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| 2003年10月24日(金) | 無限色 |
見知らぬ土地では
迷いそうだからって
とんで逃げてきた
これまでは
慣れた場所で
居心地良く生きたいと
見知らぬ土地で
迷ってしまう事だって
新しい発見だと解った
これからが
新しい世界をも
居心地良く生きられると
タンカ切って走った先は
愛する人との新世界
| 2003年10月23日(木) | 愛する父へ |
僕が間違った事をしたとしても
優しく叱ってくれたよね
少し遠い距離の君が
最近なんだか近くで笑顔を
僕に見せてくれたんだ
僕を可愛がる君が
とても愛しくて
なんでもない日常を
知らない場所へと
持ってってくれたのは君
いつの時も僕が素直になれなくて
ありがとうも全然言えなかった
本当にこんな僕でごめんね
| 2003年10月22日(水) | 愛する母へ |
僕が育った柔らかい温もりの中
君にはたくさんの想いが残ってる
君にせがんだ時は
仕方なく優しい声で
包んでくれたよね
僕が迷ったら
遠くから見守っていた君も
駆け寄ってきて叱ってくれた
なんとなく生きている頃は
偽りない笑顔で君は
なんだか勇気付けてくれたね
少しだけ不器用な育て方も
きっと僕が窮屈になって
どこかへ旅立ったとしたら
居心地良かったこの場所が
恋しくて居た堪れなくなるんだろうな
だけどね 今度は
僕がひとりで頑張る番なんだろ
だからね 今夜は
最後にお願い事を聞いてよ
| 2003年10月18日(土) | 愛綴るアルバム |
君との想い出のページ
随分前から増える事をやめた
途絶えた現像
心のフィルムだけまわる
想いにふける独りの道のりが
もう一度会う為の修行だった
なんて君と又会えて
ののしれる事なんだけどね
また始まった君との想い出作り
途切れたフィルム繋ぎ合わせる
君との想い出のページ
また増えてく喜びは
この上ない僕だけの幸せ
| 2003年10月17日(金) | 君との想い出 |
瞳は君だけ見つめてた
切ない背中合わせ
抱き合って離れなかった
熱すぎる抱擁
心は泣いても君には笑顔
悲しすぎる別れ
ふとした瞬間に出会った
煌く二人のキス
離れても眺めてた
どこかの君が見上げる空
また夜空に願ってた
期待膨らむ待ち合わせ
二人また会う為に生きた
支え合えた強さ
二人今度はうまくやれる
それぞれ歩いた道が語り合う
| 2003年10月14日(火) | 待ち合わせ |
秋風に吹かれて
揺れるイチョウの木の下
ウキウキする心だけは
何にも揺さ振られず
まだ現れない君の影を
じっと見つめている
いまかいまかと待ちわびた
君の心を今夜は抱きしめたい
秋の月夜に照らされて
光り出した秋の木の葉
| 2003年10月13日(月) | 知ったかぶりはやめてくれ |
僕の事を解ってるようで
君は解っていないじゃないか
知ったかぶりじゃ許さない
笑っている時が
一番心地良いだなんて
思わないで
勘違いも甚だしい
笑顔がシンボルだと言うならば
いつでも笑ってあげるよ
本当は君の為なら
いつでも笑える
ずっとこのまま
僕を解ったつもりじゃぁ
君に身を委ねられない
僕がたまらずねだったものは
頬にキスして埋めてくれるんだろう？
| 2003年10月12日(日) | 君がくれたチャンス |
君と辿った悲しい夜
同じ道なんて
辿ってやるもんか
泣きながらすがりつくのには
まだ早いんだろう？
そうやって君がくれるサインも
僕がいつも無視していたね
だから今夜は君の瞳を
凝らして見てみたら
どうだ笑ってみろって
挑戦的な瞳で君は笑っていたんだ
戦いのような恋愛でも
君が棄権しないから
続けられる愛の恋愛
| 2003年10月07日(火) | 君の瞳 |
いつの日も
僕を見透そうと
君は瞳を凝らしただろ
君が僕をたしなめる癖
逆手に取ってやろう
不安で潰れそうな心
泣いた声を押し込めるより
裏返しの愛を囁いてみる
嘘の嫌いも嘆いたら
強さで威嚇した瞳は
僕だけの優しい瞳へと
今夜君に飛んでった僕
今夜僕に飛んできた幸せ
| 2003年10月06日(月) | 格好悪い過去 |
いつかは「ナカナイデ」と
泣きながら慰めようとした
説得力ゼロの僕
いつかは「ゲンキダセヨ」と
咳込みながら喝を入れようとした
説得力ナシの僕
いつかは「アイシテル」と
つまらなさそうに愛してしまった
説得力論外の僕
| 2003年10月05日(日) | 愛は夜更かし |
君に見つめられた瞬間
また視線そらせない
いつでも僕はそばにいる
欲しくてやっと手に入れた安心は
可愛すぎる君にあげちゃうよ
君が知らない所にいても
もう視線そらさない
強がりと優しさが現れる心は
夜更かしの恋をし続ける
君でいっぱいになる前に
愛の命を唄えれば
また素敵な二人になれるだろう
| 2003年10月04日(土) | 負けず嫌い日記 |
負けず嫌いなあなたに
悔しい想いを
させてしまった事がある
何でもあなたのが上手だった
いつからか私の愛は
あなたより勝っていた
負けるという事を
おろそかにしていたあなたが
とった行動は棄権
バカ野郎
私が追いつめた先では
結局何もなかったのか
やっと何かを掴んだのか
間一髪の選択を迫られた
そこから答えを定めず
歩いた独りの道は
教えてあげないよ
あっけにとられたあなたを
今度は口下手に
酔わせてやる
理由は関係ない
冷静な判断をさせないよう
熱い口づけ私を離さないで
今が過去の二人ならば
泣いていただろうね
私はあなたがいるから
誰にも何にも負けないよ
それもこれも
育った僕らの力は
永遠に記される
| 2003年10月02日(木) | 生まれ変わる愛 |
あの頃手を繋ぐ度に
距離が遠くなった
「もう悲しむ顔は見たくない」
と嘆く君の歯痒い拳は
いつの間にか優しい掌に
変わっていたね
見え隠れする汚れた写真は
あの頃の潤んだ瞳に洗われた
僕らが育んだ愛は
これからまた
形を変えていくだろ
果てない道に
二人がいつまでも
手を繋いでいられるように
悲しい恋路を辿らぬよう
あの場所のもっと先まで
今日も競争しながら走ろうか
| 2003年10月01日(水) | アイラブユー |
それは突然の事
太陽に包まれた僕らに
凍てつく風が吹いた
頬を横切る冷たさは
辺りをセピア色に染める
これでもか、と
疑いきった君への過去とは
打って変わって
信じきった僕の想いが
君に届いたその頃
又、新しい温もりで
強く抱きしめてくれた
