|
|
2006年02月26日(日) ■ |
|
愛は陽炎 |
|
「ねぇ。恋人たちはお互いの誕生日を祝いあって過ごすのよね」 「まあ、世間一般ではそうだろうね。ケーキにローソク立てて、吹き消したりして」 「あたしたちって世間一般とは違うね」 「そうだね。誕生日に彼女が食事に行くのを、わざわざ送ってあげる彼氏って僕だけだと思うよ」
とゆーわけで、今日は彼女の誕生日。大学から中央区まで行くというので、車で送って差し上げました。友達>恋人 っていう構図を持っているところが、僕の彼女らしいなあと、ココまで来ると天晴れとしか言いようが無いのである。 まあ、3年間は友達だったわけだから、今更恋人うんぬんって感じじゃなかったのが原因だな。多分、友人であり恋人であるみたいな。 当の彼女は一応罪悪感があるらしく、神妙な顔付きでごめんね、と謝ったけども、その2秒後に人のわき腹突っついて「おもしろーい」とめちゃめちゃウケている。よーく見ろ。その女に悪魔の尻尾が生えているのに気付かないのか、ゆう。
時間があまりなくて慌しいので、来週改めてしない? っていう提案になったけれども、せっかく買ったし、もう一週間放っておくとプレゼントのワイン開けて飲みそうなので、駅についてから渡すことに。 とりあえず来週の日曜日は空けておく、と言われました。 「放置プレイっていうか、遠距離恋愛的な感じだよね、今」 と彼女が言うので、放置じゃなくてネグレクトだこのやろうと。 先日貰った写真を一人でぼーっと眺めてたときはそろそろ自分アタマおかしいなと思いました。 「な、なんか新しい趣味見つけようよ。ねっ?」 と彼女焦る。 趣味ね。実は最近、絵をやりはじめたんだけど、画材道具で最初に書いたのは友人への手紙という腐り具合でうんざりしてます。本気で絵を描こうかな。風景画を習っているんだが。 あと、いいかげん高校の時に中断したギターを再開したい。この間弾いたらさっぱり弾けなくなってました。やばい。
そうこうしているうちに駅到着。あんまり長いこと停められないので急いでプレゼントと手紙(これも画材で書いた笑)を渡して、嵐のごとくさよならする。実際に、今日は嵐だ。帰り大丈夫だろうか。 っていうかそれ以前に、今日も友達に祝われた彼女は、異様に荷物多いんだけど大丈夫か、あれ笑
今、これを書いている最中にメールが来たんですが、彼女は友達ではなく、家族と待ち合わせていたらしい。 そうか、世間一般の家庭っていうのは、家族で誕生日を祝うんだなと、幸せな家庭を見て感動する。自分の周りには複雑な家庭が多いから、どうも「家族で」っていう発想がない自分がいる。
僕は将来、遊びまわって家庭に帰らぬお父さんになる自信がある。
|
2006年02月25日(土) ■ |
|
隅っこ。 |
|
今日は劇団のOB会、というものがあるらしい。要するに歴代の団員たちが一同に会するんだそうで。 もちろんそんなの行かねえよ、と思って欠席と返信したんだけれども、つい先日彼女さんとばったり出くわした際に 「もちろん来るよね。ね。」 と脅h 誘われたので、まあ行くだけ行くかと思う。
人見知りをするわけではないんだけれども、どうにも「飲み会」と言うものは注射と同じくらい嫌いなのである。人が五人以上集まると、だいたい会話の中心が三人、後の二人は聞き役、的な構図が出来るでしょう。あの、「会話の中心」に入っていくのが非常にめんどくさいというか、億劫のだ。んで、結局飲み会の間ずーっと誰と話すわけでもなくひたすらぼーっとし続けて、うんざりする。やっぱり来なきゃ良かったと毎回後悔しながら帰る。
果たして、今回もその通り。特に誰と話すわけでもなく、一人でこのビール意外にうめえなとか、そういえば薬忘れてきたけど別にいいやとか、藤壺のマフラーつけたらやっぱパワーインテークもセットで装着だよなとか、アルパインのサテライトスピーカー欲しいなとか、んなことずっと考えてひたすら隅っこに居ました。 こーゆー場所にいるとやたらとタバコを吸いたくなる。というか、吸わないと間が持たない。 だからずっとタバコを吸う機会を伺っているんですが、どっこいくじ引きで決めた僕の座席は、目の前に彼女がいらっしゃる位置。多分もうバレてるんだけど、だからと言って目の前で堂々と吸ったら殺されると思うので、我慢我慢。リラックスパイポでも持って来ればよかった。
これだけ人が集まりゃあ自分のような人間はもう一人いるようで、Sさんがそうでした。この人、自分と共通点が多すぎて面白い。実は生き別れの妹とかじゃないのか。 飲み会来る度にこの人と喋って終って、記憶の中にはSさんと二人で飲みに来たような記憶しか残らんのである。今日はSさん意外にも何人か先輩方がこちらまでいらしてくださったので、挨拶をして近況報告、みたいな話もちょこちょこしたんですけれども、その度にSさんは 「ちゃんと喋れたね。お姉さん嬉しい」 とお褒めになる。人見知りするわけじゃないんだけどな。
一対一でなら全然知らない人とも結構話せるんですけどね。 だから家庭教師とか超得意なんだけど。…雑談は笑 先輩方とは主に「もう本書かないのー?」みたいな話をしました。 残念ながら自分もすでにOBなんだなあ。芝居をやっていたことなんてまるで嘘みたいだ。本はまだ書いてはいるけれども、以前ほど本腰入れてないし。5年もやっていたわりには、辞めて見ると意外にあっさりと、「芝居」という文字が生活から消えるもんだ。
他にも深夜枠でUHB出演するよーとか、ドラえもんの敵(そんな話だっけ? ドラえもんって)で声優やってるよーとか、なんか色んな人が居ておもしろい。まるでテレビでも見てるような気で盛り上がっているのを観てました。 宴も酣になってくると、ほとんど席を移動して自分の周りには人が居なくなる。彼女も遠くに行ってしまわれたので、タバコを燻らせながらぼーーーーっとしてました(^^; 途中記憶がないから、もしかしたら寝てたのかも。
よくもまあ、しかしみんな人の輪の中に入っていけるもんだ。 きっと人間も進化の過程で二種類に分かれたんだな。動物も集団の中に身を置いて互いに安全を護るっていう草食動物も居れば、単独で行動して自分で自分を護るっていう肉食動物も居るくらいだから、人間もきっとそんな風に分かれてきたんだろう。
飲み会は三時間でお開き。三時間。よく黙って座ってられたな、そんなに長く。彼女さんから聞いて事情を良く知る同期の人たちはそろって 「ゆうちゃん、よく耐えた」 と拍手くれました。よく途中で帰らなかったな、おれ。 二次会に行くらしいんですが、これ以上はもうキツイ上に今日はバスだから既に終発あるかどうか微妙な時間なので一足先に帰る。
中央区からバスターミナルまで着いて、時刻表を見ると、次が最終で40分後に来るらしい。 そんならCDでも借りて、音楽聴きながら寝よう。とバスターミナルすぐ近くのレンタルショップに行くと、本当に偶然に地元の友達が居る。 車で来ていたようなので、乗せてもらうことにしました。今飲み会の帰りなんだーとさっきの顛末を話すと、ああ、オレもそういうことあるよ、と苦笑いで応じてくれる。 借りたCDを車で聴きながら、少し遠回りして帰ってきました。
家に着くなり、メールが鳴るのでさっきの友達かな、とケータイを開けば彼女さんから。独りにしてごめんね、と謝りメール。ゆうのこと、あんまり構わなかったって、おれぁ犬っころか何かか?笑
家に帰ってから、やっぱり行かなきゃ良かったなあと後悔しているんだけれども、嫌なことがあると、その分、なんとなく良いこともある。 友達だけには、恵まれているんだなあと思う夜でした。
|
2006年02月24日(金) ■ |
|
無料ほか弁。 |
|
仕事場の友達(と言っても2歳上だけど)に誘われて、仕事帰りに近くのほか弁屋に行きました。 なんでも彼のコネを使って、遅い時間に行くと、廃棄にするんだか何だか知らないが、ともかく弁当を無料でくれるらしいのだ。
無料ほか弁とはなかなかいいな、と思い二つ返事でついていきました。 で、本当に弁当を無料で分けてもらう。しかもチキン竜田ばかり5個(笑 自分は一個分けてもらって帰りました。味は普通のものと何も変わらないんで、こりゃいいなあ。 こういう役得のある仕事をしたい。
仕事場の友達と別れた後は、地元の友達と温泉。 最近、自宅近くで温泉が掘れたとか何とかで工事が始まったのは知ってましたが、それが次々完成してきて、宿泊施設は無いものの、もうすっかり地元は温泉街の趣。もっと寒かった頃は自分の部屋から湯煙が町中に上がるのが見えたくらいです。 いつもは自宅すぐ近くの銭湯に集まって、おしゃべりしながらお風呂入るんですが、今日は少し遠い位置にある温泉に行きました。中は銭湯と大差ない気がしますが、岩盤浴がここにはあるらしい。今日は行きませんでしたが、今度チャレンジしてみようかと。
しっかし、自分の家からすぐ近くに温泉が出来るとは思わなんだ。 家風呂じゃなくて、友達とでかい風呂ってのもいいもんだ。
|
2006年02月23日(木) ■ |
|
僕はっ。僕はねぇっ。 |
|
春休みは長くて暇だから、お勉強でもするぜ。 特に人間性心理学? さっぱりだからやるぜ。 エクセルの単位も落としまくりだからカンペキにするぜ。
そう思っていたんですが、勉強したのは脳外科だけで、それ以外はほとんど車いじったり、ドライブしてたり、バイトしてたりで毎日が過ぎていることに気付く。 やることない、と言いつつも何だかんだ言って毎日何かしらやってるんだな。
今日は本当に一日暇な日。 とりあえず朝起きてからシャワーを浴び、郵便局と銀行へ。 ついにトチ狂って藤壺のマフラーを買ってしまった。モコ用なので、あんまりブンブン言わず音は静からしいんですけれども。本当は柿本にしてブンブン言おうかと思っていたんですが、さすがにそれはやめにする。彼女の監視の目が無いとやりたい放題。次に彼女さんに会うときには、やたらスポーツカー的な軽自動車に変わっていることでしょう。 彼女さんも最近免許を取ったんですけども、AT限定だし、車にあまり興味がないらしいので困った。 とりあえず彼女さんが暇になったら石狩のドリフト会場に連れて行こう。
銀行の帰り。これで今日一日の予定が全て終了(早)なので、そのまま映画でも観ようと思ってレンタルビデオ屋さんに行きました。
ワタクシ、コレでもかなりのガンダムマニアを自負しておりまして。もうガンダムのことなら任せろ的な感じなんですけど、最近やっているガンダムSEEDというのは観たことがない。 彼女さんがお勧めだと言い、友人たちの車には何故か全員ガンダムSEEDのサントラが搭載されているので、暇だから全巻観てまえ、とごっさり借りてきました。一本100円だから出来る技。
んで、家に帰ってからはひたすらガンダムSEEDを観続けるという腐った人間になりきっていたんですが、これはアカンね。やばいね。 ガンダムだったらめっちゃ語れる自信があるんだけれども、今、画面に映っているモビルスーツの区別が全く付かない(笑) え、こいつさっきやられなかったっけ? 復活したのか? こいつ敵だっけ? みたいに「?」マークがアタマ飛び交ってます。 登場人物もキラとアスランとフレイ? とムウ? 以外名前覚えられない。 きつい副長の名前がバジルール? バシルーラ?
今、20話まで観たんですけど、これは後2回くらい観返さないと理解できぬな。ストーリー自体の大枠は彼女さんの解説によってなんとなくわかっているんだけど。
あれか。オールドタイプは失せろという富野からのメッセージか。
|
2006年02月21日(火) ■ |
|
硝子のうさぎ |
|
そろそろ彼女さんの誕生日。 藤壺のマフラーを買うなどとトチ狂ったことを言う前に、少し良い物を贈ってあげようと、今日はプレゼント探しの旅。 友人に付き合ってもらって、愛車モコで小樽までかっ飛ばして行きました。ガソリンに無意味に添加剤など入れているので、意外と早めに着く。
はじめに行ったのは、友人が行きたいと言った北一硝子。その名の通りガラス製品が何でも勢ぞろい。
店に入った瞬間、アルコールランプが眼に入って、これはすっごい可愛い! すっごい欲しい! と思って、もうこれでいいんじゃねえのと思いましたが、小樽まで遥々来て3分しない内に用事終了とは悲しいので、まあ全て店内見てからにする。
色んなガラス製品があって非常に楽しい。男二人なので、何だかあんまりロマンチックな雰囲気ではないんだけれども、なんだか修学旅行みたいで良いね。このままホテルに帰って恋バナとかしたい感じね。(笑)
店内ぐるぐると回ったんですけども、結構ガラス製のコップがおもしろい柄が多くていいな、と思う。その中でも限定生産だという「雪兎」という名前のガラスが非常に彼女好みでよさげ。 20歳になるんだから、これで美味しいお酒を飲んでくださいってことで、これに合う酒とセットで買ってやろうか、と思い、結局「雪兎」の普段使い用と麦酒盃をセットにして買いました。 んで、蒼いガラスなので、小樽の白ワインもセットで購入。 毎回プレゼントって非常に悩むのだか、今回のはなかなか実用性もあっていいだろう。
去年はアヒルちゃんのお風呂セットと週変わりの入浴剤でした。 結構生活雑貨を贈っているんだなあ。 前に職場で、恋人へのプレゼントの話になったときに、去年の誕生日プレゼントの話をしたら、 「ゆう先生、そりゃ“キャッチー”だね」 と妙に古くさい言葉で上司に褒められたのを思い出して、一人にやにやしてました。 プレゼントを買った後は、札幌に帰って、うちでゲームをして友達と遊びました。お前に恋人が出来たら、必ずプレゼント選びは付き合ってやるからな。
|
2006年02月20日(月) ■ |
|
非常識? |
|
誕生日に彼氏から貰ったハムスターを「暑くて可哀想だから」という理由で、空気穴もないタッパーに詰めて冷蔵庫に入れた女の子がいる、という話を聞きました。 非常識通り越して、もうアタマ大丈夫かなレベルで笑えもしなかったんですが、そんな話を聞いて、しかし「常識」というのは一体何だろうなと考えてしまう。
そういえば、猫が濡れていたから乾かそうと思って、という理由で電子レンジに放り込んだという人の話も聞いたことがある。その話を笑い話として高校生に話して、電子レンジの仕組みがわかっていないんだろうね、と締めくくったら、「電子レンジってどういう仕組みなんですか?」と質問されたことがあった。 そんなの中学理科レベルの知識だろう! とその時は思ったんですが、意外や意外。電子レンジの仕組みなんて気にしたことがない、という子が意外に多いことが後日判る。 あまりに身近に有りすぎるから、知的好奇心の対象に成り得ないんだ。なぜ呼吸をするのか。なぜものが見えるのか。そのレベルになってしまっているから、「不思議」だと思えない。
よく言われているように、今の詰め込み型教育じゃ、「知識」が増えるばっかりでそれを実際に使えない。6年間も英語をやって全く話せるようにならない英語なんかがその代表例。学校で得た知識はテストでしか使わない。 大人は「常識」を教えているつもりでも、子供はそれが「常識」だと思っていないんだ。そんなの言わなくてもわかる、なんて幻想に過ぎない。言わなきゃ解らない、子供は。
「常識」なんて幻想かもしれない。そんなものないのかもしれない。 外に出れば風が頬に当たるのを感じる。「風が吹く」ことを知っていることが常識だと思っている人が居る。だから、風が吹く理由を 「海の波が扇の役割をしている」 などと意味不明なことを言う中学生が出てくる。
「なぜ」その知識が必要かを最初に教えるべきじゃないかしら? いきなり物質の状態変化を教えて、問題を解かせて、それでテストする。 そんなことをしているから、状態変化を答えられるのに電子レンジの仕組みが解らなくなる。 「常識」を学ぶ場である家庭は仕事に両親を取られて、あとは学校や塾にお任せします、というパターンが多いし。
自分は必ず「なぜか」を考えなさいと良く言います。 でも、あまり評判は良くない。「わからない」と言えばその場は済むと思っている。だいたい生徒にとっては点数につながらないからあの先生の言うことは意味がない、と思っているし、会社も成績でものを言いなさい、としか言わない。
成績が何だって言うんだろう? テストでいい点数を取る能力は、人間が生きていく上でどれだけのメリットをもたらすんだろう。 成績がついた瞬間、人は自分の限界を知らされる。どんなに頑張っても自分は所詮この点数から上へはいけないんだと思い知らされる。数字は人の努力を冷酷に評価して、限界を決め付ける悪魔だ。それを覆してやろう、なんて闘志を燃やすやつなんかごく稀で、ほとんどの人は中学三年間で「諦め」だけを学ぶんだ。そして、数学者になれたかも知れない奴が諦めて、数学の勉強を辞めて他の教科の勉強を始める。その後の道をひとつ、閉ざしてしまう。
自分は講師に全く向いていないな、と思う。 何度もそう思って、何度も辞めようかと思ったけど。 今度こそ、本当に辞めることを考えているのです。
|
2006年02月19日(日) ■ |
|
趣味はクルマになりつつ |
|
昼間は英語の課題を必死でやってました。 英語の本を読んで、それに対する感想文を英語で書けというもので、まあ読むのはすらすら読めて楽しいんだけども、書くのが。
いったん日本語で書いて、それから気合(という名の機械翻訳)で翻訳していけばよろしいだろうと思って実行したんですが、案の定滅茶苦茶な英文が出てきて萎える。 結局のところ文法の間違いとか、日本語では同音異義語ゆえに妙な単語に変換されたものを直したりと修正して、こーゆー時前置詞はinじゃなくてatだったかなと高校時代から未だに愛用の分厚い文法書を開いてみたり、この単語って実際にこういう用例あったっけな、と辞書ひっくり返しているうちに、サボってやるつもりがきっちり英語の勉強をしてしまう罠。よく出来ているな。 んなわけで、自分の英語力に限界を感じて無理やり書かされた読書感想文のようになった課題を提出。
友達に課題終ったぜーとメールを送り、それから遊びに行きました。 車好きの友達と共にカー用品店めぐりの旅。 オートバックスを超えた「スーパーオートバックス」という、なんだか安直過ぎて凄い店で気になるものを見つけました。なんだかよくわからないが最近流行のLEDらしい。 キャビンの好きなところにセットし、赤・青・緑のLEDをコントロールする機械に接続してセットすれば、車の室内が気分に合わせて様々な色で彩られるというもの。こーゆーの大好きなんで買ってしまった。
家に帰って早速セットしたんですが、何せキング・オブ・不器用の私。 このLEDが帯に短し襷に長しと言った具合で、なかなか大きさがあわず、後部座席にうまい具合にセットできる位置が見つからない。 とりあえず仮に椅子の足元に固定もせずに転がしてます(駄) 配線も一苦労。邪魔なコードをどう固定するかで散々苦心した挙句、セロテープでそこら辺に貼っとく、という暴挙に至る(笑)まあ、普通に車乗っている分には見えない位置だからいいだろう。 前席にひとつ、後部座席にひとつ付けたんですが、いざ点灯して見るとリア側は真ん中につけたつもりが助手席側に結構傾いている。後部座席側は、後ろに座っているとすごいいい感じなんですが、前席から振り返って見るとLEDが眼に直接入ってバックしようと思っても明るくて何も見えない(笑) 後部座席はとりあえず未だに放ってあります(駄) 器用になりたい、僕は。
最近、給料の大半を車につぎ込むのが趣味になっている。 やることないとこんなもんか。サークルを辞めてしまったので仕事と大学の往復が非常に単調な毎日。彼女はサークルに毎日行って楽しくしているようなので、全然遊ぶ暇がない。とすると次に向かうのは相棒モコ、というわけで。
次はサテライトスピーカーを付けようかと企んでいます。 給料10万入っているのを見た瞬間、藤壺のスポーツマフラーでもつけようかと思ったんですけど、もうすぐ彼女の誕生日だからちょっと高いプレゼントを買うことにする。 とにかく音楽マシンにしたいなあ。純正の頼りないスピーカーも上物に変えたい。有名なBOSEの物が理想的だけど、carrozzeriaあたりの物が適当かなと思っています。
|
2006年02月16日(木) ■ |
|
アゴ |
|
朝、眼が覚めると妙に右のアゴ関節が痛い。 なんか寝違えたんかな、まあそのうち治るべとタカをくくっていたんですが、朝ご飯も食べられないほどの激痛。その後トリノオリンピックをぼーっと見ていても耐え切れないほど。今日どうせ大学に行くんだし、ついでに病院に寄るかなあと重い腰をあげて一路大学病院へ。
歯科は初めて行くので、よくシステムがわからず、挙動不審にうろうろしていると、受付のおばちゃんに気付かれて無事手続きを済ませる。他に患者が居なかったのか、初診のわりにすぐに呼ばれて口腔外科の診察室に行きました。
先生「はい、こんにちはー」 ゆう「ちゅーっす」 先生「ゆうさんね。医大の学生さん?」 ゆう「はい、そうです」 先生「じゃあ、専門的に言ってもいいかな?」
僕は歯科じゃなくて心理( ̄Д ̄;;
のっけからそんなすれ違いがあったんですが、診察スタート。 診察台に寝ると、案の定、去年から放置プレイしてある、左にズレたアゴの骨のことを言われました。下顎前突の一種で、昔から指摘はされていたので知ってはいたんですが、別に死にゃしねえよと無視してました。もしやこいつが悪さをしていたんではなかろうかと思っていたんですが、どうやらコレは関係なさそう。 とりあえずレントゲン撮るから、コレ持ってレントゲン室行こうね〜。 と言われて、やってきたレントゲン室。 関係ないけどレントゲンって大の苦手なんだな。まず僕は多動だから、レントゲン撮るときの「動いちゃ駄目よ」って言われるのがもう耐えられない。絶対動きたくなる。 それにあの部屋の、ちょっと肌寒い空気とか、機械の音しかない静けさとかがもう耐えれない。なんだってレントゲン室ってあんな病院の片隅にあるんだろう。
そんな文句を言っているうちに自分の番。最近の病院ってアレですよね。「患者“様”」って言うじゃない? あの患者様って響きがどうにもむずがゆくて仕方がないんだけど 「はい、ゆうくん中入って」 アレ?
なんでオレだけ君呼ばわり、と思いながら撮ってきたレントゲン。 写真を受け取って、透かして見て、ううむ、アゴの開き具合が若干たらないですな。等と自分の写真を診察しながら診察室に帰ってくる。先生、暇そうに「おかえり」と出迎えてくれました。なんて自由な病院だ。 診察の結果、やっぱりアゴの開き具合が人より足らない。 図がない(というかアップするのが面倒(駄))のでわかりにくいんですが、人の顎関節っちゅーのは、前のほうにスライドしつつ下にさがって口が開くのが正しい顎なんですよ。ところが自分のは下に行かずに前後のスライドしか出来ていない。 先生がレントゲンを示しながらそう説明してくれたので、 「ああ、そういえば授業でやりましたねえ」 と言うと、「でしょ? だからコレも習ったっしょ」 と言いつつ話がやたら専門的になる。もう歯科学の個別指導状態(笑) 暇だったのか、後輩指導が熱心だったのか、その診察が終った後も 「なんかわからないとこある?」 と質問を受け付けてくれたので、しばらく歯科の勉強してました(笑)
んで、肝心の診断なんですが、今の時点ではなんともいいがたいので、とりあえず薬で様子を見ることで二人の治療プランが一致(違) 次は月曜に予約をして、一路薬の受け渡しコーナーへ。 薬って何出るんだろうな。まあ、鎮痛剤だからアスピリンとかその辺だろうなと思っていると、薬が出来たので手渡される。 なんか見たことある錠剤だなと思って名前を確認すると、ロキソニンである。 これ、ついこの間まで飲んでたやつやん( ̄Д ̄;
僕の大学生活はロキソニンと共にあるらしい。
|
2006年02月15日(水) ■ |
|
ゆう共和国。 |
|
今月の給料、10万円ですって。 もうさ、バイトとかそういう次元じゃないよね。このまま行ったら扶養から思いっきり外れるんですけど。どうしようか、この大金。でもすぐなくなるんだろうなあ。
そんな感じで途方にくれておると、一通の手紙がポストに届く。 なんぞや、と思って見て見ると、彼女さんからである。 なんだ、バレンタインラブレターか何か? と思って早速封を開けると、一枚の写真と手紙が入っていました。 手紙によると去年の夏の、東京旅行の時に一枚だけ撮った二人の写真だそうだ。すっごく楽しそうな彼女さんと、どっかのおじさんが写っている。 どっかのおじさん。……これ、おれやん。
なんか、親子と言っても差し支えがないほどおじさんっぽいよ僕。暑くて服装とか表情とかやる気ないからかな。自分の写真なんかほとんど撮っていないので、自分の姿を客観視することがあまりなかったのだ。コレはいかんな。 最近はやっと服装に少しは気を使うようになったんですけど、髪形とか変えようかなあ。
ともかく写真が届いたからお礼の手紙を、と思ったんですが、きっとそんなことすると手紙の応酬が始まるのは目に見えていたので、ケータイからメールにすることにした。
『写真届いたよ。ありがとう。』と送ると、程なくして 『ああ、届いたんだ。よかった。どういたしまして。』と返信。
そのうちコレ家宝にするよ、という話になり、家宝って言うかもう歴史の教科書にこの写真載るよ。おれ偉人だから。と言うと、あんたなら載るかも知れない、と否定されませんでした。
そのうちおれは日本から北海道を独立させて、ゆう共和国を設立するのだ。そして重力の井戸から解き放たれた共和国民は空へ上がり、矮小なる連邦国民に対し戦線を布告するのだ。 そのためにはまず、そこらへんの訳わからない無人島から制圧だな。彼女さんは国民第一号にしてあげよう、という話をすると、あたし冒険は好きなのーとなかなか乗り気なので、じゃあ今度冒険ごっこしようぜーと誘おうとしたけど相手は19の女の子だということに気付いてやめました。
で、何の話だっけ。 そう、写真だ。(駄)
|
2006年02月14日(火) ■ |
|
無気力若者。 |
|
今日からやっと春休み。長かったような、短かったような2年生が終わりだ。 後は英語の課題を提出すれば晴れて進級……と思いながらぼんやり大学の掲示板を眺めておると、何か違和感があることに気付く。単位表をじーっと眺めて、目玉飛び出るかと思いました。
耳鼻咽喉科の単位落ちてるじゃん!!(駄)
単位落ちてることすら知らずスルーした大ばか者1号ですこんばんは。 でも、まあ、いいか。1単位くらいくれてやろう(駄) 本当に、脳の精密検査でも受けてきたほうがいいんじゃないかなあ。
さて、14日ですな。そう。今日は私立高校A日程の受験日なのだ。 受験日だからと言って特に何か仕事があるわけではないので休みなのだが、なにやらじっとしても居られず、もう各高校回って全員の様子でも見てこようかしらなどと本気で考え出したのですが、んなこと出来るわけもなく、仕方なく無目的に車を走らせてウロウロ。 そうだ、前からカーショップで買おうと思って忘れていたものがあったなあと思い出し、ちょっと遠いのだけどドライブしようと思っていた矢先、友人からメールが来る。 ちょうど折り返し地点を走っているから、まあココから戻れば十分余裕があるだろうと、やっぱり道を引き返す。 途中で、そういえば、あの店にしか売ってないボディソープを補給せねば、と帰りがてら某百貨店に寄ったんですが、駐車場が空いてなくてめんどくさくなって結局友人宅に直行しました。なんて慌しい。
で、その後友人宅で何をするでもなくウダウダして、どうするーなにするーを繰り返しているうちにめんどくさくなって、帰るかー的なノリで帰ってくる典型的な無気力若者の一日でした。
|
2006年02月13日(月) ■ |
|
追試験。 |
|
今日は脳神経外科学追試験の日。 試験は10時からだと思い込んでいたので、ということは1時間前くらいには大学に行って、最終確認と精神統一を行わなければと焦って家を出たんですが、いざ講義室に入ると見事の無人君。 なんぞやと思っていたらば、試験は10時40分からでした。今は9時。どうしよう。
どうしようと思ったところで仕方ないから、その場で勉強していることにしました。取り合えず前回の問題の再復習から。 ヤラれたのは、脳の絵を描いてウェルニッケ領域とブローカー領域を示せ、という問題と、頭部外傷の分類。あと、くも膜下出血の症状がうろ覚えだったので 「巣症状」と書いて逃げたのが一番の敗因かと。
今回はその点を強化してきました。というか単位発表から追試まで全然時間がないのでそこしか勉強できないんですよ。 脳神経外科は全て記述式だから、うろ覚えだとすぐ落とされる。結構病名が微妙なんだよな。アテローム血栓? アテローム梗塞? どっちだっけ、みたいに。勉強の仕方がヘンなのか、本番になると治療法って何選ぶんだっけ、ということでやたらに迷って、ラクナ梗塞にはR−Lシャント、とかトチ狂ったことを書きます。んなことしたら医療ミスだ。
猛勉強していると、大体人が集まってくる。 自分の前に座ったTくんという男が、 「ゆうちゃん、期待しているよ」 と言い、隣のNくんが 「ゆうちゃん、コレ駄目でも就職はあるから」 と茶化してくる。 最近塾長が、自分に社員にならないかと遠まわしに言ってくるのだ。絶対いやだよ。
いやあ、でもコレ覚えられねえよ。みんなで堂々と教科書机に上げてたら、このテスト持ち込み可って雰囲気になるんじゃね? ていうか持ち込まないと無理。まじ無理。という話をしていたのだが、無常にも時間が来る。 教授がやってきて、机の上を筆記用具だけにしなさいと言うので、一人猛然と手を挙げて 「先生、これって持ち込み可でしたよね」 と言うと 「んなわきゃない」 とタモリ風に即撃墜されました。 「先生、持ち込まないと、人生に関わるんです。持ち込まないと明日から会社員になるんです」 と訴えましたが 「いいんでないの。じゃ配ります」 と控訴も棄却されました。なんて医者だ。
かくして試験開始。 昔、僕は試験のときいつも緊張していたので、今では対抗策を覚えました。 だから試験中の僕は、常にハイテンションです。 どんな技かと言うと、いっつも試験問題に向かって
「ふっ、頭蓋腹腔シャントを説明せよ、だと? 何だこの愚問は」 「何、くも膜下出血の治療法を述べよ? ふっ、この私がわからないとでも?」
などと心の中でつぶやいています。 だから、必ず試験が終ると錯覚が起きていて 「今回のテスト超カンペキ」 って絶対言っているから気をつけろ。 実際、脳外科も「絶対カンペキ」って言ってたのに落ちたから( ̄Д ̄;
いや、でも今回の追試はカンペキだな。
|
2006年02月09日(木) ■ |
|
あっはっは。 |
|
「今回は追試なぞ取らないもんね」 ↑前言撤回( ̄Д ̄;
今日は単位発表の日。 朝九時に掲示板に張り出されるから、一番に観に行こうと思ってたんですが、睡魔がそれを許しませんでした。9時半くらいにやっと起きて、ああ、準備して行かなきゃと思っているところへ電話が来る。 もう大学に来ていた友達からで、ゆうちゃん単位どうだった? と。 「いやー寝坊してこれから行くとこなんだよねー。そっちは?」 と聞くと 「おれは脳神経が逝った(笑)」 と壊れ気味な答えが返ってくる。 脳神経外科学かー。厳しいとの噂だからがり勉したんだけど不安。 しかも、脳神経外科学は追試をパスするのがやたら難しいという噂。これはまずい。
ゆう「やべえなー。おれも気になるべ」 友人「ちなみにゆうちゃんの単位は……。ああ。あっはっは」
あっはっはって何だ( ̄Д ̄;
そんなこんなで大学到着。 いや、でも今回は自信アリだなと思って掲示板の前に行くと、なんか白いところがポツポツありました。 フランス文化は、時間的に無理になったのと期待はずれだったのとで途中で単位を取るのを辞めたんですが、なぜかテスト不合格と書いてあるな。まあ、これは元々取っていないんで良し。 次は英語。単位ないよ。 でも、コレはしょうがない。試験の日にめっちゃ風邪ひいて途中で寝たから(駄) 後は駄目だった単位はー……。
の。
の。
脳神経外科学の単位ないよ?(*゜▽゜*)?
とりあえずさっき電話くれた友達に 「再試がんばるべ」 とメールを送り、ついでに彼女さんにやっぱり落ちたことを報告すると 「うん、知ってた。がんばv」 と、何言ってるのあんた落ちるの当たり前でしょ的なメールが帰ってきてがっかりする。
再試験は次の月曜日。すぐそこぢゃないか。 もう勉強する気ゼロなんだけどとりあえず再試験の手続きをしていると、僕の天敵O教授が現れる。 「ゆう〜。お前単位どうだったんだ〜」 と訊いてくるので 「脳神経の単位が逝きました」 と言うと 「ばぁか〜。」 とニヤニヤしながら去っていきました。 くっ、あのじじい(TロT)
かくして今回も赤点大魔王のタイトルを防衛し、進級の危機に立たされたゆうさんですこんばんは。
|
2006年02月02日(木) ■ |
|
紛らわしい。 |
|
やっとテストが終ったんでホッと一息つけるかと思いきや、まだ何日か大学に行かねばならない日が残っているのがなんとも。
そんなわけで今日(2月2日)も朝10時から夕方5時までずーっと大学に篭っていたんですけれども、どうして同じ札幌市にも関わらず、大学の近くってあんなにアホみたいに雪が降っているんだろう。駐車場に停めてあった車なんか完全に凍り付いてましたよ。自宅近くまで来ると晴れてるんだけどなあ。
そんなことを思いながらフラフラ廊下を歩いていると、解剖生理学のO教授にばったり会いました。この教授は解剖学も生理学も見事に落としたワタクシを目の敵にしているらしく、会うたび小言を浴びせてくる。今日も今日とて 「お前何やってるんだ。追試か」 などと言ってくる。今回は追試なぞ取らないもんね。
しかし、この教授も今月一杯で退官が決まっているそうで、来月になればこのじじいの小言も聞けなくなると、なんだかそれはそれで寂しいもんがある。まあ、個人的にもかなりお世話になったから、今度菓子折りでも研究室に持っていこう、としみじみ思いながら講義室に入ってそんな話をすると、友人の口から衝撃の事実が発覚する。 なんとO教授は“退官”するわけであって“退職”ではないから、教授職を退くだけで大学を辞めるわけではないらしい。つまり、今までと何ら変わりなく来月も大学に居座り続けるのだ、O教授は。 そんなわけで、来月からもまた会うたび小言なのである。うれしいやら、悲しいやら。
|
|