たりたの日記
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2008年12月28日(日) まだ続くクリスマス

日本では街角から家々からクリスマスの飾りが消え、一斉に正月準備モードになるが、実際のところ今はクリスマスの真っ只中。教会暦ではクリスマスは25日に始まり、1月6日の顕現節(エピィファニー)まで12日間続く。

とは言いつつも、我が家でもドアに掛けていたクリスマスのリースをはずし、クリスマスの小物をまとめて箱にしまい、生協から早々と届いた正月用の花を生け、今日は一日、暮れの大掃除モードだった。


さて、でも今のうちに、今年のクリスマスの記録は残しておこうと、英語学校のクリスマスや24日の路上クリスマスライブで歌ったクリスマスキャロルを一部、
ボイスブログにアップした。




初の路上ライブは友人や教会の仲間、英語教室のお母さん達、生徒達の応援を得てとても楽しいクリスマスイブになった。
路上は幸いな事にあまり寒くもなく、心配していた取り締まりもなく、9時過ぎから10時過ぎまで歌い続ける事ができた。
子ども達が楽しそうにしていたから、お巡りさんも大目に見てくれたのかもしれない。














2008年12月23日(火) キャロリングの思い出

 クリスマスイブの夜には天使がやってきて歌を歌う・・・

まだ保育園へ通っていた頃のわたしはそう信じていました。それというのも、実際クリスマスイブの夜更けに天使達の歌を聞いたからです。その声は、どこか保育園の先生の声に似ているような気がしました。

 けれども小学校へ通うようになると、それは天使達ではなくて、教会の牧師先生やお兄さんお姉さん達(その中には確かに保育園の先生がいました!)が夜中にろうそくをともしてクリスマスキャロルを歌いにやってくる事のだと知りました。
 深夜、母から起こされ眠い眼をこすりながら玄関口に出ると、目の前にいる人達がクリスマスの讃美歌を歌い、笑顔で「クリスマスおめでとう!」と言ってくれるのです。そのはずかしいようなうれしいような気持ちを今でも良く覚えています。

 私が初めてキャロリングに参加したのは小学校5年生の時でした。当時、私の行っている教会ではメソジスト教会の伝統だったのか、キャロリングは深夜の12時に教会を出発し、信徒の家や警察署、消防署、郵便局、老人ホームなどの施設を回り、夜明け前に教会に戻ってくるというものでした。
 早朝の礼拝堂にはだるまストーブが勢い良く燃えていて、暖かいお汁こなどが用意されています。そうこうしている内に人が集まり午前6時からクリスマスの早朝礼拝が始まるのです。

 イエスが深夜馬屋で生まれ、そのことを天使から告げられた羊飼いは山を下り、ベツレヘムの馬小屋を目指して歩いていった。その羊飼いのように夜更けの道をイエスに会うために歩くということをクリスマスの度に再現してきたのでしょう。

この日、わたしははりきって歌い過ぎ、その後何日か声が出なくなってしまい困りましたが、この時のわくわくする体験はとても貴重なものでした。このハードなキャロリングはしかし、この年が最期で、翌年からは夕方7時から夜中の12時までに変更になりました。

 わたしは、その小5の時から故郷を離れる24歳の時まで毎年クリスマスイブにはキャロリングに参加しました。高校の時や大学の時は友人達をたくさん誘って参加しましたからずいぶんいろんな友人達をキャロリングに引っ張ってきたことになります。

 楽しい行事ではあるもののしんしんと冷え込む冬の夜、何時間も歌いながら歩くというのはそう簡単なことではないのです。いつも歩き始める時、最後まで歌えるかな、身体は大丈夫かなと不安になりますし、実際終わり近くにはかなりへとへとになるのですがが、小さい頃、私の家にキャロリングに来てくださった人達が笑顔で「クリスマスおめでとう!」といってくださったことが思い出され、しっかり声を出さなければ、喜びを伝えなければという気持ちにさせられるのでした。また暗い道を歩きながら、ろうそくの炎のぼんやりしたあたたかさを感じながら、一年間の過ぎた日々を回想する大切な時でもありました。こんなに長い時間星の明かりに照らされて歩くことはこの時を置いて他にないのですから。
 
 それから長いブランクがありましたが、先日の日記に書いたように今年のクリスマスイブにはキャロリングをやる予定です。大宮駅のデッキでやるので、今風に言えば、路上ライブとか、ストリートというのでしょうか。わたしにとっては子どもの頃からやってきたクリスマスイブのキャロリングなのですが・・・

夕方7時からの教会(大宮シオンルーテル教会)のキャンドルサービスの中で歌ってから駅に向かうので、わたし達のキャロリングは9時から10時頃までになります。

今日は、明日のストリートのリハーサルを兼ねて、大宮駅デッキで、1時間ほどクリスマス歌ってきました。マイクやアンプ無しですが、近くを通る人には歌は届くようです。相方のSの知り合いが二人、たまたま通りかかり、最期まで聴いてくれました。また何人かの人が足を止めて聴いてくれてました。田舎町でのキャロリングは、人通りのない道をとぼとぼ歩き、信者の家や病院などで歌うというものだったので、道行く人に向けて歌うという経験は初めてのこと。なかなかエキサイティングな経験でした。

 歌いながら、時折り夜空を眺めました。路上は天と繋がっている場所なのだとふと思いました。ここを行き交う人々をわたしたちのささやかな讃美の様子を見守る人の眼をそこに感じました。

明日も、通り行く人達にクリスマスの喜びと新しい年の幸せを願う祈りをお伝えしたいと思います。

みなさまもどうぞ良いクリスマスをお迎え下さい。


2008年12月13日(土) そうだ、京都へ行ったんだ!

今日は12月18日、早々と仕事納めでした。
やっと日記の更新ができます。遡って13日。この日、同居人と共に京都にありました。紅葉のピークを過ぎた京都への小旅行。


この日、朝10時半京都駅へ。まずレンタルサイクルへ。自転車で京都を走る。東寺→三十三間堂→清水寺へ。











2008年12月12日(金) Down By The Salley Gardens と「月の庭」


今週の月曜日、T&Sのリハ。礼拝堂でクリスマスキャロルを中心に3時間ほど練習し、その中の一つをボイスブログにアップした。

「月の庭」という曲。これはアイルランドの民謡「Down by the Sally Gardens」を、シャナヒーという京都で活動しているフォークシンググループが日本語の歌詞を付けて歌っているもの。 日本語だと、アイルランドの民謡というより、もともと日本の歌のようななつかしい響きがある。



前回は、イギリスの古いクリスマスキャロルの日本語訳を試みたが、Down by the Sally Gardens も、この歌の訳詩を付けてみたいと思う。
もちろん、英語でも歌いたい。


Down By The Salley Gardens について調べてみた。

『ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデンズ』(英語:Down By The Salley Gardens;アイルランド語:Gort na Sailean)はアイルランドの伝統的な歌。邦訳は「サリーの庭」「柳の庭のほとりで」「サリーガーデンのほとりで」など。

しばしばウィリアム・バトラー・イェイツの詩として紹介され、後に1889年の彼の詩集The Wanderings of Oisin and Other Poemsに含められた。けれど、この詩はイェイツが口碑に対する感激の印として発表したものであり、これはスライゴー州Ballysodareの村の農婆がよく一人で歌っていた不完全に記憶された3つの詩行の再構成の試みであると述べている。
サリー(Salley)はアイルランド語で「ヤナギ」を意味する"saileach"から来たと考えられている。



    Down By The Salley Gardens (柳の庭のほとりで)


Down by the salley gardens my love and I did meet;
She passed the salley gardens with little snow-white feet.
She bid me take love easy, as the leaves grow on the tree;
But I, being young and foolish, with her would not agree.

In a field by the river my love and I did stand,
And on my leaning shoulder she laid her snow-white hand.
She bid me take life easy, as the grass grows on the weirs;
But I was young and foolish, and now am full of tears.


柳の庭を下ったところで愛する人と逢ったんだ
彼女は白雪のような足で柳の庭を抜けて行った
彼女は僕に言った
恋は木の葉が茂るみたいに気楽に
でも若くて愚かだった僕は肯けなかった

川のほとりの原っぱに愛する人と立っていた
彼女は白雪のような手を僕の肩に掛けた
彼女は僕に言った
人生は堰に草の茂るみたいに気楽に
でも若くて愚かだった僕は今涙で一杯だ


2008年12月05日(金) ♪Jesus On The Mainline ・イエスが電話に出てるんだ


ふとしたきっかけで、元気が出る歌に出会いました。


♪Jesus On The Mainline


そういえば、この歌♪Jesus On The Mainlineの歌詞を昔、日本語に訳したことがありました。
 
ヴァイオリン、アコーディオン、ギター、とコーラス。
三人がとてもリラックスして演奏してる。
かっこいい!
好きだなぁ、こういうライブ。
いつか、こんな感じでYou Tube に登場したい。

BBSにでお知らせしましたが、ギターとヴォーカルのユニット始めました。この前の日記で書いてある、「森の中で(Down in Yon Forest )」やクリスマスキャロルに取り組んでます。

初日の練習は古〜いヴァイオリンを取り出して弾いてみたのですが、やっぱりコンディションがよくなくて、二回目はヴァイオリンで弾いていたところを急遽、リコーダー吹きました。小学生の使う、プラスティックのリコーダーで、しかも練習なしで吹いているのですが、そういう練習の一曲をボイスブログにアップしました。

24日の夜は大宮駅のデッキで歌うつもりにしています^^





< 以下は以前の日記。この歌のたりた訳と原詩です >

日本語だともひとつピンと来ないけど、こんな感じかなあ。

Jesus is on that mainline
Tell Him what you want

「電話の向こうにイエスがいるんだ、君の求めるものを告げろ」
というリフレインが、ぐっと胸を押してくる。
この近さ!
この率直さ!

以下、私訳です。

     イエスが電話に出てるんだ


分かってるさ、イエスが電話に出てるんだ
ほしい物を言いなよ
イエスが電話に出てるんだ
ほしい物を言いなよ
イエスが電話に出てるんだ
ほしい物を言いなよ
呼びかけて、ほしい物を言いなよ


その電話は混み合うことはないからさ
ほしい物を言いなよ
その電話は混み合うことはないからさ
ほしい物を言いなよ
その電話は混み合うことはないからさ
ほしい物を言いなよ
電話をかけ続け、ほしい物を言いなよ

もし、天国がほしいんなら
君の望みを言いなよ
もし、天国がほしいんなら
君の望みを言いなよ
もし、天国がほしいんなら
君の望みを言いなよ
呼びかけ、呼びかけ、呼びかけ、呼びかけ、
呼びかけることができる、伝えられる


もし君が病気でよくなりたいんなら
君の望みを言いなよ
もし君が病気でよくなりたいんなら
君の望みを言いなよ
もし君が病気でよくなりたいんなら
君の望みを言いなよ
彼に呼びかけ、君の望みを言いなよ


もし君がうちひしがれているなら
君の望みを言いなよ
もし君がうちひしがれているなら
君の望みを言いなよ
もし君がうちひしがれているなら
君の望みを言いなよ
彼に呼びかけ、君の望みを言いなよ

分かってるさ、イエスが電話に出てるんだ
ほしい物を言いなよ
イエスは電話に出ているんだ
ほしい物を言いなよ
イエスは電話に出ているんだ
ほしい物を言いなよ
呼びかけ、呼びかけ、呼びかけ、呼びかけ、
呼びかけて、ほしい物を言いなよ


     Jesus On The Mainline

(Traditional Negro, also done by Ry Cooder, a White man)


I know Jesus is on that mainline
Tell Him what you want
Jesus is on that mainline
Tell Him what you want
Jesus is on that mainline
Tell Him what you want
Call Him up and tell Him what you want

Well, the line ain't never busy
Tell Him what you want
Wo, that line ain't never busy
Tell Him what you want
Well, the line ain't never busy
Tell Him what you want
Keep on calling Him up
And tell Him what you want

Well, if you want His kingdom
Tell Him what you want
If you want His kingdom
Tell Him what you want
If want His kingdom
Tell Him what you want
Call Him up, call Him up, call Him up, call Him up
You can call Him up and tell Him what you want

Well, if you're sick and wanna get well
Tell Him what you want
Well, if you're sick and you wanna get well
Tell Him what you want
If you're sick and you wanna get well
Tell Him what you want
Call Him up and tell Him what you want

And if you're feeling down and out
Tell Him what you want
And if you're feeling down and out
Tell Him what you want
And if you're feeling down and out
Tell Him what you want
Call Him up and tell Him what you want

I know Jesus is on that mainline
Tell Him what you want
Jesus is on that mainline
Tell Him what you want
Jesus is on that mainline
Tell Him what you want
Call Him up, call Him up, call Him up, call Him up
Call Him up and tell Him what you want



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