Allyssa
Dad
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 娘さんの優しい嘘

娘さんはママとかには健気に心配をかけないように「やんちゃな男の子とは謝ってきたから仲直りしたよ」と、言っていた。


正直、少年の心を持つパパ(精神年齢が恐らく5才なのだろう)としては、「この言葉は嘘だ」と心の中で


しかし、通勤、通学一緒に朝に出掛けるパパと娘さんだが、娘さんは男の子の一件から泣きながら学校に行っている。パパは集団登校で集まる女の子やお友達に情報収集して、あるひとつのことに気付いた。

娘さんは事実を言っていない。

というわけで、どんだけ、やんちゃなのか、と思うと先生の言う事をきかない、やんちゃ坊主のようだ。


早くも親心の分岐点です。

「いじめ」は何が悪いかというと暴力的な損害も含まれるが、対象者の学力低下、学業阻害になる。


しかし、子供の喧嘩やクラスの集団の圧力(女の子の集団はとても仲良しなのだが)に親が出るわけにはいかない。



うーん、新たな親の悩みのステージが始まるようだ。








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2012年05月31日(木)



 娘さん、早くも登校拒否気味

幼いころは女の子のほうが成長が早いので身長も大きいし、力もある。しかし、男の筋力と女の筋力の違いが多少ある。


まず一回目。
これは女の子同士のよくあるコトだと思うのだが、なんでも「遊ぼう」と言ったら断わられてしまったので泣いて帰ってきたそうだ。

んで、通勤、通学ともパパと一緒なのだが朝、皆の集まる(集団登校なので)場所で泣いてしまった。とても仲良しの女の子が「昨日、怖いことがあって思い出しちゃったんだよ」と教えてくれた。かばってくれたり、慰めてくれたりする御友達に囲まれて「御友達って大切だな」とつくづく実感した。


そんで二回目。
なんでも正義感の強い娘さんが空の牛乳パックを投げて遊んでいた男の子(荒っぽくて有名らしい(朝の御友達談)に注意しようと思ったが先に男の子の手首を掴んでしまい、逆襲を喰らって娘さんの手首が血が出るほど掴まれたようだ。

後に、その男の子がちゃんと謝って仲直りしたと聞いたのだが・・・

そして、翌朝も登校組の御友達の中で泣いてしまって慰められている始末。なんでも「学校に行くのが怖い」とのこと。


うーん。まだまだ社会という組織の中では難しいのだな、と娘さんの純粋な子供っぽさに感心した。










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2012年05月30日(水)



 火災はマジで怖いよ

とはいえ、そんな湿っぽい話ばかりしてたわけじゃない。ほとんどが昔の懐かしい話で花が咲いた。

例の歌舞伎町ビルに向かう無機質な東京都庁直下の道を歩きながら、

俺「しかし、公務員の共済年金の件は腹が立つよな。俺だったら暴動かテロだな(公務員は法律でストライキが出来ないんだよね・・・)」

彼「テロといえば、よく●●ちゃん、爆竹使って時限爆弾作ってたよね(笑)屋上で花火とかさあ」
20年弱前で時効です(汗)

俺「いやあ。昔、寮の屋上で打ち上げて花火打ち上げて遊んだ●●くんが、今やレスキューの精鋭だもんなあ。あんとき、寮の管理人のおじさんにめちゃくちゃ怒られたなあ」
20年弱前で時効です(汗)
若気の至りです(涙)


彼「違うぞーー!!率先して花火用意して花火に率先して火をつけてたの●●ちゃんだぞ!!俺は酒飲んでただけだぞ!(笑)」

俺「あ、そうだわ(爆笑)俺も酔ってて覚えてないわ(笑)」


ちなみに爆竹時限爆弾とは(思い切り自己弁護)花火を束にして導火線の先に火のついた煙草のフィルター近くに穴を空けて差すだけという機械的なものでなくアナログなもので、8~10分後に爆竹がばんばん爆発する。やった場所も近くの誰も来ない空き地の真ん中とかでしたので誰かが怪我をするという代物ではない。
20年弱前で時効です(汗)
若気の至りです(涙)
よいこは絶対に真似をしないでください!
テレビをみるときははなれてみてね!!



んで、てくてくと新宿散歩をして例のビルに来た。

俺「ここかなあ?よくわからんけど」

彼「ここだ。隣のビルのあそこの壁の上部に窓の形の焦げ跡がある」

さすが、プロだ。俺は単純に東京の雑居ビルの汚れかと思っていた。

俺「ところで、なんで此処に?」

彼「以前、歌舞伎町に来たのが火災前だったんで見てみたかったんだ。このビル火災は非常に稀な事件でね。ホテルニュージャパン火災が大規模火災でありながら33人死亡。しかし、この雑居ビルは44人死んでるんだよ」

俺「え。ホテルニュージャパンの事件よりも多いの?」

彼「脱出経路が一つしかない場所でそこで放火されたらアウトだよな」


ちなみに、彼、消防士の皆さんが全員そうしているのかどうかは分からないが飲みに行く場所は必ず1階か2階という。地下には絶対に入らないそうだ。どうしても、という場合は必ず脱出経路を確認してから飲むという。もはや、彼らは正に特殊部隊かプロのスパイです


とにかく火災で怖いのが「煙」だそうだ。彼の言葉を借りれば「きれいな煙」「わるい煙」というのがあって、藁などを燃やす煙は「きれいな煙」だそうだ。やはり悪い煙を吸ってはいけないそうだし、空気濃度も下がり、何よりも自分の手さえも見えないくらいの視界だとのこと。とにかく火事の死亡原因は一酸化炭素中毒によるものという。それほど煙は怖いもんだ。


歩いていても燃えそうな古い家を見るたびに反応していた彼の職業病が「凄いな」と思っていた。


色々と勉強になった再会であった。今度会うときはうちにメシ喰いに来い、家族と来る時はゲストルームに泊まりに来いと約束した。








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2012年05月29日(火)



 3月11日、津波が最も早く襲った被災地でのこと ②

レスキューの精鋭チームでもある彼らが最も速く津波が到達した町へ派遣されるということは流石の決断だと思ったが、それでも大変な状況だったようだ。


山の中でありえないほどの濃厚な匂いのなか、彼らが進んでいくと街が見えてきた。10m以上のの堤防が完全に決壊していて、出発から移動時間があったにも関わらず、未だ水が引いてない光景を目にした(後で調べてみると地震後、6時間に渡って津波が7回も襲っていたとのこと。つまり、かなりの長時間、津波は引いていなかったのである)


そして、行く手を阻んだのが海から信じられない距離に打ち上げられた巨大な船。驚く暇もなく、船の中に生存者がいるというので救助活動に入る。


潰れた家、折り重なった家、レスキューの救助用専門機器が殆ど役に立たないことが分かり「重機しかない。重機でしか役に立たない」と瞬時に判断したとのこと(勿論、車の解体などには効果があったようだが)

しかし、重機が来ても人力による家の解体、救助作業(「人力で家を切る」という今まで聞いたことのない言葉だった)も行わなければならないほどの状況だった。


そして、いつ津波が再び来るか分からないなかでの救助作業。津波や地震の警報が鳴るたびに、自分たちだけが安全な場所へ逃げるのではなく、再度、直ぐに救助へ向かうことが出来るように「何百メートル後退!」というギリギリのラインを設定しての命がけの仕事の繰り返し。


「区切りというものがなく、眠れるときに眠る、休めるときに休む」と言ってはいたが、眠る場所は高い場所にある公的施設の場所を借りる形で心労の大きさも尋常ではなかったであろう。



俺個人も彼に聞くまで想像、予測はしていたが、現場ではテレビでは計り知れない大変な状況だったようだ。彼らはレスキューのプロ達である。その彼が、


「二、三日目で雪が降ってね。2センチ。あの雪がきつかった(雪国、東北人が「雪がきつい」という台詞を吐くという状況を想像して欲しい)」


「自衛隊が来たときは人数と組織力の違いに驚かされた。数百、数千人単位で一気に来てくれた」


そして、


「心を冷たく(冷めた感情で)しなければ仕事が出来なかった。職業柄、見慣れている、慣れている筈だったが」


と自虐的に呟いていた。それだけで彼の心情は理解できたし、異常な状況を経験してきたことを物語っていた。


また、書くのも辛くなるので書きづらいことだが「あの場所で犠牲になった方達は」の俺の質問に、複雑な意味を含み、悲しくもある言葉であるが、ある側面では安堵の答えを言葉を選んで答えてくれた彼に感謝している。


そんな貢献をした彼らに国は財政的な縮小、公務員の共済年金の崩壊をしようとしているのから、公務員でない私でさえ、腹が立つ。よく公務員の給与カットなどの話題が出たり、社会保険庁が失敗したツケをなあなあにするために厚生年金と共済年金を一緒にするなどという計画が出ていて、一般市民はそれらに同意するフシがあるが、勘違いも甚だしい(俺の周りには公務員が多いので)

報道もしないし、一般の人は知らないことだろうが共済年金で月々、公務員の払っている金額は高い。民間で払っている厚生年金の約4倍以上の金額を支払っているのだ。簡単に言えば、年間総支給額が一緒の民間会社員と公務員がいるとする。民間の会社で毎月2万円の厚生年金を支払っているのに対し、公務員は8万円を払っている(本当)将来が安定しているのは高い掛け金を払っているので当然のことだ。しかも、上記ゆえに同じ年収の2人でも手取りの給与の額は公務員のほうが格段に低いのだ(よく公務員はあの仕事で年収が多すぎるなどという意見を聞くが、年収が多くても手取りは低いのである)

しかも、ここで政治家の議員年金(短い任期を勤め上げると満額貰える無茶苦茶なシステム)の財源が共済年金が負担しているという公務員側も腹の立つような話まで書くと脱線するので別の機会に書こう。



新宿の都庁近くの高層レストランでランチとビールと東京都の絶景の景色の中で、そんな話をしながら、彼はある場所に行ってみたいと言う。







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彼が何故、そこへ行きたかったのか不思議に思ったが後に色々と恐ろしいことを知る。





ところで、以前、都会での火災原因第一位が「放火」と聞いて「都会は怖いなあ」と思って過去日記でも書いたド田舎者のあてくしで、

俺「そうそう、(上記)うんぬんかんぬん」

彼「違うよ。火災原因が放火の第一位は全国的で田舎も同じだよ」

俺「えええええええ。」

なんでも「放火、たばこ、こんろ(ガスコンロ)」の三点セットが火災原因の揺るがぬトップ3とのこと。

っつか、放火が全国的に一位の原因なんて・・・恐ろしい・・・












2012年05月28日(月)



 3月11日、津波が最も早く襲った被災地でのこと

3月11日、「人を救う」という仕事をしている人達が全力を尽くして被災地で活動を続けた。消防士、消防団、自衛隊、警察、その他地元の方達。私は全員に賞、もしくは表彰をするべき、と思っている。しかし、国や政府から何の労いの言葉もないと聞くと私は個人的に国に憤慨する。彼らは命がけで仕事をしていたのだ。


しかし、彼らは謙虚にこう言う
「これが仕事だから」



これこそ、日本人の美徳であると思う。日本の復興(全く復興されてないが)被災地の再生は国が成し遂げたものではなく国民の民の力であると思っている。


もちろん、本人は守秘義務があるので、全ては私自身も聞いていない。しかし、かつては正に金剛像のような巨漢だった彼がやつれ、心なしか細くなり(とはいえ、ガタイは現役の頃並みにあるが)「年のせいだよ」と笑みで言う親友との話は私の胸に突き刺さり、色々な意味で、さらなる危機意識を高めた。


そして、私自身書けない部分は書けないことは初めに断っとく。


かれこれ再会は20年弱ぶりである。とはいえ、電話や年賀状は密にやり取りしていたが、本当に久しぶりであった。抱き合うか、握手するかと思いきや、意外や意外に会った瞬間、20年弱の時間はぶっ飛んで20年弱前、同じ釜の飯を食った頃の感覚にあっさり戻った。

「●●くん」←親友のことはくん付けで俺は呼んでる
「●●ちゃん」←俺は何故か岩手の偉人が由来の渾名

当時の呼び名で呼び合う。


彼は仲間内でも誇り高き職業の道を進み、個人的には友人の中では最も出世頭だと思う。順調に結婚、出産をして、そして聖職の道を進んだ。奥様も聖職に就いているので「子供には可哀想なことをした」とも呟いていた。


やはり、必然的に昨年の3月11日の話になった。彼は地震発生後、直ぐに津波が本州に届く最も早かった第一波の場所へ派遣された。

知ってる人は知ってるが三陸海岸はリアス式海岸で内陸の山地を越えて海岸沿いの国道を通るわけだが、峠あたりを越えても伊豆のように直ぐに町が見えるというわけではない。距離があるからだ。

しかし、彼は思わず車中で呟き、皆も同じ言葉を言ったという。
それは、ありえないことだからだ。







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俺はこの台詞を聞いたときに、今までテレビで見てきた映像とは違う異常なぞくぞく感に全身を襲われた。これほど生々しい表現はこの一年間、聞いたことがなかった。
















2012年05月27日(日)



 40代の転職

「Dadさん、オカネに興味ないからねえ」

にやにや笑いながら例のリストラ・コンサルタント(米国人)が言う。

「Dadさん、オカネに興味ないからねえ」

あまりにもしつこいので、

「なんなんだよ!投資する金なんてねえよ、俺には」


話の内容はこうだった。いまやってる仕事の一部を分割して全く新しいビジネスを始める。スポンサーは100%外資。日本市場参入する契約を既に進めているらしい。


40代からの転職って他の再就職先を見つけてからの辞職でないと自殺行為である。ましてや家族を持っている身分としては大変である。怖い、怖い。








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2012年05月24日(木)



 這いよれ!ニャル子さん

私、筋金入りのラブクラフティアンですが、「這いよれ!ニャル子さん」なるアニメは見ていません。たぶん、見ないでしょう。なんでもかんでも擬人化、萌え化すりゃいいってもんじゃない。越えちゃいけないラインを越えてる。

栗本薫の「魔界水滸伝」も少々、許せますし、菊池秀行の「妖神グルメ」も苦虫を噛むように許せますけど「萌え化」はちょっとなあ。


昔のアニメで宮崎駿が絡んでたと思われる作風の「名探偵ホームズ」というアニメでキャラクターが人間でなく、擬人化した犬なのだが(確かホームズの声は広川太一郎だったような記憶が)これが英国で大ブーイングを引き起こして問題になって、なかなか再放送されないのは、それが理由だった記憶がある。

これ、ラブクラフト、怒るぜ??

「戦闘妖精雪風」の戦闘機の擬人化、メイヴちゃんもなんで原作者が怒んなかったのかなあ、と不思議だったが「萌え化」ビジネスで日本経済が潤うなら仕方がないか。もはや「萌え化」はグローバルビジネスだし。


まあ、パパも「萌え」に関しては棚に上げてる部分も若干あるので(爆笑)


と!舌の根も乾かぬうちに掌返し!!








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ところで、あてくしの本日記は妄想とか願いを書くと現実化する恐ろしい日記なので昨日の娘さんの将来的な反抗期妄想の部分は削除します(爆笑)












2012年05月23日(水)



 娘さんはとてもよいこ




娘さんは娘さんの部屋が出来た時は嬉々として自分のベッドに寝ていたが、最近、風邪っぴきが多かったせいか、親子三人で寝ている。まあ、可愛いから仕方がない。一人立ちさせるのも教育かも知れないが子供それぞれの性格もある。

たまに早く帰ると「パパと寝る」「パパとお風呂」とパパにとっては嬉しい限りです。パパは未だに娘さんに体罰などしたことないが(ってか、女性に手を上げたことは人生で一度もない)皇帝のスパルタ教育で泣かされても「ママ、ママ、ママがいいの」という、とっても可愛い娘さんを授かって本当に幸せだ。



しかし、いずれ来る反抗期。

最近は大人びた台詞もさらりと言う。
詩的な表現さえ使う娘さんに血だなと思ったりもする。
また、ママから怒られたあとに捨て台詞を吐く強気なところは皇帝の血であろう。

しかし、いずれ来る、きっと来る反抗期。


まあ、立派な大人になるために必要な時期になるので逆に楽しみに待っていよう。








2012年05月22日(火)



 日食

パパは宇宙が大好きだが、日食に別に興味はない。
ビルから眺めるこじゃれた店がどっかのトラックで隠れて見えないと同じレベルの現象である。

しかし、マンションが粋な計らいで絶対に行くことのできない屋上に金環日食のために開放されるということで、パパは行く気になった。

そりゃそうだ。

パパはバカだから高い所が大好きなのだ
(バカボンパパ風)


皇帝と娘さん、そして娘さんのお友達の男の子とママさんとエレベーターで今まで未知のRFへ・・・




おおおおおおおお。未体験ゾーン!!




たまんねえなあ、おい。

しかし、あいにくの曇りで東京の晴れてるとこは完全にリングが見えている状態を携帯で見て、そろそろ退散すっか、と思ったところ、




歓声がわく。




なにげにパパも歓声。




まあ、三日月みたいだがコレで満足してやろう。




さ、仕事だ・・・(号泣)






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2012年05月21日(月)



 501号室の謎 美人妻と義弟の疑惑

最近、横浜駅西口や都心でも雹が降るという異常気象のなか、めっちゃくちゃ晴れました土曜日。娘さんの小学校の運動会でした。昔は秋の運動会だったような気もしますが、今は全国的に春の運動会のようだ。

とにかく暑かった。快晴過ぎた。

そんで、運動会もつつがなく終わり、夕食は見学に来てくれた義母さんと義弟夫婦と焼肉を食べに行くことになった。んで、帰りに義弟と公園で一服していた。

妻(皇帝)と義妹(妻の妹さん)からサブリミナルに義弟にマンションを買わせろという特命を受けていたのでマンション話になった。

すると、現在、義弟夫婦の住んでいるマンションはとんでもない好条件環境にあるらしい。

煙草を吸うためにベランダに出ると、秋の虫の声ならぬ

上下の部屋でヤリまくりの声が

聞こえるそうだ。

んで、問題は上の部屋、501号室だそうである。

家族構成は30代後半から40代前半の美人なお母さんと長兄は中学生、次兄は小学生とのこと。母子家庭らしく、母親が働いているせいか、子供たちが二人で吉野家やマクドナルドで食糧を買ってくるのを何度も目にしているという(涙ん)

しかし、義弟曰く、

「うちは誰かが階段や廊下を歩いたり、入室すると音ですぐ判るんですよ。男の出入りってあまり無いんですよ。思うんですけど、母親と長男でヤってんじゃないか?と」

ちなみに義弟、酔ってるとはいえ、以前に過去日記でも書いてるが、親戚の男性(マザコン)の見舞いの時に妻(皇帝)は「長い入院生活だからエロ本でも買ってってやれ、男衆で何がいいか選んで来い」と言われ、俺は熟女系エロ本でいいか、と思いきや、義弟は「彼、すごいマザコンですから近親相姦ものとか」と言い出す匠なこだわりっぷりがある少し危険な香りを漂わせるシティハンターである。

いや、さすがにそれはねえだろう、と俺も大爆笑だったんだが、

「けどねえ、すごく美人なお母さんなんですよ。だから、手っ取り早く息子でいいか、みたいな」


義弟は匠なこだわりっぷりがある少し危険な香りを漂わせるシティハンターである。







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パパもまた、超えちゃいけないラインを踏みにじる危険な香りを漂わせるシティハンターである。












2012年05月19日(土)



 越えちゃいけないライン

エロと芸術の境界線というのがある。「これは芸術作品です」と謳ってしまえば、エロが芸術に瞬間的に変化するわけなのだが、中には勿論、芸術的過ぎてエロさがなくなった完全に分類できるものと芸術作品でなく、単なるエログロナンセンス(古っ)のものもある。なんというか、このエロと芸術というのは似て非なる人間の勝手に決めつけた価値観の対極なわけである。

だから、映画とかでも芸術作品なら何でも作っていいのか?というと、そうでもなく、最近になって異常な映画作品が増えているような気がして越えちゃいけないラインをすでにオーバーランしているような気がする。

(以下、検索は自己責任)

ラース・フォン・トリアー監督の一連の作品、ミヒャエル・ハネケ監督の全て(笑)の作品が何か映画のモラルの壁を壊してしまったような気がする。しかし、この二人の監督の作品はラインをまだ越えてない。

以前にもちらりと書いた「Human sentipede人間ムカデ」「人間ムカデ2」で俺は限界超えてるなあ、と思ったが「セルヴィアン・フィルム」に到っては越えちゃいけないラインでなくて作っちゃいけないラインだと思う。もはや、こんな作品はトラウマどころではない。

しかし、それでも海外の知人に言わせると、

「日本の三池崇史の映画も十分、越えてるだろ」

と言われるのだが。



トリアー監督の作品はバッドエンディングなだけで変な余韻は残さなかったのだが最近の「アンチクライスト」「メランコリア」に到っては変な余韻=トラウマを残すのでトリアー監督も磨きがかかったな、と焦る。

ミヒャエル・ハネケ監督は、ようやく「ホワイトリボン」でまともな作品(笑)作ったのか、と思いきや、それまでは全ての作品が観賞後、異常な余韻=トラウマを残すわけだった。いや、けど油断できないけどね、ハネケ監督は。


ただ、後者のムカデとセルビアはトラウマという問題ではない。ただ後味が最悪に異常に悪いだけの映画だ。救いが無い。まるでオリバー・ストーン総指揮の(確か、これもセルビア人かボスニア人監督だったような(汗))「セイヴィア」のように救いの無い場面の連続で、とにかく観賞後は気持ちさえ悪くなってくる。


俺は個人的にこういう変な、異常な余韻=トラウマを残すものは評価できるが、後者のムカデとセルビアは無理。ただ不快なだけ。



さて、この説明や筆舌に尽くしがたい変な余韻、異常な余韻というと忘れられないのが、シャーリィー・ジャクスンの「くじ」という小説である。

少年時代、学研(学研ユアコースシリーズ)で発行されたブレイク前の荒俣宏先生監修の「世界の恐怖怪談」。以前に過去日記でもさらりと書いたが、ぶっちゃけ、8年前、この本を8万円でヤフオクで売って未だに後悔している書籍だ。取り戻したくても中々出品されない超レアな本である(まあ、このヤフオク事件の件は前にも書いたけど、既に全て書いているので後日、アップしますよ(涙))

この「世界の恐怖怪談」という本は単純に「おっかなーい話」や「怪談」など集めていない。タイトルに偽りあり、であり(爆笑)、よくこんな作品群を子供達に見せやがったな、という作品が揃っている。例えばいまや古典的になり、様々な映画や作品の元ネタになった教訓的小説「猿の手」やラブクラフトの捻りの利いたラストの「アウトサイダー」「冷却」や、「悪魔辞典」で有名なアンブローズ・ピアスの「絞首刑の男」など近代の作品の元ネタを集結した書籍であり、挙句の果てに「太陽がいっぱい」のリプリー・シリーズのパトリシア・ハイスミスの「怪獣のすむ島」(パトリシア・ハイスミスはかたつむりが超大好きなことで有名でかたつむり作品を複数書いている(本当)本作品は巨大なかたつむりが出てくる)など、とにかく、ハイレベルなセンスで監修された奇跡の書籍である。

このなかでも群を抜いて光るのがシャーリィー・ジャクスンの「くじ」で(シャーリー・ジャクスン短編集で「くじ」の題名になって翻訳されている短編集もある)ある。

これについては検索すれば和訳サイトが出てくるので検索してもらえれば直ぐに出てくるので読んでもらえば判るが異常な余韻を残すトラウマものの作品である。個人的には未だにこのトラウマが抜けきれていない。

当時、この作品が「ニューヨーカー」誌に発表されたときにネットもない時代なのに定期購読不買運動が世界中で起こり、新聞の一面を飾るほど大騒ぎになった短編小説である。シャーリィー・ジャクスンが後にこの騒動によって寄せられた読者の賛否両論(いや、ほとんどが否だけど)罵詈雑言の手紙を紹介しているが内容は正に現代の「ブログ炎上」と酷似している。

スプラッターな残酷な描写やグロテスクな描写もラストの一行まで一切ない。
しかし、これほどまでに異常な余韻を残す小説はなかなかない。

子供の頃はすごく気になって気になって悲しくなっていた記憶があったが、いま思えば、とんでもない凄い小説だったことは間違いない。


俺個人的には斯様な越えちゃいけないラインを踏んでいる状態で観賞者や読者の心に楔を打つ作品が好きなんよー。







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2012年05月16日(水)



 今度は娘さん、高熱

今度は娘さん、高熱が出た。39度以上にはならないが、そこら弱あたりをさまよっている。なんでも風邪気味な上なのに、小学校で雨がざんざん降る中、運動会の練習をさせたらしい。それが後押しした原因になったようだ。

おかげであるイベントはポシャってしまったが娘さんが大事、大事なので早く熱が下がるように願っているのだが・・・


38度強なので元気で元気で寝てくれません(笑)

ほっとはしているんですが、先週、甥っ子の熱性けいれんがあったので、油断はできません。とはいえ、やっぱ娘さんは元気です。








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2012年05月15日(火)



 熱性けいれん、再びの悪夢

とにかく激動過ぎる焦った一日でした。

本日は義弟夫婦と義母さんと我が家で集まって買い物なんですが、男衆は鉄道博物館に行くぜよ、ってことになって、義弟親子と娘さんとで博物館に行く。




娘さんと甥っ子はとても仲良し。けれども、娘さんは乗り物の運転は好きだが乗り物を見るというのは、あまり好きじゃないみたいでした。まあ、アイスも食えたので良しとするか、みたいなところはあったようですが。




父親ともども電車マニアの甥っ子は大満足。




娘さんは電車の運転席で四方八方のレバーに大興奮。やはり運転が好きなようです。




み、見えない!!!


そんなわけで早々と博物館を後にして家族達と合流。とりあえず、パパは休日の在宅仕事があるので独りで帰る。皆は実家に行くとのこと。


で、話を詳しく聞けば、まず、娘さんと甥っ子が実家で元気に遊んでいたそうだ。この時点で少し熱があって38度だったという。

甥っ子が義母さんの部屋に敷いてあった布団の上で寝転がったまま、動かなくなったので、娘さんがよく見ていると目がきょろきょろと微動していたので娘さんが皆に教えてあげて発覚。すぐさま救急車を呼んだそうだ。

娘さんもびっくりしていて泣いてしまったが、皆からは「早く見つけてくれてありがとう」ということで、とにかく、皇帝と娘さん帰宅。

車を簡単に駐車したらしいので、それを正規の駐車場に戻すために車に戻った際にそのまま、車を走らせパパだけ救急病院に行く。

甥っ子、入院決定。確かにうちの娘さんのケイレンは3分間後は普通の意識を取り戻し、反応があったが、甥っ子は起きてはいるのだがぐったりしていて熱が下がらず反応が無いという。明らかに娘さんのときの状態とは違った。

2007年11月23日(金) 私の人生の終わりかと思った

この時点でまだ検査結果が出ず、「脳炎の可能性もある」と言われ、さんざん一緒にいた娘さんも感染しているかも、という話になり、焦る我々。


しかし、子供の熱性けいれんの記憶はとにかくトラウマなので焦った。


その後、日曜日まで甥っ子は入院。元気全快になった。








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2012年05月03日(木)



 退職金、確変モード



藤子不二雄の名著「征地球論」無断転載。やばかったら消します(涙)


本日も仕事だが、やる気が失せて同僚ともどもさっさと帰ろうとたくらむが結局は定時まで居ることに。

まあ、最近、定時時間内の話の内容なんて仕事の話でなく、雑談ばっかなんですけどね。どうせ、客も休みだしさ。

なんでもかんでも後手後手のプランに流石に新嘉坡に対して呆れ始めている。


突然、ばたばたと新会社設立のために退職金が一時的にリセットされるため、払い戻されるとか・・・辞めたくなってきた。せっかく10年以上勤務して、退職金積み立てうなぎのぼり確変モードだったのに・・・







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2012年05月02日(水)



 終末思想への反論

実は9連休でなくカレンダー通り出勤だったんですが、どうせ客も休みだろうて、ということで重役出勤。

震災の影響はあったのか知らんが昨年の強い台風でバルコニーの柵がガタガタになってしまって、ここはマンションの共有部分で、天災による原因もあり、新築保証10年間の瑕疵担保責任外なのでマンションの管理組合の修繕となる。管理組合の承認がおりた旨の連絡があったので工事日が決まった。

色々とプライベートも含め多忙の毎日だ(涙)



最近、都市直下地震だの三連動地震だの世界の終末だのと、いろいろあるが、娘さんの将来を思うと、まず世界の終末など無いなと心から思う。俺がそう思うんだから、無いと思う。

若い頃はリセットしてえなあ、みたいな感じで終末思想を少し信じていた頃もあったが、今はそういかん。子どもの将来を考えると、そんなことはあってはならないことである。

ただ、今の若い人、特に二十代の人は「私たちなんか就職氷河期で良いことなんて一つもなかったから、世界なんかどうなったってどうでもいいです」という言葉を聞くと、今も昔も変わらんなと思った。思想は年齢で大きく変わるし、結婚や出産など人生の岐路ごとに変わってゆくものだ。

現時点で今年ベストの映画「メランコリア」。昨年もこの監督の「アンチクライスト」が危うく一位になるとこだったが、この「メランコリア」もでっかいでっかい「メランコリア(訳:鬱)」の星が地球にぶつかるという終末映画だが、この映画はそういう世界の終末を観るものでははなく、「幸せだった人間と不幸だった人間の価値観が環境によって逆転する」という二重構造の映画でとてもとても奥が深くて完成度が高く、しかもとにかく美しい。「去年、マリエンバートで」のオマージュのような庭園の木々の影が、太陽とメランコリアの光で二つになっている時点で、この監督、やはりとんでもない人である。







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2012年05月01日(火)
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