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2005年04月28日(木) ■ |
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ゴチ |
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塾の職員室で書類を整理していると、同僚のI先生がニヤニヤしながら近付いてきました。 「どうした」と訊くと 「ゆう先生、今日パチンコで4万勝ったさ」 とガッツポーズ取ってました。この勝負師め。
仕事が遅くなり、帰る頃には日付も変わっていました。 昼から何も食べていないので、I先生とメシ行くか、という話になり、近くの吉野家へ。 チャーシュー丼を食べて会計するときに、I先生が 「いいよ、俺出すよ」 と言ったので、一応同期とは言え自分のほうが上司にもかかわらず部下に 「ゴチになります」 と奢ってもらいました。 その後、隣のコンビニでコーヒを買いたいと言うのでついていき、レジに勝手に自分の分のコーヒも置いて「ゴチになります」と言いました(駄) 奢られるって気持ちいいね。
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2005年04月25日(月) ■ |
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実験 |
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今日から実験が始まりました。 自分の実験チームはS君とT君だったのですが、 「ごめん、S君とT君は違うチームに行って」 と教授に言われてバシルーラされました。 「じゃ、実験始めるよー」 と教授が言ったので 「いやいやいやいやいや」 と自分が若手芸人のようにつっこむと、 「あ、ゆう君」 と爆笑してました。笑っとる場合とちゃうがな。
結局、他のグループに入って一緒に実験することに。 実験はストループ効果だったのですが、これがもうめんどくさい。 しかも二日酔いのおねーさんがチームにいたので実験もはかどらないんですよ(笑) 二日酔いねーさんなんか指示と違うことをやって 「あ、間違えた! あははははは」 と笑い続けているので、不正なデータになりました(;´Д`) 結局時間内に実験が終わらず、皆帰ったあと図書室でデータまとめてから先生の研究室に行って提出すると 「ゆう君は何かやらかさないと気がすまないんだね」 と言われました。俺のせいちゃうがな(;´Д`)
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2005年04月15日(金) ■ |
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「空、飛べるかな?」 |
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昼から長い空き時間がありました。 川端康成を読みながらコーヒー片手に文学青年を気取っていたんですが、いい加減やることもなくなってきました。 ふと窓の外を見ると、窓からすぐに屋上に登れるようになっています。 お、ちょっと外の風にあたろうと思って窓から脱出しました。 仕切りがないため地面に寝転がって下を見て、うおーなまら高ぇー、見ろ、人がまるでゴミのようだ! フハハハハ! と一人で言っていたら、 「ゆう君!」と誰かに呼ばれました。 見るとSさんが窓のところに立っていて、「何してるの」と訊かれたので 「I can フラアァーイ!」と答えたら、なぜかS氏の目が潤み始めました。 「何?」と訊いたら、しゃくりあげながら 「ゆう君が死んじゃうのかと思った……」 と言われました。嗚呼( ̄∇ ̄;) 小学生のようにみんなに「Sさん泣かしたー」て言われました。 早とちりする人だなと思ってはいたが。反省。
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2005年04月14日(木) ■ |
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ガイダンス |
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さて、二日目です。 朝の6時に目覚めてしまい、特にやることもなかったのでお風呂に行きました。 おお、さすが朝。誰もいない、と思って体を洗い、湯船に使っていると、何者かが近付いてきました。よく見るとN教授でした(;´Д`) おじいちゃんとお喋りしながらお風呂に入っていたら一時間が過ぎており、お互いにのぼせてきたので上がることに。
朝食会場ではまたもK先生と我々の熱い戦いがありました(バカ) 食べ終わった後、爪楊枝を探していると、テーブルの上に透明な楊枝を発見。 「なんだこれ。うけるべ」と言いながらその爪楊枝でT先輩を刺して遊んでいたら、社会心理のD先生が 「ああ、それパスタで作った爪楊枝だよ」 とおっしゃる。 パスタて。じゃ、茹でたら食べられるんですか? と訊いたらもちろん、と言われたのでお湯探したけどありませんでした。残念。
帰りのバスでは精神医学の先生の魂が抜けかかってました。 誰かお客様の中でお医者様はいらっしゃいますか! と言ったら自分で手をあげてました(駄)
そんなことしてたら、やっとのことで学校到着。 新入生はそのまま帰るのですが、我々上級生は大学でガイダンスがありました。 じゃ、あとでと言って教授たちと別れると、そのまま講義室へ。 皆にお帰り、と言われながら講義室で温泉の話をしていたら、さっき別れたばかりの教授がやってきてガイダンスしてました。疲れた顔してたな(笑)
ていうか二年の授業数がありえないことになっているんですよ。 毎日朝から晩まで授業だし。 月曜は実験だしなあ。去年以上に大変そうだ。 そんなわけでHPもまたしばらく放置かも。
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2005年04月13日(水) ■ |
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オリエンテーション |
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何にでも首突っ込む人だねと言われるけど、自分でもそう思いました。 今日は教授のパシリで温泉旅行です。 うちの大学には新入生宿泊オリエンテーションという金にモノを言わせた企画があるんですが、それのお供を仰せつかったのでした。 まあ、パシリとはいえ、学会よりはずいぶん待遇が良くなりました。 パシられる変わりに無料でホテルに泊まってメシ食えます。
「と言うわけでよろしく頼むよ」と、学生部長から説明があった後、なにやらTシャツが手渡されました。ああ、前に言っていた大学オリジナルTシャツか、と思って広げてみたらびっくりしました。 緑色のTシャツに大学名のシールがはってあるだけのシロモノでした。 この世の中のダサさを研究して造り上げたかのようなダサさでした。 「じゃ、これ着てがんばってくれたまへ、諸君」と言いながら学生部長は風のように去っていきました。いつか殺す。
午前中は大学にて、新入生が自由に研究室を訪問するというイベントがあったので我々アシスタントは自分の研究室にて待機していました。 研究室に入るなり、教授が 「ゆう君はなんでまたそんなおかしな格好をしているんだい」 と言ったので 「これ大学オリジナルTシャツですよ。めっちゃナウいですよ」 と大学名シールを見せたら 「ああ……。学部生のうちはそういう努力も大切だよ」 と諭されました。癒されました。 自分は臨床心理の精神分析の教室にいたんですけれども、本来ならば一番人気を誇るはずの研究室でもあんまり人来ないんですね(笑) うちの大学は特殊で、心理学とは名ばかりのようなところですから(というか、「心理学部」という学部名ですらない)、精神医学と認知行動療法が一番人気。生理と行動も結構人いたかな。医科学系はわかりませんでしたが。 そんなわけで心理学の異端児が集まったような大学では、王道を行く研究室には人が来ない。 そのうち認知行動療法の研究室に入りきらなかった人たちがどやどやと降りてきたので、とりあえずうちの研究室に案内したんですが、教授も自分もお互いに「で、どうしようか」とその場で相談を始めるという無計画さ(駄) とりあえず“一般的な”心理学を知ってもらおうと、お茶とお菓子を用意してお茶会風に心理学の話を色々としました。
それが終わると、一番大きい講義室に集合して、お弁当を食べながら我々がスライドを使って、授業の案内から近所のウマい店まで大学ライフを解説していきました。 弁当を食べ終えたら、バスに乗って一路宿泊地へ。 自分は1号車で心理4年の先輩と、大学院臨床心理専攻の御姉様のチームになりました。 バスの移動時間は長いから、アシスタントの打ち合わせでは自己紹介をしようという話になっていたのですが、普通にやったのではつまらないからと他人紹介になりました。 隣の人の情報を色々と訊きだして説明するというものです。 さすがに女子ばかりの学部だから、これがまたやかましいんですよ。 でも、一番ノッてたのが教授だったり(笑) 精神医学の先生は、認知行動療法の先生を紹介するときにしきりに「この先生の本を買いなさい」と勧めてました。あんたS教授のセールスマンか(笑)
ホテルに到着すると、しばらく自由時間になりました。 学生たちはそれぞれ部屋で寛いだり、プールで遊んでたりと自由。 我々は先生方と集まって今後の打ち合わせを行った後、館内の見回りに行きました。 パトロール中、精神医学の教授がソファでぐったりしているのを発見したのでどうしましたかと訊くと 「今日仕事できないから、昨日一気にやったんだよ。もう疲れたなァ。歳かなあ」 と言ってたので、「まさに医者の不養生」とぼそっと言ったら「俺は精神科医だ」と拗ねてました。ちっ、地獄耳め。
自由時間が終わると食事タイム。地下の特設会場でバイキング形式です。 なんとなく教授とアシスタント学生が固まって食事をしていたのですが、英語のK先生が 「食いまくってやるぞ」 と尋常じゃない量の食事を取ってきたので、我々若者が負けるわけにはいかぬと先輩と一緒にその上を行く量を取って来ました。 するとK先生はさらにデザートのおかわりをしたので、まけじとオニオンリングフライをもっそり取ってきて、大皿の上から全滅させました。 メシがもうおなかに入らないとわかると、次は水のおかわり合戦が開戦。 新入生がほとんど食べ終わって部屋に戻ったのに、講師軍団と我々だけが熱い戦いを繰り広げていました。精神分析のT教授に「あとで君達カウンセリングしてあげるからおいで」と言われました(;´Д`)
そんなわけで、食事のあとは学生主催のクイズ大会なのですが、とにかく腹が痛い(駄) 医学系の研究室からは精神医学の先生しかいらしてなく、後は看護士さんが一人同行していただけなので耐えてました。K先生は平気そうな顔なんだけどな。おかしい。 クイズ大会は言語のI先輩がボケキャラだったお陰で多いに盛り上がりました。 学部長がスイートルームに泊まっているということが問題でわかったときは学生からブーイングが起きました(笑)
クイズの後は、我々は談話室に待機して学生の相談をうけました。 他の学生はみんな留学とか奨学金とかいう学生生活のほうに行ったのですが、自分はなぜか教授にくっついて勉強の相談のほうにまわりました。何ゆえかリーダーに訊いたら、追試の専門家ってことで、と言われました。 芸術療法の先生の隣にくっついてしばらく雑談していたのですが、やがて学生が来ました。でも、彼の相談は奨学金関係。隣のお部屋に案内して、先輩に引継ぎました。 次に来たのが大学院の進学に関して。 こっちは自分も訊きたい質問だったので、一緒になって話を訊きました。 学生が帰ったあと、教授に君は専門決めてるの、と訊かれたので高次脳神経機能学と言うと「えー。お前が」と言われました。M助教授が優しく「まあ、いい目標だよ」とフォローしてくれました(涙) 最後に来た女の子は特に相談というわけではなく、一方的に青森の話をして去っていきました(笑)
消灯時間になり、点呼をとって見回りを済ませるとやっと自由時間。 汗かいたし疲れたから、風呂でもゆっくり入ろうと思って大浴場に行くと、丁度男女入れ替えの時間だったらしく、先輩二人と発達心理のN教授が待っていました。 しばらく四人で雑談していたのですが、やがて先輩二人が先に売店行ってこようといなくなりました。 教授と二人でおしゃべりの続きしながら待っていたのですが、いっこうに入れ替えられない。 やがて江戸っ子口調のおやっさん(多分従業員)がやってきて 「けっ、入れ替えの時間だってぇのに女風呂にまだ人がいやがるらしいんだよ。俺が言ってとっちめてやりてぇけどよ、入るわけにゃあいかねえな。時間守りやがれってんだ」 とまくし立てたあと、 「ごめんな、せっかく爺ちゃんと風呂入りに来たのになァ」 と言っておやっさんは去って行きました。教授が「おじいちゃん……」と傷ついてました。まあ、浴衣着てたら教授と学生には見えないわな(笑)
そんなわけで、Nおじいちゃんとお風呂に入った後、部屋に戻ってやっと就寝となりました。
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2005年04月12日(火) ■ |
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ダぁメ。 |
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解剖生理学教室のO教授は学生全員の顔と名前を覚える脅威の記憶力をもった人です。 それ故、学生からは大人気の先生なのですが、この先生に好かれたらアウトだという伝説が我々学部生の間で言われています。 で、その先輩方の忠告を破ったゆうと言う男が今日も大学にやってまいりました。 まだ春休み中なのですが、自分は明日のオリエンテーションのミーティングがあったので来ていたのです。 ミーティングまでにはまだ時間がありました。 暇だったので、講義室のマイクを勝手に使ってO教授のモノマネをしてました。 自分のO教授モノマネには定評があります。結構似てるんですよ。 O教授は「ダメ」って言う時「ダぁメ」って発音するんですよ。自分でもそっくり。 んなことしてたら先輩がやってきて 「ゆう君、暇?」と訊く。 「暇なんだよ〜」とO教授の真似で答えたら 「じゃあ、解剖生理学教室に行ってO教授の写真取ってきて」 と、デジカメを渡されました。 明日のオリエンテーションで使うそうです。
そんなわけで、デジカメ片手に恐る恐る研究室へ。 教授は何かパソコンで作業していました。 「失礼します。心理2年のゆうです」 と言って入ると 「お前は1年だろ〜」 と早速いじられました(;´Д`) 「で、どうかしたか」と言われたので 「O教授ファンクラブ作るんで写真撮らせて下さい」 と言ったら部長は誰だと訊かれ、自分ですと言ったら女の子しかダぁメ、と言われて作業再開されました(笑) 本当の理由を言うと、カッコよく撮れ、と色々注文つけた後でやっと写真撮影。 「ありがとうございました」 と言うと 「お前が宿泊オリエンテーションに行くのか」 と言われたので 「まあ、一応」 と答えると 「新入生にしっかり言っとけよ。俺みたいになるんじゃねえぞって」 そこからありがたいお話をずっと聞かされました(笑)
やっとのことで解放されると、先輩に「生きてる?」と訊かれる。 なんとか、と答えたら、 「ゆう君心理でよかったね。言語だったら問答無用でO教授のゼミに配属されてたよ」 と言われました。自分でもそう思う(;´Д`)
次は写真の編集。 これはさっさと終わったので、O教授の写真をロードして髭を書いて、 「ドドッ、ドドッ」と言いながら顔をどんどんアップして大うけしていたら 「作業進んでるか」と本人が登場しました(;´Д`) おでこ超アップだから自分の写真とはわからなかったようでそのまま去って行きました。 アブネエ、O教授はダメだなと思って、次は学部長の写真。 頭がちょっと後退なさっているので、めっちゃ頭を光らせて「ピカドン」と書いてゲラゲラ笑っていたら、学部長がまさしく廊下を歩いてきました。急いで消しました。めっちゃビビった( ̄∇ ̄;)
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2005年04月10日(日) ■ |
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着せ替え人形 |
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うちの劇団の衣装部の方と一緒に服屋さんに行きました。というか拉致られました。 今度やる役の衣装を決めるのに、とりあえず自前の服を全て持ってきて検討したのですが、いかんせん服というものを持っていないので、お気に召すものがなかったらしいのです。 それなら、どうせ今後も使うんだから、あたしが普段も着れるようなのを選んでやるわよ、と近くの服屋さんへ行くこととなったのです。
衣装部の方は実際に服屋で働いている人で、コーディネートに関してはいつもセンスがいい人です。 大量の服を抱えてはとっかえひっかえ合わせてみては首をかしげたり、唸ったりしています。 こっちはだんだん飽きてきて、大あくびのひとつもしていたら、突然 「くらら、これ着てみて!」 となにやら一式渡されました。 綿パンに、インナーが黒のTシャツで上に淡い色のシャツを着て、茶のジャケットを羽織れば完成。 普段ジーンズにパーカーというどうでもいい格好しかしていなかったのが、敏腕のプロデューサみたいになりました。 着替え終わって見せると、やたらに爆笑された後でこれで行こう、と言われました。 こんな洒落た服を着るのはなんだか恥ずかしいなあと思いながらもレジへ。 実はお金をあんまり持っていないので、いくら取られるかドキドキしていたんですが、全部で7000円くらいでした。 今の格好は一見やる気がないのですが、5000円のパーカに1万5千円のジーンズと結構お高いのでビビりました。 値段も考慮に入れて服を選んでくれたらしく、 「褒めて! あたしを褒め称えて!」 とやたらエバってました。
大学に帰ってみんなの前で披露すると 「こんなカッコいいの、クララじゃない!」 とみんなに言われました。俺は一体何なんだ。
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2005年04月09日(土) ■ |
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涙の様な雨が降る |
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何をやってもダメな日が、たまにはある。
今朝早く、大学に用事がありました。 大したことではなかったのですが、結構急ぎの用だったので車をかっ飛ばして大学に行き、慌てて大学内に入ったのですが、そう言えば今日は土曜日、目的の場所は当然閉まっていました。 まあ、月曜日でもいいか、と落胆しながら駐車場に戻ってきたのですが、はたと気付けば鍵がない。 どこかで落したろうかと思って大学に戻ったのですが、どこにも見当たらず。 おかしいな、と思いながら車に戻ってきて、ふと車内を見ると、荷台に鍵を発見。 あっ、と顔が真っ青になりました。 鍵、車中に入れたままロックしちゃったよ( ̄∇ ̄;)
仕方がないのでJAFを呼んで鍵を開けてもらうことにしました。 待っていると土砂降りの雨が降り出して、もうびしょ濡れ。 後でジャージに着替えるからいいか、と思ってそのまま待っていました。 でもそういえば、お金がないなと思って、郵便局がすぐ近くにあるから降ろしに行こうと走っていきました。 当然土曜なので引き出しできませんでした( ̄∇ ̄;)
鍵を開けてもらった後、近くのコンビニまで連れて行ってもらい、そこでお金を降ろして支払いを済ませる。 その後、サークルの稽古に行ったのですが、今日は通し稽古がありました。 でも、セリフ飛ぶわ演技がグダグダだわで全くダメな舞台。 雨の中ずっといたせいで、熱も出てきて体調も最悪でした。
そんなわけで、帰りの車内はものすごくテンションが低かったのです。 彼女さんがじーっとこっちの顔を見て何か思案しているので、どうしたのかなと思っていたら、赤信号で止まったところで突然、「よしよし」と言いながら頭なでてきました。 何のつもりなのかと真意を訊くと 「沈んでるみたいだから、慰めようと思って」 と言いました。俺は犬か。
失敗しない、後悔しない。 そんなことは不可能だからせめて無理はしないで行こう。 そんなことを思った一日。雨が冷たい。
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2005年04月08日(金) ■ |
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無駄遣い |
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今朝、朝食をとりながら新聞を読んでいたら、エネルギー庁が予算をムダ使いしているという記事が一面に出ていました。 ホームページの運営費に何億とかけているとか。 そんなに金がかかるものなのか( ̄∇ ̄;) んなことしてる金があったら風力発電とか、ソーラーとかもっと作ればいいのになあ。
んなことを思いながら大学にやってきました。 今日は新入生歓迎委員と教授会の合同会議の日。 うちの大学では新入生のガイダンスも兼ねて、入学早々に温泉旅行に行くことになっているのです。 我々はその引率を任されているので、打ち合わせをするというわけです。 さすがに医大は金の使い方が違うな。
だいたいの事項は確認して、あとは本番を待つだけとなったのですが、事務側で色々と不手際があったらしく、我々アシスタントが泊まる部屋割がおかしいことになってました。二人部屋に三人入ってたり(笑) これどうしましょうという話になり、まあ一人は簡易ベッドだろうなあと思っていたら、教授が何をトチ狂ったか、面倒だからアシスタントは一人一部屋借りてしまおうなどと言い出す。 なんだか、当初の予定よりお安く宿が取れたらしく、予算に余裕があるそうなのです。 おおお、なんだか豪華な待遇だなあと感動していると、教授が 「ああ、そうそう」 と手を叩く。 「君達学部生は新入生を誘導するので、早く顔を覚えてもらわないといけないんだけど、短期間ではちょっと覚えられないよね。そこで、目立つようにこんなの作ってみたんだよ」 と、教授がおもむろに何か取り出しました。 広げて見ると、大学名入りのTシャツでした。 「これを着ていればバッチリだな」
あんたバカだろ(泣)
いや、実習のときに使う名札を胸元につけとくとかさ、色々手はあるわけで、なぜそこでわけのわからないオリジナルTシャツを作る予算を投じる必要があるのか。 そんなに儲かっているなら授業料を安くしろと。
最近騒がれている公金無駄遣いの実態を見たような気がしました。
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2005年04月07日(木) ■ |
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身辺整理 |
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ふと気になって、タンスの中身を全て引っ張り出してみました。 最近(いつもだけど)着る服がワンパターンになっているので、もしかしたらあまり着たことのない服があるんじゃないかと思ったんですが、全くそんなことはありませんでした。 タンスの中には服というものがほとんど入っていなかったのです。 今まで制服だったし、スーツ着ることが多いからそんなに私服は必要ないしで今まで気付かなかっただけなのです。 そうか、この少なさでよく今まで生きてこれたな(笑) 新しい服が欲しいんだけど、いかんせん服屋の息子のわりにセンスがないんですよ。 だいぶ前にお店でコーディネートしてもらったら、カウ・ボーイっぽい洒落た服を着せられたのですが、それを見て店員さんが 「なんか……中国人みたいだね」 って言ってました。中国て。国すら違うか。 服がカッコよくても顔がよろしくない。 僕はね、顔がいい男がムカつくんですよ! と言ってみたかった。 大学も制服あれば楽なのにな。 あえて言えば白衣があるけど、それだけ着るのは変態だな。 ヒマになったら服買いに行こう。
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2005年04月06日(水) ■ |
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親心 |
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仕事が終わったから暇になったかと言えば全くそんなことはなく、今日も朝から大学にやってきました。 今日は新入生歓迎委員会のミーティングがあったのです。 自分はこれでも心理学科の新入生歓迎委員なのです。
ミーティングは午前から始まって昼の12時には終わりました。 久々に学食でメシでも食っていくか、と思って友達とメニューを見ていたら、解剖生理学教室の教授がやってきました。 うわ、やべえと思っていると案の定教授にとっつかまり、 「ゆう、お前ちゃんと進級できたのか」 と訊いてきました。 うちの大学は妙なところで、最履修というありがたい制度が存在しません。必修科目を落としたら問答無用で留年なのです。授業を組む、というめんどくさい作業がないかわりに卒業がかなり難しい大学です。 にもかかわらず、自分は解剖学、生理学、精神医学、社会心理学と落とし放題だったのです(駄) 一応再試で全ての単位は取得したので 「まあ、一応二年になりました」 と答えたら 「そうか。俺は心配で夜も眠れなかったぞ」 と言って去っていきました。 それを聞いてた学食のおばちゃんが 「進級おめでとう」 と無意味に祝福してくれました。 どこでもいじられキャラか。
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2005年04月05日(火) ■ |
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人畜無害 |
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最近、強姦まがいの痴漢にあって、元々苦手だったのが完全に男性恐怖症(というほどのものでもなかったのだけれど)になった、という女の子、Sさんを心配だから家まで送り届けてくれと先輩に言われました。 思わず自分のファンタジーポイントを確認してしまったのですが、確かにちゃんとついてました。 僕は生物学的に言うと男性に分類されるのです。 彼女は男性恐怖症なのです。 と言う事を訴えると、本人の口から 「大丈夫。クララ君は人畜無害だから」 という言葉を言われました。 俺は無農薬野菜か。 名前も女の子だしねって言われたけど、クララてあだ名だから。本名ちゃうから。
まあ、別段断る理由もないので家まで乗っけていくことになったのですが、道中色々と医学的、心理学的なことを質問されました。 恐らく学部1、2を争うバカなので詳しいことはわかりませんでしたが、最近胃が痛くて仕方がないと言っていました。薬を処方してもらったらしいのですが、あまり効かないらしい。ガスターのなんだったかな。市販のガスター10じゃなくて、病院で出るやつ。 まあ、Sさんの場合確実に心因性の胃腸炎なので薬も効かないのだろうと思い、キャベツを食べるといいよ、胃粘膜を保護する働きがあるから、と言うと、キャベツは嫌いだと言う。 そんなら、確かレモンバームにはリラックスの作用があったな、と思って 「レモンバームティーを飲みなさい。ティーショップに売ってるから」 と言うと、わかった、と言ってました。
(後日、嬉しそうにリプトンのレモンティーを示して、これのおかげで良くなったとお礼を言われました。僕が言ったのは“レモンバーム”、要するにメリッサというハーブのことであって、レモンにそのような効果は全くないのですが、まあ治ったんならいいか。プラシーボ効果って本当にあるんだな(笑))
あらかた訊き終わると、今度はKちゃん(彼女さん)とは最近どうなの、と突然恋愛話に飛躍する。 何を突然言い出すかと思えば、最近彼女が意味不明な行動をとっているそうなのです。 大学の掲示板に妙な書き込み(眠れない夜には羊を数えるけど、その羊が有刺鉄線に絡まったから眠れない、って書いてあった。全く意味がわからない(笑))をしたり、パイプ椅子を運ぶためのキャリアーに乗って廊下を移動していたり(おかげでキャリアには宇宙船K号という名前がつけられた)するそうで。 理由を聞けば、最近構ってもらえなくて寂しいから、って言ってたよ、とSさんは言ってました。 クララ欠乏症だってKちゃん言ってたんだぞ、とSさんは茶化すように言ってたけど、そりゃ春だからプッツンしてるだけであって、僕のせいでは決してないと思う(´Д`;)
そうそう、無事Sさんを送り届けた後、異様に腹が減ったので近くのモス・バーガーに行きました。 なんとなく車から降りるのがめんどくさかったから、ドライブスルーなるものを初体験しました。 あれ、なんか便利だなー。また行こう。
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2005年04月04日(月) ■ |
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僕、ドラえもん |
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やっと仕事終わったよ。 と言っても、まだ自由の身になるには早いんですがね。 まあ今日からは晩ご飯が朝ごはんになるような意味不明な生活にはなりません。 そろそろ朝刊が届く時間に最後の仕事をしていたのですが、同僚のT先生がなにやら職員室でめちゃくちゃに長い電話をかけていました。 やっと電話を切ったな、と思いながら書き物をしていると、唐突に 「ゆう先生、どこでもドアが欲しいですよ」 と言う。 まあ、それがあれば毎日の出勤が楽だよね、と返すと、そうじゃなくて、と言う。 訊けば今、彼女と遠距離恋愛中なのだそうで、毎晩電話をかけるのが日課だったそうなのですが、ここ最近の激務のせいでろくに連絡も取れていなかったらしい。 まあ、そりゃ彼女拗ねても仕方ないよなあ、と言うと 「ゆう先生の彼女は大丈夫なんですか」 と訊かれる。 まあ、あまり連絡とらないと不満言ったりするけど、どこでもドアが欲しいほどじゃないな、と返すとT先生は深いため息をついてました。 なんだ。その……お疲れ様(T_T)
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2005年04月02日(土) ■ |
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スプーン一杯の愛を |
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やっと今日で春期講習会は終了です。 と言っても、仕事はまだ山のように残っているので、明日もまだ働くのですがね。 春休みと言っても、毎日朝から晩まで働いているよ。 もうほとんど就職したに近い状況だよ。 そろそろ大学が懐かしくなってきました(笑)
大学のほうは、無事2年生に進級して、教科書買えやコノヤローという手紙が今日届きました。 やれやれ、仮進級とか言う妙な事態だけはなんとか免れたな。 今年はマジメに勉強しなきゃなあ。 実験も始まるし、医科学系の勉強も本格化するので、今年こそ留年しそうだもの(駄) 今も少し勉強してるのですが、内科ってなんですか? 自分の中では内科=カゼなんですけど、なんでこんなに色んな病気があるですか? いいんだよ、んなもん全部カゼって言っといてテキトーに薬処方しとけ(駄) 医者って大変だな。つくづく。
医者も大変なのですが、先生も大変です。 今日はお昼から午後にかけて、小学2年生の指導がありました。 指導と言っても、もうカリキュラムは終わってしまっているわけで、同僚曰く「お守り」をしてました。 その子が帰ってしまうと、次の指導は3時間後。 報告書を書いたりデータの処理をしたりしても、30分で全て終わってしまい、全くヒマになりました。 朝におにぎり一個食べただけでお腹も空いたことだし、メシでも買って来ようかなあと独り言を言ったら、隣に座っていた同僚が 「後は自分がやっとくんでいいっすよ」 と、ありがたいことを言ってくれる。 そんなら、と教室の外に出ました。
教室の隣にはカレー屋さんがあり、味は並くらいですが、早い、安い、ボリュームがある、と講師の間では評判です。 そこでエビフライカレーをまったり食して教室に帰ってきました。 職員室に戻り、後輩に 「ただいま」 と言うと、後輩が 「何食ってきたんすか」 と訊く。 「エビフリャーカレー」 と答えたら「よかったですね」と軽くあしらわれました。 上司に向かって何を言うか。
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2005年04月01日(金) ■ |
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カウンター |
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エイプリルフールですね。 嘘でもひとつついてやろうかと思っていたんですが、連日の激務に身体がついていかず朝からげっそりしてしまったので、そんな元気はありませんでした。同僚は放課後に職員室から「オレ結婚するわ」と地元の親に電話してました。いいのか、こんなアホが教育現場にいて。人のこと言えないけど。 気力のみでも人間の身体というのは動くように出来ているようで、なんとか今日自分の持っている授業はこなしました。 今日は夕方までの授業で終わりだったのですが、報告をあげたりするのに結局夜帯まで残っていなければならず、それならば、二時間もの暇な時間をただ過ごすのは勿体無い、と同僚を誘ってS先生の授業を見学することにしました。 研究会の一環として、お互いの授業の評価をするというものがあるのです。
S先生の授業は、中学生の指導なのに高校生相手にやっているかのようなマジメな授業です。 でも、この前の研修のときに「もっとユーモアがあったほうがいい」といわれていました。 それを考慮に入れて工夫したのか知りませんが、今日は妙なギャグを幾つか飛ばしてました。 しっかしこれが滑る滑る。見事なまでに生徒は無反応。 「ここの答えはイでイーよね」とか言うんだもん。バカじゃねえかと(略) その外しっぷりがおもしろかったので、同僚の先生と一緒にすべった回数をカウントすることにしました。 1コマの授業内で11回滑りました(´Д`;)
後で授業の評価を同僚と二人で報告書にまとめて提出したのですが、その下に 「今日のスベった数 11回」 と追記しておきました。 お前らは一体何を見ていたんだと怒られました(当たり前)。
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