Allyssa


Allyssa

		Dad

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■　公私のバランス

ゴーヤがこんなに実りました。

赤ん坊の泣き声というのは普通の人間に
とって不愉快な音になっている。
（個人的にはそうは思わないのだが）

パトカーや救急車のサイレン、河川の
増水警報のサイレンと同じ原理である。

これは生物学的にまわりの人間の興味を
集めるためであり、危機的状況になった
場合、発見率を高くするためのものである。

確かにマンションや町の中で赤ん坊の
泣き声を聞くと、どうしたのだろう？と
注目してしまう。

また幼児は不愉快か、不愉快でないか、
の両極端の感性しかない。ファジイな
ところは無いのである。

赤ん坊というのは泣くのが仕事だ。
なかなかこれが分からない大人が多くて
驚いている。しかも、子供がいる人もだ。

ああいう人間達が児童虐待の因子を
持つ犯罪者予備軍であるのかな？と、
時々思う。

ゴーヤの元の雄花の一本目！
この時期に来るか、早いぞ！

土日は家族サービスに徹している。
娘さんとの自転車の練習や、三人
でのお買い物。

疲れますが、楽しい疲れですね。

最近、娘さんが「パパ、早く帰って
きて」と朝、お願いをさせることが
多いので、平日でも、その日は早めに
帰るようにしています。

最近はパパ好きで前はパパと寝ると
遊んでしまって眠ってくれなかった
んですが、最近はテクニックとして、
髪の毛をとかすように頭を撫で続ける
と、すーっと寝てくれるので、この
やり方はええな！！と思いました。

なんでも子供の頭を撫でるということは
精神的に安定をもたらし、子供の健康的
にも良いとのことです。

ただ、それだけで子供は安心するんです。
なぜ、それが出来ない人がいるのでしょう？

この世が金融危機だろうが、自然災害
だろうが、家族に笑顔を。
映画「ライフ・イズ・ビューティフル」
のように命を賭けても与えていきたい。

もちろん、不安があるが、それを家族の
前で表情に出すのは、とても悪循環な
ことである。

トマトも実ってきた次第でして。
一番収穫を見込んだ一本が強風の
ため、ぼっきり折れてしまった
（涙）それをぶっ差して二毛作中。

Remark 5th Jul 2010

2010年06月30日(水)

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■　別れた女とキスするときに舌を入れるか、入れないか

あんまり日本で報道されていない
メキシコ湾原油流出事故。

米国では毎日、ＣＮＮではがんがん
報道されていて、よくよく聞くと
実態はとんでもない事故だという
ことを知って背筋が凍った。

毎日１０００リットルの原油が
噴出してて止まらない。
何度も英国のＢＰ社が策を講じても
止まらない。

おかげでメキシコ湾を中心に日本の
首都圏がまるまる入るくらいの規模
の原油が流出してしまった。

話を聞けば英国のＢＰ（ブリティ
ッシュ・ペトロリアム社）の社長が
工期短縮のため、安全対策手順を
省いたため、１１人が吹っ飛び、
未曾有の大惨事が起こった。

これはもはや人災である。
人災にしては史上最大級の大被害が
懸念されている。

しかし、不思議なことに気付いた。

リーマンショック（米国）

サブプライムローン（米国）

ギリシャ

今回の事件（英国）

なんで、こうも冗談みたいに各国で
連鎖反応的に大規模な人災が起こる
のか？

このＢＰ社、英国の経済の利益の
１４％を有し、国民年金の投資先
にもなっている会社だったが、
今回の事件のおかげで英国民の
年金が現時点で３割減るという（怖）

この事件、史上最大の環境破壊も
懸念されているが、経済的危機をも
孕んでいることに不安を感じる。

米国の陸地で油の雨で穀倉地帯が
大被害を被るかも知れないとのこと。

これはマジで洒落にならない。

しかも、原油は今でも止まっていない。

人間の力で制御できない自然の力だ。

メキシコ湾だけでなく海流に乗って、
世界中を油の海が満たすかも知れない。

金融危機でなく実態被害の危機なわけで
ダメージはかなり深刻だ。

正直、外資系勤務だとマジで怖い。

いったい、どうなるんだ、この世界は。

本当にいろいろと怖くなる。

Remark 3rd Jul 2010

2010年06月29日(火)

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■　thx 4 u r st& luv l8r w/z u

自分自身、苦労人ということも
あって、苦労している人は好きだ。

苦労を経験している人は心が強い。
その心の現れが表情に出て他人を
惹きつける不思議なパワーを
持っていると常々、思う。

だから、知り合った人で第一印象が
あまり良くなくても「苦労したんで
すよ」と聞くと、もーその苦労話を
聞かずにはおれず、好きになって
しまう。

また、自分にも覇気が出るというか
パワーを貰う源にもなっている。
（苦労人から吸い取るなよって
感じだけど（笑））

福山雅治さんも音楽教師を目指して
いたが、経済的理由やお母さんを
一人残すまいとサラリーマン経験を
お持ちで、本当に尊敬に値する。
今の福山さんの姿はそれらの積み重ね
が築いたダイヤモンドの山のようだ。
（小さくてもダイヤモンドのように
光輝く高価なものって意味ね。
本国の前社長の弊社を表現した名言）
本当に素晴らしい人だと思う。

また、過去日記にも書いたがパックン。
ハーバード大卒業のお笑いの人だけど、
もう、子供の頃の話を聞いたら泣けて
しまってしょうがない。
パックンは偉い！すごい！それで
ハーバード行くんだから適わないっす。

私、映画好きなんですが、コメディ部門で
今でも燦然と輝く個人的一位はジム・
キャリーの「Ｍｒ．ダマー」です。
このお笑いのツボは本当にパーフェクト
だと思います。特にトイレでのホモの落書き
の場面運びは秀逸でした。このジム・キャリー
も家が貧しくて中学を卒業後、仕事をしていた
なんていうから好感度が上がります。

ウッディ・ハレルソンなんかは更に劣悪な
家庭環境の中で生きてきましたが今や名優
ですもんね。ダニエル・クレイグも
一時期ホームレスだったというのは驚きました。

アカデミー賞を二回取ったヒラリー・
スワンクもかなり深刻な貧困層だったなんて
聞くと、もー、愛してしまいそうで
ダメです。

苦労人というのは「損」なんです。
例えば苦学生なんかは働いている
時間があったら、その時間を勉強に
費やすことも出来るでしょう。

中には定期を変えないので自転車で
十何キロも通学したり。

正直「ハンディキャップ」があるんです。
だから、苦労人が成功していく様を見ると
私自身も嬉しくなります。

苦労は経験となり糧となります。
その糧を牙にするのか、智慧にするのかは
個人の選択と判断で決まります。

もう泣かなくていい水曜日になった
ドラマ「Mother」のツグミちゃんは
あの環境で前向きに明るく、そして
切ない人格を形成していった。

けれども、牙にすることなく、糧と
していた姿に俺は泣かされた。
ドラマとはいえ、あんな小さな子が
背負ってきた、そして背負うであろう
人生を思うと今でも涙が出る。
抜け切れんな、あのドラマ。恐ろしい。

しかし、民放のドラマなどあまり
観ないパパも、このドラマを初回から
チョイスしたのはブラッド・ピット
並みの作品の鑑定眼があるなあ、と。

とにかくうちの娘さんには苦労を
させたくないな。

苦労させるような男とも結婚させたく
ないし。そんなバカ男連れてきたら、
パパが秘密裏に自分の手を汚さずに
抹殺するね（笑）

いい曲だね（涙）

Remark 2nd Jul 2010

2010年06月28日(月)

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■　けど、涙は突然流れるもんなんだって。誰も見ていないところに降る孤独な雨のように。

過去日記でも「ジャーナル・ライテ
ィング」のことについて書いたので
説明は割愛するが、やはり、書く
行為をストレス発散に置換している
自分が居るようだ。

床屋（とこやじゃなくゆかや）の父親
が心臓麻痺で死んで一年後、俺の心臓
の動悸がひどくなった２００８年初頭。

主治医曰く「亡くなったお父さんの
死因が気になってるのと仕事の過酷さ
が精神的ストレスを生んでいるのでは？」
主治医の勧めで「軽い薬だから」と
デパスを服用して二年が経つ。

肝臓に影響があるらしく、確かに会社の
検診で再検査に引っかかった。

途中、アモバン（睡眠薬）とか、
ドグマチール（駅のホームでヤバかった。
こいつは俺には合わない）レンドルミン
とか出されたが、結局、デパスが自分に
相性が良い薬のようだ。

年もとったのか、最近は頭痛薬として
デパケンを飲んでいて、本当の頭痛が
したときはゾーミックを飲んでいる。
（主治医が「高かったろ！」と言うほど
めちゃくちゃ高価な薬）

若い頃、こんなに薬を飲むことなど
無かったので、薬の耐性があまり無く
利き具合はかなり良い。

ニュースで向精神薬の多量処方を制限
する話が出ていた。日本という国は
「薬を服用している人」に対して色眼鏡
で見る人が多いような気がする。
グローバル・スタンダードと叫ばれる中
なかなか消えない日本の悪い慣習だと
思います。

「人」と「薬」の相性さえ合えば、
個人にとってこれほど力強く助けて
くれるライフ・パートナーは居ない。

人は生活のため、働かなければいけない。
ある意味、プライベートなビジネス・
パートナーの役割を果たしている。

しかし、これら多くの悩んでいる人
たちを救う凄い薬が存在する。

主治医はこれを薦める。

今、迷っている。

確かに確実に治りそうだ。

しかし、そう簡単にはいかない。
私には家庭がある。
大事な娘さんと奥さんがいる。
やはり、男は忍の字なのか・・・

にんにん。

Remark 1st Jul 2010

2010年06月27日(日)

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■　横浜の女子高生と京都のワンナイトスタンド女

歌人、穂村弘さんがテレビに出て
インタビューを受けていた際に、
「皆が「彼に会えないから寂しい」
という詩歌を書くが、じゃあ、
会えたら寂しくなくなってしまう
ことになる。環境が変われば意味を
失ってしまう言葉では詩歌ではない」
と、言っていて、うんうんと頷いて
聞いていた。

娘さんが生まれて、なかなか詩が
書けなくなったいま（まあ、書く
必要もないんだが）、昔の文章を
読んで、そういう質の文章だった
のかな、と思ったりもして、自分
の文章の稚拙さ、薄っぺらさに
ヘコんだ。元々そういうつもりで
書いていたわけでないし、能力
など無いわけでして・・・

最近、同僚も仕事でヘコんでいる。
退社を考えているようでしょげている。
ぶっちゃけ、俺も会社を辞めたい。
宝くじにでも当たったら辞める気で
いたが、外れた（笑）

そんで愚痴を言ったり、慰めあったり
したランチの帰り道、大型バスが
女子高生満載で角を曲がろうとして
いた。私の勤務地は半分観光地
みたいなトコなので修学旅行か、
なにかだろうか？

目上に座って笑みを浮かべながら、
こちらを見ている女子高生を見ながら
「ああ。娘さんもいつかはこういう
修学旅行に行くんだろうなあ」などと
同僚と話してたら、

乗っているうちの一人の子が俺に
手を振ってきた。すると、周りの
子も手を振ってきた。

俺も同じように笑顔で手を振る。
盛り上がってる車内（聞こえない）
こっちの列の女子高生がみんな手を
振ってくれている。声は聞こえない
が、伝えたいことはわかる、わかって
いるぞ、君達（図）

その瞬間、昔の修学旅行のときの
ことを思い出した。京都でバスが
止まった夜の横断歩道で立っていた
女性（ワンナイトスタンド（笑））
が、えらいマブい女で手を振ったら、
ニコっと笑ってくれた。その女性は
たった数秒だけの女性なのに、
今でも俺ら同級生の間で忘れること
の出来ない女性となっている。

なんか前だったら「わーい」みたいな
感じだったが、今は父親目線というか、
元々、未成年には興味は無いので
「ああ、あの子達の横浜の思い出の
中に俺が残るのだろうか・・・
しかし、君達が手を振ってる男が
４０のオヤジとは夢にも思うまい
（爆笑）」と、思いながら
手を振り続けたら・・・

ヘコんでいた同僚は満足気な余韻を
ひきずって社に戻ったら同僚の子と
出くわし、笑顔満面の余韻のことの
顛末を説明。

そんなプチ幸せを大事にしたい
Ｄａｄです（涙）

Remark 28th Jun 2010

2010年06月26日(土)

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■　「Mother鬱」抜けきれず、残酷な天使のテーゼと落とした財布の中身

４歳にしてyoutubeを使いこなし、
キー入力さえしてしまう娘さんですが
メタルギアソリッドなんてやってます
（やべ、これってPG-15だっけ？）
とはいえ、サル捕まえるトコだけを
走り回ったり、サル見て楽しんでいる
だけですが、・・・

あかん！！あかん！！
教育上、あかんて！！
五歳児にはあかんわー。

「Mother鬱」なかなか抜けませんね。

家族でカラオケ行ったときに「泣き顔
スマイル」を唄ってみたものの小さな
音で毎回、流れてくるから唄えない（笑）

作中、ひとつのキーとなる「あめふりくまのこ」
も俺の世代では全然知らん（涙）

そんななか、娘さんが現在、ハマっている
のが、木村カエラちゃんの電話の歌と、
西野カナの「会いたくて会いたくて」
渋い、渋すぎる。福山の「はつ恋」も
好きなようです。五歳児にしては渋い
選択だ。

なんか、奥さんにとっては永遠の謎の
ようですが、カラオケの毎年毎月の
ベストの中に毎回上位に食い込んでいる
新世紀エヴァンゲリオンのＯＰ「残酷な
天使のテーゼ」を覚えたい、と。

ちなみに彼女、観たことないと。
俺が撮ってあるのはビデオ媒体なので
現在は観れないと。けど、別に話には
興味ないと。確かサントラ一枚あった
はずなので探してみることに。

それを聞いて、あ、そーいや、エヴァの
映画の二作目ＤＶＤ出たな、と思い、
ＴＳＵＴＡＹＡに。全部レンタル中状態
（汗）

翌日、届けられた財布を受け取りに娘さん
と二人で長い散歩。娘さんがシンケンジャー
のＤＶＤが観たいというので再びＴＳＵＴＡＹＡ
へ。で、「エヴァ」を借りてくる。

「Mother」以来、観た映画が英国映画「BOY　A」
とか鬱に拍車をかける映画ばかりでバカ映画
「アドレナリン２」を観たがバカすぎて呆れた。

「エヴァンゲリオン新劇場版：破」だっけ？
けどパケに「２２２」と書いてあるから
よく分からんかった。

内容は・・・あれ？全然話違うくなってないか？
「序」んときは使徒がＣＧで綺麗になってて
そんなに話変わってなかったんだけど、観たこと
ないメガネの女も出てるし、あれ？トウジは？
アスカ、え？アスカ、あーなんの！？みたいな。

まあ、別物と割り切って観るしかないのかな、
と思いましたが、個人的にこの新劇場版、次は
観ないですね。「エヴァ」は複雑でテレビ放映版、
ビデオ（DVD)版、劇場版で各場面の描写、台詞、
エンディングが違うという鬼畜なセールススタイル
なので（テレビ版のビデオ媒体は貴重よん）
今回の新劇場版、次は無いですね、個人的には。

パパ的にはテレビ版エンディングが好きです。
どっちが先だったか忘れたが、「タイタニック」
っぽい最期で（笑）

しかし、時が経つにつれ、脳内で奈緒と
ツグミが１２年を待たずして邂逅などと
脳内補完しても・・・もしかして・・・
なんてダークな展開を妄想するの繰り返し。

もう、やだ、「マザー鬱」「アバター鬱」なら
話わかるけど、もーーーー。

しかし、人に話を聞けば今期のドラマは
「Mother」に限らず接戦だったようです。
「新参者」「ジェネラル・ルージュの凱旋」
なども奥さん良かったと言ってましたし。

けど、俺は「Mother」は本当に神ドラマだった
と思う。日本的流れドラマに「ＬＯＳＴ」の
ような過去の謎のエッセンスをいくつか入れて
毎回、泣かせる台詞や描写があったりと。

子役が芦田愛菜ちゃんでなければ成功しなかった
と個人的に思うし、「血の絆も大事だが、血の絆
でも、どうしようもない親が居る」という
メッセージも悲しんでいる児童救済の意識拡大に
かなり効果があったと思う。

モンスターペアレントが社会問題になったが
ある意味、児童虐待とは対極の位置にある
過剰な過保護というのは悪いことではないの
ではなかろうか？子供を思う気持ちが強く
なったとき、親はやはり狂気を孕むのは
避けることが出来ないだろう。

ドラマ「Mother」関連日記ログ

2011年09月29日(木) 私が親から受けていた虐待の記憶①　躾と虐待の境界線
2011年01月31日(月) また泣かすんかい！？娘さんも嫉妬の芦田愛菜ちゃん史上最年少6歳でドラマ初主演「Mother」スタッフ再集結！
2010年07月22日(水) Just because you want my loving, It's not enough to just turn me on
2010年06月25日(金) 「Mother鬱」抜けきれず、残酷な天使のテーゼと落とした財布の中身
2010年06月21日(月) ドラマ「Mother」を観終えて考えたこと　ネタバレ注意
2010年06月20日(日) ドラマ「Mother」最終回感想　このドラマは映画を超えている
2010年06月19日(土) ドラマ「Mother」最終回までの、あと１２時間で１６７時間の「Mother鬱」から解放される！
2010年06月15日(火) ドラマ「Mother」最終話に皆が望むもの
2010年06月14日(月) ドラマ「Mother」第１０話を観て　もはやどんなエンディングでも受け入れてしまいそうなくらい涙
2010年06月11日(金) ドラマ「Mother」最終回　あらすじ　予想
2010年06月08日(火) Mother 第９話を観て　涙一粒の安堵　ネタバレ注意
2010年06月06日(日) １６７時間ごとの哀しみ
2010年06月02日(水) 翌日まで、この涙を引きずるとは・・・Mother 第８話
2010年06月01日(火) Mother第８話を観て　なんぼ泣かせりゃ気が済むんだ、この神ドラマ！
2010年05月26日(水) Mother第７話　このドラマは一場面一場面完璧すぎる（汗）
2010年05月19日(水) Mother第六話を観て、泣きました
2010年05月15日(土) Turn on / Turn off list ドラマ「Mother」風
2010年05月14日(金) 負の思考×議論≠正の答え
2010年05月13日(木) 繰り返し、紡がれてゆく螺旋
2010年05月11日(火) ドラマ「Mother」第３話、第４話を観て
2010年04月20日(火) 「 Mother」第二話を観て
2010年04月14日(水) 「見ないようにすること」の難しさ：ドラマ「Mother」を観て

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Remark 26~28th Jun 2010

2010年06月25日(金)

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■　パパ、４０万円入りの財布、落とす（涙）

昨日、財布落しまして（涙）

昨日は金銭運に泣かされた日でも
あったのですが、本当に哀しい。

５０万円までの盗難控除って
こういう遺失物の控除に該当
するんだっけ？？
（所得から控除できる）

盗難だけだっけ・・・・

けど、なにか悪いことがあった
ことの前触れの身代わりになった
かも、なんて考えたり、

金銭より、ママが買ってくれた
バーバリー・ブラックレーベルの
財布がなくなったのと、中に
入った家族の写真が無くなるのが
悔しかったりしています。

あと、銀行とかクレジット会社に
電話しなきゃ、定期のSUICAどうすんだよ
保険証もストップ、会社のセキュリティ
カードもストップ・・・あああ

Remark 27th Jun 2010

2010年06月23日(水)

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■　わたしの象牙の塔／女を怒らせるツボ

恐らく、リアル旧友と相互リンク
する予定なので、先に挨拶。

旧友が故郷の特産品を送ってくれた。
感謝、感謝、顔射（何故）

実は「マザー鬱」の余韻がまだ残ってて
台詞や場面を思い出して泣けてきたり
する瞬間もありますが本日も労働です。

最近、娘さんが朝、「今日、パパ早く
帰ってきてね」とお願いされる日は
とにかく早く帰って一緒に眠ります。
パパと一緒に寝ると興奮して遊んで
しまって眠らないのですが最近は、
すーすーと眠ってくれます。

で、一緒に朝起きて「はなかっぱ」
観ながら朝食を摂る。

ずっと一緒に入れるお休みの日が
娘さんも好きなようです。パパも
休日が大好きです。

今日は締めの日。
帰れない。
けど、帰ろうかな・・・

会社の子と昔のコイバナをしていたら、
「ムカつく」と。「いや、もー俺、
おっさんだし、父親目線だし、今は
もーダメだから」と謙虚に言ったが、
「いや、言葉のふしぶしに自信が
見え隠れしてムカつく」と。

いや、もー自信はないっすよ。

キミの六月が終わりそうになる
貴女の六月が終わりそうになる
彼女の六月が終わりそうになる

そして、貴女の六月は
もう俺の中で過ぎ去ることはない

Remark 25th Jun 2010

2010年06月22日(火)

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■■
■　ドラマ「Mother」を観終えて考えたこと　ネタバレ注意

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Mother、ドラマ、母性、これに囚われた
長い時間が終わって、なんか鑑賞後、
二時くらいまで眠れなくて約四時間
くらいしか睡眠していませんが、
一晩経って「マザー鬱」が抜けた
というか安堵感と虚脱感でいっぱいの
気持ちです。

全１１話全編。無駄な台詞、無駄
な情景、無駄な流れなど一切なく、
最高の配役で固めたドラマ「Mother」
を観終えて神ドラマ決定とともに、
この作品を毎週民放テレビドラマと
いう形式でリアルタイムで観れた
ことに製作陣の方々などに本当に
感謝します（いや、マジで映画の
ように金払ってもおかしくない
ドラマだ）

私の過去日記から読んでもらえれば
判ると思いますが、私もあまり良い
家庭で育ってなかったので以前から
児童虐待については独身の頃から
嘆いていた。今は娘さんという子供
が出来て、報道で流れる児童虐待事件
などを見ると気が狂いそうになる
ときもある。

そんななか、このようなまるでＮＨＫ
が視聴率、採算度外視で作ったような
テレビドラマを警鐘という形で流す
のは、素晴らしい行為であり、それに
共鳴した視聴者が法的にいかに二人を
一緒に出来るか？不可能なのか？を
論議しあう姿は今までに無かったこと
ではないんでしょうか？

■最後のラストシーンが奈緒（松雪泰子）
かレナ＝ツグミ（芦田愛菜ちゃん）の
願望か？妄想か？という意見もネット
上で多々見られますが昨日の日記でも
書きましたが、パパは確実に言える。

あのラストシーンは現実だ

Reason of Evidence :
①製作陣の台詞で「ラストシーンは
第一話の始まりなんですよ」という
台詞。つまり、第一話のように奈緒が
継美のお母さんになったということ。
１２年間の歳月をかけて。
（けど、昨日も書いたけど７歳で
室蘭から東京へ一人で行ける強い
ツグミちゃん、子離れが完全に出来て
いない奈緒、こっそり会わないわけが
ないと思うし、毎年何回か会って
絆を深めていった（そうせざるを得ない
運命の出会いだった二人だから）
ラストシーンなんだと俺は思います。
執行猶予が解ければ面会も出来るだろうし
ラストシーンは第一話の喫茶店。恐らく
奈緒は少しでも近くにと住むようにする
のかも知れない。

ここらへん、映画「パンズ・ラビリンス」
のように観客によってハッピーエンドか
バッドエンドか真っ二つに別れるラストを
民放のドラマでやるというのも非常に
稀有なドラマだと思った。正に「ハッピー
エンド」と「ハッピーエンドでない
エンディング」の融合に成功している。

また、成長した継美を仁美役の尾野
真千子がやっているあたり、現実としか
言いようがない。あの時点での二人の中の
願望や妄想の情景には仁美の顔は潜在的に
出てこない筈。

個人的に血の絆を押し出すかと思いきや、
完全に母親を棄てたツグミの中で伊豆の
旅館での「顔が似てきたかな？」
「鼻かな？」の言い合いのようにツグミ
の願望なら奈緒の顔になっているはず。
（髪型は似せているが）

奈緒の願望も同じだと思う。意外と
個人は自分の十年後の姿など想像する
ことは難しい。

それにあれほど愛し合っている二人が
あの別れ以降会えないわけがない。

また、奈緒も自分が実の母を許したように
お母さんになりながら実母の仁美を許す
ように諭していくのも自分の継美への義務
と今回の誘拐によって施設へ送られた継美
への贖罪だと思っていると思う。

だから、あのラストシーンは現実だ。
俺はずっとそう思っている。

それにもしかすると執行猶予が切れて
親権の問題もあるかと思うが、施設に
二十歳まで居る子供は現実的に少ない
（１６歳～１８歳で出る）ので、
もっと早く二人が会えるかも知れない。
ネガティブにではなく、二人の笑顔を
思い出しながら、そう考えると、なんか
ワクワクしませんか？

私は勝手にツグミの行動力、奈緒の想い
の引き合いで毎年何回か会い続けて
絆を深め合っていつかは本当の親子に
という脳内妄想で完結させました。

■地獄のような家から救済されたレナ＝
ツグミが再び奈緒と離れ離れになり、
自分の姿で施設に戻ってゆく。
あまりにも残酷な生き方と強いる法。
大人の考えることと子供の求めるもの
の高い壁。

「メッセージ性のためにハッピーエンド
にしない」というのはこのためだった
んでしょうね。

児童虐待で表面化する事件なんて氷山の
一角。私も娘さんを通算、二つの保育園
に通わせましたが、ガラの悪い親の子供
は怯えているんですよね。それか、
暴力的か、どっちか。今の幼稚園では
そういう子は居ないようですが。

泣いたり笑ったり、はしゃいだりできない
抑制された子供ほど残酷なことはない。
うちの娘さんはおおらかに明るく笑う子供
なので安心してますが、やはり、子供は
うるさいくらい、暴れるくらいが子供らしく
いいんじゃないのかな？

だから、大人びたツグミを観ていると、
それだけにそれまでの過去を思い出すと
涙が今でも出てくる。愛想笑い、暴力を
振るう男に対して従順にならなければ
いけない。実母の顔色をうかがう。
ツグミはそれでもぐれずに健気な性格を
維持していた。時には暴力の元である
実母さえもかばった。しかし、限界はある。
「赤ちゃんポストに入りたいです」の
第一話。押入れに隠れていた場面、
真夜中の仁美に対しての「助けて」
の９話か１０話。

さすがのツグミちゃんも７歳にして
死を受け入れることを考えるなんて
異常な世界だったと思う。

そんな一番の被害者であるツグミに
再び施設に戻す奈緒の感情は複雑を
通り越して彼女も異常な状態だった
と思う。

だから、あのラストシーンで全てが
新しい世界へと移行した。

最終回の前半は淡々として無難な
流れで逆に不安を煽った。

しかし、別れ際の二人を映しながら
撮影角度が高くなり海が見える場面。
まるで映画のような終わりであり、
そして、映画のようなラストシーン
であった。

このドラマは長い間、深く心に
刻まれるだろう。

とにかく私にとっては、ここ
１０年前後の最高傑作のドラマ
になるでしょう。

芦田愛菜ちゃん、松雪泰子さん、
田中裕子さん、この主役格三人の
相乗効果が凄すぎましたし、
尾野真千子さん、高畑淳子さん、
山本耕史さん、酒井若菜さん、
倉科カナさんなどの完全に隙間の
ない全員主役級の配役の布陣も
凄かったですが、やはり、
ベストアクトレスは天才子役と
いうより、もはやヤング・ジニアス
の芦田愛菜ちゃんでしょうね。
他の役者さんに負けないくらいの
演技力に脱帽です。また、うちの
娘さんも５歳（芦田愛菜ちゃんは
一年上だが）なので、ただただ
凄いと感嘆するばかりです。

本当にお疲れ様でした。

「見ないようにすること」を掲げて
いましたが、この物語は再び見て
みたいと思います。

我が家には虐待もないし、ネグレクト
もない。私もママも手を上げたことなど
一度もない

ただ、このドラマが我が家に与えて
くれたものは「大人の都合で子供を
不幸にさせない」ということである
と思う。

逆に娘さんのプリキュアヴァージョンに
なったときは本気で殴られ、蹴られますが
（痛）

娘さんが結婚という新世界に旅立つ
までに不幸にさせない。これしかない。

最後に次女の件で父性が垣間見える
場面があり、何故か延長時間時の
羽振りのいいスポンサー陣の中に
「究極の父性愛」の作品である
コーマック・マッカーシーの
「ザ・ロード」の映画のＣＭが
入っていたのさえ、計算され
つくしたかのように見えて、
ＣＭを含めた作りでさえも
完璧だと思えた。
（ラウンドワンのＣＭを除いて（笑））

このドラマに確かに父性は必要
なかったと思う。それは父性が
皆無になったときの悲劇という
ものを遠まわしに訴えている
のかな、とも思った。

ドラマ「Mother」関連日記ログ

2011年09月29日(木) 私が親から受けていた虐待の記憶①　躾と虐待の境界線
2011年01月31日(月) また泣かすんかい！？娘さんも嫉妬の芦田愛菜ちゃん史上最年少6歳でドラマ初主演「Mother」スタッフ再集結！
2010年07月22日(水) Just because you want my loving, It's not enough to just turn me on
2010年06月25日(金) 「Mother鬱」抜けきれず、残酷な天使のテーゼと落とした財布の中身
2010年06月21日(月) ドラマ「Mother」を観終えて考えたこと　ネタバレ注意
2010年06月20日(日) ドラマ「Mother」最終回感想　このドラマは映画を超えている
2010年06月19日(土) ドラマ「Mother」最終回までの、あと１２時間で１６７時間の「Mother鬱」から解放される！
2010年06月15日(火) ドラマ「Mother」最終話に皆が望むもの
2010年06月14日(月) ドラマ「Mother」第１０話を観て　もはやどんなエンディングでも受け入れてしまいそうなくらい涙
2010年06月11日(金) ドラマ「Mother」最終回　あらすじ　予想
2010年06月08日(火) Mother 第９話を観て　涙一粒の安堵　ネタバレ注意
2010年06月06日(日) １６７時間ごとの哀しみ
2010年06月02日(水) 翌日まで、この涙を引きずるとは・・・Mother 第８話
2010年06月01日(火) Mother第８話を観て　なんぼ泣かせりゃ気が済むんだ、この神ドラマ！
2010年05月26日(水) Mother第７話　このドラマは一場面一場面完璧すぎる（汗）
2010年05月19日(水) Mother第六話を観て、泣きました
2010年05月15日(土) Turn on / Turn off list ドラマ「Mother」風
2010年05月14日(金) 負の思考×議論≠正の答え
2010年05月13日(木) 繰り返し、紡がれてゆく螺旋
2010年05月11日(火) ドラマ「Mother」第３話、第４話を観て
2010年04月20日(火) 「 Mother」第二話を観て
2010年04月14日(水) 「見ないようにすること」の難しさ：ドラマ「Mother」を観て

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Remark 24th Jun 2010

2010年06月21日(月)

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■■
■　ドラマ「Mother」最終回感想　このドラマは映画を超えている

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とにかく素晴らしい最終回でした。
ここ１０年間のドラマの中でも最高の
エンディングでした。

もはや映画のレベルさえ超えていると
思います。実際に極上の映画を一本
観終えた気分になれました。

（以下、最終回観てない人は注意！ネタバレ）

制作陣の言う通り「ハッピーエンド」
ではありません。

色々とエンディングを予想したり、
妄想してましたが、うっかりさん
（田中裕子）の言う通り、
「それは男の人の幻想です」

男が分からない「母親」という部分。
床屋の常連の爺さんの台詞も視聴者の
男性には突き刺さる台詞でした。

再び。
制作陣の言う通り「ハッピーエンド」
ではありません。

親の愛情を欲しがる多感なレナ＝ツグミ
（芦田愛菜ちゃん）に１２年間の
施設暮らしを強いるとは、なんて残酷
な・・・と思いました。

しかし、奈緒（松雪泰子）との別れの
シーンで子離れ出来ない親を諭すように
奈緒をふり切って別れようとする
ツグミちゃん。

作中、７歳の子供がこんな感性を表現
させるまでに至った劣悪な環境の過去。
やはり、作中、最も可哀相な残酷な道
を選ばざるを得ない被害者は、やはり、
現実の事件を鑑みても子供なんだなと
画面から残酷に突きつけられた。

再び三度目。
制作陣の言う通り「ハッピーエンド」
ではありません。

ですが、ラストシーン。

全てがひっくり返ったラストシーン。

俺が思うにあんなに賢く頭のいい強い
ツグミのことだから２０歳になるまでの
間に毎年何回か、奈緒とこっそり逢って
絆を深め合っていたに違いない。

ツグミのことだから２０歳のときに開けて
読む手紙を早々に読んでしまったのかも
知れない。

決して１２年間、逢えなかったわけでなく
逢っていた故の絆のラストシーンなんだと
思った。

とにかく最高のエンディングだった。

正に光差すようなエンディングだった。

まー。明日も仕事なので寝ますが、
明日も書きます（笑）

とにかく究極の母性はうっかりさんが
「持ち去っていったもの」

予想はしていましたが、彼女こそ究極の
母性愛の証明なのだな、と思いました。

ところで、うちの奥さんの一言

我が家のMotherは怖いっス（笑）

Remark 24th Jun 2010

2010年06月20日(日)

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■■
■　ドラマ「Mother」最終回までの、あと１２時間で１６７時間の「Mother鬱」から解放される！

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６月２３日は芦田愛菜ちゃんの六歳の誕生日
だそうです！！おめでとう！！

なんか前のニュースかなんかで「アバター鬱」
という症状になる人が続出してたのを
読んだ。見れば映画「アバター」の美しい
パンドラの世界観に魅入られて心酔しきり
あの世界への憧れ、ハマリなどで鬱状態に
なっている人が出てきたようだ。

私にとってここ三ヶ月間は「マザー鬱」
でしたね。「Mother鬱」これほど、
最終回、ラストを待ちわびたドラマも
他には無いと思います。

原作ものでなくオリジナル脚本であるため
ネット上でも公式サイトの掲示板を含め
各方面でもエンディングについて議論に
なっている。

このドラマは単純な「虐待児童の救済に
よる誘拐という犯罪」というものへ、
サスペンス要素も加えられてるため、謎を
解くという視聴者に「考察」という課題を
与えたことは大きい。

そこで繰り広げられている話題は「各配役
の母性の意味の深さの考察」や「法的に
奈緒とツグミを本当の親子に出来ないか？」
「法的に奈緒とツグミを一緒に暮らす方法
は無いのか？」ということを必死に論議
しあう姿（涙）

これほど、視聴者の心に深く楔を打った
ドラマもここ１０年無かったのでは
ないんじゃないのかな？

このドラマを観た人は少なくとも、
児童虐待や自分の子供（将来的に生まれる
人も含めて）に対して見つめ直すキッカケ
になるでしょうし、ブレーキになると思う。

仁美（尾野真千子）が虐待が加速した経緯
の回だけでもメッセージ性は濃い。
誰でも起こりえる可能性。シングルマザー
で誰の支援もなく孤立していく状態の恐怖
感は訴えるものが大きいと思う。

やっと今夜から毎週水曜号泣の時間から
解放されるわけでありまして・・・
寂しいような、安堵するような・・・

色々と最終回の予想はしましたが、
とにかくハッピーエンドを視聴者全員が
求めていると思います。

突飛なオチでも構わない。
非現実的なオチでも構わない。

やはり、二人が笑顔で終わるエンディング
がいいなあ。

これほど、ハッピーエンドを全視聴者から
望まれるドラマや作品も珍しいだろう。

もう悲しい涙は流したくない。

最後は本当に「泣き顔スマイル」で
宜しくお願いします。

もー「マザー鬱」は終わりにしてー。

と、言いつつ、第１０話ラストの
電話のやりとりで気になる気になる
台詞が

この台詞が伏線なのかどうかは
判らないが、このドラマは台詞が
思わぬ伏線を張っていたりして
怖い。とにかく怖い。

Remark 23th Jun 2010

2010年06月19日(土)

■■■
■■
■　片翼の天使

通り過ぎるコウノトリを見上げてた、あの頃

会社の女の子が出産のために寿退社。
送別会が催された。

元々、俺には結婚願望は無かった。
家族を持つのが怖かった。

俺はあまり良い両親に恵まれなかった。
子供のときはいつも親のことで泣いていた。
大きくなっても親のことでいつも苦しい
思いをしていた。

もしも、家族を持ったら自分の子供にも
同じような哀しい思いをさせたくなくて。

結婚や家族を持つことに怖れていた。

けれども、結婚をしてみると２人で
築き上げるものが欲しくなり子供が
欲しくなった。

けれども、コウノトリもキャベツも
俺の元に降り立つことはなく
通り過ぎていった。

「ただ、子供が出来るということは
それだけでとてもとても素晴らしい
ことだから。」

最近、自分の産んだ子供を虐待したり、
愛する子供がいるにも関わらず誤った
親として生きている人がいる。

ただ無条件に与えられたものを
ないがしろにする行為は俺から見れば
贅沢を通り越して飽食の愚行にさえ
見える。

今の世の中は満たされ過ぎて人は貪欲に
なっている。
醜いほど貪欲になり果ててしまっている。

去り行く彼女への皆からの一言で一言で
俺は思わず言葉を選ばすに口ずさんで
しまった。珍しく呑み過ぎたアルコールが
大脳皮質に麻酔をかけた。

彼女も周りの同僚も俺のことを知ってる
だけに少し場が重くなったけど上司の一人が
茶化してくれた。

俺は晴れた空の青い色を見るのが好きだ。
コウノトリがいつか飛んできたら手を
振れるように、俺はまた青い空を見上げる。

部屋に帰って一時間ほど猫と話した。

ねえ？

どうして、こうなったんだろうね？

時々まるい目が霞んだ。

2003年03月31日(月)

７年前にこの場所で斯様なことを
何度か書いていた。

今では素晴らしいお利口さんで
かけっこも速くて、優しい心を持った
最高の娘さんを授かり、これこそが
最高の幸せであるわけだが、娘さんが
素晴らしい男性とめぐり合い結婚する
まで、娘さんを守り、娘さんが老衰
するまで幸せでなければ終わりでない
ことを常々、常々思っている。

娘さんを幸せにするためには破格の
手法と手段を俺は厭わないだろう。

『異常な物語の作り手には破格の詩法を
許すことが出来る。』

エリファンス・レヴィ

『個人の精神は相継ぐ否定によって
自己自身の絶対に達する。私は考える
ものであって考えられたものではない。
純粋主体は永遠の否定の限界として
しか想像され得ない。』

ルネ・ドーマル

会社の子に片翼の天使について教えてあげた。

「愛し合う２人が結ばれて天使になる」と
いう説は神秘学者のエマニュエル・スウェーデン
ボルグの書の一節です。夫婦が天国に行って
天使になるのです。天使が雌雄同体というものも
頷けます。

それと中国の古い話で「比翼の鳥」というのが
いまして、こいつが見た目は縦に真っ二つに
割ったような鳥でして絵はかなり怖いです（笑）
この左右お互いの鳥は一緒で無ければ飛べない
ので、「仲のいい夫婦」のことを中国では
この鳥の名前を使って称えます（たしか記憶が
正しければ（汗）山海経にも出てるはず）

赤い糸もそうだけど、それぞれが片方の
翼を持っていて、出会って、二人が飛び立つ
んです。世界中の９割の人が。文明も国家も
宗教も違うのに。

Remark 22th Jun 2010

2010年06月18日(金)

■■■
■■
■　六月の備忘録

ドラマ「Mother」の芦田愛ちゃんが、
今度、ハリウッドの３DCG映画の吹き替え
に抜擢され、なんとワールドプレミアに
招待され、レッドカーペットを歩くとか
・・・すげーーー。

ちなみに役に立たないトリビア。
絨毯の値段というのは毛の長さで
決まる。日本でも最も高い絨毯は
国会議事堂のレッドカーペット。
ちなみに歩くと革靴が見えないくらい
毛が長い。床屋の息子が言うので
間違いない。ちなみに俺が手伝った
仕事で最も高かったのが靴屋のリー
ボックだかのロゴ入りの赤絨毯。
めちゃくちゃ単価が高かった。

ところで、昨日、娘さんが車中の中で
月に向かって「おーい、お月さーん」
と叫んで、なんかツグミちゃんぽくて
（顔の雰囲気も似てると思う）少し、
不思議な感じがした。

以前の日記にも書きましたが、うちは
高層マンションなのでビル風がハンパ
ない。パねーっすよ。

室内扉が風でばたんと閉まる衝撃など
もしも、娘さんの指だったら飛んで
しまいそうなくらいの衝撃で、いつも
それを思うと脅迫観念というか被害妄想
に囚われて冷静でいられなくなる。

柔らかいドアに挟めるドアストッパーも
全く意味の成さない衝撃度。聞けば四階
のお宅の方もビル風が凄いという。

なんとかならんかね、マジで。

昨晩の夕食は義弟夫婦と義母さんと
焼肉屋。義弟さんとその後、居座る
ように雑談。

今日はマンションのフリマ。
集まる集まる、娘さんのお友達５人も。
怪我しないようにパパさん達が監視中
のなか、ママさん達は強風に耐え切れず
ロビーに撤退雑談・・・女は強い。

Remark 20th Jun 2010

2010年06月17日(木)

■■■
■■
■　I guess maybe I even loved you even before I saw you.

娘さんが書いてくれた父の日の
絵です。見てるだけで涙が出ますわ。

エコポイントがやってきた

「やってきた」と言うより、
「やっときた」って感じ。
（激しく、おせーよ）

で、テレビを買ったときのエコポイント
の３６、０００ポイントの商品券
（実際には発送手数料などで、
目減りしているが）を夫婦で山分け
という話だったのですが、奥さんも
仕事を辞めて家計が減収になるわけ
ですし、私も商品券を使って買い物
など全くしないので（物欲が無いし
１８、０００円じゃ、ＰＳＰ買えない）
奥さんに全部やるから何か気晴らしに
買い物をしろと促したら現金で
買い取るとのこと。

１００％現金で買い取られるのも
なんだか悪いので１万円、１万
２千円、１万５千円の籤を作る。

「我々チームはファミリーだ」

海の向こうの上司からの心強い言葉。
すごく不思議な感じがしました。
国が違っても人の心というのは
全く同じなような気がします。

今日は温和な会議で終わり、少々
不気味でしたが、上司が水面下で
動いてくれたようです。

昼と夜に味方同士で打ち上げのような
宴をしました。

少し安堵かな？（まだ油断できないけど）

強風と雨。怖いな。けど、心は穏やかな
気持ちです。

Remark 19th Jun 2010

2010年06月16日(水)

■■■
■■
■　ドラマ「Mother」最終話に皆が望むもの

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昔の日記2008年07月28日(月)　奥さん、泣く。（リンク）
にも書きましたが、娘さんが
寝つきがよくなかったり、言うこと
をきかなかったりしたり、暴れたり
したときに働きながら殆ど育児を
やっていた奥さんが精神的に参って
しまい、夜中に
「わたし、育児には向いてないのかな？
怒る自分の顔色を見て泣きながら謝る
娘さんを見ると辛い」
と泣きながら言うので、奥さんに、
「すごく愛することとすごく嫌いに
なることを繰り返すことが出来る
のが家族愛なのだから、そう悩む
のは当たり前のことだ」と諭しました。
そのとき、うちの奥さんの健康的な
ベクトルの悩み台詞に感心した覚えが
ある。

また前の日記（いつ書いたか分か
らんよ）でも書いたが、恋愛感情
を抱いた全く他人の二人が結婚する
理由は恋愛という感情を家族愛に
昇華させるためだと常々思っている。
どんな激しい恋愛感情も家族愛には
全く敵わないと思う。それに負けない
ために結婚をして家庭を築きなにもの
にも負けぬ家族愛を生成していくもの
だと思っている。

奈緒（松雪泰子）とレナ＝ツグミ
（芦田愛菜）ちゃんは始めは血の
繋がってない他人だった。
だが、本当に血の繋がっている
母子以上の関係の構築に成功した。
それは育ての親である高畑淳子との
関係の土壌があったからだと思うし、
奈緒に母性というものが生まれた
（元からあったのか？）からだ。

「貴女が捨てられるんじゃないの。
あなたが捨てるの」という台詞と共に
レナ＝ツグミを誘拐するドローバック
には自身が生みの母であるうっかりさん
（田中裕子）に捨てられた過去が存在する。

第１０話の時点、その前の時点から
奈緒はうっかりさんを許している。
この「許す」という家族愛の呪縛も
ひとつの重要なエッセンスとして
存在している。

さて、このドラマは「メッセージ性
重視のためにハッピーエンドに
しない」という監督だか演出家の
公式の言葉がある。

どういう意味でハッピーエンドにしない
のかが第１０話の時点で段々と分かって
きた。

第一に「家庭内における幼児、児童虐待
への警鐘」という意味合いでは個人的に
もう十分視聴者に伝わったと思う。

昨夜改めて鑑賞後、第一話を観て、あの
地獄の家での生活。そして仁美（尾野
真千子）が、斯様に何故ああなったのか
描写しただけで、もうツグミちゃんの
苦しみは伝わった。

そして第１０話、施設に入ったことで
暴力という世界からは抜け出たものの
本質的な孤独という寂しさから電話を
かけ続けていたツグミちゃん。

もういいよ、日テレ。もう十分だよ。
視聴者はツグミちゃんの笑顔で終わる
ラストが観たいんだよ。その傍らに
奈緒が居ることが視聴者の望むこと
なんだよ。辻褄やリアリズムなど
考えないでハッピーエンドにしてくれよ。
（切ない希望）どんな無茶な終わり方
してもいいから奈緒とレナの笑顔で
終わるハッピーエンドで（回想ではなく）

思うに、ある意味でバッドエンディング、
ある意味でハッピーエンドという
終わり方をすると思う。

ネタバレになるので白文字↓

いま現在分かっている情報は公式サイトの
予告あらすじを観ると、会いたい気持ちで
レナがうっかりさんの床屋まで来てしまう。
（以下、雑誌）その後、執行猶予中にレナ
と会っているのはまずい、と藤吉。しかし、
奈緒は「一日だけ、一日だけ一緒に居たい」
と懇願。うっかりさんを囲んで一日だけ
（１０話のうっかりさんの「一日だけで
いい」という言葉か・・・）藤吉は葉菜
（うっかりさん）の犯罪についてある
仮説を立てる。うっかりさんは微笑むだけ。

厳しい見方をすると製作陣の言うとおり、
結果的に、

「今の奈緒とレナは一緒になれない」

というエンディングになるであろう。

それは奈緒がレナにレナの母親の仁美を
「時間が経てば許すことが出来る」と
いう大事な血の絆を教え、諭すんだと思う。
愛を与える母子から教える教師と生徒に
再び戻る。「お母さん」から「先生」へ。

何気にこれで「ラストシーンは第一話の
始まりなんです」の辻褄が合うような気が
する。

私自身、この年齢になっても親が大嫌い
だが、１００％憎みきれない血の呪縛
に悩んでいる。誰にも言えないが、母親は
心の底で許していると思うときすらある。

この番組が言うメッセージ性というのは
「血の絆」であると思う。
よくよく考えればこれで全て解決できる。
「血の絆」が母性愛や家族愛、子供に
対しての守る心などの人間の心の良心の
根源なんだと思う。
前の「Ｍｏｔｈｅｒ」日記で色々と
訴えられるメッセージ性を羅列したが、
それらを全て解決する手段は、虐待児童
の保護や救済などではなく「血の絆による
贖罪と許し」なんだと思う。

奈緒が実母を許して、レナが実母を
許さないという流れのエンドでは、
メッセージ性が無い。

但し、ワケありで奈緒を捨てたうっかり
さんとは対極に家族愛より恋愛感情を
優先してしまい実子を殺しかけた仁美の
贖罪には長い時間が必要だとは思う。

だが、もしかすると今まで一貫して
悪役を演じたオノマチの演技力
（カンヌ映画祭で主演二作品が
カメラドールとグランプリを取った
のはオノマチだけ）で、最終回、
視聴者さえも納得する仁美の改心の
演技が観れるのかも知れない。
ただの悪役だけでオノマチを
キャスティングしたとは思えない。

そのとき、奈緒は別れることになるが、
寂しさよりも実の母と一緒に暮らし、
明るい（か、どうかは分からんけど）
未来を歩むレナを見て泣き顔スマイル
でも俺は個人的に許せる。

そのとき、ツグミちゃんは笑顔でなく
泣いてしまうだろう。けど、その泣き顔は
視聴者に安堵を与える癒しの泣き顔に
なるのではないのかな？？

なんて、予想してますけど、ぶっちゃけ
読めませんね（笑）

二人にとっては哀しい結末だけど、
一人一人にとっては優しい結末で
終わるのではないか。

映画「パンズ・ラビリンス」のような
哀しい結末と優しい結末の融合。
泣き顔：スマイルのような感じで。

そんな感じがします。

たぶん、当たらないけど。

ただし、それでもハッピーエンドがいいな！

拡大１５分は視聴者からの声に合わせて
ストーリーを改変した１５分なんて妄想を
しちゃってます。　
（視聴者の意見とアンケートで放映中に
脚本が変わる韓国ドラマのように）

Remarks 18th Jun 2010

2010年06月15日(火)

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■　ドラマ「Mother」第１０話を観て　もはやどんなエンディングでも受け入れてしまいそうなくらい涙

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この計算され尽くされたドラマは一体
なんなんだろう？この完成度の高さは。

ここ数年でも、これほど無駄の無い
配役、台詞、情景、画像の質感、
こんな神ドラマは非常に稀有で
珍しい作品だと思う。

毎回毎回引きこまれ、次回までの
時間を不安と切ない希望を視聴者
に強いるとは、なんとゆードラマだ！

今までバッドエンディングならもー
二度と観ないぞーと思っていましたが
来週の最終回、どんなエンディングでも
受け入れてしまいそうな泣き顔ノンスマイル
のパパです。

奈緒（松雪泰子）は留置所の中で本当に
頬がこけるくらい痩せてるし、
うっかりさん（田中裕子）の台詞ひとつ
ひとつが何かの伏線のようで目が離せ
ないし、

それに後半の夜の電話のレナ＝ツグミ
（芦田愛菜ちゃん）と奈緒のオーバーラップ
で既に涙目になってるレナちゃん（号泣）
ちゃんと「泣き顔スマイル」の歌詞どおり
の流れの末のこの二人の場面。
芦田愛菜ちゃん、凄い凄すぎるよ。
そして、最後の泣きながらの電話口の
台詞。予想していたのに、予想していたのに
きつかったっス（涙）

とはいえ、やはりハッピーエンドがいいな！
改めて１０話を観終えたあと、第１話を観た。
初めの場面って港のレナちゃん捜索場面から
始まるのか・・・

「ラストシーンは第一話の始まりなんです」

すげええええええ不安だ！！

やはり誰かの死なのか！？

けど、その捜索の場面のあと渡り鳥を
観察する奈緒。そして学校の教室での
レナとの邂逅。

なんなんだよー、気になるー。

バカみたいな予想だけど、執行猶予中に
再び誘拐なんかしたら完全に懲役もんだ。
犯罪など犯すはずが無い。けれど、本当
の親子以上の愛情で築かれた二人が一緒に
なれないエンディングなどありえないと
思う。

っつか、もーこんな時間かよっ！！
寝なきゃ・・・

Remarks 17th Jun 2010

2010年06月14日(月)

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■■
■　折れる

先日の日記半分カット（笑）
事後時間限定でしたが申し訳ない。
ま、Confidentialってコトで（汗）
今後の日記で行間を読んでってコトで。

ところで、入梅したのか、
暴風のため、トマトの一番実ってた
やつが折れた（号泣）
一応、切って土に差したが生き返る
かなあ・・・

頑張れ、トマト（涙）

娘さんの授業参観が来月ある。
今まで皆勤で参加してきたが、
さすがに今は仕事が大事な時期。
稼がないとこれからの未来の
授業参観に参加できなくなるので
仕事に邁進します。

俺は恐れているな、
この不景気に（涙）
心が折れそうになることもあるが
余計なことは何も考えず、
邁進するしか他はない。

恒例の試験日が近づいてきた。
勉強してない！というか、出来ない！
時間が無くて（涙）

いろいろと忙しいというか自由な
時間が無いというか。
また試験結果に心が折れそう。

ワールドカップとか全然興味ないけど
インダストリアル系としては小惑星
探査機「はやぶさ」の帰還には凄いな
と思った。と、同時に日本の技術力と
いうもののクオリティはとんでもない
レベルなんだと実感する。

だが、しかし、最近の日本の工業生産
品の品質の悪さは一体どうしたのだろう？
一昔は「日本製」というブランドだけで
海外に高値で売れたのだが、結局、
中国製のものを使用していることが、
品質の良さを落としているのだろうか。

そんななか、最後の最後で仕事でミスった。
マジで心が折れそう。

さて、今夜はドキドキのドラマ「Mother」
第１０話。ハンカチでなくタオルの用意
が必要なのか。

今夜は別件イベントで早く帰らなければ
ならないのでパソコン仕事持ち帰りですよ。

しかし、来週の最終回でこの何とも言えない
不安と希望が入り混じった時間というもの
から解放されるのかと思うと、改めて、
このドラマは凄いな、と考えさせる。

様々な人の考えや思いの中に、このドラマ
が訴える何かを刻まれることになるのだろう
と思います。

それは将来的に子供が平和な笑みに満ちた
世界を少しでも広げる礎のようなカタチに
なるのではないでしょうか？

Remarks 16th Jun 2010

2010年06月13日(日)

■■■
■■
■　奥さんに言えないこと

奥さんに面と向かってはかなり
言いづらいのですが（そういう
泣き言は聞きたくない方なので）

現在、仕事で人生でこれほどまでに
ないくらいキツい状況にあります。

簡単に説明するとジャパンの損益が
かなり悪化してしまい（売上が悪い
ため）我々シンガポールの部署を
コストダウンで追い出そうとしています。
あまりにも荒唐無稽な話を推し進めて
いるので私も呆然としているのですが、
その改革派が恐ろしいほど感情的な
集団なので、もはや株式会社などという
組織を形成しておりません。

もはや完全なブラック企業になって
しまったと思います。

正直、この人達（ジャパンの一部の人間）
と仕事をやっていくことに自信もなく、
モチベーションも無くなっています。

真面目に転職を考えております。
ただ、転職というのは色々とメリット、
デメリットがあるため悩んでいます。

とはいえ、

海を越えたチームの上司からの励まし
と、発破をかけられた朝。

ジャパンの社長（いま現在唯一の味方かな）
と気晴らし代わりに出掛けた外回りの昼。
初めて東京スカイタワーを見た。
十何年ぶりの錦糸町。

そして、地獄のＦＡＴ・ＣＯＮＦＥＲＥＮＣＥ
の夕刻。デパスのおかげでキレずに済んだが、
最後に結婚できないバカ女の言葉で半分キレ気味に。

けど、色々とこんな風なのがサラリーマン
なのかな、と達観視。

この前、電車でまん前に座ってたサラリーマン
おやじ二人が「キッザニア（子供向けの職業実践
体験遊戯施設）に「サラリーマン」ってなきゃ
おかしいですよね？仕事の内容は電話で呼ばれて
怒られる・・・」と最後に余韻を残す台詞（笑）

しかし、会社を辞めたい・・・・

一般に２０１２年に好景気の坂を迎える
と世界中で言われております。永きに
渡った不景気時代に光が差す年と言われて
おります（本当かどうかは知らんが、
そういう希望の機運が全体的にあるのは
健康的だ）

Remarks 15th Jun 2010

2010年06月12日(土)

■■■
■■
■　ドラマ「Mother」最終回　あらすじ　予想

Mixiの「芦田愛菜」ちゃんコミュにズームイン
の「かがやきビト」の動画を見てかなりほっと
させられた。本当に天才子役なんだな、と感心
した。オーディション風景でも「何回練習したの？」
の問い掛けに「３回」「３回？天才だねー」と
いうやりとりもあり、笑顔、笑い顔も普通の
５歳の女の子。この子はすげえ。将来有望。
「松雪泰子さんみたいに綺麗でかっこいい
女優になりたい」とのこと。そんなプライベート
を観ると、やはりこのドラマは作られたもの
であるが、多くの人の心を深く揺さぶることに
成功している稀有なテレビドラマなんだな、と
認識した。しかも撮影現場が「楽しい」との
こと。この子は凄い。

さて、残すは二話となりましたが、このドラマ
単純な児童虐待の救済のメッセージというわけ
でなく、それに様々なサスペンス性エッセンス
も加わり、良質な番組になっていると思う。
（視聴率など関係ないＮＨＫで作られたような）
単純な意図的、故意的なお涙頂戴なドラマでなく
台詞、小道具、情景などの殆どが伏線であり、
後々にそれが生かされてゆく。確かに製作陣の
言うとおり、「完璧すぎるドラマ」であると
思う。

最終話の情報の「ツグミ＝レナからの奈緒への
ある依頼」と「第１話はラストシーンの始まり
なんです」「最終話は第一話の回想」という
監督の台詞などを考えてみると

単純な最終話予想①

理不尽にも仁美より奈緒が重罪（仁美に執行猶予
ついて奈緒には付かないかも）仁美も改心したのか
どうか判らないがのうのうと施設に引き取りに来る
仁美（実際の虐待死事件でも施設から戻して再び
虐待死させているのが多い）出所した奈緒にツグミ
＝レナから「また、お母さんになって（誘拐して）
助けて」という依頼。二人の逃避行。それと並行して
うっかりさんの過去の罪状が明らかになるが奈緒が
絡んでいるため（直接？）の罪だった。罪を被る
という無償の愛に後悔する奈緒。Motherのｔの字が
十字架なのは既に奈緒は十字架を背負っていたと
いう意味。
（深読みしちまうと奈緒の子供時代の施設での台詞
で「お母さんになりたくない。子供が可哀想でしょ」
というのがあったが、あれは虐待で苦しんでいた
子供を同情のあまり殺害してしまったのかも知れない
だから、独身ではあるが幼少の頃から母性が存在
していた）

単純な最終話予想②
とにかく奈緒とツグミが一緒に暮らせる。けど、
うっかりさんか、床屋に通ってた爺さんから
ダークな過去を聞く。そこから奈緒の幼少の
頃からの回想が終わり二十分かやって、第一話の
初めになり、ツグミとの邂逅の場面で終わる。
（泣き顔スマイル流れて視聴者号泣）

上記の予想を裏切る不安な伏線・・・

①山本耕史に慕っていた虐待男児が撲殺された
結果に終わった過去・・・それによって彼は
救えなかったことと、救うことを実践した奈緒
との間で究極の中立的な立ち位置に居る。
公園での「ツグミちゃんを元の母親に戻すのも
ひとつのはッピーエンドじゃないか？」という
台詞も彼の経験上の言える究極の中立的な台詞だ。

「ハッピーエンドにはしない」ということなので
心構えて鑑賞に望みますが、それはツグミに
とってハッピーエンドにしないのか、奈緒に
とってハッピーエンドにしないのかで、感動が
変わると思います。

過去日記で「全ての親に観てもらいたい」と
書きましたが「全ての人に観てもらいたい」と
表現したほうが良いような気がします。

ドラマの公式サイトの掲示板でも十代の視聴者
が多い。若い頃に、こういうものを見せるのは
とても良いことだと思う。俺も小さい頃に、
緒形拳の映画「鬼畜」で泣いた、泣いた。
子供なのに余りにも子供が可哀想で泣いた泣いた。
おかげで娘さんと東京タワー行けなくなりました
もの（笑）今でも残っているトラウマもの映画
でしたね。

もしも、独身の頃だったら、このドラマを
観ていただろうか？逆に逃げるように観なかった
と思う。元々家族を作るのが怖かったほうだから。
奈緒の幼少の台詞は子供の頃から俺が思い続けた
ことと全く同じだ。家族を作ってしまったら、
昔の自分のように子供が泣いてしまう家族の構築
の呪縛に縛られるのではないか？という何の根拠
もない妄想に囚われていた。

もう既に撮影終了、完了しているだろうけど、
ツグミちゃんが幸せになってくれるエンディング
なら本当に嬉しい。この可愛い笑顔で終わる
ラストシーンなら許せる。それだけでいい。
芦田愛菜ちゃんの笑顔で終わるのなら、とにかく
神ドラマだよ、神ドラマ。

しかし、芦田愛菜ちゃんという天才子役を
タイミングよく見つけたな、と思う。
インタビューで「泣く場面はどんなことを
考えて？」との質問に「ママに怒られたときを
思い出す」と笑いながら答えたときに、何気に
英才教育の一片を垣間見て、すげえ、と思った。

子供が犠牲になる物語や映画は基本的に
観るのが辛い。悲しいかな、悲しいかな、
ハリウッド映画なら安心して観れるのだが。
（ハリウッドはそういう描写ＮＧなのだが
映画マニアにとって他国の映画は結構、
ひどい・・・）

このドラマのメッセージは多い。

「実際に行われている幼児虐待の警鐘」

「それを救うには何をしたらいいか？」

「奈緒のように救えなくても他の手段は
ないのか？」

「全ての人間が何らかのきっかけで
仁美のように児童虐待を行ってしまう
紙一重の境界線を如何に回避するか？」

「子供にとって何が大切か？（愛情、
笑顔、優しさ）」

「自分（親）と子供の優先順位は？」

いろいろと考えると、あれほど虐待を
受けても素晴らしい笑顔でニコニコと
まわりを和やかにし、７歳にしてあの
強さを身につけたツグミ＝レナちゃん
が作中、現在進行形時で考えても一番
の被害者なんだな、と思いました。

そして、最も恐ろしいのは、このドラマ
が終わったあと、何の教訓も残らずに
人々の心から忘れ去られてしまうこと
ではないのだろうか？

私は「見ないようにすること」を掲げて
いるので意図的に忘却に追いやりますが。
奈緒のように。

ＢＤには永久保存版で焼きますけどね。

ドラマ「Mother」関連日記ログ

2011年01月31日(月) また泣かすんかい！？娘さんも嫉妬の芦田愛菜ちゃん史上最年少6歳でドラマ初主演「Mother」スタッフ再集結！（リンク）

2010年07月22日(水) Just because you want my loving, It's not enough to just turn me on （リンク）

2010年06月25日(金) 「Mother鬱」抜けきれず、残酷な天使のテーゼと落とした財布の中身（リンク）

2010年06月21日(月) ドラマ「Mother」を観終えて考えたこと　ネタバレ注意（リンク）

2010年06月20日(日) ドラマ「Mother」最終回感想　このドラマは映画を超えている（リンク）

2010年06月19日(土) ドラマ「Mother」最終回までの、あと１２時間で１６７時間の「Mother鬱」から解放される！（リンク）

2010年06月15日(火) ドラマ「Mother」最終話に皆が望むもの（リンク）

2010年06月14日(月) ドラマ「Mother」第１０話を観て　もはやどんなエンディングでも受け入れてしまいそうなくらい涙（リンク）

2010年06月11日(金) ドラマ「Mother」最終回　あらすじ　予想（リンク）

2010年06月08日(火) Mother 第９話を観て　涙一粒の安堵　ネタバレ注意（リンク）

2010年06月06日(日) １６７時間ごとの哀しみ（リンク）

2010年06月02日(水) 翌日まで、この涙を引きずるとは・・・Mother 第８話（リンク）

2010年06月01日(火) Mother第８話を観て　なんぼ泣かせりゃ気が済むんだ、この神ドラマ！（リンク）

2010年05月26日(水) Mother第７話　このドラマは一場面一場面完璧すぎる（汗）（リンク）

2010年05月19日(水) Mother第六話を観て、泣きました（リンク）

2010年05月15日(土) Turn on / Turn off list ドラマ「Mother」風（リンク）

2010年05月14日(金) 負の思考×議論≠正の答え（リンク）

2010年05月13日(木) 繰り返し、紡がれてゆく螺旋（リンク）

2010年05月11日(火) ドラマ「Mother」第３話、第４話を観て（リンク）

2010年04月20日(火) 「 Mother」第二話を観て　（リンク）

2010年04月14日(水) 「見ないようにすること」の難しさ：ドラマ「Mother」を観て（リンク）

↑個人的２０１０年神ドラマ
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Remarks 14th Jun 2010

2010年06月11日(金)

■■■
■■
■　ＰＡＲＴＹ！

娘さん主役の初めての、お友達を
呼んでのお誕生会です。

四家族のパパ、ママ、子供達が果たして
狭き我が家に入れるかどうか不安でした
が、全室子供達の遊び場にバラけたので
良かったです（掃除しといて良かった）

バルコニーガーデンを掃除して綺麗に
してて正解のようでした。この三週間
パパ、ママ必至で掃除、整理整頓して
かなり苦労した。

けど何より、娘さんが一番喜んで
いたので良かったです。そして、
狭い我が家に来てくれた三家族さんにも
感謝感激です。

しかし、子供を数人相手に遊ぶのは
確かにしんどいな。子供と同じ運動量で
大人が遊ぶと死ぬというが本当だ。

とりあえず、うちの奥さんもお疲れ様
でした。

Remarks 12th Jun 2010

2010年06月10日(木)

■■■
■■
■　Shopping, Cutting, Pe●ting,

テーブルを買った。

下のをくるくると伸ばすと・・・

広がるわけなんですけど、
明日土曜日のお誕生会の子ども達用
に。入るんだろうか、狭い我が家に
四家族も（汗）

髪の毛を切りました。
担当の美容師さんに
「もうサラリーマンとか関係なく
お任せで」と切ってもらって
イメチェン。長めのほうが
気に入ってたんですが短いのも
いいように思えてきた。

In compliance with your mail mentioned in your e-mail or form-mail message dated from last month. Sorry for delay,

初めに
先月より完全にお返事メールが
出せない状況でして本当に
申し訳ないです。
Reason : 量と返信時間の無いこと

深くお詫びいたします。

と、いうか、世の中のイクメンさん
達から来るドラマ「Mother」関連の
メールの量！やはり、世の中の
パパさん達も観ているんですね・・・
（なんか２ちゃんにリンクが貼られた
ようで・・・）

父性と母性の違いで、母性というのは
完全に子供を包み込んで教育し、養い、
守ってゆく内在原理型であり、父性は
距離を持って社会性を教育し、養い、
危険から守ってゆくという外在原理型
というのが一般的である。パパもそう
なのだが、完全に包む込んで母性に
似た感覚を持つ父親も多いようだ。
母性と父性の中間という感覚なんだろうか？

高度経済成長時代に家に帰らず一生懸命
働く父親達と、大黒柱の稼ぎが十分で
働かず育児に専念する専業主婦する母親
達の多い昔の日本に比べると今は、
そういう「父親だから」「母親だから」
という仕事・育児分業制の垣根が無くなり
父性と母性の混在した新しい母性（父性）
の形が生まれたということでしょうか？

ドラマ「Mother」は「すべての女性に
観てもらいたい」とキャッチコピーが
ありましたが「すべての親に観てもらい
たい」という文面でも良かったと思います。

Best regards,

Remarks 10th Jun 2010

2010年06月09日(水)

■■■
■■
■　Mother 第９話を観て　涙一粒の安堵　ネタバレ注意

何故、ここまでにドラマ「Mother」に
ハマるかというと、様々な要因がある
と思う。

①児童虐待、赤ちゃんポスト、シングル
マザー増加などの社会問題への提起

②全編に漂う他のドラマと違った映画的
画像の質感。セット、小道具の作りこみ
の完成度

③松雪泰子、田中裕子、芦田愛菜ちゃん
という奇跡の配役による相乗効果が醸す
テレビドラマの枠を超えた完成度。
その脇を固める尾野真千子、高畑淳子、
山本耕史の抑えながらも突出した演技。

④芦田愛菜ちゃんというとんでもない
天才子役が演じるレナ＝ツグミちゃんの
キャラクター性の確立

⑤一話一話ごとに余韻を残す名場面と
名台詞。それらが伏線であったり、
後の場面を引き立てる今までにない
不思議な効果

⑥お涙頂戴ではなく、それぞれの側面の
母性の深遠さで視聴者層の女性それぞれ
に与える問いかけの汎用度

他に挙げればキリがないが、個人的に
神ドラマであることは間違いなくなった。

特に芦田愛菜ちゃん起用は大絶賛である。
７歳の役を５歳の芦田愛菜ちゃんにした
のは、虐待のため、まともに食事を
与えられていないため、小さい身体の役
のために、というこだわりも凄いが、それ
を演じきっている芦田愛菜ちゃんは凄すぎる。
感情移入しまくって涙が止まらない。
ぜひ、次の作品ではコメディ的な明るい
作品に出て欲しい。笑顔と笑い声がとても
可愛いので、全然出来ると思う。

さて、第９話をリアルタイムで観て、
テレビ雑誌の前情報も持っていたので
涙腺締めてかかりましたが、泣かせどころ
多すぎ。

伊豆の海に行って海鳥の群れに「おーい、
ここにいるよー」と叫ぶツグミちゃん。
第一話は「私も連れてってー！」から
考えると、ツグミちゃんの心の中に
満たされた安心感と平和を感じずには
いられず「良かった」と思いました。
映画「長い散歩」の粗雑だった女の子が
布団の中で緒形拳に「ありがとう」と
感謝し、緒形拳がむせび泣くシーンの
ような感情の変化が上手いなあ、と思い
ました。

そして、親告罪である未成年誘拐の
告訴を取り下げるために室蘭に飛んだ
山本耕史の苦労の甲斐もなく「告訴
しちゃったわ。あの女大きらい」と
笑み混じりで言う下り。尾野真千子
起用の理由がわかったわ。母と女を
演じたオノマチの女の狂気の部分が
表現されていて見事だった。

そして、逮捕（涙）すがりつくツグミ
ちゃん。副題の「引き裂かれる二人」
見ていて辛かった。

今回、ＯＰにクレジットロールと
「泣き顔スマイル」が流れたので、
終わり時間ギリギリまでのシーケンス
は神の流れだった。こういう作りも
数ある国産ドラマの中では珍しいと
思った。

予告編見てツグミちゃんは施設へ。
すごく安堵しました。また地獄の家
に戻されるのかと不安でしたが、
そうですよね、虐待家庭に戻すわけ
が無いと思います。そうなると、
ずっと不安で不安で仕方のなかった
「長い散歩」のあの女の子も施設に
入ったのかも知れないな、と奇妙な
安心感が漂いました。

ただ、施設に入ったことが彼女に
とって幸せかというとそうでもない
ので、一概には言えませんが、あの
地獄の家に戻るよりは数倍、安堵
出来ます。予告編で明るく元気そう
だったし、ツグミちゃん。

さて、ネタバレになるので以下、白文字

テレビ雑誌によると、

■来週の１０話
マスコミ押し寄せて鈴原家ボロボロ。
ツグミちゃんは施設に。
仁美は児童虐待で逮捕。
松雪は法廷で「虐待から救った」と
言わずに「あの子の母親になろうと
思ったと。それが罪として判断される
・・・

■再来週の１１話（最終回）
施設で明るく暮らすレナ＝ツグミちゃん
の話を山本に聞いて奈緒（松雪）は
一緒に暮らすのを諦めかける。
そこへツグミちゃんから奈緒に「ある
依頼」の電話が。ハナさんは奈緒に
捨てた理由を明かす

確かに「虐待からの緊急救助」でなく、
「母親になろうとした」は罪になって
しまうと思う。反省の意も無いとなれば
執行猶予は初犯でも付かない。

しかし、「ある依頼」って何だろ？？

この番組のプロデューサーはメッセージ
性を高めるためにハッピーエンドには
しないと発表しているらしい。

考えてみればそうだ。このドラマを
観て、簡単に親を捨てる子供が急増したり
誘拐の罪を肯定するわけにはいかない。
どんな荒れた家庭、家族でも血の関係は
死ぬまで束縛する。
（これらには理由があり、家出少女問題。
家出少女を家に住まわせて男が捕まる事件
が多い。もしも、誘拐を肯定してしまうと
これらの実際の事件も肯定してしまう）

けれども、奈緒とツグミちゃんは血が
繋がってなくても互いに愛し合っている
母子以上の関係の構築に成功している。

恐らく、離れ離れでも奈緒とツグミは
永遠にお母さんと子供であるという
関係を示唆した場面で終わる、そんな
ラストなのかな。

出来れば、二人一緒で本当の母子と
なるラストが最高なんだけどな。

ドラマ「Mother」関連日記ログ

2011年09月29日(木) 私が親から受けていた虐待の記憶①　躾と虐待の境界線
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2010年06月14日(月) ドラマ「Mother」第１０話を観て　もはやどんなエンディングでも受け入れてしまいそうなくらい涙
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2010年06月06日(日) １６７時間ごとの哀しみ
2010年06月02日(水) 翌日まで、この涙を引きずるとは・・・Mother 第８話
2010年06月01日(火) Mother第８話を観て　なんぼ泣かせりゃ気が済むんだ、この神ドラマ！
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2010年05月13日(木) 繰り返し、紡がれてゆく螺旋
2010年05月11日(火) ドラマ「Mother」第３話、第４話を観て
2010年04月20日(火) 「 Mother」第二話を観て
2010年04月14日(水) 「見ないようにすること」の難しさ：ドラマ「Mother」を観て

↑個人的２０１０年神ドラマ
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いや、まあ、これほどハマったドラマも
無いな。

「華やかな誤算」
「ツイン・ピークス」
「お金がない！」
「池袋ウェストゲートパーク」
「白夜行」
そして、これから前後１０年、個人的に
最高のドラマとして心に残るだろう。

自分へ薬代わりの元同僚の助言を（再び）

～過去の嫌なことを、自分で一生懸命思い出していませんか。
未来の不安を必死に考えて、悩みを作っていませんか。
それは自分で自分の首を絞めるのと同じでしょう？
この苦しみの原因は、単なる曖昧な記憶や勝手な思い込み、
漠然とした不安などです。それを「妄想」と呼びます。
「今という現実」に苦しみの原因があるのではない～

Remarks 10th Jun 2010

2010年06月08日(火)

■■■
■■
■　冷酷で残酷で理不尽な世の中

うちの娘さんは感受性が強いのか、
寂しいと思っただけで泣いてしまう。

先日、幼稚園で仲の良い友達に
からかわれて泣いてしまい、
「●●●ちゃん、五歳なのに
泣いちゃダメだよ」と言われて、
また泣いてしまい、それを
おもちゃの写真で撮られてしまい
（泣き顔を撮られるのは恥ずかしい
から止めてよ）と言えずに
悔しかった。と、娘さん曰く。

この年でプライドが高いという面
はパパ的には評価できる。しかし、
年中組になって泣いているのは
弱弱しいという意見もある。

パパ的には泣きたいときに泣いて
いいと思うし、笑いたいときに
笑ってもいいし、怒りたい時には
怒っていいと思う。

けど、最近、甘えん坊さんが復活
したりして周りは心配視している。

けど、それが本来の子供の姿だと
思うけどな。早速、「他人のいる
世界」という荒波に５歳なりかけ
ながらも育っている娘さんを見て
いると負けていられないな、と
思います。

パパもいま戦場の只中というか、
荒波の中です。

子供の世界でも荒波は激しいですが
大人の世界も荒波は激しい。

世の中は平等ではない。
敢えて言えば不平等だ。
人間は全て不平等な世界に生まれる。

但し、全員が平等に与えられるものが
二つある。生と死だ。
その二つの間の時間の物語をどう
生きていくかで平等や不平等などの
人間的視点での差など消え去る。

不平等でない人達を救うことなど
出来ない。俺が救えるのは自分の
家族、子供だけである。

見ないようにすることや、自分の
力の限界。

深夜に自分の作ったバルコニー
ガーデンの緑と花の中で揺らぐ
キャンドルランプの光の中で
一人瞑想をしよう。

さらに緑の生い茂ったバルコニで。

なんだか疲れています。

by the way,

子ども手当て満額支給断念って
どういうこった！こらーーー！！

子どもに明るい未来を与えるための
ものじゃなかったんかい？？

八方塞がりということなんか？日本。

Remarks 9th Jun 2010

2010年06月07日(月)

■■■
■■
■　１６７時間ごとの哀しみ

正直、映画やドラマを観てラストの
どんでん返しを売りにしている作品
を観て結末を当てたことなど、あまり
無い。

虐待幼児を救うために初老の男が誘拐
をするという奥田瑛二監督作品の「
長い散歩」では劇中、ファンタジック
な描写を織り交ぜながら、追う警察側、
現実的な冷酷さ、それらが歩み寄ること
なく最後に井上陽水の「傘がない」が
残酷に流れるエンディングは言葉を
失うほど呆然としてしまった記憶がある。
短時間でまとめられた映画なので主役
二人の将来など読ませないくらい密度の
濃い流れに先を読むことなど許される
わけがなかった。ただ現実的な不安だけ
が作中を満たし、時にコメディタッチ
なところもあり、救いもありという贅沢
な作品でもあった。

さて、ここ十年神ドラマとして君臨する
であろう上記作品と同じテーマの「Mother」
は毎週一話一時間放送なので「次はどうなる
んだろう？」「最終回はどうなるんだろう？」
と１６７時間考えさせられることになる。

これが非常にもどかしい。もはや苦痛に近い。
仕事中でも泣いちゃうときがある。

で、なんでもなんかの雑誌の記者が「最終話
の原稿を見てショックを受けた」と記載して
いたようで、ハッピーエンドをずっと望んで
いたにも関わらず、バッドエンドなのかよ、
と不安にもなった。

しかし、最終話の６月２３日はレナ＝継美役
の芦田愛菜ちゃんの誕生日。そんな残酷な
ラストを企画が通すかあ！？と考えると
別な意味での「ショッキング」なラストでは
ないのかな、と思う。

観てない人には全然わからないだろうが（笑）
今までの描写や台詞、人物相関図などを加味
して考えると一通りの伏線は回収されたが、
まだ語られてない謎などが多々ある。

①うっかりさん（田中裕子）の本当の罪状
②育ての親（高畑淳子）の田中裕子に対して
　「あんなことした貴女に会う資格が！」
　と言ってることは、突然、施設に行って
　奈緒（松雪泰子）を引き取ったわけでなく
　何かを知っていたのではないか？
　（うっかりさんが高畑の元にひょっこり
　現れたときに白状したのかも知れないけど）
③うっかりさんの本当の「届けたいもの」と
　「持ち去りたいもの」

また、公式サイトの掲示板を見ても「やはり
仁美（尾野真千子）という育ての親に戻す
のが良い」「奈緒と継美で新しい生活を」と
いう賛否両論二分しているわけです。

パパ個人としては仁美に更正の余地は
無いと思っています。捨てるどころか
冬の北海道の屋外で黒いゴミ袋に入れて
殺そうとした母親です。また繰り返す
だけです。８話で仁美が何故あーなったか
説明されましたが、それとこれとは別では
ないかと思います。子供を何日も家に
置いて他の男と旅行行く神経。それを
「ママが幸せならレナも幸せだよ」と
健気に気遣うレナちゃん（号泣）

確かに昔、母子家庭の母親がスキーに
行ってる間にこたつかストーブで焼死
した三歳児の事件に批判が集まりました。
確かに三歳児の子供を２４時間放っておく
のは問題ですが、その母親というのが、
それまでずっと働きっぱなしで育児に
専念して、初めて自分の自由な時間を
得てしまったことの悲劇でした（なので
罪状に情状酌量が付いたはず）

ただ、このドラマに出てくる仁美には
「母親」という資格は完全に欠如して
いると思います。次元が違う。

で、なんとなーく、こうであればいいな、
というバッドエンドとハッピーエンドを
奇跡的に融合させた「パンズ・ラビリンス」
のような淡い夢のような最終回予想を描くと
・・・

①
うっかりさん（葉菜さん）の犯罪は少なか
らず、奈緒が絡んでいて罪を被って捕まる
ために奈緒を捨てた。その真実を葉菜さんは
墓場まで持ってくが、床屋に通ってた爺さん
が奈緒にぽろっと告白する。

逮捕されるかどうかは判らんけれど、奈緒は
過去も現在も二度も罪を犯したということと
実母を恨んでいたことを後悔する。そして、
うっかりさんを許す。

継美ちゃんは施設に行かないで高畑家で
引き取られる（そうあってくれ（涙））

奈緒が逮捕されていれば、それまで継美は
待ってくれる・・・再会。

②
互いに罪にはならないが、親権を主張した
仁美の地獄の家に継美が戻される。

相変わらずの状況に奈緒は継美を守るため
に仁美を殺す。逮捕。
親子揃って殺人犯かと嘆いたところに、
床屋に通っていた爺さんがうっかりさんの
罪状の真実を告白（たぶん、同じような
理由かも知れないし、それで救われたのが
奈緒自身かも知れない）

継美は施設か、高畑家で育てられる
（そうあってほしい）

出所して継美と再会（涙）

もう地獄のような最悪のエンディングは
マジで勘弁してくれよ。
永久保存版でＢＤに焼くつもりだったが
最悪のエンディングなら二度と観ないぞ。

ところで、全編、父性の皆無がとても気に
なる。設定上、しょうがないが、あまりにも
父という存在が希薄で空気。最終回に父性
というものが少しでも絡んでくれれば
イクメンとしては安堵するんだけど。

確かに「許す」というキーワードが大きい
ドラマでもある。家族というのはどんなに
憎みあっても喧嘩しても血の繋がりの
不思議さで、なかなか縁というものを
切れないものだ（俺もそれで苦労している）

俺が怖いのはねえ、このドラマ、台詞や
情景の伏線がとても怖いのよ。

まさか、最終回で一話のように本当に
海に飛び込むなんてヤだぜ（あの地獄の
家に戻されることが前提だが）

「天国ってあるのかな？」とかの台詞
伏線は回収されたので安堵だったが、
次から次へと・・・せめて再放送禁止
になるようなエンディングは勘弁だぜ？

奈緒の未成年の誘拐、略取は親告罪。
対する仁美と同居男は虐待、殺人未遂。
それでも警察に告発した仁美の半ば、
自暴自棄さと狂気は誰かの死を感じず
にはいられないぜ？（そういうダークな
作品を見すぎている俺だけかも知れない
けど）

まず、何よりもラストが「長い散歩」
と同じになってしまう。恐らくその
オチは避けると思う。では、どうするか？

この作品がただの作り物やドラマで
なく、社会への警鐘、警告になって
くれればいいのだが、実際はそう
いかないことも劇中で幼児虐待死
事件を見てケラケラ笑ってる仁美の
表現で「何ら意味を成さない」という
達観した脚本で物語で流れている。

第一話の「赤ちゃんポストに入りたい
です」もそうである。「赤ちゃんポスト」
は「捨てる」ものではなく「捨てられる
子がこの現代に存在する」という警告で
もある。

とにかく「自分が大事」という親が多過ぎる。
一ヶ月でも二ヶ月でもいいから子供を
Top priorityに遊んだり、時間を捧げてみては
と常々、思う。

先日、娘さんの誕生日の恒例のＴＤＳに
会社休んでいくかどうか迷ったが、俺は
出勤を選んだ。娘さんとの時間も大事だが、
娘さんにまともな環境での生活を維持
させるのも大事なのである。

仕事をおろそかにして職を失い、奥さん
に不安を抱かせ、娘さんの食い扶持に
困らせたら、このドラマに出てくる
虐待母と同じである。

パパの家もドラマの家のように汚い
家だった。子供のパパにとっては
「金」「金」と訳のわからぬことを
言われ続けた地獄のような家だった。

それでも俺はグレずに生きた（弟は
グレたが）東海道線より海側首都圏
近郊に家を買った。いま、子の学力が
親の年収に比例するという統計結果
が話題になっているが実はそうでも
ないと思う。冷たく言えば、悪い
環境で育っているならば、どの年齢
まで親に依存するか捨てるかで、
その後の人生にプラスになるか
マイナスになるか決まると思う。

「若い頃の過ちは後々の後世を
束縛する」とはそのとおりである。

継美ちゃんはあの年齢で立派な
思想を持っているので立派な大人
になると思う。
これを演じている芦田愛菜ちゃんも
５歳とは信じられない演技力と才能
で将来有望な天才だ（だって、英語
とか漢字とか書いてるんだぜ？）
芦田愛菜ちゃんの親の英才教育を
教えてもらいたい（笑）

しかし、男はつらいぜ。

ドラマ「Mother」関連日記ログ

2011年09月29日(木) 私が親から受けていた虐待の記憶①　躾と虐待の境界線
2011年01月31日(月) また泣かすんかい！？娘さんも嫉妬の芦田愛菜ちゃん史上最年少6歳でドラマ初主演「Mother」スタッフ再集結！
2010年07月22日(水) Just because you want my loving, It's not enough to just turn me on
2010年06月25日(金) 「Mother鬱」抜けきれず、残酷な天使のテーゼと落とした財布の中身
2010年06月21日(月) ドラマ「Mother」を観終えて考えたこと　ネタバレ注意
2010年06月20日(日) ドラマ「Mother」最終回感想　このドラマは映画を超えている
2010年06月19日(土) ドラマ「Mother」最終回までの、あと１２時間で１６７時間の「Mother鬱」から解放される！
2010年06月15日(火) ドラマ「Mother」最終話に皆が望むもの
2010年06月14日(月) ドラマ「Mother」第１０話を観て　もはやどんなエンディングでも受け入れてしまいそうなくらい涙
2010年06月11日(金) ドラマ「Mother」最終回　あらすじ　予想
2010年06月08日(火) Mother 第９話を観て　涙一粒の安堵　ネタバレ注意
2010年06月06日(日) １６７時間ごとの哀しみ
2010年06月02日(水) 翌日まで、この涙を引きずるとは・・・Mother 第８話
2010年06月01日(火) Mother第８話を観て　なんぼ泣かせりゃ気が済むんだ、この神ドラマ！
2010年05月26日(水) Mother第７話　このドラマは一場面一場面完璧すぎる（汗）
2010年05月19日(水) Mother第六話を観て、泣きました
2010年05月15日(土) Turn on / Turn off list ドラマ「Mother」風
2010年05月14日(金) 負の思考×議論≠正の答え
2010年05月13日(木) 繰り返し、紡がれてゆく螺旋
2010年05月11日(火) ドラマ「Mother」第３話、第４話を観て
2010年04月20日(火) 「 Mother」第二話を観て
2010年04月14日(水) 「見ないようにすること」の難しさ：ドラマ「Mother」を観て

↑個人的２０１０年神ドラマ
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自分へ薬代わりの元同僚の助言を（再び）

～過去の嫌なことを、自分で一生懸命思い出していませんか。
未来の不安を必死に考えて、悩みを作っていませんか。
それは自分で自分の首を絞めるのと同じでしょう？
この苦しみの原因は、単なる曖昧な記憶や勝手な思い込み、
漠然とした不安などです。それを「妄想」と呼びます。
「今という現実」に苦しみの原因があるのではない～

Remarks 8th Jun 2010

2010年06月06日(日)

■■■
■■
■　妹

いまの娘さんは字が書けて字が
読めて大人のような言葉で会話を
して、思っていることを話したり
こっちの思っていることを理解
したり、気を使わせちゃったり、
色々、成長したものだ、と思い、
一緒に遊んでいると娘さんという
より、年の離れた妹が出来た
ような感覚です。

パパは男兄弟だったので姉、妹
という存在は知りませんでしたが、
妹というのはこういう感じなの
かな、と新しい新鮮さを感じて
います。

娘さんもパパのことを完全に
遊び相手と思っているようですし
甘えれば何かを買ってくれると
いう利己的な行動の対象として
見てる。

その代わり、「これパパの好きな
パジャマでしょ？可愛い？」と
パパがベタ褒めした洋服を選んで
着てくる辺り、普通の４歳～５歳の
子ってこんなにおませさんなのかな、
とも思ったりもする。

よく周りの独身連中は「年月が
過ぎるのが早い」「もうこの年」
と時間の早さを呟く。
確かに「もう５歳」と思うと
早いかな、と思ったり、けど、
よく思い出すと密度の濃い５年
間であったような気もします。

あと四回繰り返すと娘さんは
成人式を迎える立派な女性。

早く娘さんの大人の姿を見て
みたいです。

ただ、それだけのために今、
労働しています。

女兄弟を持つ男性がよく言う
台詞で「女兄弟ほど、憎むべき
異性は居ない」と言いますが
いじめられたとかしたりしたの
かなあ。けど、そういう嫌い
でも好きでもファジイに自然に
関係が再構築されるのが家族で
あって、そういう距離感って
のも大事なんじゃないかな？
って思います。

いつかは訪れる反抗期。
これは強い女性になるために
渡らなければいけない時間。

Remarks 7th Jun 2010

2010年06月05日(土)

■■■
■■
■　Happy Birthday!

娘さん、五歳になりました。
お祝いに毎年恒例のＴＤＲへ。
しかし、パパは仕事多忙の
ため同行断念。けど、ママは
カメラマン役、荷物持ち役で
来て欲しかったようです。

とはいえ、実は本番の誕生会が
来週土曜日に企画されているので
まだケーキ食べてない。

同じマンションで同じ幼稚園に
通っているお友達の女の子を
三家族呼んでのパーティーに
向けて肉体労働中。

うちが狭いんですけど（涙）
大人８人＋子供８人って
入るのかな・・・（汗）

とはいえ、本来、娘さんの部屋
の予定だった物置部屋から物を
完全に無くし、家全体を掃除
するという状態を先々週あたり
から地道に続けております。

そのため、遊んでくれなくて
寂しがる娘さんの表情と、
ママが忙しいので、とうとう
泣いてしまった娘さんをぎゅっと
抱きしめました。主役は娘さん
なのにね・・・

寝るときにママが優しく戻った
ので、娘さんも御機嫌でしたが。

子供達用のローテーブル買ったり
ラグ買ったり、追加の椅子買ったり
ここまでするか、という気合の
入れよう。逆にこれが慣習化する
のも大人にとっては辛いなあ。

まあ、小学生あたりからは子供達
だけのパーティーになるでしょうが
ママは大変だよな。

とにかく、ここ二、三週間は公私
ともども肉体労働で慢性疲労。

けど、家掃除も模様替えもひと段落
ついたので数時間の休憩って感じで
会社に来ております。

Remarks 4th Jun 2010

2010年06月04日(金)

■■■
■■
■　ブサなイクメンと育児に協力しないイケメン、どっちを伴侶に選ぶ？

育児を積極的にするお父さんを
イクメンと呼ぶらしい。

俺は最初、聞いたときに
「イくメン」だと思った（最低）

あと、なんだっけ。
「イケメン」と「イケ面（ヅラ）」
という区分があって、顔はいいが
性格は悪いのが「イケ面（ヅラ）」
で、全てイイのが「イケメン」だと
言う。

パパはイクメンに該当するんだろうか？
ただのオヤジにしか該当しないのだろうなあ。

まあ、それはMixiのフォトアルバムで
判断してもらうとして（笑　詳細は近々の
過去日記でＩＤ、キーワードあります）

Remarks 23 weeks 2010

2010年06月03日(木)

■■■
■■
■　翌日まで、この涙を引きずるとは・・・Mother 第８話

この年になってドラマに感情移入する
とは思わなかったが、それはドラマ
「Mother」の完成度の高さ、完璧な
作りこみによるものだと思う。
このドラマはもはや映画のようだ。

児童虐待を受ける子供、そして、
それを救うために誘拐するという
同じテーマの奥田英二監督の
「長い散歩」では子役が粗雑で
躾のない子供から、徐々に緒形拳の
愛情を受け、心を開き本当にあるべき
姿の子供に変わってゆく流れと
エンディングの鬱具合のおかげで、
そこまで感情移入することは無かった
のだが（とはいえ、史上邦画の個人的
ベスト３に入る作品ですが）

このドラマはまるでミヒャエル・ハネケ
監督作品のように人間の心を抉るような
描写というか・・・とにかく昨日の話で
ひきずっているのが、

芦田愛菜ちゃんがレナだった頃にママの
オノマチに「助けて、助けて」と夜に
訴える場面が何度思い出しても泣けてきて
仕事中に涙が出てしまう始末。

これはドラマで作り物である。
我が家とは無縁の異常の状況の母子の
話である。しかし、なんちゅうか、
この芦田愛菜ちゃんがうちの娘さんと
雰囲気的に似ているというのも
あって、とにかく泣ける。
助けようにも架空の話だし、現実的な
話、他人を助けるより、うちの娘さん
の優先順位が最高レベルだ。

そんなときは現実逃避のように、
芦田愛菜ちゃんがテレビドラマの
記者会見の画像や、撮影風景の合間
のプライベートな画像を見て安堵
してたりしている（笑）

まあ、尾野真千子さんもメソッド
アクトレスらしく、芦田愛菜ちゃんと
配役上、撮影外でも距離を置かざるを
得ず、松雪と仲良しにしてる芦田愛菜
ちゃんを見てうらやましいなあ、と
思っていると聞くと、まるでドラマの
ようだなあと思ったりもする。

あの「レオン」で憎しみをぶつけ
あったゲイリー・オールドマンと
ナタリー・ポートマンのオフの
２ショットのように。

2010年06月02日(水)

■■■
■■
■　Mother第８話を観て　なんぼ泣かせりゃ気が済むんだ、この神ドラマ！

凄く良かった、今日の回！！

今回は尾野真千子が何故につぐみ＝
レナちゃん（芦田愛菜ちゃん）を
虐待するに至ったかが分かるわけだが
本当に役者は凄い！！芦田愛菜ちゃん
と尾野真千子が笑顔で仲良しさんだった
過去の母子を演じるなんてすげえ。

やっぱおのまちは笑顔が美人だなあ。
けど、芦田愛菜ちゃんの「助けて」
の台詞は第一話の「赤ちゃんポスト
に入りたいです」並みにキツかった
（涙）虐待され続けた年月を思うと
本当に心がしめつけられる。

とにかく、つぐみちゃんがママを
拒絶してお母さんを選んだとこが
第一話の「天国ってあるのかなあ」
と「あなたが捨てられるんじゃない
あなたが捨てるの」という台詞を
全て回収したところで、パパ的には
芦田愛菜ちゃん！！偉い！！と感嘆符。
しかも、そのあとの松雪との抱擁で
「笑わなくてもいいの、泣いていいのよ」
のときの初めての慟哭。この子役、
将来、期待大過ぎて凄い。

ただ、作中で「男親が居ないから
躾がなってない」と言われて体罰を
アドバイスされるシーン。

パパ、今まで娘さんに怒ったり、
手を上げたりしたこと一回も
無いんで、躾は奥さんに任せてる
ので一概にはそう言えないんでは
ないかな、と（っつか、俺、教育
してないなあ・・・）

しかし、体罰をアドバイスすると
いうのは、本当に歪んでるなあ、
と思いました。

しかし、本当にこのドラマは
ハラハラドキドキだ。

ラストの１０秒間でほんのつかの間
の幸せが！（涙）

早く最終回を観て安堵したい。
ハッピーエンド願う。

しかし、夫婦で泣きながら観ていたら、
娘さんが「おしっこ」と起きてきた。
びっくりした。

田中裕子の最後の台詞
「持ち去りたいもの」・・・
実子＝松雪からの愛情か・・・

この物語はドラマである。
しかし、実際に児童虐待が存在する。
現実はもっと壮絶だ。
このドラマは警告でもあり、警鐘でもあり
宣伝文句に「全ての女性に観てもらいたい」
というメッセージは本当に「その通り」だな
と思ったりもしました。

ドラマ「Mother」関連日記ログ

2011年09月29日(木) 私が親から受けていた虐待の記憶①　躾と虐待の境界線
2011年01月31日(月) また泣かすんかい！？娘さんも嫉妬の芦田愛菜ちゃん史上最年少6歳でドラマ初主演「Mother」スタッフ再集結！
2010年07月22日(水) Just because you want my loving, It's not enough to just turn me on
2010年06月25日(金) 「Mother鬱」抜けきれず、残酷な天使のテーゼと落とした財布の中身
2010年06月21日(月) ドラマ「Mother」を観終えて考えたこと　ネタバレ注意
2010年06月20日(日) ドラマ「Mother」最終回感想　このドラマは映画を超えている
2010年06月19日(土) ドラマ「Mother」最終回までの、あと１２時間で１６７時間の「Mother鬱」から解放される！
2010年06月15日(火) ドラマ「Mother」最終話に皆が望むもの
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2010年05月14日(金) 負の思考×議論≠正の答え
2010年05月13日(木) 繰り返し、紡がれてゆく螺旋
2010年05月11日(火) ドラマ「Mother」第３話、第４話を観て
2010年04月20日(火) 「 Mother」第二話を観て
2010年04月14日(水) 「見ないようにすること」の難しさ：ドラマ「Mother」を観て

↑個人的２０１０年神ドラマ
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～過去の嫌なことを、自分で一生懸命思い出していませんか。
未来の不安を必死に考えて、悩みを作っていませんか。
それは自分で自分の首を絞めるのと同じでしょう？
この苦しみの原因は、単なる曖昧な記憶や勝手な思い込み、
漠然とした不安などです。それを「妄想」と呼びます。
「今という現実」に苦しみの原因があるのではない～

Remarks 3rd Jun 2010

2010年06月01日(火)

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