縁側日記

				2005年01月22日(土) 　年明け。
				「あけまして」とは言えない日にちです。今年もよろしくおねがいします。 … 最近は、石田衣良とか宮沢賢治とか夢枕獏つながりで萩原朔太郎を読んで、よく行ったのは本屋とスーパーとホームセンターと古本屋で、好きなテレビ番組にピタゴラスイッチが入って、寝る前にはスピッツや森山直太朗を聞いて、野菜を煮たり肉を焼いたりして、あいかわらず、欲しいものはあるのに店に行っても何も買わずに帰ってきたり、本当に行きたい場所には行かなかったり、会いたい人が分からなかったりしても、薬だけは忘れずに飲んで、どうしたら体重が減るか考えたり、してました。 … 武力也さんの訃報を数日前に知りました。なぜ、や、どうして、や、もっと、を飲みこんで、じっとだまるしかないのです。もらった詩集は、人に貸したまま。「詩のボクシング」の放送は見ません。長いはしごをのぼっていっても、誰もいない屋根の上です。じっとだまって、ひとりではしごをおりるしかないのです。