ひぽこんコラム

2006年05月30日(火) アストラル・ウィークス/ヴァン・モリソン

 いい音楽ってまるで家みたい。
 いつでもそこにすぐに帰って行きたくなる。そこに行くとホッとして、安らかになり、同時に心弾み、にこやかで、やさしくなれる。
 そうなんです。きのうからずっとヴァン・モリソンの『アストラル・ウィークス』を聴いています。これは1968年11月に発表になったアルバムで、なんと。もう40年近くも前の(オレの年に近いじゃないっすか!)もので、そして当時も今も、ここからたったの1曲もヒット曲なんて出ていません。だいたい1曲が9分もあったりで、ラジオで気軽にオンエアー♪なんてことも滅多に出来そうもないですからね。
 アルバムには全部で8曲。LP時代のものですから、in the beginning編と、afterwards編に分かれています。始まりがあって、結末がある。アルバム1枚が物語というか、いえ、物語としてつながってはいないのでしょうが(なにせ歌詞カードのない輸入盤だからすいませんねえ)、でもここには漠とした1つの世界が広がっています。そしてそこは家のようです。
 心地よく、暖かく、いつでも包み込んでくれる。
 たぶんシンガー・ソングライターのアルバムってこういうものなんだと思います。いまどき最近はシンガー・ソングライターがブームって言いますけど、それ、ちょっとクビひねります。だって申し訳ない。そう呼ばれて登場してきてる人のほとんどのアルバムは、こんなんじゃない。パッと目と耳を引く華々しい1曲はあるけれども、漠とした世界が広がってない。大きなもので包み込んでくれない。帰りたくなる家のようじゃない。
 ヴァン・モリソンはこじんまりとしてるけれど、暖かい、暖炉の火が絶えることない家の、優しくて、おおらかで、働き者のお父さんのよう。いつでも、どこにいても家族のことを見守っててくれて。悲しいときは黙って抱きしめてくれ、嬉しいときは泣いて喜んでくれる。
 すばらしいシンガー・ソングライターは家族みたいだなぁとも思いました。
 

2006年05月29日(月) マイケル違い?

 マイケル・ジャクソンが来てるとかで、けっこう話題らしい。土曜日の朝にはとある通信社の方から家にまで電話かかってきて「マイケルはどこへ?」なんて聞かれたし(むろん。知らない私ですが…マイケルマイケルって違うマイケルなんですけど、家?みたいなぁ…爆)。でもって騒ぎはいいんですが、それを報道するときのテレビのあのいやらしさときたら…。確かに彼は奇行大王。おもろいし、裁判後初の公ってことで話題にもなろうが、デイヴ・スペクターみたいな人が出てきて、「日本なら傷つけられず金になるし」みたいなことをペランペランコメントされ、なんかなぁ。別にこちらのマイケルはどうでもいいっちゃいいけど、彼が過去に残した素晴らしい音楽の数々を思うと、もうちょっとみんなリスペクトある態度でのぞんでほしい!と思ってしまう。『スリラー』は本当にかっちょエエ作品だったし、「ベンのテーマ」とかさぁ、少年時代のマイケルが残したみずみずしい歌声は、滅多にありえない純粋な輝きを放っていたし。その影にあれこれあったことなんてどうでもいいくらい、そんなこと駆逐する音楽のすばらしさがあそこにはあったわけで。その後光みたいなもんは今も変わらず残ってるはず。みんなもっと芸術家を大切にしてやってくれ〜〜。なんでもかんでもワハハハハってのは本当に悪しき習慣だと思う。

 で。さっきは本屋で「週刊現代」を立ち読みぃ。細木数子の暴力団癒着〜とかいう記事が読みたくて。ふふ〜。なるほどなるほど。にしても。いつも思うけど、あんなに威嚇型の脅迫占いをテレビに出して、視聴率とって大喜びしてるプロデューサーとか、あんたが一番、地獄に落ちるわよ!なんじゃないのかなぁ? 誰が何ってああいう人を出してるテレビは報道がどうのこうのとか偉そうなこと言える立場にないんじゃないの?

 と。共にテレビの悪さばかり目につくこのごろ。あまりに巨大で幼稚な箱。


PS:と、ドスドスくらいこと書いたので。気分直し。私の愛するジェレミー・ブレイクのデジタル・アートがここで見られます。本当に素晴らしいので、心洗ってください。BECKのアートワークやコンサートでのバック映像なども彼が手がけていたことがありました。

PS2:ダメだっ。今日はそれでなくてもやる気ゼロゼロ日なのに、あまりにもすばらしいCDを聴いてしまい、心奪われ、何もできないっ! うう。素晴らしすぎる音楽って罪だわ、罪。うおおおおおん。うおおおおおおおおおおおおおん。ちなみにそのアルバムはヴァン・モリソンの『アストラル・ウィークス』といいます。今日タワレコで1400円で買いました。1400円だよ〜〜。安売りでもなんでもなく、叩き売りの1400円。でもおそらく私の人生のベスト10には入ります

2006年05月27日(土) MadisonSquareGarden@04112004

 みなさんのところには届きましたか? REMHQからのお便り。ふむふむ。やはり噂どおり9月にはビル復帰ライブがあるんですね〜〜(涙)。行きたいけど、ショート・セットというのはきっと3曲くらい? 5曲くらい? そのためにアトランタまで…となるとかなり躊躇してしまうダメな私…。うううう。ううううう。近所だったらなぁ。

 その代わりってわけじゃないですが、今ごろ、1年半以上もたって、やっとやっと、以前いただいた「ライブ@NYマディソン・スクエア・ガーデン 2004 11 04」のブートレグCDを聴いております。そう、あの大統領選挙直後のです。私が愕然として見たライブです。
 これまであまりに辛くて聴けなかったのですが、パール・ジャムの新譜にともなうインタビューを読んでいたら、vote for change tourであんなに頑張ったのにブッシュが勝ってしまって本当にショックで、それをそのまま新譜のレコーディングにぶつけられてよかった…というのを読んだから。ああ。本当に本当にあの大統領選挙の結果は相当なショックで、壮絶な影響を与えていたんだなぁと今更また思い知って、改めてブートで聞いてみることにした次第です。PJはレコーディングだからジックリ自分を見つめながら怒りや悲しみを搾り出せたけど、ライブという状況で、しかもアメリカのロック・バンドにとってツアーのメインとなるNYマジソンのライブをやらなきゃいけなくて、R.E.M.はどんだけ辛かったろうか!と思い知って、聴いてみようと思ったわけっす。
 で。見たときも思ったけど、本当に搾り出すようにというか。なんかもう。心の奥に底なし沼のようにドロンドロンするものがあって、それはボコボコとガスを放つほどのドロドロで、体がそれにネバ〜〜〜と強力に、まるでゴキブリホイホイみたく縛り付けられてて(えっ?例え、がイヤ?)、それなのに無理やり動かして演奏し、歌ってる・・というような感じです。特にオープニングの「エンド・オブ・ザ・ワールド」は本当に本当にひたすら「辛い」の一言で、泣けます。あのときも泣いたけど、本当に泣けます。
 しかしだからこそ素晴らしいとも言えますです。あらゆる歌に意味を感じ。あらゆる言葉に切実さがあり。あらゆるすべての音が訴えている。一瞬たりとも気が抜けない。とてつもなく、正直です。赤裸々。あけすけなほど。
 たぶんこんなライブはもう2度とないと思いますです。このブートCD、音質もけっこういいです。もしどこかに落っこちてるのを見つけたら、ぜひとも聴いてみてください。

2006年05月26日(金) ハゲちんは今カンヌです

ハゲちんはカンヌにおります。人相悪いオヂ化してますので(ちょっとマーシー入ってる?ひいいい)、ご自分でみなさん確認ください。誰や、この泥棒?みたいな感じっす。

でも決してプラプラ遊んでいるわけではありません。この映画のためです。これから撮影するらしい。ディランの映画。ディランの歌をハゲちんがうたうんです!! おおおっ!

 カンヌ。いいよなぁ〜。しかし今夜は私は新宿のトルコ料理店「イスタンブール」で、またまた爆食! ビールは途中で止めたけど、また爆食。あぁ。己が憎い。帰り際、丸井の壁に垂れ下がったポスターの水着ギャルを見て「こんなぁ体だったらなぁ。ブハブハブハ」などと笑った自分が憎いです。

2006年05月25日(木) 悲しいお知らせ

 驚いた。REMがIRSと契約をするきっかけとなった人物イアン・コープランドさんがメラノーマで亡くなってしまいました。ビルボード誌に記事があって、REMの名前も出てきます。確か彼はビルの知り合いだったはず。それが縁でマイルス・コープランドにつながり、IRSと契約したのでは? ハゲちんたちもお葬式に行くのでしょうか…。ご冥福をお祈りします…。

 今日の東京はいい天気。朝(と言っても昼近く)に近くの公園にお握り持って行き、友達とムシャムシャ。その後ウォーキングという、すげえヘルシーなことしてますわ。ムホッ。ここんところの不摂生&雅山(←角界1の日本人巨体)化を阻止せねば!

 PS:ニューヨーク・ドールズのハゲちん参加曲聴きました。なるほど〜。ハゲちんの声だ〜〜〜〜!いつもの声だ〜〜。でも実はバックコーラス。謙虚にね。謙虚に。ここは憧れの大先輩だから。しかしロックンロールに乗るハゲちんの声は久々という気がして、なんだか涙ホロリ。

2006年05月24日(水) 男だぜ!

 こういうニュース、好きです。男だね〜〜。理屈じゃなく!

村上世彰氏の率いる投資ファンド(通称・村上ファンド)が阪神電鉄株を大量に保有している問題に関連し、プロ野球・阪神の星野仙一・オーナー付シニアディレクター(SD)=59=は24日午後、6月29日の株主総会で村上氏の提案が可決され、過半数の役員を村上氏側が占めることになれば、SD職を辞任する考えを明らかにした。
 星野SDは「(提案が通れば)タイガースは村上氏に支配されることになる。そうなったら自ら辞める。球団に残ることは、村上氏に協力することになるからな」と説明した。
 星野SDは「自分だけが資本主義だと思っている」などと村上氏の手法に批判的で、定例の役員会に出席した15日には「天罰が下る」などと述べていた。

 そしてこのニュースを読むと、朝青龍の「猪突猛進っぷり」とか「故郷を想う心」とか「アウトローぶり」とか「浅はかさ」とか「子供っぽさ」とか「素直さ」が伝わり、またまた大好きになる。こんなにも人間臭い横綱って魅力的なのに、それを叩く相撲協会なんて古臭い最悪の利権団体。大嫌いだわ。相撲は好きでも協会は嫌い。そんな中でもっともっと世間の常識から嫌われまくってる朝青龍、ハートがロケンロールだっ!

 右ヒジを痛め大相撲夏場所を途中休場した横綱朝青龍(25=高砂)が23日、東京・両国国技館で北の湖理事長(元横綱)から厳重注意を受けた。モンゴル巡業を目指して場所中7日目の13日に支度部屋で行った署名活動に対するもので、同理事長に謝罪した。今後は名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)での復帰に向け、けいこに励む。
 朝青龍の完全な勇み足だった。どうしても今年中にモンゴル巡業を実現したい思いが、場所中の支度部屋での署名活動という暴走につながった。この日午後1時30分すぎ、緊張した面持ちの朝青龍が北の湖理事長を訪問した。約12分間、扉を閉めた理事長室で1対1で向き合い謝罪した。
 疲れた顔で理事長室を退出した朝青龍は、素直に非を認めた。「場所中にやったのは悪かった。どうしてもやりたい気持ちがあっての行動で何とかしたかった。(4月25日の)力士会でやるべきだったんだけど。焦っちゃった」。
 協会に隠れて力士の賛同を集め、協会判断に背こうとした訳ではなかった。「力士会の会長としてずるいことをしているわけではない。オレはずるい男じゃない」。純粋な思いが暴走を招いたと強調した。22日の横綱審議委員会で話題になった場所中の帰国疑惑には「(自宅に)居たよ。苦労してんだよ。治そうと必死にやってんだよ。それなのに…」と声を張り上げた。
 今回の署名活動は場所中の、しかも支度部屋で行われたことで問題となった。北の湖理事長は「今後2度とこういうことがないよう厳しく叱責(しっせき)した。叱責したということは、厳重注意を与えたと同じことだ」と言った。さらに「『申し訳ありません』と言っていたのだから、深く反省しているということだ」と付け加え、事態収拾を図った。また、同理事長は今年中のモンゴル巡業の見送りを伝え、朝青龍も従うことで一致したという。朝青龍は夏場所で途中休場もしており、次の名古屋場所で出直しを図る。

 ところで。例のハゲちん参加のニューヨーク・ドールズの新作日本盤がロードランナー・ジャパンからリリース決定! 7月です。ふふっ。さっそく電話しちゃって音手配〜♪手配〜♪ ハゲちんがどんな感じで参加してるのかはまたここにアップするです。お待ちください。
 ところでところで。マイナス5のチケは売れてるのかなぁ〜。聞いてみよ…。

PS:ついに今日、1万歩歩いた!

2006年05月23日(火) ぼおおお。健忘。

 和田の「ポップアジア誌におけるモンゴル芸能担当」の野望のために調べました。モンゴル語講座。したらいっぱいあるじゃん! 日本にこんだけモンゴル人がいるってことに驚いたわ〜。いるんだ〜。ムフンバトさんとかそういう人。ダバルジャガルとかそういう人(←ちなみに白鵬関の本名ですね。ムフンバト・ダバルジャガルだかなんとかいうの。間違ってるかも。覚えられない。何度見ても)。
 ↑覚えられない。といえば、本当にここんところボケが始まってて、今日も所沢に精神科医のS先生とお昼するために行ったのですが(注:治療じゃありません。議題は→トム・ペティです)誤って30分以上前に着いてしまうし(←明らかに時間を間違えていた)、帰りも誤って高田馬場直行の急行に乗ってしまうし。あれれ〜〜?とか言いながら鷺宮駅を見送り。また馬場で乗り換えて、悲しく〜悲しく〜帰ってきました。
 そんなことがもう日常茶飯事なので、最近は「痴呆」「アルツハイマー」といったような言葉に異常に敏感です。ああ。壊れていく私…という気がマジしてます。でもなぁ。どんどん忘れて、どんどん分からなく恐怖ってどんなだろう? いや。恐怖じゃないのかな? いや、恐怖だよね? 本当にワケ分からなくなったって、時々は思い出したりもするし。昔は痴呆とかアルツハイマーというと、「周りが大変」と言われていたけど、今では「本人の悲しみ」へも目が行くようになったらしい。忘れるって悲しい。
 そういや。今朝のNHKではそういう「物忘れ対策」とかをやってた。物忘れ対策のために円周率を何億も覚えてしまったオジとかも登場してて、そのオジあたりになると、逆に「山手線の駅全部言えます」なガキみたいな、ある種の「それがどうした?」なノリもあるのですが、しかしまぁ。物忘れボオボオの和田からすると、ただひたすら「すごいなぁ」でもあります。
 …ちなみに今日もバクバクバクバク。昼からバクバクバクバクバク。どうしてこんなに食っちゃうんだろ? やはりこれも忘れちゃうからかなぁ〜〜。ぼおおお。ぼおおおお。

2006年05月22日(月) ニキ展と白鵬とゲロったオレ

 今日は大丸でやっていた(今日が最終日)ニキ・ド・サンファル展にやっと行ってきました。
 しかし実はすごい二日酔いで、ゲロ〜〜。昨日は北尾トロさん家に色々な人があつまりお食事会だったのですが、トロさん相方のジュンコさんの料理が目茶うまくて。娘の凛ちゃんに食べさせている振りしながら、凛ちゃんの分までも、バクバクバクバクバクバク(←特に鯛の塩釜焼き)。それからゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク。爆食。爆飲@シャンパンやらワインやら。結果→家に帰ったとたんにゲロゲロ〜〜。しかし吐けず(私は吐けない体質らしい)。ずうっとウウウウウウウンウ〜〜〜〜〜〜ンと苦しみ悶えておりました。腹にトクホンとか貼りまくちゃってさ〜。うぉ〜ん。悲しかった。←が。白鵬が出たサンデースポーツだけは見ました。
 そう。きのうは大相撲千秋楽。まっ。絶対に白鵬が優勝するだろうとは思ってたけど、やはり優勝。う〜む。21才だなんて絶対に思えない落ち着きで勝利。しかしこうなってくると、あんまりにも落ち着いてる白鵬に物足りなさを感じたり。これなら敗れた雅山(巨漢!)のふてぶてし〜〜〜感じの方がおもろく感じたり。う〜〜む。私はやはり「ただ相撲がすごい」とかより、「相撲ナシでもおもろいキャラ」を求めているのかもしれない。朝青龍とかさ。

 そうそう。朝青龍と言えば。今日お昼を共にした(←ゲロなのに食うオレ)関谷さん@ポップ・アジア編集長、から「いやだぁ。もっと早く朝青龍が好きって教えてくれたら…」とあれこれ「朝青龍に会えたはずのイベント」を教えてもらい。今更涙!しかも関谷さんが担当してるNHKFMの番組に、このあいだモンゴルのホルトなるハード・ロック・バンドがゲストで来たとか。そのバンド、朝青龍が命!のバンドらしく、彼らのライブで朝青龍は大熱狂&合唱&エアギター状態だったらしい! うぉ〜〜ん。そのホルトさんらと、お友達になればよかった〜〜〜(爆)。そんなわけで、今後は「モンゴル担当にして」とお願いしておきました。今後はモンゴル芸能の和田になる予定です(笑)。

 そうそうそう。それでニキ展ですが、素晴らしかったです。結局アーティストはどんだけ夢見れるか、どんだけ自分の中に広い宇宙があるかだなぁ〜とつくづく思いました。大切なのはそれだけ。
(しかし思い出した。ニキ展の後半。フェミニスト団体のオバちゃんたちらしい一団が登場。(←ニキはフェミニズム表現の先駆けとも言われているの)そのオバちゃんたちがワイワイガヤガヤうるさく、「フェミニズムのために頑張ります」なんてエイエイオーしちゃって、円になって写真まで撮りだす始末。あのさ〜って思いました。すごくいい作品に出会ってホッコリ気分でいるのに。だいたい美術展でおしゃべりしてるってこと自体信じられないのに、団体で。写真まで。フェミニズム運動@日本ってさぁ。あのウーマンリブしかり、どうもなじめない。それじゃまるで「ただずうずうしいだけのオバちゃん運動」じゃあぁ?と思いました。かなり台無しでした)

2006年05月20日(土) 大相撲観戦→しかし尻博覧会に

 昨日は怒涛の1日でひた。
 まずは朝からパソコンがおかしくなり、半狂乱で皆様に電話したり。あれこれいじったり。インターネットで調べたり。しかしどうにもならず…。泣きながら慌てて家を出て、総武線へ!
 そう!!きのうは待望の、待望の「大相撲、桝席観戦」の日でひた〜〜〜!
 桝席。テレビでお相撲見ると、みんな四角い升の中にギッシリひしめきあって座ってますが、ほんと、マジにあれは狭いです。オジさん4人なんて所は見てて恐ろしいほどの密着度になってて、「愛し合う4人?」みたいな風・・。あれはもしかしてその昔「芸者さんとヒイキの旦那衆」とかがピッタリくっついて観戦するためだったのでは?などと思ったり? しかしあまりに狭い。ありえないっす。下手するとエコノミー症候群になりそうな! 相撲協会は考えないとあかん。←貴乃花が批判するのも分かる?←でもヤツはどうも気色悪くてダメ←昨日も国技館から終了後に出てきたところ偶然会ったけど、サングラスとかいきなりしちゃって大勘違い男←私と友達がかなり大きな声で「あ、貴乃花だ」と言っても、もうほとんどの人が知らん振りなのに。ただの親方なのに。超スター気取りで驚いたわぁ。
 で。そんなぁこたぁどうでもええっ! 桝席。これはですね〜。チケットには一応13500円とかいうチケ代が記入されておりますが(これだって高い!)これは事実ではありません。いや、事実の席もあるけど、ほら、よく聞く「お茶屋さん」というのがくっついて飲み食いすると「実売一気に+1万円」になります。ありえね〜〜〜。でしょう? だからテレビ見てて、あのちっこい桝の席にひしめきあってる4人はみんな10万円の升の中にいるってわけっす。しかしその1万円の内訳って、お弁当(冷えてる)、焼き鳥(これはちょっとおいしい)、お豆などのおつまみ、ウーロン茶(ちっこいの)、おせんべ、ア〜〜ンド、お土産用のヘンテコな100ショップで売ってるような器、さらにまた焼き鳥セット(そんなに食わすな!いらんわい!)、あんみつ2つ(唯一かなり嬉しい)、甘栗(ちっこい)、お菓子詰め合わせ(1000円程度)などで、その一々に相撲の絵がついてて、も〜〜100年同じお店のモンって感じで、お茶屋というか相撲協会っていうか、その変革のなさ、癒着癒着がよ〜〜くわかります。これで+1万円かいっ?ってマジに怒鳴りたくなるもんす。
 が。和田は実は一銭も払ってないので(爆)怒鳴ることもなく、ワハハハハ大笑いし通し。銭さえ自分で払わなければOKなる、このイヤらしい精神! 見事に汚れております。
 でもまっ。とにかくワハハハハで、総武線の両国駅に下りた瞬間に、もう取り組みを終えた、下位のお相撲さんが二人乗り込んできたんですが、こ、この1一人がイヤに美形!イケメンで、そして通りすがった瞬間、鬢付け油のいい匂いがプ〜〜ン。ウッオオオオオオオオオオオオ!これで火がついちゃいましたわああ、和田!一気に相撲ワールドに突入!
 で。ウッホウッホ気分で駅前の国技館に急ぐと、なんと!「関取の入り待ちしてるオバ、オヂ、女、男、外国人(←特に多い)」などが黒山の人だかり!!ヨン様の追っかけ衆も顔負けなすごい数で、すごい興奮度! いやぁ、両国がこんなに熱くなってるなんて知らなんだ!マジに凄いことなってました!
 で。国技館の中にチケットを出して入ると、桝席&お茶屋使用の人たちは自分の番号のお茶屋さんのところの受付に行きます。するとそこに何人もの「ヘンテコな、相撲見てると映ってる、飛脚みたいなカッコしたおじさん」が登場して、席まで案内してくれます。ここでもう一気に「異世界に飛び込んだ」気分に。だって普段、飛脚みたいなカッコした人なんて、そうだなぁ〜お祭りでもないと、会わないよね?(おみこし担いでる人たちみたいな、そうでもないような、そんなとにかく変なカッコです)。国技館ってとにかくそうやってみんな「ありえないカッコ」してるから、すごい異世界気分。一気に江戸時代にトリップできるみたいで、その感じがすごくいいって思う。
 そして桝席に座り、友達一家とヤアヤアアすると、やおらお弁当やら豆やら焼き鳥やらを開いて、ガツガツすげえ勢いで食べ始め、ビールまで頼んじゃってゴクゴクし、昼間っからもうワハハハハハ。あんまり相撲も見ず(笑)。しかしいい取り組みがあって館内がウオッと沸くと、慌てて見て私もウッオオオオとか叫んじゃって〜〜。なんかもうハジけまくりっす。大騒ぎっす。オオバカっす。特別な「ハレの日」って感じっす、もう、完璧に。1年分のバカ放出し放題っす。
 しかしテレビで見ると分からないけど、相撲のあの土俵はものすごいキラキラのライトに照らされていて、見ているとけっこうまぶしい。そしてその明るい光の渦の中で見るお相撲さんの肌は綺麗。マジに。これで朝青龍がいたらマジ本当に一番綺麗なんだけど、きのうは寂しくおらず…。涙…。(←んで悲しいんで朝青龍フィギュアのキーホルダー買いました。朝青龍プチ・タオルも買いました。朝青龍ハガキも買いました←さらに朝青龍湯のみも勢いで買いそうになりましたが、思いとどまり止めました。よかった。ああいう所って雰囲気にノマれるからアブネェ〜)
 だから本当は最高興奮な盛り上がりってのはなくて、なんだかダラダラと「白人ってやっぱり足長いよね」「黒海(白人)、尻あがってるよね」とか、「白人の肌の白さってやっぱり質が違うよね」「北桜(日本人)の尻はカバみたいだね」とか直接相撲に関係ない、どうでもいいことばかり友達とペチャクチャ。
 んで。最終的には覚えてるのは「関取の尻の形ばっかり」@カバみたいなデレンとした尻とか、プリッと上がったかわいい外人尻とか、真っ白い尻とか、汚い尻とか!!! 尻の博覧会!! おかげで、帰りに別の相撲好きの方に「取り組みどうでした?」なるメールをもらったのに、ハタと「どうだったっけ?」などと思う始末…。ビールと焼き鳥と尻、尻、尻、で、終わっちまったんだ@オレの大相撲夏場所。

PS:いつもの絵本作家たごちゃんのHPで見つけた、ステキすぎるガーデン。ぐえええええ。行きて〜〜〜。ちゅ〜か。住みて〜〜〜。まだニキ展行けておりません。月曜最終日に行くつもり。

2006年05月18日(木) お知らせ、サクっと

 どうやら、今、タワレコなどに並んでる「Q」(表紙はオアシス)にくっついてるCDに、エディターズがカバーした「オレンジ・クラッシュ」が入ってるもよう。エディターズなんて一々買いたくないわという方々にはオススメですわ。私もそうしよう〜。あ。でも。エディターズのボーカルの少年は大のハゲ・ファンらしいです。でも「パパとママが聴いてたから」だって〜。ひ〜〜。そんな年なんだね〜。もう。

 さらにワーナーからリリースされる『ビューティフル・ソングス〜ココロノウタ〜』というコンピ盤にナイトスウィミングが収録予定! マジか? 今までコンピにREMが入ってたことないからさ〜〜(←これは本人たちがOKしないからです)。なんかビックリだよ〜〜。本当に入るのかな?(←こういのはドタキャンもあるので)

 そして明日は両国。忙しいのよ、今、だから。わはははは。

 ↑
 明日はまた「桝席」です。桝席!うっは〜〜〜。たまんねぇ〜。近いもんっ♪ 近いっていいよね? ライブでもほら、近いと、興奮の度合い違ったりすんじゃ〜ん?

 ↑あ。ナイトスウィミングはマジに収録されるようです。記念に買いましょう♪ジェイソン・ムラーズなんかも入ってます。

2006年05月17日(水) ウィル・コナーの素敵なライブ

ありえないよ〜〜〜。独裁国家みたい。↓
 与党は「共謀罪」を創設する組織犯罪処罰法改正案について、19日の衆院法務委員会での採決を目指している。民主党は、野党の反対を押し切って採決されれば、全面的な審議拒否も検討する構えだ。


 今日はポニーキャニオンで開かれたウィル・コナーのショーケース・ライブに行ってきました@虎ノ門。
 ウィルさん、前のアルバムのライナーを書かせてもらい、その折に電話インタビューなどもして、なんとなく親近感の人。だからトコトコ雨の中、途中で金毘羅さん@虎ノ門(←私的パワースポット!)に寄って「金持ちにさせてくれ〜金持ちにさせてくれ〜」といやらしくお祈りした後、行きました。
 行ったらまず沖縄のチンドン音楽隊なる→琉球チムドン楽団という人たちが先にやっていたのですが。これがすげえええ、派手。どう見ても七福神にしか見えないお姿で、「金毘羅さま、あらわる…??」と和田は驚いてしまいました。→ので。終了後「すいません。握手してくださ〜い」と握手してもらった。なんかご利益あるかもと思って。えっ?違う?
 さて。それでやっとこウィルさんの出番。ウィルは本職は帽子屋さん。オーストラリア、シドニーの。いいでしょ?帽子屋さんが唄うたってて、デビューしちゃうなんて。で。その脇に趣味としてサーファーでもあって、それもプロはだしで、そんなこんなでジャック・ジョンソンに「おみゃあもマジに歌え」と薦められてCD出しました。→だからサーフ・ロック。
 でも別にそれでブーム乗ったれ!とか、いやらしくガツガツしてはない。金毘羅さんに「金持ちにしてくださあい」などと祈ることなく、ただただありのままにギターを抱えて歌ってます。でもその声はすごく優しくて。彼の人柄そのもの。まっすぐスウウと心に届く声。
 そんな声で今日は「Don't be afraid」とか、「Everything's gonna be alright」とか何度もリフレインして歌われ、グッときました。ああ、そうか〜と素直に思えて、肩の力が抜けて、ホロリ。すごくシンプルだけど、すごくあたりまえだけど、素敵なメッセージだった。とてもヨカッタ。ウィル。
 で。感動したので、それをそのまま私のいつものヘンテコ絵手紙にしたため、終了後にこちらも手渡し、笑ってもらい、帰って着ました。わははは。
 にしても。ポニーキャニオンさん、太っ腹。おいしい沖縄&オーストラリア料理が出されて、それがおいしかった〜〜〜ん!沖縄のドーナツみたいの?サーなんとかいうの?あれ、おいしいね〜〜〜。号泣! それからオーストラリアのケーキっていうのもおいしくて、涙。←またバクバクと爆食したんだけどさ。
 ちなみにウィルのアルバムは『チケット・アウト・オブ・ヒアー』といいます。今日発売です。前のアルバムは『サザン・ヘミスフィアー』と言いました。

 そんなこんなで。今日も1万歩なんてち〜〜とも歩かず。ワハハハハ。
 

2006年05月16日(火) 寺尾って頭もいいのねぇ〜ん

 そうそう。そう思うよ。これ↓

92・5%が「新聞読む」 多メディア時代にも評価

 日本新聞協会が新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、インターネットの主要5メディアへの接触状況や評価を調べたところ、92・5%の人が新聞を読んでおり、多メディア時代にも新聞が引き続き高い評価を受けていることが16日までに分かった。
 調査は2001年、03年に次いで3回目。昨年10月、15−69歳の全国の男女6000人を対象に実施、57・4%から回答を得た。
 1週間のうち新聞(朝刊)に接触する平均日数は5・6日で、ほぼ毎日読まれていた。また93・0%の人が戸別配達制度を支持、新聞が日常生活に密着した基幹メディアであることがあらためて確認された。
 各メディアの印象・評価では「情報源として欠かせない」(53・6%)「社会に対する影響力がある」(53・4%)「地域や地元のことがよく分かる」(52・1%)などの項目で新聞がトップ。

 家は東京新聞です。けっこうくだらない記事なども多く(笑)そしてなぜかジャニーズびいきで、よく切り抜いて友達に送ります(←中学生みたいなことしてるでしょ?)。ネットだけがあればOKなんてITの人たちは豪語してたけど(←ホリホリ)そうじゃないよねええ? 複数の情報源から情報を得るのって大切。それから新聞だと余計な記事というか、自分の興味ないことも読むからいいよねぇ。新聞は大切です。とっても。
 思うにネットってあらゆるものの入り口なんだと思う。そこから色々なところに行けばいい。入り口のメディアとして、ネットは素晴らしいと思う。でもそれ以上を求めるなら、また別のメディアが必要。音楽だってそう。ダウンロードして聞くだけなのは入り口。もっとその音楽を聴きたい、知りたいと思ったらCDを買うとかするし。いろいろなメディアはいこれまで必要以上にネットを怖がってきたけど、これからは入り口として利用すればいいのだと思う。

 …にしても今日はお天気悪くて具合悪〜。グダグダグダして相撲見たりぃ。グダグダ寝てます。お相撲、元・寺尾が解説だったのですが、すごくわかり易くて頭もいい。素敵〜〜。

 そしてやはり今日は1万歩など歩かず。ワハハハハ。2888歩でした。すくね〜〜〜〜。明日こそっ!ぐっ!

2006年05月15日(月) 朝青龍と稀勢の里のガッツを私に!

 ハゲちゃんたちが始めたこのセイヴ・ザ・インターネットとかいうのが今ひとつよく分かりません。これはネットへの検閲強化とかへの対抗運動なのかな? 
 でも元々インターネットって検索しても、それはグーグルやヤフーなどが検閲したものの結果でしょう? 私たちは世界がつながってる、世界が何でも見れるなんて思ってるけど、これは検閲の結果だよね? そう思うとここだけに頼らず新聞やら雑誌やらもちゃんと読まなきゃと思う…。
 にしてもハゲちゃんらの活動は何だろ???英語力なくて読めないオレ。

 ところでこのごろの私。♪毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれてヤになっちゃうよ〜〜〜は、タイヤキの嘆きでしたが、私の嘆きは♪毎日毎日僕は食べ過ぎてヤになっちゃうよ〜〜でして。ああ、イカンイカンと思いながら口はモグモグモグモグ。
 そこでふと。モグモグを止められないのならば、たとえば1日1万歩必ず歩く!とかにしてみたら?とか思いました。雨が降ろうがヒョウが降ろうが。てくてくてくてく。フラフラしてもテクテクテクテク。それを続けたらち〜〜とは痩せるかな?ちょっとやってみようかな?などと思った今日。
 明日。気が向いたら実行します。あ。いや。あくまでも〜〜気が向いたらね。へへへ。怠けモノ〜〜〜〜ん。

 世の中は今日はサッカーの代表メンバーの発表でしたが。私は相変わらず相撲です。朝青龍がいない今場所ですが、稀勢の里という19歳の日本人関取がね〜〜。いいんだ〜〜〜。ガッツ丸出しで。にらむにらむ、相手をにらむ。もう闘志満々で。こんな若い子いたんだ〜〜?!と驚くオバちゃんです。実は金曜日にはついにまた国技館に行くので(へっへ〜。また桝席ゲット!)稀勢の里(きせのさと、と読みます)を応援しちゃうわっ♪
 でもって朝青龍は「何があっても名古屋場所(次の場所)は出なくちゃいかん」と言って、もうすでに練習開始〜。じん帯痛めてるのに〜。号泣!その横綱としての責任感とガッツに号泣〜〜〜!7月、名古屋行っちゃおうかしら…。キャアアア!

 大好きなサイト、ABCに私がタレコミしたPINKのニュースが載ってるわ。なんだか嬉しい投稿オババ(笑)。見て見て。でもさすがに「騒音おばさんみたいでした」という部分は消されてる。やはり数万人が見てるサイトはそうよね。危ないわよね、そういう記述は。

PS:やっとここの前放映されたジュールスホランド・ショー見ました。REM@2001年の4曲。最近ずっと「でかくて、太った人たち」ばかり見慣れていたせいで、「小さくて、痩せてる人」は新鮮でしたね(爆)。しかしついつい「もっと食わなきゃ」とか「ちゃんこ食わせたる」とか「白鵬に肩車してもらったら」とかばかり想像してしまい、せっかくのREVEALソングスを自ら台無しにしてしまったオレ。馬鹿モノ。…にしてもピーターの着てたあのジャケットはどこで買ったんだろ?すげえ謎でひた。

2006年05月14日(日) パキシルは単価が高い

 以前ここにも書いたけど、月経前症候群(生理前に頭痛がひどくなったりする)の治療のために、婦人科までもがホイホイ簡単に投薬する抗欝剤のパキシル。こんな薬なんですが…

パキシルは「セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)」と呼ばれるお薬で、ストレスなどが原因で脳内の神経伝達物質であるセロトニンが減少するのを防ぐお薬です。セロトニンは、神経細胞内で作られ、神経伝達物質として放出されると同時に、同じ神経細胞に再度取り込まるという性質があり、正常であればこのバランスが保たれているのですが、セロトニンが低下してくるとバランスが崩れ、思考面や感情面で様々な症状を引き起こすとされています。
パキシルは神経伝達をスムーズに行う役目があり、服薬を続けていくことで、神経伝達物質の機能が正常化し、症状が改善されていきます。 (詳細は「神経伝達物質の役割について」もご参照ください)
パキシルが他の抗うつ薬と大きく違うところは、セロトニンにのみ作用することです。従来の薬はうつ病以外にも作用する為、副作用が出る場合が多かったのですが、パキシルは従来に比べ副作用が少なく、服用しやすいお薬です。


こういう風に言われて、今や抗欝剤といえばパキシル。私も何度も出そうか?出そうか?と言われましたが飲んだことはありません。そして、、、

抗うつ剤で自殺の危険増 18歳未満への投与禁止
 うつ病の第一選択薬として広く使われている塩酸パロキセチン水和物(商品名パキシル)の副作用で、思春期の重いうつ病患者に自殺の危険が増すことが分かり、厚生労働省は20日までに、18歳未満の大うつ病性障害患者への投与を禁止するよう輸入販売元に添付文書の改定を指示した。急に投与を中止すると知覚障害などの症状が出る危険性が高まるため、徐々に薬を減らすよう注意喚起している。
パロキセチンは、医師が処方する薬。グラクソ・スミスクラインが輸入販売している。  同社によると、グラクソ本社(英国)はパロキセチンの小児への適用拡大を狙い、7−18歳の合計1000人以上を対象とした臨床試験を英国で実施した。
ところが、重いうつ病である大うつ病性障害患者378人に投与した場合、有効性が確認できなかったばかりか、5・3%に自殺を考えたり、企てるなどの有害事象が発生。偽薬を投与した285人では、2・8%だったのに比べ、リスクが2倍近くに増えることが分かった。

と。言われておりましたが、今日新聞を読んだら、これは子供だけでなく大人も同じ。しかも自殺だけではなく他殺もありえるとか。そしてマンションから子供を突き落とした人とか、意味不明の殺人をしてしまう人たちの多くがパキシルを服用していたという記事も読みました(SPA!ですね)。

 むろんパキシルで症状が良くなる人もいます。それで人生を取り戻した人もいます。しかし万全ではないはず。あらゆる人にOKじゃないはず。人の身体も心も千差万別。それが「婦人科でもなんの説明もないままチャカチャカ出しちゃう」ようであっては絶対にいけないはず。しかもパキシルはその薬に慣れるまでが大変で、初期は逆に欝がひどくなるとも聞きました。なのに婦人科とかは「チョコッと飲むだけなら大丈夫だから」なんて言ってた。まったく知識のない医者が平気で抗欝剤を出す時代。そして妙な事件がたくさんおきる時代。しかし医薬品会社は政治とも結びついているから滅多なことでは悪いことは言わないらしい(だからたくさんの薬害が起こってるし)。ちなみにパキシルはグラクソスミスとかいう超大手が出しております。
 実際にパキシルを服用されていたうつ病の患者さんのこんなショッキングなブログもありました。

 もしかしたら抗欝剤は21世紀最大の薬害かもしれない。そう思うとすごく怖い。
 ちなみにパキシルだけじゃなく、他の薬も色々あるみたい。そして不可解な事件ってこの薬のせい?と思うと、納得がいきますよね? SPA!にもそうレポートされていたけど。
このサイトが詳しい

と。ハゲちゃんが素敵なこと言ってますねなんか感動。
 それからもう一つ活動も始めてる@社会的な。

2006年05月12日(金) 今年のロラパルーザ・フェス

 ことしのロラパルーザ・フェスティヴァル@シカゴは素敵なラインナップ。そして豪華なロラパルーザ・チケットwith豪華ホテル付&諸々特典付も発売されてて、これなら行きたいわ〜と思いました。ちなみにお二人様で、54万円くらいなんすがね。ふふっ。
 しかしデザイナーズ・ホテル代込みだし、水まで込みの飲食付きだし、アーティストに会えちゃうしで、「銭」あるなら楽しいよね〜…あくまで「銭」あれば、ですが。しかしこうなるとフェスっていう若者の祭典みたいなもんでも、なんだ、イーグルスとかストーンズみたいな高級コンサートみたいなモンになってくるのね? 意味合いがかなり違ってくるような? どんな人がこれでロラパルーザに行くのだろうか? 前に私が「ブリッジ・コンサート」で遭ったようなNYのエリート証券マンみたいな人が行くのだろうか?
 ところでそのロラパルーザのところに出てくるウィルコの写真がかなり爆笑。
 
 さて。最近身近にリストラや転職、そうしたものがまたあふれております。そういうのを見るにつけ、会社員の人がリストラされちゃうって大変だな〜と思う。みんな等しく「今までの自分を激しく否定」している姿を見ると、なんとも辛くなる。そんなこと全然ないのに!と思う。
 私はずっとフリーだから、何度もクビ切られたり(レギュラーはずされたりとか)、雑誌自体が廃刊したりして、プチ・リストラみたいな目には遭っている。でもって私もその度にやはり落ちこみ、自分のダメさに本当に本当に本当にイヤになり、自分を呪ってきたです。やっぱり。
 でもふと、我に返るとそうじゃないんだよね〜。まぁ。私は本当に実力ナシで切られているのだろうけど(そういう世界だしさ)、でもたとえば会社員の人がリストラされちゃうのとかって、たぶん「たまたま」なんだと思う。めぐり合わせみたいなもんだと思う。その人の力のなさとかじゃないように思う。だって残ってる社員とか見ると、何がどこに違いがあるのか?と分からないもの。
 世の中って実は実力とかなんとかよりも「縁」で動いているように思う。何かと何かがつながって、それで動いていく、そんな気がする、このごろ。縁がうまく結ばれれば色々なことがスルスルとうまくいく。でもそうじゃないと停滞したりする。
 だから逆にいい会社に転職できたり、いいポジションにつけたとしても、それにも「オレさまの実力だ」などと尊大にならず、たまたまいい縁にめぐり合えたのだと感謝するくらいがちょうどいいように思う。たまたま、なくらい。
 だから、リストラとかされてしまった人はそうそう自己嫌悪などせずにまた新しい縁が結ばれていくように、前向きな気持ちでいればいいのだと思う。難しいけど。そんなこと言ったって、食っていかなければならず焦るし、不安になるし、落ち込むだろうけど。きっと絶対にまた新しい縁は結ばれると思うのだけど。
 
 ところで今、謎の彗星が地球に再接近してるんでしょう? う〜〜む。何かいないのかな、そこに?

PS:これでもまだ安心できないのだが!
共謀罪適用、組織的な犯罪集団に限定…与党が再修正案

 与党は12日午前の衆院法務委員会理事会で、組織犯罪処罰法改正案の共謀罪が適用される団体について、「重大な犯罪を実行する団体」との表現を改め、テロ集団、暴力団などの「組織的な犯罪集団」に限定する再修正案を民主党に示した。

 民主党の主張に歩み寄ったもので、民主党は党内で協議する意向を示した。

 再修正案は、与党が10日に示した案をさらに修正したもの。適用範囲の表現についても、「犯罪実行に資する行為」を「犯罪実行に必要な準備、その他の行為」に変更し、現場の下見や凶器購入の資金調達が行われた場合に限定することをより明確にした。「憲法の保障する国民の自由と権利を不当に制限してはならない」との文言も新たに加えた。また、与党は12日の理事会で、16日の衆院法務委員会で改正案を採決することを提案した。

2006年05月11日(木) で〜ぶで〜ぶ百貫でぶ〜〜

デ〜〜ブデ〜〜〜ブ百貫デブ〜〜♪
って、昔よく子供がデブっ子ちゃんを
はやしたてて歌ってましたね。

それ。今日自らに歌いました。
新宿高島屋の試着室で。
ちょうどバーゲンやっててあれこれ試着したのですが、何着てもパンパン。
ジッパーあがらず。
ワンピみたいの着たら
「関取、どうしたんでごすか?」みたい。
号泣〜〜〜〜〜〜!

仕方なく、鏡の自分に向かってデ〜〜ブデ〜〜ブと歌い、
寂しく服をハンガーにかけ直し、
元あった場所にすごすごと返し
悲しみの顔でエレベーターで帰りました。

が。これで反省すれば私も立派ですが
帰り道に新宿マイシティ改めルミネ(にいつのまにか変わっていたんですね!)で
ラーメンをちゅるちゅると食べちゃいました。へへへ。
玉子まで入れてもらい…。

ごっつあぁんですっ!(←反省ゼロ)

 ↑
その後。夜。家で買って来た食パンを「フワフワだよ〜。今食べないと勿体無いよぉ〜」と言いながらモグモグモグモグモグモグ。ああっ!

2006年05月10日(水) 戻ってこれないのですか?

マジっすか? 人生は分からない。本当に分からない。でも戻ってくるような気がする。キースなら!

ライブ演奏もう無理?=木から転落のK・リチャーズさん−英紙

 【ロンドン10日時事】10日付の英紙サンは、人気ロックバンド、ローリングストーンズのギタリスト、キース・リチャーズさん(62)の治療に当たっている医師団が、リチャーズさんは二度とライブ演奏ができないかもしれないと家族に警告したと伝えた。
 同紙によると、リチャーズさんは脳の血腫を除去する手術に続いて、頭蓋(ずがい)骨の一部を取り除く手術も受けたが、脳に損傷が残ったり、体の一部がまひしたりする恐れがあると医師団はみているという。
 リチャーズさんはフィジーで休暇中にココヤシの木から落ち、頭部を負傷。ニュージーランドのオークランドにある病院に入院している。 

 人生、一瞬先は闇。
 でもキースにとってこれは本当に闇なのだろうか? これまでさんざ音楽をやり、楽しみ、苦しみもあったろうし、しかし相当に愛されてきた。十分だろう?と思う部分もある。だから闇とは言い切れない。
 むろんファンには闇に間違いないだろうけど…。
 しかしあんだけドラッグやって血入れ替えまくりとか言われながらもピンピンしてたのに。やしの木かぁ〜〜。幸せののんびり風景のやしの木か〜〜。健康にいい!南の島の健康に心によさげなやしの木か〜〜。
 NYで葉っぱでも吸ってる方がエガッタってことだよね? う〜〜む。健康オタクたちへの1つの警告か?これ?

PS:うっかり開いてしまったスパムメールの本文↓ むろんURL付でした。
  馬鹿すぎるが、笑った〜〜。
「いつも見てるサイトに、おまえの友達そっくりな子がいたぞ。股広げた画像もあったし。一応URL教えるから見てみなよ 」
 

2006年05月09日(火) 朝青龍、休場! &REMたくさんカバーされるの巻

ニュース:下↓でもグラント君のREMカバーのニュース載せましたが、イギリスの新人バンド、エディターズ(BMGから日本盤出てます)もREMをシングルでカバーしました。オレンジ・クラッシュ!これも買わねば!詳細はここ見てね。エディターズは80年代ニューウェーブ調のバンド。エコバニっぽい人たちですわ。でもボーカルがちょいハゲちゃんぽいのでは?とお友達のユキさんがこのあいだ言ってたところだったんだよな。ユキさん、するどいわ〜〜〜。

(そして相撲の話)
 よもやこんな日が!!
 やはり、今日から休場なんです〜〜〜〜〜朝青龍〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
 号泣!号泣!
 ああ。こんなことなら、初日に見に行っておけばヨカッタ。後悔しても後の祭りだけどさ。ぐすん。ああああ。世の中、世の中、本当に何が起こるかわかりません!みなさん、やりたいこと、見たいこと、聞きたいことはすべてトライしておきましょう。出来るうちに!
 むろん朝青龍は来場所また出てくるでしょうが、来場所ってもしかして福岡〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜? ぐおおおおおおおおおおおんんんんん!
 5月は夏場所夏場所ルンルンル〜ン♪両国両国ルンルンルン〜ン♪と、ここんとこずっとそれだけを楽しみに楽しみにきてたのに…。ああああっ!
 かくなる上は己が暴れるか…。合気道でズド〜〜〜ンズド〜〜〜ンとたまにはマジに転がしてみるかぁあああああ。くわぁあああああああ!(←野獣)

 とりあえず今日はメタル映画でも見てきます。ぐおおお。こうなったら今後は『K1』とかにハマってみるかな? こう〜〜、すんげええデカゴツ外国人選手とかに入れ込んで、リングサイドで叫ぶ〜みたいなぁ???
 いや〜〜ん。だめだめ。やっぱりダメ。朝青龍のあの喜怒哀楽キュート君@五月人形みたいな感じが好きなんだからさ〜〜〜〜。うお〜〜〜〜んうお〜〜〜〜〜〜ん。うがああああああああああああああああああああああ!

 ああ。40オババのお楽しみなんて限られてるんだからさ(爆)。んもぉ〜。んもぉ〜。かなぢい。
 しかし世の40オババ、50オババたち、なぜにああも楽しそうなのだろうか? ヨンさまビョンさまもそろそろ飽きてきた頃だろうけど、その後はどこへ行くのかオババたちよ!

 それからこんなニュースも。元グラント・リー・バッファローさんがREMをカバーです。これは聞きたいっすね〜。

Former Grant Lee Buffalo leader Grant-Lee Phillips has revisited some of his favorite songs for the album "nineteeneighties," due June 27 via Zoe/Rounder. The 12-track set features covers of New Order's "Age of Consent," the Pixies' "Wave of Mutilation," Echo & the Bunnymen's "The Killing Moon" and the Smiths' "Last Night I Dreamt That Somebody Loved Me," among others.

"It's my personal mix tape, just as it's reeled around in my head for decades," Phillips writes on his Web site. "In truth, there nothing like the real thing. The originals are thankfully available and easily iTunable for the most part. And yet these melodies, these words demand to be sung, strummed and passed down as is oral tradition."

Here is the track list for 'nineteeneighties':

"Wave of Mutilation" (the Pixies)
"Age of Consent" (New Order)
"The Eternal" (Joy Division)
"I Often Dream of Trains" (Robyn Hitchcock)
"The Killing Moon" (Echo & the Bunnymen)
"Love My Way" (Psychedelic Furs)
"Under the Milky Way" (the Church)
"City of Refuge" (Nick Cave)
"So. Central Rain (Sorry)" (R.E.M.)
"Boys Don't Cry" (the Cure)
"Last Night I Dreamt That Somebody Loved Me" (the Smiths)  

2006年05月08日(月) 朝青龍、怪我!

共謀罪に関する、絶対に読むべきサイト。読んで考えたいって思う。だって怖いもん。これ以上怖いこと増えて欲しくないもんっ!


 ショックショックショック!!!!!!
 朝青龍が負けて、土俵から落ちて、右腕を激しく負傷。明日から休場かもしれない。
 ショックショック。強い人のそういう姿を見るのはあまりにも辛い。思いを託してるから、それが怪我をしたり、呆然とした顔をしたり、みっともない負け方をしたり、そういう姿を見てしまうとあまりに悲しい。すごいショック。
 が〜〜〜〜ん。が〜〜〜〜〜〜〜ん。まるで自分の不運のように思えてしまう。
 なんだかまるで「ナニガオコッタカワカラナイ」という顔をしてて、何かに引っ張られるようにして負けて、落ちた。そしてその後も「ナニガオコッテルノカワカラナイ」という顔をずっとしてた。魔、感じちゃいました。すごいショック。


 そんな中でパール・ジャムのウエブライブがすごいことになってる。ここで見れるよ。長い!すごい!オーストラリア・ツアーはやるらしいけど、日本は? 来て!!!来て!!!!!!!!!!

 ああ。ショックのまま今夜はずっと仕事します。

PS:やっぱりキースは大変なことになっていたんですね。
ユーロツアーも延期です。年寄りの冷や水はいけませんね。でもなんかなんか、クスッと笑ってしまうニュースだった。ごめんなさい。本人やら周りの人やファンにとっては、今日の「朝青龍、右ひじいためる」より深刻だよね。ああ。明日出られるかどうか@朝青龍、まだ未定だって。やっぱり相当ひどいんだ…。出ないで療養して!ううううっ。

PS2:そしてゴー・ビトウィーンズのグラント・マクナランさんが48歳の若さで亡くなりました。ちょっとショック。自分がよく聞いていた音楽を作っていた人が死んじゃうって。いろいろあるね、人生。誰も明日のことは分からない。本当に分からない。
 だって多分(と、また朝青龍話)朝青龍は去年ず〜〜〜っと1年間勝ってしまい、今年は目標を見失い。それでも先場所は横綱の意地で優勝したけど、今場所はまた目標が見えず、ちょっと多分スキがあったのでは? そしてそのスキにヒョイッと足をすくわれ、絶対に勝ってる!と思ってた瞬間に自分の勢いで落ちて、負けちゃって、怪我しちゃった。1分先のことも分からないんだね。私たちって分からない暗闇に向かって誰もが生きてる。なんて誰もが勇気があるんだろうか!

2006年05月07日(日) まぁる

 昨日は本当に久々にお酒を飲みました@神楽坂。まぁるというこの店は、ブラブラと歩きながら、全く神楽坂なんていう大人の町を知らない私と友達がたまたま入った店なのですが、「心臓バクったり、めまいするから」酒を飲んでない私をも飲ませてしまった、さらに友達も即効で酔っ払ってしまった、素敵なお店。とにかく何食ってもうまいぜ〜〜〜。酒進むぜ〜〜。おやじがラブするような通な味だぜ〜〜〜。の絶賛燃え萌えの店でした。また絶対に行きたい店。みなさまも是非っ!

 とかなんとかしながら。今日から大相撲! うお〜〜〜ん。もうね。もうね。朝青龍は初日から、花道入ってくる瞬間から鬼の顔してて。ああぁ。私はこの鬼の顔が本当に大好きで、これにどんだけ元気もらってるか(涙)。それだけで興奮してしまいました。勝負に挑む強い鬼の顔…本当にすごいんですから。
 そしてむろん勝ったのですがvs安馬(モンゴル人です)、勝った瞬間にコケて、両足をまるでバレリーナみたいにきれ〜〜いに180度広げてコケてしまったのですが、それが妙に妙に妙にセクシーでした(笑)。やっぱ色白だからか? 朝青龍、妙にセクシーなんですわ。マジ。マジ。マジ。
 今週は1度は両国へ行くつもりです!うふ〜〜。生・朝青龍。大声で応援しちゃおうっと♪
 そういや昔は国技館でライブとかもあったよね? REMまた来て、そして国技館でやってほしいっす(爆)。そうしたら私(だけ)、あらゆる意味で萌えられるのになぁ〜〜。

2006年05月05日(金) トコトコトコと旅に出るのです

(後から書いた)ひえ〜〜〜。こんなものがあるぅ。もうガムかみまくり〜〜〜!
しかも国技館で朝青龍フィギュアがついに発売らしい。でもデカい。高い。どこに飾る?で、ボツ…。しかし昨日練馬のモンゴル祭りに来てたらしい…。悲しい。行けば良かった。ぐすん。でももう日曜日から5月場所なので、いいっす。場所に賭けるっす!ああっ!場所が始まることを思うと、なんだか急に元気になるっす。ごっうつあぁ〜〜んで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!


 昨日ああいっていたくせに、今朝起きれず、パール・ジャムのライブ、見逃した!しかしどうやらアーカイブ化してくれるみたいで、もう少したったら見れるようです。ホッ。

 そして今日は起きてからお仕事。今、ロディ・フレイムの新しいアルバムのライナーノーツを書いています。でも中々書けません。私はこのGW中に3本のライナーノーツを書かなくてはならず、そういうのって私には珍しいんですが(ふだんあんまりライナーとか書かないから)でもってライナーを書くときはとりあず何を置いてもそのアルバムの音世界にどっぷり入って、その世界をゆっくり旅するようなことをして、それをそのときに作ったその人と出来るだけ同じ気持ちにならなければ書けない…と思っています。むろん私的勘違いの世界かもしれませんが、とにもかくにもその音楽が与えてくれる世界をトコトコトコトと巡り歩かなければ書けないんです。
 それでつい一昨日まではディヴァイン・コメディという人の世界をトコトコトコトコしてて、彼の皮肉と哀れみとさげすみのヨーロピアン・ワールドにどっぷりでした。そこから「ただいま〜〜」と帰ってきて、今度はロディの「後悔の世界」「夜」「ロンドン」に旅立たなくてはならず、でもやっぱり前の旅の残像があるから、なかなかなかなかその「後悔の世界の暗闇」に入っていくことが難しくて、何度も何度もアルバムを聞いたり、インタビュー映像を見つけて聞いたり、どうにかどうにか入り口を探し、ドアを開けたら、恐る恐る覗き込み、さっきやっと少しだけトコトコできたという感じです。
 何言ってるんだか分からん? まぁ。いいです。とにかくもう少しトコトコしながら書いて。そしてそれを終えたら、次はジム・ノワールという人の世界に行かなくてはなりません。その人は今度はマンチェスターの人。宅録の人。ブライアン・ウィルソンみたいなイギリス人。う〜〜む。世界がどんどん変わって、旅は疲れます。
 この旅が終わったら、本当にどっかに行かないと頭がパープーになりそうです。

PS:さっきスーパーに行く途中で、道路にチョークでお絵かきしてる、大学生風の男の子二人を見かけた。帰りに見たら道路いっぱいにおもろい絵がたくさんあって仲間入れてほし〜〜と思ったっち(笑)。スプレーとかだと迷惑だが、チョークで道路になら、そんなに迷惑じゃないのでは? 子供ん頃よくそういうのやったよね〜。どっかからチョークみたいな石拾ってきたりして(←注:戦後すぐとかではありません)。思い出しました、そんな楽しみ。
 しかし中野はやりたい放題だなぁ〜〜。

2006年05月04日(木) こんばんは、矢口清治です。

 ひえええええ。
パール・ジャムのライブをウエブキャストで生放送!
時間:Thursday, May 4 Time: 5:55PM ET/2:55PM PT (日本時間 5月5日 06:55AMの気がする)
URL:www.cbs.com/lateshow
そうそう。アメリカのテレビ番組「レイトショー」に出て、新曲をプレイするらしい!こ、これは必見だわ!
 もうパール・ジャムなんて…と思ってるそこのあなた!あなた!大間違いですぜ〜〜〜。今のパール・ジャムはマジもん最高っすから。REMライブに感動したなら、必ずや今のパール・ジャムにも感動しますっ!ひ〜〜〜。見る〜〜。見る〜。
 ちなみにこの情報は大好きなABCにありました。感激っ!

 ところで今日はそのABCでもおなじみのアメリカのセレブ・スター、pinkのショーケースライブ(プロモーションのために招待制で行うミニ・コンサート)に行ってきました@スタジオコースト木場。
 いやぁああ。実はPINK大好き! PINKのことをブリとかアギレラとかと同じ「セレブ系のバッたもん」と思ってる方々、チッチッチッ。違いますぜ。彼女はその、まるで「騒音おばさん」のような迫力といい、「大阪の食堂のオバちゃん、45歳」みたいなお顔といい、「極道の女たち、もしくは野村サッチー」みたいな笑い声といい。どう見ても「アイドルセレブ」ではありません。ええ。セレブだけど、違うんです。別のイキモノと言ってもいいかもしれません。えっ?誉めてない? いやいや。そこが好きなんですから。
 それでそんなルックスですが、今日も名前のとおりミニのピンク色のワンピで、ガンガン踊り、歌いました。迫力のボーカルで! 新曲の「馬鹿女(←と日本語で説明。タイトルはスチューピッド・ガールですが)」は、もう放送禁止な感じの振り付けでエロエロとセレブギャルたちをこき下ろす内容そのまま、馬鹿にしまくりながら歌ってくれて。大笑いしたです。
 とにかくカッチョエエ。何せ後ろについてるのは、「ジェイムス・ブラントもスターにしました@元フォー・ノン・ブロンズ→リンダ・ペリー姐さん」ですから。魂はロックですね。
 そしてアンコールでは「ディア・プレジデント」というブッシュへのあてつけの歌をアコースティックでやりました。CDではこれ、インディゴ・ガールズ@ハゲちんとも共演したことあるレズビアン・デュオ…といっしょにやってます。すごくフェミニストで行動する女でもあります、PINK。
 思うに。ブリトニーだのアギレラだの王道ポップス・シーンにゾクゾク出てきてる昨今。さらにもっとゾクゾク出てきて。気がついたらアヴリルもすっかりセレブ系だし。しかしそういう女の子たちはみ〜〜〜んな使い捨てなんだよね。セレブとかもてはやされてもみんな、女の子は使い捨て。使い捨てされてもOKなくらい、志ない女にも責任あるわけですが、しかしやっぱりすげえそういうのが腹立つ@音楽業界。陰でへらへら笑って金儲けしてるジジイとかたくさんいるんだろうなぁと思うと、すげえ腹立つ。そしてPINKって人は、そういう場所のド真中に立ちながら、そういうものに立ち向かってくれそうな、そんな女って気がする。シャキーラと二人、今の王道ポップス業界に、凛と立ってくれる女、って気がしてるんですわ。うん。そこが好きです。

 ちなみに今日は音楽評論家でDJの矢口清治先生といっしょに見ました。すごくお久しぶりにお会いして。和田は相変わらず毒吐きまくりのシャベリをしてたのですが、矢口先生のあの優しい声で答えられていると、だんだん毒も薄まり、そうか〜〜と納得させられ、おとなしく見ました。いや、癒される声っすね。しかし名DJを横で聞きながらPINK鑑賞。もったいね〜。ありがて〜〜。

PS:あっ。バッたもんでも、ブリは好き。ちゅ〜か。バッたもんだから好き。

2006年05月03日(水) トイレットペーパーとウォン・カーウァイ

 うわ〜〜ん。またまた私のバカバカバカ!
 さっき仕事に疲れてちょいっと散歩に出て、その道すがら。スーパーの軒先にトイレットペーパー@クリネックスのふわふわ系が338円で売ってたから、きゃああ安いわ安いわと、どたどた走りより、買おうとしたのですが、ふと横を見ると、298円@スコッティのふわふわ系があって、いやあん、こっちの方が安いじゃない〜〜!と喜び勇んで購入。ルンチャカルンチャカとトイレットペーパーを抱きかかえ、『誰も知らない』@映画のロケ地になった、あの寂しげなアパートの前を通り(すぐ近所っす)帰ってきたのですが、ふと。ふと。途中でその抱きかかえたトイレットペーパーを見ると、ガ〜〜〜〜〜ン!「30メートル×12ロール入り」と書いてある。ガ〜〜〜〜〜ン!確かさっき最初に手にとったクリネックスの方は「50メートル×12ロール入り」だった…。
 ああっ。ああっ。がくし〜〜〜。その時点で私はもう膝を折りたいくらいのガクシ〜〜な気分に襲われ。さっきまでのルンチャカ気分もどこへやら。暗い顔して家路につきました。
 また。また。たったの30円だかそこいらをケチったばかりに、結果的には損してるオレ。ああ。オレの人生ってそんなん。いつもそんなん。貧乏根性で安いもの、安いものを選ぶばっかりに、結果損をする。いつもいつもそれを繰り返してるのに、ぜ〜〜んぜん反省せず。忘れちゃって同じこと何度も繰り返しちゃって。もうバカバカバカ気分が炸裂です。GWなのに。お天気なのに。ああ。オレって。オレの人生って…。
 って。トイレットペーパー1個でそんなにガクシ〜するな?その方が損だろ?
 ええ。それも分かってます。しかしそれを分かりつつもガクシ〜しちゃうところが、私の最も貧乏チックなところってか。お馬鹿なところなのだと思います。

(ここからは昨夜のぶん)
 マジっすか?

ノラ・ジョーンズ ウォン・カーワイ監督の映画に主演女優として出演!
(VIBE - 05月02日 18:10)
現在、リトル・ウィリーズのヴォーカルとして活躍中のノラ・ジョーンズだが、香港映画界の巨匠ウォン・カーワイ監督による初の英語映画「My Blueberry Nights」に出演することが明らかになった。ストーリー内容など詳しいことは明らかにされていないが、この映画は数年前に同監督が香港で撮影したショート・フィルムをもとにしたもので、間もなくNYで撮影がはじまる。

ウォン・カーワイと言えば「恋する惑星」、「2046」を監督し、「花様年華(かようねんか)」ではカンヌ国際映画祭のパルム・ドール(最高賞)にノミネートされるなど世界的な映画監督。この映画に主演することについて、ノラ・ジョーンズの海外レーベル担当者は、「ノラ・ジョーンズ自らがこの映画の話を聞いた時、出演することを熱望した」と語っている。カーワイ監督は、ニコール・キッドマン主演で新作「The Lady From Shanghai」(原題)の撮影準備をしていたが、撮影は「My Blueberry Nights」が先行することになり「The Lady〜」の撮影は'07年以降になりそうだ。詳しくはレーベル・オフィシャル・サイトをチェック!

 ↑
共演はトニー・レオン???笑……&爆!
いやぁ〜。台本もないとか、いつも途中で気まぐれにすべて変更とか。カーウァイ監督の作品ってそんなんばかりだから止めたほうがいいってよ〜〜。ノラちゃん!それに必ずトニー・レオン来るよ。エロジジだよ?すぐ尻触るよ?いいの?トニー・レオン様とノラちゃんかぁ〜〜。う〜〜む。
 でもトニー・レオン様がNYで!ってのは似合うな(←と、勝手にトニー様が出ると決めてる。でも絶対に出ると思うから)。
 それからvibeさん。カーワイじゃないから。表記はカーウァイだから。そこんとこ、よろしく。

PS:最近好きなブログはもうずっとご無沙汰してしまっている、能地祐子さんのブログ。面白い。やはり能地さんの文章は抜群!能地さんの歌謡曲評とか、また定期的に読みたいなぁ。


2006年05月02日(火) 五月人形を抱きしめちゃうかもしれません

キース・リチャーズ、退院したらしい!
やっぱりただの「ゴチ〜〜ン」だったんだ…。


 深夜にカキコ。
 昨晩午後11:25から、みのもんたが始めた新しいトーク番組に朝青龍がゲストで出た。きゃああああああああああ。昼間に中安亜都子先生が、教えてくださり、楽しみに楽しみに待っていたの♪
 で。ふふ〜〜。可愛かったわ〜〜。♪飲んで〜〜飲んで〜〜飲まれて〜〜飲んで〜〜…などと下手糞な歌をうたったりぃ。モンゴルの楽器を弾く女性が現れたら目をらんらん輝かせて女好きっぷりを露わにしたり、いいわ〜〜〜。すごく無邪気で、感情がそのまま全部出る。ありのままで。素直で。楽しんでて。それでいて一生懸命。セッチャンが「5月人形みたいだね」とメールしてきて、ほんと!そういう顔だ!!と思った。ってことは♪まさかりかついだ金太郎〜〜〜…なのか???!

 と。とにかく夜中に大興奮しちゃいました。日曜日からはいよいよ5月場所!く〜〜〜。燃えるね〜〜。両国だし!行っちゃうし!楽しみな2週間です。

 ところで。そうやって朝青龍見終わったら、Y子ちゃんから電話。あれこれ話している中で、朝青龍みたいに「一生懸命、ただやる」とか「楽しむ」とか、シンプルな考え方生き方が出来るって自信があるからだよって言われて、ハッとした。そうか! 自信がないからごてごて化粧しちゃったり。自信がないからあれこれしゃべりすぎたり。自信があればそんなことする必要なくて。う〜む。しかしよく雑誌とかでは「シンプルな生活をしたい」とか「しよう」とか特集とかやってる。あれってものすごいレベルの高いことを求めてるんじゃないの?ねえ?
 それからも1つ。「本当にほしいもの/こと」ってことについても話した。Y子ちゃんは本当に欲しいものについてよく言及するけど、でもそれが手に入らないというから、私は「じゃ、本当にそれが欲しいんじゃないんじゃないの?」と言ったけど、訂正。「本当に欲しいからこそ手に入り難いんだよね」でしたね。簡単に手に入っちゃったら、それは本当に欲しいものじゃなくなっちゃうもん。う〜ム。難しい。でも本当に欲しいものが分かってるだけでもすごいと思う。私はなんだろ? お金か?(←いつもこれ)朝青龍?(←ワハハハ)とりあえず私のあこがれとしては「ものすごく絵がうまくて天才で、世界を旅しながら絵を描いて生きていく」ってのだが、それはもうすでに無理なので、欲しいものとかじゃなくて、本当にただの妄想。それじゃ本当に欲しいものって?と思うと、なかなか難しい。まるで「自分が何をしたいのか分からないんです」なニートの人みたくなる。思えば今の仕事だって、本当にしたかったのか?なんて分からない。なんとなく、そうなってきたな部分も大きい。仕事における方向性とか考えたら、本当にしたかったこととは少し違う気もする。でも結局はこうなってきたわけで、これが私の欲しかったものかもしれないとかも思う。

 などとズラズラ書いてしまいました。が。夜中でもう安定剤も飲んじゃっててボオオとしてるのでまとまりませんでした。すまん。唯一はっきりしてるのは、「キャアアア、今夜の朝青龍ったら可愛かったわ〜〜ん。萌え〜〜」ってことですわ。バカっす。相変わらずのバカっす。

 ↓
雷の朝です。
あれから考えたんですが、シンプル・ライフでありつつ、本当に欲しいものって、「過去や未来を思い煩わず、今日を楽しみ生きていけたらいいな」です。本当にちっこい子供の頃ってそうだった。毎日ただ今日のことだけ見てた。昨日は忘れて明日がどうなるなんて考えもしなかった。4歳か5歳の頃。あんな風に生きたいね〜。

2006年05月01日(月) トム様〜〜〜〜♪

 重症だったら悪いが、しかし今日一番笑えたニュース。

キース重傷か…フィジーでヤシの木から転落、欧州ツアー延期も

 【ウェリントン(ニュージーランド)4月30日】4月に来日したばかりの英ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズ(62)が南太平洋のフィジー諸島でヤシの木から転落し、ニュージーランドへ空路搬送され入院中であることが4月30日、分かった。ストーンズは世界ツアーの合間の長期休暇中で、5月27日からの欧州ツアーに影響を及ぼすのは必至だ。

 搬送先のニュージーランドなどでの報道によると、キースは先週初め、ヤシの実を取ろうとして木に登って転落。4月29日に3時間30分かけ、空路ニュージーランド・オークランドの病院へ運ばれたという。

 病院側は取材を拒否しており、ストーンズ側は「軽い脳しんとうを起こしたため、大事をとって検査している」という短いコメントを発表しただけだ。

 ストーンズは日本ツアーを同5日に終えた後、中国、豪州と回り、同18日のニュージーランド公演で、昨年8月からの世界ツアーを一時中断。5月27日からの欧州ツアーに備え、長期休暇に入っていた。キースはギターのロニー・ウッド(58)とともに、フィジーで休暇を過ごしていた。

 2人が滞在した「ワカヤ・クラブ」は1泊30万円以上という超高級リゾートホテル。フィジーの首都スバから空路1時間、宿泊客専用機で移動した離島にあり、規模はコテージ9軒だけ。トム・クルーズやジョージ・クルーニーら、世界のセレブリティが、静かなオフを過ごすために利用している。

 完全にプライバシーが守られた空間での事故だけに、詳細は不明。その中で、ニュージーランド・ヘラルド(電子版)は「深刻なケガ」と報道。別のニュージーランド紙は「木から落ちて頭痛を訴えた後、水上バイクに乗り、さらに事故にあった」と伝えている。また、ロニーは妻とともに米ロサンゼルスへ帰宅、病院にはキースの妻が付き添っているという。

 …この間の記者会見でもベラベラとホリエモン@逮捕前のようにしゃべるミックの横で、10分もしないうちに「飽きちゃった〜」って感じで体をグネグネさせていたキース。子供っ!やしの木なんて簡単に登れないっちゅ〜の。でもきっと現地の人がするする登るの見てやりたくなったんだろうね〜。そしてやった。落ちた。ゴチ〜ン。おもろい人やなぁ〜〜。(しかし、ゴチ〜〜ンでニュースになるのは、キースだからっすよね)

 それにしてもこういうニュースでセレブとして名前がすぐに挙がってくるトム・クルーズ。神出鬼没な野郎だなぁ。いろんなとこで遊んでるんですね。でも最近はイメージダウンダウンダウンで(突飛な行動すぎたり、宗教色むんむんだったり)さすがのトムちんも、危機? それに今更「トム・クルーズのファンです」って見かけない気もする。
 でもどっかにはいるんだよね、トム・クルーズのファン? どんな人なんだろう?「トム様〜〜〜」とか言う人。う〜む。全く想像できない。たとえば「ヨン様〜」とかだったら「ああいう人だね」と分かる。「ジョニー様〜〜」←デップ。なら、中安亜都子先生とか、身近にいるのですぐ分かる。しかし「トム様〜〜」な人。まったくおらず、まったく分からず。見えないファン層を抱えるトム様。たしかどっかの雑誌のアンケートで、アメリカのセレブで去年最もイメージダウンだった人の1位に選ばれていましたね。
 しかし嫌われてくると、徐々に気になる私もいる…。
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