2008年12月31日(水) |
2008年の三大ニュース |
皆さまにとって、今年はどんな一年でしたか? 今年の私の三大ニュースはこんな。
(1)会社を変わった 職場の同僚の身に起こったトラブルに手を差し伸べようとしたら、トラブルに引き込まれてしまい、自分自身の心の健康を崩しかけた。「ミイラ取りがミイラになる」とはこのことか。 自分自身がおかれた仕事の環境のことも考えて、新たな職場を求めて異動を決意、昔の上司に助けてもらって奇跡的なタイミングでうまく移れた。おかげで健康もすぐに取り戻せて、ホッとした。 職場で一番大切なこと、それはお互いの信頼関係。それを身を持って学習した。
(2)●十年ぶりの同窓会 高校卒業●十年を機に、同期会をしようとしう話が持ち上がり、幹事の一員に加わった。3月から準備を始めて、11月の当日には同級生150人が集まる大パーティーとなった。準備作業はそれなりに大変だったけど、大勢の同級生にパーティーを楽しんでもらえたことがうれしい。 準備作業を通して中高時代のいろいろなエピソードを思い出し、幹事会はいつも盛り上がった。それが終ってしまって、ちょっとさびしい。 準備のためにコンタクトした同級生ルートで、思いがけず初恋の人とメールがつながった! 高校卒業以来、心の奥にしまい忘れていた思い出の箱を開けて、気持ちは一気にティーンエージャーに逆戻り。
(3)リフォーム着手 数年前から考えていたリフォーム、ようやく具体的に検討を始め、ついに実施を決断した。年内は間取りの決定と契約のみ。来年は忙しくなりそうだなあ。でも楽しみ。
そして、来年の私のニュースを大胆予測! (1)リフォーム終って、すっきり! (2)初恋の人との再会で、どきどき! (3)中山道を踏破して、満足! (4)笛の世界を広げて、わくわく!
2009年が皆さまにとって幸せな一年でありますように。
私の周りには働き者が多い。年末の大掃除の話や、帰省したときの様子を聞いていると、女・男に限らず、皆よく家事をしている。
働き者が多いなあ・・・とずっと思っていたのだが、ようやく気がついた。もしかすると皆が働き者なのではなく、私が怠け者なのね。
でも、職場などでは、私はすごくきちんと暮らしていると思われている。「tamaさんは、いつも家の中をきれいにしているから、改めて大掃除する必要ないでしょ」とね。
ま、そのイメージをあえて崩すこともない。イメージは大切にしておこう。
最近、長期休みに入っても、仕事の夢を見たり、仕事にうなされたりしないで、すっきり眠れる。
ちょっと前までは、休みに入っても2、3日は仕事の夢を見た。仕事のことが頭に浮かび、断ち切っても断ち切っても亡霊のように頭の中に入ってきて、眠れなくなったり。寝入りばなに仕事の考えが頭の中をぐるぐる駆け巡り、うなされたり。旅行に行っても、旅先の夢の中にまで職場の人がやってきた。
ここ2年くらいはいつもそうだった。今考えると、かなりあぶない状態だったんだね。
気がついたら、そういう状態から脱していた。いやー、本当に良かった・・・。これも異動の賜物。
午前中は今年最後のお稽古。暦の加減で、今年はずいぶんと押し迫った日までお稽古がある。
そのあと、叔母宅にカレンダーを届けにいく。もうちょっと早い時期に行くつもりが、12月の週末は意外と予定が詰まっていて、遅くなってしまった。
帰宅して、年賀状のコメントを書く。年賀状、今年は結構早めにプリントし終わっていたんだけど、結局、ギリギリになってしまったなあ。
ともあれ、これでようやく年が越せる。・・・大掃除はやってないけどね。
出勤日だが、やぼ用のため午後休を取った。お昼過ぎに「一足お先に!良いお年を!」と挨拶して帰る。
仕事の面では、今年は大きな変化があった。会社を変わり(といってもグループ企業間の異動だけど)、仕事も変わって(といっても昔のフィールドに戻っただけ)、まったく新しい人たちと仕事をすることになった。
新しい職場に溶け込んでいるかというと・・・どうなんだろう? もともと“血の濃い”職場なので、よそ者が入ること自体が珍しい。ましてや、オバサンで管理職という存在自体が珍しい。もちろん、排除されているような感じではないのだけど、溶け込むのは難しいかもね。100%自然体で過ごせなくても、六〜七割くらいは自然に過ごせているので、それで十分だ。
職場の皆さん、本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いします。と書いても、同じ職場の人はここの存在は知らないんだけどね。
組織を持っていたときは、来期の方針や計画を作らなきゃいけないから、年末はすごく忙しかった。でも今年はお気楽な年末だ。
ライン管理職は、それ以外にも業務管理の仕事がたくさんあって、大変だよね。スタッフ職はそれがなくて気楽なのだから、その分、給料が安いのも納得できるよ。
こういう環境に甘えていると、成長できないし、ライン管理職に戻れなくなるのだろうけどね。ま、それもまたよし。
さて、明日出勤して、あとちょっと仕事したら今年はおしまいだ。なんとか頑張ろう。
同世代の男性二人と、飲み会。誰が誰に付き合って飲んでいるのか、関係不明。でも、イブではないとはいえ、クリスマスの晩に付き合うのは、お互いに悪く思っていないからに違いない。
そのうちの一人はいつもこう言う。「俺の人間関係の基準は、その人が自分の葬式に来てくれるかどうかだ。tamaさんは来てくれるだろ?!」この決め付けが気持ち良い。はいはい、行きますとも。
もう一人は、いつも私にせまる。「tamaさん、そろそろカミングアウトしたらどう?」もったいつけるつもりはないが、私のオトコ関係の話をしても、おもしろくもなんともないでしょ。
お互いにフェロモンを出し合わない、ほどほどの関係。いや、出したくとも出ない年齢なのかも?!
前の部署で、また一人、倒れてしまったらしい。今度は管理職。
今年だけで、あの方の休職と退職、表向きには痛んだことにはなっていないけど私も、そして元部下の休職、今度は管理職。その前にも陰で痛んでいる人がいる。これも表向きは知られていない。
それぞれ、直接的な原因があるので、それだけ見ていると、たまたまそういう人が多かったのね、と見えるだろう。
なぜ安心して仕事ができないのか。なぜちょっとした躓きで足をすくわれるのか。
こういう時こそ、「5ナゼ」をしなきゃね。なぜそうなのか、その原因は何かをどんどんたどっていくと、そこに答えがあるよ。
それはね、組織のトップの価値観だね。組織が、はっきりした目的のもとで仕事をしていないから。組織のトップが社内の評価を気にして、そこに基準を置いて仕事をしているから。
社内の評価を気にして、ちょっとしたことで仕事の方向性が変わる。社内からネガティブな評価を受けることをすると、トップから叩かれ、外される。だから、安心して仕事ができない。みんなが上を向いて仕事をするから、左右のつながりが薄くなっていって、倒れる人を助けられない。
ほんと、助けられなくて申し訳ない。何もできないけど、せめて心だけでも寄せよう。
クリスマスシーズン。日中の百貨店のアクセサリー売り場は、プレゼントを選ぶカップルでいっぱいだった。先週末あたりから、25日にかけて、クリスマスで盛り上がる人たちがたくさんいるんだろうな。
一時期、クリスマスシーズンに一抹のさみしさを感じることもあったけど、気がついたら、それから解放されていた。なぜだろう?
ここ何年か、12月のこの時期は、翌年の仕事の計画などで頭がいっぱいだった。去年は、自分の身に起こっていることを受け止めるのに精いっぱいだった。つまりこのところ、クリスマスを華やかな気持ちで過ごすゆとりがなかった。
今年はというと、少しゆるゆる過ごしているので、気持ちにゆとりはある。でも、クリスマスを華やかに過ごせなくてさびしいとか残念だという気持ちは感じない。そういう華やかなものを卒業したみたい。クリスマスの讃美歌を聴いたり、笛で吹いたりして、クリスマスを楽しんでいる。
気のせいか、以前に比べて、クリスマスでも、街に華やかさが少ないように思う。このところ経済が冷え込んでいるからかな。ニュースなどでも言っていたけど、クリスマスを街で過ごすのではなくて、ホームパーティーで盛り上がる人が多いんだってね。
私も、家のリフォームが終わって、少しきれいになったら、そういうクリスマスがしたいなあ。
朝、急に資料作成の依頼を受けた。とってもとってもエライ人に報告する資料の作成を手伝ってほしいとのこと。内容を詳しく説明した資料はあるのだが、それではビジーで分かりにくいので、圧縮してポイントが一目でわかる資料を作ってほしいというご要望だ。納期は今日中。
とってもとってもエライ人への報告の時間は30分なので、スライドは多くても10枚かな。どうせ後から追加になるから、思い切って減らして作っておこう。枚数が少なければ資料が簡単に作れるかというと、そうではない。限られた枚数・限られた紙面に、必要な要素をわかりやすく盛り込むには、それなりに知恵がいる。その知恵を見込まれて、声がかかったのだろう。
朝からそれにとりかかる。資料の作成作業→ボスの確認→修正作業→大ボスの確認→ちょっとえらい人への事前確認バージョンが完成して午前中が終わる。
それを大ボスが持って行って、ちょっとエライ人に事前確認してもらい、帰ってきて、追加・修正の指示を受けた。予想どおり資料が増えて、最終的には12枚。夕方から再び修正作業→ボスの確認→修正作業→最終版の確認→微修正→ようやく完成!
作成に要した時間は確認の打ち合わせを含めて約8時間。この投入に対して、成果があの資料、そしてそれは30分の報告のため。この「投入対成果」から判断して、今日は生産性の高い一日だったのかどうか。
生産性はともかくとして、私としては、制限時間内に知恵をしぼって資料を作るというゲームに参加して、久しぶりに楽しめた。たまにはこういう作業もいい。毎日こればっかりじゃ、嫌になっちゃうけど。
2008年12月21日(日) |
医師の世話になった1年 |
歳の瀬が押し迫ってきた。今年も、自分自身の「三大ニュース」を考えようと思って、あれこれ振り返っている。
そう、今年はよく医師の世話になったなあ。
去年から持ち越しているめまいで耳鼻科にずっと通っているし、春には職場のストレスでめまいが悪化して、心療内科のお世話にもなった。
婦人科と甲状腺も引き続き経過観察中。夏には不正出血で婦人科に行ったこともあった。今のところ、大病ではないので、経過観察を続けるのみ。
秋には偏頭痛。MRIで頭の輪切りをしたら異常なし。整形外科で首のレントゲントをって、原因は首の骨の間が狭まっている、と。根本的に治す方法はないので、だましだまし過ごすしかない。
晩秋に、おなかが痛くなり、盲腸だと確信して夜間の救急に駆け込んだこともあった。血液検査して、炎症反応なし。そんなこともあって、おなかの違和感を調べてもらいに、大学病院の消化器科へ。CT・超音波・胃の内視鏡・大腸の内視鏡をして異常なし。
あちこちのお医者さんにお世話になったけど、いずれも大病ではなく、三大ニュースの中に病気の話をあげずに済んだ。感謝。
おなかの違和感の原因を調べてもらうのに、1か月ほど前から病院の消化器科で検査をしてもらっている。CT・超音波・胃の内視鏡と、すべての検査をパスして、今日は最後の検査、腸の内視鏡。
腸の内視鏡検査は、初めてではないし、検査自体は、今更恥ずかしいということもない。でも職場には言えなかった。夕べは職場の忘年会だったので、それをパスする理由として「明日、病院で検査があって」とまでは言ったけどね。さすがに「大腸の内視鏡検査」とは言えなかったなあ。想像されるのが嫌だったから。
今日の医師はいつもの担当医(女性)ではなく、男性医だった。マスクをしているからわからないけど、たぶん30代くらいだろう。
そういえば、この間、同級生が言っていた。病院に行ったら、担当医が昔の男友達だった、と。何科にかかったときの話か、忘れてしまったけど、今日みたいに大腸の内視鏡だったら、最悪だ・・・。風貌が変わっていたり姓が変わっていたりすれば、気付かれないかもしれないが、私なんて、学生のときの姓だから、すぐに分かってしまうだろう。
婦人科と消化器科は、病院選び・医者選びに気をつけなきゃね。
ともあれ、本日結果はシロ。これで消化器関係はオールクリア。おなかの違和感は相変わらずだけど、ともかく重大な病気ではないようだ。とりあえず安心して年を越せる。
2008年12月19日(金) |
何もかも落ち込んできたけど |
売上が落ち込み、利益も減った。おかげでボーナスも減った。持っている自社株の株価もみるみるうちに下がってしまった。金利も下がった。何もかも落ち込んできたなあ。
それでも、なんとか会社から放り出されず、勤め続けられて、給与をもらえるだけありがたいと思おう。しかも精神的に健全な職場環境で仕事ができるのだから。
今年もあとちょっと。仕事は行き詰まっているけど、なんとか頑張ろう。
先週、会社の知り合いと年内に飲み会をセットする約束をして、気がついたらもうかなり年が押し迫っていた。そもそも先週の時点で年内の約束をすること自体、無謀だったなあ。
自分のスケジュールを見て設定可能な日程を探したら・・・クリスマスイブやクリスマス当日しかない。この日が空いているというのもさびしいものがある。それは置いといて、要請のあった人以外に、メンバーを集めなきゃ。誰を誘おうか。
ということで、声をかけたのは同じくらいの年のシングルアゲインの男性。小さな子どものいる家族持ちはたぶん無理だろうからね。
うまいこと予定が空いていて、お互いに「こんな日に予定が空いているなんてね」と慰め合う。こういう軽口をたたける間柄というのは良いものだね。おいしいお酒が飲めそう。
2008年12月17日(水) |
大掃除しないのは私だけ? |
最近、年末になっても大掃除をしない。掃除をしなくても年を越せるということが分かってきた。
そう言ったら、職場の男性は皆「僕はする」と。えー、そうなんだ・・・。
家中の窓を内も外もきれいにするとか、床にワックスをかけるとか。窓をきれいにすると達成感があるんだって。やらされている感じじゃなくて、喜々としてやっている雰囲気がある。
私なんて、年末には1年の仕事の疲れが出る感じで、大掃除なんてしないで、のんびりしていたいのに。皆、タフな働き者なんだなあ。私にも、大掃除をしてくれるパートナーが欲しいな。
眼の前の大きな問題、緊急の問題の解決に忙しそうだな、皆。ボスたちはそれ以外にも年内に片付けなきゃいけない手続きに忙殺されているようだ。大ボスの前には、問題解決の相談の人たちが列を作って順番を待っている。それでも終わらなくて、溢れたものをボスが拾っている状態。
私も大ボスから年内の宿題をもらっている。中間報告をして、意見をもらいたいのだが、時間が欲しいと言い出しにくい。私のテーマはもう少し長期のテーマで、今日明日を争うようなことじゃないから。この忙しい時に無理やり突っ込んで時間を奪うのは悪いなーと思って、なかなか切り出せずにいる。
もっとも、それを判断するのは大ボスだからね。こちらは準備できています、というサインだけでも出しとかないと、仕事していないと思われちゃう。というわけで、検討資料をとりあえず、メールで送っておいた。でも年内の打ち合わせは無理だろうな・・・。
最近、運動したわけでもないのに、身体に筋肉痛のようなコリが出ることがある。今日もだ。
昨日の行動を思い出して、あれこれ原因を探るが、思い当たらない。うーん・・・。
で、ふと気が付いて愕然とする。昨日の外出で持って歩いたバッグ、ちょっと持ちにくくて肩からすぐにずり落ちてしまう。それをずり落ちないように支えていたから、この背中のココのところが筋肉痛になったに違いない。たったそれだけのことで筋肉痛とは! トホホ・・・。
前に、二の腕が筋肉痛になったとき、その原因は、家具のショールームでペーパーホルダーを片手に抱えるようにして歩いていたからだった。そんなことで筋肉痛!
掌が筋肉痛になったとき、その原因は、通販で買った棚をいくつも組み立てるのにドライバーを回したからだった。他にも、あんなことやこんなことですぐに筋肉痛になってしまったことがある。
どうやら体中の筋肉が衰えているようだ。今年は夏のスイミングもさぼってしまって運動をまったくしていないからね。少しは鍛えなきゃ。でないと、お散歩旅行にもいけなくなってしまう。
同じ年代の女性が集まると、話題は自分の老化のことや、親の介護のことが多い。今日もそう。女性の場合はやっぱり更年期の変調があるから、どうしてもそういう話題になるのかな。介護は、私にとってもこれから考えなきゃいけない問題だ。
ところが、同じ年代でも、男性だと違うのよね。このあいだ会った大学時代の仲間。老後まで続けられる趣味は何かとか、地元のネットワークをどう作ろうかとか。会社生活を終えた後が見えだしてきて、会社以外の人間関係の構築というのが大きなテーマになるのだろう。このあたりは私の関心事でもある。男は介護の担い手ではないから、親の介護の話題にならないのかな。
つまり、私の場合は、自分の体の心配も、親の介護の心配も、リタイヤ後の地域社会での生活の心配もしなきゃいけないのね。でも、子供の進学・就職の心配はない。どっちが気楽かな?
リフォームの準備で、システムキッチンのショールームに行った。
システムキッチンというものを、ほとんど使ったことがない。マンションに住んでいたときに、ちょこっと使っただけ。築年数の古いマンションだったので、システムキッチンのモデルもきっと古いタイプだったに違いない。シンプルな単機能のキッチンだった。
それに比べて、今のシステムキッチンはすごい。シンクやガスコンロ下の収納など、細かな工夫がされていて、すごい収納力だ。これは使いやすそう。
いちばん驚いたのはガスコンロ。すごい多機能になっている。消し忘れ防止や立ち消え防止、加熱センサーなどの安全機能が付いているのはありがたい。グリルも両面焼きなので、お魚をひっくり返さなくてもいいのね。すごいわ。
他にもタイマーや温度センサーが付いていたり、炊飯機能というのもある。操作パネルでそれをいろいろ設定して・・・。うーん、これはもう使いこなせない。料理大好きな人はこういう多機能がうれしいのかしら。
私は料理をあまりしないからかもしれないけど、こんなごちゃごちゃといろんな機能は要らない。それよりも、点火スイッチの配置が直観的にわかりやすくて、人間工学的に使いやすいほうがうれしい。そういうガスコンロがいい。デザインがシンプルで洗練されているとなお良し。
消費者にとって、多機能が必ずしも喜ばれないということを、身をもって学んだ。メーカー勤務の人間として肝に命じよう。
上司との面談で、海外赴任が可能かどうかを聞かれた。具体的な話なのではなく、今後の海外要員ローテーション計画の中に組み込んでよいかどうかの打診だ。
同居の母の心身の健康状態を考えるとたぶん無理。そう答えた。
ああ、もう十年若ければ。
あるテーマのもと、いろんな部署からメンバー集まって、ミーティングが開かれることになった。私も参加した。メンバーは10人くらい。担当者ベースの実質的なミーティングだ。中には知っているメンバーもいたが、初めてのメンバーもいた。
その中の一人の女性の態度がどうもいただけない。ふんぞり返るとまでは言わないけど、のけぞり気味で座っている。口調も“教えてやる”という感じ。他の人たちが、みな礼儀正しい謙虚な感じだったので、余計にそういう印象を受けた。
メンバーの中で特に歳が離れているわけでもなければ、ポジションが高いわけでもないのに、なんでこんなエラそうにするんだろう。もっとも、歳取っていたりポジションが高ければエラそうにしても良いかというと、そんなわけじゃないけどね。
彼女の部門は男性が多いし、キッタハッタの世界。エラそうにしてハッタリをかまさないと、生きていけないのかもしれない。でも本当にできる人ならエラそうにはしないだろう。実るほど頭を垂れる稲穂かな。
女性なのだからエラそうするな、とは言わない。女性であっても男性であっても、あの態度はスマートじゃない。私も気をつけよう。
2008年12月09日(火) |
便りがないのは・・・ |
思いがけずメールがつながった初恋の人。ちょこっと盛り上がって、10日間でメールを4往復半交わした。ところがそのあとメールの動きが止まってしまった。私がメールを出したのが10日前。そのお返事が来ない。
クリスマス商戦でお忙しいのかしら。仕事熱心な人みたいだからね。それとも・・・・この前のメールに書いたことが原因かもしれない。
最初のメールは、今の仕事のことや、出会いのきっかけとなったスポーツのこと、最近の趣味のこと、今回メールがつながるきっかけとなった同窓会のことなどを書いた。
そして、この間のメールでは、さりげなく私がシングルアゲインであることを書いた。「結婚を卒業した」とね。こういうことは早めにさりげなく伝えておいたほうがいいかな、と思ったんだ。相手が私を既婚者と思いこんで何か発言したとき、「いえ、実はシングルなの」と切り出すのは、コチラも嫌だし、相手に気まずい思いをするだろうから。それに、相手も「結婚しているの?」ということは聞きにくいだろうし。
でも、それを書いたのがまずかったのかな。どう返事して良いのか困ってしまったのか。こちらがシングルだとわかって急に警戒したのか。そういう自分のプライベートを早い段階で書いた不躾さにがっかりしたのか。それともそういうことをお互いにベールに包んだままでいたかったのか。
などと、いろいろ推測してみるけど、本当のことは誰にもわからない。どちみちわからないのだから、ま、ここは「きっと、クリスマス商戦で大忙しなのね」と思っておこう。
今の仕事で最近知り合った人とちょっとしたコミュニケーション。話の流れで、私の異動の経歴を説明する。
こういう仕事をしていたけど、部署がつぶれて、あの部署に異動になって。そこでの仕事がどうも私のフィールドじゃなくて。そのときたまたまあっちの会社から「こういう仕事があるけどやらないか」というオファーがあって、それであっちに移って。その部署で仕事していたら、そっちの仕事になっちゃって。それで今の部署に来ました、と。
そしたら、驚かれた。 「ということは、すべて自分の意思で動いているってことですよね。すごいなあ。」 「いえ、つまりは自分のわがままで動いているってことです。」
ある一定のポジションになったら、異動というのは、自分の意思を押し通すものではなくて、会社の意思に従うものなのだろう。多くの人が、そうやって会社生活を過ごしているのだろう。それを考えると、いつも自分の意思を通して、望む仕事に関わることができて、私はすごく恵まれている。
でも、もしかすると、自分がやりたいと思っている領域よりも、上から見て「この人にこれをやらせたい」と思って与えられる仕事のほうが、自分の特質や能力にあっているのかもしれない。たとえそれが自分自身の望む仕事ではないとしても。上司に従順な人が出世しやすいのは、そうやって自分の能力を伸ばしたり領域を広げたりした結果なのかもしれない。
もっとも、私の場合は、この間の異動のときも、その前のときも、あのまま同じ部署にいたら、精神的に痛んでいただろうからなあ。意思を持った異動というと聞こえが良いけど、精神的なストレスから逃げたかっただけなのかもしれない。
そういうわけで、今年は例年より早めに年賀状を作り始めている。まず年賀状の送付先を整理して、誰に出すか決めるところから。
入社した頃は、“虚礼廃止”ということで、「同じ部署の人には年賀状を出さない」というルールだったような気がする。でも、いつからか、部署の全員に出すようになっていた。
“全員に”というのは、誰に出して誰に出さないかを考えるのが面倒だから。もっとも全員と言っても、その時の組織の規模に応じて20〜30人前後という範囲にとどめている。そして部署を離れた人には出さない。ただし、個人的につながっていたい人にだけは続けて出している。それでも、部署を移っても年賀状をくださる律儀な方も結構多い。
さて、今年は6月に自分自身の異動があった。前の部署の人に出そうかどうしようか、ちょっと悩んだ。異動に際してお世話になった上司には義理を欠かないように出しておこう。それ以外には誰に出そうか。この人とは仕事や遊びでつながっていたい、この人のことは心にとめておきたい、この人は・・・。
年賀状って、人間関係の棚卸作業だね。
同僚からプレゼンを褒められた。伝えたいことが整理されていて、スライドも伝わりやすいように作ってある、と。褒められると悪い気はしない。
プレゼンの構成や資料の作り方について、特別に学んだのかと訊かれた。特別に学んだことはない。ただ、本社スタッフ部門だったので、他部門に説明する機会が多かった。自分自身が説明することもあれば、他の人が説明するための資料を作ることも多かった。それで、自然に身についたんじゃないかな。何しろ本社は資料ばっかり作っているからね。
「課員に教えてほしいですよ」 そう言われても、体系的に学んでいるわけじゃないから、ポイントをうまく伝えられない。
プレゼンに限らず、仕事上のいろんなことは、ほとんど自己流でなーんとなく身についてしまった。ポイントをしっかりつかんで習得しているわけじゃない。そうか、だから私は教えるのが下手なのね。
でも、こういう機会にポイントを整理してみるのもいいかもしれない。日頃ぼんやりと感じていたことが、ポイントをまとめることでシャープになって、自分自身のためにもなるかもしれない。
もっとも、私がポイントをまとめなくても、この手の本はいくらでも世の中に存在するだろうから、それを読んだほうが早いと思うけど。
2008年12月04日(木) |
会いたくない人に遭遇 |
ミーティングのゲストと一緒にランチ。ま、私はアテンドする必要はなかったのだが、なんとなく流れでついて行った。・・・行かなきゃよかった・・・。レストランで、この会社で一番会いたくない人に会ってしまった。この会社を出るときの大ボス。
慌てて、座ったまま最敬礼。もっとも、相手は雲の上の重役なので、私のことなどは歯牙にもかけない。はい、もう私のような下っ端のことは無視してくださって結構です。いや、そのほうがありがたい。
もっとも、あんな重役が私のような下っ端のことを、しかも何年も前のことを、いまだにネガティブに思っていたら、滑稽だ。
あるいは、「オレの下に入れば、もっとよいポジション、待遇だったのに、残念だねえ」などと蔑みの気持ちを持っていたとしたら、それもまた見当外れで笑える。
そのどちらでもないだろう。自分が上昇していくことにしか興味ないみたいだから。
ともかく、もう二度とあのレストランには行くまい。
以前から使っていた年賀状ソフトが、ついにディスコンになってしまった。前のバージョンのまま使えればいいのだが、あいにくPCを買い替えたので、ソフトは前のXP機に入ったまま。今のVistaには年賀状ソフトが入っていない。早いとこ何とか手を打たないと、年賀状が間に合わないぞ。
仕方なく、年賀状ソフトを買った。最もポピュラーな年賀状ソフトを選んだから、当分ディスコンにはならないだろう。
そして、前のマシンから住所録をエクスポートして、今のマシンに移した。
年賀状も買った。
ここまでの動きは迅速だったなあ。
でも、ここからがね・・・。ソフトをインストールして、住所録をインポートして、使い方を覚えて・・・ああ、面倒だな。
例年、使い慣れたソフトで年賀状作って出すのでさえ、年内ギリギリなのに。今年はどうなることか。
海外のスタッフと挨拶もろくに出来ない私。ダメだなあ。ブロークンでもいいから、なんか話さなきゃと思っても、なにも話しかけられない。これでは何の関係も築けない。
一方、海外赴任経験のある日本人メンバーは、まんべんなく皆とコミュニケーションを取りながら、ホスト気役をこなしている。ああやって人間関係を構築できないと、仕事もスムーズに進められないよね。
こりゃまずい。何とかしなきゃ。何とかするぞ!
今週は海外のスタッフとのミーティングがある。プレゼンは通訳付きだし、資料も翻訳してもらったし、業務遂行に最低限必要な事柄は伝えられる。
でも、スタッフとの関係構築のためには、やっぱり英語でコミュニケーションできないとダメだろうな。それがまだ私にはできない。
ああ、今週は気が重い・・・。
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