母乳中毒 - 2001年11月29日(木) 今日の疑惑。 母乳には麻薬か睡眠薬が入ってるみたい。 たった5分だけ吸って、クタッと寝るアイ。 そして、お乳が“切れる”と途端にワーッと暴れる(?) 「お客さん、またなの〜?」 「そのくらいにしといたら?」かなんか言いながら、 アル中を相手にしているクラブのママさん風に授乳をする。 ちょっと楽しい今日この頃でした。 (実母には怒られたけどさ) ... 生きる力 - 2001年11月28日(水) 赤ちゃんはよく泣く。泣く理由があるから。 おっぱいちょうだいよぉ! おしりがきもちわるいよぉ! 少しずつ新米母さんもわかってきたよ。 生きるために、一生懸命知らせてくれてるんだよね。 ……と思ったら鳴き声をウルサイなんて思ってられない。 今はその方法でしか気持ちを伝えられない訳だからさ。 ... 名付け - 2001年11月26日(月) お腹の中ではずっと「もんもんちゃん」でしたが、 無事、名前が決まり、この日新米父さんが届けにいきました。 我が家の長女は、あい、です。 ひらがなです。 「愛」と英語の「I=自分」と いろんな意味を込めました。 自分を持って、皆に愛され、 「あいらしいね」って言われる子に育ってね。 ... 至福の時 - 2001年11月23日(金) 入院中の食事は、ウワサ通り素晴らしかった。 退院するのが名残惜しいくらい。(いや、マジで) 入院初日と退院前日の夕食にはワインが出て、 毎日夜食におむすび、 そしてそして、3時にはお茶とお菓子。 あ〜もう堂々と甘いモノも食べられるのね〜。 出産後に食べたシュークリームのおいしかったこと! ゆっくりなんて食べてられない。 むさぼり食べてしまいました。 ... 3% - 2001年11月22日(木) タイトルは昔の消費税額ではない。 実はこれって、予定日通りに子供が産まれる割合なんだって。 昨日お乳のマッサージをしてくれた助産婦さんが教えてくれた。 うちはこのたった3%に入ってしまったってこと! なんかすんごくない? ... 乳しぶき - 2001年11月21日(水) おっぱいってどのくらい出るのかなあ。 私の不安のひとつだった。 出産直後、すぐに乳首に吸い付いてきた赤ちゃん。 勢いよく吸ってくれるのはいいのだけど、 初日からヒリヒリしちゃって塗り薬が欠かせなくなってしまった。 でもどのくらい出てるのか、皆目わからない。 自分でしごくとじわっとにじんでくる。 思ってた白い色じゃなく、少し黄色っぽい色のお乳。 初乳といって、赤ちゃんをいろんな雑菌から守る成分を たくさん含んでる大事なお乳なんだって。 いっぱいいいお乳が出るように、 入院中は毎日助産婦さんがマッサージをしてくれる。 この日のマッサージ中、何かが顔に散ってきた。 ふとマッサージしてもらっているおっぱいを見たら、 噴水のごとくお乳が出ている! わああぁぁ! 思わず声を上げてしまい、助産婦さんに笑われた。 もう一人、育てられるくらい出てるよーと言ってもらった。 誰にも教わってないのに おっぱいのありかも吸い方も知っている赤ちゃん。 産んだらとたんに栄養いっぱいのお乳が出てくるお母さん。 人間の力ってスゴイ! ……っていうか、私ってスゴイ! ... 初めての夜 - 2001年11月20日(火) この日初めて、赤ちゃんと同室で夜を過ごした。 結構しんどくって、本当はこの夜も 新生児室で預かってもらおうと思ったんだけど。 (婦長さんが恐くて言い出せなかったの……) 泣く→おしめ見る→おっぱいやる→足りなかったらミルクやる→ 泣く→……を初めて一晩繰り返して 何となく赤ちゃんのことがわかってきた気がした。 寝不足だったけど、以降入院中は同室で過ごそうと決意。 私の育児奮戦記がスタートしたのだ。 ... 震度 - 2001年11月19日(月) 陣痛室で監視装置つけてた時のこと。 痛みが襲ってきて、やがて引いていった後、 監視装置の針の動きを見ながらダンナ様が、 「今のは震度6くらい?」 「今のは2じゃろ?」 と小声で言っていたのが結構面白かった。 まあ、まだ痛みが序の口だったから笑えたんだけどね。 ... 生まれた - 2001年11月18日(日) 今朝、9時26分、 予定日通り元気な女の子を出産しました。 体重3052g・身長51cm、 2回のいきみででてくれた、 親孝行者です。 ... 陣痛? - 2001年11月17日(土) おなかが痛いよー!ただ今、午前2時過ぎ。夕飯の牡蠣にあたったかな。なぜかこの痛みは、10分間隔でやってくるのだけど・・・。 ... 小水…… - 2001年11月15日(木) 今日は、歩いて片道30分のスーパーまで散歩がてら行くことにした。 このスーパーのある通りは、一応町内で一番の繁華街。 クルマで通ることはあっても歩いたことはあまりなく、 通りの左右を見ながら歩くのは、結構発見があって楽しい。 その中で、以前は確か中古ゲーム屋かなんかだった場所に、 老人のデイケアセンターが入っていた。 全面がガラス張りになっているため、中の様子がすべてわかる。 中では、老人達が楽しく歌を歌っている最中だった。 ふと、壁に貼られた「書」に目を留める。 さすがに達筆な方が多い。思わず立ち止まって外から眺める。 えっ〜と「躍動」「生命」……ふむふむ。「菊花」……秋だものねぇ。 で、次は?「小水」………………?……小水って、お小水? 何でやねん!と、心の中でつっこみたくなるのは 私だけじゃないと思うんだけど。 他にもいろんな言葉があるのに、その言葉を選んだ方って一体……。 他の意味があるんだっけ?と思わず帰って辞書を引いてしまった。 でも紛れもなく小水は、小水以外の意味はないようで。 ウケ狙いなら、私に関しては相当な効果ありだわ。 はっきり言って、大受け。シビレマシタ。 ... まだ、うまれない - 2001年11月14日(水) 今日は雨模様です。そしてとても寒い……。 キーボードを叩く指もかじかみ、思わず暖房を入れたりして。 金曜に熟化剤を投薬した効果はあるのか、ないのか。 自分ではよくわからないけど、 まだ胎動も結構あるし、産まれる感じはしない。 生理痛のような痛みの回数は少し、増えたようにも思うけど。 うまれそうにない……とか言いながら突然来るのかもしれないし。 陣痛のパターンは人それぞれで違うらしいから、 心の準備もイマイチしにくい。 昼間ひとりで家にいると、いろいろ考えて不安になる。 夜、寝返り打つときに腰が痛む。 いたたたた……と声を出すと、横にいるダンナ様が“すわ陣痛か”と驚く。 結構その慌てぶりが、見ているとオモシロかったりして。 でも本当、ダンナ様がいる時に陣痛が来るんだったら、その方がいいな。 おなかの赤ちゃん、よろしくね。と無理なお願いをしてみたり。 初めての出産が直前に迫り、不安だらけの私なのでした。 (妊娠39週3日、赤ちゃん誕生予定日まであと4日!) ... 里帰り - 2001年11月13日(火) 出産後、母体は2〜3週間は休養をとらないといけないらしい。 そういうもんなんだ。さて、私はどうしよう……。 (関係ないけど「母体」という言葉って何かスゴイ。今の私は母体……) ダンナ様は家事ができる人だし、その手伝いとして 母にうちに来てもらおうかなとも考えていたんだけど、 母の実家……祖父母の家で過ごすことに、本日決定した。 おばあちゃん(私の)が「絶対、家にいたらシンドイから」 「面倒みるから」と言ってくれたので。 元気なひいおばあちゃんがいてくれて良かった。 でも、ウチからクルマで1時間ちょいの田舎なんで、 ダンナ様が赤ちゃんの顔を毎日見られなくてかわいそうかも。 私はラクだけど、それだけが心苦しい。 生まれたてって、赤ちゃんの様子が 刻々と変わっていく時期だっていうしな……。 ... 出産育児一時金 - 2001年11月12日(月) 今日は散歩がてら区役所まで行って来た。 出産育児一時金というものがいただけるらしく、 その手続きについて聞きたかったので。 受付でその旨を伝えると、保健福祉課か健康保険課に行くよう指示される。 最初に母子手帳を受け取ったところだし……と保健福祉課に行くと、 一時金は健康保険組合から支給されるものなので、 保険課へ行くよう丁寧に教えてもらう。そして保険課へ。 我が家はダンナ様が社会保険、私が国保という世帯。 「どちらの保険組合から支給されるのですか?」と質問すると、 「産むのはお母さん、ダンナさんは関係ないですよ」とのお答え。 だから、一時金は国保から支給されるとのこと。 手続きは出産してから。その手続きの方法などを聞いて帰った。 ところが、この一時金は国保の「世帯主」の口座に振り込まれるんだって。 うちはダンナ様が世帯主で、私の保険証の表紙にも ダンナ様の名前が表示されてる。 っちゅーことは、ダンナの口座に振り込まれるってこと! ダンナさんは関係ないことないじゃん! うちはこれまで夫婦独立採算制で お互いの預金額すら知らない状態だったんだけど、 子供が産まれたらそうはいかないのね。 家族が増えると、保険とか、お金とか、 いろいろ考えることが多いなあと実感した出来事なのでした。 ... 妊婦姿 - 2001年11月10日(土) 今日は、ダンナ様と出産前(たぶん)最後のデートに行った。 映画鑑賞。キャッツ&ドッグス。 これでウチの子はお腹の中で、 千と千尋の神隠し、ジュラシックパーク3に続いて、 3本の映画を見たことになる。 (うーん、どれも私ひとりでは絶対、絶対、見に行かない映画だな。 でもきっと子供が大きくなったら、 東○まんが祭りとか、ガ○レンジャーとか、行っちゃうんだろうな……) 映画の中身は置いといて(置いとくのか?) 帰りに電器屋寄って、デジタルムービー買っちゃった。 実は、昨日の定期検診の後、デジカメも買っちゃったんだよね〜。 ぐふふふふ。 妊婦姿の写真をほとんど撮ってなくって、 今のうちと思って今日撮影してもらった。 子供が成長したら、「ここにキミがいたんだよ」って見せてあげよう。 しかし、合わせて20万弱の出費。ひえ〜! 引き落としの日がコワイ……。 ... おくすり - 2001年11月09日(金) 本日検診日。 だいぶ赤ちゃんが下がってきている感じがする。 胎動も心なしか少なくなってきた。 あと軽い生理痛のような痛みが昨日からある。 先生曰く、もっとそういう痛みがたくさん来るといいんだけどって。 少し角度が悪く、超音波の映像はあまりはっきり見えない。 測定するにも、いつもより条件が悪かったようだが、 赤ちゃんの体重はわずかながら増えていた。 私の体重も先週と変わらず。 心音も、羊水のスペースも、異常なし。 いつもなら内診があって子宮口の開き具合を チェックして終わり……なんだけど。 今日は先生から説明があって、 子宮口の固さによっては今日薬を入れる、とのこと。 えっーと、説明書によると、子宮頸管熟化剤、だって。 お産が遅れたり、難産になったりしないように、使うらしい。 うーん、何か、いよいよ「産む準備」に入ってきたじょ。 ……と、言いつつ、やはり今日も仕事をして帰ったんだけどね。 (出産9日前の妊婦に、仕事を依頼する人も珍しいと思う……) (妊娠38週5日、赤ちゃん誕生まであと9日!) ... 寝られない - 2001年11月07日(水) 日曜の夜くらいから、寝付きが悪く睡眠不足。 前にも書いたけど、「快食・快便・快眠」が自慢の私としては、 すごく調子が悪い状態なのです。 だいたい布団入ったら5分で寝られるんだけど、 今週は毎日1時間、2時間、輾転反側……。 あきらめてパソコンに向かったり、 あったかいお茶を飲んでみたりするんだけどダメ。 せっかくうとうとしかけても、 トイレで目が覚めたらそこからまた寝られない。 早朝のダンナさんの目覚ましでまた寝られない。 これは出産が近づいたしるしなのか。 精神的なものなのか。 出産後、寝られない日々がさらに始まると言うのに、 連続睡眠8時間は、もう叶わぬ夢なのかにゃ。 ... 病院食 - 2001年11月04日(日) そうそう、金曜の検診で分娩監視装置を付けてるときに 看護婦さんが入院時の食事のアンケートを取りにきてくれた。 牛乳飲めますか、コーヒー・紅茶は好きですか、お赤飯は大丈夫ですか、 お刺身食べられますか、苦手なものありませんか、 ゴハンの量は普通でいいですか……などなど。 ここの病院、食事がおいしいって評判なんだ。 結構おかずの量が多くて、ゴハン残す人多いらしい。 何か、入院が楽しみになってきちゃったな〜。 ... 二次会 - 2001年11月03日(土) ダンナ様の会社の先輩が本日ご結婚。 何度か一緒にスキーにも行っている仲の良い先輩で、 私も二次会に参加させてもらいました。 っていうか、すんごい久々の飲み会で(飲めないけど) 私とてもワクワクだったのです。 良かった、まだ産気づいてなくて。 前日の新郎と私、電話での会話。 私「産気づくかもしれんけど、参加していいです?」 新郎「お医者さんがいるから大丈夫、大丈夫」 私「え?産婦人科?」 新郎「いや、眼科」 …………。 だったんだけど、行ってみたら 私の通っている産婦人科の隣の眼科の先生だった! しかも私3年もその眼科に通ってる! 新郎とはスノボを通した長いお付き合いだったらしい。 なんて世間は狭いのでしょう。思わずご挨拶してしまいました。 本当に久々に楽しいパーティでした。 ライブもできるレストランで、かかる音楽は50〜60's。 超ノリノリで最後はダンスホール状態だった。 音楽がかかると踊らずにはいられない、フラワーロック(古い?)な私。 座ってたけど、ずっと身体は動きっぱなし。 お腹の赤ちゃんも、楽しんでくれたかな? だったら母はウレシイのだけど。 ... 2700g! - 2001年11月02日(金) 週に1回の定期検診。 前回先生に叱られた、私自身の体重も気になるところなのだが、 お腹の赤ちゃんの成長を知ることはとても楽しみだった。 1週間前の推定体重は2550g。 そして本日の検診では2770g。 順調に育っています。 もう産まれてきても大丈夫な大きさになったね。 キムタクのところのココミちゃんは確か これくらいで産まれたんじゃなかったっけ? あと、今日は分娩…陣痛?監視装置というのを20分ばかり付けた。 赤ちゃんの心音や胎動、子宮の収縮が折れ線グラフでわかるもの。 ベッドに横たわって、赤ちゃんの心臓の音を聞いていたら、 何だか眠くなってきた。とても心地いい。 私がリラックスしていたせいか、赤ちゃんは大暴れ。 グラフに胎動をあらわす黒い印がたくさん出ていた。 「赤ちゃん、元気ですねー」と看護婦さんにも言われた。 私の体重は散歩効果と間食をやめたため、200g減。 ……赤ちゃんが200g増えてるから、 私自身は400g減量できたってこと。やった! 子宮口はしっかり閉じてて、先生曰く 「まだまだ産まれそうにない」。 ……ということで(?)病院帰りに会社に寄り、 仕事もしちゃいました。この妊婦はいつまで働く気だ? (妊娠37週5日、赤ちゃん誕生まであと約2週!) ... キックゲーム - 2001年11月01日(木) 某たま○クラブというものを初めて買ってみた。 近所にブック○フがオープンし、100円だったから。 そこに、お腹の赤ちゃんの胎動に合わせて、 キック合戦をする「キックゲーム」をしてみよう、という記事があった。 胎動があったら、そこを「キック!」と言いながら押してみる。 お腹の赤ちゃんの反応を待ってみる。 すると、赤ちゃんがまるでやりかえすかのように、 ポンとお腹を蹴ってくる……それを繰り返すという遊び。 さっそく、やってみました。 ダンナ様も一緒になって「キック、キック、パンチ!」と PSのパラッパよろしくお腹を押してみると ポンッ! とまさにパンチしたところが動いた! 新米両親大騒ぎです。 初めての我が子とのコミュニケーションって感じ。 偶然なのかもしれないけど。 結構、これ楽しいです。 ...
|
|