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熱血青春日記(癒し系)
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2004年08月31日(火)
台風なんて

久々にベッドで眠れ、幸せ気分を味わいながらぬくぬくとしていました。
けれど、そろそろ車飛ばさないと稽古に間に合わない時間。
なんだか知らないが、一日も休まないままに夏休みはすでに終わっており、今日の3時限目から授業が入っているのです。
朝の10時から稽古場入りして、3時限目だけを抜け出して、また稽古場に戻る。
本当にやすらぎがほしいけど、仕方がない。
あー行くかァ……と、携帯電話とサイフを握り締めると、なにやら携帯が光っている。
それは未読のメールのランプであり、開いて見ると
「今日は台風のため、大事をとって休みにします」
との劇団からのメール。
イ、YES!
ということは、講義が始まるのが12時40分からだから、一時間前までは寝てても大丈夫だ、ともう一度フトンへ。

じゃあ、講義終わったら、いつもの喫茶店でも行こうかなあなどと考えていると、再びメールが鳴る。
開いてみて見ると、彼女さんからで
「今日、休講だってさ。友達が言ってたよ」
あらっ?( ̄∇ ̄;)
そ、そげな適当でいいんですか?
小学校のときにこんな状況あったよ。
学校行った瞬間に台風だからって集団下校だったよ。同じノリかよ!


そんなわけで、うちの大学は医療系だから勉強勉強とうるさく、夏休みもあるんだかないんだかわからないくらいだけれども、どーもこういうところは適当なのであって、急に一日全休である。
こうも急に休みになるとやることがないわけで、誰もかまってくれないし、彼女さんは「お菓子をつくる」と言い残して去っていき(笑)、仕方がないので意味もなくドライブをして、ビデオを借りてきてずーっと見てました。
『北の国から』シリーズの、とりあえず『初恋』『帰郷』を観る。
いやーおもしろいなあ。おもしろいけど、もっと有効な休みの使い方はないものか。



2004年08月30日(月)
ペラペラ

ついに、本を書き上げた……。俺はやった。
四十時間ほどの耐久レースに勝ち残りました(笑)
そんなわけで、息も絶え絶えに、とりあえず本を稽古場に持っていく。
やっぱりボケていたようで、第九場が二つあったり、「ポチがお手を覚えた!」の次に「よしポチ。今日こそお手を覚えるぞ」と書いてあったり色々ありましたけど、とりあえず後は細かい修正だけでなんとかなりそうです。
しかし、自分にしては異常なまでのハイペースです。
超がつくほど遅筆ですから(^^;
しかし、本なんか書いていると自分の薄っぺらさ加減がわかってきて、少々うんざりもする。
これが戯曲でよかったと思うのは、本の役割なんざ30%くらいしかないからだ。
残り70%は表情や仕草、声の調子なんかで伝えるのですから。
これで演出家が別にいれば
「後は頼んだぜ!」
と吐きすてて逃げ去ることができるのですが。ああ。
脚本・演出なんてやるもんじゃない。


そんなわけで、稽古場で本を渡した後仮死状態になっていたらばもう稽古終了時間で、車で来ていたため彼女さんを送って帰ろうと思ってました。
すると某先輩が彼女をにゅっと捕まえて
「こいつは俺が送っていくから、M先輩を送ってやってくれ」
という。
自分と先輩の車しかなく、乗って帰るのは5人のため、誰か一人を自分が送ることになっているのです。
いやいや、彼女さん宅からは近いからいいんだと言ったけれども、先輩はどうせ同じ方向だからいいよ、などと言う。
いや、近い遠いとかそう言う意味ではなくて(笑)

結局M先輩を送ることになったのだけど、おたがいに道がわからない。
琴似ってどこ? とりあえず石狩街道にでればいいんじゃないか的なノリで新道あたりを爆走したけれども、石狩街道がどれかわからない(笑)
二時間かかってようやく琴似駅前にたどりつきました(駄)
昔、医者に空間認知能力がないんじゃねぇかと言わしめた男です。
今度ちゃんと大学で調べてもらおう……。


そんなわけで、帰宅したらもう夜である。
彼女さんから「ちゃんと送り届けたの」とメールが入り、正直に迷った事を告げたら
あんた先輩が可愛そうでしょ、と怒られる始末。
帰りが遅くなるから、明日から乗ってくれとお願いしておきました(^^;
寝ないとボケる。



2004年08月29日(日)
農家

九月の訪れを待たずに秋が来たような気がします。
もう長袖を引っ張り出して、着ていますよ。寒い寒い。

例年の如く、今年も近所の農家さんから秋野菜のおすそ分けがどさどさと届き始めました。
今日も農家のおばさんが、恐ろしいほどの長話の後で、立派な茄子とトウモロコシを段ボール箱一杯にどさっと置いていきました。
毎年ありがたく頂くのですが、果たしてあの農家はタダで野菜を配って回って経営が成りたっているんだろうかといつも心配です。
まあ、あれだけでかい畑があれば微々たるものなんだろうけどなあ。
多分、そろそろお米のおすそ分けがある時期であり、それが来たら秋だなあと思うのです。
何にせよ、札幌とは名ばかりの辺鄙な土地に生まれてよかったと思う瞬間です(笑)
そう言えば、部屋で育てているハーブもそろそろ収穫時期じゃないだろうか。
明日(というか、これ書いている時点では今日)、ハーブティでも淹れてみようかな。


本はそろそろ完成目前。
第五稿目でようやく形になってきました。
乗ってきたぜ、と思いながら書いていたら、現在時刻は翌日朝の5時です。
このままの勢いで稽古に行けば完徹だ。
最近、布団って何? な状態です。また身体壊して怒られるんだろうなあ。



2004年08月27日(金)
青い鳥

今日は劇団もおやすみ。
お金の振込みとガソリンを入れたら、おもしろいほどに一気にお金がなくなった。
うん。次の給料日までどう生きようか。
等と思案しながら、彼女さんと一緒に芝居観に行きました。
一文無しになりました(駄)

芝居は『青い鳥』です。チルチルミチルです。
チルチルミチルってどこかのお笑い芸人の名前だと思っていたので衝撃を受けました。
彼女からもバカにされました。ごめんよ。

若干首を傾げるところもあったんですが、芝居はおもしろかったです。
自分は劇場まで車で来ていたので、帰りは自然送ることになる。
というか、彼女はこの劇場の場所を知らないのではないかと想い、今朝方迎えに行こうかと言ったのですが、いや、わかる、と言い張り、案の定迷ったわけで、このまま現地解散だと迷うだろうと思いました。
車の中でまたぺちゃくちゃとおしゃべりをしていたら、昨日と同じ道をまたもや通りすぎてしまい、また誰もいない道だから
「バック トゥ ザ フューチャー!」
と言いながらバックして、正しい道に復帰しました。
逆走しなけりゃ気が済まない。



2004年08月26日(木)
言葉

役者陣は言葉を求めていて、演出はそれに答えなければならないのだけど、自分は何事もまず書いてみなければ物事をうまく考えられない人種なので、どうも見当違いな言葉しか出てこない。
それが言いたいわけじゃない、そんなつもりで言ったんじゃない、ばかりが積もっていきます。
言葉が貧困になっていくのがわかる。
相手に何かを伝達するというのはとっても難しい。


稽古が終わった後で、ちょうど昨日の夜、高校の後輩たちから連絡があり、会いたいです、とのことだったので彼女さんと一緒に後輩たちに会いに行きました。
もう19時を回っていたので、メシ行こうということになり、総勢7人でぞろぞろと安い定食屋へ向かう。
男子大学生が一人に女子大生一人、女子高生五人という、一体どういう組み合わせなんだ的な連中が大きな円卓を陣取り、わいわいがやがややりながらの夕食。
最近は胃痛の為に朝も昼も抜き、晩飯は一人でもそもそと食べていたので、ひさしぶりにわいわいと大人数で楽しい食事をしたと思う。
ああいう風に毎日食事ができたらいいのになあ。
その食卓でも色々な話をして、わいわいと盛り上がりました。
うん。漫談ならまかしといて(笑)


食事の席では、今度脚本&演出をやることになった後輩から演劇について色々訊かれる。
こっちも今こってりと絞られて悩みぬいているところなんだ(^-^;
できる範囲でいろいろとアドバイスをしてから、高校生をあまり夜遅くまで引き止めてもいかんので、さよならをする。


自分は少々甘すぎるところがあり、それが多分、長所でもあり、最大の欠点なんだろうと思います。
まあ、つまりはいいとこなしの小さな男さ、オレは海みたいにでっかい男になりたいんだ、オレはまだお猪口の裏くらいなのさ、と、彼女さん宅まで車で送る途中に熱弁を振るっていたら、見事に道を通り過ぎ、誰もいないことをいいことに
「秘技・逆走!」
などと叫びつつバックで道を走ったりする、どうしようもない奴です。はい。



2004年08月24日(火)
チカチカ

もう、パソコンを見るとうんざりする。
と、言いながら日記なんか書いている自分。

いい加減ネタもつきセリフも枯渇し、一滴も搾り出せないよ状態でも、とりあえず稽古には顔を出さないと役者は路頭に迷うばかりなので、とにもかくにもできたセリフから役者に渡して読んでもらったり、毎日芸のない、筋トレだの発声だの感情表現だのと、基礎練に徹してます。

いつぞや他劇団の人の話で、結局公演前日まで本があがらなくて、当日舞台袖でセリフを書いて役者に渡したという伝説を聞いた事があるのですが、もしやそれと同じことになるのでは、と思い始めてます。

いつまで書いても終わらない地獄に恐怖し、例の如く神経性の胃痛に苛まれて、胃薬を片手に滅茶苦茶に、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる方式で書いたけど、結局どれも見当違いで振り出しに戻り、そろそろ撃ちまくろうにも弾がない! これは(多分)世に言うスランプだ! などと一人で頭をかかえていたら、おもしろいほどの高熱でダウン。
あー。『無理はできない身体なんだから』と会う度にも、メールでもさんざん言い含められてきたのに、やっちまったよ。
ただ、ここは身体が弱い、というところの特権なんだと思うのですが、普段から具合が悪いのでいざ本格的に具合が悪い(?)状態になったとき、普段は元気一杯の人が同じ状態になるより逆に元気なのです。
しょっちゅう37度の微熱が続いてりゃ、いざ40度出ようとも、んなもん自分にとっちゃ微熱なのです。

でも、前に同じこと言ってたら、夜中に病院に担ぎ込まれて死を覚悟したことがあったので、ここは大人しくしておこう。



2004年08月22日(日)
書く

未だ本はあがらず。
それでも情宣は始まるし、劇団ホームページに告知は始まるし、フライヤもなんだか見事なものが何千枚と刷り上ってしまい、あさって辺りから折込作業が開始される。
未だ仮の第1稿のまま、配役も決定。
本だけあがらない。
わずかばかりの知識と、睡眠を削ってつくった時間では、まだ物語は紙の上から飛び立たない。
文章を書くというのはひどくややこやしい作業なのだと思う。
今はまだ紙の上だけに存在する、何人もの人の笑いや悲しみや、そんな形にならないものを言葉にして、伝えなければならない。
言葉にならない。ストーリーはまだ見えてこない。



稽古場に中途半端な本を持っていくと、色々な反応が返ってきます。
どれも自分の中にはない想い。
まとめて面倒見るんだから、大変なことだなあ。

本があがらない、煮詰まったと頭をかかえていると、彼女さんから体には気をつけろと再三言われる。
他の人が言うのも同じことで、がんばるときは相当しんどいけれど、がんばって体を壊したなら、それは嘘。がんばるっていうのはそういうことじゃないと言っています。
がんばると無理をする。二つは全く違うことです。


「がんばれ」っていう言葉は嫌いだけど、「がんばる」っていう言葉は好きです。
「がんばれ」とは絶対言わない彼女さんには感謝しなけりゃなあ。
もうね、疲れすぎたのでのろけてしまえと。



2004年08月21日(土)
睡眠不足。

昔、友人に
「人間って、一日6時間くらいは寝るだろ? ってことは、少なくとも人生の1/4は寝て過ごしてるってことじゃないか?」
と言われ、それ以来夜の時間が勿体無く思うようになりました。

でも、人間は寝ないと駄目なんですね。
最近睡眠時間が平均2時間くらいで、自分では平気と思っていても頭がおかしくなってました。
まず、車で塾に出勤したんですが、その時はひどい雨が降っていて視界が悪かったのでヘッドライトをつけていました。
塾で3コマ連続の授業をして、職員室に戻ろうとすると、廊下で生徒に
「先生、電気ついてるよ」
と言われる。
そりゃ、みんな勉強してるんだもの、ついてるさ、と言ったら
「そうじゃなくて、車の」

ああああああ……。

もちろんバッテリーあがりました。
塾長が昔、飛行機の整備士を目指しており、工業大学出身だというので、車はお手の物だそうです。
彼にとりあえずジャンプ・コードでエンジンをかけてもらい、色々と調べてもらってなんとか帰ってはきましたけどね。
バッテリー交換だってさ。あはは。


そのほかにも、生徒に過去問を解いてもらおうと思って、人数分のコピーをとりました。
原版がA4サイズなのに、なぜかA3の紙がウィーンと出てくる。
壊れたのかと思ってよく見てみたら、なぜか拡大コピーになっていました(;´Д`)
異様にでかいテストを解く生徒たち。見てておもしろいけどさ(笑)

これ書いてるのも午前二時だけどさ。
……もう僕は十分にがんばった。寝てしまえ……。



2004年08月18日(水)
お土産

お盆が明けて、実家に帰っていた人々が続々と大学に戻ってきました。
劇団の活動拠点である談話室には、地元土産の数々がそれこそ山積み。
このまま土産物屋が開けるんじゃねぇかという勢いで、地元民ゆえにお土産をここに追加できないのが惜しい、と思いました。
そういえば今年は恒例の夏旅行も行かなかったなあ。
いや、新潟には行ったか。夏旅行ではないけれど。
いつかの土日に小樽あたりに行こうかな。ぷち旅行として(笑)


劇団といえば、まだ台本があがってないのに情宣が始まりました。
カッコよさげな煽り文句とかついていたりしてカナリ焦ってます。
只今日付が変わって午前二時です。あと一時間くらいは粘りたいと。
……締め切り間に合うかな……。



2004年08月17日(火)
夏は行く

そろそろ半袖ではいられなくなってきました。
夏休みって言っても、ほとんど毎日大学に行っていて、気付けばいつのまにか夏が終わりました。
ひょっとするとまだ夏に手が届くかもしれないけれど、明日からまた大学に缶詰だ。
誰が缶詰、なんて言葉を使ったのかは知らないけれどまさにその通りだと。うまいこと言うなあ。


昨日、すっかり遊んだせいで今日は一日中ずっと文章を書いていたんですが、一時間ずっと書き続けた挙句、それがみんな見当違いということもあれば、一時間悩んで1行も書けなかったり、となかなか進みません。
今までで一番締め切りキツいよ。鬼集団だよ(笑)
夏ってどうしてこんなに短いんだろうなあ。



2004年08月16日(月)
珈琲

気合だけで原稿をあげたけど、結局没になり、書き直し中。
あたりまえです。1週間足らずで仕上げた本が通ったらたまらない。
火がついたら早いんだけど、それまでが長いので、どうせ今日根詰めても何もでないだろう、と思って一日だけ頭を休めることにしました。
晩御飯でも食べに行こうと彼女さんを誘って、あんかけ焼きそばが美味しいという中華料理店へ行く。
初めて食べたけど、噂どおりおいしいです。
彼女は五目あんかけを、自分はエビチリのピリ辛ナントカ、というよくわからないものを注文しましたが、旨かった。

中華料理店を出たところで、まだ時間は早かったのでちょっとおしゃべりでもしていこうと、スターバックス・コーヒーへ入る。
エスプレッソでも飲もうと思ったら、店員さんに
「これ、ものすごく量が少ないんですけどいいですか?」
などと言われ、別に珈琲が目的じゃないんだからなんでもいいんだが、せっかくそう言っているので、普通のコーヒーにする。
サイズが三段階あったので、無難に真ん中だろうと思って
「トールで」
と言ったのが運のつき。
スタバ好きの人ならわかると思います。
出てきた瞬間、思わず心の中で「でかっ!」と叫びました。

二階席の隅っこでゆっくり座って、コーヒーを飲みながら色々な話をしました。
何せコーヒーはたっぷりあるので、飲み終わる頃にはもう21時もまわっている。
食事をしに行ったのは街の中心部で、さすがにここまでは車で来られなかったので地元の駅に車を停めたままにしていました。
彼女の住んでいる街の駅は、なぜか21時で正面が閉まり遠回りをしなければならないという構造になっているので、車で送ることにしました。

地下鉄で3駅、車のある駅まで行ったのですが、いつもは札幌駅で別れるので違和感があります。
地元の駅は、何か自分のテリトリーというか、親近感みたいなものがあり、そこに彼女さんがいるっていうのは、なんか恥ずかしい気もします。

無事に彼女さん宅まで送り届けたのはいいけれど、問題は帰り。
いや、この街には何度か私用で来たことがあるので道はわかるのですが、彼女宅は入り組んだところにあるので、その知っている道にどうたどり着くのかが問題です。

なんとか来た道に復帰したのはいいけれど、何をどうトチ狂ったのか逆方向に進んでしまい、気付けば全く見知らぬ土地にいる。
ものすげーあわてて引き返し、30分で帰る道を1時間かけて帰りました。
いや、ほら、暗かったからさ。わからなかったって言うかさ。



2004年08月15日(日)
図書館

戦争の資料を探そうと思って、地区図書館まで車をかっ飛ばしていったのはいいけれど、探している資料は全て中央図書館に置いてあるというオチがつく。
あそこは車で行けない上にバスと地下鉄と市電を乗り継いでやっとたどり着くという、『中央』の名を冠するくせに恐ろしく不便な場所にあるのです。
結局諦めて戻ってくる。大学の総合図書館にあるかと思ったけれど、多分お盆で閉まっているし、だいたいが“医学”図書館に詳しい戦争の資料があるかどうか怪しいところです。
頼むから、もう少し本を増やしてくれ、地元図書館。


ところで、そろそろ夏も終わりですよね。
今年の夏は本当に、あっという間に過ぎた気がします。
お、夏がきたと思っているうちにもう寒くなってきたし。
結局夏らしいことをしたのは、花火大会と水遊びでした。
昨日、海は見たけれど本当に見ただけ、というか通り過ぎただけなので、暇があったら海に行こうと思います。
泳がないし、見ているだけだけど。


ああ、現実逃避してないで本書かなきゃ。



2004年08月14日(土)
ピンボール

私用で旭川まで行って来ました。
高速道路を使わないので長時間のドライブ。
自分の車は軽自動車なので、あの地面スレスレを走るような車で旭川までは正直キツいだろうと思い、親の車で行きました。
運転するようになると、ただ乗っかっているだけなのは楽だけれども暇になります。
本当は本を書かなきゃならないんだけど、ほとんど何も思い浮かばず。
何かヒントをと思って適当に本棚から選んで突っ込んできた小説の中に、村上春樹の「1973年のピンボール」がある。
これ、最初に読んだのは確か高校二年だったかと思いますが、あの時はよく理解できなかったのが今読むとすっごくよくわかる。
そんなわけで村上春樹にはまっているうちに旭川に到着し、結局ペンは進まず。

まあ……旭川に行ってました、というだけで特にネタはないのです。
いつもネタにまみれているわけじゃないのです。


そういえば、昨日給料日でした。
いや、知らなかったんですけどね。
特に意味もなく記帳してみたら、あら給料入ってた、という呆気なさでした(笑)
先月の稼ぎは2万6千円。
……塾長は、初任給は二万もいかないと言っていた辺り、自分のこき使われようがわかります。
来月の給料はとんでもねーことになってるんだろうな。12時間労働だよ(笑)
お金を貯めて、小型船舶の免許を(趣味で)取りに行くつもりだったんですけど、もう夏終わるっちゅー話ですよね。
将来の為の貯蓄をそろそろしようかな。
大学院滑ったら、友人と喫茶店を開く腹積もりでいるのです。
悩みも聞く喫茶店みたいな。



2004年08月12日(木)
会う

やっと今日から休みに突入し、残っているサークルの仕事をさっさと終わらせて家で今までの睡眠時間を取り戻そうと思っていました。
今回の劇、脚本で上野動物園のことを書こう、と思ってまして、今資料を集めつつ妄想半分(駄)で製作中なのです。
なので車をかっ飛ばして大学へ行き、ついたのが11時頃。
15時に教育大の友人と会う予定があったので、それまでに少しでも進めておこう、とパソコンを起動すると、地元のK倉、という友人からのメール。
今から遊べないか、とのことでしたが、今大学にいるんだ、と返信すると、あっと言う間に車で飛んでくる(笑)
丁度昼時であったので、自分の車に乗り換えて、彼を例の中華料理屋へ連れて行きました。
そこでおごげの五目あんかけ、鳥のから揚げ、春巻きを注文。
相変らずえらい量だけれども、ウマいので結局全て平らげました。
彼はかなりこの店が気に入ったらしく、今度またみんなで死ぬほど食おう、と言いました。
ところで、中華料理屋で色々話を聞くところによると、彼は会社で18時間労働を強いられている、という。
自分でさえ12時間です。どうなってるんだ、北海道の労働基準は( ̄∇ ̄;)

中華料理屋から出たあと、友人と別れ、大学に戻ってカタカタやっていると、教育大の友人の集中講義が終わり、今から医療大に行くとの連絡が入る。
医療大は正面と裏に入口があるのですが、裏は心理発達支援センターといって、大学付属の別の施設に繋がっています。
お約束のように教育大の彼は堂々と裏口に入っていき、心の悩みがある人だと思われて焦り、自分に助けを求めてくるアクシデントがありましたが、なんとか無事に会えました(笑)
休みに入って誰もいない医療大の学生食堂で、教育大の友人に資料を貰う。
『そしてトンキーも死んだ』という上野動物園を題材にした話です。
色々とアイディアも話し合い、一時間くらいでなんだかネタも出尽くす。
大学近くのミスタードーナツにふらふらと行き、ふらふらとドーナツを三つほど買い、まったりと食べつつまったりと喋る。
帰り際、彼は
「なんか、うちの劇団員と居るとまったりしてくる」
と言う。
13時から21時30分まで遊び尽くしたり、真夜中にスーパーの駐車場で語り合う集団です。


家に帰ると、高校時代の元演劇部の人が北海道に帰省したので電話をし、17日に集まろうという話をする。
電話を切るとすぐに電話がきて、出てみると彼女さんである。
開口一番「お久しぶり!」とか言われて一瞬戸惑うけれども、1週間も経ってない気もするが、土日も関係なく毎日顔をあわせていれば、1週間も会わなければ久しぶりなのか、と思う。
なんだかよくわからんが、彼女はこれから函館に旅立つらしく、ああいってらっしゃい、ラッキーピエロ(函館ローカルのハンバーガーショップ)は必ず寄っておいで、うまいから、などと言い電話を切りました。


その後、晩御飯を食べていると三度電話が鳴り、今度は地元の友達のY幡という男で、今から近所でやってる夏(?)祭りに行くのだと言う。
一緒に来ないかと言われたけれども、奴は彼女を連れているし、こっちの彼女は立った今急行列車に乗ったところだし(笑)、けっ、勝手にいちゃいちゃしてるがいい、と言って電話を切る。


そんなわけで気付いたら22時を回ったわけで、資料を色々読んだらもう寝るのである。
仕事が進まない。



2004年08月11日(水)
奥さん

今日で塾の仕事は終了。
今日は塾が主催する学力コンクールの日であります。
試験監督と採点という、楽だけれども面倒な仕事をこなしていく。

採点では、理解に苦しむ解答があったりして、先生方でおもしろいのを出し合って笑ったりしています。
本人は本気で書いたんだろうけど、おもしれえなあ(笑)


試験が終わり、生徒が帰るので玄関先に立って見送っていると、女子軍団が自分を取り囲み、あの車は先生のなのかと訊く。
今日は母の車を借りてきているので、えらく可愛らしい車なのです。
いや借り物だ、と言うと
「じゃあ、あの車って彼女のー?」
などと訊かれる。中学生は恋に恋する年頃らしく、えらく興味深々なのです。
今までもさんざんデートはどこへ行くだの、どうやって告白しただのと訊かれまくりました。
いや、そうでなくて、と言おうとすると塾長がぬっと現れ、
「いや、あれはゆう先生の奥さんの車だよ」
と、さらっと言って去っていく。

えええええええ!?

と、当然中学生はビビる。
なんかよくわからんが、とりあえず上司の言うことは絶対だろうと一人合点し、その後適当に、うんうん、実は結婚してました、などと嘘をつく。
指輪は跡がつくから勤務中は外しているとか、奥さんは専業主婦だとか、平気で嘘をつきまくって家へ追い返しました。
なぜ妻が車を持っていて夫が持ってないのか、という問いに対しては、我が家は立場が逆転しているのだと言いました。そこは真実でした。


職員室に戻って、やれやれ、と腰を落ち着けるとメールが鳴る。
見てみると彼女さんからで
「もうそろそろ終わる時間だね。もう一息お仕事ファイト!」
というメール。
ああ、奥さんだなあ( ̄∇ ̄;)



2004年08月04日(水)
夏の思い出

2日、3日と地獄のような労働をしたあとで、今日は塾が休講日、ということで仕事も休みでした。
そしたら、劇団のほうを少しでも進めないとなと思い、メーリング・リストで招集をかけてみました。
普段は教育大の談話室で会議をやるのですが、今日は場所を取ってなかった為、我らが医大の学食で午後一時から行うことに。
ところが顔を出せたのはメンバーの半数にも満たない。
集まれたメンバーも役者は一人だけで、役者がいないとほとんど話にならないんだけど、とりあえず詰めるとこだけ詰めようと会議が始まったのですが、話すことといえば製作の打ち合わせと演出の方向性だけ。
なので一時間程度で会議はあっけなく終了しました。
まだ午後二時くらいでしたので、研究や授業がある人はそこでお別れしましたが、残った四人は特にすることもない。
「お茶でも行こうか」
と自分が声をかけて、大学近くの喫茶店へ行くことになりました。


お茶会に向かう四人は、意外とありそうでない組みあわせでした。
いつもみんなと一緒だからこの四人、というのはあまりないよねってことありますよね。
自分と彼女さん(←未だに付き合っていることはバレてない)、地域環境専攻のために女の子であるにもかかわらず『チカン』と呼ばれているSさん、童顔なのにヘビースモーカーで大酒飲みというT姐さんの四人。
この組み合わせで出かけるってことは意外にないです。
いつもは自分と彼女さんと、彼女の友人という医大トリオでいますから。


医療大の近くにある喫茶店は、美味しい水出しコーヒーで有名なお店。
自分は抹茶パフェとオリジナルブレンドコーヒーを、彼女さんとSさんはケーキセット、T姐さんはチョコレートパフェを注文。
噂に聞いていたとおり、本当にコーヒーが美味でした。毎日通いたいくらい(笑)
ゆっくりコーヒーを飲み、パフェやケーキを食べながら色々と雑談していました。
Sさんが突然、
「ねえ、クララって焼もち焼き?」
と訊いてきました。
「そーでもないけど……?」
と答えると
「そっかあ。うーん……」
となにやらお悩みの様子。
ふっ。一組カップル成立させてるこの私に任せなさい。
ていうか、この子が好きな人って、あのジャニーズ系の彼なのね。
二人はたぶんうちらよりラブラブだから、焼もちうんぬんってことはもっと近くにいたいとか、多分そんな相談なんだろうなと思ってあえて訊きませんでした(笑)

そろそろ食べ終わる頃、会議には出席できなかったメンバーが一人やってきて、抹茶パフェを注文し、喋るだけ喋りまくる。
いいだけ喋り尽くした後で、じゃあそろそろ大学戻るわ、と、風のように去っていく。
……奴はパフェを食いにきただけなのか(笑)
彼が去ったところでもう一時間も喫茶店にいるので、そろそろ出ることにしました。
喫茶店代は全て自分が持ちました。おじさんは気前がいいんです。


喫茶店を出てもまだ日が高く、メンバーも今日は特に予定がないというので、じゃあ公園にでも行こうか、とふらふら歩いていく。
公園、と言ってもほぼ草むらのような場所で、真ん中に噴水らしき水溜まりがあります。
最初は草むらに座って色んな話をしていて、雑談をしながらシロツメクサで冠を作ったり、四葉のクローバーを必死で探したりしていました。
途中、彼女さんが
「ねえ、私たちいい年して一体何をしているんだろう」
と当然の疑問を投げかけましたが、気付いてはいけない、現実に戻ってはいけませんでした。

四葉のクローバーが見つからないので、少し涼もうと女子三人は噴水らしき水溜まりへ行く。
ははは、無邪気だなあとおじさんを気取って傍観していたら、彼女さんにものごっつ水をかけられる。
しばらくそれで水の掛け合いで戦争してました。
その内彼女さんたちにサンダルを奪われ、いずこかへ隠される。
それを必死に探してまた反撃し、さらに戦争をしていたらもう六時になっている。
T姉さんがこのあと、本州から帰ってきた友人に会いに行くというので抜け、一時休戦になりました。
また四葉のクローバーを探していると、講義を終えた問題の彼、SさんがLOVEのジャニーズ君がやってくる。
今度は我々三人で彼を攻撃し、また戦争が始まりました。
自分が彼のサンダルを奪って
「トライ!!」
と叫びつつまた隠したり、色々と馬鹿をやる。
Sさんはジャニーズ君が来たことでかなりテンションがあがり、さっそく目の前でいいだけイチャこいてくれる。
なので我々カップルは少し離れたところに退避して寝っ転がり、空を眺めながらぼんやりしてました。
しばらくして、何かむずがゆいな、と思ったら彼女さんがせっせとそこら辺の雑草をむしってきては自分の上に振りかけている。
そろそろ埋まりそうだったので、雑草を彼女の頭から被せるとまた反撃(逆切れ)が始まり、戦争勃発になる。


そうこうしているうちに完全に日が傾き始めたし、いい加減おなかも空いてきたので、メシでも食いに行くか、ということになり、また大学近くの中華料理屋へ移動しました。
この中華料理屋は、ものすごい量と安さのわりにウマイ、というまさに学生向けの店。
大盛チャーハンとあんかけ焼きそば、餃子を5つ注文して、ここの量のすごさは知っているはずなのに、毎回頼みすぎた、と思う。
大皿から小分けに四人で食べていって、こりゃ多いなあなんて言いながらゆっくり食べていたのですが、意外にぺろりと綺麗に平らげる。
たくさん遊んだのでおなかがすいていたみたいです。
そういえば今日は、予報では30度を越える猛暑と言っていたのに、ずいぶん涼しい一日でした。
食事のあと、また色々と雑談をし、ここの会計は自分とジャニーズの二人で持つ。


店を出て、ぽつりと彼女さんが
「今度花火でもやりたいなー」
と言ったのを男二人は聞き逃さず、
「よし、今からやるぞ!」
と言うことになる。
近くのスーパーに行き、花火セットを買いました。
あとは水とバケツとライターだな、と思っていると、マッチを彼女さんが何故か持っている。
バケツは花火を買ったときのビニール袋で代用し、あとは水。
医療大に戻って、もう夜8時を過ぎているので大学付属の臨床心理発達支援センターから大学内へ入る。
「水が人間にどういう心理的変化をもたらすのか実験するんです」
などとでたらめを言って水を汲み、準備万端。

風が少し出てきたので着火に苦労しつつも、花火を楽しみました。
最後の線香花火が儚げな感じで落ちてしまうと、後始末をして家路に着きました。
「一体私たち、何をしてたんだろうね」
と言う彼女さんに
「青春を謳歌してたのさ」
と答える。

久々にたくさん遊んだなー。
うちの大学のある街って意外に楽しいことが判明しました(笑)
よっしゃ、今日の奢りの分を明日から稼ぎますか。
一日一万以上稼いでいるので明日でお釣りくるんですけど(笑)



2004年08月01日(日)
プロジェクト結成

今日はバイトの引継ぎ日。
よってお休みなのですが、朝から大学に缶詰状態というやるせなさ。
いや、自分がレポート書かないのが悪いんですが、なんとか午後前には終わり、食欲があまりないのでハンバーガーを一つだけ買って、そのまま劇団の会議に出席する。
最近全く顔を出していなかったのでよくわからないのですが、とりあえず学校祭の出し物について話し合ってました。
最近の寝不足がたたり、情報不足でついていけないのもあって少々居眠り(笑)

学校祭の話がまとまったみたいで、次は次回公演の話に移りました。
議長役を務めていた彼女さんがなんだかよくわかっていないらしくてわたわたしていたけど、なんか知らんがあっという間にスタッフと役者の役割分担が終わり、気付けば自分は演出という大役を仰せつかっており、舞台監督と裏方が立ってあっちゅーまにプロジェクトチームが結成される(笑)
次回公演は演出……し、死ぬかも(;´Д`)
でも、自分的には役者やるよりは演出のほうがはるかに面白いのです。
舞台監督が居るって言うことは、稽古の日程とか役者の出欠票作りとか、めんどくさい仕事は一切なし(笑)

さて、プロジェクトが立ちあがったとなれば、後は本決め。
書くのは時間的に不可能なので、既製台本の潤色という形をとります。
自分が持っていった本はなかなかの好評だったようで、新たな候補がないとそれに決まるかも。
といった具合で、今日の劇団会議は終わりました。
明日からは楽しい12時間労働です。
公演プロジェクトが始まったら、バイト入れないだろうなあ。
……早く公演始まらないかな(笑)
楽しみになってきました。