Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 カルミナ・ブラーナ


 曲名。

 知らんか^^;


 オルフ作曲、世俗カンタータ集。

 オーケストラ+合唱 の 大きな編成なんだけど、

 5月のクラシックコンサートのために、
 
 ピアノ2台8手(4人)、ソプラノ、テノール、ヴァイオリン

 って 変な編成にアレンジする作業を、今してるところ。

 

2004年02月26日(木)



 おめでと♪

 この日記は、周囲のだ〜〜〜〜れにも
 
 親兄弟はもちろん、婚約者?とか師匠?とか

 とにかく、誰一人にも、公開してなかったんだけど。

 昨日、大学時代からの親友と、彼女の恋人の二人にだけ、

 ここの番号教えた。

 ひゃ〜 こっぱずかし。

 でも 何かうれち。


 彼女達、昨日が結婚2周年。

 おめでとね。

 静かに、でも劇的に、

 変化していってるよね。

 この2年位で、色んな事が。。

 
 彼女は、多くコンサート等を一緒にやってるフルーティスト。
 
 私の伴奏ライフの今があるのは、彼女のおかげといっても過言じゃない。

 
 すごい才能と実力と魅力の女の子なんだけど

 最近、音楽じゃないお仕事も 色々頑張っているみたい。

 
 私は、つぶしが利かない典型的な、ヒト的欠陥品音楽家なので(笑)

 他の仕事、っていう発想が出ない。

 情けないながら、ここで頑張るしか 自分の人生はない。

 結婚に逃げそうになって、失敗もしてるし^^;

 
 これが、他に選択肢が ちょっとでもあったら

 また 違った 輝き方出来るんだろうけどなぁ・・・。^^;


 その子は、恋人と、飼っているワンちゃんとかと、

 愛情溢れた生活を送っているように見える。

 恋人の手料理を味わい、生活品の買い物に行き、

 ワンちゃんの散歩をし、トキメキデートをし(って見てないケド^^;)

 。。。


 「生活をする」 事の 喜びっていうか・・・

 「最愛の人」がいる シアワセっていうか・・・


 その辺、今の私には かなわぬ夢かもなー・・・(笑)


 10年やってる、チャペル仕事(その友人も所属している)が、

 ここ1年で 激減している。

 うちの会社?が 営業を頑張らないせいと、

 不景気のせいと、少子化で結婚するカップルが減ってるせい、

 色々あるんだろうけど。主には会社のせいやね^^;

 
 そこの聖歌隊、オルガン奏者達も、

 それぞれの道を 歩み始めてる。

 専門学校の講師仕事を増やした先輩。

 結婚退職した後輩。

 子供を産んで、ピンチヒッター的な仕事にチェンジした友人。

 
 音楽=人生、 のままでいる人が、ことごとく減っている。

 それもそうだ・・・

 常に 野垂れ死にと隣り合わせな こんなヤクザな仕事。


 それでも仕事を取るには

 自分のポリシーや 信じてる事の多くを 心の奥底にしまって、

 正反対の考えの他人にも迎合して、

 人の好意を 利用してやろうと 

 手ぐすね引いている人達の群れに飛び込んで、

 利用されてるのを 気づかないフリして、 

 踏みつけにされても 他人を立てて、

 理不尽な事だらけでも 口をつぐみ、

 トップでいる事を求められるのに 

 情けない事しか出来ない自分に絶望して、

 張り裂けそうな心を隠して ほのぼの人を演じ切る。


 そんな女優でいなきゃ 勤まらない。 


 疲れたって言ってた。その親友は。

 わかるんだ。

 人として、ここにいて いいのか、私にも全然わからないもの。 


 その子のHP日記には 私を「前向き」って 書いてくれたけれど

 むしろ、「しがみついている」 って感じかなぁ。

 貴女達のほうが、次の人生の大波に 踏み出したと

 前向きに 見えるよ。

 
 しがみついてる自分の事、嫌いじゃないけどね。


 今度 オジャマムシしに 遊びに行くね(笑)。

 

2004年02月23日(月)



 反省会 ^^;・・・。

 バレンタインライブの、ビデオを観た。

 大きい夢を見てる自分の事が、

 思いっきり恥ずかしくなる。

 どよ〜んとした 落ち込み。


 ひとつめ。

 綺麗に うっすらとまとまってて、
 
 インパクトが薄い。

 どこか、控えめで あと一押し、が足りない。


 ふたつめ。

 リズムが甘い。

 クラシックから転向した人の共通した悩みかもしれないけど、

 リズムキープが 「甘い」って言葉がぴったりだ。

 拍のキープもそうだけど、

 最初からポピュラーの人はきっと

 細かく8ビートor16ビートを

 身体の中で 刻む訓練が出来ているんだろうな。

 

 今回一番悩んだのが「アレンジ」。

 市販の楽譜のまま弾いたんでは 話にならない。

 CDからボイシングやオケパートを耳コピーしたり。

 オーケストラやバンド編成の音を

 ピアノに変換するのが、

 今の私には とっても難しい作業だった。

 原曲の空気感が、ピアノにすると、

 よほどいいスコアじゃないと 損なわれてしまう。

 すごく 寒いのよ・・・。
  
 セオリーとか 習ったわけでも何でもないので、

 全部 自己流で 試行錯誤。

 歌手との練習中も、いつも 不安で 不安で仕方なかった。
 
 あああ〜 しっくりこねぇ。。。

 いつも 自己嫌悪になりつつ。


 頑張って取った フレーズや和音は、

 市販のものより 格段に演奏が難しくて、

 自分で取ったくせに、

 間違わないで弾くのに精一杯。

 プレイを楽しむ、までいかなくて、いかなくて。



 でも。 ビデオ観てると。

 アレンジは、思いの他、イイ感じだ。

 作ったアレンジを、

 自信持って、がんがん弾けば よかっただけ、に見える。

 
 むしろ、「ピアノ演奏表現」 

 に 物足りなさを感じるビデオだった。


 私にとっては、意外。

 クラシックで ショパンやラフマニノフやら 

 超絶技巧曲をばんばんやって来た身として、

 演奏表現力は ちょっとは自信を持ってた。

 
 でも それとこれとは 全然違うんだなぁ。

 ポピュラーの練習は練習で、

 厳しい耳で、厳密に、やる必要があるみたいだ。


 何ていうか。

 「クラシックは厳しく、細かく。

  ポピュラーは細かい事考えず、フィーリングで。」

 みたいな、一般的な考え方って、ない?? 


 やってみると、そうではないかも。

 同じかも。

 音、一字一句に対する 厳格さっちゅか。

 それが、説得力に 繋がるのは、

 クラシックも ポピュラーも、変わらないのかも。


 私の周囲には、そう言う解釈で 話をしてくれる人が、

 誰一人 いないの。 

 クラシックと ポピュラー 両方やってるって人が

 まずいないから・・・。

 東京とかだと ばんばん いるんだろうけど、

 こっちの地方では 全然・・・。

 こんな未熟な私が、矢継ぎばやに 

 大事なお仕事を頂ける状況にある地方。


 ある意味 孤独ではあるなー。。。


 来月、東京に ジャズピアノを習いに&ライブ出に 行くから。

 いいカルチャーショックを 期待してるんだ。
 

2004年02月21日(土)



 ヴォーカリストとライブ。

 今日のライブは 少しだけ 自分らしい事が出来たかな。。

 某ヤマハ(笑)内のライブハウスでのヴァレンタインライブ。

 私の地域でのCMソングをたっくさん歌ってる

 女性シンガー。と、彼女が主催するゴスペルグループ。とのライブ。

 
 曲は、ネスカフェCMの「やさしく歌って」、

 ディズニー美女と野獣より、「BOSS」CMでおなじみ「Love」、

 セリーヌディオンの数曲、

 サティの曲にオリジナルの詞をつけたアレンジ曲、

 ヴォーカリスト、私それぞれのオリジナル曲、など。

 そんな中、私はリストの「愛の夢第3番」も弾いた^^;

 
 ジャズっぽいの、カントリーっぽいの、クラシック、

 J−POPっぽいの、映画音楽、etc...ジャンルレス。


 私がいいもの、を、ジャンルの壁を取り払って 聴いてもらう。

 そういう姿勢が 私らしい。かも。


 バッハやショパンやリストやメンデルスゾーンを聴き、

 ラフマニノフやスクリャービンを聴き、

 ドビュッシーやラヴェルやガーシュインを聴き、

 平井堅やケミストリーや角松敏生を聴き、

 オレンジペコーやペズや嶋野百恵やbirdを聴き、

 モンドグロッソやテイトウワ、スケッチショウを聴き、

 キックザカンクルーやリップスライムを聴き、

 坂本龍一や矢野顕子や久石譲を聴き、

 カシオペアやT−スクエアを聴き、

 菅野よう子や植松伸夫を聴き、

 ビルエヴァンスやキースジャレット、チックコリアを聴き、

 ジョビンや中村善郎を聴き、

 メアリー・J・ブライジやジャミロクワイを聴き、

 カーペンターズやスティービーワンダーを聴き、

 etc・・・・・・


 これら、何でも、

 「よければ、いい」。


 
 今やってる活動の方向性は、

 私が大好きで聴いている音楽の括りと
 
 微妙に交わってはいるけど、あまりどんぴしゃではないかな。。


 合唱、シャンソン、ゴスペル、ヴォーカルの伴奏、

 クラシックのフルート、ヴァイオリン、声楽の伴奏、

 クラシックピアノソロ。


 ここ1,2年で、大分近づいてきたけど。


 去年は、「イマージュ」ツアーや葉加○○郎さんのツアーなどにも

 回っているヴァイオリニストさん、それから

 N響のヴィオラの方などと ほんのちょっとでも

 共演する機会があったり。


 おととしには、いつもお世話になっている

 (心の(笑))師匠に とってもお世話になって、

 たった一曲だけれど

 フジ系TVドラマに 自作のピアノ曲がオンエアされたり。


 こないだは、ここに書いたように
 
 地域モノだけど DVDに 

 ショパン「革命」の自分の演奏が採用されたり。

 あ、これ 3/25までに予約で、3/26発売らしいです。

 ピンと来た方は 是非買ってみて下さい〜〜♪


 断片的にはね。 かなってきてる。 夢。

 5年前位の私からは、想像つかなかった。

 こんなすごい方々と、じかに音楽で関われるなんて。。

 
 亀だなぁ、のろいなぁ、悔しいなぁ、と思いつつ、

 諦めないで やってると、

 一瞬 夢のカケラが 私の懐に 飛び込んでくる時がある。
 
 
 だから、やめられないんだなぁ。。。
 
 

2004年02月15日(日)



 フルートとライブ。

 1/31、某ライブハウスで フルートとジョイントライブをした。


 ナンバーは、

 童謡、懐かしの日本歌謡、J−POP、

 クラシックのポピュラーアレンジ、洋楽全般、ボサノバ etc...


 ジャンルだけ見ると、何でもアリ。 ごちゃごちゃ?

 でも「フルート」という 括りがあるから、

 一応統一感はあったかな?


 つい最近まで、クラシック主体の活動だった。

 競争フィールド。トップを目指す世界。

 自分の位置に満足できず、どうしても見切りをつけれなかった。

 ラフマニノフ、リストなど 長時間の超難曲を 
 
 泣きながら 譜読みして・・・


 いくつか結果を出して来たけど、

 とりあえず 

 「日本ピアノコンクール全国大会1位」

 という結果をもらって、

 ちょっと 満足してしまった。

 「ああ・・・、 もう、いいかな。」  って。

 自分で 限界の境界線を、ここで 引こうかな、っていう気になった。
 
 好きだけど、自分のフィールドでは、ないな、、、と思いながら、

 周囲は それを目指す価値観の人ばかりだったから、

 何か 捨てられなかった。

 「執着」かな。 


 でも確かに、これが出来ているからこそ、表現出来る音楽がある。

 これを「捨てる」事は、やっぱり どうしても出来ない。

 だから、自分の「エッセンス」にする事にした。

 一つの「武器」として、大事に磨いていく事にした。


 フルートの子とのライブは、
 
 うーん、音楽やってない人が 見ると、

 「クラシックあれだけすらすら弾けるんだから、

  ポピュラーは お茶の子さいさいなんじゃない?」

 と 思うのかもしれない。


 でもね、違うのぉぉ!!


 ポピュラーをやると途端に!

 初めての発表会におろおろする 子供みたい。

 
 イカしたコードの押さえ方が 出来ない。

 その曲のリズムの ノリ を 出す事が 出来ない。

 気の利いた アドリブフレーズが 全然出ない。

 
 へったくそだ・・・・・・・・。


 かなり、自己嫌悪になる。

 ボキャブラリーが すごく乏しい、英会話のレッスンのようだ。

 自分で 「なーに言ってんの私・・・け。」

 って 自己つっこみを入れてる中、

 人様に聞いてもらわなきゃならない。

 さらしもん。

 
 「また、一から、、いや まぁ二、くらいから、

  積み上げ直しだぁ・・・」

 
 と、うんざりしながら、1年ちょっと。

 
 デビューかぁ。

 どういう形で したいのか、 まだ わからない。

 ピアニストなのか、ソングライターなのか、作曲家なのか、

 バンドなのか、シンガー(こりゃないか・・^^;)なのか・・・。


 ごちゃごちゃだね。考えが。

 今年は

 「オリジナルの活動をしたい!」

 とは 思っているんだけどね。
 

2004年02月02日(月)
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