通院日記



こんな日もある…

2002年12月26日(木)

 今年最後の外来日です。年末だからなあ…。去年みたいに混みあってるかもしれん…という事で、早めに行こうと思いきや、結局は朝寒くて起きられませんでした…。いつもどおりの時間に病院へ。
 今日は採血と尿検査の2つだけの日。採血室へ行ったらば…はわわ…やっぱり混んでいる。いつもより人が多い。サクサクとやる事をやって、受付を済ませたものの、矢張り今日は呼ばれるのは遅いかなあ…と予想。しかし、今日はうっかり時間をつぶせるものを持ってこなかった…。10時にならないと病院内の本屋も開かないので、それまでボーッと待ち、10時と同時に行ってみました。何か文庫の小説でも買おうと思って。
 …しかし。病院内の本屋は主に雑誌が多く、あとは大学病院らしく医学書ばかり。仕方ないので、病院を出て、少し歩いたところにある外の本屋へ。そこで文庫のコーナーへ行って、まだ読んでいなかった宮部みゆきの小説を買いました。あと雑誌のコーナーでMac関連雑誌を立ち読み…。ああ、来年こそは新しいパソコン買いたいなあ…。ノートでもいいんだけど…でも、やっぱりどうせならデスクトップの方がいいかなあ〜…値段変わらないし…などど、ほえ〜…と考える。
 結局30分くらい本屋にいて病院に戻り、廊下の長椅子に座って買って来た小説を読もうと開いたら…看護婦さんに名前呼ばれました。…えっ?? は、早いよ!いつもより全然早いじゃん! 呼ばれて看護婦さんの所に行ったら、何か前から名前呼ばれてたらしい…。ナニー!
 小説をカバンにしまう間もなく診察室へ。本日の結果、白血球2770。…あー…下がったね…。検査結果は特に異常なしだったけど、先生が「でも今日は糖が出てるよ。朝、ジュースとか甘いもの口にした?」と言った。ビビる私。
 「えっ…いや、なにも…」「じゃあ、昨日の夜中とか甘いもの食べた?」「…いえ」
 うーん…甘いもの…? 思い当たる事といえば…クリスマスだからという事で食べたケーキくらいしか…。でも確かに昨日ではあったけど、夜中じゃないぞ。ビビっている私に「いや、糖尿病だったら毎回出るからねー。今回のは気にしなくていいよ」と先生。はあ、そうですか…。
 私は普段甘いものはおろか、間食というものを殆どしない。昨日は本当に久し振りにケーキを食べたんだけど…。普段食べ慣れてない甘いものを食べたからか?…んなバカな…。いや、まて…冬期限定チョコとかは最近食べたっけな…もしやそれか?? …謎。

 とにかく今年最後の検査結果も異常なしで、何とか無事に年越しできそうです。この通院日記もあと何事もなければ今年のぶんは最後かな。
 従弟ね…本当に毎日心配してるけど…おばから電話がある度にビクっとするけど…。今のところ急を要する連絡はないです。病状は…何か良くはなってないみたいなんだけど…。毎日念力送ってます。
 先日買って送ったお守りは届いたみたい。更に加えて一緒にルーン文字の入ったストラップも送りました。病気に抵抗する意味を含んだ、雄牛を表すルーン文字が入ってるやつ。私も同じものを買ってカバンにつけました。それを見ながら祈ってます…。


入院中の従弟の事

2002年12月23日(月)

 小さい頃から仲がよかった母方の従弟が入院しています。今回は再発して2回目なんだけど…。病名は大腸ガン。医者からはもう危ない…みたいな事を言われているらしい。今は感染予防の為に個室に移されているとか。
 従弟はまだ若い…。私が言うのも何だけど、真面目で優しくてイイ男だ。お見舞いに行こうかとも思うけれど、病床の従弟の姿を見るのが辛いという気持ちもあり、今は治療の副作用で抵抗力(白血球)が落ちている為あまりいろんな人が出入りするのがよくないという事も、同じような経験をした私が一番よく判っているので迷います。
 彼は今年手術を受けて、そのあと無事に退院したのだけれど、すぐに職場に復帰して今迄どおりの仕事をこなしていたそうだ。当時、その事をおば(彼のお母さん)から聞いて「もっとドカンと休んでればいいのに〜」と私は言った。でもやっぱり、そのへんは男の子だから早く仕事に戻りたかったのかな、と思う。だけど、今回の再発。働きざかりの男にとっては病気になって、家族に面倒をみてもらうのって女以上に精神的ショックが大きい。…私の父親もそうだったから。病気の事も心配だけど、精神面でもかなりまいっているのではないかと心配です。
 今日は電車に乗って某お寺に行って従弟の為にお参り、精神的なお守り札と身体的なお守り札を買い、護摩祈願もしてきた。それから帰りに寄ったお店で綺麗な切り絵のカードを買った。お守りと一緒に従兄弟の所へ送るつもりです。
 こんな事しかできない自分が情けないけど…あとは毎日祈っています。

 お守りといえば。私も入院中に友達からイロイロいただきました。最初パジャマのポケットに入れて肌身離さず…だったんだけど、身体を拭く時にパジャマ脱いだら、下に置いてあったお湯の入ったバケツにボチャンと落として申し訳ない事になったので、それ以来はベッド上の点滴用のフックにぶら下げる事に。友達にもらったお守りやお札、魔よけのグッズは有り難かった。仲良しの看護婦さんからももらったなあ…。計5つか6つになったけど、退院した今でもいつもカバンに入れて持ち歩いてます。持ってると安心するよね、やっぱり。
 従兄弟にも…せめて精神的に少しでも助けになればいいなあ、と。ちなみに買った切り絵のカードは緑色。これもリラックスの色という事で選びました。光に透かすときれいなんだよ…。
 先日おばが「名前勝手に出して悪いけど「Aちゃん(←私の事)も病気治したんだから頑張らないとね」っていつも言ってるのよ」と電話で話してくれた。今の私の存在、彼の役に立ってるのかな…。

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沖田 [MAIL] [HOMEPAGE]

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