天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

約束 - 2003年12月17日(水)

今年最後のサルサ・クラス。
スタジオをダンスフロアのライティングにして、クリスマス・サルサで踊る。
わたしは絶対リズムを崩さない自信があるけど、ダブルターンのときに時々まだバランスを崩す。でも、この月曜日のベリーダンシングのクラスでグラウンディングをしっかり練習したせいか、かなりステイブルにターン出来るようになった。

このところ、パートナーダンスじゃなくて、ティーム・ルーティーンでずっと練習してる。まるでトレーニングみたいできついけど、昔々ナントカってダンスの映画で観た「スタジオでの厳しい練習シーン」っぽくてなんか好き。誰かがひとりでもテンポを外すとやり直し、とかそういうのがなんか好き。外すのはいつもえエリカとホセで、エリカが外すのは可愛いけどホセが外すと頭に来る。それでも一度くらいは、一列に並んだ全員がピタッと最後まで狂わずに踊れて、その瞬間がすごく好き。

昨日はそれをクリスマス・サルサで何曲も立て続けにやって、楽しかった。

パフォーマンスのクラスはいっこうに先に進まない。おなかがすいて集中も出来なかった。終わってからオスカーさんとジーンと3人でダイナーにごはんを食べに行った。ジーンが一緒でも、やっぱりオスカーさんにはピッタリ感じるものがある。

こないだからオスカーさんにキーボードのことを相談してて、わたしが欲しくてあの人も勧めてくれたヤマハの S80 を、オスカーさんもピアノの音が最高なんだよって言ってくれた。値段の安い G シリーズでもいいいかなって言ったらあの人が「G シリーズはやめときな」って言ったことを話したら、オスカーさんもおなじ意見だった。

S90 が出てるから S80 なら中古で安いのが出回ってるかなって思ってたら、ほとんどない。オスカーさんは一緒にいい中古を探してくれるって言ってくれて、見つかるまでオスカーさんの使ってないキーボードを貸してくれることになった。

いろんなことがデイビッドととてもとても共通してて、オスカーさんはデイビッドにちょっと磨きをかけて高級にしたみたいな人だ。でもデイビッドがやっぱり好きだと思う。比べたくなんかないけど、ちょっと荒削りっぽいところがやっぱりデイビッドの魅力だと思ってしまう。オスカーさんを好きになればなんの心配もないのに。


明日は木曜日。タンゴ・クラブももう来年までない。
電話でそう言ったら、「じゃあ明日はほかに予定があるの?」ってデイビッドは聞いた。いつものカフェで待ち合わせることになった。木曜日だけど、前みたいなお決まりの約束じゃない約束。

クリスマスを一緒に過ごす約束もした。そう言えばクリスマスも木曜日。なんか可笑しい。


オスカーさんともたくさん約束した。土曜日のお昼のどこかのタンゴ。土曜日の夜のスタジオのサルサ・パーティ。日曜日の夕方からの、教会のキャロリング。クリスマス・イヴの夜の、別の教会のバッハ・オラトリア。オスカーさんとの約束は、どきどきはしないけどとても大きな安心がある。


だけど、デイビッドとの約束が一番嬉しい。
不確かで、なんとなくどこかにちっちゃな棘がささってチクチク痛むような、そんな約束なのに。

決めたお洋服、明日は寒いかもしれない。
でも新しいショートブーツ履いて行きたいな。


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In America - 2003年12月15日(月)

金曜日の夜。
近くの音楽学校でやってた学生のパーカッション・コンサートに連れてってくれた。
コンサートはとっくに始まってて、インターバルになるまで上の階の教室に忍び込んでグランドピアノを弾かせてもらう。当たり前だけど、キーボードと違ってグランドピアノの鍵盤は重かった。重くて指が全然上手く動かなくて、くやしかった。コートのポケットにデイビッドが折り畳んで持ってってくれたスカボロフェアの楽譜も少しも上手く弾けなかった。オスカーさんちで練習した子犬のワルツもボロボロだった。

デイビッドは隣の教室でピアノを叩きながら歌の練習をしてて、聞こえてきたデイビッドのピアノのほうがずっと上手だと思った。

「今日はコンサートがあるから教室で練習するのはご遠慮ください」って、女の人が言いに来た。

コンサートの会場に戻ったら、インターバルがちょうど終わって次のカルテットの演奏が始まってた。どきどきしながら聴いた。ひとりひとりの手の動きを食い入るように見た。すごかった。音楽ってすごい。絶対すごい。プロとかアマチュアとか関係ない。胸が震えた。

土曜日もまる一日一緒に過ごした。
映画を観に行った。「In America」。こんないい映画は久しぶりだった。「Say good-bye to Frankie, Daddy」。死んだ小さな小さな弟への最後の祈りを女の子がお父さんに告げる。分かる。分かる。分かり過ぎる。涙が止まらなかった。あの娘が天国に行くのを見届けたあの日、わたしはさよならは言わなかったけど、あの娘がそばにいなくなったことを認めてあの娘が天国で幸せに生きることを受け止めて、そしてわたしは強くなれた。死んだ小さな命は、天国に行ったものだけに授けられる大きな大きな力で、ここで生きてるわたしたちを守ってくれるから。「生きてることの苦しみなんかなんでもないことなんだよ」って微笑みながら。わたしの隣で、デイビッドも涙を両手でぬぐってた。

コロンビア・スクエアでフェアをやってた。スイス・チャードとズッキーニを買って、晩ごはんに作る予定のスープの材料に加える。デイビッドは15種類のりんごをひとつずつ全部買ってた。ブラックベリーのジャムも買った。ゴートチーズも買った。

タワーレコードに行って、ノースフェイスに行って、皮のコート屋さんでクリスマスプレゼントにコートを買うふりをしてデイビッドがたくさんわたしに試着させた。ホットドッグ・スタンドでホットドッグを買って食べて、チョコレート屋さんに行って、スーパーマーケットに行って残りのスープの材料を買い込んで、ずっと歩きながらデイビッドのうちまで帰った。

バーリーと野菜のスープを作って食べ終えたら、もう12時近くだった。

土曜日の晩も一緒に眠って、起きたら雪が積もってた。
デイビッドが焼いてバターとアプリコットジャムを挟んだベーグルをナプキンに包んでくれた。

「楽しかったね」って、ほっぺと額とくちびるにバイのキスをくれて、あったかいベーグルをほおばりながら、大雪の降る中ひとりで教会に行った。

音楽を愛するデイビッドが好き。
あの映画で泣いたデイビッドが好き。
どのお店よりもコロンビア・スクエアのフェアが一番楽しかったって言ったデイビッドが好き。
「きみは楽しかった?」って抱きしめて聞いてくれるデイビッドが好き。

わたしが弾くピアノの伴奏でデイビッドがバイオリンを弾く。金曜日の夜には映画に行って一緒に笑って泣いて、土曜日には一緒にことことスープを作って、雪が降れば一緒にスキーに行って、毎日一緒に眠って毎日ナターシャがふたりと一緒にいる。
わたしの最後の「In America」。

叶わないと思ってしまったら絶対叶わなくなる。


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滑らかに自然に心地よく - 2003年12月11日(木)

あたたかい雨が降って、雪が溶けた。
あんなに積もってた雪が溶けた。

会わなかった木曜日。
今までにも何度かあったけどそうじゃなくて、
「ルール」を取り消すことに決めて、初めて会わなかった木曜日。

いつものようにタンゴを踊りに行って
デイビッドに会う前に踊るはずのタンゴをどうやって踊ればいいんだろって思ってた。
なのに不思議なくらい上手く踊れた。
スムーズにナチュラルにコンフォタブルに、
誰と踊ってもそこにちゃんと自分がいた。

終わってから、先生がサルサのパーティやってるところを教えてくれる。
「私もあとから行くから、ふたりで先に行ってなさいよ」って、サルサも大好きなタンゴの先生はオスカーさんとわたしに言った。なんにも予定がないから、オスカーさんと少しだけ行ってみることにした。

アムステルダム通りから9th ストリートを下る道はクリスマスのライトが奇麗だった。
わたしの車の助手席で、「気をつけなきゃ」ってオスカーさんは言った。「なんで?」「いつかきみが僕のところにやってくることを祈ってもきみは来ないかもしれないから」。オスカーさんはデイビッドへのわたしの思いを知ってる。そんな話をこの前たくさんした。

「Who knows?」。おどけてそう言ったら「I like that」ってオスカーさんは大笑いした。

サルサパーティは11時からで、1時間も待てないから諦めて近くのカフェでコーヒーを飲む。

right person。今日もまたオスカーさんにそう感じた。そういうものがほんとにあるとしたら。いつか誰かが言ってた。誰だっけ。巡り会うための right person なんてものはありやしない。それはふたりで時間をかけて築いていくものなんだよ。って。だけどオスカーさんには感じる。いろんなものを削って削って、最後に残った芯が感じてるものや求めてるものがシンクロナイズドしてるように。滑らかに自然に心地よく。


明日はデイビッドに会いに行く。
うちに帰ったらメールが来てた。
「今日のタンゴはどうだった?」って。
返事を書く。
「I danced well tonight, more naturally, smoothly, comfortably.」


わたしの中でも何かが溶けた。



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Don't be afraid - 2003年12月09日(火)

「あなたはいつも避けるけど、あたしにとっては大切なことなの」。そう言ったら、デイビッドは答えた。「僕だっていつも考えてるよ。きみと僕のこと」。

そして将来のこと。

デイビッドは、その信仰の家族がそうであるように、とても絆の強い家族の中で生きてる人だ。両親の生まれた国にいる親戚やおばあちゃんとおじいちゃんが生まれた国にいる親戚、そういう人たちとも頻繁に会ったり話したりするほど仲がいい。そしてその強い繋がりの根底にあるのが信仰であることは紛れもない。たとえデイビッド自身が信仰深くなくたって、家族愛の強さはその信仰のカルチャーだから。

デイビッドは、恐れてるのかもしれないって言った。「あたしがシリアスになること?」「僕がシリアスになること」。

シリアス=結婚。デイビッドにとっては。

デイビッドのお母さんはデイビッドに結婚を促してる。
同じ信仰の人との結婚を。そしてデイビッドはその望みを裏切ってお母さんを悲しませたくない。なんの歪みも曇りもない家族の絆に傷をつけたくない。多分。

わたしにはない気持ちだから、ゴミくずみたいな自分の家族なんか愛したことないから、家族より友だちのほうがいつも大切だったような人間だから、それだからこそ、普通に自然に家族の愛が大切なデイビッドの気持ちをわたしは尊敬もするし尊重もするし、理解も出来る。

だから結婚なんかしなくていい。
一緒に暮らしたいけど、夢だからいい。

ただ、「つき合ってる人はいるけどボーイフレンドじゃないの」って、聞かれたらそうしか言えないのが歯がゆいだけ。木曜日にだけ会うことも、週末には会わないことも、ガールフレンドじゃないから仕方ないやって思い込もうとする自分が素直じゃなくて嫌なだけ。そういう中途半端で不自然なのがわけわかんなくて重苦しいだけ。

木曜日にだけ会うってのは自分も妙だと思うって、デイビッドは言った。「だってあなたが週に一度会うってのがいいって言ってたじゃない」。わたしもそういうのがいいって初めは思ってたけど。

「会う日を木曜日に決めるってのをやめようよ。それに最近は週に一度以上会ったりしてるだろ? 木曜日は忘れよう」。それからデイビッドはそう言った。


何かを壊さなくちゃ新しいことが生まれない。多分そういうことはたくさんある。
木曜日の人。タンゴはデイビッドに会う前に踊るダンス。
それが壊れて何かが生まれるなら、何かが変わるなら、壊れることを受け入れようかな。

Don't be afraid.
あなたもわたしも。


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wisdom - 2003年12月07日(日)

わたしなんか初心者に毛が生えた程度なのに、ちゃんとそう言ったのに、それに15年もスキーなんかしてないのに、デイビッドは一番てっぺんの上級者コースにわたしを連れてった。っていうより、まだ雪が充分に積もってないスキー場の朝は、上級者コースのリフトしか動いてなかった。

初めはなんとか滑られたけど、傾斜のきついとこで転んでそのままザザザザーって落ちてった。それでもなんとか頑張ってみたけど、また激しく転んでザザザザザー。かなりの距離落ちた。固く凍った雪の上で3回転はしたと思う。死ぬかと思った。もう恐くて恐くて、そのあとは出来ることも出来なくなる。目に見える小さな障害物がみんな恐くなって、転んでばかり。このままスキー続けなきゃなんないならここで凍え死んじゃいたいって思ったほど。ふもとは果てしなく下の方でリフトの乗り場も見えやしない。恐くてもうとても動けなくなったわたしをデイビッドが途中まで抱きかかえながらゆっくり滑ってくれて、やっと「これ楽しい」って笑えたけど、永遠にかかりそうなそのやり方に観念してスキーを外して歩いて降りることにした。デイビッドはわたしのスキーを肩に担いですごい傾斜をゆうゆうと滑ってった。そしてところどころで木のうわってるとこで止まって微笑みながらわたしを待っててくれた。

とちゅう中級者コースと合流するところから、スキーをつけて滑って降りる。

降りたころには中級者コースのリフトも動いてた。
あったかいカフェテリアで、ホテルで作ってったチーズのサンドイッチを食べたあと、デイビッドはクラスを見つけて来てくれて一緒に申し込みに行った。グループレッスンだったのにほかに誰もいなくて、カルって名前の先生にプライベートレッスンを受けられた。

カルはとてもいい先生で、魔法みたいなレッスンのおかげで中級のコースなら全然恐くもなくなって安心して滑られるようになった。何度もひとりでリフトに乗って何度も滑り降りた。

待ち合わせした約束の時間になってカフェテリアに行くと、デイビッドはもう座ってホットチョコレートを飲んでた。ポケットから水色のカードを取り出して、「見て見て」ってデイビッドに渡す。レッスンの成績表。7段階の7が上級コースのマスターで、わたしは5をもらっちゃった。それからどんなレッスンだったかこうやってああやってってひとつずつ報告する。子どもを褒めるみたいに褒めてくれて、「成績表、今度のときまでちゃんと大事にとっときなよ」ってデイビッドは言った。


帰りはアップステイトに入ったあたりから大雪になった。ラジオで大雪のニュースをやってた。シティに戻ったら街は雪に覆われてて、わたしは運転に疲れたデイビッドを置いてナターシャと雪の中お散歩した。

土曜日も雪に閉じ込められて、わたしはうちに帰れなかった。

木曜日の晩からずっと一緒にいた。
楽しかった。デイビッドと一緒に過ごす時間はほんとに楽しい。


なんでガールフレンドになれないの? もしもこのままずっとわたしはあなたのガールフレンドになれないのなら、わたし、そういうの続けたくない。

どうして突然そんな勇気が出たのかわかんない。わたしはデイビッドにそう言ってた。


Yes, God has plans. God has a plan for you.
そう、神さまはひとりひとりの人生を計画してくれて、そして人がその人生をどう辿って行くかを見守ってくれてるんだよ。それはね、与えられままでどうすることも出来ない計画じゃないの。神さまはね、自分が与えた人生をどのようにひとりひとりが悪戦苦闘しながらも上手く生きてくか、見てくれてるの。だからお祈りするんだよ。幸せに上手に切り抜けられたときも、自分の力でどうしようにも出来なくなったときも、お祈りするの。神さまはひとりひとりの人生をプランしてくれる。そしてそれをしっかり生きてくための知恵を授けてくれる。困難を乗り越える知恵を授けてくれる。

神さまが作ってくれる計画を信じて、神さまが与えてくれる知恵を信じて、神さまの手にすべてをゆだねながらも与えられた知恵を一生懸命駆使して生きるの。それが幸せへの道なんだよ。


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おしりが痛いよ - 2003年12月03日(水)

ポリスリポートが必要になった。月曜日にボディショップに行ったら、100パーセント相手の過失だから保険会社にクレイムするように勧めれたから。だけど、保険会社が相手の女の人に事故の状況を聞いたら、彼女はやっぱり嘘の状況説明をした。彼女がぶつけたんじゃなくてわたしが彼女の車にぶつけたっても言ったらしい。状況説明が食い違ってるから、日曜日に保険会社の査定を受けに行かなきゃいけなくなった。

ほんとに腑に落ちない。被害者のわたしがなんでそういうことに時間と労力を費やさなきゃなんないのよ。デイビッドに話したら、デイビッドは例によって「Good!」を連発した。査定する人が見ればどっちが車をぶつけたかなんかすぐ分かる、それに事故のあと逃げたなんてのは大きな罪になる、第一自分がぶつけられたのならどうして車から降りても来ずに逃げる必要があるんだ、「Good!」の連発はそういう説明つきだった。

相手の車が SUV だったことを言ったら、頭に来てまくしたててた。
笑っちゃいけないけど笑いそうだった。

保険会社にクレイムしないで示談にしたほうがよかったかなって心配してた。「査定を受けるのが心配だったけど、ちょっと安心した。あたし、自分が正しいことしたのかどうかわかんなかったの」。そう言ったら、「きみは正しいことしたよ。大丈夫だよ。査定を受けることになって正解だよ」って言ってくれた。

わかんないけど。この世は間違ってることがまかり通るところだから。それでもデイビッドは、絶対大丈夫、それでも上手く行く、そういう気がする、そう強く言い切ってくれた。


日曜日。カダーに会った。サンクスギビングの少し前に電話をくれて、日曜日、わたしの仕事が終わってから会おうよ、ってカダーは言った。わたしから電話することになってたけどかけないでいたら、かかってきた。おなかがペコペコだから早くなんか食べに行こうって。相変わらず自分の都合ばっか。

「僕が恋しくなかった?」ってカダーは聞いた。No って笑って答えた。僕はきみが恋しかった。カダーは何度もそう言った。「ガールフレンドが出来ないからでしょ」って言ったら、そうじゃない、ほかの子にも会ってみたけど、きみはやっぱり違ったよ、きみはほんとに素敵な子だよ、ってカダーは真面目に言った。

「あなたがあたしを捨てたんだよ」「僕がバカだったよ」。

ほんとにバカ。「だった」じゃなくて今もバカ。「もう遅いよ」とか思わない。ただ、バカって思う。そんなふうに考えたってどうにもならないのに。

ごはんを食べてからカダーんちに行ったら、マジェッドと彼女が帰って来た。ex-ガールフレンドとヨリを戻してつき合ってる。そう言えば、マジェッドも最近何度か電話をくれた。マジェッドの彼女はわたしをカダーのガールフレンドだと思ってるらしかった。「クリスマスはふたりはどうするの?」ってわたしとカダーに聞いた。

1年前の今頃なら、カダーとマジェッドとわたしとマジェッドの彼女と、そんなふうにおしゃべりして過ごすのが幸せだったに違いない。


昨日突然ロジャーが「明日アイススケート行こうよ」って言い出した。わたしは今日セミナーが7時半まであったけど、アイスホッケー観て滑りたくてたまらなくなったって足バタバタさせるロジャーが可笑しくて、セミナーが終わってから行くことにした。

ジョンは来られなくて、フィロミーナを誘ったら「クレイジー!」って言われたって。サマンサも寒いからやだって来なかった。ほんとに寒かった。25?。―3℃。

BGM はクリスマスソング・オンリーで、なんかノって滑られなかった。足が痛くなった。このあいだは全然足なんか痛くなんなかったのに。「寒いせいだよ。僕も今日は痛いよ」って言ってくれたけど、ロジャーはわたしが一周滑るあいだにいろんな滑り方しながら5周は軽く回る。くやしい。

クローズ間際にロジャーに教わって8の字滑りの練習してたら、思いっきり転んじゃった。


明日の夜からデイビッドとスキーに行く。約束通り、金曜日のスキー。
昨日から、去年ジェニーと買って一度も使わなかったスキーウェアを何度も着てみてワクワクしてる。でもおしりが痛いよ。転ぶのは金曜日にとっとくはずだったのにな。


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