詩のような 世界

目次


2004年08月25日(水) ending



日の光に肩を落とし

迫り来る夜を
      ただぼんやりと迎えるために 

         生きて

その繰り返しのために

生きて



闇の水溜りにどっぷりと浸かり

わたしを地中に葬る真似事


早朝には

終わりの音楽が鳴り渡る

おもちゃの家に住む人々は

気づかず すやすや眠りつづける


      すやすや

      すやすや


これも音楽の一部となり形成してゆく



最初に見たのは まぶしい世界


わたしは
    今日も
       出発する


最後に見たのは まぶしすぎた世界


わたしは
    今日も
       帰還する


小さな鋭い武器は

使わないから所持できた




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