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2001年06月30日(土) コトバ

云えば判るのかな、判って貰えるかな、と思いつつも幾ら説明してもきっと、同じ感覚を味わった人でないと判らないんだろうな。だってあたしはいつも説明しすぎる。言葉下手なのに。語れば語るほど大事なことは遠ざかっていって、見えなくなって消えてしまう。
じゃあどうしたらいいんだろう。
只泣くなだなんて云わないで。


あたしの傷はどうしたら直るの?
時間が解決してくれるものではないのはもう、判っている。

心の傷は時間が風化してくれるものではない。

もう少し楽になりたい。

哲生は判ろうとしてくれた。
誠実な彼。

でも彼はあたしを庇ったりなんかしない。
あたしが傷つくような話題が出て、あたしふいに黙り込んでも彼は何も言わない。浩之とは違う。
きっと恋人の前でもそうなのだろう。其れが彼のやり方なのだろう。
あたしは友達だから丁度良い。


「どうして泣いたの?」
って、訊いてくれないんだろうか。
そんなこと知りたくもないのだろうか。
訊いてくれなくても、あたしが打ち明けたら聞いてくれるのだろうか?

聞いてくれるひとが欲しい。


そういうひとにだけあたしはそばにいて欲しい。






2001年06月29日(金) 傷口

譬え冗談で、「死ね」とか「馬鹿」とか云われてもひどく傷ついて、思わず泣いてしまう。相手が気心知れてる哲生でも、だめだ。自分では元気なんだと思っていたのに、どうもそんなことはないらしい。相変わらず無自覚な自分に手を焼く。
泣いたのはあたしが悪い。
其れを責められても仕方がない。

でも傷ついた自分をどうしたらいい?

先生に
「おかしいとか変わってると云われるのが厭なんです」
という話をしたら、
「あなたはいつも同じ様なところで悩んでるのね。変わってるって、別に悪いことじゃないのに、発想の転換は出来ないの?」
といわれた。
でもねせんせい、あたし、いつも自分のはみ出しているいびつな部分で傷ついてきたから、とらうまみたいになってて、肯定することなんてできない。あたしは悪い事じゃないなんて想えない。想えないんだもの。
といったら、先生は、ああ、そうね、と納得してらっしゃったけど。
だって傷つくんだもの。
それさえもいけないことなの??

どうしたらいい。どうしたらいいの。

せんせいあたし、こういう自分の考えをねじ曲げて変えて行くよりも、
こういう自分を少しずつ受け入れていきたい。いきたいのに。






2001年06月27日(水) ダイジョウブ

ほんとに、
別に軽いつもりで言われた言葉でもいちいち傷ついてしまうから、
時々落とし穴に落ちるみたいに、途方に暮れる。
不能感が強すぎて、最初だから慣れなくて、出来なくても、勝手が分からなくても当然なのに、どうして出来ないんだろう、ってひどく自分を責めてしまう。
こういうのをPTSDというのだろうか?
こうして人と接してると、薬がだんだん増えていって、
終いにはどのくらいの量を飲んだのか解らなくなってしまう。
危なくってしかたない。

仕事は好きなのに、
生きてるって感じがするから、仕事は好きで、
きっと譬えどんなに稼ぎのいい人と結婚しても仕事は続けるであろうあたしは
仕事時間に比例して、薬が増えていくのが堪らなく厭だ。

今まで、こういうときは哲生に頼っていた。

でも今哲生は自分のことでいっぱいいっぱいだし。


になんてこんな事打ち明けたことがない。
わかるのだろうか?

あんな気むずかしい秀才くんに?
と思いつつも、
最終的には自分で何とかしなくてはいけなくて、
自分で自分をいたわってやろうと何となく想う。

大丈夫だよって云ってあげたい。
その場しのぎの嘘だとしても。




2001年06月26日(火) アタシ。




泣きたいのに泣けないから、
泣けるきっかけを最近は探し続けて。

そういうことを云われると責められてる気がするの。
そんなつもりはないんだよと云われても。

夏が来るのが怖い。

この人あたしのこと誤解してるって想っても、
なんにも云えずにいた。
抵抗するので精一杯で、
それに疲れ果ててしまって、
結局赦されても
動くちからなど残ってるはずもなく、

朽ち果てていく不安に怯えていく。



だから
先生あたしを愛でて。
抱きしめたまま離さないで。
このまま溶けてしまえばいい。

跡形もないくらい、蒸発してしまって。



2001年06月25日(月) 親の愛情

あたしの親もね、別にあたしを傷つけようとしてこういう風にしてるわけではないのは解ってるのね。只、接し方がちょっとばかし間違っているんだと思うのね。或いは彼ら自身が自分の受けた傷を自覚してなくって、そのせいで無意識的に攻撃的になってるとか。

でもそういう理屈や分析では済ませられないくらいの、傷をあたしは負ってしまったから・・・。きちんと自覚して直していきたかった。

正しい愛情を周りに注げるように。


2001年06月24日(日) きずあと


根ほり葉ほり聞かれたり、
痛いとこを突かれたり、
おもちゃだなあって想う。

傷がふさがんないうちに新しいのが出来てしまって。

物珍しさだけでかまわないで。

うまくかわすのは苦手だから。

色々云われるのには慣れてるけど、
ああまただなって想うけど、
傷つくのにはいつまでたっても慣れない
そういうことなんだよね。



2001年06月23日(土) 共依存


例えばあたしがあなた以外の男のひとと
あなたの目の前でキスしたり
或いはそれ以上のこと

例えばあたしがあなたに泣いて
赦しを求めたら
あたしを抱いて

例えばあたしが

もうあなたなんて大嫌い、と
あなたに噛みついたとしても

そっと優しく

抱きしめて

手を 握って

例えばあたしが
すごく駄目な人間で
それに甘えていたとしても
もう立ち直れないくらいぼろぼろに傷ついて

あなたがいなくては生きていけないようになっても


最期まで見届けて

あたしを捨てないで

あなた以外の何にも

赦さなくなるまで
 
赦されなくなるまで

他の女の人なんて見ちゃ厭よ

あたしに狂って
あたしに傷ついて
そうしたらあたし

信じられるから、   きっと










2001年06月22日(金) 水仕事

はしたことあるの。
ちょっと。
ヘルプで。
パーコンだけど。
(パーティーコンパニオン)

でも、
「すれてない純そうな女の子をからかうのが好きなおやじ」
からのセクハラにがんがんあって、
「君のその白魚のような指で、僕の酒の中の梅を潰して欲しい」
としつこかったり、
手を握られたり。

向いてないので、

二十歳くらいの頃、家を捨てると云うことを何度も考えて、
そうするとなにもないあたしにはお水仕事しかないのかしら、と何度も悩みましたが、けっきょくやってないままです。

向いてないのです。
こういうのは向き不向きがあると思うので。


2001年06月21日(木) シアワセノカタチ

傷跡ばかり見つめてないで、
もっと楽に生きていけるやり方があると想うのに。

ひとは
しあわせになるために
生まれてきたのだと想うから。


しあわせのかたちは
それぞれ違うから

自分の気持ちに素直になって。


2001年06月20日(水) 嘘とか信じるとか

いっぱい話せばいつかは判ってくれると思って、喋りすぎてしまった。
だからつい黙り込んでしまうあたしを、お願いだから責めたりしないで。
嘘が上手なひとが苦手なのは羨んでしまうから?

っていうか
みんなあたしみたいに嘘なんて下手なんだと思って、幾つも信じて、だんだん信じられなくなっていって、どうしてこうなってしまうのか理由なんてわからなくって、
ひとの嘘を責めてしまって、でもあたしだけが悪いみたいに感じていて。

疎外感だけが強まって。


あたしが彼を愛するのは
あたしが望むようにあたしを愛でてくれそうだから。
結局。

夢見がちなまんま。

例えば頭も良くて、センスも良くて、女の子の扱いが上手で物腰が美しいあなたならあたしを上手に愛玩してくれそうだもの。

そういうこと。


泣いてもいいよって
安心して眠っていいからって

そういう感じが欲しかった。



いつも安心できないあたしだから。





2001年06月19日(火) 初めての後

何となく鬱なんだけど、忙しさに紛れて、薬を飲みそびれると、ちょっとくる。
でも薬を服用する心理的抵抗を拭えずにいるので、きっかけを逃すとどうしてもずるずるとそのままいってしまう。

先生の「薬を飲めば楽になれますよ」との言葉が木霊する。

どうして他の人は鬱になったりしないんだろう?
こんなのあたしだけ?あたしだけなの?
自分の躰が怖い。


ひとに拒絶されるのがとても怖い。
あたしの全てを否定されたような気になってしまう。
前にダイアナ妃の番組で(たしかcx系)「彼女は人格障害があって、見捨てられ感がとても強かった」とでていたけど、あたしもそうだ。哲生にも指摘された。
ちょっとなにかあると、もうこの人とは駄目なんだという気になって、途方に暮れる。人格障害の本をぱらぱらと読んだけど、人格障害はわからないことが多いらしいけど、こんな症状、幾らでもあたしに当てはまってしまう。
誰かがあたしの元から去ってしまうのが怖い。
お願い、見捨てないで。

こういうところからあたしは過剰な愛情を求めてしまうのであろう。


彼は?
まだ付き合い浅いけど、この人はあたしのことをどう認識しているのだろう?
職業柄色々な人に出会うことも多いだろう。
只若い女の子としたいだけなら厭だなぁ、なんて勘ぐってしまう。

でもなんかタイミング合わないなぁ。

愛情のタイミング。


あたしのことを受け止めてくれるのだろうか?きちんと?
あたしが傷を曝しても??

帰れるところがある人は、いいなぁ。

なんて、奥さんを初めて羨んだりして。

遊べない女だからな、あたしは。

純のことほんとにほんとに好きだったけど、
最初のデートではやはりセックスなんて出来なかった。
こわくて。

これで純があたしのこと厭だと思ってしまったら?
とか、そういうこと。

曝す勇気がなかった。

あたしの躰は、男の人の気をそそれるのだろうか?
してしまった後も?



2001年06月17日(日) 生命力

親が
(もうまた親かい。いいよもう親ネタは、と自分でも思うわ)
荷物送ったらしいが、あたしは最近お部屋にいないので、受け取ってない。
そしたら電話。
電話。
出たら親だった。
電話が鳴ると、親ではないことを願う。
ダーリンや、ダーではなくても、お友達だといいなと思う。
手紙も親から来るとうんざりする。
こういう言葉は遣いたくないけど、
うざい。

怖い。中身がどうであれ親からの贈り物はあたしにとって恐怖なのだ。
荷物送ったって云うから、「以前あたしが親に理解して貰おうとせっせと送った、あたしからの親宛の手紙」かと思ったら違うのよ。なんか色々食べ物とか、そういうもの。
それで、
「今こういう状態だから受け取ってない」
っていって、近況報告をして、切った。

そしたらまた掛かってきた。

うわ、親だよ。
と思うと不機嫌な声になる。

「折角送ったんだから早く受け取りなさい」
という追加電話だった。


あー・・・。
なんでこんなことまで・・・。

いちいち、うるさい・・・・・・。




「あのね、早く取りに云った方がいいのは判ってるの。でもできないの。忙しいの。さっきあなたはあたしが水商売をやってるのではないかと疑っていたでしょう!(訊かれた。ろくな事考えない親だなー。だってそんな風に思ってても、云うものなの?って云うか、水商売って何よ。どのくらいのお仕事??あたしが無職になって3ヶ月経つというのに、お金さえせびらなければ、何も云ってこないじゃない。そんな親に、水商売遣ってるのではないかとか、云われる筋合いはない!!あたしが何をしてどう生きようと勝手だ!!)そんなこと思うのなら、今お仕事してないの判ってるのなら、お金でも振り込んでくれればいいじゃないですか」
(短期のバイトをしてるので忙しい。たった3日間のお仕事だとわかっていても、それまで飲まないで居られた薬を飲まずにいられなくなる。結構しんどい。知らないひとが苦手。感覚が違うひとが苦手。意地悪なひとが苦手。変わってると云われるのが大嫌い。自分の病気を肯定できないから。偶に「狂気ってかっこいい」とか云う人と出会うと、うんざりする。突如不安定になる)
「大家さんにでも預かって貰いなさい」
「・・・そんなこと、云われなくても思いつきます。だけど、緊急を要するのでない限り、出来るだけお願いしたくないの。向こうにも都合があるのだから」


あたしが親の愛情を確認できるのは
お金だけだ。

お小遣いを貰ったときだけ、
愛を漠然と感じられる。

だって、もういい大人になって、
あたしが思うに、親があたしにしてきた事って、
あたしの邪魔ばかりなんだもの。

本当に。

進路も。
暮らしも。
持ってる物を潰すようなことばかりして。

この前乙武君翻訳の絵本を読んで、
「おまえが他の子のようにまるくなくてもいいんだよ」
といってくれる親と、
「この一族の恥だ。なんとしてもお前を丸くしてみせる」
と頑張る伯父さんとでてくるけど、

そのままでいいよ


って、無償の愛情を注いでくれるのが親なんじゃないかしら。
というか

その扱い方で、

その子の中でのその子自身の価値が決まってしまうと思う。
自分をきちんと肯定できるか否か。
あたしは自分自身を肯定できない。
不必要に自分を責めてしまう。

凄く無駄遣いしたと親に責められるが、
正直なところ親があたしに親の理想を押し付けずに、あたしの自由にさせてくれたなら、こんな風に遠回りはしなかったと思う。必要以上に傷つくこともなかったのだろう。
親の見解は間違ってばかりいる。

でも悪いのはいつもあたしなのだ。

「こっちが折角贈ったのに、受け取りもしないで!!」
「あたしにも都合があるし、・・・頼んでないし」

そんな贈り物なら要らないの。

欲しい物でないと欲しくない。

要らない物ばかり欲しくないものばかり押し付けてきて、
そんなの、
暴力だよ。


あたしが経済的援助を頼んでない今は親も強く出られない。

そんなにお金がお金がなんて言うのなら、
子供なんて産まなくて良かったのに。

そうそう、こういう話になったときだあたしが親に
「どうして産んだのよ?!あたしもあのこも!!」
といったら、
「こんな子が生まれるとは思わなかった」
って返ってきたのは。

じゃあお人形でも可愛がってれば?

でも生まれてきてしまって、成人したあたしは
なんとか歳だけでも大人になったあたしは

あたしを守る。

守ってやる。


2001年06月15日(金) 偏見は否めない

理恵ちゃんと連絡が取れない。
取れないことはないのだけど、会う約束が出来ない。もうしばらく、半年以上会ってない。
きらわれちゃったかな?って思う。
ずっと、漠然と思ってた。

あたしが彼女に神経症だと打ち明けてしまったから。
あたしが入院してから、彼女には会ってない。
この記憶は確かだ。
彼女に打ち明けてしまった事実にずっと、怯えていたから、
よく覚えている。


偏見は否めない。
あたしだって正直なところ、分裂病のひとは怖いし、
できれば関わりたくないと思う。
症状にも依るのだけど、精神分裂病のひとは暴力を振るったり暴れたりするのだ。


この日空いてる?と訊いたときに、
ごめん用事在る。
といわれて、いつなら大丈夫?って訊けない。
だってりえちゃん、この前、今新しく仕事始めたばかりで忙しい、
落ち着いたらまた連絡する、って云ってから、向こうからは連絡無いんだもん。
っていうか、あたしが入院してから、彼女から連絡会ったこと無いんだもん。


あんなに、あんなに仲良かったのにな。
しょっちゅう会ってたのに、楽しかったのに。

そういう自分のビョーキを知っても、今までと同じように付き合ってくれるのが本当の友達だなんて説もあるけど、あたしはそうは思わない。
隠してあげるのも友情だと思うからだ。
こんな事を打ち明けるのはひとに自分の荷物をしょわせてしまうのと同じ事。


些細なことで不安になる。ぴりぴりする。
自分がどう振る舞ったらおかしくないのか判らない。
だから小さな事でも本当に気になって、

死にたくなんか無いのに、罪を感じて、死にたくなる。


楽しく生きていきたい。

恭子ちゃんが
「ACじゃない人は、自分がよりよく生きるにはどうするか考えられるけど、ACのひとは生きてるだけでシアワセで、その先のことは考えにくい」といっていた。

あたしは重いのだろうか?

色々訊いてみたくても、訊いてしまったら泣いてしまいそうで、
そしたら面倒な人だって思って嫌われてしまうんじゃないかって思って、
訊きたくても訊けない。

哲生とも一応仲直りしたけど、
哲生があたしのこと面倒がってるのは判る。
でも唯一の救いは、

あたしが哲生にそれを指摘できること、
そして哲生も正直に答えてくれること、
この2点だと思う。

遠慮とか変な隠し事がない。
だから安心できる。
嘘は苦手だから。

どんなことでも知りたがるのは、
傷ついても知りたがるのは、
なぜなんだろう??


土台がなくて、地面に立ってなくて不安定。
本来なら土台なんてずっと昔に親が与えてくれてたりするんだろうけど。

って恭子ちゃんがゆってたな・・・。

人の心の中なんてわからないものだから・・・。

メル頂いたままお返事してない方、御免なさい。
遅くなると思いますが、必ずお返事いたします。



2001年06月14日(木)

哲生といい具合に距離が取れるようになった。あたしの成長のたまものだと思う。

でもあたしあたしは


ひとが怖いのとかそういうのは変わっていない。

ひとがこわい。 正確に言うとひとに接していて傷つけられるのが怖い。厭な思いを知らないうちにさせてしまって、その反動で攻撃されるのが怖い。
ひとの中で浮いてしまうのが怖い。
変わってるって云われるのが酷く厭。
そんなのうりになんてしてない。してないのに。

こんな風に浮いて、いい事なんて何にもない。

大阪の小学校の事件

罰して欲しかったのかなあと思う。


犯人は精神病院入院歴がありましたという言葉を聞くたびに自分のことも責められているようで胸が痛い。
あたしも任意入院だ。
此処では説明は省くけど。

どうにかなる前に直したかった。
取り返したかったあたしはあたし自身を。

加害者の父親が凄く酷く加害者を罵っていて、辛くなった。
あたしの親もこういうのだろう
あの子は昔からおかしい子だったんですよ親の云うことなんてきかないし世間知らずで常識が無くて変わってる子だったんです。

前に
実家に戻っていて、あたしが猫を追いかけて夜中、廊下にいたら父親が青ざめた顔をして
「どうした」
というので
「・・・猫が・・・。外に出たいみたいだから・・・出してあげようと思って」

といったら、
「就職もうまくいかなくてバイトで金もないから、狂ったかと思った」
と答えていた。

おかしいおかしいってあたしのことを罵るのなら
あたしが情緒不安定なのを自分で気付いてしまって、病院に行きたいといったときに
行かせてくれれば良かったのに、笑い飛ばしたのはそっちじゃん。

今、少しばかりの貯金で慎ましく暮らしていて、全く親の援助は無いのだけど、そうしたら親は何も云わなくなった。
昔は毎日のように電話があって、バイトじゃ不安定だから就職を、といいつつも、生活費は自分で全部稼ぐように、とのことで、
でもバイトもして生活費全額稼いで、就職活動をして、なんて本当に大変なことで、でもあたしは
「あたしが無能だから、怠けてるから、できないだけなんだ。がんばりがたりないんだ」
って思って闇雲に動き回った。そしたら、体も心も痛めて入院してしまった。あたしは放心状態になった。もの凄く泣いた。親は入院なんかして迷惑掛けて、って怒った。
・・・これ前も書いたな。

今はなにも云われない。
お仕事どうしたいかとかそういうことも。

まったく。


偶に
あたしの友達まで構いたくて、電話が来るくらい。
先生にそのことを告げたら
(あたしの友達で親には関係ないのに、結婚するならお母さんからもお祝いの贈り物を、といいだした)
「あなたのご両親てほんとにうるさいのねぇ」
とおっしゃったので、
「でもねせんせ、そんなふうにおっしゃらないで。
あたしの親なんですよ」
といったら、
そこが問題なのよね、とおっしゃっていた。

あたしもいつかひとの親になるのかしら。





2001年06月10日(日) 仲直り

今日久々に哲生と話をした。
自分がいかに不器用で悩んでいて、
計算高いひとに振り回されて、言いくるめられて、
(此処に気が付いてしまうのが、弱者故、なんだとおもう)
それが辛いのかというのを明るく自分をネタにしながら話した。
それがいつものあたしのやり方だった。

そういう話に彼は笑ってくれる。
あたしを馬鹿にしたりなど決してしない。

安心する。


責められてる感覚がない。

そういう哲生だから、あたしにとってはかけがえのないひとなんだよ。

どんなに不格好でも、あたしを拒絶しないんだ、と漸く思える。


恋愛じゃなくて良かった。


哲生と出逢えて良かった。

ありがとう。




2001年06月09日(土) 神経症

とにかく人と居ることが基本的に酷く苦痛なのだ。気にしなくてもいいようなことばかり気にしすぎて(神経症症状)、相手も自分も疲れさせてしまう。良くないことは判ってるけど、何処がどうよくないのかいつもよく判らなくて、その時は無我夢中で、後悔ばかりが押し寄せる。
相手に甘えて、ミスを繰り返してるわけじゃない。
でもそんなのは言い訳にさえならない。只の甘えだ。
甘えずに出来るところまでやってやって、漸く許して貰えるのだと思うから。

あたしはその辺によくいる、
『美人でちょっと頼りない、とっつきのいい女の子』ではない。
しっかりしようとしても出来ない。
あたしはしっかりしてるひとの方が好きだから、
時々自分がどうしようもなく厭になる。

別にかわいこぶってるわけじゃない。
上手く取り繕えもしない。

あたしの友達は行っていたけど、
「本物と嘘の見分けは付きにくい」

よほど本物に触れていないと、判らないだろう確かに。


















演ジテなんテ居ナイのに。


なのにつつかれるのは、
やはりあたしがどうしようもなく変わってしまっているのだろう。

おかしな目立ち方をしてしまっているのだ。確か。


不本意ながらも。




はみ出してるあたしを切り取らないで。





2001年06月06日(水) 自覚と無自覚と

自覚するのと自覚しないのでは全く人は行動が違ってしまうと思う。言葉にするのが上手な人は得だと思う。あたしは下手なので、メールを時々乱用する。でもやはり下手だ。
だんだんと男の趣味が量より質になってきた。それほどまでに若くはないのだろう。浜崎あゆみを聴いていて(ちょっと珍しい)、素直な歌だ、と感じた。素直さは武器だ。どんなに傷ついてしまっても、素直になったもん勝ちだ。
後悔しないで済むから。

困ったくらいに不倫だから、という罪悪感がない。あまりにも無いので周りの人にべらべら喋ってしまいそうなくらい。だけど彼には迷惑掛けたくないから、彼の元部下であたしの前の会社の友達、には話せない。彼女の祝福が得られないのがちょっぴり哀しい。
彼があたしと同じくらいの年代のこと付き合っていたら、嫉妬に苦しむと思う。あたしみたいな女は一人でいいでしょ、って思うから。
前の職場の同僚、陽子ちゃんは、「部長、るうちゃんのこと狙ってるんじゃ・・・」と、云っていた。
うーん、当たっちゃったかな??_
あたしには予想外の出来事なんだけど。

いつからか気のない男の子と出掛けるのを止めてしまった。男性恐怖症状がぬぐいきれないので煩わしいし、あたしは決して惚れっぽくない。そういうのが詰まらなくなったのだ。あたしは一人でも楽しめるし、お洋服も一人で選べる。お金だって多少なら持ってるし、だからご飯なんてごちそうしてくれなくてもいいの。欲しければ媚びるんじゃなく、働いて稼ぐ。
普段媚びてるって云われるような振る舞いをしてるようなので(自覚無し)、そういうのを期待されるのに疲れてしまったのかも知れない。
だから長い髪も切ってしまった。いつでも長い髪に象徴される女らしさなんて、捨てられる自分で居たい。

自分も相手も大事に出来ないと関係は長続きしないだろうし、まあ恋愛に限って云えば釣り合いがとれて無くても成り立つだろう。友情は対等でないと長続きしないと思うけど。
あたしは男の権力主義が大嫌いなので、どんなに仕事が出来る人でも「俺俺おれはこんなに凄いだからお前は俺に尽くせ」な人は願い下げだ。前にいたのだ。えらっそーにしていて、ご立派な正論を掲げて、でも結局ずるくて、「云ってることと遣ってること違うじゃない?あんなに偉そうに正論掲げて置いて」っていうひとが。
まあ具体的には「俺はみんなの上に立っている人間だから、誰かの側に立ったり、または誰かを血祭りに上げるようなことはしないし悪口も言わない。それがみんなに影響を与えると云うことはきちんと自覚している」といっていたひとが、あたしの悪口や非難をあちこちに振りまいていて、正直なところ吃驚した。あいつ頭わるい、とか云う?普通??何を以て仰ってたのか存じませんが。
ああいうひとが出世するんだよ、という哲生のひとことにふうん、と思ったり。
でも悔しくて泣いた。
いいわ好みじゃないから。

あたしはどっちかって云うと男にあきらめが悪い。内田春菊さんの本を読んでると、かなりあきらめが良くて、羨ましいこと甚だしい。彼女の本に出てくる女達は、「もう後悔したくない」と、さっさと歩いていってしまう。人に3度目はない、と友達が云っていた。2度まで許しても、3度目はないの。人によっては失敗は一度きりしか許さない人もいる。
あたしは懲りない女なので、同じ失敗を何度も繰り返してしまう。彼には、彼とはどうだろう?人との関係は相対的なものなので、こんなあたしも大人の彼に掛かっては、少し変わるのだろうか?
変わりたい、変わりたいんです、と先輩に零した。
新しいお洋服は古いものを脱ぎ捨てないと着られないのね。
時々は捨てていく勇気も大切なのだろう。
どれが大事か見極めるのも。
その覚悟が決められるか決められないかで、勝利の女神のご機嫌も違ってくるように思える。

でも素直になりたい。
気持ちだけでいい。理屈じゃない。





2001年06月05日(火) ナミダ。

ただ生活して行くだけなのに安心感がない。
ぴりぴりとしてしまって、きっと人にもそういう感じを与えてしまっているのだろう。知らないうちに。

自分を責めてしまう。
でもあたしがこんな風にアダルトチルドレンなのは、あたしの責任ではない。


2001年06月04日(月) 罪悪感

自分が罪悪感を持てない、ということに罪悪感を感じる。


2001年06月02日(土) 不倫、始メマス。

気になっている人が居て、でもそれほど意識していなかった。止めようと想えば止められる程度だし、あたしは彼をさりげなくかわしていたから。彼はそのくらいスマートなやり方をしてくれていたし、あたしは其れを利用して、微妙に、線を引いていた。でも、どんどん彼に対する興味が募っていって、自分の中で処理しきれなくなってきていて、ちょっと途方に暮れたのだ。ひとまわりどころではなく、あたしよりも30歳も上なのだ。勿論妻が居る人。
彼と一緒に歩いているとき、浩之に似ている、と思った。彼が、というよりも彼とあたしが居るときに生まれる空気が。まず安心感がある。そしてその先に、彼の聖域を感じて、切なくなる。浩之と居るときまず安心感があって、そして、あたしの知り得ない浩之が居た。どんなに近づいても近づけないこの距離が刺激的でいい感じ。あたしは「いいひと」とは付き合えない。退屈してしまうから。
自分があまりにも不倫というものに抵抗がなく、友達が「実はね、不倫してるの」と打ち明けても、ああそうなんだ、で?どんな人?シアワセ?(不倫だからフシアワセッてことは絶対にないと思う。辛いかもしれないけど)てな感じで、「るうちゃんて大人だね。結構みんなひくのに。良かった打ち明けて」みたいな感じだったのだけど、あたしはそれに驚いた。
みんな、ひくんだ?どうして??
不倫だからいけないという感覚があたしにはない。
ないからこそ、不倫を楽しめる余裕があるくらい。
しかし、面白いことになりそうだわ。次から次へと。おぢさま苦手だと思っていたのに。好きでやってるのかも知れないわ。
そうそうあたしは彼のお気に入りだということは自覚していたけど、あたしが覚悟を決めたのはつい最近だ。あたしと彼は合うだろう、きっと楽しいだろう、と自覚したのと同時に、覚悟が決まった。
というわけです。うふふ。


るう |MAIL




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