たりたの日記
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2014年09月17日(水) 「山に遊ぶ 山に想う」届く




我が文学の師匠、また山の師匠でもある、詩人 正津勉氏から新刊の著書「山に遊ぶ 山に想う」が届いた。9月30日発売なので、まだAmazonのリンクは貼れないがここでおしらせ。
氏が遊んだ30の山の記録が、その山にちなむ詩歌と共に収められている。氏の言葉を借りれば、山岳と詩歌の婚姻の書。正津氏ならではの山の本。一冊で、山と文学を味わい楽しむことができるのだ。
そう、山に行く時には、本をザックに入れたいものだし、文学作品を読むのであれば、できれば、林の中や山の見える窓辺で読みたい。山と文学はお互いが惹かれ合う深い仲に違いない。
美しい表紙を楽しんだ後、まず、28番目の「分け入っても分け入っても」という山頭火の歌から取られたタイトルのところを開いた。祖母山・傾山の山行きがかかれている文だ。その山はわたしの故郷の山。わたしが祖母・傾山に登った時に道案内をしてくれた故郷の友人を氏に紹介し、その友人夫婦が氏を大崩山に案内し、翌朝は、宿から祖母山の登山口まで車で連れていってくれた事が書かれてある。そう、この山は百名山に数えられている山だか、観光客には不親切で、登山口までの交通は車に頼る他方法がない。また、人があまり行かないような、それこそ、「分け入っても分け入っても青い山」なのだ。いくら故郷の町にある山でも、とても一人では行けない。三重教会の教会員で、小学生の頃からの顔なじみのIさんに、一緒に行ってもらったのだった。祖母山の後には、ご主人も一緒に三人で。忘れられない山行きになった。
私が祖母山に登ったのはいつの事だったろうと日記を辿ると、2006年の3月の日記にその記事と写真があった。久々に甦る山の記憶・・・
ここに、その日記を貼り付けておこう。

http://www.enpitu.ne.jp/usr1/bin/month?id=17826&pg=200603
たりたの日記2006年3月


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