縁側日記  林帯刀





2003年06月30日(月)  暑さ。


梅雨入りの頃はざかざか降ってたのに、
ここんとこあんまり降ってない。
それもまた不安になる。
ちゃんと降らないと水不足になるよなぁ。
ここ数年水不足にならなかった夏はないんじゃないかね。
どっかで水の心配しながらさ、過ごしてるわけだ。夏を。
なんだかなぁ。
それだけでしっかり楽しめない気がする。
ただでさえ今年は電力不足が騒がれてるし。

どっか暑さを楽しんでるようなところがあるな。
エアコンつけないで運転したりさ。
でもそのほうが涼しいときもあるんよ。



7月6日(日)は、TOKYOポエケットに行くです。
両国の江戸東京博物館。

TOKYO ポエケット

おもしろそうだぃねぇ。
詩集の販売とかリーディングイベントなど。
いろんな人に会えそうなのでそれも楽しみ。

「両国の江戸東京博物館」て、
これでもかってくらい惹かれる言葉が連続してるよな。
博物館自体行ったことないからってそっちに流れたりはしませんよ。
怒らりるからね。<そう?
それはまた今度誰か巻き込んで行こう。

誰をだ。思いつかんじゃないか。




取り戻そうとする。
たぐりよせようとしている。
そしてそれが容易にできるように。
あの日のような夜でなくても。



雨が降り出した。
声もなく夜がしめっていく。





2003年06月29日(日)  味。会話。


ここ1、2ヶ月で味覚(の嗜好)が変わってきてると思う。
ソースとか醤油とかあまりかけなくなったのは少し前からだけども、
サラダだったらハムのってたら何にもかけないで食ってる。
めちゃくちゃしょっぱいもの、甘いものを
前ほど食べたいって思わなくなったしな。
菓子はあいかわらず食ってる。はは。
そのせいだか体質が変わってきた気がする。
体の中から変化してる。
なんだろうな。
ちょっとどきどきする。



さ、とりあえずとっちらかってる部屋を片付けないと。
なんもできないからね。
家に裁断機があってよかった。
結構あるもんなんかね。
うちは父親が写真撮るから、それであるんだけど。
謝々。



サシバのくちばしって結構小さいんね。
猛禽なのに。
羽の先もタカみたいにばさっとしてないし。<分かりにくい
シルエットが単純でよいなぁ。

サシバ
[学名] Butastur indicus
[分類] タカ目タカ科

夏鳥。



ライン下りの船頭ってかっこいいよなー。





夕方。

2時ごろ、眠くてどうしようもなくなって昼寝してしまった。
まだ眠い。



もともとしゃべるペースは遅いんだけど、
今しゃべったらすごくゆっくりになりそうだ。
のんびりした会話にはあこがれるね。
じじばばの縁側とかさ。
ええよね。
老後よりはやくそうなってもいいと思うんよ。



いや、買うんだけどさ。
ひとりでどきどきしてんのはなんか情けない気もすんね。





2003年06月28日(土)  手工業。


眼鏡をかけている人でも、
外したときの景色はそれぞれ違うのだと気付く。
今まであまり意識せずに、
同じように見えているものだと思っていた。
ぼやけ加減に差があるくらいだと。
違ったんだな。
ひとくくりにできないんだ。



午前中はあちこちめぐった。
待ち時間に本を読む。
よいやね。おもしろいしためになる。
午後は髪染めた。
ようやくまだらを脱したよ兄さん。<いません
それからちまりちまりとやって。
あとは手工業。
これもちまりちまり。

テンションがおかしいな。どうした。



日記に投票してくれた方がいて、発見して喜んでます。
感謝。





2003年06月27日(金)  すだれ。


今日も「ほぼ日」を読んだ。
観に行きたいなぁ、これ。
おもしろそう。
9月。東京国際フォーラム。むー。

ほぼ日 智慧の実を食べよう。



無印のヨーグルトレーズンチョコはうまいね。
でも一番近いファミリーマートまでは車で20分。
いいんだ買うと食っちまうから。悪循環。



昼過ぎに家に帰って、軽く昼飯を食べた。
すだれを下ろしたから、障子は開けたままで眠る。
起き出して外を眺める。
外からは見えないけども、ここからはちゃんと景色が見える。
マットレスを外したベッドは、上半身を預けるのにちょうどいい。
あの眠れなかった夜もこうやって突っ伏していた。
頬にシーツの感触。
ぼやけている視界。眼鏡はどこに置いたっけ。
また布団に戻る。
なにかが戻ってきたように思う。
部屋の中が青みをおびて、日が暮れていく。





2003年06月26日(木)  密度。


振り返ってみては床を見ている。
うまくいかないもんだな。

いつも言ってるよな、これ。



蚊にさされはじめた。
あちこちかゆくて掻く気も起きない。



もう7月になるんだな。
そうなるとあれをどうにかせんとね。
それっきり進んでないしね。
むずかしいもんだ。<これも言ってる





密度を濃くするっていうと、近いけれども違う。
綿密とも精密とも違ってて。
目の粗さをどんどん細かくしていって、
広さがせまくなってもそれはそのままでよくて、
でもさりげない緻密さ。
これも違うんだけど。
なんて言ったらいいんだろう。
それが分かったら、届きそうな気がするのにな。



親密な夜の密度を僕は測ろうとしている。





2003年06月25日(水)  本。


読みきっていない本が何冊か。
読むのは好きだから、これはこれでしあわせなんだけども、
早く読みきってしまいたいと思っているからもどかしい。
読む本があるのはしあわせだと思う。
吸収するものが目の前に用意してあるんだもんね。
恵まれてる。
笑い出してしまいそうだ。



「BLEACH」読むと鳥肌が立つ。
やっと8巻入手。
ジャンプコミックス。久保帯人。

あっ、名前におんなじ字がある。新発見。<庶民的



麻袋よりも粗いのだろうな。
それなら、緻密な綿のように。
体になじむくらいの粗さで。





2003年06月24日(火)  波紋。


水たまり。
いつか書いたようなフレーズ。
波紋が広がる。
平日になると雨が落ちる。



スタンスってさ。
変わっていくんじゃなくて、変えていくものって感じがする。
自分が動かないと変わってかないもの。
むずかしいもんだ。



「映画館」てあの「映画館」かね。おお。



寝るです。30分オーバー。
わはは。





2003年06月23日(月)  ものさし。


業務連絡。

「きまぐれ接続 週刊POEM」ですが、
しばらく休止することにしました。
本当にきまぐれなのに、楽しみです、て言ってくれる方がいて、
すごくうれしかったです。ありがとう。
バックナンバーは、今までどおり追加していきます。
またそのうちきまぐれると思いますので、
そのときはどうぞよろしゅう。




考えなしだなぁと思う。
本当によく考えているのだろうかと不安になる。
とても曖昧な基準で、自分のものさしだけで、
僕はなにもかもを計っていやしないだろうか。
このものさしは、短すぎやしないだろうか。

くらべている。
ひどくいたむのがまだどこだか分からずにいる。
僕はちいさすぎる。





2003年06月22日(日)  標識。


昨日は本当に帰り道の途中で書いてた。
道路標識に感謝。
標識どおりに走ったらついたもんね。
すごいねー。

「まあ迷ったら迷ったでのんびり探して帰れりゃいいや」
とか思いながら走ってたから。
いきあたりばったり。

すごく楽しかったです。
ありがとうございました。
またよろしゅう。>お三方



で、今13時半すぎなんだけども。
BeGoodCafeは断念。
んー、もうちょっと都内に(時間的)近いところに住んでみたい。
こういうときは。




ふと目が覚めても、また眠るのをむずかしく感じる。
思い浮かんだひとつを打ち消してから、次のひとつを引き寄せる。
時計を見て、布団をかけ直し、意味もなく顔をこする。
少し汗ばんでいる。
ここのところ、本当にいろいろなことが体の中にある。
一瞬で全部を冷やしてしまうことがらも。
それを打ち消す自分を僕はずるいと思っている。





2003年06月21日(土)  車中。


要するに運転中。やはは。
しながらじゃないけども。

なんかね。
よいね。うん。

引き寄せるちから。
つかみにいくのはこの手だ。





2003年06月20日(金)  若さ。


大事なところでとちるのな。
笑ってしまうのは分かる。うん。



やることがいっぱいあるので先に書くのだ。
ほんとにね。
無謀かね。



ひさしぶりに夕焼けを見た。
きれいだった。
まだ梅雨はつづく。



思い出した。
「詩を朗読する千葉県民の会」で某朗読ユニットの方々を見ていて、

若いなぁ、

と思ったんだ。
同年代(というか同い年だと思う)なのにな。<自慢したいらしい
老成しているような気がしてならない。



それにしても今日は題はどうだ。





2003年06月19日(木)  長袖。


ひさしぶりに晴れたね。暑かった。
仕事場は冷房が効きすぎていてね、
僕はまだ長袖のシャツでいる。
去年の今頃もそうだった。
そういえば去年はずっと長袖を着ていたような気がする。
腕まくりもせずに。





4月1日に、3月32日だと言ってみたらどうだろう。

どうもならんな。
しかももう6月だで。
来年には忘れてしまうだろ。



ここんとこ調子が思わしくない。
午前中は特に。
冷房のせいかね。
今日は腹が変でおいしく食べられんし。
痛いとかでないだけましか。
でも飯がー。





2003年06月18日(水)  梅雨時。


夏のさざんかが
夕立を呼ぶことを知っているのは
きっと川の声のキビタキだけだ



ほんとにこれ書くの遅くなってきたな。
すでに寝る時間なんだ。
ひきのばしている。
でも恋しい。

布団が待ってる。<さあつっこめ





2003年06月17日(火)  南国。


ぼくが悩んでいるのは、どうするかではなくて、
どうしたら納得してもらえるか、なんです。



ここんとこ、寝るときにも「or」をかける。
日本語なのに違う言葉みたいに聞こえるところもいい。
まだ歌詞を見ながら聞いてない。

「Ett」もよいね。
なつかしい異国。南国。青い空。
そういう雰囲気。



はさみうたれる。





2003年06月16日(月)  布団。


雨の降る朝はのんびりとまどろんでいたい。
雨戸だけ開けて、布団の中からぼんやりと眺めていたい。
夜明けの光のままだ。
障子の向こうで屋根を打つ雨。
すべるような車の音が、家の前で止まる。
気になってのそのそ起きる。
ばかな予想を鼻で笑いながら、その30センチ下を締めあげて。




やりはじめるとはまるもんだ。
日記書くの忘れるところだった。
くわばらくわばら。


あれだけで何もかもすっとんじまった。
何回も読んだ。
感謝せずにはいらんない。
思いきり「バンザイ」がしたい。

バンザイ!





2003年06月15日(日)  音楽。


きのうは遅くまで起きていたから、電車のなかで眠ってしまった。
空は曇ってる。ときどき雨が降る。そのうちにやんでる。
まぶたの空白と覚醒。姿勢を正して、またかたむいて。
何度もくり返してぬりつぶす時間。
ひとつ手前の駅で気がついて、MDプレーヤー、番号が飛んでいて、
寝ていたんだと自覚する。そんな午後だった。

雨は悠長だから、まとめて降ったりしないんだ。




池袋で会合。
本を買って、行ったら誰も来なくて。
時間30分勘違いしてたことに気がついて、CDを買いに戻る。
入手したはいいけど、どっちもうまく紹介できないなぁ。

1枚目。
「or」  Spangle call Lilli line

「音響・ポストロックにキャッチーなメロが乗った音楽」(テキストより)
でも、そういうわけでもないらしい。3rd。
僕は音楽用語に詳しくないから、全然わかんない。
でも好きだ。
うまく説明できないから興味持った人は聞いてみてほしい。
歌詞が新鮮。歌もひとつの楽器なんだと思う。
「dism」がすごくいい。

Spangle call Lilli line_web
試聴はここから felicity

2枚目。
「Ett」 Ett

「シンプルだけどふくよかな、懐かしいようで新しい。」(帯より)
ふくよか、ってのはある。まるい。
スパングルよりのんびりしてる感じ。
ジャケットが凝ってる。
こういうちょっと変わったジャケットって好きだ。
「花鳥風月」とか。


さてやらねば。
手をつけるのが億劫になる前に。




大丈夫、大丈夫。
まだ出会っていないすばらしい詩や音楽や人々がたくさんいるんだ。
それに出会うための生きていくちから。
それを信じる。
大丈夫。
死んだりしない!






2003年06月14日(土)  畳。


外で雨が降っている。
にわか雨ぐらいの明るい雲から、
夕立のように雨が降っている。
まだ梅雨入りしたばかりなのに、蒸し暑い。
ぺたぺたと、ふくらはぎに畳が貼りつく。
昼寝はせずに、いろいろな詩を読んだ。
近くにあったたくさんの詩。
どうして今まで読まなかったんだろう。
でも今読めてよかったとも思う。
きっとそれはとるにたらないこと。
いつの間にか雨があがったように。




いろいろと更新。
こんなにやったのひさしぶりだと思う。
ちまりちまりだったからね。


きまぐれ接続 週刊POEM

畳の上でごろごろするのは気持ちがいい。
そのとき、窓は開けておくにかぎる。





2003年06月13日(金)  椅子。


昨日話そう(書こう)と思って忘れてたこと。
本の内容に触れるのでちょっと気をつけてください。

「ともだちは海のにおい」工藤直子

本がないから確認できないんだけども、
くじらくん(読書好き)がね、

「心のなかにぽつんと椅子があって、
 そこに座ってくれる人を探してるんだ」

座ってくれる人ってのは好きな人のことなんだけど。
それを思い出して、なんだか納得してしまった。
椅子。
そう、椅子だ。

くじらといるかが出てくる。
その後に出た「ともだちは緑のにおい」って本もあって、
(実は読んだのはこっちが先)
かたつむりととろばとライオンの話。
また買おうかと思ってる。

出版元 理論社

かたつむりのような声になりたい。
野原によくとおる銀色の。

中学の選択美術で絵本を作った。
海で、迷子の親を探す話。<影響あり
スケッチしたものしか思い出せない。
イルカ。シャチ。ウミガメ。
迷子は誰なんだ。
本は行方不明だし。







明日のラウンドカッツは行けなくなりました。






僕の言葉を読んでくれた人を数える。
感想をくれた人を思い出す。
必死になって。
まだ大丈夫。
死んだりしない。




詩を読んで泣いた。
はじめてだと思う。
泣きそうになったことはあるけど。




大丈夫だと、言い聞かせている。
誰かにそばにいてほしいと思う。
しずかに話ができたら、もっといい。





2003年06月12日(木)  書くこと。


僕はずるいから、
ぼぉっとした頭や体を全部梅雨のせいにしてしまう。
少し、下を向いて歩く。
水たまりがゆれる。
降り出した。
傘をささなくてもいいぐらいの細かい雨。
変わってく気圧のせいで頭痛がする。
汗ばんだ額に手をあててこする。
熱があるかもしれない。




一度とぎれた日記をまた書き始めることは、
書き続けることよりむずかしいのだと思う。
きっとね。
それが怖くて僕はこうして書いているのかな。

いつまで待ったっていい。




初めて買ったマンガは「ぼのぼの」だと思う。
小学校高学年ぐらい。
アニメ化されたのはもっと後のこと。
12巻あたりから読んでないんだよな。
読みたくなってきた。
プレーリードックちゃんとかスカーシャチとか好きだ。
ぼのぼのを見てると自分を見てるようだし。
そっくりなんだよな。
プレーリードックちゃんは僕の理想に近い。

なんでこんな話をしているかというと、
こないだ、ある人がしまっちゃうおじさんの話をしていたから。

「さあ、どんどんしまっちゃうからね」





紙に印刷していつでも読めるようにしたい。
こっそりしてしまおうか。<全然こっそりじゃない
でもなんだか後ろめたくてできない。





2003年06月11日(水)  記憶。


梅雨入りしたことを朝のニュースで知った。
セキレイが2羽、砂利道を歩いていた。
(鳥が歩く、というのはどこか可笑しい)
電線にツバメがとまっていると、夏が近いと思う。
十何羽もとまっていたら、彼らの旅立つとき。
遠い、夏の終わるころ。




「夏が終わる」スピッツ


しけってる柱。つめたい畳。汗をかく石。
あぶらぜみ。とかげ。蚊取り線香。
マッチのかす。べたべたする蝿取り紙。
まだ明るいうちに入るぬるい湯船。
縁側でながめる夕立ち。
伸ばした足にはねる泥。
やんだあとのひぐらし。
線香花火。
風鈴。
目が覚める真夜中。


いつだって夏を思い出す。




誰でもない自分自身にせかされている。
何もかもやんなるぐらい丁寧にできたらいいのに。





2003年06月10日(火)  グレープフルーツ。


少し目が覚めた。
でも不思議とおだやかでいる。
なぜだろう。
静かに、胸の奥が冷えているのが分かる。
夜がしみていく。
きっと涙がでる。





週末の「round Cuts」行きがかなりあやうい。
ういうい。
いやほんとなんだよ。





ひどくのどのかわくよるに
グレープフルーツジュースをのんでいます
あなたをおもわずにいられません







2003年06月09日(月)  デイズ。


部屋のカレンダーが5月だった。
破りに行ったら雨戸を閉め忘れていて、ぼんやりと青い部屋。
手のつかない日々がもたらすもの。
本棚からCDを引っ張りだす。

ロストマン。
sailing day。

布団に入るまでの時間配分。
たった2時間のタイムスケジュール。


-


しゃべりすぎだと思ったんだ。
余計な、いろんなことをね。
他愛もないことじゃなくて。
くだらないことでもなくて。
自分だけのための余計なこと。

しゃべるときのぼくは、いつも人を待たせてる。
ありがとう、待っていてくれて。
ちゃんと僕を見ながら、待っていてくれて。
もっかい、ありがとう。


-


わくわくする気持ちを抑える日々に、何の意味があるってんだ。


-


市役所より区役所のほうが人に近く感じるのはなんでだろう。
村役場のローカルさにも惹かれるけど。


-


こういう加減で断片的に書くのも好き。
ノートなんかすごいもんね。
ちっさいかたまりがごろごろしてる。


-


只今のBGM。
「transition」山崎まさよし

「Sleeping Butterfly」よいよね。





2003年06月08日(日)  句会報告。昼寝。


午前8時。
眠くはないんだけど目がしぱしぱする。
寝たの2時だったからな。5時間睡眠。
休みなのに早めに起きるのはもったいないから。
NHK「小さな旅」がついてる。
安心して見てられる。
いつも、絵面がすごくいいと思うんだ。
こだわってるんだろうな。


句会報告。

定時であがって下北沢まで電車にゆられ。
着いたのが19時過ぎくらい。
駅前のドトールでベーグルサンドを食べる。
食べ終わって本読んでまだ時間があったので、
近くの古本屋をふらふら。
何も買わずにフィクショネスへ。
それにしても下北沢は若者が多いと思った。
いや人のこと言えないけど。外見では。

参加者8名。多い。盛況。
何人でもおもしろいことが判明。
それぞれ4句だから、全部で32句。
迫力。
人が多かったので即興はなし。
やりはじめたら夕立。かみなり。
夏だよ。なんて言いながら。
お茶も飲みつつ。おいしかったです。>Nさん

夏の句、ということだけど、梅雨を詠んだのも多かった。
さわやかもあり。じめどろもあり。
作者が分からない状態でそれぞれ意見を言うから、
判明したときに驚いたり。
みんなよく驚いてた。笑ってた。
自分じゃ詠まないような句がたくさんあって刺激になる。
銃眼とか痴話喧嘩とか自分じゃ出てこない。


営業マン蝉の耳鳴りエレベーター

夕立の泡をけとばすハイヒール

浴衣では夜の匂いにとけてしまう

梅雨空がバックネットを押さえつけ


この中では、浴衣のが一番評判よかった。
ハイヒールがいまひとつ。だったかな。
しかもこれだけ意見を聞く前に失礼してしまったから余計に分からん。
気になる気になる。

書くものがユニセックスだねって言われた。
よく言われますって笑った。
でもはっきりと言われたのは初めてかもしれない。


帰ってきてからM氏のネットラジオを聞く。
先週に続いて、聞くのは2回目。
思い出してよかった。
1時間弱しか聞けなかったけど。
先週も思ったけど、選曲がよいと思う。
もし自分がやったら曲ばっかりになるだろうな。



午後5時半。
原稿は午前中に終了。返答待ち。
メールもいくつか。
午後、やっぱり眠くなって昼寝。
起きてから祖母と話して兄弟にCDを焼いてやって部屋をあさる、
夢を見た。
区別がつかなくて参った。

昼寝→リアルな夢→起きて呆然→頭痛。

休日の1パターン。
書いといてなんだけど、やだなパターン化するの。


きまぐれ接続 週刊POEM

ユニセックスって、
もっとどっちか分からない感じなんじゃないかな。
僕の場合はほら、かたよってるから。





2003年06月07日(土)  節電。


曇り空。こもった熱。流れない汗。

冷えすぎた部屋にいて、停電を心配する矛盾。
天気のように予報でもでるなら、少しは気が楽なのかもしれない。
予告されればいいというものでもないけど。
椅子にかけた上着を着なおす。
リモコンの位置は知らない。

指先ほどの晴れ間から、灰色の熱が逃げていく。
むれたような匂いと一緒に。



夜は句会。
昨日の日記参照のこと。

予定どおり終電で帰れますように。<自分次第
その前に夕飯にありつけて開始にも間に合いますように。





2003年06月06日(金)  一瞬。


空がまだ明るいうちに帰る。
ダッシュボードを開けて、MDを入れ替える。
すこし安心して走りだす。

たとえば、夕立のあとの水蒸気。
その中に全身を横たえて泣き疲れてしまいたい。

詩。声。ことば。ひと。
そこに一瞬でもかぎりないやさしさがあるなら。
横たえる。その一瞬に。

その瞬間を求めている。
無意識に。

急カーブ。
もうすぐ家に着く。
おかえりとただいま。
一瞬のやさしさ。



明日は仕事のあとで下北沢。
夏の句を4句持参のこと。

句会@フィクショネス






2003年06月05日(木)  説得。


雨を近くに感じる。
晴れていても、マンションの向こうには雨雲があるんじゃないか。
あと10分もすれば、
灰色がかった雲がむくむく出てきて、
なまあったかい雫が落ちてくるんじゃないか。

いつ降ってきてもいいと思うこと。
雨を待ってみること。



auのCMの、元ちとせさんの歌が気になる。
それから、説得するのはむずかしい。





2003年06月04日(水)  寝返り。


目覚ましが鳴るのを待っている。
掛け布団が重たく感じる。
寝返り。
さっきから何分たっただろう。
枕から聞こえる音は好きじゃない。
息苦しくなってしまうから。

すいこまれていく。
音がとおのく。
目覚ましが鳴らない。



ひさしぶりに「トライガン」を見た。
発売が98年。5年前。
うあー。

でもやっぱりいい。





2003年06月03日(火)  涙。


最近、これを書く時間が遅くなってる。
前はたぶん、8時前にはその日の分が見られたはず。
今、11時を過ぎたところ。
夜だよ、もちろん。
もう寝なきゃならない。

涙が出る前はもどかしいのに、
あせらなくても出てきてしまう。
堰を切ったように。
ときには、何気なく。

何気なく出てくる涙はとても静かで、
その感触でまた泣いてしまう。
やさしくはないと言いたくなる。

僕はやさしくないんだよ。
そんな風に流れないでくれ。



何気ない涙のような言葉にふれる。
近づきたいと思った。
涙が出そうだ。





2003年06月02日(月)  とっつく。


昨日の午後からなんか変だ。
なんだ。なんだろう。


背中さされた。かゆい。


欲しいもんばっかりでこまった。
4月、5月と使いすぎたから節約しようと思ってんのにさ。
11日にでるスパングルのアルバムは買う。
Spangle call Lilli line。




ぼくのまわりはなんでこうやさしいんだろう。

なんてことを思ってしまった今朝。
運転しながら泣く。<何してんだ

自分でつっこむのは恥ずかしいから。はは。

会社でもいろいろわさわさしてて。
重なるんね。こういうことは。



誰かが「好きだー」って言ってるものってとっつきやすいんよ。
最近そんなんで影響受けてばかりだ。





2003年06月01日(日)  エンドロール。


15時前ぐらいに出かけたはいいんだけど、
結局コンビニでちょっと買っただけ。
その後、夕方あたりからなんだかくさくさしてしまって。
「ロードオブザリング」見はじめた。
まだ途中。
なんだか泣きたい。


6月だ。


きまぐれ接続 週刊POEM

またもや転記。

ここんとこ、なぜだかアクセスが多いんですよね。
なんだろう。気になる。


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