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熱血青春日記(癒し系)
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2005年02月28日(月)
タダ飯

昨日ゆっくりしてきた反動なのか、今日は死ぬほど忙しかった。
実はわたくし、高校の校友会代表幹事という役職についていまして、今日卒業生が新校友に加入するということで、校友会入会式に来賓として招かれていました。
高校時代に大変お世話になった事務長が来月限りで退職されるという話も聞いたことだし、彼女さんといっしょに高校へ顔を出しました。
自分は校友会入会式に出席しようと思っていたのですが、受付とかのシステムがわからず、まあいいやと思ってサボりました(駄)
事務長は出席していたので、終わるまでの間、先生方に挨拶したり校内を回ったり(改めてバカみたいに広い高校だと思った)して時間を潰してから、事務長に会いに行きました。

校長室に通され、事務長に定年退職祝いの花束を渡すと、その場にいた人々から拍手喝采が起こりました。いつ来ても平和な学校だ(笑)
ちょうど皆さんお揃いで、これから仕出し弁当を食べるところだから、一緒に食え、と校長と事務長がいい、余っていた弁当を自分と彼女さんにくれました(笑)
事務の人がお茶を出してくれて、お客さん用のものすごフカフカ椅子に座って事務長と一緒にお食事をしながら色んな話をしました。弁当はこのお店で一番豪華な弁当で、押し寿司の詰め合わせでした。タイミングが良かったな、と事務長は笑っていました(笑)
その後で事務室に戻り、今度は応接間に通されます。
事務のお姉さんがまたもやコーヒーを運んできてくれ、それを飲みながらおしゃべりの続き。この高校で出しているコーヒーは良い豆を使っているとかで、下手な喫茶店よりも美味しいんだと事務員さんは熱弁していました。
しかし、卒業したとたんに態度が違うなあ( ̄∇ ̄;)
完全に「お客さん」扱いなのだなあと思いました。

関係ないけど、最近ゴーカな弁当を食べる機会がやたら多いです。
学会ではスタッフに仕出し弁当が出たし、葬式関係で三日間凄い豪華な食事が出たし、会議でもお弁当を貰い、今日も弁当。
そろそろ舌が肥えてきて、家の食事が食べられなくなるのではあるまいか。
死ぬほど忙しいけど、タダで飯が食べられるなんていい生活です。


高校でしばしゆっくりした後、札幌駅で彼女さんと別れて自分は大学に戻りました。
この間、生理学の再試験があったのですが、どうもやらかしたらしく、お呼び出し申し上げられていました( ̄∇ ̄;)
恐る恐る研究室に行くと
「おお、ゆう来たか。とりあえずこれをやれ」
と言われ、プリントと解答用紙が渡されました。
そのまま図書室に飛んでいき、医学事典を隅から隅までひっくり返してなんとか全問解くと、また研究室へ飛んでいく。
尿量の計算で、「75ml/min」と求めたはずなのにナゼか解答欄には「70ml/min」と書いてあり、教授から
「これを何と言うか知っているか。ケアレスミスだ」
とさんざんバカにされた後、
「仕方がないから勘弁してやる」
とお許しを得ました。
生理学の単位ゲットオオオオオ(T_T)
頭悪い分学会とか勉強会にちゃんと行ってるから助かった。行ってるなら試験落とすなよという噂もありますが(駄)


その後、サークルに届け物をした後、塾に飛んでいき、中三の指導。
受験は3日ですが、子供たちは今日で塾を卒業していきました。
皆が帰ったあとの教室の片付けが、なんだかすごく寂しかった。



2005年02月27日(日)
おやすみの笑顔で

ここ最近、命の重さについて嫌というほど、ずしんずしんと学ばされました。
もう最悪にテンションが低かったんですが、そろそろ明るい話題も書いておかないとな(^^;
生の真っ只中にあって、死を語ることはできません。
誰も死んだことはないのだから。
死に対する誤解というか、幻想が世の中には蔓延しているんじゃないだろうか。
我々は重大な誤解をしているのではないのだろうかと、葬式に行くたびに思います。
いや、やめとこ。気にしないで(^^;


ここ最近寝る間もなく仕事に行っては色々と用事があり、というありさまですっかり連絡も取れていなかったのですが、さすがに今日は彼女さんの誕生日ということで、仕事も午後3時に終わることだし、会ってきました。
お互いに次の日は早いからお茶を飲むだけでほんの少しの時間でした。
前に
「私の一日はゆうしかない」
って言ってえらい腹立ててたことがあったんですが、今日会ったら
「付き合ってるのに会えない」
って言ってえらい腹立ててました。どないせえ言うねん(´Д`;)
三月になったら嫌でも毎日顔見て、そのうちうんざりしてくるんだよあのお姫様は(笑)
土日挟んだらもう「久しぶり」だからね。
下手すりゃ同棲してるカップルより会ってるんじゃないか。
顔見るだけで直接話したりはしないけれども。


プレゼントは毎日仕事帰りにデパートに足しげく通って、悩みぬいて買ってきました。
ただ自分が気に入っただけなのですが、「ハーブバスセット」。
アヒルのスポンジとフェイスタオル、それに入浴剤とハーブの石鹸がセットになったやつです。
最近大変そうだから、風呂でも入ってゆっくり休み、と言ったら
「あんたこそちゃんと寝なさいよ。人間疲れすぎると死ぬんだよ。知ってた? 知らなかったよね〜。覚えておきなさい。今日は早く寝るの。わかった?」
と攻められました。ちょっと貧血で倒れただけじゃないか(駄)


家まで送り届けた時、車から降りる際に
「そう言えば、うちのお母さんがクララのこと気にいってたよ」
と言って降りていきました。
……なんで?( ̄∇ ̄;)
と思っていたら、
「前に私の携帯電話届けてくれたでしょ。あの時」
と補足説明を加えてくれる。
確かに彼女が大学に電話を忘れていき、その日彼女さんの家の近くで一仕事あったので、帰りに届けてあげた時がありました。
その時、最初に出てきたのは確かにお母さんなのですが

ゆう「あの、これ届けに伺いました」
彼女母「あら、ありがとー。ちょっと待っててね。娘呼ぶから」

会話これだけだよ。
……一目ぼれ?(違)



2005年02月23日(水)
泡沫

なんだか色々ありすぎて更新がおろそかになってます。

末期がんで入退院を繰り返していた親戚が、突然亡くなり、悲しむ間もないまま枕経から骨拾いまであっという間に過ぎていきました。
今でも信じられないくらいです。
皆「眠っているみたいだね」と言っていましたが、下手に医学なんか学んでいるものだから、もうこの人はただの抜け殻になってしまったのだとはっきりわかります。にもかかわらず、実感がないんですね。
けれど葬式なんてものに行くと、途方もない喪失感に襲われます。
本人はもう治ることのない病なのだということは知っていたようです。
最期は自宅で過ごしたいと言っていたのに、緊急入院した先で亡くなってしまいました。
どうしたって悔いは残るんだろうな。



2005年02月20日(日)
学会

昨日、今日と教授のパシリで学会に参加してきました。
精神医学の学会で、メインテーマは鬱病についてです。
最終日の今日は一般公開講演ということで、鬱病の話をわかりやすく解説していました。
会場のセッティングをした後、勉強になるからと教授の計らいでその講演を聞くことができたのですが、なにしろプライベートが忙しく、寝るヒマもないため、講演は眠気との戦いでした(^^;

というか、専門の学生が聞いてもおもしろくない、というかもう知っている話ばっかりでした。
唯一意外に思ったのが「いのちの電話」。
要するに電話をかけるだけで見ず知らずの人が色々悩みを聞いてくれるっていうものです。
そんなところに誰が電話かけてくるのかと思っていれば、毎日鳴りっぱなしらしいですね。
しかも、いのちの電話が設置してある地域は自殺率が低いという統計まで出ているそうです。
うーむ、眉唾かと思っていたら効果はあるんだなあ。
カタルシスってことかなあ。

でも、公にそう言っているうちはまだ安全なんですよ。
本当にそう思っている人は誰にも言わずに行ってしまいますから。
そこを救い上げるという点では確かに効果は高いかもしれませんね。
太宰治なんかもそうみたいだったし。


学会の最後で、生きるということは何だろうかという話になりました。
ミもフタもない事を言えば、生きるということは自分の遺伝子を後世に伝えるまでの猶予期間であるということになるでしょうが、それで済まないのが人間というもので、さすがの教授も詳しいコメントは控えていました。
さすが心理屋の言うことですから、「死ぬまで生きること」という答えでした。


人間は2度死ぬと言われています。
一度目は寿命が尽きてその肉体が生体としての機能を失ったとき。
二度目は、その人の生きていた証が失われたとき。
葬式というものが存在する理由はそこにあるのです。
命を絶つだけで完全に「死ぬ」ことにはならないのです。



2005年02月17日(木)
救急救命

15日から三日間、消防局の隣にある防災センターで救急救命実習をやってきました。
「応急手当普及員」という資格が取れる講習で、来ていた人は30名ほど、医学生や自分のような医療福祉系の人が多かったけど、中には一見関係なさげな人も来ていました。
色々な人が集まって何かをやるというのはおもしろいものです。
消防局の隣というか、中だったのでいちいち出動命令が聞こえてくるのも、こう言う風になっているのかと関心。
出動はほとんどが救急隊でした。後はレスキューが一度出動したかな。大変だね、消防局員ってのは。


高校受験前ということで、容赦なくバイト入ってるわ連日業務修了後に会議で、俺が帰るのが早いか朝刊が配達されるのが早いかな状態なのでとにかく眠い。
その上、親戚が緊急入院してしまい、てんてこまいでした。
そんな訳で三日間午前中の学科は爆睡状態(駄)
三日目なんぞ休憩時間に居眠りのつもりが、午後の実習はじまっても一人で爆睡こいて起こされたりしてました(笑)


実習自体は楽しかったです。
医学部の学生さんから、福祉関係の仕事をしている人、果ては幼稚園バスの運転手まで色々な人がいて、皆さん親切にしてくださいました。
中でもバスの運転手さんは一見柔道部みたいな顔つきをした自分とそんなに歳の離れていない人だったので、ずいぶん意気投合して仲良くなりました。

楽しいだけではなく、やはり厳しくもありましたけどね。
応急手当は除細動(いわゆる電気ショック)を除いて全てこなしました。
三角巾の使い方が良くわからず、若干省いたけど気にしない。
試験に出るのは心肺蘇生法だけだから(駄)

心肺蘇生法は自動車学校や普通救命講習でやるようなものですが、この講習はもう一歩踏み込んでいました。
自分の行った手当てがいちいち数値化されて出てくるので、今のマッサージは深すぎたとか、今の人工呼吸は空気が足りないとか細かくチェックされるのです。
一応大学でも訓練は受けているので、自分はなんとか100点満点中の90点以上は常に確保できました。
身体で覚えたものはなかなか忘れないものですね。こんなところで役に立つとは。
初めてやる方は難しいらしく、5、60点あたりが平均。
大学の試験もこれくらい点数取れればなあ(^^;
ただ問題があるとすれば、処置に時間がかかりすぎていることです。
患者さんは呼吸・心臓共に停止状態にありますから、可能な限りの迅速さが求められる処置です。
通常5分以内に12サイクル終了しないと危険と言われていますが、自分の処置時間は7分半(駄)
的確であっても助かるかどうか微妙です(^^;


人命を救助するということは、並大抵のことではありません。
特に救急救命においては的確な技術と深い知識、そして迅速さが求められます。
ほんのすこしのミスが患者さんの命を左右するという大事な事を学びました。
しかし我々医療職の人間はもとより、交通事故や家庭内などで心配蘇生法をしなければならなくなった場合、一番大切なのは勇気だと思います。
何もせずに見ていても患者さんは回復なんてしないのですから、勇気をもって処置を行う。
医療に携わる者としての心構えも同時に学んだ気がしました。



2005年02月14日(月)
ロンリー・チャップリン

ついにこの日が来たか、としばらくカレンダーの前でぼーっとしてしまいました。
今日は私立高校A日程の入試前日です。
教え子たちは明日がんばってくれるだろうと思いつつも心配でたまらない。
今更あれこれ喚いたって、僕が受験するわけでもないし、悶々としながらも久々の休日でした。

仕事ばかりで連絡が取れなかったから、今日は久しぶりに彼女さんと会う約束になっていました。
待ち合わせは札幌駅のいつもの場所で18時に。
朝からものすごい吹雪だし、街中までも渋滞しっぱなしで、札幌駅まで行くのは大変でした。
大学に入ってからは田舎町に篭もりっきりで、上り車線なんか走らないもんだからなおさらです。
高校時代は毎日札幌中心部まで行っていたんだけどなあ、と思いながらも車を走らせました。
札幌駅になんとか到着しても、久々に来たものだから何が何だかわからなくなっており、ヨドバシカメラとビッグカメラを間違えて、えらい迷いました。
しかし、札幌駅っていうのは人が多い所だな。
札幌市にこんな人いたんだって毎回行くたびに思います。
本当は二時間くらい前に行ってしばらくそこらを見てまわろうと思っていたのですが、時間はギリギリだったので、またの機会にすることにしました。

なんとか10分前に約束の場所へ着きましたが、彼女は少し遅れている様子。
そこら辺をうろうろしていると、不意に
「ボス!」
と声がしました。
何事かと思って振り向けば、卒業以来会っていなかった高校の友達が立っている。
「いやあ、久しぶりだなあ。元気だった? こんなところで会えるとは思ってなかったよ」
と彼は言い、
「元気元気。ホント久しぶりだなー。卒業以来でしょ」
と話に花が咲きました。
お互いの近況報告と元気そうなのを喜び合い、変わってないなあ、などと言いながらしばし盛り上がります。
今度、飲みに行こうぜーと言って、今日のところは別れました。
いや、しかし懐かしい人にあったなあと、しばし思いを馳せているところへ彼女がパタパタと走ってきて
「きゃー久しぶりー! やっと会えたよー。よかったよー」
と、ものっすごい手をぶんぶん振りながら息を切らせてました。さっきの彼より久しぶりを連発してました。
1週間前くらいに会ったんですけどね( ̄∇ ̄;)


とりあえずは前に友人に勧められていた飲食店に入り、腰を落ち着けたところで彼女はこの1週間で何があったかをマシンガンの様に語り、続いてこちらの1週間を聞き出していました。
今まで約束しなくても毎日会えたから、どうも2,3日会わないだけでずいぶん久しぶりな気がするそうで、「今日は何してた?」が彼女の口癖になってます。

食事は美味しかったです。
札幌駅前にあるTAPAという店なのですが、メニューの名前がおもしろくて、例えばおにぎりの名前が「バクダン」だったりしました。
気になるものはチェックする性格なので、もちろんバクダンを頼みました。
何のことはない、普通の、というか大きなおにぎりでした。
どこがバクダンかといえば、おにぎりに花火がぶっ刺さってるところらしいです(笑)
お待たせしました、とテーブルに置かれてから花火が消えるまで、二人とも目が釘付けになってました。
火が消えてからはフツーのおにぎりなんですけど(笑)

食事を終えて、まだ話のタネは尽きないのでデザートでも頼もうということになり、メニューを再び開きます。
デザートの欄に
「ロンリー・茶ップリン」
と書いてあり、それを僕が突っ込む前に彼女が
「これ頼むでしょ」
と先取りしました。わかっているじゃないか。

そのデザートは、ミルク・ティーのアイスに紅茶のプリン、そして蜂蜜の味がするケーキというものでした。
何故か餡がその上にかかっており、こいつが恐ろしく相性が悪いのですが、ミルク・ティーのアイスやプリンは美味しかったです。
二人でひとつをつっついて食べていたのですが、最近忙しくて仕事帰りにコンビニ弁当で済ませることが多かった僕は、サッパリしたものが食べたかったので、アイスクリームの上に乗っているハーブがえらく気に入ってしまい、それだけもしゃもしゃ食べてました。
そう言えば、自室にあるハーブは片っ端から枯れてしまったな。
今年はちゃんとハーブティを作ろうと思っています。



2005年02月13日(日)
ハインドD

今日は日曜日なので、本来ならば仕事は休みなのですが、三年生は受験直前、1、2年生も試験が近いということで教室を開放し、自習時間をとらせることになりました。
休みにもかかわらずほとんどの生徒が顔を出し、自習を行っています。
自分も自習の監督として教室に入ったわけですが、これがただ見ているだけかと思いきや、質問の嵐で大変でした。
おれの中学時代はもっとゆるかったけどなあ。塾生を見ているとこっちもがんばらなきゃいけない気になってきます。
質問はほとんどが、天気の分野の湿度についてでした。
中には百分率の計算が解らない人もいて、ちょっと不安にも思いましたが(^^;
理数系科目って、教えているって言う気になるので好きなんですよねー。
国語なんざ、一体何を教えればいいのかっていう話です。
一定のメソッドはあるんですけどねえ。

ところで、自分はこの塾に来てからというもの、苦情処理係としても働いています。
要するに他の先生に対する不満を生徒から聞いたり、相談に乗ったりしているのです。
特にそうしようと思ってやっているわけでもないのですが、先生も生徒もすっかり愚痴はゆう先生に言えばいいと思っているらしく、次々と相談を受けてた時期がありました。
最近は話し合いも進み、やっと落ち着いたかなと思っていたら、今度は新しく入った先生が気に食わないらしく、今日も不満が噴出(^^;
しかも、相談に来た生徒だけかと思っていたら、全学年から嫌われてしまっているらしく、これから一波乱ありそうな予感。

生徒が帰った後、今日はそういう相談を受けた、と終業ミーティングで話すと、それについて色々と議論が交わされました。
具体例をあげると、先生の対応が人によって全然違う、答えあわせのスピードが速すぎる、言葉がきつすぎる、などが苦情でした。
改善するところはして、納得いかないところはキチンとする、などと会議は進んでいったのですが、答えあわせについての話になったときに教室長が
「○○先生、ゆう先生の板書見たことある?」
と言いました。
「ゆう先生は全部答えを黒板に書き出してるから、生徒にもウケてるんだよ。そこまでやれとは言わないけど、手本にしてね」
と、その先生を諭しました。
ていうか答え黒板に書き出すのが当たり前だと思っていたのでカルチャーショックを受けました。
みんな口で言ったりプリントで配ったりしているそうです。そうなんだ(^^;


会議が終わった後、とりあえず今日で一段落つくから、ささやかな食事会を開こうということになりました。
と言っても、もう夜の2時ですから、吉野家で(^^;
仕事外になると、S先生と教室長がよく車や飛行機の話をします。
今日はミリタリー関係の話になり、自分も多少知識は持っているので話に参加しました。
なんとかっていう昔の戦闘機の話をしているときに自分がついていけなかったので、教室長が
「ゆう先生、何言ってるかわからないでしょ」
と言われたので
「最近のなら知っているんですけどね。イーグルとか、ラプターとか、ミラージュなんか。ヘリならカサッカとか、ハインドDあたりですかね」
と言うと
「ああ、ハインドDか。俺はアレに勝負挑みたくないな」
と教室長が言いました。あんた戦争にいくのか(笑)
教室長は工学部卒業なのでハインドD(西側の戦闘ヘリ)の詳細なスペックやら何やらを講義してくれました。
端からみたらどこかの技術者が仕事帰りに話しているように見えたろうか(笑)

そんなこんなで、気付いたら一時間半も経っており、家に帰って来たらもう明るくなり始めてました。
若い衆はいいけれど、教室長は大変ではないだろうか(^^;



2005年02月09日(水)
やっちまった

今日は一部単位の成績発表の日。
自分は用事があって大学にいたのですが、皆気になるらしく、休みの日にもかかわらず掲示板前には人だかりが出来ていました。
生理学は諦めるとして、他は受かっているだろうと思って自分の番号を見てみると、凍りつきました。

……精神医学の単位ないよ( ̄∇ ̄;)

一番勉強して、めっちゃ自信あったんだけどなあ。
その代わり、自信のなかった認知神経科学は受かってましたが。


しばらく掲示板の前で仮死状態にあったら、彼女の友人軍団がどやどやとやってきて
「あ、ゆう君どうだった〜?」
と聞いてきました。
ロボットの如く掲示板を指さすと、彼女たちはそれを見て
「御愁傷様」
と言い、笑顔で去っていきました。彼女らは全部受かっていたのです。

という訳で、後期追試験もがんばるぞ☆(T_T)



2005年02月08日(火)
貧乏人

仕事までまだ時間が会ったので、教室の隣にあるスーパーマーケットで買い物をしようと思いました。
レジで精算を済ませて外へ出ようとすると
「あ、ゆう先生」
と声が聴こえました。振り向くとうちの塾生で、授業まで時間があるので、スーパーに来ていたそうです。
こんな田舎町では考えることも同じかと思っていると、
「先生、あたし喉渇いちゃった。あ、あんなところに自動販売機がある〜」
とか何とか抜かしやがります。
「あたしこれ飲んだら今日の授業がんばれるなあ」
と言うので、まあ120円程度還元してもいいだろうと思い、仕方がないので買ってあげました。
暖かいココアを受け取ると、生徒は嬉しそうにこう言いました。
「先生ありがとー。ごめんね、安月給なのに」

余計なお世話だ(`Д´)




2005年02月07日(月)
クリオネ

大学で新入生歓迎委員を募集していたので応募してみました。
そしたらすんなり決まってしまい、来年の一年生を迎えることに。
という訳で、今日はその話し合いの日。
新入生歓迎委員の主な仕事は、宿泊オリエンテーションの主催です。
医大では、入学早々学部毎に温泉旅行に行き、そこで大学の特色や教育理念なんかを説明したり、レクリエーションをしたりするのです。
チーム医療に順応できる人間を作るだとかムズかしいこといってますが、教授陣はこの温泉旅行を楽しみにしていたりもします。
その温泉旅行でやるゲームなどを主催するのが我々の仕事。
つまり、教授のパシリになるかわりに無料で温泉旅行にご招待という、美味しい役なわけです。

ゲームは、まあ無難なクイズ大会になりました。
医大だから、医療に関することや、大学のある街の歴史や名前の由来など、あとは北海道のローカルネタなどを出題することに。
後はバスの中で学科ごとに“他己紹介”をやるという話が出たりします。

ある程度固まったところで具体的な話に移りました。
クイズ大会では新入生はグループごとに分けて、チーム対抗にしたほうが盛り上がるよね、という話に。
そこでグループ分けを決めたのですが、ただ1、2、3とかABCはおもしろくないので、動物名でグループを作ることにしました。
はじめのほうは犬、ネコなど無難な動物が出てきたのですが、だんだんネタが尽きてくる。
自分が
「医大は道外の人が多いから、北海道っぽさを出したほうがいいッスよ」
と言い、シャケいけるべと言ったら、なぜか全員賛成し、しまいにはクリオネチームとかも出来ました。
医大に入ったとたん「君クリオネ」とか言われたらどう思うのだろう。
僕の代はマトモな先輩でよかったと思いながら、会議は終わりました(笑)



2005年02月03日(木)
メチルメチオニンスルホニウムクロライド

試験が終わりました。今回はまあ、なんとかなったんじゃないかと。
生理学は死にましたけどね。ええ。
一番ヤバかった研究法の試験は、実は一番自信ありです。
大学の友人にパソコンのインストラクターをしていた人がいて、そいつがもう統計学のプロフェッショナルなんです。
彼が日曜日に大学の教室を借りて勉強会を開いてくれました。
さすが元プロ。わかりやすいわ。
彼の名は大学でも有名で、勉強会もほぼ授業と変わらない人数が来てました。
みんな授業より真剣に聞いてるし。
もう教授としてここで働いたらいいんじゃないか。
自分もその授業のおかげでなんとか理解できたのでした。
心残りなのは、ここ最近仕事が繁忙期に入っており、その日もひっきりなしに電話が鳴っていたので、あんまり授業を受けられなかったことです。
もう少し時間があれば優も狙えたなあ。残念。
とりあえず、生理学をどうにかすれば進級は出来そうです。


さて、試験も終わったし、と思ってカレンダーを見れば、今日は節分だったなあ、そういえば。すっかり忘れてた。
豆はまきませんでしたが、恵方巻は食べました。日付が変わったあたりに晩ご飯としてコンビニで買いました。しかも仕事で行った当別町のコンビニで。夜中だし田舎だし誰もいないよ。キツネすらいないよ。寂しいよ。ものすごい吹雪だったし。

しかし、恵方巻なんてのは初めて食べましたが(だいたい北海道にそんな風習はなかったので。どうして今年だけ目に付くんだろう?)あの甘い具はあんまりよろしくないなあ。
なんだか甘いものを食べると辛いものが食べたくなったので、今日コンビニで何かないかと探してきました。
それは友人と一緒に行ったのですが、彼が「ベビネロ」というお菓子を買っていました。
「ハバネロ」っていう、例の世界一辛い唐辛子のお菓子の姉妹版みたいなやつで、辛さが押さえてあるんですね。
辛いもの好きだといっても、さすがにアレは辛すぎて食べられなかった(というか、胃が受け付けなかった)のですが、ベビネロってやつはそんなに辛くなくていいな。
ちょっと貰って食べたらなんだか美味しくて、自分でも買って食べてます。
今更自分の中でブーム。
調子に乗ってたら、まあ、辛いものの上にステロイド剤多用中の身なわけで、ええ、胃がもうぐっちゃぐちゃ。もともと胃腸は弱いしね。大学病院行こうにも胃が弱っているときに辛いもの食べまくったって言ったら確実に教授に罵倒されるし(笑)
キャベツがいいって先輩言ってたから、明日食べよう。赤提灯かよ。
キャベジンが家にあるけど、どうもあやつは飲む気になれないんだな。