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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年07月31日(木) 人は人、己は己 今日もきっちり休みまして、会社から「そろそろ出てきてくれないか」と言われました。
だからってわけじゃありませんが、明日は出勤します。そろそろ家にいるのも飽きてきました。というか、家に居たいから居たんじゃなくて、そこに居るしかないから家に居たのですから、飽きたも何もあるもんじゃありません。
ひさしぶりにパソコンで遊んで、HTMLやCSSを書きました。そう、さすがのひいらぎにだって、パソコンの電源が入らない日もあるんです。パソコンの前に座っていられるだけで、うつからの回復を見ることができます。
「あなたのうつは、日ごろの睡眠不足を補うための<寝溜め>」
と言われましたが、寝溜めはともかく、日常生活の中で、気力か精力か体力か、それとも信仰のようなものなのか、それをすり減らしてしまい、充填期間が必要になってしまうのが、僕のライフスタイルなのです。なにも日ごろからそこまで無理して突っ走らなくても、と自分でも思うのですが、なかなか変えられないものです。気が付いたときには蟻地獄にはまっているというのが恒例のパターンです。
こんな時に「なんて生きるのが下手な自分なんだ」と自己嫌悪に陥ってしまうのは楽なんですが、それだと蟻地獄から抜けられないので、「しょせん自分なんてこんなものさ」という諦念というか開き直りというか、これもひょっとしたら謙虚さの一種なのかも、という境地でへらへらと過ごしていくのがもっとも生産的です。
社会的に見れば、もう少し仕事にもその他の生活にも手を抜いて、蟻地獄にはまらないように生きて、寝込まない人間のほうが評価が高いのでしょうね。でも、そんな生き方ができるんだったら、もともとうつ病になんかなりゃしませんよ。人は人、己は己。
2003年07月30日(水) 明日も休みます 月・火・水と仕事を休んでおりますが、たいしたトラブルにもなっていないようです。しょせん仕事なんてそんなもので、数日の休みや数時間の残業など、たいした重さなど持っていないのです。しかし、綿毛のような軽さだと思って馬鹿にしていると、積もりつもっていろんなものを覆うので、気をつけていないといけません。
そして、明日(もう今日か)も休むつもりでおります。起きて本を読んだり、PCをいじったりできるようになったので、ひさしぶりの外出(深夜のコンビニだ)をしてみたのですが、まだまっすぐ歩けません。きっと、ず〜っと寝ていたのと、一日一食だったのが響いているのでしょう。明日は出勤するつもりだったのですが、リハビリ?をかねて3食食べて、ごろごろしましょう。
たぶん4ヶ月ぐらいかかったのですが、日記の移動を終了しました。新しいURLは
http://www.enpitu.ne.jp/usr1/19200/diary.html
です。
あいもーど・いーじーうぇっぶ・じぇいなんとかからも見られます。
http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=19200
多分大丈夫でしょう。携帯から見たことがないから自信が無いけど。
さるさる日記のほうは管理を停止するかどうか迷ったのですが、金を払った期間もまだ数ヶ月残っているし、結局まだ迷っております。
2003年07月28日(月) 一行あけはもう止めた! 「○○です。夏休み期間中ということもあって、高速バスの席が確保できず、欠席となります。新評議員の皆様によろしくお伝えください」
というメールを用意したのですが、日曜日に送らずじまいでした(助動詞じまい)。
原因は、例によって「うつ」であります。JRで行こうと思えばいけるのですが、それだけお金を使うところに価値が見出せない、と思ってしまうところがうつであります。
二日間すっかり布団のなかであります。明日はどうなるかわかりません。
食事は一日に1回で十分であります。今日はひさしぶりに入浴をしました。体温はだいたい35度台ですので、あまり暑いとも感じません。
あまりに面倒なので、この日記を一行づつ改行をいれるのも面倒であります。いままで頑固に改行を入れてきたのですが、ここらへんでもう止めにします。
近日中に新日記システムに移行の予定です。その時までに、日記自動投稿ソフトが完成していなかったら、「さるさる」とはお別れかな。
2003年07月24日(木) 需要と供給 別に僕は、自分がお金を出して購読している新聞に「良識」を期待していません。それにはある程度の公平性とか客観性が確保されているかもしれませんが、それは民間放送のバラエティー番組と同程度のものでしかありません。広告収入によって成り立っているテレビより、購読収入によって成り立っている新聞のほうが健全であると考えるのなら、それは幻想です。国民の9割が「軍隊があったほうが良い」と考えるなら、どの新聞もそう書き立てるでしょう。それは、戦時中の新聞報道を見れば明らかです。しょせん需要があるものを供給している媒体に過ぎません。
朝コーヒーを飲みながら、半分しか起きてこない頭が8割ぐらい起きるまで、新聞を読む習慣があります。中学生が幼児を殺害した事件の被害者の親の手記が載っているのを読みながら、「なぜこれがここに掲載されているか」意味を考えていました。その文章にシンパシーを抱くこともできませんし、弁護士を通じて報じられる加害者の親のコメントにも感じるものはありません。ただ、自分が同じ立場に立ったら、同じ発言をするかもしれないというだけです。
特別扇動主義的な記事でもありません。ただテレビにしても新聞にしても、受け手の望み以上のものを伝えたりはしないものです。
2003年07月23日(水) 同病 ときどき僕は「この人たちも僕と同じ病気なのだ」ということを忘れてしまうことがあります。誰に対してかというと、それはAAメンバーに対してで、特にある程度の年数を経た人だと特にそうです。あらためてそれを言われてみないと、すっかり忘れているのです。どうしてそうなるのだろう、と考えてみるとやっぱり「一緒にミーティングをしていないから」でしょう。ほんのわずかでもいいのです。アルコールに関する話を分かち合っただけで、そこに共通の理解の基盤ができあがるのです。
だからといって、経験を共有した経験がないから、相手の抱えている問題にたいしてシンパシーを持てないというのでは、これから先困ってしまうわけです。なぜなら、単に「アルコホーリクの○○」と名乗られただけで、それから一緒に活動せねばならないし、意見も合わせていかねばならないわけです。お互い、性格上の欠点を山ほど抱えたアルコホーリクどうしなんですから、感情的な振る舞いや言動は避けねばなりません。
『伝統のチェックリスト』から
年数のたった人も、問題を抱えて苦しんでいるアルコホーリクなのだということを忘れていないだろうか。年数のたった人から学ぶだけでなく、手助けしようとしているだろうか。
もちろん、霊的に病気でない人に対しても、病気の人に対しても理屈は同じ事です。思わず感情が出てしまうのはやむを得ないでしょう(外部に出る出ないは別にして)。人間的に感情が発露するのはしかたない。そうしないと生きていけないのだから、それはオーケーなんでしょう。でも、それを言い訳にして、自分自身よりも自分の感情を大切にしたときに、霊的な破滅(自分自身の破滅)が忍び寄ってくるのです。
2003年07月22日(火) カブトムシ 三連休に家族がカブトムシをもらってきました。成虫でオス2匹・メス2匹。同じ箱に入れておくと、せっせと交尾をしております。そして卵を産んで、涼しくなるまえに死んでしまうとか。
そういえば、ボーナスは出ませんでした。困ったものであります。生命保険なんですが、毎月払うのではなく、一年分まとめて払うと約11ヵ月分で済んでお得であります(まるでNHKの集金のようだ)。そんなわけなんで、夏のボーナスをあてこんで、年払いにしているのですが、ボーナスが出ないと一気に計画が破綻します。保険も契約後3年以上経過してるので、依存症ということがばれても問題ないのですが、「依存症」での入院などには保険金が支払われないので、飲まないように気をつけていないといけません。
車検と車のローンを払うと普通預金の残高はマイナスですが、とりあえず積み立て預金のほうから回すことにして、定期預金は解約せずに済みそうです。
ある女性のAAメンバーに聞いた話。医者に「アルコール依存症につき断酒会・AAなどの自助グループへの参加が必要」という診断書を書いてもらうのだそうです。そして、ミーティングに参加するたびに交通費を記録していくのですね。その方は車で移動しているんだそうですが、ご丁寧に公共交通機関を使ったことにして集計し、そして確定申告のときの「医療費控除」の10万円枠にそれを申請するのだそうです。
依存症は隠して保険に入ったり、交通費を医療費控除したり、生き抜く知恵なのか、セコ過ぎるだけなのか・・・。
2003年07月21日(月) 例によって予備校 9年あまり前に自分が書いたソフトウェアを修正しています(というよりまったく新しく書き直していると言ってもいいぐらいです)。9年前といえば僕は入院を盛大に繰り返しているころであり、出勤していても「早く家に帰って最初の一杯に口をつけたい」盛りでしたから、当然書かれているソフトにも混乱が多数あります。
とは言っても、当時の計算機の厳しい制約の中で書かれたソフトと、現在の恵まれた環境の中でのソフトでは出来上がりに違いがあるのは当然かも。それに、ちょっと言わせてもらえれば、30代の9年間の中で、職業人としての成長が多少あって当然でしょうね。そう考えると職業人にとってのキャリアと実績というのは、素質とか向上心とは別に重視しなければいけないことなのでしょう。
ビッグブックにも、「過去の実績によって判断されるのだということを学ばなければならない」とかありました。そうだとすると、数日より数ヶ月、数年、十数年、数十年と重ねることで人間の評価は変わってくるということです。
それでも、「今まで何をやってきたか」という経験よりも、「今これから何ができるのか」ということが大切なのでしょう。でも、「これから何ができるか」を判断することは難しいから、過去に目を向けて計るしか方法がないのでしょう。
その意味では、場所を移転してあるく人たちは、それを素直に計ってもらえないので可哀想な部分もあるでしょうね。僕も、ソブラエティの長さなどではなく、新グループで何ヶ月やっているのか、そこでこれから何ができるのかを大切にしていきたいです。
2003年07月19日(土) スピリチュアルな幼稚園 掲示板が賑やかなおかげで、週末のビジター数の記録を更新しそうです。まったく、あをねこ・たまちゃんさまさまです。(からかっているのではなく、本当に感謝しているのですよ)。みなさん、こういう話が好きなのでしょうか?
さて、多忙の原因となった業務は奇跡的?に片付きました(と過去形にするとぶり返すんだな)。
「あなたは、仕事が忙しくて困難で、それに没頭している間はうつにならない」
はいはい、そうですとも。僕は、絶望的で困難で解決不能に思える問題を、なんとか片付けてしまうことに依存してしまった、悲しきドーパミン中毒者なんですよ。それが証拠に、一番忙しいときはうつにならずに、もうすこし持たせてから、ヒマになって寝込んでいるのです。自分の能力が発揮できて、大局観をつかんで状況を制御しているという幻想に、無意識のうちに漬かっているのです(たぶん)。だからこそ「うつ」になるんです。
だけどね、そういう捉えづらく、本人には痛い真実を見抜いて伝え「ることができる」人が、僕にも一人だけ与えてくれているのは、たぶん神さまの配慮なんですよ。
さて、明日は東京でAAの集会です。事前に予約だけしてキャンセルすることが続いていた高速バスの切符ですが、今回は諦めていたぶん予約が遅くなり、満席でJRに回ろうかとした寸前に切符が取れました。僕のように直前キャンセルする人が出たのでしょう。
ビルはAAを「スピリチュアルな幼稚園」と呼びました。最近では僕もその意見に大賛成です。そのなかでのいさかいを、健常者の皆さんは微笑んで見守っていただきたいものです。保育園児が庭に出て皆で遊ぶのを楽しむように、僕も明日の集会を楽しみにしています。もちろん掲示板も大切な庭のひとつです。
2003年07月18日(金) 感情のその日暮らし 木曜・金曜と「心の家路」始まって以来の日別ビジター数の最高記録を更新しております。
「90の道具」の更新が理由だと嬉しいのですが、やっぱり「たまらぎ紛争」が効いているのでしょうねぇ。ビジター数確保のためなら「たまちゃんとひいらぎの愛の交換日記」(別名不毛の往復書簡)を始めたほうがいいかもしれません。もっとも、たまちゃんの貴重な時間を割いてもらうのは申し訳ないので、この企画は没ですね。
明日も仕事であります。土曜日なのに! でも、相手の会社は業務日です。いまどき不景気なのに、なぜそんなに忙しいかというと、僕の会社の納入する機械が遅れているので、手作業で手分けしてやっているからです。パートのおばちゃんたちが夕方どころか、夜といっていい時間帯まで仕事しています。
経営者ののろいの言葉とは裏腹に、どうも彼女達は、割増の時間給がたくさんもらえることを喜んでいるようです。もっと殺伐とした雰囲気を予想していたのに、気が立っていたのは「金を払う人」ばかりだったのね。この不景気に稼ぎが増えるだけ「金をもらう人」は喜んでいるというわけかも。それでも疲れるでしょうに。
いつの時代でも「金を払う側」と「金を稼ぐ側」の理屈は相反するものなのだそうです。あたりまえか。
そういえば、毎月給料もらえるなんて最高、と思ってさらりーまんになったんだっけ。個人事業主は、収入が不安定ですからね。でも、いつかはまたそれに戻らないといけないようなのです。でも、ほんとうにそうなるまでは、感情のその日暮らしを続けていくしかないのかな。
2003年07月17日(木) 信頼 時間泥棒にたくさん時間を盗まれているひいらぎです。
先日、職場のK君が「なぜか知らないけれど頭が痛い」と発言したのでした。おおかた理由は睡眠不足だということはあたりがついているのですが、業務時間中にする無駄話をそんな正論で片付けてしまってはつまらなすぎます。そこで、皆で「きっと虫が湧いているのだ」とか「脳が成長してるんだよ」とか、荒唐無稽な理由をつけて笑っていました。K君は、「いやあ理由がさっぱり思い当たらないのですよ」と受け流していました。
僕もいくつか理由を挙げたのですが、「実は昨日酒を飲んだのを忘れている(に違いない)」という、実は二日酔い説と唱えました。ところが、主語が抜けてしまったせいでしょうか、「僕が」昨晩酒を飲んだ、と勘違いされてしまいました。
そこで、A氏が「なに〜〜〜」といって僕のほうを向いて、驚愕と怒りの顔を見せました。僕もその反応にびっくりです。A氏は僕とほぼ同期の入社で、僕の最後の入院まで知っているたったひとりの同僚となりました。彼は僕の苦労を覚えていてくれて、僕が酒を飲まないことを前提に宴会などの予定を立ててくれる親切な男なのです。そんな彼だからこそ「あんたは飲んじゃダメ」という言葉も、笑って受け止めることができたのです。
彼は「僕が飲んだ」という発言に心底びっくりしたに違いありません。僕が「K君が」という主語を補ってあげると、誤解を解け、そして無駄話はそこで終わりになりました。
少しひねくれた考え方をすれば、「何年経っても飲まないという信頼は得られない」などと嘆いてみせることもできるでしょう。でも僕は彼のくれた心配を、ありがたい思いやりだと思うことにしたのです。
2003年07月16日(水) 目標は2日にいっぺんは雑記更新(予備の原稿) 摂食障害で体重が30キロ台に落ちて・・・、という話がありますが、あれを考えるときに「身長」というものを考慮しないといけません。
体重÷(身長の二乗)というのが、肥満を計算する際の係数となるようです(22付近がもっとも内臓に負荷がかからないという説だそうで)。これを見ると体重というのは身長の二乗でもって評価されるべきだということになります。一次元のもの(長さ)と三次元のもの(重さ≒体積)を比べるのに、3乗ではなく二乗を使うのは、人間は背が伸びてもそれほど横方向には大きくならないという事実を示しているのでしょうか。それとも、身長のでかいやつは内臓もでかくて丈夫だから・・という理由でしょうか。
22という数値が適切かどうかは専門家にまかせることにして、ともかく22で計算してみると、身長145cmなら46キロ。だから6Kg以上痩せれば30キロ台です。155cmなら53キロ。165cmなら実に60キロで、この人が30キロ台まで落ちればそれは「もう死にそう」なのでしょうね。
僕は、日ごろの偏食と、運動不足と、高ストレス下の生活での過敏性大腸炎によって、毎年の健康診断では「痩せすぎです。バランスの取れた食事と適度な運動を心がけましょう」という呪いのご宣託が下されます。ああ、バランスのとれた食事と、適度な運動、それにプラスして十分な休養も欲しいな。ジャンボ宝くじでもあたって、フィットネスクラブに通うのを職業にしたいところであります。ジャンクフード大好きの引きこもりになるだけかもしれませんけどね。
2003年07月15日(火) わんでい・あたた 若い頃と違って「徹夜しても夕方までは大丈夫」てなわけにはいかず、毎晩いくらかは寝ないと体が持ちません。以前「最低何時間寝たらやっていけるか」という話題をしたことがあったのですが、40代前半としては5時間という答えが多かったかなぁ。もちろん、そんな生活は長くは続けられないのですが・・・。
日ごろから偏食でありますから、体力的に厳しいときにはビタミン剤が効いてくれます。でも、ビタミン剤そのものがエネルギーをもっているわけじゃないですから、蓄えの少ない「基礎体力」を食いつぶしていくことになります。それは「適度な運動と十分な休養」という、なかなか手の届かない生活をしないと補給されないものです。こうして「体力の借金」を作ってしまうと、あとが大変なんですよね。
製造業の一部では、リストラが功を奏して業績が回復しているようです。でも、投資意欲は弱まる一方。まして、業績不振組や非製造業では、なべ底どころか、まだまだ下りそうな雰囲気すらあります。なんで株価が回復しているかわかりませんが、それが理解できる人がいたなら大金持ちになっているでしょうね。
秋になれば車のローンが終わってやっと楽になる・・と信じていたのに、その前の夏に、車のボーナス払い・生命保険の年払・車の車検がまとまってやってきてしまい、口座残高の1.5倍ぐらいの資金需要が発生しております。こまったものです。
夏のボーナスは出ないかもしれないし、それ以前に給料がいつまでもらえるか不安もあります。ああ、やっと車のローンが終わると思ったのに(繰り言)。
もし職を失ったら失業手当をもらいながら、しばらくゆっくりしようかしら、と思ったりするのです。しかし、どうも仲間の状態などを見聞きしますと、独身ならともかく、職を失った妻子もちは「暗〜い顔」をしているそうです。やっぱりトーチャンは稼ぎを持ってかえる責任があるから、自信喪失してしまうのかな。
ま、先のことはともかく今日一日。
2003年07月12日(土) やれやれ やれやれ、せっかくの土日なのに、仕事の機材を家に持ち帰って・・・というところまで追い詰められてしまいました。
というか、会社でやってもいいんだけど、どうせなら自宅でやったほうが気が楽だ、という甘えから持ち帰ってしまっただけです。でも、仕事の量は減ってはくれません。日曜日には東京で評議会報告会がある予定ですが、土曜日に奇跡でも起こってくれない限り、お休みせざるを得ないでしょう。それでも土曜日の昼間まで引っ張って、だめなようならバスの切符はキャンセル、仲間にメールでお知らせ、ということになるでしょう。
家で仕事をやる難点は、眠くなるとやめてしまうということでしょうか・・・。
と書いたところで一夜が明け、予想通りバスはキャンセル、仲間にはメールになってしまいました。やれやれ。
2003年07月10日(木) リモコンエンジンスターター 洗濯機の中からガラガラ音がしました。どうやら中には金属の小物が混じってしまったようです。
僕はあわてて冷蔵庫の上を点検しました。僕は帰宅するとズボンのポケットにしまったものや、腕時計などをすべて冷蔵庫の上に置いておくのです。これは朝の出掛けに「○○はどこへいった〜」と騒がずに済むために、ようやく身に付けた習慣です。
冷蔵庫の上の一群には、車のエンジンスターターのリモコンが入っていませんでした。そしてそれは予想通り洗濯機の中から発見されたのです。
「電気回路は水に濡れただけでは壊れない。そこで通電させるか、錆びなければ大丈夫だ」
そう自分に言い聞かせ、ボタンを押さないよう気をつけて取り扱いました。
「押しちゃだめだ、押しちゃだめだ、押しちゃだめだ」
よくタオルでふき取って洗濯バサミではさんで干しました。翌日(業務中だけど)会社でまだ湿っているリモコンを分解しました。案の定、中には水分が残っていたので、ティッシュでよく拭き、日向に干しておいたのですが・・・気が付いたら雨が降っていました。
気を取り直して乾燥させ、組み立てて、どきどきしながらスイッチを押しましたが、何の反応もありません。諦めきれずにボタン電池を交換してみたら・・・無事動きました。水が入ったおかげで、電池ボックスの中だけショートして放電してしまったみたいです。
ミーティング上の前の道路にコウモリの死体。そういえば、このまえ新宿の駅前朝10時にコウモリが飛んでいるのを見たっけ。上を見ている人など、僕以外にはいなかったけれど。
2003年07月08日(火) カタカナ中文しばり 最近コンビニエンスストア(全家商店)やスーパーマーケット(超級市場)の清涼飲料水の棚を覗きますと、なにやらカクテル(○尾酒)らしきカン(罐)や瓶が並んでおります。
「やれやれ、ついに酒が5割を越えてソフトドリンク(軟飲料)の棚を侵食し始めたか?」
と疑ってみたのですが、そこにあるのは、ノンアルコール(不酒精)と言いながら実は低酒精のビール(○酒)であったりはせずに、○尾酒を真似た清涼(炭酸)飲料だったのです。
ちゃちな模倣品であるそれは、いわく「ソルティーキャット(塩猫)」であるとか、「ブラッディーウルフ(血的狼)」などとふざけた命名を受けております。すでに本物の味の記憶は薄れておりますが、本物より美味しく作ってあるように感じました。でも、決して「こりゃうまいわ」とは言えませんね。だいたい○尾酒というものは、女性向のものを除けば、決して単体では美味とは言えないもので、酒精が入っていてこそのものです。とくにアルコホーリク(酒精中毒者)にとっては酒精抜きの○尾酒なんて意味がありません。
だいたいワインビネガー(葡萄酒醋)とか入っているけど、本当に不酒精なのかなぁ。美味でないものを、それなりに美味しく仕立てようという無駄な努力が空しいです。
「それなりにうまい」と感じたのは、気分転換飲料と名乗っている「ビンタ(鬢打)」でしょうか。グレープフルーツ(葡萄柚)と食塩で苦く仕立て、カラメル(焦糖)で色をつけ、カフェイン(珈琲○)でさわやかさをかもし出しているそれはそれなりに飲めます。でも、苦いような飲料なんてすぐに廃れそうです。
むかし好みだったキリン(○○鹿)の「ビターレモン(苦的檸檬)」もなくなっちゃったし。
それにしても、シフト(変則)JISに入らない文字が多いです。やっぱ時代はウニコード(海栗子軟○)かなぁ。
2003年07月07日(月) それにしても眠い お昼まで寝て過ごし、ご飯を食べて、しばらく考えた後に、眠くてたまらないので再度布団を引いて寝ました。起きてみるとすでに夕方です。お風呂に入ってご飯を食べ、また少し寝ました。明日の朝も早いので、もう寝る時間です。
あんなことも、こんなこともしたい・・・そう思っていても何もできない週末でした。それがうつの状態の普通のことかもしれません。金曜日に上昇気流に乗ったと思ったのですが、ふたたび下降線を辿っているようです。
それにしても眠い。
2003年07月05日(土) ジェット空港 午前中眼科。眼瞼下垂(まぶたが下がって、頭痛やだるさの原因となる病気)ではないかという僕の懸念は、医師の「あれはもっと年配の方のなる病気ですよ」の一言で一蹴されました。よりよく効く新しい目薬を処方されたのですが、値段も向上していました。
午後は子供とモルモットを連れて空港周辺の広大な公園へ。昔からある空港なのですが、あまり役に立っていません。東京へ飛行機で行くには近すぎるし、北海道や九州へはあまり用が無いのです。この公園もジェット化対応するときに、家をどかして作ったものです。もし飛行機が落ちたときに、そこに人が住んでいれば大問題だけれど、公園に来ていた人間が犠牲になっても「運が悪かった」で済んでしまうのかな。
着陸してすぐに飛び立っていったMD87は訓練飛行でしょうか。ここは山の中なので航路がひとつしかなく、空気が薄いので浮力が少なく、おまけに雲や霧が多いので離発着が難しい空港なのだとか。
モルモットはシロツメクサの草むらで過ごしていましたが、僕のほうが花粉アレルギーになってしまったので、2時間半ほどで退散しました。
夜は地区委員会。臨時の書記役を務めました。その文書をまとめてメールしないといけないのですが、面倒なんで先送りしています。すると細かな書き漏らした事項も忘れてしまうので困ってしまうのです。
2003年07月04日(金) セリフとサンセリフ 多少浮上してきた感じです。このまま、上昇気流に乗るのか、それともこれはうねりの上辺にすぎなくて、波と砕けてまた底に沈むのでしょうか? ま、こればっかりは自分の意思ではどうにもならない領域です。
WSM報告書の翻訳にようやく取りかかっております。僕の場合には、報告書をスキャナーで読み取りまして、OCRソフトにかけます。OCRソフトは99.xパーセントの読み取り率なんですが、つまるところ500字に1文字ぐらいは読み取りミス(誤字)があることを覚悟しないといけません(英文の場合ですよ)。これをなるべく訂正して、機械翻訳にかけます。一度でも機械翻訳を使ったことのある人はわかるでしょうが、出てくるのは意味不明の日本語です。でも、文章には文脈というのがありますから、そこをなんとなく理解して、あとはゴリゴリと自分で訳していくことになります。もちろん電子版の辞書も使います。楽ばっかりしているので、いつまでたっても上達しません。
いままで「心の家路」はサンセリフのフォントを指定していました。ちなみにセリフというのは、ひげ飾りのついた英字書体で、小説とかの本文に使われる字体です。サンセリフは飾りの無いゴツイ字体で、新聞の見出しや広告などに使われています。で、いままではArialを指定し、Arialフォントがない環境向けにsans-serifを指定していました。セリフの概念を日本語に当てはめるのはどうかと思いますが、セリフは明朝、サンセリフはゴチックでしょう。
更新は面倒だけど、フォントを変えて雰囲気だけ変えようとしたんですが、Internet Explorerの野郎がなかなか強情で変わってくれません。しかたないので、Tahomaフォントに変えてみました。
「読みにくいよ〜」という苦情があったらもとにもどそうかと思っていますが・・いかかですか?
2003年07月03日(木) 書く気力無し 最近結婚指輪を外しています。
別に特別な意味はありません。左手の小指の内側が炎症を起こしたせいです。かなり無理して指輪をはめ続けてきたことには、実は意味があるのです。最近でこそ顔が年齢に追いついてきてくれましたが、一時期は10歳も若く見られることも珍しくありませんでした。30代前半では大学生と言われることもしばしば。
若く見られるということは、男の仕事にとっては決して有利にばかりは働いてくれないのです。しかし、結婚していると判ると、年齢に関わらずちょっと信用が増してくれるのです。「若造」と思われていたものが、「若いくせに女房子供を養っているなら少しは認めてやろうじゃないか」という雰囲気に変わります(若くないけど)。独身の連中は身軽だからイザとなったら逃げ出せるけど、家族持ちにとって給料を持って帰るという責務は重いですから。
それと、本人の年齢を聞くのは男同士でも遠慮がありますが、家族持ちに子供の有無や子供の年齢を聞くのは、なぜかぶしつけな質問ではないこともあります。長い髪の毛を後ろ頭で縛って、迷彩服を着て、そんでもってジムニーに乗っているようなにいちゃんでも、妻子もちとわかると「なんだか頼もしげ」に見えたりして・・。
そんなことを、さりげなく(なのかこれ見よがしなのか)アピールしてくれるのが左手の薬指にある指輪です。だから、営業に行くときは無理してはめたりしています。男社会には、男同士の暗黙のルールがあって、経済社会のなかにあって収入を継続的に得るには、信条を犠牲にする必要があったりもします。悲しいね。
逆に「妻が病気」というのはかなりマイナス。だから「妻がアルコール依存症で、旦那の仕事に差し支える」というのもかなりのダメージだったりするのでしょう。もっとも、旦那がアル中で飲んでばかりで稼がないほうが、よっぽど直接的ですね。
(この原稿は以前に書いたものの、事情によりお蔵入りになったものですが、もったいないので使います)
2003年07月01日(火) すーぱーねむねむ 更新があると、一日のアクセス数が1.5倍ぐらいになります。
じゃあ、毎日更新すればいいじゃないか、と言われましても、毎日更新を目指しているのは日記(というか雑記)だけであります。
毎日眠さの中で過ごしています。朝は布団から自分を引っぺがすのに苦労します。午前中はぼぅっとしていて、果たして仕事しているのかどうか自分でもわかりません。お昼を食べると、これは病とは関係なく眠くなりまして、夕方になると一日の疲れで眠くなります。普段だったら、熱いお風呂に入れば眠気も取れるのですが、夜更かし組の僕ともあろうものが、正子を過ぎると眠くてたまらず寝てしまいます。にもかかわらず、朝のんびりおきても眠いのです。
うつの症状が悪いということで、医者に薬を増やされているので、それが原因ではないかと疑ってみたくなるのですが、じゃあ素人判断で「薬を止めるor減らす」ということをしてしまうと、さらに眠さ爆発意欲減退で行動不能になったりするのです。
ともかくこういう時には、嵐の過ぎるのを頭を低くして待つしかありません。
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