど)iTMSで音楽を買ってみようと思うでしょうね。
日本でもアップル以外の会社がいろいろと音楽のダウンロード販売をしていますが、どれもこれもカスで役立たずなのは、買った曲をCDに焼くことが許されていない(契約的にも、技術的にも)ことがあります。CDに焼けなければ、カーオーディオで聞くこともできません。それにもしコンピューターが壊れたら、払った金にかかわらず財産を失うことになります。
だからソニーのインターネットウォークマンには魅力を感じないし、こいつはアメリカでは全然売れていません。
でも、日本ではiTMSみたいな便利なストアがないのに、なぜiPodはそれほど売れているのでしょうか。買った人はどうやって何十GBもの容量を音楽で埋めているのでしょう。まさか、手持ちのCDをせこせこリッピングしているとも思えません。となると、WinnyやらWinMXやらのP2Pソフトでごっそりファイル交換して曲を集めていると考えるのが自然じゃないでしょうか。
年々音楽ソフトの売り上げは下がっていく一方なのだとか。確かに不正コピーは音楽が売れない理由のひとつなんでしょう。でも、まともなダウンロード販売がないから、不正コピーがはびこってしまっているのも確かなことだと思うんだけど・・・。
2005年01月06日(木) 休暇 車のヘッドライトが片方切れてしまいました。同じ右側のスモールランプも先日切れたままほったらかしなので、危なくて仕方ありません。
ディーラーに電話したら30分ほどで交換してくれるそうなので、出勤前に車を持ち込んで交換してもらうつもりでいました。
「一時間ほど遅れる」という電話を会社にするつもりが、気がついたら「今日は休ませてください」になっていました。休まなければならないほど体調が悪いとは自覚していませんでしたが、ともかく休んで布団で横になってしまいました。
「うるさいぐらいいびきをかいて寝ていた」そうなので、やっぱり疲れがたまっていたのでしょうか。
午後3時になってようやくディーラーに行こうとしたら、冬休みの宿題に飽きた娘が「ついていく」と言ってききません。仕方ないので連れて行くことにしました。ディーラーでは年明けのセールのくじびきをやっていました。一枚引かせてくれるというので、娘に引かせたところ「中吉」を引き当てました。景品は、ヒノキの香りの入浴セットです。やるではないか、我が娘。
帰宅後、ひさしぶりにPerlでプログラムを組みました。HTMLのタグの処理をするプログラム(といってもすごくいい加減だけど)で、日記の自動処理や掲示板のCGIの基礎になってくれるでしょう。
2005年01月05日(水) 手渡していく 「優れたAAメンバーになる必要はない」
というようなことが、AAのどれかの本かパンフレットに書かれていました。
何もAAにやってきてまで競争をする必要はないということです。
人よりたくさんミーティングに出ようとか、人より正直な話をしようとか、人よりたくさんステップを踏もうとか・・・、そういう動機でがんばってみても、AAでは評価されないよというご宣託であります。
ミーティングに行かなくたって、正直にならなくたって、ステップを踏まなくたって、自分がそれでいいと思えば、それでちっともかまわないわけです。
ただアルコールが絶対の審判者として、背中から覗き込んでいるのは間違いありません。飲んでしまったとしたら、それはミーティングか正直かステップか、どれかが足りなかったんだということです。言い訳は意味がありません。
逆に言うと、飲みさえしなければ、どれだけソブラエティを大事にするかも、その人の自由だということです。だから「先ゆく仲間」とやらが、大して回復していなかったとしても、何も失望することもはないわけです。
年数がたったからといって安全になるわけでもない今日一日のソブラエティ。他人は他人、自分は自分のプログラム。ほら、ウィキペディアには何年もミーティングに出ているのに、一回も話したことがないメンバーも普通にいる、って書いてあるでしょう? アメリカでのメンバーシップだってそんなもんなんですから、気楽にやりましょう。
でもね、一つだけ確かなことがあります。ビッグブックにも書いてありますよね。
「あなたはまだ自分の手にしていないものを手渡すことはできない」
そして手渡していかないものは手元で腐ってしまうということも。
2005年01月04日(火) 低調な立ち上がり 一週間ぶりに会社のパソコンでこれを書いています(5日)。
年末年始、特に3が日中は低迷していたアクセス数が元に戻ったようで、おそらく昨日4日あたりから働き始めて、会社のパソコンからアクセスしている人も多いのではないかと思います。
休み中は元日にAAミーティングに一回行っただけで、ほかは買い物に行ったのと、実家に一泊泊まりに行ったぐらいで、ずっと家にこもっていました。
休みの計画は特に立てていませんでしたが、ビッグブックの集いの音声編集が終わったのと、「電車男」を読了したのが成果だったでしょうか。「心の家路」の携帯電話用ページに自助グループのページを追加したかったのですが、そこまで手が回りませんでした。
実家に行った疲れからか、昨日は起きたのが午後3時半でした。目が疲れていて、頭が痛く、頭痛薬を規定量いっぱいまで飲む羽目になりました。精神的にも鬱気味。でも、夕食にピザ3切れとご飯を茶碗半分食べてしまいました。
年末年始も働いていた人からのメールでメールボックスがあふれています。一週間も休んだ僕の頭の中では、プログラムの構造がすっかり崩壊しています。ペースを取り戻すのには2〜3日かかります。今日は焦らないで一日デスクに座っているのに慣れることにしましょう。
今夜はAAミーティング。
2005年01月03日(月) お正月 以前までだったら、年末年始のテレビ番組には「必ずこれを見る」というものが決まっていました。
31日は教育テレビで「第九」を聞き、1日は(これは見ないことも多かったけど)サッカーの天皇杯、2日は大学ラグビーの準決勝、3日はアメリカンフットボールの日本選手権と「フットボール三連ちゃん」というのがパターンでした。しかし近年は子供にテレビを占領された状態が続いています。
東京に住んでいた頃は、テレビ神奈川が関東大学ラグビーの中継をやっていたので、よく見ていました。年末も押し迫ってくると大学ラグビー選手権が始まって、あまり馴染みのない同志社とか京産大とか大体大などの関西勢が登場してくるのが楽しみでした。
長野ではラグビーの中継はほとんどないのでつまらない思いをしています。
去年の秋に始まった、こちらの放送は、大学ラグビーの中継を有力コンテンツに据えていたので、よっぽど契約しようかと思ったのですが、受信端末が5〜6万円と高いので断念しています。ノートパソコンのPCカードスロットに指すタイプは1万円弱ですが、ラジオ聞くためにパソコンを起動するのもどうかなぁ。
そういえば、友人からもらったパーフェクTV(スカイがつかない頃のやつ)の受信セットがあり、パラボラアンテナがベランダに設置してあります。このアンテナを見てNHKが「お宅は衛星放送をご覧になっていませんか?」としょっちゅう聞きに来るのは間抜けな話であります。
ビッグブックの集いの音声のノンリニア編集ももうすぐ終わりであります。休み中に済みそうでよかった。
2005年01月01日(土) 元日 年末に書店をのぞいたときに買った『ずっと、ずっと、あなたのそばに』を読み終わりました。
ずっと昔『野生の証明』という映画がありました。高倉健主演で、薬師丸ひろ子のデビュー作でした。結構楽しんでみたのですが、テレビでももう滅多に放映されないところをみると、かなり駄作だったのかもしれません。でも、森村誠一の原作は面白かったです。
で、その「野生の証明」の映画シナリオが文庫本で出版されて、当時なけなしのお小遣いをはたいて買ったのですが、読んでみるとなんだかつまらないものでした。なんだか商売上手に騙されたような気がしたものです。
で、「ずっと・・・」ですが、つまらなくはなかったんですが、なんだか騙されたような気がしてしまうのは、なぜでしょうか。
それから、『電車男』を読み進めています。
読んでいて気がついたのですが、毒男板(独身男掲示板)には、結構女が出入りしてる(書き込みしている)のですね。そういう女と毒男とくっついたりしないのかな?
彼女とデートするために服を買ったり、髪を切ったり、店を調べたりする「電車男」の心のエネルギー。そういうものを自分はいつの間にか失ってしまったような気がします(いや、最初から持っていなかったのか)。
明日の晩は実家に泊まりに行ってきます。PHSのサービスエリアに入ったので、ノートパソコンを持っていってダイアルアップで接続するつもりです。
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