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■ 貧富の差
社内旅行で台湾へ行ってまいりました。早起きは三文の得でめちゃくちゃ早く成田に着いたら一番乗りの上司にファーストクラスのラウンジへ連れていってもらいました。食い物、飲み物が全て無料で豪華さを満喫しました。なに食っても美味かったですが慣れないところで居心地がどうも場違いな感じでした。
初めての亜細亜です。下調べが功を奏し半袖半ズボンを持ってきたのは正解でした。亜熱帯で30度近くあり暑かったです。暑いのが苦手なので二度とこの国へは来ないと思いました。台北市に向かう途中、見える風景が文字以外が完全に日本と変わらず異国情緒がありませんでした。それもそのはずで台北の町並みは日本が統治していた頃、日本人によって都市計画がされていたようなので同じなことは無理はないようです。ホテルに入り、近くの店に行き皆で晩餐会を行いました。壁に富士山が書いてる個室に連れて行かれて異国情緒がまた無かったです。
またちょっとピンとこなかったのがレートです。理解すれば簡単なのですがややこしいです。台湾は日本と同じ円です。今はニュータイワンドル(NT$)ですが、貨幣自体は円です。しかし、中国がうんたらかんたらで元でもあります。で、時々、日本円と台湾円がごちゃごちゃになることと、値段表記が中国の元であること。もうめっちゃくちゃです。私は誤解して、10,000円(JPY)→2,590円(NT$)そしてさらにこれが、2,590円→648元となると思いましたが、なんてことはない、台湾円(NT$)=元でした。ただ、物価は食品以外はそんなに日本と変わりません。食品もめちゃくちゃ安いという訳ではないようです。ただ、タクシーの初乗りが日本円で70元(NT$)=270円というのは安いと思います。国際電話も100NT$で十分、余るほど日本に電話がかけられます。また、不思議とコーヒーが高いです。85〜125NT$。
同室になった同僚と夜の街を見に行こうとなり出かけました。驚いたのがとても治安が良いことです。日本より治安が良いです。深夜の四時までぶらぶら歩いていても危険はなく、家の前で刺青を入れた集団が酒盛りか食事をしている横を通っても全く危険はありませんでした。しかも、喫茶店の人とか、通行人がとてもいい人ばかりで驚きました。悪い人が一人もいないように思えました。この国はすごいです。今までこんな治安のいい国は台湾だけです。しかし、野良犬がすごく多くていたるところに糞が落ちているので注意しなければいけません。また、英語が全く通じないこと(ステーションもワン、ツー、スリーも通じない)こっちが話す北京語も通じないことなどなかなか難しい言語の壁がありますが意外と身振り手振りで通じるものです。台湾の人は日本人と全く同じ感性と感覚、常識と秩序を持っていると本当に思います。
だけど、貧富の差が歴然として見れて辛かったです。見た目で貧富の差が判断でき、深夜3時に夜店の屋台をやっている親の横で遊んでいる貧しい子供、ベビーカーに乗せられて身なりのいい親に連れられた子供。見ていて辛かったです。夜の街灯の下で佇む親子を見て早く帰って奥さんと娘さんに逢いたいなとプチホームシックに思いました。とはいえ、なんかこの親子から買ってやればいいのではないか、と思いましたがお腹を壊しそうな肉の塊だったのでやめておきました。
2005年11月04日(金)
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