ゆったりとお風呂タイムを過ごす。
　ストレス解消だったり、単純に風呂好きだったり、そこでしか一人の時間を作れなかったり……様々だろうが、現在を生きていく我々にお風呂は欠かせない場所であり、必要な時間である。
　その貴重な時間を充実させ、豊かにさせる自分流の手段は、それこそ十人十色。かく云うワタクシは……。マンガ本を読む時間に充てている。

　ここ数日はある作家のコミックスを読んでいる。
　その作家とは、十数年前からゲーム雑誌を読破している諸兄姉はご存知だろうが、桜玉吉氏。
　『ファミ通』（な、懐かしいぃ）時代の『しあわせのかたち』よりも、まあ、割と最近の『幽玄・漫玉日記』をじっくりと。
　コレが出た当時は、「うっわー辛気くせーなあ」などと真性の鬱をちりばめた漫画(通院記録にも使えるくらいの漫画だ)に「読むこっちもシンドイんだけど」と毒を吐きつつ読んでいた。
　しかし、いま。この作品を書いていた当時の作家と同年代となったワタクシ、「何もかも放ってフラットになりたくなるだろうに、それでも漫画を描いているとは…!!」と感情移入してしまう。
　氏の「コンチクショー!と言う気持ちがない」だの「都会から遠ざかりたい」だの「仕事にならぬことに労力を使い」だのいちいちごもっともで……。と恭しく礼をしてしまうほどだ。

　ワタクシも、しかるべき医者に行った方が良いのかな？
　好きな香りと、好きな漫画に囲まれてゆるりと風呂に浸かりながらちらりと、考えた。

　本日をもって、お仕事終了。……良かった、契約期間をちゃんと使ってくれて。途中で、「この人、使えないからもーイイヤ」と言われずに最後まで使ってくれて助かった。
　何しろ、働かないことには金にならないし、身にも付かない。

　過去の職種とは全く違う事をして過ごしたこの一ヶ月。PCスキルはほとんどゼロだったから指示通りの作業が出来ているのかどうか、毎日が不安でしょうがなかった。
　指示通りに作成は出来ても、ホントにコレでいいのか？この後、別の人が作業する時に迷惑にならない作り方だろうか？もっと素早く、無駄のないやり方ってどうすればいいんだろう？
　使用ソフトはwordのみ。そのwordだって、前職場ではベタ打ち程度しかやった事がなかった。だから、不安。でも、チャンス。やること全て初めての事だから、経験値は増える一方(笑)
　そんな自分がどうにかこうにか、一ヶ月終えることが出来て、ホント、良かった。

　本当の社会人になったような気がする。あとは、次の仕事を早く決めて、ダラけないようにテンション揚げていかなくちゃ！　

　春の大型連休も終わり、通常のお仕事に戻っている皆様。休み明け一発目の仕事って、めちゃめちゃ疲れませんか？
　「おつかれさまでした〜」の声がホントに疲れている……。
　そんな疲れを癒すべく、日々のウキウキとトキメキを！

　好天に恵まれ、ひょんなことから手にした十日連休という春の日を、大半、家にこもってゲームをしていたワタクシ。
　……どうやってウキウキ、トキメキの日々になるっちゅーのか!?

　現実世界のワタクシは、何処に行く予定も無いうえトキメキだの、愛だのなんだのからも少しばかり縁遠いもので、連休の間くらい仮想空間に旅行するか。めったにない大型連休、半端になってたゲームでも片付けてみるかな。そんなことから手持ちのソフトから選んだのは『ときめきメモリアル　Girl's Side』
　２年ほど前に発売されたゲーム。ゲーム界としたらヤヤ古、な感がある。
　ワタクシ的大本命の氷室先生とらぶらぶエンディングを迎え、先生関連のスチルもコンプリートし、さて、次は？というところで、どうしたもんだかデータが吹っ飛んでしまった。
　そのときのショックからこのゲームは、しまいこんでいた。

　しかし、連休という膨大な時間の中では、そんな過去は必要ない。新しい気持ちを揺り起こさねば！
　今まで、何度もプレイをしていて友好状態になれなかったキャラクターをターゲットにしよう！と目標を立てた。狙いはこのゲームの看板キャラクター、葉月 珪。
　いちからプレイするのは正直しんどかったので、（こんなトコから投げていてどうする!!）高校一年生の三学期からのデータを利用。誰狙いだったのかさっぱり分からないパラメータだったが、無事、らぶらぶエンディングを迎えることができた！しかも、ほぼファーストプレイでスチルは残すところ２枚！フリマと観覧車を！（分かる人にはこれでどんなスチルだか分かっちゃう・笑）
　なかなかのものでは!!と調子に乗って、お次のターゲットはバスケットマン・鈴鹿和馬。
　そう。現在、この鈴鹿とらぶらぶになるのが目標。（二年生の夏休み前で好き状態に！目指せ!!トキメキ修学旅行！）

　ゲームだからこそ、少々恥ずかしい台詞もあるが、うっかりグッと心わしづかみにされる事も、あったりなかったり(笑)
　修学旅行、もう少しらぶらぶムードにならないかな？とか「最近、センス良くなったよ」という一言で膨れ上がる、煩悩サイドストーリー。

　ああ、やっぱりワタクシってば芯からオタクなのかな？プレイしながらの細かいメモを見て、そう思ったりする。