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2005年11月15日(火)

ひとしきり泣いたあと、流星ビバップや大宮サンセットを聴く。
手首を切りたくなるのを堪える。
どうして愛情はわたしのちかくには棲みつかないんだろう。
一人の夜をあと幾つやりすごせば、
誰かと一緒にいられるようになるんだろう。
帰る家が欲しい。
スイートマイホーム。
YUKIちゃんはいいな。YO-KINGがいて。

香山リカさんから
性同一障害のひとがさらしを巻いて生活していたっていう話を聞いた。
わたしはいま
お薬の副作用で二十%くらい胸が増量している。
ので、前よりも男のひとにじろじろと見られるようになったし、
好きだなぁと思っていた男の人にも胸の事を聞かれた。うう。。。
ヤダなぁ。
わたしもさらしまこうかなぁ、とちょっと思う。
かわいい服が買えないから余計そうおもうのかも。

さわらないで、って思う。

耳をふさいで叫び出したくなる。

なにもかもを感じないように閉じてしまいたい。

繊細なのは不便かもしれないけれどアーティストには必要だし、と
ゆうかさんという天使やオーラが見える人にいってもらう。
わたしも、わたしの守護天使のおはなしをききたい。
悪運が強いわたしのことだから、
天使さんはいてくれるのだろう。

一万円でじっくり、みてくださるのそうだ。
というおはなしをともだちにしたら
えー、一万円あったら服を買う、と云われた。
わたしだって服はほしいけど、でも、
絶望のあるこの場所に希望をみいだせるのだとしたら、
一万円くらい払っちゃう。
明るく生きてゆくのが先だ。
希望を胸に、毎日を明るく過ごしていくことがたいせつだ。

衣食足りて礼節を知る、ではないけれど、
愛されていることが感じられなくて、
ともだちの存在が希薄になっていって、
みなうずくまるわたしなんかに気付かずに通り過ぎてゆく。
ツカツカと、軽快な足音をたてて通り過ぎてゆく。
卵型のガラスのドームにつつまれているような気分。
きっと、居る場所がちがうのだ。
帰る家があるひとには、この気持ちはわからない、と思う。
本当に思う。
愛情にきちんと恵まれている人は、
びっくりするくらいぞんざいに愛を扱っている。

わたしなんて、ひとつひとつ、
藁をも掴む心持ちでしがみついていては溺れるのに。
わたしには、帰る場所はない。
いつも、ひとりだ。
帰ることができる場所がほしい。
そこで花のように笑って暮らしたい。
目指すものを捨てたら少しは楽になれるのだろう。
でも、それだけではこのしんどさは解決できない。
膿みのようにたらりと足下で腐敗していくのだ。神様。
神様。
わたしは、祈りながら空を見上げる。
神様。

香山さんは、自己肯定感が希薄で病んでいる女性が行き着く場所は
風俗だと語っていた。
ああ、わかるなぁ。
菜摘ひかるさんも、きっと、そうだったんだろうし、
わたしも、高校生の頃から、
親の依存から逃げ出すために
風俗に入ることを何度も何度も考えた。
でもきっと、わたしみたいなタイプが一度はまったら、
そこから逃げ出すことはとてもむつかしいのであろう。
きっと、一度はまってしまったら
なかなか卒業するきっっかけを掴めず、
どんどんと病んでいくのであろう。
そして、神様を信じる強ささえなくしていってしまうのだ。

覚悟を決めるのはたやすいことではない。
でもわたしは生きていく覚悟をきめないといけない。
覚悟をきめるということはなにかをばっさりと切り捨てることだ。
潔く。

わたしはただ、しあわせになりたいだけなのに。
好きなことをして、社会に貢献して、
しあわせになりたいだけなのに。


るう |MAIL




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