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■ だから考え続ける。
初めて卓球をした。
翌日休みだから深夜までゲーセンで メルトモで知り合った大学院生の人と遊んでた。
生まれて初めて卓球をしてみて、結構楽しかった。
ひろくんと似ている彼は やっぱりやることなすこと、ひろくんに似ていた。
言葉で表せない彼の優しさも
時々見せる子供っぽい感じも
口下手なのも
似てるなと思えて…
ただ、彼にとって自分は車を出す 都合のいい人なのかもしれないなと思えてしまう。
私に近づこうとしているのは解る。
遊んでいて想うのは 彼には自分は近づくのがいいことなのかなと。
私はとてもいえない。
自分のこと。
学歴が関係ないよって想って生きてきた。
でも年をとって 社会に出ると感じてしまう。
自分の学歴。 経歴が情けないと想う。
何であれもう、戻ることもない。
一生私は背負い続けるのだと想うと もう生きていることが嫌になることもある。
「なんでそんな気重に考えるの?」
そうかたや想う自分も居るけれど 思わずいられない状況で…焦っている。
なぜ焦るのだろう? ひろあきのせいだろうか?
いえ違う。
人のせいじゃない。 安心出来ない私自身のせい。
取り戻すことの出来ない人生の時間 生きてきた時間について、 私は掘り下げて考えていた。
どうしてその道を歩んだのか、を。 そしてもっと早く気づけなかったのだろうか、と…。
今ですら自分自身が過去に後悔する様に 今気づけないで生きていることもあるかもしれない。
考えすぎていた。
でも
考えずに生きていくことが出来ない。
学歴にいつまでも拘り続けるのだろうか。
傷が疼く。
認めて欲しかった。
こんな私を、ひろあきに。 どうしてもひろあきに。
私を愛しているといったひろあき。
本当だったの?
真実は、神のみぞ知る。
同じ年齢でも 大学院生の彼と 職場の社員の女と
私とでは全く違う。
私自身がどんなにくたびれているかを感じる。
どうしてこんなに違うのか 人間だから当たり前なんだけど… 自分がしんどいからそう想っちゃう。
はつらつとしていた自分はもう居なくなった。
ボーリングのレーン前に 彼がボールを投げようとしてる後姿を見ながら…
虚ろに考えてた。
ひろあきに捨てられて私はここに居る。 ボーリングなんかしてるのよ…ひろあき。
私…この年で こんなに人生にも疲れていいのかしら…?
スレ違いとか 人の腹とか裏とか
大人の汚い部分に騙されて 疑って、信じないしね。
人を好きになるという情熱とか その人の為に何かするパワーとか
少し枯れてる。
またあのような気持ちになることがあるとしても
疲れるなって思えてやる気がない。
求める部分はいろいろあるのにね。 欲しいものもたくさんあるのにね。
この彼と違って私はいろんなことに疲れちゃったみたい。
だから
この人は私に近づこうとしているけど どこまで私のことを受け入れることが出来るのだろう?
今表面しか見ていない私の 深い底を、どこまで見て耐えられるんだろ?
受け入れるに幼すぎるような気がして とても心を開いて彼に寄りかかりたくても 出来ない気がした。
そうしたらひろあきに私が頼ったことと同じになる気がした。
今度は人に頼るばかりで居たくなかった。 寂しいから恋をしてる人にはなりたくなかった。
私の友達はそういう子が居た。
彼女は自分が人に対して 自分の幸福を自慢し傷つけていることに 気づいていなかったので
私はもうつきあいきれなかったので 彼女と付き合うことをもう辞めた。
彼女の生き方はそれでいいかもしれない。
私とは違うから。
否定しないから 私自身が離れることにした。
「育ち」が違うんだからしょうがない。
私はどこまで自分を幸福に出来るかわからない。
自分を否定せずに生きていける人間になれれば 少しは幸福な気持ちになれると想う。
どうしたらそうできるか 探求しなければ
生きながらえることが出来ないと思う。
心が少し枯れたけど
まだ希望と将来は望んでいるから
諦めるには少し早い。
そして
甘えられる相手に
正直に甘えてみてもいいのに
彼に言えないのなら 言わないで今だけ肩を借りてみてもいいのに…
と、想うけれど
人が私にしたことを 人にするみたいに思え
ひろあきが寂しさを募らせて私に来たことも 多分同じなのかもしれないと想った。
人は人に頼らずには生きていけないのね。
これも人を助けたことになるんじゃないのかしら?
私もひろあきにより生かされた。
あの人もそうだった。
いつになったら幸せになれるのかしら。
ひろあきはもう幸福を手に入れたのに。
許せない。
心はひろあきに支配されいる。
だから今の私では誰も幸せにしてあげられない。
今度は大事にしたいんです。 人を大事にしたいんです。
大事な人を。
もう・・・嫌です。
こんな想いなんか、二度としたくありません。
2004年10月08日(金)
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