ずんだいありー
□■□モクジ□■□→→コレマデコレカラ←←


2002年11月30日(土) 京都

今日は兄夫婦が帰国してしまう前日。
朝、電話がかかってきたので急いで実家の
上福岡へ。母親が作ってくれた手打ちうどんを
食べる。

一緒に新江古田まで二人を送ってあたしは
いそいそと池袋へ。

京都のあんちゃんが東京にやってきてるので
会うことになったのだ。
30年前に来たきりというあんちゃんはしきりに
東京の大きさを身体で説明しようと四苦八苦。
なんでも社員旅行が毎年あるらしく、今年は
40-50のおばちゃんがそろいもそろってみんな
「東京ディズニーシー行きたい!お台場行きたい!
フジテレビ見に行きたい!!」というようなことに
なったらしく、あんちゃんはそれを仕切ることに
なってしまったんだと。
こっちは一生懸命浦安のホテル→東京都庁
→お台場→東京駅のプランをワードを駆使して
ガイドを作ってあげたりして。

うちに来たらいそいそとお土産とかくれんのよ。
「いろいろありがとなぁ。ほんま助かるわぁ」
(関西弁で読んでもらえると感じが、そうねぇ、
上田正樹っぽさが伝わるかしら)
桜台のあたしン家でひさびさに話をして
久しぶりの超フアック。ファックって感じ
よりは少しゆっくりした、でもしっかりしている
感じなのでフアックってかんじ。

しかし、このあんちゃんのチンポは実に美味。
きちんと剥けてて真っ黒。
サイズは大きすぎず小さすぎず
年齢も44なのにかなりの硬さ。

アタシは今日はイカなかったけどそれでも
あんちゃんのほうはそれはそれは激しく
フアックをしてそして果てた。

この瞬間がたまらない。
イクっていう瞬間に本当にたかやまもいっていた
けど自分の存在価値を見つけることができると
思う。

新浦安のホテルまであんちゃんを送ったら
その直後に高校の同級生のやまうちから
電話が。
彼女は新浦安近くに住んでいるという偶然
があったこともあってすぐに会うことにした。

おかげで帰ってきたのは深夜2時過ぎ。
は〜、寝よう寝よう。明日は日曜出勤。


2002年11月26日(火) 小銭稼ぎ

最近、オークションが楽しい。
自分で出品したカシオの時計が
4000円で売れたのが嬉しくて
なんか使わない香水とか出してみる
けどこれが売れない。

オークション市場って不思議。

体重増加中。
最近、夕食を良く食べていたことが
原因だと思われ、もう食べないようにしよう。

明日、写真撮影。
肥満体のままで5年間使用写真を撮るハメに。
とほほほ。


2002年11月24日(日) まじ?

土日と会社の厚生施設を利用して箱根へ。
天気最悪、結局何をするわけでなく
温泉浸かっておわり。
でもすげ〜、くつろげたのでいいや。

髭のびてたんだけど
頬の近くの一部だけ
つるっとしてやんの。

あ〜、円形脱毛再来。

今度は髭のところでよかった。
剃っちゃうだけだし。

タカヤマ死んじゃったり
仕事がたまったりして忙しく、
すげ〜精神的にきつくて
絶対ハゲるだろうなぁって思ってたんだよね。
そしたらやっぱりきた。

髪の毛じゃなかったことを
こころから身体に感謝しよう。
あ〜、あっしストレスに弱い人間。
ほんと、ストレスに弱いわ。

猛烈に恋人が欲しい。
絶対に敵わないって思えるくらいの
大きな心で接してくれるあんちゃんが欲しい。
でもセックスのときは頼ってくれるような。
あああああああああ。
さみしいよう。


2002年11月19日(火) 風邪

風邪の調子は大分よくなってきているけど
PL錠っていう総合感冒薬が本当に眠気を誘うのよね。
今日も気がついたら大江戸線の中で隣の人にもたれかかる
ように眠ってしまってたし、何しろ仕事をしているときに
身体が熱くなってどうにもこうにも抗えない眠気が
襲ってくるのよね。今日、会議なくて本当に
良かった。

自宅に1930くらいに帰宅するのなんて何年ぶり。
少なくとも江古田に引っ越してきてからは初めて。
あまりに嬉しくてDVD借りてきて「エリンブロコビッチ」
を見た。社会派ドラマって感じでなかなか面白かった。
ジュリアロバーツがホワイトトラッシュ役を上手に
演じていたと思う。

兄夫婦がイギリスから帰国してる。今年から休暇を1年に
一回もらえることになったからだとのことで今週末は
母親と4人で一緒に箱根に行くことに。箱根花壇内の
料亭も予約入れたので完璧。土曜の昼はここで済まして
日曜日の昼は沼津港まで下ってそのまま帰宅することに
しよう。

VITZですべて動けるのか果たして不明。まぁ、
なんとかなるっしょ。


2002年11月17日(日) not getting over it

ほじょからメールがきた。

たかやまが亡くなってからずっと
連絡がなかったのでちょっと心配してたし
あんな状況の中でほじょに失礼なことを言ってなかったか
気にもなってたのでメールが来たことにほっとした。

ほじょは水曜日の夜にたかやまの夢を見たらしい。

突然、たかやまがほじょの家に来て、ほじょはたかやまが
死んだことなんて理解しているのにとても普通だったんだって。

散らかってる(いつも)部屋に上がって二人でこたつ入りながら
たかやまが書いた著書をほじょがもらって、ほじょはそれを
めくりながら「とにかく書くしかないと思うんだったら、
生きてるとか死んでるとかなんて考えずに、とことん書き
続けるといいと思うよ」って言って、
それから
「生きてるか死んでるかなんてことは、実はそんなに
重要なことじゃないんだと思う」
っていったんだって。
たかやまは何も言わずにただ笑ってたっていう
ただそんな夢。

単純にほじょ美の勝手な夢っちゃぁ、夢なんだけど
その状況が目に浮かんできてもう、そのメールを
読んだだけでバカみたいに泣いちゃったよ。

全然、乗り越えてないじゃん。

たかやまって本当にそういう人でした。
ただ、何も言わずに笑っているような人。
その代わり、文章を書くとそれはそれは醒めた人だったよ。

生きてるか死んでるかっていうのは僕にとっては
まだまだ重要な問題でほじょのように吹っ切れては
いないけれど(ほじょだって本当にどこまで吹っ切れた
のかはわかんないけどさ)でも、魂同士で触れ合うときが
本当にあるのだとしたらたかやまはまた、
書いているんだと思うな。
死んでても、
生きてても。

風邪と暇とあいまってもう、部屋中ティッシュ×1000。
チンコ、腫れてるぞ。


2002年11月16日(土) 睡眠

なんだかんだいってここ2週間近く睡眠時間がやたらと
少なかったのが理由か体調が悪くて吹き出物がやたらと
できるは、チンカスはたまるわ(関係ないか)でなんか
調子が悪かったのよね。

昨日は大学時代のESSの友達と一緒に渋谷の火鍋の店へ。
渋谷駅から10分以上離れているのに店はかなり混雑。
白湯と棘油が半々の鍋で海鮮を頂くのはかなり美味しい。
最後は中華麺を白湯スープで食べるともうゲロ上げるくらい
満腹。

汗もかきかき、超新陳代謝。

そのまま12時間以上睡眠。

今朝、ネットで買ったDVDプレイヤーが届いたので
午後はずっと「やまとなでしこ」三昧。


2002年11月10日(日) 家族

今日のたかやまの家の片付けは結構大変だったらしい。
僕は殆ど手伝うということでもなく、クルマで搬送を
手伝ったというだけなんだけどね。

何が大変だったってやっぱ、家族。
今日、家に来ることにしていたらしいんだけど家族、
完全にずれている。
っていうか
狂っている。

今回の葬儀からすべてはたかやまを最近一番ケアして
きたIさんが仕切ってきたといってもいい。

通夜だというのに缶ビールが6本しかない。
通夜だというのに暖かいお茶すら用意できない。
玄関先もきれいでもない。
質問に対してすべて
「あたしはわかんないから」で答える母親。

とても場違いな場所の中、自分の靴コレクションを
自慢するあほな父親→エルメスのスポーツシューズが
自慢だなんて誰が聴きたい?んな話。

もともと家族という意識と子供への愛情というのが
完全に欠落しているんだな。
それだけじゃなくて認識・理解・判断といった思考
をしないというか拒否しているというかそういう
方向が全くないんだな。この夫婦。

家のカギを開けることはできても
その家のカギを閉めて抜くことができないんだよ。
たった、一度横に戻して抜くだけなのに、それを
試すこともせずに、ずっと開ける→閉める→開ける
→閉めるを15分も続けていたらしい。

大体、たかやまの部屋の片付けにIさんが来ることを
当然と思っている家族の態度ってなんなんだ?
しかもIさんが家に到着したときには家族が先に来て
いたにも関わらず、みんなベッドに座ってタバコ
吸ったりしていたらしい。
完全受動・完全依存なんだね。
「誰かがやってくれる」という学習能力だけが
あるみたいでみんなIさんがやってくれると完全に
思っている様子。

ゴミ袋も用意してないんだよ。どうやって掃除
すんだよ。

片付けるとなったら自分の娘のもので必要なものと
必要でないものを考えることもせずに、ただただ
ゴミ袋に、本当にただただ、そこにあるものを
詰めていくだけなんだよ。「これはいるかな?」
とか考えることもなく、ただただ無心に袋に詰めて
いくだけ。

でも、ちゃんと金目のものは考えていてさ。
せこいよ。

ベッドとかはIさんに「いる?」とか聞いちゃって
いるわけね〜だろ。結局Iさんがリサイクルショップ
探すことになってるしさ。

弟は完全グレちゃっててたみたいだけど、たかやまと
一緒なんだよね。
自分が自分自身をサバイブするために
たかやまは家を出たし、弟はグレて親を否定することで
自分自身で生きていこうとしたんだよね。
じゃないと、大きくなった子供に、理解と判断をしだす子供に
親はどんどんと依存して来るんだ。
依存と受動のスパイラルにどんどんとはまっちゃうんだよ。
一緒にいると。
父親も弟がどこに住んでるか知らないんだよ。
あっしが「今はどこにいるんですか?」って聞いたら
「しもいた(下板橋)」とか言って初めて
どこに住んでいるか知ったし。興味ないんだろうね。
靴を買うこと以外にはさ。
靴だって「ロジャースで安く買えた」とかがポイントで
エルメスを買ったということがポイントではないと見て。

何も考えず、ただ、自分が勝手にそうだと信じたことについては
頑固に信じる母親なんだよ。「ビールはすべて冷やすんだけど
キリンの黒生だけは冷やしちゃいけないんだよ」なんて通夜の
ときだけそんなこと言い出してるしよ〜。聴いたことねえぞ。
何も考えずどんどんとモノを捨てていくのに、たまたま夾竹桃
があったらそれだけは持ち帰るとかいいだしたりさ。

思考停止・理解拒否に加えて完全受動依存だからな。
言われることだけをやるようなことだから何も疑うことなく
「エホバの証人」にはまったんじゃね〜の?とか思っちゃう。
母親、何がエホバの本質なのかは絶対に理解してないはず。
思考停止してんだもん。

これまでたかやまの親がどうしてここまで嫌いなのか理解
できずにいたんだよね。暴力があったというわけでもなさそう
だったし。

でも、今日、本当に理解できたんだよね。
彼女がどれだけ嫌いだったのかということ。
彼女が家を出たのも親のパラダイムから逃れないと
自分が母親のようになってしまうとわかっていたから
なんだな。

両親は彼女が非常に期待されていたライターであったことを
理解したとしても彼女の著作を読むことはないと思う。
「読んでもわかんないから」とかいったりしてさ。
中身は両親の完全罵倒・否定だったりしてんだけどさ。

しかししかし、本当に家族というのは血がつながっているが
ゆえに本当に本当にやっかいですな。

あ〜、もっと出てくる。
出てくる。

もう書くのやめよ。
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今日したこと:
部屋の掃除→掃除機かけてクイックルワイパーは
濡れ拭き・ドライと二度やった。ベッドの下も掃除した。

靴のソール換え@マイカルサティふじみ野店

食料品調達@マイカルサティふじみ野店

冬服調達@上福岡実家

洗濯→たまってたの全部

クリーニング→ワイシャツ8枚

写真現像→あさって出来上がる。

自宅から電気ストーブ調達→寝る部屋が暖かい

新聞整理→部屋が広くなった

実家で食事→母親がキンピラゴボウと煮豆とぶどうくれた。

やることに追われているとたかやまを忘れる。











2002年11月09日(土) 死と眠り

火曜夜中に死体を発見してから数日。
簡単な事情聴取→簡単な通夜→簡単な葬儀
→簡単に火葬→簡単に骨拾い→終了。

喪に服す間もないままにどんどんとものごとが
終了して昨日でたかやまの肉体は完全に
骨だけとなってしまいました。

頭蓋骨のなんて薄いことか。
背骨は割に太いなぁ。
がんがん焼いてしまうからスケルトンの
ようにはならないのね。

薬の多量摂取によっておそらく事故死的に
なくなった彼女は肉体が既に存在しない
現在でもきっと「眠り」を貪っていること
だろう。眠れないと悩んでいた彼女は今でも
心地よい眠りを楽しんでいることだろう。

僕たちは「死」を貪るわけでも楽しむわけでも
なく、あてもなく、こうやって日記書いたり、
泣いてみたり、パニくってみたりしているわけね。

彼女の家の整理にほんのちょっと付き合って
昔、たかやまが買ってきた土鍋を引き取った。
土鍋ってすごい長持ちするかもしれないし
なんか人生が染み込んでいくような錯覚をもてる
調理器具だと思う。

たかやまとはほじょと一緒に豆乳鍋をやったり
キムチ鍋をやったことがあったと思う。あの鍋で。

感傷的になるのはちょっと恥ずかしいんだけど
でも、でも、感傷的になってしまう。私の本質。

奥田民生の「イージュー☆ライダー」を何度も聴いて。

なにもないな
だれもいないな
快適なスピードで
道はただ延々つづく
話しながら
うたいながら

カレンダーも
目的地も
テレビも
ましてはビデオなんて
いりません
ノンノン
退屈ならそれもまたグー

名曲をテープに吹き込んで
あの向こうの
もっと向こうへ

僕らの自由を
僕らの青春を
大げさに言うのならば
きっとそういう事なんだろう

何もそんな難しい事
引き合いに出されても
知りません全然
だから気にしないぜ
とにかく行こう

気を抜いたら
ちらりとわいてくる
現実の明日はやぶの中へ

僕らは自由を
僕らは青春を
気持ちのよい汗を
けして枯れない涙を

幅広い心を
くだらないアイデアを
軽く笑えるユーモアを
うまくやり抜く賢さを

眠らない体を
すべて欲しがる欲望を
大げさに言うのならば
きっとそういう事なんだろう

誇らしげに言うならば
きっとそういう感じだろう





きもち悪い浮遊感の中で沈んでいます。


2002年11月06日(水) 社会死

高校の同級生のたかやまが死んでしまいました。

連絡がつかないと昨日夜にたかやまの友人から
連絡があり、そのまま家に駆けつけ、渋る大家を
説得して開けてもらってテレビ見ながら眠って
しまっているような姿のたかやまを見つけました。
それは本当に寝入っている感じで
でも、部屋の中はちょっと臭くて
唇が紫で
救急車を呼んだんだけど救命士の人がちょっと
触っただけですぐに
「残念ですが社会死状態です」
といいました。
「社会死っていうのは脳死に対してのいわゆる
一般的な死のことですか?」と聞くと
「まぁそうですね。身体がひきちぎれて亡くなったり
した状態と同じように、身体全体が死亡している状況
です」と説明しました。
でも、眠っているようでした。
触れませんでした。

警察が来てちょっと聴取を受けて、両親に連絡を
取って挨拶をしてそれから朝までずっとそこに
居合わせた4人で話をしました。

睡眠薬の大量摂取、いわゆるoverdoseだけどそれが
死を目的にした楽物摂取だったのか、
薬物多量摂取による事故死なのか、
それはわからないなあ。

たかやまの残像が何度も何度もフラッシュバック
というかフラッシュオンし続けていてずっと興奮
しちゃってる。

生きる価値よりも死ぬ価値を良くわかっていた
たかやまなので死にたくないとは思っていつつも
限りない死への挑戦を試みたのではないかとも
考えてしまう。

でも、死ぬ価値って自分自身にとっては自己完結的
満足?死ぬ価値って何だろう。

文字通り、眠りながら死に行ったたかやまは
今、どこで何を考えているのだろう。
彼女は満足しているのかしら。
沖縄が楽しかった楽しかったといっているように
次の世界を楽しんでいけるのかしら。

もうあえないのが本当に切ない。
かなしいよう。
さみしいよう。


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