たりたの日記
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2016年04月30日(土) 荒川土手へ

4月の最後の日、オーガニック ヨガライフに参加するつもりで、チケットも確保していたが、2日続けての参加は無理が生じると判断し取りやめに。いつもの朝の散歩をし、午後はのんびり、荒川土手へ。
春の荒川土手行きは、毎年欠かさず行っていることのひとつ。
今年は菜の花の時期を過ぎてしまったが、いつもは、溢れる菜の花の道を歩き、ただただ、緑色の麦畑を眺めて過ごす、そんなひととき。
この時期の麦畑の緑やその手前の新芽を開いたばかりの木々の緑はほんとうに美しい。どんなに頑張っても、この緑をカメラで写し撮ることはできないと夫は毎年言っている。それでも、この緑や菜の花や空を背景にたくさん写真を撮る。
今年も来ることができたと、それが決して当たり前のことではなく、恵みとして、受け止める。
その後、一凛 というカフェで本を読んだりし、スポーツジムへ。ところが車から降りようとした時、胸に強い痛み。逆流性胃炎や食道炎に伴なう痛みなのだろうが、よく寝ている時にやってくる。長く続くものではないので、クルマから出て、しばらく歩いたり、ストレッチをすると痛みは引いてくれた。案外、身体を動かすことがよいということも、この頃分かった。カフェでのコーヒーとチョコレートケーキの消化のトラブルなのだろう。気をつけよう..,

大丈夫そうなので、ヨガのクラスに参加。久々のパワーヨガのクラスだったが、無理なくすべてのアーサナを組めたので、かなり身体は回復していることが分かる。


2016年04月29日(金) ANYWAY それでもなお

4月23日の「たりたの日記」に、ケント・M・キース氏の「逆説の10か条」について書いたが、マザー・テレサの8か条についても書いておこう。

キース氏がライオンズクラブの講演会に招かれ、その席で、ルシンダ・ヴァーディが編纂した『マザー・テレサ語る』という本を紹介されるのだが、その本の最後に載せられていた「それでも」という題の詩にキース氏が書いた10か条のうち8つが使われていて、驚き、そのことに深く感銘を受けたということだった。
それでは、そのマザー・テレサが記した言葉とはどういうものだったのか。
その8つの言葉の最後の結びには、キース氏のものにはない、彼女自身の言葉が付け加えられている。そしてその言葉が、なぜ、キース氏の10か条に大きな意味があるのか、その理由を語っていると、わたしは思う。
それはこんなメッセージ。

You see, in the final analysis, it is between you and God;
It was never between you and them anyway.

最後に振り返ると、あなたにもわかるはず

結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです

あなたと他の人の間のことであったことは一度もなかったのです


ここにマザー・テレサのANYWAYを記しておこう。


ANYWAY
それでもなお
People are unreasonable, illogical, and self-centered,
LOVE THEM ANYWAY
人は不合理、非論理、利己的です
それでもなお、人を愛しなさい

If you do good, people will accuse you of
selfish, ulterior motives,
DO GOOD ANYWAY 
あなたが善を行うと、
利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
それでもなお、善を行いなさい
If you are successful,
you win false friends and true enemies,
SUCCEED ANYWAY
目的を達しようとするとき、
不実な友だちと本物の敵に出会うでしょう
それでもなお、やり遂げなさい
The good you do will be forgotten tomorrow,
DO GOOD ANYWAY 
善い行いをしても、
おそらく次の日には忘れられるでしょう
それでもなお、し続けなさい
Honesty and frankness make you vulnerable,
BE HONEST AND FRANK ANYWAY 
あなたの正直さと誠実さとが、あなたへの攻撃を招くでしょう
それでもなお、正直で誠実であり続けなさい
What you spent years building may be destroyed overnight,
BUILD ANYWAY 
何年もかけて作り上げたものが、一晩で壊されるでしょう
それでもなお、作り続けなさい
People really need help
but may attack you if you help them,
HELP PEOPLE ANYWAY 
本当に助けを必要とする人たちも、
助けたあなたに恩知らずの仕打ちをするでしょう 
それでもなお、助け続けなさい
Give the world the best you have
And you'll get kicked in the teeth,
GIVE THE WORLD THE BEST YOU'VE GOT ANYWAY. 
あなたの中の最良のものを、この世界に与えなさい
たとえそれが十分でなくても
それでもなお、最良のものをこの世界に与え続けなさい
You see, in the final analysis, it is between you and God;
It was never between you and them anyway. 
最後に振り返ると、あなたにもわかるはず
結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです
あなたと他の人の間のことであったことは一度もなかったのです
 


2016年04月23日(土) 逆説の10ヵ条 (The Paradoxical Commandments)

4月22日、23日と大宮ソニックシティを会場に開かれた、第14回日本ヨーガ学会研究集会日本出席する。
2日目の記念講演は「逆説の10か条」で知られる、ケント・M・キース(Kent M.Keith)氏によるものだった。

「逆説の10か条」は去年の6月まで1年間学んでいた、ヨーガ療法教師の養成講座の中で知り心に残っていたので、実際に氏の話を聞くことができて良かった。

ケント・M・キース氏が、自治活動のリーダーの為に19歳の時に書いた小冊子「リーダーシップの逆説10ヵ条」が本人も知らないうちに広く伝えるられ、マザー・テレサがその言葉を引用したことで、世界中に広まることになるのだが、ケント・M・キース氏がその事を知ったのは25年後ということだった。

キース氏自身、自分は特別な事を書いたわけではない、両親や親族の大人達がいつも言っていたことを、まとめただけだと言っていた。
確かに、聖書の中にこの考えはあるし、ヨガの思想にも通じている。見返りを求めることなく、ともかく行為するということ。
しかし、この10か条がそれほど人々に広く受け入れられ、伝えられた秘密はなんなのだろう。
anywayという言葉がひとつの鍵であるかも知れないという気がする。
「誰がどう言おうが、結果がどうなろうが、
何はともあれ(anyway)行動することさ」といった、諦めの上に立った、へこまない、前向きさがあり、そして、どこか肩の力が抜けている。そんなニュアンスを含む anyway 。

この言葉の正確な日本語表現がないので、日本語に訳された10か条は、なんだか、軽やかさに欠けるが、ここに記しておくことにしよう、anyway.


逆説の10ヵ条 (The Paradoxical Commandments)

1. 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
(People are illogical, unreasonable, and self-centered. Love them anyway.)
2. 何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
(If you do good, people will accuse you of selfish ulterior motives. Do good anyway.)
3. 成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。それでもなお、成功しなさい。
(If you are successful, you will win false friends and true enemies. Succeed anyway.)
4. 今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
(The good you do today will be forgotten tomorrow. Do good anyway.)
5. 正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
(Honesty and frankness make you vulnerable. Be honest and frank anyway.)
6. 最大の考えをもった最も大きな男女は、最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。それでもなお、大きな考えをもちなさい。
(The biggest men and women with the biggest ideas can be shot down by the smallest men and women with the smallest minds. Think big anyway.)
7. 人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていない。それでもなお、弱者のために戦いなさい。
(People favor underdogs but follow only top dogs. Fight for a few underdogs anyway.)
8. 何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい。
(What you spend years building may be destroyed overnight. Build anyway.)
9. 人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。
(People really need help but may attack you if you do help them. Help people anyway.)
10. 世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
(Give the world the best you have and you'll get kicked in the teeth. Give the world the best you have anyway.)

<ウィキペディアより>


2016年04月17日(日) 初宮参りへ

4月16日、1月6日に生まれた長男の第3子、愛美の初宮参りに調布へ。
退院後、初めて電車での外出。我が家はクリスチャンファミリーなので、これまで初宮参りや七五三という日本の風俗習慣には無縁できたけれども、結婚相手の家庭は、そうではないわけで、初宮参りや七五三は誕生日同様、両家の祖父母が揃ってお祝いの席を囲む大切な時として定着してきた。そして、わたしも、また夫も、その家族の集まりを心待ちにする向きがあり、この日は何としても調布へ出向きたいと思っていたのだ。

1月6日はわたしもその出産に立合ったので、3ヶ月振りに会う赤ちゃんに感無量だった。あちらのお祖父ちゃんが巧みにあやすと、声を出して笑うまでに成長しているのだから。玲央は小学校1年生。花丸をつけてもらったひらがなの練習のプリントを得意そうに見せてくれ、もうじき3歳になる芽美は、今日は王子様のいるお城へ出向くシンデレラになりきっていて、えらくお淑やかに澄ましている。加えて、シンデレラの意地悪な継母や姉さん達、カボチャが魔法で馬車になったことを、それは詳しく説明してくれるのだった。会わないでいた3ヶ月の間の子ども達の成長の何と目覚ましいこと。こうして、またみんなで会えたこと、子ども達の成長を今しばらくは見守れるであろうことが、とても感謝に思われた日だった。


2016年04月16日(土) 熊本地震

この日の日記を書いている今日は4月24日。
熊本の益城町に大きな地震が起きてから10日目の朝だ。
益城町には親戚があるのだが、親戚の家も人も無事で、大分の実家の方も問題ないということに安心してしまい、4月15日には何とも能天気な日記を書いてしまって、後で酷く自己嫌悪を感じ、ここを開けられないでいた。
以前もそうだったけど、記すべきことを記さないでおくと、先に進めずに、ここがストップしてしまう。そして、ここに何も書かないということは、どこかで、その事を正面から観ようとすることを避けているのだ。ともかく、記しておこう。

4月14日に起こった地震より、さらに大きな地震が16日の深夜に起こり、事の重大さにようやく気づく。遅い!能天気過ぎる!と自分にツッコミ。
直接の被害には合わなかった親戚も、この本震の後は体育館での避難生活を余儀なくされていることが分かった。
その後、ひっきりなしに続く余震、支援に混乱をきたしている現地のことをニュースで観ながら、どうしたらいいのだろう、何ができるだろうと、オロオロしながら、それでも日常の仕事や抱えていることを一日、一日、やっていた一週間だったように思う。
そして、東北の震災の時もそうだったけど、このオロオロとする無力感は続くのだろう。
今できることを、祈りでも、募金でも、カンパでも、親戚と連絡を取ることでも、
やれるだけやるということ。


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< 熊本地震 ウィキペディアより>

平成28年(2016年)熊本地震(へいせい28ねんくまもとじしん)は、2016年(平成28年)4月14日21時26分(JST)以降、熊本県を中心に連続して発生した一連の地震である[4]。まず4月14日21時26分頃に、熊本県熊本地方を震源とする、マグニチュード6.5(暫定値)の地震が発生し、最大震度7が観測された[資料 5]。さらに、その28時間後の4月16日1時25分頃には、同じく熊本県熊本地方を震源とする、マグニチュード7.3(暫定値)の地震が発生し[資料 3]、再び最大震度7が観測された[注釈 1][資料 1]。気象庁は同日、後者(16日未明)の地震が本震で、前者(14日)の地震は前震であったと考えられるとする見解を発表している[6][7]。また本震以降、熊本県阿蘇地方および大分県においても規模の大きな地震が相次いで発生した。


2016年04月15日(金) みつ豆

今日は訪ねて来てくれた友人と4ヶ月振りにリコーダーアンサンブル、満足。

夕方はこれまた4ヶ月振りに夜のヨガクラス。8人の参加者あり、感謝。

いただいていた手作り栗の甘露煮や冷凍保存していた黒豆でみつ豆を作ってみた。食感の違いが楽しく、美味。

と、フェイスブックにみつ豆の写真を載せた。
書きながら、みつ豆 という言葉が、懐かしく、子どもの頃の幾つかのシーンが思い出しされた。
誕生日や子どもの日に母が作ってくれたみつ豆のこと。
大好きだった、赤エンドウのはいったみつ豆の缶詰のこと。
母のみつ豆は、大きなお鍋に大量で、何度もおかわりあができる嬉しさがあった。赤や緑で色つけした寒天とフルーツの缶詰、豆はたしか小豆だったような。

わたしが作ったものは、お見舞いにいただいた手作りの栗の甘露煮が、スペシャル。
棒寒天も以前友人から沢山いただいたものの最後の1本。うずら豆は叔父が育てて送ってくれたもの。黒蜜は沖縄に住む恩師が送ってくださった黒砂糖で作った。様々な方の想いがそこにあってなんとも暖かいみつ豆になった。
お正月に沢山作り過ぎて冷凍していた黒豆は栗の黄色を引き立てて美しい色合い。
子どもの頃のみつ豆の味を思い出して、みかんの缶詰を入れてみた。

久々に会っていっしょにリコーダーを吹いた友といっしょに食べることができたことも、また嬉しいことだった。


2016年04月13日(水) この10日間のあれやこれや

今日は4月13日。60歳になってから、はや10日も経ってしまった。
この10日間にしたことは…

まず、4月5日から、たんぽぽ英語教室の新年度がスタート。
新しい教材を手渡し、小さい子のクラスでは、イースターエッグを用意し、卵探しのゲームをしたり、中学年のクラスでは、イースターカードを作ったり。
中学1年生が9人、2クラス。彼らの張り切りが伝わってくる。

9日の土曜日には、夫の運転で、退院後初めて大宮へ買い物へ。人混みも買い物も避けてきたが、16日は1月に生まれた孫娘、愛美の初詣とお祝いに調布に行くことになっているし、芽美は5月1日で3歳の誕生日。2人のプレゼントに洋服を選びにでかけた。洋服選びは、とりわけ、女の子のものとなると、簡単にはいかない。選びに選び、迷いに迷い、ようやく、花柄の半袖のワンピースとピンクのチェックのワンピース、それに合わせた、ピンク色のカーディガンを選ぶ。ずっと気にかかっていた買い物が済み、大いにほっとする。

そうそう、ヨガ教室も今月より再開。区民会館でのヨガ教室は、5日と19日。保育園でのヨガは、15日。
半年前に申請していたヨーガ療法認定教師の認定証が4月1日づけで届いた。今月22日、23日は、資格の保持のためにも、ヨーガ療法学会に出席しなければ。幸いなことに今年は大宮で開催、よかった。

リコーダーも一日1時間を目標に練習している。5月にはレッスンにもまた通えればと、課題の音階練習とエチュード、暮れから取り組んでいるグリーンスリーブスの変奏曲に加え、テレマンのファンタジアの1番を吹いている。明後日は、リコーダーのパートナーの淳子さんがこちらに来てくれるので、久々のリコーダーアンサンブル。去年は11月に自由が丘のカフェでリコーダーライブをやったので、カラオケ屋で落ち合ってはオニのように練習したことだったが、アンサンブルはあれ以来のこと、楽しみ。

庭には秋に植え込みをした濃いピンクのチューリップも花開いた。今年は5球だけでちょっと寂しい。今年の秋には早い時期に球根を用意しなくては。
昨年はバジルの植え込みが遅れ、梅雨の季節にずれ込んだため、発育が悪くなったので、今年は苗が売りに出されるのを待って昨日5株の苗の植え込みをした。梅雨の前までには丈夫なバジルに育ってくれますように。
もう少し暖かくなったら、バジルの種も蒔いて夏の終わりまで収穫したができるようにしなくては。去年はあまり作れなかったバジルのソースを今年は沢山作りたい。種から苗がたくさん育ってくれたら、植え込みをする畑をどこかに借りたいくらいだ。

身体のほう、浮き沈みはあるものの、前より疲れなく、いろいろなことができるようになってきている。
早朝のウォーキングはほぼ毎日、夜のジムでのヨガのクラスも週に4回は行けている。ペースはどちらもゆっくり。無理なアーサナはやめておく。ウォーキングやヨガで、その日の身体の調子や回復の度合いが分かる。昨夜から膝に違和感を感じているので、今朝は歩くのを止め、鍼治療に行く予定。
薬は入院中と変わらず、錠剤が1日入院4回、液状のものが、食間に3回。その他に健康食品のノニ製品やいただいた黒焼き梅の粉末や、特別な水など、忘れずに飲むのも結構大変。

まだまだ書くことはあるけれど、このくらいにして、ベッドから降りなくては。もう朝ドラも終わってしまった時間だ。


2016年04月03日(日) 還暦


還暦を迎えた今日のこと。
朝は聖グレゴリオの家のミサへ、
午後グレゴリオ聖歌入門講座。
夫から記念の腕時計、
懐石料理でお祝い。
帰り道の夜桜、
花吹雪はザンと降り
さて、始めるか60代。


これは、今日、写真に添えて、フェイスブックに書いた言葉だ。
復活祭のミサも、グレゴリオ聖歌も、今わたしが一番したいことだった。
丸一日の外出は無理かも知れないと思っていたが、今日は家を朝の8時半に出て、家には8時半ころ戻っくるまで家の外で過ごすことができた。これは画期的なことではないかしら。加えて、食べることが負担にならず、美味しくいただけたことも。
まだ書いておくことはあるのだけれど、もう夜の12時を過ぎてしまったので、今日はこれだけにしておこう。書きながら途中で眠り、夢まで見てしまった。


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