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| 2002年12月28日(土) | 「英語は絶対勉強するな」 |
2001年にベストセラーになった「英語は絶対勉強するな」が文庫版となったので、早速読んで見ましたが、なるほど･･･と思える部分がなかなか面白かったです。
そのステップは５つに分かれています。
＜第1ステップ＞
1週間のうち6日間毎日2時間程度同じ英語のテープを聞きつづける。
このステップは英語を聞きつづけることで英語特有のリズムを頭に焼き付けるステップ。だから英語の内容がわからなくてもかまわない。
＜第２ステップ＞
耳に入ってくる音の流れと、書き出すスペルを一致させるステップ。
スペルが間違っていてもOK。とにかく耳で聞いた音を書き出す。書き出したものをテープと同様の発音で何度も読む
＜第３ステップ＞
第2ステップで書き取った英文からわからない単語及びスペルの曖昧な単語を英英辞典で引き、該当語句の解説とその例文を全てノートに書き取り、それを音読する。書き取った文章の中でわからない英単語はさらに辞典を引き上記のステップを繰り返す。書き出したものを朗読する。
＜第4ステップ＞
洋画のビデオで生の英語を学習。ビデオを使って第1ステップから第3ステップまでを行う
＜第5ステップ＞
幅広い英語を学習するため、英字新聞を使って記事を1つ選び朗読、続いて暗唱。問題なくできるようになれば次の記事へ･･･わからない単語は第3ステップを使う
かなり乱暴なまとめ方ですが、ようはこんな感じです。
途中で出てくる韓国の英語学習事情（著者は韓国人）が日本の英語事情と本当に近いものがあっておもしろかったです。著者の持つ哲学があちこちちりばめられている部分もあって英語の学習に直接関係ない部分をおもしろいと捉えるか、うざい･･と捉えるかは分かれる部分ではないでしょうか？個人的には韓国の人の書いた文章を読む機会というのは多くないこともあって面白かったです。
特徴としては日本語に訳すというステップを絶対に入れないこと。赤ん坊が言葉を覚える方法を大人向けに一部修正した方法ということで、確かにそうだなと思う点がとても多い学習法ですが、実際に試してみるとこれが実は色々と問題がありました･･･明日に続く。
