◆サイトは閉鎖しました。が◆
天竜



 悩み事

BLサイトの銘打っている以上、今書いているノーマル小説をここでアップしてもよいものかとかなり悩んでいたのですが、取り敢えず、興味を持ってくださる方が少しでもいらっしゃれば読んで頂くに越したことはないと思い直し、書き終わった部分からでも更新するつもりでいました。
しかし、ちょっとですね、別の意味でアップを留まらなくてはならなくなりそうです。

えっと、実は書いている小説の舞台がアフガニスタンなんですよ。ノーマル小説と言っても別に男女の恋愛ウッフンを書きたかったわけじゃなくて、なんといいますかその、9.11同時多発テロから始まる米攻撃以前のアフガンを題材にしたくて、そこにボーイズラブという要素を組み込むことがあまりに困難だったために、今回はいわゆる普通の小説として書かせてもらうことにしました。

やはり内容的にもタリバンを初めとするイスラム過激派や原理主義団体を描くことになり、現在、イラクで非常に困難な事態が起こっており、私の書いている小説の中にも拉致という描写が含まれていることを考えても、少し更新時期を延期した方がいいだろうなと思いました。

しばらく更新が出来ず、ご来訪者の皆様には本当に申し訳ないのですが、どうぞ今後も見捨てずお付き合い頂ければ幸いです。
それから、厳しい状況にあるひとりの日本人が無事に生還できることを心から祈っています。死ぬほどの反省と謝罪と後悔と、厳しい非難や批判を受けることは日本に帰国してからでも充分にできますから。それがかなうことを願っています。

2004年10月29日(金)



 ちょ、ちょ、ちょっと!


パパです、ママです、子宝です。

なんなんですか、この写真は!
一瞬アイコラじゃないかと疑ってしまいましたが、多分、本物なんでしょうね〜。久しぶりにモエました。つうか、今までこの写真を隠し持ってたヤツはいったい誰なんだ!(笑)

2004年10月27日(水)



 被災地の皆様

昨夜の新潟中越地震、被災地およびその周辺にお住まいの皆様、大丈夫でしたでしょうか。ちょうどその夜わたしは飲みに出掛けていたのですが、一緒に飲んでいた人のひとりが実家が新潟で、やはり震災直後は両親と電話が通じなくなってしまい、ひどく心配していました。幸いにも、その後きちんと連絡が取れ、ご両親も怪我などもなく無事だといことを聞いてほっと胸を撫で下ろしはしたものの、実際に被害に遭われた皆様の心痛と不安は察するに余りあります。不幸にもこの震災で命を落とした方々にご冥福を祈りつつ、多くの被災地の皆様が一日でも早く平穏を取り戻すことができることを心から願っています。

2004年10月24日(日)



 悲しきクリスマス

今日は一日中クリスマス関係の仕事をしていました。毎年言ってる気がしますが、ちっとも楽しくないです。

さて、ここにきて仕事もざわざわと忙しくなってしまい、大した更新もできないので、もうかなり前に書いてあったある小説の番外編をアップします。<すでにお読みになっている方もいらっしゃるかと思いますがゴニョゴニョ…。
短いうえに、かなりショッパイ内容ですが(笑)、お暇な方はぜひどうぞ。

   ◆

「こら、暴れるなって!」
狭いバスルーム、俺はパンツ一丁という恰好で、腕の中で牙を剥くレディと戦っていた。そいつは黒い艶やかな毛と大きな瞳を持った可愛い悪魔。名前をクロエ。俺のような洟垂れ小僧には、気高い彼女を従順なペットにするのは難しい。
「おい正樹! あんたもちょっとは手伝えよ!」
さっきから俺とクロエの格闘を楽しそうに見下ろしている男に助太刀を頼むと、そいつは笑いながら俺の腕をすり抜けたクロエを恭しく抱き上げる。彼女の長い尻尾が俺の頬をピタンと叩いた。
「だから無理だって言っただろう? 猫は水が嫌いなんだよ」
「でも泥だらけで汚ねえんだもん」
俺はシャンプーで泡だらけになった両手で、正樹の手からクロエを奪い取る。クロエは不満そうにニャアと鳴いた。
ここ数日雨が降り続き、部屋の中と外を自由気ままに出入りする奔放なクロエ嬢の足はいつも泥まみれ。俺の脱ぎ捨てたシャツにも、テーブルクロスにも、ベッドのシーツにも、クロエが歩き回るところには彼女の足跡がこれ見よがしに残される。俺は決して潔癖症というわけではないのだが、洗濯したばかりのお気に入りのパンツ、それも大事な股間部分にクロエの足跡を見つけたときには、さすがの俺も大いにキレた。
「絶対洗ってやる!」そう宣言してクロエを風呂場に連れて行ったまでは良かったが、シャワーを浴びせると同時にクロエは暴れ出し、俺の腕はあっという間に彼女の爪あとだらけになってしまった。
「もう、しょうがないなぁ」
再び始まった俺の奮闘を眺めながらそう言った正樹は、着ていたシャツをおもむろに脱ぎ始めた。どうやら加勢してくれるらしい。俺と同じように下着一枚になった正樹は、男ひとりでも狭苦しいバスルームの中へ長身を屈めて入って来た。
「ほら勇、僕が抑えててあげるから早く洗って。顔とヒゲは濡らしちゃダメだよ」
「任せとけって。こら! 今度こそ大人しくしてろよクロエ」
か弱き女性一人に(レディに向かって一匹とは言えない)男二人が立ち向かうとあってはあまりにもフェアじゃない気もするけれど、今回だけは仕方ない。俺は自分の手にシャンプーを垂らすと、手早く泡立て、クロエの体を洗い始める。最初は両手両足をバタつかせ抵抗していたクロエも、ぬるま湯で濯ぐ頃になるとようやく観念したのか、あるいは案外気持ち良いと感じ始めたのか、正樹の腕の中で大人しくなっていた。
俺は濡れたクロエの尻尾の毛を軽く絞り終えると、正樹の横をすり抜けてタオルを取りに行く。まずは風呂場の外で自分の躰を拭いたあと、乾いたタオルを広げ、濡れそぼったクロエの体を包み込んでやった。正樹の腕の中で、クロエはクシュンとひとつくしゃみをした。
「やばい、風邪引いちゃうかな?」
「ドライヤーで乾かした方がいいね」
俺はクロエを正樹の手から預かると、すぐにリビングに戻りドライヤーの弱風でクロエの毛を乾かしてやった。クロエは今度こそ、本当に気持ち良さそうにされるまま体を預けてくる。徐々に乾いていくクロエの体毛からは、少し甘いシャンプーの香りがする。
しばらくすると、自分の躰を拭き終わった正樹も戻ってきた。髪がまだ少し濡れている。
「ちょっと待ってろよ、もうすぐ終わるから」
ドライヤーを吹かしながら言うと、正樹は俺と向かい合うようにしてその場に腰を下ろし、クロエの背中を確かめるようにそっと手で撫でた。
「うん、綺麗になったね。手触りが違う」
「ほらな、やっぱり洗って正解だ」
胸を張った俺を見て、正樹は可笑しそうに目を細める。そして、少しだけ首を伸ばして、俺の唇に触れるだけのキスをした。
「こら、まだ乾かしてる途中だっての」
「勇もいい匂いがする」
「いいからあんたは早く服着なよ。風邪引くぜ」
「いいよ、どうせ脱ぐんだろ?」
俺はあきれた顔をして見せる。クロエがヤキモチを妬いたのか、俺の腕の中でミャアと声を上げた。どちらに嫉妬したのかは、本人にしか分からない。
正樹が腕を伸ばし、クロエを俺の膝から床の上へ下ろす。嫌がる素振りをしてみても、正樹の肌の温もりをイヤというほど知っている俺に大した抵抗などできるはずもなく、手のひらから剥がされるようにドライヤーを取り上げられる頃には、俺は自ら進んでベッドの上へとよじ登っていた。
幸か不幸か、お互いにパンツ一枚だ。
三秒で全裸になった俺達は、馴染んだ躰を重ね合わせる。
ふと、こうなることを予想して、俺はクロエのシャンプーを思いついたのかなと後々大きな後悔になるだろう発芽を思い浮かべたのだが、押し当てられた唇から入り込んだ正樹の柔らかくて熱い舌の感触に、そんな考えもすぐに蕩けていってしまう。
気が付けば、窓を叩く雨の音が聞こえ始めていた。
抱き合う俺達を横目に、丹念に毛繕いを続けていたクロエが顔をあげたかと思うと、その雨音に誘われるようにして窓の隙間から外へと飛び出していく。
「ちょ、クロエ!」
俺の叫びも虚しく、クロエの黒い肢体はあっという間に夜の闇の中へと消えていった。
「くそ、せっかく洗ったのに意味ないじゃん」
愚痴った俺に、正樹が笑いながら口付ける。
「帰ってきたらまた洗えばいいよ」
「なんだよ、ここまでの俺の努力は水の泡ってこと?」
正樹は不満たらたらな俺を黙らせるように、ぐっと腰を挿し入れた。
「う……っ、クロエのやつ……」
あとのぼやきは、正樹からのキスと、躰の奥から湧き上がるとめどない快楽に掻き消されてしまう。こんなのも案外悪くないと思ってしまう、小さな本音を胸に隠したまま……。

   ◆

2004年10月22日(金)



 モザイク入れるべき?(笑)

ジョニデが演じたボンボン役に夢中の天竜さんですこんばんは。あの一人二役は反則ですぜダンナ。私も印刷した原稿を経験豊富なボンボンに配達して欲しいっす…。<バカ。

ってボンボンの画像を探していたら、こんないろんな意味でおいしいワンシーンを見つけちゃいましたテヘ。


                          はい、あ〜ん♪

なんの映画だろう〜?頭皮が禿げるほど観たいですわ。知ってる人がいたら教えてください。ビミョウにドイツのテレビドラマっぽい気もするんですが…。<そんなの誰にも分からんじゃろに。

2004年10月18日(月)



 「2046」も楽しみだけど

買おうかどうしようか迷うDVD。

「ブエノス〜」の特別版。
“別のドラマ”という触れ込みも気になるけど、メイキングもかなーり気になる。トニー・レオンはこの作品で男同士のラブシーンをすっごい嫌がってたみたいですけどね〜。それを画面で見せず、腐女子の心をキュンとさせるのですから罪な男です。ほんとにね。

2004年10月15日(金)



 がんばれママさん

今書いている非JUNE作品が思っていた以上に長引きそうなので(いつも言ってる)、更新はもうちょいっと待ってやってくださいね。一ヶ月以内にはサクサク終わらせて、それからサイト用の作品に取り掛かろうと思います。

「アタイには二人の男を同時に愛せる器量がないの。ほんと、相変わらず不器用な女だわよね、アタイってサ」という寂れたバーのママよろしく、ワタクシも二作品同時進行は無理なのであります。

2004年10月14日(木)



 残念!(サムライ風に)

先週末から公開されている映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」めちゃくちゃ観たいんですけど、うちの方だとどの映画館も上映してくれないので本当に残念。ヴィゴの次回作で競演するガエル君チェックしたかったのになー。
田舎の宿命です…(ショボン)

あ、今、テレビでヒュー・ジャックマンが歌ってる。ちくしょーかわいいゼ!

2004年10月11日(月)



 M&C

9日のアフガニスタン大統領選挙当日に40人が地雷やアメリカの攻撃で死亡。アフガンは平和へ一歩踏み出すたびに大きな犠牲を伴ってしまうんですよね。結果が分かるのは二週間後だそうです。これ以上犠牲者が出なければいいんですが…。

さて、話は全然変わるのですがようやく遅ればせながら「マスター〜」レンタルで借りて観ましたよ!
いやいやいや、奥サマほんと参っちゃうワ!てなくらい良かったですね〜。映画館に足を運ばなかったのが今更ながら悔やまれます。もう〜っ、いったいなんざんしょあの船長と船医のイチャラブっぷりは。もともと噂では聞いてはいたんですが、ここまでヤラれるとは思ってませんでした(笑)あれだけ頻繁に口喧嘩しておきながら、常に側にいるところが年季入っているって感じですね。戦闘シーンでも別々の場所で別々に戦っていたはずがいつの間にか一緒にいるし。お互い無事で愛コンタクトだし。
はぁ〜、五年後あの闘う少年が臨戦体勢に入って三つ巴になる将来が今から楽しみですわ。船長、今のうちに釣った魚にきちんとおいしい餌をやっておくんだぞ!


船を下りても仲良しそうだ!

2004年10月10日(日)



 B型なので

立ち直りも早いです(笑)色々すいませんでした。
さて、取り合えずですね、そのうちリンクできればいいんですが、JUNEとは少し離れた話を書いてまして、それがもうすぐ書き終わるので、そしたらまた次作を練っていこうと思ってます。それまでもうしばらく待ってやってくださいませね〜。

2004年10月06日(水)



 「ワンダフルデイズ!」 エピローグUP

これですべてが終了です。
長い間、本当にありがとうございました。

2004年10月03日(日)



 259安打

ライブで観ちゃいました。

すごいねイチロー、おめでと!

2004年10月02日(土)
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