縁側日記  林帯刀





2003年07月31日(木)  暑。


結局のところ、やりにくくしてたんは自分だったみたい。
気がついてよかった。

七月が終わりますな。
明日は八月ですよ。
梅雨ってる場合じゃないスよ。<何語だ

暑いのも寒いのもされるがまま。
あちぃなー、さみぃなー、て思うくらい。
気候に腹立ててもしゃーないやんね。
そこまで偉くないしさ。

結局、それに生かされてるんだってこと。





2003年07月30日(水)  猿。


畑がー豆がー。
ちなみに南瓜は無事でした。
今後はわからないけど。
まだ川のあたりで鳴いてるし。
今朝は三匹。

まだ朝です。8時。
会社やらへ行く家族がそろって夏休みに入りやがりました。
うらやましがると怒らりるので、口をつぐんでます。





2003年07月29日(火)  三線。


梅雨明けがのびてんね。
雨あめ。

梅雨明けした日って好きだな。
それだけで空の色が違うもんね。

明日は午前半日休み。またもや。
用事があるもんでよ。

昨日からの音楽。
「さきよだ」TINGARA

おきなわ。





2003年07月28日(月)  角度。


帯刀が読んだ今日の「ほぼ日」。

○今日のダーリン
○ダーリンコラム
○続・大村憲司を知ってるかい?
○好きな人の言葉は、よく聞こえますか
○写真で深呼吸

補聴器の話(好きな人の、ての)は読んだことなかったから、
バックナンバーも読もうと思った。
そういうのって、いいなぁ。
発想の転換というか、
違う角度から見ることができるのって、すっごいよね。
それをやっちゃうんだもんね。
尊敬。

「写真で深呼吸」はここんとこ必ず見てる。
いいなぁ、ツアー。
イォロップ。

気になった人はリンクページからどぞ。





2003年07月27日(日)  けじめ。


奥のほうにひっかかるもののせいで、
満足にぼおっとすることもできないでいる。
そこが暗く沈んで、一日に何度も顔をしかめて、
頭から追い払う。今日だけは。
間違っていたこと。
今までのリズムを変えなくてはいけないこと。
僕がやりたいこと。
僕の望み。


決めた。
いつになるか分からないけれど、けじめはつけなくちゃ。





2003年07月26日(土)  年鑑。


時間がたつのが早い。
もうすぐ21時。

会社帰りにCD見てきたんだが。
なかったよ、ペドロ&カプリシャス。
かろうじて「青春年鑑」の73年だったかな、
そのあたりに「五番街のマリーへ」「終わらない朝」(うろ)
が入っているくらい。
スパングルもなかったしね。
コミックを2冊買って帰宅。

「青春年鑑」ってすごいんね。
改めてじっくり見てしまった。
隣りには演歌のカセット。
てかさ、あの時代のグループのCDって、あんまり置いてないよね。
聞きたい大人がいると思うんだけどな。

いや僕はそういう意味では大人ではないけどね。





2003年07月25日(金)  深夜。


めちゃくちゃ雨降ってる。
電車が止まったらしい。
よく止まるけどなA駅N駅間は。


日曜のBOOKWORMは断念です。残念。
今度はちゃんと話そうと思ってたのにすみません。<すごく私信


23時前に帰宅。
飲み会でも教室でもなく。なく。
明日も所用を済ませて会社であります。


雨が止まないね。





2003年07月24日(木)  雨ばい。


最近めっきりなのだよ。
まあね。
それはそれであれがね。<えれぇ謎


梅雨が明けませんな。
雨ばいだね。

(ばい = ばっかり)


今度の土曜が休みでよかった。
うん。





2003年07月23日(水)  紫陽花。


「ジョニィへの伝言」をしっかり聞きたくなった。
最初しか聞いたことなかったからね。
買うか。

そしてカラオケで歌いたい。<動機が不純

スパングルの2ndも欲しいんだけどね。
最近ふらふら出かけてないしな。





2003年07月22日(火)  寡黙。


言ってもいいことを言っていないらしい。
その差はなんだ。

言うべきかどうか考えるのが面倒だから
おしゃべりになってないだけかもしれないし。

寡黙。なんだろうか。
(振り返ってみる)
違うな。

違うよねぇ?<誰に言ってるのさ



ザ・一人漫才。





2003年07月21日(月)  茄子。


ひぐらしが鳴いてる。たくさん。
もうすぐ18時。
いつからあんなに増えたんだろう。



頼まれごとを片付ける。
GOサインが出れば、あとはメールで送るだけ。
うん。よし。



レイモンド・カーヴァー全集の「ファイアズ(炎)」を読んでた。
まだ読みきってないけど。
なんかもうね、泣けてきた。
特に「ジョン・ガードナー、教師としての作家」。
これはエッセイ。



最近、「or」(Spangle call Lilli line)ばっかり聞いてる。
「soto」をリピートしてたりね。
これはあの詩のテーマ曲。<分かんないよ





2003年07月20日(日)  バイパス。


夜の道路は濡れてるぐらいがいいね。
ライトが反射してきれい。
スピードの出しすぎには注意。

バイパスを走ってたらなんかでかいものが落ちてた。
なんだったんだろう。
灰色で丸太みたいにごろっとしたもの。謎。





2003年07月19日(土)  休み入り。


目の表面がちりちりします。
まばたきしてばかり。


土曜日ってことを忘れてた。
仕事だったしね。
明日あさって休みだしね。


小中学校は夏休みだそうだよ。
始まるころはまだ梅雨が明けないんだよね、いつも。





2003年07月18日(金)  真昼間。


今日は涼しいね。
雨も降らずに曇り空。
半分くらいは起きてたような。
いざとなると寝られないものだね。

体温計の夢ばかり見ている。<何





2003年07月17日(木)  夕立ち。


慣れちゃってよく分かんなくなってきた。
よろしくない。と思う。
日常的ってどうなんだろう。



雨に降られた濡れ鼠
はしごを持って丘の上
雲間のひしゃくに腰掛けた





2003年07月16日(水)  蝉。


平日のこんな時間に家にいるのはめったにない。
午前9時。
正確には12分前。
午前中用事があって、午後から会社。
10時ごろ出ればちょうどいいと思う。
道が空いてるといいけど。

蝉が一匹だけ鳴いてる。
このあいだ、ひぐらしも鳴いてた。
ひぐらしってね、すっごく小さいんよ。
あぶらぜみの半分くらいしかない。
いつも川のほうから聞こえるんだけど、
都会でも鳴くんだろうか。





2003年07月15日(火)  夜。


こんな夜はめったにないと思う。
新月なのかと思ったら違った。
月齢15日。
pal@popとEttを聞きながら帰ってきた。
しんみり。





2003年07月14日(月)  幌。


んー、結局ハイリスクハイリターンだったわけだ。
ここんとこ。
それは反省してるし。
でも後悔はしてない。
今だってよかったって思ってる。
で、ローリスクでもハイリターンってのもあるしさ。
ってことでとりあえず落ち着いた。
いつか復活してやろうと目論んでるけどね。
内緒で。はは。



父親が買ってきた車(中古)がかわいくってさ。
黄色に幌。僕と同い年。
幌はいいよねぇ。
西部劇の馬車とかさ。ええよね。





2003年07月13日(日)  水族館。


どんよりと曇ってる。
1日じゅう。
風がすずしいので半袖の上にもう1枚着てる。



別に何もないんだけど、目頭が熱い。
どうした。



昨夜は買ってきた「グラン・ブルー」を見てた。
海の青さだけで泣きそうだった。
いいなぁ、海。
イルカのいる水族館に行きたい。
水族館は好きだ。しずかで。

イルカの曲線ってすごいよね。
もうこれ以上進化できません、てくらい洗練されてる。
他の動物に比べて脳の割合が大きいんだよね。確か。

エリック・セラの「前奏曲」は「feel」に入ってたし。
順番が逆になってしまったけど。
「feel」、もう何枚も出てるんだよなぁ。
なかなか買えないでいる。



海のそばで1ヶ月くらい生活したい。
やることはやるよ。
生活の場をそっくり持ってってしまいたいね。
ずっと山のそばだと了見がせまくなってる気がしてしまう。
少なくとも波の音やにおいはしないから。





2003年07月12日(土)  サンダル。


これから池袋行って会議して(と言っても仕事ではなく)、
帰ってきて着替えて別の用事。
昨日の虫刺されがかゆいのでサンダルでゆこう。
クーラーが効きすぎてませんように。
電車と滝○。
というかあそこはどんくらいメジャーなんだ。
会議の人たち以外に行ったことある人知らないし。
ココアがうまいよね。
って会話がしたいんだけどなぁ。
誰かー。<やめい



まあ、明日は暇だからね。残念ながら。



鞄の中にはカーヴァーとCafe@s*s*p。
MDはpal@popと山崎まさよし。





2つめの用事も終わり帰宅。

知人のお通夜だった。
遺影すらまともに見れなかった。
お香がいいにおいだった。
泣けてきた。
来てる人みんなが故人とつながっていて。
ぼくらがもう会えないようにあの人もぼくらに会えない。
効きすぎのエアコン。
固く握っていた手の熱。
こんな日にひとりで運転して帰るのは、いやなものだ。





2003年07月11日(金)  花火。


無糖紅茶を飲んでたら眠くなってきた。
よう分からん。



帰りに楽してはだしに靴履いてね。(注1)
運転してたらさ。
見事に刺されっちまいました。
蚊に。
で、信号で止まったときにかゆみ止め(注2)
塗ろうとしたらさ。(注3)
吸ってやがるんですよ堂々と。
ぺちんとやったら僕の鉄分が。<大袈裟

被害。
足の甲から横にかけて4つ。


注1 くさそうとか言っちゃぁおしまいですぜ旦那。<誰
 2 よく刺されるので夏は鞄に常備。
 3 危ないよね。でもかゆかったんだよ。



じわじわと疑惑がわいてたりするんかな。
なんで入ってないんだろう、とかね。
いや入れてもらってもよかったんだけど格好が格好だったしな。
みんな気にしてねぇだろうけどな。



今年最初の、花火の音がする。
ロケット花火は昼間のほうが響く。
カラスを追う、手を打つ音も。

コーラの瓶から伸びる煙。
ロケット花火、撥ねて落下した石垣。





2003年07月10日(木)  よどみ。


7、8月はイベントラッシュだぁね。
夏休みのSSWSに行けるとよいなぁ。
惚吹前進に行けないのが確定してるってのがなんかな。
あと湘南ね。どうかね。
西のほうはあんまり行ったことないから行ってみたい。
この際。

イベント情報はこちら。
東京周辺で配布されてます。

POETRY CALENDAR TOKYO



最近、「ほぼ日」の「ほがらかな人々」が面白い。
ちょくちょくバックナンバー拾い読んだりしてたんだけど。
こんな風に、じっくり話すことに飢えているから。
たぶん、慢性的に。




横隔膜のあたりの感触を
ちょうど洗ったあとの綿のシャツみたいにして、
それを楕円の同心円で体の中へ広げていく。
腕、肘、指の先。
それから腹、足、すね、指。
首から頭のてっぺんまで。
何かが体の中をゆっくりと動いていく。

川の淀みのようにたゆたう、これが僕の夜だとして。





2003年07月09日(水)  記憶。


どうでもいいものばかり思い出す。
どこかの母親が子供を叱る声。
背中の先から聞こえた言葉。
そんなのはどうでもいい。
あんなに近くで聞いていた声を思い出せずに、
僕は電話を眺めている。
馬鹿らしくなってベッドに放る。
肩が冷えてきた。
たとえ理由が見つかったとしても。





2003年07月08日(火)  平熱。


何度でも読めるものとか、
読みたくなるものってのはいいよなぁ。
それは内容ももちろんあるんだけど、
雰囲気だとか、温度だとかが関係してると思う。

36度5分。
どうしようもなく平熱の。



ひさしぶりにpal@pop。
聞きたいときに聞きたいものを聞けるのはしあわせ。
高野さんの声も好きだ。



そういや、まわりにいい声の人が多いな。
詩の関連限定。
朗読するしないに関わらずね。
すぐ忘れてしまうけどね。
聞けば思い出す。



思い出した声。アクセント。
息がつまる。
資格喪失届の備考欄はきらいだ。





2003年07月07日(月)  ポエケット。


1日スタッフでPJのブースを手伝ってました。
目の前で本が売れてくのはなんかすごいね。
自分のじゃなくても嬉しくなるものなぁ。

リーディングが2回あって。
いろんな読み方があるんなぁ、と思った。
ちゃんと聞こうとするとじっと見てしまう。いつも。
人の背中で見えなくてもステージの方向を見ている。
立って聞くのもいい。

無料紙も引き取られてゆきました。
押し付けたりね。したね。
まあ、たまには強引でもいいやぃね。
持ってってくれた方も貰ってくれた方もありがとうです。
残ったのはどこかへ流れていくようだよ。はっはっは。

それにしても濃い1日だった。
来てくれたお客さんも声掛けてくれた方も、
もちろん他のスタッフさんたちもありがとうございました。
行ってよかった。



教訓 23区内はナビなしでは走れない。



夕方、本格的に寝てしまったみたいで気がついたら18時。
でもまだ呆けてる。

体の中がものごとを吸収するモードになってるみたいで。
でもそれだとうまく動けないんだ。
こっちのほうがのんびりしてて好きなんだけどな。

だめだな、涙もろくて。





2003年07月06日(日)  目覚まし。


目覚ましのきっかり1時間前に目が覚めました。
肝が小せぇな。

てことでこれから行くのです。
詳しくは昨日の日記参照。
遅れるかもしれないス。<とても私信





2003年07月05日(土)  電話。


メール書こうかと思ってたら電話がきてびっくりだ。
電話ってよいよね。いろいろね。
でもめったに鳴らないんだなこれが。

それにしても毎度うまくしゃべれんのな。あわわ。



緊張してるときと空腹のときって、似てるんじゃないだろうか。
脈拍は全然違うと思うんだけど、それを抜かして。
どっちも内臓が締まる感覚がする。
てことは満腹だと緊張がやわらいだりするんだろうか。
空腹だと緊張度が増す、とかね。
ありそうだ。



明日は「TOKYO ポエケット」に行てきます。

TOKYO ポエケット

どっかに無料紙「ささらほうさら 弐」が置いてあるはずです。
部数が少ないんでね。
取り切れの場合があるかもしれないしないかもしれない。
帯刀ともどもよろしゅう。
ドス恋!





2003年07月04日(金)  日付。


自分の生まれた日付に書かれたものを読むとき、
少し息が詰まるのはなんでだろう。
僕が生まれたそのときではないのに。
もし1980年のその日に書かれたものを読んだら、
坂を登ったあとみたいに息が荒くなるかな。
指の先がしびれるくらいに。



さっき、随分長い時間読んでいたと思ったんだけど、
実際には10分ぐらいしか経ってなかった。
それからもう15分経った。
時計のない生活にあこがれもするけど、
日暮れを見れなくなるのはいやだな。
でもまだ暗いうちに起き出して、
だんだん明るくなるのを縁側で眺められるならいいね。
事務所の中にいて暗くなったのにも気付かないなんて、
何か間違ってる気がしてならない。



さあ寝よう。
明日も仕事なんだね。
休みだったら新宿に行けたのにな。
あ、明日の句会は欠席します。<誰に言ってるんだろう





2003年07月03日(木)  地図。


降りだした雨で夜が織られていく。
縫いとめるように僕の寝息。




うーん、どうしたもんかねぇ。
いまだ迷いつつ。

いや「つつ」なんて言ってる場合じゃなくてね。
いいかげん優柔不断から抜け出したい。

1時間半経過。
あれから風呂入りましてね。
あれやこれや考えて決めました。
(て言うほどたいしたことじゃないんですけどね。ほんとに)
こうしよう、て決めても、状況が変わると弱いんだな。



思ったより近くてびっくりだ。
カーナビってすぐれものだなぁ。
でも地図がいらないかっていうと、
そういうわけでもないんよね。
確か地図の見方の本があったな。
小学生のときだと思う。
等高線の話とか、三角点の話とか。
おもしろかった。




織られた夜の合間では、瞬かない星が輪唱して。





2003年07月02日(水)  雨音。


今日は雨が降らなかった。
肌の裏側がかさかさしている。
雨音がほしい。
眠るころでいいからさ。



一番好きな詩はなんだろう、と考える。
考えるようじゃまだまだだとも思う。
でも考えている。
僕が一番好きな。



海沿いの民宿の窓から、
重たげな雲と波を眺めていたこともあった。
台風が来ていた。



待ってみる。
不安もあるのに、なんとかなる気がしている。
笑い出しそうだ。
晴れるといい。





2003年07月01日(火)  腕。


雨が好きになったと思う。
雨の中歩くことが少なくなったからかもしれないけど。

傘をしっかり立てて差すようになったのはいつからだろう。
長靴を履かなくなったのは?



偶然テレビで「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」をやってた。
最後のほうしか見れなかったんだけど。
全部見たかった。
今度探そう。



急に誰かを抱きたくなった。
腕を前に出したときの、このがらんとした空間はなんだろうな。
何かが抜けている気がしてならない。
変だな。
満たされた気持ちさえ知らないのに。

あ、「抱く」ってのは単にそれだけの意味で、誰でもいいってわけでもないのですよ。
やだなぁ、言い訳ぽくて。まあいいや。




分かんないよ。分かんないけどさ。
それができたらいいのにな。
いい具合に変わっていける気がする。

まあね、あくまで願望だけどね。


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