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2003年03月19日(水) ふるえ

泣きたいのになみだなんて出なくて。


「せんそうはじまっちゃうの?こわいよ」

このまま手だけにぎってて、
わたしはあんしんするのに。


ちいさくてかわいいといわれた。
そんなことないのに。
ゆれる。

そういえば、
9.11のあたりも体調がわるかった。すごく
わたしが攻撃されてるみたいに。
やっぱり、わたしも地球のいちぶなんだなあ。

かんがえすぎかしら。
みなさんそんなことないのかなあ。

★コロスナ
★Peace Event For John Lennon


2003年03月17日(月) 地球のアイ?

お金で解決できることもある
と、はたちのわたしは知った。
あのころ、お金なーーーい。
と云えば親はくれた。
すこしの小言とともに。
いくらでも。



ようやくつかみかけた光を、
見えてきた太陽に
きづこうともせずにわたしは
影ばかり見ている。

安定しないのが、つらい。
いろいろと欲しいものもあるし。
服とか、服とか、本とか。
靴とか、鞄とか。
髪のいろも変えたい。
そんな中で、やはり、なやみながらもとんとんとすすんでいく彼女をみると
うらやましくなる。
うらやましいのが辛かった。
どうしてわたしの前途は重いんだろう。
足かせが、いくつも、いくつもあるのはどうして?
せめてひとつふたつなら、どこかにあるいていけるのに。
多すぎて。
見えない空を、ながめるだけ。

「どうしてわたしだけ、っておもって、つらいんです。」
とせんせいに泣く。
「今までうまくいかなくて、遅れてるから、まだまだがんばんないといけない。過去を肯定できなくて、手帖を見ながら、今まであったいいことを書き連ねてみたんです。だいじょうぶ、それなりに、いいこともあって、むだじゃないっておもいたかった」
「おもえないこともないんです。でも、彼女には、きっとわたしのきもちなんてわかんない。そんな状態で、彼女のはなしをきくのがつらいんです。なんだかんだいって、大事にされてる。お金で解決できることもある。自分で決めていい。親といっしょに暮らせる。自分の道を反対されない。わたしがはたらきながら転職の学校へ通って、課題をがんばったり、公募展に応募したり、いろいろけずってるきもちなんて、わかんない。そうおもうと、やりきれなくなるんです。どんなに彼女がくるしんでても。」

「そんなね、フツウの感覚がないと、今のあなたの職業はうまくいかないから。嫉妬したりは、あたりまえ。そういう黒いきもちを否定しなくてもいいの。あたりまえの感情だから」
ぽろぽろと涙がこぼれる。
「ただ、そこに溜まらないで、いつかは、先にすすんでいきなさい。いけるから。だいじょうぶ」


自分のカコを話すのがつらい。後悔ばかりする。
どう語っても、誰に語っても、わたしは、恥ずかしいばかりで。
生きているのが、苦しくなる。

もしかしてまだ太陽はみえてないのかも。
あるいは、
つよい光がまぶしすぎる?
ひさしぶりの太陽が、まぶしくて
わたしは闇とまちがえてるだけかもしれない。

Laundryを借りてきた。



2003年03月15日(土) 傷あとはゆるりと赤くひらいて

状況は悪くないのに闇ばかり見てしまう。



親がわたしにしてきたことを返してしまう。


「おかーーさんとおとーーさんがもっとわたしの云うこときいてくれれば、
わたしがいまこんな苦労をすることなかったのに!!!」

あなたのために、なんて言葉はきらいだ。
そんなの嘘。
親はわたしを幸せにはしない。


わたしの云った希望を、きいてくれないどころかまったく覚えてくれてない親。
「そんなこと知らない言ってない」
ですまされる。

もう大人なんだから、人のせいにすることがどんなに情けないことなんて、あたまのすみっこではわかってる。でも……。
ときどきどうしようもなくつらい。
こどものころの自分が。非力な自分が。あのころ運命を変えられなかった弱さが。傷は消えない。

親の心ない言葉を切ることもできなくて、鋏を、刃を、自分の躯に何度もあてて切り刻んだ。泣きながら。とまらなかった。


わたしはもう、未来に向ってあるいてるはずなのに。
涙がとまらない。
古傷がうずく。



春だというのに。


2003年03月07日(金) 泣きたいのに泣けない痛み。

こんな風にひとに厭な思いさせて、
きらわれて、
ひとりでいるのなら
生きてる意味なんて、ない。


2003年03月06日(木) 27才 美智代 OL

内田春菊さんの「24000回の肘鉄」
(これはイトウキョウジという既婚の男のひとの、色んな女のコとのフリンの話。)に27才 美智代 OLが出てくる。
わたしは彼女がとてもすきで、この章をくりかえし読んだ。

「女だということに甘えずに仕事をしている」彼女。
「プライベートを仕事にもちこまない」
そんな美智代にわたしはつよい憧れを抱いている。

わたしは彼女にはまだまだで、年だけ重ねている。

内田春菊さんはホステスや不倫をしていたことがあって、だからこういう話にもリアリティがある。


愛のかたちは人それぞれ。
不倫が不道徳だということはわたしにもわかっている。
でも、それも愛だから。不道徳なんて言葉だけじゃかたづけられない。
だからわたしはケッコンなんていう制度に属しているというだけでは、彼の心はしばれないとおもっている。

彼をしばれるのは、彼の心の中にいるわたし。
現実のわたしじゃない。


なんてこんなこと、もし、わたしが最愛のひとと今後、ケッコンなんかしちゃったりして、そしてそのひとに愛する女が他にいたとして、それでもこんなことつぶやけるかどうかは疑問だけど。

でも、ケッコンしたとしても人の心は自由だ。
わたしには、しばることなんてできない。

きっと万が一、そんなことにでもなったら、わたしはとりあえず泣きながら、涙のあいだに内田春菊や山田詠美や江國香織の本を読んだりするのだろう。

どんな痛みも傷も当事者がいちばんつらい。それを正論や道徳なんかで渦にまきこまれることを知らない他人がとやかく云う権利は、ない。

ヶッコンはごはんのようなもので、恋はおやつのようなものなのだ。いつまでも。それがわかっているひとだけ、倫理の道を外れる甘さを知ることがゆるされる。


2003年03月05日(水) Que sera sera

おふとんの上で猫のようにまるまる。
つかれた。

今日はさむかった。きのうは晴れていたけど、風がつめたくて、夜風に凍る。真ピンクのストールに包まれて、帰りに買ったいちごだいふくがおいしくって、シアワセだった。
夜、かわいい男のこにナンパなど。
ことわったけど、おしかったのかしら。
だってナンパこわいんだもん。


お茶を買いそびれる。
おようふくも見そびれる。

去年のキスなどおもいだしていた。
あーあ。
もっと自分だいじにしよう。
女の子だし。

そして嘘についてかんがえる。
嘘が上手なひとは自分に嘘をつくのも上手。
つまり、自分の嘘を信じこむ。

ほんとうは、ちがうひととキスしたかった。
もうそういうのやめる。

わたしの胸や口唇は、好きなひとにつかう動具。


やってしまったものはいたしかたなくって、
ケセラセラ。


2003年03月02日(日) 残ったのは水たまり

青じゃなくて白い毒薬が欲しい、それが手に入ったらうれしいとうちあけられる。
耳につきまとう雨音をふりはらいながら、彼女のこころの泣き声にじっと耳をすませた。
わたしが今こんな場所にいるくらいなんだから、
ご両親にあいされている君はそんなふうにおもいつめなくてもいいのに、とおもったけれど云わなかった。わたしには見えないものもたくさん、かかえてしまってるのだろうから。
土にこぼれるくらい。

あたらしい年が来たら、と云うと、
もう2003ねんですよるうちゃん、と云われてちょっと混乱する。そう。そうね。そうだった。たいようが白かったから、つい。

昔すきだったひととすれちがう。ひさしぶりーと昔の笑顔で昔の声で話かけてくれて、わたし(の體)をあいそうとした。こわかったので いや。とだけ云ってごくごくと赤と紫のお酒を飲んだ。したをむいたままだまっていたら、彼が突然 涙をぽろぽろとこぼした。しんじてくれ、と云う。なにを?

ときこうとおもったけれど声わたしの声が出なかったので彼の髪をなでる。いいよもう、と云うまで撫でていよう、と感じてて、いいよなんて云われなかったからいつまでもそうしていた。こぼしたくてこぼれるものがあるのなら幾らでもこぼしていいからなんてそんな気分だった。

わたしはあなたをなぐさめてあげられないのは知っている。だからもういいよと云われるまでここにいてもいいかな。


2003年03月01日(土) そうして夜は足跡を残して

傷ついたことのないひとがうらやましかった。
うしろをふりむかずにいけるから。
ひねくれないでいられる。

傷ついたほうのひとがやさしいなんて、そんなの嘘。



痛みもかなしみも力に変えて、
やさしさにできるのは自分次第。



泣いて泣いて泣いて、
つかれてやすんでユメでもみたら、

またあるきだせばいい。


痛みをくるしみを
力に変えて
やさしさに変えて
ぜんぶ自分自身で癒してみせよう。

生きていくコツも
飛びたつコツもつかめずに
ふらんふらんしているわたしは
しびれる左手首と胸をかばって
babyblueskyの島に行きたかった。


いつか行けるといいなと想う。


見える?


海。


るう |MAIL




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