The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2004年12月31日(金) 年末です

昨日に引き続いて、部屋の片づけをしている間に、外は雪が吹雪いていました。
雪国じゃない地方での雪の日の怖いところは、多くの人が夏タイヤのまま平気で車を運転しているところでしょうか。まぁ多くの車はFFか4WDでしょうから、そんなに心配する事もないかなとは思うのですが、特に乗用車タイプの4WDに乗っている人の中には「自分の車はヨンクだから」という理論の伴わない過信をしている人が多いように思うのです。理屈を知って居るのなら安心できるのですが、単に「ヨンクだから」とアクセルを踏んでいる人は本当に怖いです。正月、田舎に帰ってニュースを見ていると、雪国じゃない地域の「ヨンク」が路肩に落ちている画像がよく見られます。「ヨンク」でもタイヤが夏タイヤなら雪の上では滑ります。四輪駆動の特徴として発進時には二輪駆動より力を分散するので滑りにくいのですが、止まる時は駆動輪が何輪かなんて関係ありません。ABSが優秀ならロックさせずに止めてくれるかもしれませんが、滑ってしまったらお手上げです。分かって運転しているのかな?と思う人がかなり多くいるんですよ。そう言う人から事故を貰うのもいやですし、年末だし、雪だしで道路は大混雑しているでしょうから今日は歩いて買い出しに出かけました。
雪が降っているから寒いと思う人が多いようですが、雪がふるって言うのは0度前後の気温ですからそんなに寒くないんですよ…沖縄の気温と比べたら寒いでしょうし、夏と比べたら寒いのですけれど、零下何度と言うような寒さではないんです。そして、私はその程度の気温なら別に半袖のTシャツ一枚でも寒いとは思わないんです。ただ吹雪いているので、雪がシャツに積もったら濡れてしまうので仕方なくTシャツの上にゴアテックスのジャケットを着て出かけたのですが、暑くて汗をかいてしまいました。結局蒸れてしまうならTシャツ一枚で出かけた方が良かったかもしれませんね。でも、一応世間の目がありますしね。

スーパーでは年越しそば用にエビ天を買いました。一年に一回の事ですから車エビの天ぷら(\485)を奢っちゃいました。とってもおいしかったですが、エビの身のぷりぷりした食も良いですけれど、私は最後にエビのしっぽをバリバリかみ砕くのが好きです。あのエビのしっぽの味が一番おいしいと思うのですけれど、如何な物でしょうね。あ、頭があれば頭もおいしいですけれどね。

買い出しから帰って更に部屋を片付けていました。おかげさまでかなりきれいになりました。部屋も広くなったし、模様替えは大成功でした。年末なのでゴミは出せないため、庭にまとめておきましたが、かなり大量になったので、年始のゴミ出しの時は大変な思いをしそうです。兎に角、今まではリビングと寝室と物置二つ(洋室と和室)だったのですが、今は和室も洋室もものは置いてあるけど、人も住める様な感じになったと思います。あとはこれをいつまで維持できるかです。維持するよう頑張ります。そう書き初めしよう…

さて、書いている内に年が明けてしまいました。喪中ですので、新年の挨拶は控えさせていただきますが、皆様におかれましては良い年になりますように。

2004年12月30日(木) 模様替えをしました(しています)

先日、EPSONのプリンタがメーカー側不具合修理の対象で、無償修理となると言う事を書きました。その連絡をした時、私は又1日日付を間違えていて、本当はその日は27日なのに28日だと勘違いしていたのです。「明日引き取りに伺います」と言われて、あ、29日は会社に行かなければならないからだめだと「30日(明後日のつもり)にしてください」と言った訳です。しばらく後になってから明日が28日なんだと知って時間を無駄にしてしまったと反省した次第。30日なんてめちゃくちゃ年の瀬じゃん。取りに来るのも大変だし、こっちも忙しいだろうし大丈夫?
たまたま家へ宅配便が届いたのですが、その時、「午前中指定で集荷の指示があるのだけど、荷物が一杯で乗り切らない。もう少し待ってもらえないか」という話をされました。30日なんて年の瀬ですから、荷物の方も大量に送られているようなんですよ。「約束だからだめだ」なんて言うほどの事でもないですから、「どうせ、今日送っても正月明けに送っても対応は一緒なので、のんびり時間ができた時に来てくれたらいいですよ。ただ、こちらも出かける用事があるので、来る前に連絡をしてください」と携帯電話の番号を伝えました。実はめがねの鼻当てが取れてしまって結構不自由をしていたのです。そのめがねを買った店は家から車で40分ほど走った所にあるスーパーの中に入っているテナントの一つです。年末で混雑しているだろう道路や店へ行かなければならないんだろう。そう考えて本当は開店と同時に店に行く予定だったのに、野暮用があれこれ入ってどんどん遅れてしまって、漸く家を出て10分ほど走ったら宅配便の運転手から電話があり、あと30分ほどで伺いたいと言われました。こちらも早く終らせたい気持ちもあったので、いったん家に戻ってプリンタを渡してからめがね屋へ向かいました。道路も店も意外なほど空いていました。もしかしてみんな旅行に出かけてしまったんでしょうか…なんて思うくらいですね。ただ、その後によった郵便局は結構混雑していましたし、宅配便の営業所も荷物を出す人であふれていました。年末だなぁと実感した次第。

それらが終って帰宅して、部屋の模様替えをしました。ビデオテープを処分したので、それを入れていた棚を処分したのに加えて、今まで物置と化していたパソコンラックも分解して処分しました。その空いた場所に、今までリビングの窓をふさぐ形におかれていた本棚を移動させました。処分した棚とラックの幅の合計と本棚の幅はほぼ一緒なので、特に部屋を狭めることなく収容する事ができました。模様替えのついでに掃除もしているので、まだ部屋の中はごみごみしているのですけれど、兎に角第一印象は「うちのリビングってこんなに広かったのか。そして、窓はこんなにも大きかったのか」と言う事でした。先日ピアノを処分した時も、たかが電子ピアノなのに、それがなくなるだけでこうも空間のイメージが違うのかと感心しましたが、この本棚も「たかだか本棚」と思っていたのですけれど、実際にそれがなくなってみると今まで圧迫されていたんだなと感じます。
残念ながら今日一日で掃除は終りませんでしたので、大晦日最後の1日もしっかり使って、きれいにしていきたいと思います。果たして今年の年越しは笑って過ごせるでしょうか…本来大晦日や正月とは自分の家で大掃除をして、年を越して、そして正月を祝うものだと私は思っているのですが、私の友人たちはそれを私の家で過ごして居たのです。おかしな話だと思いません?そのおかげでと言うと語弊もあるかもしれませんが、でも、敢えて言えば、そのおかげで掃除もままならないし、年末年始に見たい番組も見られないし、のんびりくつろぐ事もできなかった。今年は喪中だから正月は遠慮してくださいと言ったら、素直に受け入れられました(今までは、正月は来るなと言っても受け入れられなかった)。もし、今年が本当に思ったように掃除がはかどり、くつろぐ事ができたなら、来年からも同じにできるようにしよう、来るもの拒まずだけでは駄目だと自覚する必要があるという事を認識せざるを得ないだろうと考えていたのですが、本当、その通りになりそうですね。自分が掃除をしたい時に出来るって良いですねぇ…←どうせ自宅で仕事をして居るんだから普段からやっていればいいじゃん!って意見は却下。掃除は年末にするものです!!←おい!

2004年12月29日(水) 雪とちゃんこ

そう、昨日300本超のβビデオテープを梱包し、156本を発送したと言う話をしました。
今日残りの216本を3個口に分けて発送したのですが、それぞれが約16kgの重量があり、3個口で48kg、昨日の156本が35kgでしたから全部で83kgもあったという事なんですね。本当ちりも積もれば何とやらですねぇ。

今日は久しぶりに自分の会社に顔を出す日だったのですが、そう言う日に雪とは、さすが雨男だなぁと自分に感心してしまいます。まだスタッドレスタイヤにもしていないし、雪国でもない地方の雪とはどれだけ降るのか、どれだけ積もるのか予想も難しいし、今日はデスクトップパソコンを運ばなければならないので、列車での移動は難しい訳で、予定そのものを延期するべきか悩みましたが、根拠なく多分大丈夫だろうと決め込んで車で出かける事にしました。悩む理由の一つには、実は今日の夕食は友人がちゃんこ鍋をごちそうしてくれると言う事だったので、もし雪がひどくなって車が立ち往生したりしたら嫌だなぁと言う極めて個人的な理由があった訳です。もし雪がひどくなっても、予定が延期になってくれたらちゃんこ鍋の時間までにタイヤをスタッドレスに替える事ができるし…「仕事より食い気優先とは」なんて思わないでくださいよ。そんなにすごい雪になるなら、自分の会社までノーマルタイヤで行くのは無謀という事になるんですから、雪がひどいなら仕事をあきらめて時間的に余裕のある夕食に思いを馳せるのは致し方ない事だと思ってください。

雪はそれなりに降り続いていましたが、幸いにも積もる事はなく、順調に往復する事ができました。下手に延期なんかしなくて良かったですねぇ。ただ、仕事でも少しトラブルがあって(わたしのせいじゃありませんが)ちょっと時間が掛かってしまい、帰り道は少し渋滞していてと、あちこちに少しずつ時間を使った結果、ビデオテープを宅配業者に預けて帰宅した時には、もう友人が来る時間になっていました。友人と合流して車に乗せてちゃんこ屋に行った訳ですが、実はこのお店、存在自体はかなり昔から知っていたんです。いつか行ってみたいなとは思っていたのですが、自分の家から車で10分くらいの所とは言え、微妙に生活圏とはずれた場所にあるので、大きな看板を遠くから見る程度で、今まで間近に意識して見た事はなかったんです。先日席を予約するためにこの店の前を通り、看板で電話番号を確認したのですが、その時初めてその店構えをまともに見たのです。ちゃんこ屋と言うので、もっとこぢんまりした店を想像していたのですが、見た感じの印象はファミリーレストランみたいです。友人とは「うまい飯が食いたい」という話から「ちゃんこでも食ってみようぜ」「なら、近くにあったからあそこに行こう」と安易に決めたのですが、本当に大丈夫?と言いたくなる店構えでした。それでも、今更変更はしたくないので予約をしたのですけれど、今日行ってみたら、そのファミレスみたいな店構えとは裏腹に、店内はそれぞれが小さな座敷として仕切られており、とても好感が持てましたし、出てきたちゃんこもとてもおいしかった。ただ、バイトであろう注文を取ったり、料理を運んでくる女性(多分女子高生)のスカートが短すぎるのには目のやり場に困りました。何が見える訳でもないですけれど、普段家の中で仙人のような女っ気のない生活をしているだけにねぇ…

ちゃんこ鍋

写真のちゃんこが一番安い物で一人前\900。これは二人前です。
鶏肉とレバー、玉ねぎ、牛蒡、人参、もやし、長ネギ、ニラ、豆腐、あげ、くずきりなどが入っていて、スープは薄い醤油味。それが煮込むに従って様々な味が混ざっておいしくなってくるんですね。いや、本当感動しました。兎に角おなかが3倍に膨れたんじゃないかと言う位食べましたよ。ええ、明日の朝体重計に乗るのが怖いです。
食べ終わってから、さぁ帰るぞと立ち上がり、車に戻るまでの時間の長かった事。体が重い事。本当どれだけ食べちゃったんでしょ。知らない間に2時間も経っていたんですよ。その間ひたすら食べまくっていたように思います。ダイエッターの敵ですね。でも、又行くつもりです。ええ、行きますとも。今度はきちんとコースを予約して行くんだ。そう、このお店の欠点はコース料理は予約でしか頼めない事。で、コースじゃないと飲み放題もないし、料理もコースに比べると簡単な物しかないんですよ。コース料理なら予算も計画できますし、料理も格段に豪勢になるみたいです。ま、今回は初めて行ったのでその辺りの勝手が分からなかった訳で、次回はうまく立ち回って堪能してみたいですね。今から楽しみです。
でも、ちゃんこ屋って夏は何をして居るんでしょ。暑い盛りでも客は入るものなんでしょうかね。焼き芋屋さんが夏には見かけないように他の料理をして居るんでしょうか。興味あるところだなぁ。

2004年12月28日(火) β / ちりも積もれば… / 終ったー!

年の瀬ですので、家の中の大掃除をしております。
今年は24年ため込んだ(途中からは保管のみしていた訳ですが)βのビデオテープをオークションに出品しました。いやーまだβを使っていらっしゃる人はいらっしゃるんですね。ま、300本近くをほぼ梱包資材のみの金額で放出したので、買った人もお買い得だったと信じたいものです。

梱包するに当たって、古いテープを少し見直してみました。懐かしい番組もありましたが、一番「おぉ!」と思ったのはCMでしたね。「おぉ。この人若い!」とか「おー!新車の宣伝なのにフェンダーミラーだ!」とか…あと、タイマー録画のおまけで入っていたニュースでは「埼玉・東京、幼女連続殺人事件(宮崎勤)」とか「ペルーの人質事件」とかも取り上げられていて、(不謹慎ですが)「懐かしい」と思ってしまいましたね。それ以外には'88〜'91頃のF1グランプリのテープも出てきました。中島悟やセナやプロストが現役で、HONDAがLOTUSとWilliamsに12気筒エンジンを提供していた時代ですね。すごく懐かしかった。

懐かしいからと保管しておいて、この10年ほどは300本超のテープを保管しているだけのために畳一枚分に高さ180cmほどの空間と押入の1/4を占拠されていたのですから、贅沢と言えば贅沢ですよね。うちは大豪邸ではありませんので、そんな空間の余裕はない。そう納得するのに要した10年でした。このテープが処分できれば、テープを入れていた安物の棚が不要になり、その棚のあった場所に今リビングにある棚を移して、リビングが広く使えるという算段です。絶対にこの年末年始で実現しますよ…でも、やはり25年分の物がなくなるのは寂しい気持ちですねぇ←懐かしいからと保管しておいて…以下無限ループ…


ちりもつもれば…

ビデオテープを1日掛けてジャンルごとに分けて、それぞれをまとめていました。そして先ほど第一陣を発送したのですが、ビデオテープ1本なんて大した重量じゃないですよね。でも、それが150本ほど集まったらどれくらいの重量になると思います?なんとβテープ156本と梱包資材の合計重量は34.8kgにもなったのでした。宅配便のセンターに持ち込んだのですが、集配所の女性では持ち上げる事もできない重さで、ついでに言えば宅配便の上限重量を超えているため宅配便扱いにはならなくなってしまいました。
残り、あと200本とちょっと…本当良く集めた物ですよねぇ。こちらは明日か明後日には発送を完了したいものです。


終ったー!

漸く、テープのより分けと梱包が完了しました。
先の梱包が宅配便の許容限度を超える内容となってしまったので、今回は少なめに小さくまとめてみました。それでも12kg近くありそうですが…
今回は全部で216本。先の156本と合わせて372本。まだ家には50本位のβテープを残してあります。これはデッキが壊れるまでは持っていたいと思った思い出深い物だったり、未使用テープだったりします。200本くらいだと思っていたのに、なんだかんだ言って結局、400本を超えるテープを持っていたって事なんですねぇ。

先にも書きましたけど、懐かしい番組(NHKの連想ゲームなんてのもありましたよ。Jリーグではジーコが選手やっていましたし)、懐かしいCM(東芝のβビデオの宣伝なんかもありました。あ、サッポロ一番味噌ラーメンのCMでは藤岡琢也が物凄く若かったです。髪の毛真っ黒)などが一杯でした。こういうものって、あるだけで懐かしいものではあるんですよねぇ。おいておくスペースがあればですけれどね。兎に角今日はテープ整理で一日が終りました。明日は仕事がありますので、明後日は部屋の模様替えをがんばりたいと思います・・・疲れたぁ

2004年12月27日(月) ちょっと不愉快だったこと / かなりホッとしたこと

昨日ジムへ行ったときのことです。ジムと駐車場は少し離れているのです。運動を終えて駐車場に向かっている時、道路を横断しようとしたら向こうから車がやってきました。そこは見通しの良い道路です。私は迷わず道を横断し始めました。車の運転手はこちらを見ています。私も運転手を見ています。私は「歩行者優先」の立場から車が止まるべきだと思っていますから横断をやめません。運転者は車が走っているのだから轢かれたくなかったらあっちが待つだろうと止まりません。最後の最後になって、私が止まらないのを見て急ブレーキをかけて止まったようです。最近の車はABSなんかがついているのでへたくそが運転していても良く止まってくれますね。

私は何か悪いことをしたでしょうか。少なくとも私は道路を横断しようとしている人がいれば可能なら車を止めます。そして私の判断では今回の状況では車が私を認めて止まるのにまったく問題はない状況でした。目が合った時点で止まるつもりになっていれば何の問題もなく止まれる距離にいたのです。ところがこの運転者は車を止めるつもりなどなく、こちらが横断の意思を示していても尚、車の自分が通るのだから歩行者はとまって待っていればいいのだ。待つべきだ。止まれと思って、自分が止まる動作をぎりぎりまで起こさなかったのです。私はそれに同情するつもりはまったくありません。
運転者は若い学生と言ってもいいような年頃の男で、隣に彼女なのか奥さんなのかを乗せていました。多分あのタイミングで止まったのならよほどの急ブレーキになったでしょう。そして助手席にいた女性はかなり怖い思いをしたでしょうね。でもそれは運転者の問題で私の問題ではありません。
その運転者は、私が通り過ぎた後、一生懸命にクラクションを鳴らしました。私はそれに対して振り返ることをせず、左手で頭の上をさしてくるくる回してから手をパーと開いたのです。「アホちゃうか?」ってつもりでね。でも、相手はそれが見えず、単に手を上げて謝ったのだと思ったのでしょう。「謝るなら横断するな」と叫んで走り去ってしまいました。
「あほう! 謝ってるんちゃう。お前がバカだと言いたかっただけじゃ」と言ったって後の祭りです。もういなくなっちゃってましたから。もっとはっきり意思を表示してやればよかった。それがすごく後悔として残ってしまいました。

そういえば、昔も同じようなことがあったんですよ。
通勤ラッシュの乗換駅でのことです。その駅には数箇所改札口があり、それぞれが自分の都合でそれぞれの改札口に向かうわけです。ただ通勤のプロの人たちは大抵スムースに乗り換えられるよう、流れを乱さないよう自分たちが乗る場所を決めるのに対して、まだアマチュアの人たち(上京したての人)は、その流れが理解できず、その列を乱したりするんですよ。その時は、私が列車を降りて改札に向かっていると、その流れに逆らって横切るように違う改札へ向かおうとする一人の学生がいたんです。多勢に無勢なので、少しだけ流れをやり過ごしてやればすんなり移動できるのに、その流れの中に入り込んでもがいているんです。そして思うように進めないとイライラを募らせた最後の方で運悪く私とぶつかったんですよ。
彼には彼の言い分はあるでしょう。自分が行きたい方へ誰も進まず、邪魔ばっかりしやがる。その最後の仕上げに私とぶつかって、残念ながら彼は体重差からか弾かれてしまったんです。でも、私も別に突き飛ばした訳ではなく、その流れの中で流れに乗って歩いていたらその男がふらふら回りに迷惑をかけながら与太ってきて、最後に私にぶつかってきただけなんです。ですから、あちらに謝れと要求もしない代わりに、私も彼に謝罪などせず、そのまま階段を降り始めたんです。そうしたら、彼は「おい!ぶつかっておいて 謝りもせずに行くのか」と叫んでいるんですよ。私は彼の方を見てみると、彼は自分が世界の中心であると信じて疑っていないようです。ですから今回と同じく、頭の上でちょっと挑発するしぐさをして肩をすくめて、後は彼を無視して階段を降り始めたんですよ。そしたら、彼は興奮していたんでしょうね。「おい!それで謝っているつもりか!」ですって。
周りにいた人もかなり笑っていました。私もかなり愉快な気持ちになったので、その時はそれで良いやと思ったんですけれどね。

今回は私は間違っていないと思っています。なぜか、免許を取って車を運転し始めたら、歩行者を蔑ろにする人が多すぎます。確かに車を運転する立場からみたら、高速で走っているをがいちいち横断者のために止めるのは大変でしょう。しかし、十分止まれる速度で走っていて、止まれる距離があるのに止まる意思がないっていうのはどうなんでしょうね。雨の日だって歩行者に水を引っ掛けて気付きもしない車が多いですよ。車社会になったとはいえ、弱者優先が道交法の基本であることは変わっていないのです。もっと歩行者を注意して大切にして欲しい。私はそう思うからこそ、歩行者でいる時は常に強気でいたいと思っているのです。
ただ、強気でいたいと言うのは、なんでも好き勝手し放題だと言うことと同義ではないですから誤解なきように。横断歩道がすぐそこにあるのに、その数歩数十歩を歩くのが面倒だからと車道を横断するのは歩行者の無謀です。きちんとその辺りは切り分けないとね。


かなりホッとしたこと

昨日、突然不調を来したEPSONのPM-950Cですが、今日EPSONへ電話を掛けてみて一応解決しました。この症状は、昨1月にアナウンスがあった「ポンプユニットの不具合」が原因で、ヘッドクリーニングができなくなったと言う事らしいです。
そう言えば、確かにそう言うアナウンスを見た事があります。しかし、うちのプリンタは正常に動いていたので、いくら無償修理とはいえ、修理に出すまでもないと今まで放っておいたというか、そう言うアナウンスがあった事も忘れていたのです。

メーカー側不具合が原因ですので、プリンタの引き取りから修理、再配達まで全て無償で行っていただけるそうで、こちらとしては恐縮する限りです。電話の向こう側の人は「この年賀状を作る修羅場の時になんて事だぁ!」という怒りの声を想像していたような感じでしたので、「いや、私事ですが、うちは今年は喪中なので年賀状は作らないのです。ですからのんびり対応してくださって結構ですよ」と言ったら、電話のこちら側でも分かるくらいホッとした声に変わっていました。私の方も対応完了は正月明けとなりそうですが、無償で全てを行ってくれると言う事、素人考えでまだ交換したばかりのインクタンクを別の新しい物に交換してみて屑にしてしまわないで済んだ事など、兎に角判断はメーカーに問い合わせてからと言う基本的な事を実践しただけですが、それでもそれがうまくいった事にホッとしましたし、ちょっとだけ気持ちが良くなりました。不愉快になった事より、ホッとした事、嬉しかった事をたくさん書けると良いんですけれどねぇ…

それにしても、(確かにこれは人命に関わる事はないと思いますけれど)無償でメーカー責任で行うからと言ってもこうやって修理を面倒くさがってやらない訳ですから、三菱自動車が躍起になってリコール対象の車を点検に持ってきてくださいと言っても、それに応じず無視をする人も多いんだろうなぁと思ってしまいます。「正常に走って居るんだから良いよ面倒くさい。おかしくなったら持って行くよ」そんな感じでしょうね。でも、自動車の場合、それで単にエンジンが掛からなくなるだけなら問題ないのですが、走る凶器になってしまう場合もある訳ですから、やはり面倒でも点検に持って行った方が良いですよと思いました。でも、自分が「面倒くさいからいいや」とやった後だと、本当説得力のない言葉ですねぇ。反省。

2004年12月26日(日) プリンタが壊れた?

私の家にはプリンタが2台あります。
一台はhpのpsc1200と言う複合機で、コンパクトでスキャナにもなるやつなんです。まぁスキャナはEPSONのGT-X700がありますから、こちらは専らテキスト印刷専用として標準のプリンタに設定しております。もう一台はEPSONのPM-950Cで、こちらは7色インクを使って写真画質と言うような宣伝文句のプリンタです。最近は顔料インクを使ったタイプが出ていますが、その直前に買ったもので、それでもその画質は満足しています。こちらは普段は写真用紙をセットしておいて、画像を印刷したい時、意識してこのプリンタを指定して印刷するようにしているのです。写真用用紙って未だ結構高くて、1枚数十円換算になりますので、間違えて印刷しちゃったなんて事のないようにしているんですよ。また、EPSONの方はCDやDVDへの印刷もできる機能がありますので重宝しています。

友人から頼まれて、写真データを預かって、それをCD-Rに焼いて、CDのレーベルにはその中身が分かるように画像とタイトルなどをデザインして印刷していたんです。とりあえずそれはできたのですが、どうも画質が粗いのが気にかかっていました。インクがなくなった警告も出てきましたのでインクを交換してノズルチェックをしたところ、ノズルの目詰まりがあるようです。ヘッドクリーニングをしたらきれいになったので処理を続行して作業は完了したのですが、今日自分の分のCDレーベルを印刷しようとしたらまた色が変になっているんです。テスト印刷をしてみると黒が網掛けでもしたかのように見事歯抜けの状態で印刷されてしまいました。そして何度ヘッドクリーニングをしてもだめです。更にプリンタの状態を示すプリンタモニタ機能も通信エラーとなって使えない…ドライバを全部削除して、新しいドライバを入れなおしてモニタは回復しましたが、どうもエラーが出ている色はインクカートリッジの製造年月日が古いものの部分のようです。一番古いのが2002年12月となっています。
ヘッドの目詰まりはそれと関係があるのでしょうか。プリンタを買うときにストックとして買いおいたインクがそれなりにあるのですが、密封した状態で保管していても2年で寿命になってしまうんでしょうか。だったら賞味期限とかつけておいてほしいよなぁ…
EPSONのプリンタはヘッドはプリンタ側についてます。hpのプリンタなどはインクタンクとヘッドが一体式なのでヘッドが目詰まりして固まってしまっても、インクタンクを交換したら新品になるのですが、EPSONはヘッドがプリンタ側についているため、タンクを交換してもヘッドは詰まったままです。ですから本当に目詰まりしてしまったのならメーカーへ修理に出さなければならないでしょう。目詰まりしないように時々不要でも印刷をするように心がけてきたんですけどねぇ。
古いインクが悪いのかも知れません。もしかして新しいインクに交換したら問題なく動くのかもしれません。しかし、問題のインクは先日交換したばかりで、まだ殆ど未使用に近い状態です。そしてこのインク、1本が1,000円近くすることを考えると、簡単に交換して試してみようとは言えないんですよ。とりあえず、明日メーカーへ電話鳴りをかけて確認をしてみようと思います。それにしても、本当、喪中の身でよかったです。例年なら今頃から年賀状を作ろうとしている感じですから、その状態でプリンタがこんな状態だったら泣きたくなっていたでしょうね。今年は「ん、いいさ、年が明けたらのんびり対応するくらいの気持ちでいいんだよ」なんて涼しい顔をしていられますからね。ただひとつの心配は、もし修理が必要だとしたらいくら掛かるんだろうと言う事です。何万も掛かるなら新しいプリンタを買った方がいいでしょうけれど、今ストックしているこのプリンタだけに使える(新しいプリンタには使えない)インクカートリッジがかなりの数あります。また、インクが古いのが悪いと言われてしまった場合も、その無駄になったインクはどうしてくれるの!って思ってしまいます。先を考えるのが怖いですね。

M-1グランプリ…ついつい見てしまいました。その結果については私は語れるほどの知識はございませんのでこちらでは触れませんが、出場していた「タカアンドトシ」ってグループは初めて見ました。この名前、ぱっと見たら「タカアシドンドン」って読んじゃいません?ええ、私はそう読んでしまいました。ええ、それだけです。お粗末。

2004年12月25日(土) 普通の一日でした

クリスマスイベントと言えば24日の夜がピークで、25日ともなればクリスマスケーキの売れ残りが投売りされるなど、お買い得があるかなと思っていたのですが、見事期待外れでした。ケーキは普通通りに棚に載っていましたし、ローストチキンなども山積みされていました。まぁ今日は土曜日ですから今日パーティだって家庭も多いのかもしれませんね。

私といえば、クリスマスと言ってもいつもと全然変わりなく、最近仕事の忙しさにサボっていたジムに久しぶりに行ってきたくらいでしょうか。数週間ジムを休んだだけだと思っていたのですが、腕や腹筋関係はそうでもないのですが、足の筋肉の衰えがすごかったです。確かに休む直前にそれまでの限界を少し超えた負荷設定をし始めたところだったのですが、こうも簡単に衰えてしまうものなのね。年齢は足から感じるものなんだなぁと実感した次第。

そういえばNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)のサンタ追跡プログラムが50周年を迎えたようですね。電話番号の記載違いから始まったとはいえ、国防の重要拠点である基地の司令官に「サンタさんはどこ?」って電話がつながって、それから追跡が始まるなんて本当洒落ていますよね。そういえばアメリカの何処かの州では航空機の低空飛行を制限する法律の中に「トナカイは除く」と言う条項があるようですね。
エイプリルフールになるとマスコミもこぞってとんでもない嘘をつきまくって、それを笑い飛ばす国と、そんな冗談を放送しようものなら「たちの悪い悪戯をするな」と抗議の電話が殺到する日本。国民性の違いと言ってしまえばそれでおしまいなんですが、この対応の違いがそのまま「お役所仕事」と言われる融通の利かない仕事の発露となっているように思えてなりません。そのNORADのサンタ追跡プログラムで見たら0時にはもう日本を抜けて東へ向かっていました。サンタさんもジェット機並みの速度で世界を一蹴しなければならないので大変なんでしょうね。今、NORADのページへ行くと疲れて椅子に座り込んでいるサンタさんを見ることができます。(link)

これがクリスマスらしいと言うわけではありませんが、クリスマスの夜に納豆ご飯ではちょっと侘しいかなと豚の角煮を作ってみました。先日作った時の反省点を踏まえて作ってみましたが、今度はまた新たな問題が出て合格点とはいえないで気になってしまったのが残念。また挑戦する楽しみが増えたと思うことにします。今年は喪中の身なので、正月もおせち料理などは買ったり作ったりせず質素にすごす予定です。その時にもう一度角煮に挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

ジムに行って、買出しに行って、部屋の片付けをして、テレビがつまらない〜と嘆いて料理をして、そんな感じで一日が終わっちゃいました。せめてプレゼントを交換できる人がいたらいいのにねぇ。

2004年12月24日(金) クリスマス

BSEが取りざたされるまでは、クリスマスとちょうどその半年前(後)にあたる私の誕生日には、肉屋に注文した厚さ10cm位の牛肉を炭火で焼いて食べたりしていたものですが、それ以降はショートケーキを買って来て食べたりになり、今はまったく何もしないと言うところに落ち着いてしまいました。あ、クリスマスまではここ数年、先日パソコンを納めたところのご老体の作るおいしいシュトーレンをいただいて食べていたりするのが行事らしい行事になるでしょうかね。
巷では様々な人が今日を勝負の日とがんばっていらっしゃるんでしょうね。そういえば東京ではミレナリオが今日から元日まで点灯されるようです。東京ミレナリオと神戸ルミナリエ似ているのに名前が違うのは何でよと思うのは私だけ? 一度はルミナリエの方を見学してみたいなぁと思うのですが、なかなかこの時期に神戸に行く用事はないし、行けたとしても人ごみが大嫌いな私がどこまで我慢していられるか甚だ疑問でもあるんですよね。そんな訳で「行きたいなぁ…いつか行こう」と思いつつ家でのんびりしているのが正解なのかもしれません。

今日はある客先に伺う予定になっていたのですが、それがつぶれ、来年へ持ち越しとなってしまいました。そんな訳で今年の仕事はもうおしまいと喜んだのですが、残念ながら電話が一本来てしまい、次の仕事の準備のため、29日に打ち合わせに行くことになってしまいました。「えー!29日ってまだ仕事しているんですか?」なんて言えませんからね。仕事はいただけるだけありがたいと言うことで、兎に角半日もあれば終わる打ち合わせですから、気を引き締めて仕事を納めてきたいと思います。その日の夕方は友人と初めて「ちゃんこ鍋」に挑戦する日と決めているので、手際よく仕事を片付けてきたいと思います。

テレビでは「天空の城ラピュタ」が始まりましたね。見てもいいんですけれど、CMでぶつ切りになったものを見るのもちょっとね。これ、LDを持っていますから、見たければいつでも見られますしね。このラピュタやナウシカの辺りは、単純に「宮崎らしいアニメ」として楽しめた作品でしたね。何度見ても楽しいって感じがします。特にあの竹やぶが…

2004年12月23日(木) 若いつもり

昨日の分にも書いたのですが、最近は客というと150km程離れたところにいるので、良くドライブをしているわけです。そして経費を節約するために、復路は一般道で帰ってくることも多いと。で、昨日も一般道をひたすら走って、カーナビの嘘に神経をすり減らしながら4時間半をかけて帰宅した次第。

東京の練馬に住んでいた時代、週末はよく都会の喧騒を逃れるために長野方面へテントを抱えてバイクに乗っていたものです。家の近くでガソリンを詰めて、20号線を進んでいくと、甲府の辺りで180km、大体ガソリンの給油が必要となります。そうそう、あの頃も高速道路で移動するなんて野暮はせずに、のんびり一般道を走っていたよね。なんて思い出しつつ、距離的にも似たようなものじゃないのと思いつつ運転を楽しんでいました。が・・・、「が」です。そう、あの当時は私も若かったんです。そんなことをしてもつかれるなんて事は無かった。でも、今は家に辿り着いて、風呂のスイッチを入れて、「ふぅ」とソファに座ったら、気付いたら朝になっていた。と言うくらい疲れがたまってしまうようです。いや、その前二日間が睡眠不足だったのもあるでしょうけれどね。でも、こういうことで歳を感じてしまうんですね。さびしい事です。

10時間ほど熟睡して一応元気になりました。まだまだ若いつもり…(*sigh*)

2004年12月22日(水) 帰宅

最近は前日の事を書くのが恒常化しているようで…反省せねばなりませんね。(これは23日の08:45に書いております)
そして、最近は良く家から150kmほど離れた辺りに点在する客先群を回ることが多いのですが、本来ならそこへの往復には高速道路を使って片道2時間程度のドライブとなる訳ですが、最近は復路は一般道を使って経費節約なんて事が多くなってきました。今回も復路は一般道のみで約4時間半をかけて帰ってきた次第。

もう一般道を通って帰るのは何度目になるでしょう。いつもしつこく言っていることですが、私の車についているCarrozzeriaのカーナビの道案内ほど信用できないものはありません。特に知らない路を通る時は遠回りさせられていないか、時々疑ってかからないととんでもない事になったりします。
今日の道も、何度か案内をさせられるたびに自分なりに検討して無駄を省いていたのですが、ある道に差し掛かったときにふと気付いたのです。「あれ、この国道番号見た記憶がある」と。カーナビの地図を確認してみたら、しばらく前に、カーナビはその国道を離れて細い路に分岐を指示していました。その道は細いから交通量が少なく結果的に時間を短縮できると言う訳でも、細くて面倒だけど走行する距離を短縮してくれるわけでもありません。どちらかと言えば先の国道の方が2車線道路で交通はすっきりしていそうですし、地図を見る限り(この距離でメルカトル図法の歪の影響が無ければ・・・ってあるはずがありませんが)、通ってきた道が四角の三辺を通過して遠回りになっています。多分、細い道に入らずまっすぐに国道を通っていたら、時間はかなり短縮できたんじゃないかなと思えます。
「やられた!」って言う感じです。気をつけていたんですけれど、この辺りは道がひし形に交差していたり結構複雑なのでつい見逃していたようです。
そんなにすぐに交換するわけにも行きませんが、今度カーナビを換えるとき、またCarrozzeriaでいいのか悩みそうですねぇ。ってか、やっぱりCarrozzeriaではだめなような気がしてきました。今現在のCarrozzeriaのカーナビは、HDが簡単に取り外せ、家に持ち帰ってパソコンとつなげるとミュージックサーバーで音楽が聴けたり、家のパソコンで事前に地図を検討できたりする機能に加え、オーディオ面でも高級AVアンプにのみ搭載しているマイクをつけて自分の出した音を自分で拾って自動的に音場補正をするという機能などがついていたりするので、カーナビ以外の魅力はたっぷりあるんですけれど、いや、本当に知らない場所で道案内を全て疑ってかからなければならないって言うのは思いの他神経を疲れさせるものです。毎回、信号で止まるたび(と言うと大げさですが)地図を広げて騙されていないか確認しなければならないのですからね。更に遠回りを指示されるだけなら兎も角、曲がるべき道、側道に入るべき指示も曖昧で分かりづらかったりしますし…ついていない車と比べたら「はるかに便利」とは言えます。それは間違いない。兎に角自分がどこにいて、どちらに向かっている。そして自分がいる辺りの地図が出るのはとても便利です。が、案内が下手なのはカーナビとしてどうよ。と問いただしたいものです。果たして、私が次に買う頃にはどうなっているものでしょうねぇ。

「複数のカーナビを同一地点に集めて、様々な目的地へルート探索をさせる。その時にどこがどんなルートを指し示すか」これだけの比較を雑誌でも何でもいいですからやってくれないかなとおもっているのです。雑誌などでは、カーナビをつけて実走してみると言う企画は良くあるのですけれど、実走したところで、道路状況などは日々変わりますから、その日勝ったからこっちが優秀などと決められるものではありませんし、使い勝手等はいまどきどんなカーナビでも大差ありません。極端に言えば、走る必要なんか無いんです。走っている途中で渋滞情報を使ってどうリルートするかも考慮すべき点ですが、それより何より、まず、「目的地を決めたらそこへどんなルートを引くか」カーナビの道案内の基本。これの各社の比較を知りたいと思うのですよ。一時期何処かのカーナビが宣伝文句にしていたような「鹿児島から札幌まで」のルート検索なんて重要じゃありません。それを何秒で検索するかなんてどうでもいいことです。というか、鹿児島から札幌なんてその殆どが高速道路とかで一番頭を使わないルートじゃないですか。そんなことより中・近距離の目的地に対して高速道路も、一般道も含め何種類も描けるルートからどれを選ぶか、どう効率よくルートを作るか、またそのルートは本当に早いのか、渋滞情報はしっかり加味されているのか、そんな基本的な事をきちんとできているかどうかが重要であり、それはルート検索をするだけで分かるように思います。まっすぐ走っていて問題ない道をわざわざ迂回するルートがある場合、そのルートを実際に比較して実証するのも役立つでしょうし、一番道案内のうまいカーナビなどを選べば、カーナビ選びの指標にもなるでしょう。そして優劣をはっきりつけてやることがメーカーの開発姿勢にも反映されるんじゃないでしょうかねぇ。
人様任せじゃ無くて、自分の思い腰を上げたほうが楽しいのかなぁ…

2004年12月21日(火) マンガ喫茶にて

信じられないことですが…
先日まで作り上げてきたプログラム、客先に持っていったら思ったように動きません。
どこで何が違うのか全く分からない。微妙に動きが違って、微妙に正しく動かない。思いきりダメなら諦めもつくのにと悪あがきをしたら、その方向が間違っていたようで泥沼になってしまいました。結果、明日も客先で作業と言うことになりました。いったん家に帰って出直すのは不経済ですし、出来るだけ安上がりと言うことで、今日はマンガ喫茶で時間をつぶすことにしました。6時間で1,500円、12時間で3,000円で飲み物は飲み放題ですから、まぁ風呂には入れないのは気持ち悪いですが、一日くらいなら何とか我慢しましょう。と言うことで、マンガ喫茶でこれを書いております。こんな時間(実は21日の26:30)のアップとなったのは、これまで寝こけていたからです。先日もほとんど徹夜みたいな状態だったものですから…

マンガ喫茶に12時間もいるというのは結構楽しそうでつらい部分がありますね。体をのんびり伸ばせないと言うのが苦痛なんでしょうね。同じ缶詰になるなら、やはりホテルとかの方がいいかなぁとは思いますし、寝るだけだったら車で十分なんですけれど、ホテルは高いし、車の奈かで12時間過ごすのも拷問ですものねぇ。この程度の時間だったらマンガ喫茶も良い選択肢だと実感した次第です。

2004年12月20日(月) ニュースから

NHK特番の後にも600余通の意見届く
NHKが先日放送した「NHKに言いたい」で言い足りなかったのか、放送翌日にも600件あまりの意見が届いたそうです。
テレビでの街頭インタビューなどを見ていると、「NHKは見ているけど、せっかく払ったお金が何に使われているか分からないから払いたくない」という頓珍漢な意見が結構多いのにびっくりしました。いや、言っていることはなんとなく分かります。少なくとも国民の金を預かって、国民のために番組を作ると言う使命がある以上、それで私服を肥やすことはまかりなら無いという怒りはもっともだし、はやっているからと言う理由でべらぼうに高い番組を買い付けるのも如何なものかという意見もある意味では納得します。
しかし、規模はかなり違うでしょうけれど、どの会社を見てもせこく出張費や交通費をごまかす人はかなり多くいますよ。金額の規模の差こそあれ、やっていることは一緒ですよね。出張などお金を清算するときに、多少でもごまかしたことのある人は全体の過半数を占めるんじゃないですかね。そういう人はしてやったりと思って「たかがこれくらい」と思うかもしれませんが、出張する機会の無い人にしてみれば、その「たかが」が塵も積もれば山となるわけで、「あんたたちがそんなごまかしをしなければ、みんなのボーナスがもう少し上がるんだぞ」とか苦々しく思っていてもおかしくないですよね。実際にはそれは横領行為って事になるのでしょうから、規模が小さいからいいって物でもないと思いますが、では、やったことがある人をすべて懲戒免職にすると言われたらかなりの当事者およびその家族が困るのではないでしょうか。
そのNHKのプロデューサーが正しいとか、どうせみんなやってんじゃんとか、大した事した訳じゃなかろうもんとか思っているわけではありません。やはりその立場を悪用して甘い汁を吸った分は責任を撮るべきだと思いますが、それだから「金を払いたくない」って言うのは筋が違うんじゃないかなと思った次第。それを再発しない仕組みを作るべきだと言うのが論理的な展開なんじゃないですか。「金を払いたくない」に結びつくのはただの屁理屈に思いました。

松本被告の公判は停止せず
元オウム真理教教祖の松本被告について、弁護人が「心身の状態が正常ではなく、訴訟に耐えられない」と主張していたのですが、東京高裁は弁護人に対し公判を停止する考えが無いことを伝えたそうです。

もう、サリン事件などがおきてから何年が経ちますか。裁判が長すぎますね。
もし、松本被告が清浄ではなくなっているとしたら、それは単なる死刑に対する恐怖から必死に狂人を装っているだけではないでしょうか。捕まるまでは、その幼稚さは別にして、きちんと行動をしていた訳でしょ。それともその時から既におかしいのを幹部たちが隠して教祖が言ったことにしていたとでも言うのでしょうか。それは違うように思います。捕まるまでは正常だったのに、捕まったとたん奇行に走るなんてそんな都合のいい話はないでしょう。もう被害者の人たちもくたびれているんじゃないでしょうか。まともな対応ができない不利をするだけで何年も税金で無駄飯を食べさせてくれると言う前例を作ったら、これからみんながまねをするでしょうね。
頭が正常であろうが無かろうが、その罪を犯した時には責任能力は十分あったはずです。どうか早く決着をつけて欲しいものです。もし、彼が死刑になるのなら、電気椅子や絞首刑ではなく、サリンやマスタードガス吸引での死刑が妥当だと思うんですけれどねぇ。

2004年12月19日(日) 突然スタジオでと言われたのに…

昨日、突然「スタジオで」と言われて、付け焼刃で知識を吸収し、今まで遣ったことの無い機能を実験したり、お店にホットシューアダプターの在庫を確認したり、できる限りの準備をしました。そして今日は一人であれこれ動くことになるなら、カメラの市をきちんと固定できるようにと、重いので普段歩く時には絶対に持ち歩かないSLIKのProfessionalIIも無理やり担いでいきましたとも。

ところが行って見たら、スタジオといっても、わたしが想像していたような窓の無い空間ではなく、表通りに面した外光が差し込む小さなスタジオでした。一応の撮影が終わり、さぁじゃあ皆さんを撮影しましょうかとなった時、改めて聞いてみたらライトは貸せないと信じられない言葉を聴きました。なんやねん。何が間違えてわたしの耳に聞こえてきたの?
結局は、「余った時間、スタジオで自由に撮影をしてください」と言う説明を「余った時間、(機材も含め自由に使って)自由に撮影してください」と聞き手側が勝手に想像を入れて聞いてしまったと言うことのようです。
ものすごい脱力です。だったらね、あのSLIKの6kg前後もある三脚はもってくること無かったの。ホットシューアダプタも買う必要が無かったの。いや、冷静に考えればスタジオのタイトを使えるかどうかにかかわらず、三脚まで持っていく必要は無かったなぁと思うのですが、兎に角初めての経験をするって事で舞い上がってしまっていたんでしょうね。
更に、どうぞと言われた時には、それまでたらしていたバックのロール紙も片付けられ、中途半端な腰板のある薄汚れたスタジオの壁が現れてきました。こんなので何を撮れって言うの?もうそんな感じです。
結局、念のためにと持参した自前のSB-800を使っての撮影となりましたが、まぁまぁ納得のいく撮影ができました。やはり、バウンスをさせるって言うのはとても面白いですね。間接光で捕らえる絵はとてもいいです。どうせなら、自分のレフ板も持っていけばよかった。兎に角、与えられた条件の中で精一杯がんばっては見ましたが、ちょっと不満と脱力感の残る事でした。まぁ、当事者が喜んでいるのですから、部外者のわたしが怒っても仕方ない。そう思うしかないですよね。
それにしても、そのスタジオは、2時間近くかけて100カット近く様々な写真を撮っていたらしいのですが、正規の料金ではその中から3カットだけアルバムにしてくれるのだそうです。残りの写真は別料金が必要なんですって。なんかなぁ、分かるんですけれど阿漕だなぁと思ってしまうわけですよ。スタジオの利用率がどれだけか分かりませんが、そんなに高いわけでもないでしょう。だからそれなりに料金が高くても仕方ないとは思うのですが、更にここで撮った写真が余分に欲しかったら更に金を出せっていうとちょっと抵抗がありますね。それなら、本当にスタジオだけを借りてこちらで撮った方がよかったようにも思います。どれだけの写真ができてくるかわかりませんけれど、半端なものでないことを祈ります。
まぁ私としては、穴に入らなくてよかったということで満足するべきだと言うことにしておきましょう。

2004年12月18日(土) 突然スタジオでと言われて…

今日は久しぶりの友人とつい長電話をしてしまいました。
わたしが質問をするために電話をかけたのに、不在で折り返してくれた電話に便乗して1時間近くも…たまにはそんな電話も良いものですね。

以前から明日写真撮影をしてほしいと頼まれていたんですよ。まぁデジタルカメラでの撮影ですから、その場で出来栄えを確認しながら撮影できますから「いいんじゃないの」と気軽に了承していたのですが、昨日になって撮影する場所は貸しスタジオだと判明したんです。どうもその家族が集まってなにかの記念行事をやるらしく、その前にスタジオで家族の集合写真を撮るのですが、貸しスタジオを借りた時間の余ったところは照明機材などを使って、自由に撮影をしていいのだそうです。で、その時間を利用して、家族を適当に撮って欲しいと言うことらしいのです。そういうことは了承する前に言って欲しいですよね。自慢じゃないけどスタジオ撮影なんて経験ないですよ。自分のストロボをどうやってつなぐかは分かりますけれど、スタジオの照明はどう接続するの?そんなところから分からないでしょ。
そんな訳で頼るべきはプロのカメラマンである友人です。電話で様々な指導をもらいました。曰く

  • D70にスタジオのライトを接続するにはAS-15と言うホットシューアダプタが必要(わたしはTTL増灯用のAS-10は持っていますが、TTLでの接続ではないので、こちらは使えないとの事。残念)
  • 集合写真を撮るなら両端、真ん中の序段の人の顔、下段の人の足元計6箇所の露出を計ること。露出が1段違ったらデジタルではまともに写らないと肝に銘じること。この場合はライトを遠ざけて均一化を計ること
  • 露出計の指示値より0.7絞り開放すること
  • シャッター速度は200か125で行うこと
  • まともなスタジオなら係りが手伝ってくれるから、うまく相手を使うこと。

大体こんなレクチャーを受けました。
ここまで受けて失敗したら恥ずかしいよなぁ…と思い、今日のうちに庭に穴を掘っておきました。失敗したらここに入って反省するつもりです。

果たしてどうなることやら…

2004年12月17日(金) 呼び方

私の知り合い(女性)で、結婚後女性の姓を名乗る夫婦が数組いらっしゃいます。
その人たちが当然のように配偶者のことを「婿養子」と言うのが気になっていたのです。私の考えでは、単に婚姻届を出す時にどちらの姓を名乗るかと言う違いだけのように思うのですが、なぜ、わざわざ婿「養子」と言うのだろうかと。
調べてみたら簡単に答えは見つかって、まぁ昭和22年まで生きていた法律の上では当然のように男社会であって、この法律の上では、結婚したら男性の姓を名乗って男性の家に入るのが当然、男性の親の面倒を見るのが当然で、それに反する場合は一度男性が女性の親と養子縁組をして女性の家の子供となった上で、その女性と結婚をすると言う制度になっていたからなんですね。男子たるもの女性の家に入るなどとはまかりならん。女性の親と養子縁組し子供となった後、女性を読めとして迎えるべしという事なんでしょうねぇ。今より体面が大切にされていた時代ですからね。「婿養子」と言う言葉があるのに「嫁養子」と言う言葉がないのも、そのような背景があって、平等な考え方で言えば嫁をもらうときにも嫁を養子にしてしまう方法があるのでしょうけれど、その必要がなく、嫁は結婚したら夫に従うもの、(嫁いだ先の)親の面倒を見るものとされてきたからでしょうね。それ以降法律が改正されて、今はわざわざ女性の家に入るために養子縁組をする必要はなくなりましたが、それでも少しはいらっしゃるのでしょうかね。まぁ兎に角、「養子縁組」と言う呼び方だけが残って、実際には養子縁組はしていないのが現状のようだと言うことが分かって一段落です。

今の法律、今の社会に慣れた人には「とんでもない差別だ」とか思われそうですが、今では信じられないようなこの差別も当時はこれが当然で、何の疑問も持たないものだったのだと思います。時代は変わって、男女は少なくとも表向きは平等となってきているのだと思いますが、そんな現代でも女性が配偶者のことを「主人」と言うのをよく耳にするんですよ。どうして、この言葉が生き残っているのかとわたしはとても不思議に思います。いの一番に撲滅されるべき言葉だと思いませんか。
「主婦だから旦那様に養ってもらっている」なんて言ったら怒る女性がたくさんいるんじゃないでしょうか。また「主婦なんて三食昼寝つきの楽な仕事だ」なんて思っている男性がいるとしたら、それはとんでもない間違いだと思うし、本当にそんなことをしている主婦がいるとしたら、まぁうらやましいことだと思います。どちらかが養っているのではなく、協力して生活をしているわけでしょ。それなのに、「主人」とはねぇ…
じゃあ、どう呼べばいいの?といわれたら、「夫」で良いんじゃないかと思う訳ですし、砕けた場所なら「だんな」でも「連れ」でもそれこそ何でも良いんですけれどね。「主人」って言葉は男のわたしが聞いても寒気がするほどイヤな言葉です。
…昔、まだ中学生のころだったでしょうか。兄が友達を連れて家にやってきました。そこで、普通に「弟の○×です」って挨拶をすればよかったのに、どうやったら丁寧な挨拶になるだろうと無い頭を絞って考えてでた言葉が「兄の弟です」でした。これにあわせたら、会社に電話をかけて夫を呼び出す時に「夫の妻ですが、○×をお願いします」とでも言うようなものなんでしょうね。阿呆な言葉ですね。でもね、自分の配偶者を「主人」と言うよりはマシかなぁと思うんですよ。皆様におかれましては如何お考えでしょう。

2004年12月16日(木) 昨日の出来事

さぼり癖がついたわけじゃないんですよ…先生も走り回る師走って事でもないんです。

昨日は私が以前納品したプログラムのトラブル対応と言うことで客先に行ってきたんです。でも、そのシステムは、すでにその不具合の殆どに対応した版が出ていますので、現象を確認して、お客様の納得する説明をしてしまえば、新しいプログラムを載せて簡単な動作確認をして作業はおしまいです。ざっと見積もって半日の作業です。10時に客先に行く約束ですので、昼には終わる目論見と言うことです。そんな算段で、昼過ぎには先日組み立てたパソコンを納めに知人宅へ行く約束を取り付けました。客先もその知人宅もうちからは東の地平西の永遠(これって最初は東西逆でしたよね)と言う程に遠いのですが、その二つはアリトスの母星をはさんだ双子のように近い関係にあるのです←意味の分からない人は「家からはどちらも遠いけど、両者は近いところにあるから、会社から交通費のでるこの日に二つまとめてしまえとせこく考えたのだ」とご理解ください。

昼には終わるはずだった客先ですが、本来の私の仕事とはあまり関係のない、時間だけがかかる雑用を依頼されて無駄に時間を過ごし、終わったのは夕方の5時を過ぎていました。「アリトスの怒りを見よ ○×(客先の名前)を許すな」ってなもんです。←読み流してください。
ただでさえスタートがそんな時間になってしまったのに、知宅付近は車を止めるスペースがないため、徒歩10分程の辺りにある有料駐車場に停めるのですが「もっと近くの駐車場を」と欲張っているうちに「最寄の駐車場」が過ぎ去ってしまい、更に方向転換する場所も見つからないまま走らざるを得ない状況の場所で30分ほどをロスし、漸く戻ってきたと思ったら、他の有料駐車場は「上限○円」と謳っているところが多いのに私はわざわざ百貨店系列の駐車場に停めてしまいました。そこで買い物をすれば2時間はただになるのですが、買い物をしない私は後でとんでもない金額を徴収されてしまったのでした。
漸く知人宅へ辿り着き、パソコンの設置をしてみたら、LANの設定がおかしくなっていて、隣のパソコンがよく見えない状況になっていたりしたんですよね。そんな設定の調査・対応などをしていたら気付いたらもう午後11時近くになっていました。その駐車場は営業時間が11時までとのことでしたので、慌てて帰って料金を払う段になってびっくりさせていただきました。その値段を捻出するために帰り道は高速道路を使わず買える事にしました。さすがに深夜ですから、一般道もがらがらで渋滞知らず。空が明るくなる前に帰宅できた次第。
最後だけは(道が空いていて)運がよかったじゃん!と喜んでいたのですが、家に帰ってホッと一息ついてから、「もしかして、今は、深夜の高速道路って、ETC付きの車は3割引じゃなかったっけ?だったら 高速道路使って帰ってきた方がよかったんじゃないか?」と気付いてしまったんです。(参考「ETC深夜割引」)
結局、なんとなく運が悪かった日だったなあと言う結論になってしまいそうですが、知人(男…侘しいなぁ)がパソコンのお礼にと手作りしたシュトーレンと羊羹を頂けたので、運がよかったと言うことにしたいと思います。

2004年12月14日(火) Leicaでの撮影結果は… / MVPとサポーター考 / ちょっと参った(キーボード)

先日Leicaで撮影してみたフィルムの現像が上がってきました。

私はものの見事に中途半端な、マニアの域には程遠い知識で、カメラでの撮影を楽しんでいるものですから、Leicaとは何処かのマニアが持つ特別なカメラと言うような意識を漠然と持っており、私が手にするものではないとまったく興味を示しはしなかったんですよ。ところがそのLeicaが私の気持ちとは無関係に押しかけ女房の如くやって来た訳で、まぁうれしいやら、どう扱っていいやらで戸惑っているのは事実なんです。少なくとも、私の家は豪邸ではないので、コレクション目的の飾っておくだけのカメラなどは飼っておく余裕も余地もありません。うちにいるからにはその老体に鞭打ってでも働けなければなりません。そんな訳でフィルムをいれ試し撮りをしてみたのが前回の事。このカメラ(Leica IIIa)は露出計なんてついていませんから、自分で用意するか経験でそれを決めていかなければなりません。また、いくら経験があっても、Leicaの場合は、最近のカメラのようにシャッタースピードダイアルを合わせたら、正確にそのスピードでシャッターが切れると言う保証はありません。時にはシャッターボタンを押している間まるでバルブにあわせたかのように写たーが開いたままだったりすることもありますし、そんなトラブルじゃなくとも、整備がなされていなければシャッタースピードがずれている可能性は大きいのです。

先日の撮影は「きれいに撮れるかどうか」より、「まともに扱えるのかどうか」が主眼でした。いまどきのカメラはフィルムを装填するとしたら、カメラの裏豚を開けて、フィルムのパトローネをセットして、フィルムの端を引き出して巻き取り側のロールにフィルムを乗せてふたを閉めて、シャッターを押せば勝手に巻き上げて準備完了。大体そんな感じでしょうか。しかし、Leicaはカメラの底蓋が外れるんです。その片側にフィルムが入りそうで、もう片側には脱着式の巻き取りロールがあります。その間にはカメラの裏側付近にフィルムが通るらしいスリットがあるのですが、どういう風にセットしろと言う説明書はありません。裏蓋の内側に、英語やドイツ語で10cmフィルムを引き出せと説明がある程度です。
まぁ、ロールの形状などから、フィルムを引っ掛ける場所、巻き取る方向などは想像がつきましたので、その考えられる形にセットしてみたら、結構難しいんです。形にはなるのですが、巻き上げダイアルを回しても空回りしているようです。何度か試行錯誤の上、動き始めたので、まずは適当に炉首都とシャッタースピードを決めて写してみた。と言うのが真相です。フィルムを引き取りに行くまでの間、もしかして正しく写っていないんじゃないかな?と余計な心配をしていました。

フィルムを引き取って、車の中でフィルムを見て見ました。残念ながら、その大半はフィルムが真っ黒でしたが、10枚ほどはかなり暗いですが写っていました。結構ピントの合う範囲は狭い感じですね。ボケがきれいに出れば楽しい写真になりそうです。
ま、最初は何も考えずに操作をしたので、絵が写っていれば「あは!できた!」と言う程度に喜んでいいと思います。
そして、今日第二陣として、もう一度フィルムを入れて、外の風景を撮りに外に出てみました。今回は露出計を持って露出を計って、できるだけその指示に従ってみました。「できるだけ」と書いたのは、残念ながらこの古いカメラは現代のカメラのシャッタースピードとは刻みが違うのです。ですから、絞り1.4でシャッタースピード250などと指示が出ても、「250なんて半端なすぴーどはない!」となってしまったりする訳なんです。
それでも、できるだけ近似値を出してあれこれ撮影をしてみました。今回は最適な状態に移るよう露出計を使って撮影してみたわけですから、これで写真が暗かったりした場合、シャッタースピードの調整などが必要になるかもしれませんね。今日の感触では1/20や1/200の速度が怪しい動きをしていたような気がします。1/500と1/1000の違いも微妙だったし…まぁ、今回撮影したものが現像で着てきたら、また何かが分かるでしょう。現像に出すのが楽しみです。
それにしても今回はそれぞれのシャッター速度が正しいか、どんな癖があるかと言うテーマでテスト撮影をしたつもりだったのに、それぞれのコマの撮影データをメモし忘れてしまいました。アホちゃうか。それやったら、どこでどうおかしいかわからせんやんか。ま、いっす。今回はきちんと写るかどうかを試して、次回、きちんとメモを取りながら、調査をしましょう。釈迦力になるのではなく、撮ることを楽しみながらやりたいと思いますからね。

前回、フィルムがすんなり入ったのは偶然だったのでしょうか。
今回はうまく入りませんでした。形の上では入るのですが、うまく歯車にフィルム画家まず、空回りを繰り返します。そしてパトローネの出口付近の奥側で巻き上げ操作が空回りしている間にか、フィルムの端が千切れるような現象もありました。
賞味期限の切れているフィルムですから捨てても惜しくはないですが、ただで捨てるのは悔しい。そんな訳で千切れている部分ははさみでカットして何度か原因を探ってみました。その結果、原因は分からないですが、多少コツのようなものがあることが、右手人差し指に傷を一箇所もらう代償で得られた気がします。まぁ今のところはそれで良しとしましょう。
今度の現像の出来が楽しみです。

ところで、フィルムを「ふいるむ」と発音するのはどうしてでしょう?「ふぃるむ」でしょ? 日本語にない発音なら「どっちでもいいじゃん」と思うのですけれど、あれは3億歩譲っても「ふいるむ」とは発音せんのじゃないかと思う次第ですが、いかがなものですか?私は「ふいるむ」と聞くたびに赤面しちゃうんですけれど…なんでかは不明ですが。


MVPとサポーター考

JリーグのMVPに横浜の中沢が選ばれましたね。おめでとうございます。

サッカーファンの人には怒られる表現でしょうけれど、日本のサッカーはまだまだサッカーと言うゲームより、球蹴りという遊びの域から抜け切れていないと思っています。
Jリーグ発足当時は攻守ともに目も覆わんばかりで、攻撃は球を相手ゴールに向けて蹴って、運良く誰かがそれに追いついてくれることを祈るだけで、知的な作戦など皆無でした。最近それはほんの少しだけ変わってきていて、Jリーグでもトップを争うチームでは多少攻撃に知性が感じられるような場面も見受けられるようになりました。が、残念ながら守備に関して言えば昔も今も殆ど変わりはありません。北朝鮮のチームを「荒っぽい」などと評する人たちもいますが、日本のディフェンス陣も殆どが「手を使って止める」ことが常識化しているように思われます。そんな中にあって、中沢の守備のうまさはとても光っていました。ええ、今でも読売新聞の勧誘にだけは「地球が砕け散っても読売新聞だけは購読しない」と公言するアンチ読売の私です。読売の息がかかっていたと言うだけで、ヴェルディは速くJ2に落ちてほしいと願う私です。そのヴェルディにいた中沢も坊主憎けりゃ袈裟まで憎いんですけれど、中沢の守備のうまさは、そういう偏見を打ち破るに十分だったんですよ。
世界のレベルから見たらまだまだ十人並みなのかもしれません。しかし、先日の年間チャンピオンを決める浦和対横浜のような試合でも、守備は相手の服をつかんで振り回したり、相手の体へタックルに行ったり、もう低レベルの守備しかしていない人が多いんですよね。そんな中で中沢はとても光っています。そう思っていただけに今回の受賞はとても喜ばしいことだなと感じました。

それにしても、本当もっと全体的に守備がうまくなってほしいなぁと私は思います。
相手のチャンスはプロレスやラグビーと見紛うばかりの反則技でとめてばかりで、その試合が面白いですか。そりゃ自分が応援するチームが勝ってほしいと言う気持ちは分かりますけれど、そんな試合が面白いですか。私は反則に頼らない、技術のぶつかり合いの結果としての試合はとても面白いと思いますが、相手のチャンスを手で相手の服をつかんで邪魔をしたり、相手の足に向けてタックルに行ったりするような最低の守備をみて楽しいとは思いませんし、そんなことで流れが止まる試合も楽しいとは思いません。
勝っても負けてでも巨人が一面を飾る新聞が面白くないのと一緒で、どんな下手なことをしても自分のチームだからと見過ごすのは、本当にチームのためなのでしょうかね。例えば毎年トップクラスの動員数を誇る浦和のようなチームのサポーターが自分のチームの選手の一挙手一投足を見守り、良いプレイには歓声を、悪いプレイにはブーイングをしたら、その選手はそれなりに伸びるんじゃないですかね。またその効果がない選手をサポーターはそれでもサポートするでしょうか。するとしたら、選手も三流ですが、そのサポーターも三流なんだと思いませんか。
サポーターと言う人種が、自分たちを「12番目の選手」などと言って(いるやつは本当に存在するのか?)みたり、「サポーターあってのチームだ」と言うなら、自分の応援するチームの選手を育てるのはサポーターであると言うことを意識して、応援するチームの選手の程度の低いプレイにはきちんとブーイングすることこそが、本当の意味で自分たちのチームであり、自分も選手とともに戦っていると言うことになるのではないですかね。そしてそれがファンの正しいあり方じゃないんでしょうか。私はそう思うのですが如何ですか。


ちょっと参った(キーボード)

私は、一番良くできたノートパソコンはなにか?と問われたら、多分躊躇なく「IBM製」と答えます。仕事でも客先が漠然と他社製品を購入していたのをIBMに変えさせた経緯がありますしね。他社と違って「これ!」という目玉機能はないのですが、キーの配列、キーの打鍵感触などは特筆ものですし、兎に角基本性能がとてもしっかりしているのです。今は、仕事の事情でCD-Rを内蔵しているPanasonicのCF-W2を利用していますが、キーを打つ度に「IBMが良いなぁ」と思いを募らせて居るんですよね。CF-W2も良くできたパソコンではありますが、やはりコンパクトさとCD-Rを内蔵させるという事でキーが犠牲になるのは仕方がない事とはいえ、一番基本的な部分ですから、許せない部分でもあるんですよね。
噂によればIBMがパソコンの事業部を売却するとかそんな話が出ていますが、それが本当ならとてもショックな出来事ですね。そうなると、私の中ではPanasonicが一番になるかもしれませんね。

そのCF-W2ですが、アルファベットキーなどは少し狭いのですがまぁ許容範囲のキーピッチを保っています。が、ファンクションキーやIns、Delキーなどが小型化され、更には矢印キーとRollUp/Downキーが隣り合っているという最低のキー配列をしてくれたおかげで操作性はとても悪いものになっています。そして、先にも書きましたがCD-Rを内蔵するために、本体手前部分を広く開けなければならず、結果としてキーボード全体が縦方向にかなり圧縮されているのです。ですから、とても使い心地の良いデスクトップの標準的なキーボード又はIBMのノートパソコンを使い慣れてからこのCF-W2を使うと、とてもタイプミスが多くなります。縦方向での打ち間違いが増えちゃうんですよ。「U」を押すつもりで「7」または「8」を押しちゃうような、「N」を押そうとして「Space」を押しちゃうような、そんな感じです。
漸くそれにも馴れて、普通に打てるようになってきたのですが、最近はこちらでも書いていますように、PFUのHappy Hacking Keyboard Lite2を使っているのですが、そちらに安易になれてしまったら、またこのCF-W2のキーボードが打ちづらくなってきてしまいました。ストロークやピッチの問題ではなく、アルファベット/日本語の切り替えやファンクションキーの選択と言ったところで押すべきキーの位置が全く違うので誤動作の原因になっている訳です。特に困ったのが、日本語モードで「/」を打つときです。Fnキーの位置はどちらも殆ど変わらないのです。で、Happy Hacking〜では日本語モードの「・」を打って、F10の代わりのFn+0を押す事で「/」に変換されるのですが、CF-W2で日本語モードの「・」を打って、Fn+F10を押してしまうと、そこは「休止モード」が待っているのです。文字を半角にしたいだけなのに、パソコンが休止してしまうんですよ。こんなのやっていられないですよね。ま、めげていたらいつまでも慣れはしないので、何度でも失敗をして慣れていくしかないのは先日も書いたとおりなんですけれど、それでも、人文字のために休止、休止解除、無変換で確定してしまった文字列の削除またはせっかく入力した文字列の再入力なんてしなければならないのは苦痛ですねぇ…神様、今年は 宝くじを10枚買うので、当選金額は20億円の予定でしたが、一枚は当たらなくて良いです。18億300円で構いませんから、その分、早くキーボードに慣れさせてください。どうかお願いします…でも、この願いって靴下の中に入らないから無効ですか?

2004年12月13日(月) キーボード

先日、PFUのHappy Hacking keyboard Lite2を買って来た訳ですが、これが結構便利です。もともとそのキーを打つ感触は定評があるものなんですけれど、キーが少ないんですよ。ファンクションキーがない、テンキーがない、BSとDELがひとつのキーだったり様々なキーがFnキーと同時に押すということで省略されています。この上のタイプになると矢印キーもなくなってしまうんですよね。果たしてそれに慣れることができるのかというのが心配で今までこのキーボードに手を出さなかったのですが、慣れると結構便利です。タッチタイプをする人って言うのは、ホームポジションに手を置くのが基本として染み付いているわけです。Fに左手人差し指、Jに右手人差し指を置いて残りの指はそこからひとつずつずらしていくわけです。そこからそれぞれの指が受け持ちの文字キーを叩いていくわけですけれど、ファンクションキーやDELキーなどはそのホームポジションから指が離れてしまって非効率的といえば非効率的だったわけです。ところがこのキーボードはファンクションキーはFnを押しながら数字キーを打てば良い訳で、これはとても具合がいい。BSとDELがFnで切り替えというのは最初は戸惑いましたが、Ascii配列ってそんなじゃなかったでしたっけ?

実際にMac(Quadra700)を使っている時はAscii配列のキーボードを使っていて、仕事ではJIS配列のキーボードを使っている。配列は似て非なるものでも、自分の中で慣れてしまえば自然に正しいキー使いをしていましたから、これでもできるだろうとは思っているんです。でも、最近はこのPFUのキーボードを使うことが多くて、昨日久しぶりにノートパソコンに触ったのですが、Controlや半角/全角切り替えを操作しようと思ってかなり大変な思いをしていました。まだ慣れて自分のものにしているってところまで達していないので、中途半端になっているんですね。早く慣れてしまいたいものです。

兎に角、ホームポジションから手を移動することなくキーが打てるということがこれだけ快感だとは思わなかったですね。それと余計なWindowsキーとかがないのもうれしいですし。ControlキーがAの横にあるのはちょっと慣れないですけれど(Unix使いじゃないので)まぁ仕方ないでしょう。これに慣れてきたら無刻印のキーボードでも購入計画を立ててみようかなぁ…無刻印(キートップに文字が書いていない)のキーボード、やはり一度は使いこなしてみたいなぁと思うものですねぇ…

2004年12月12日(日) 組み立てで必死でした

(実は12月13日に書いています)
12月7日に「電源ユニットが…」で、先日まで現役として使っていたパソコンを売るために再組み立てをして通電をしたら電源ユニットがだめになったという話を書きました。

しばらく時間を置いて再度通電して見たのですが生き返ることはありませんでしたので、この電源はもう諦めるしかないと結論をつけて、改めて店やオークションなどであれこれ探してみたのですが、ベアボーンのこの小さな筐体に入る電源は数種類あるようで、また、形が同じでも微妙に性能が異なるみたいなのです。ですから、物を手に取ることなく取引をするオークションでは危険が多すぎると判断をし、結局のところ、もう一台ベアボーンを買って、そこから電源を掠め取ることにしました。どうせ買うなら、その新しい方で作って渡すというのも選択肢としてはありますが、単純に電源を移し変える方が作業が何倍も楽というだけで、電源ユニットを移植することを選択しました。
しかし、実際に購入する前に試さなければならないことがあります。ええ、「なんで電源が飛んでしまったか」を確認しなければなりません。何万円かをだして電源ユニットを取り付けて、電源を入れたらすぐにお釈迦になったでは洒落になりませんからね。
幸いなことに、私のところには、わたしがMacからWindowsへ乗り換えた第1号機、Windows95が載ったデスクトップパソコンがまだとってあるんです。これなら壊れても痛くないので、これを分解してCD-R(生意気にも)などから電源をはずして、今回組んだCD-R/RWやFD、HDに電源を取り付けて通電してみることにしました。これで電源ユニットが壊れたらどれかの装置が壊れている。異常がなければ電源ユニット単体の異常だったと判断できるでしょう。今回の組み合わせで、実はFDユニットだけはこのWin95の筐体から取り外してくっつけたものですので、一番疑うべきはこのFDユニットでです。ですから、まずCD-R/RWとHDのみで通電テストをして異常がないことを確認し、改めてFDユニットにもケーブルをセットして通電をしてみました。結果、まったく問題なし。前回のトラブルは電源ユニット単体の異常と判断してよさそうです。そうなると残念だなぁって思うのは、この組み立てをあと半月ほど早く行っていたら、電源が壊れたのは保障期間の中って事で保障してくれていたかもしれないなぁと思えることなんです。ま、マーフィーの法則じゃありませんが、「電気製品は保証が切れてから壊れる」と思うしかないでしょうね←いや、私が武将をして全部後回しにした結果だ。とも言えるのですが、無視無視。
そういう訳で、早速お店でベアボーンを買ってきました。やはり電源ユニットの規格は、3.3Vや5V、12Vそれぞれの容量が微妙に違います。3.3Vで7Aの違いって事は23W程の許容量の違いがあるってことですかね。まぁ3.3Vに余裕があって5Vに余裕がないという感じでしたが、古いものも新しいものも、CPUなどの使用条件が同じものでしたし、今回はCPUはCeleron2.4GHzと消費電力はそんなに多いものではないので、問題ないだろうと判断しました。
帰宅して早速電源を入れ替えて組み立てて通電してみました。絶対に大丈夫!と自身はあるもののやはり緊張しますね。でも、何事もなかったかのように起動して、セットアップに入りました。セットアップに入ってしまえばXPの場合は殆どお任せで終わるので、こちらはただ要求されたキーを押すだけみたいなものですから楽ですし、もうこれで終わったと安心できるものです。
…ところが、インストールが終わって再起動をすると、BIOSからのメッセージが表示されてWindowsXPというロゴに切り替わる時、普通はすんなりいくのですけれど、こいつは「ガガガガ…グゲゲゲゲ…ゴゴゴゴゴ」と如何にも「今にも壊れるからな。覚悟しろよ」とでも言いたげな音をしばらく立てて、それから漸く起動するんですよ。それも最初に起動メニューが表示されて、WindowsXPで起動するかWindows2000で起動するかを選択しろと聞いてくるし
それで、chkdskをかけてみると途中でハングアップしちゃったりするんですよ。それがなくても、こんなに不安な音を立てて1分近くも使う人を脅すようなパソコンを「できましたぁ」とお渡しするわけには行かないですよね。そんな訳で、本来の要求仕様はHD40GBだったのですが、こちらであまっている120GBに換装することにした次第。
120GBのHDに変えて、パーティションを40GBと残りに分けて、改めてXPをインストールしました。マザーボードはビデオボードなどのドライバのインストールも全て完了したのは朝方の4時。まぁほかの事もあれこれやりながらではありますが、そんな訳で雑記を書くのも忘れていたって事なんですよ。←長い言い訳でした。

パソコンをくみ上げる時に、いつも「どうしよう」と悩むのは

  • そのHDにパーティションを切るかどうか
  • 切るとしたらCドライブの容量をどれくらいにするか
ということです。
一般的なのは「Cドライブはシステムが使うドライブだからシステムが使う最低限で良い」というものでしょうか。そうすると8GB位なんですかね。でも、何某かのソフトをインストールするとそのインストール先は標準でCドライブのProgram Filesになります。そうするとどんどんCドライブが圧迫されます。更にOSの作業用Tempファイルなども全てCドライブに設定されますから、本当にそんなに小さくていいのか?と疑問に思います。ある程度知っている人なら、インストール先をDドライブに変えるとか何か工夫をするのだと思うのですけれどねぇ。そんな訳で、120GBという動画を集めたりしなければおよそ十分すぎる容量があるHDなら、Cドライブは十分な大きさを持たせた方がいいのではないかと思って40GBとしたわけです。40GBといえば安売りのデスクトップや多くのノートパソコンのHDの全容量に匹敵するサイズですから少なすぎることはありますまい。それを使ってもまだ80GB程の遊び領域があるわけですから、これでいいのかな?と思うのですが、皆様はどう思われます?何か意見をいただけたらうれしいんです。
先日自分のためにくみ上げたパソコンは120GB×2台を搭載していますが、それもやはりCドライブは40GBで、ソフトを気兼ねなくCドライブに放り込めるようにしました。その残りをDドライブとして、細々した区分けはフォルダで行うことにしています。残りの120GBHDはパーティションを切らずにEドライブとしてHDDレコーダ用フォルダとしていますが、先日買ったAdobeのPhotoshop elementsのバックアップ用ディスクとしても使っています。もっと効率の良い使い方あれば知りたいものです。

2004年12月11日(土) ニュースから / 周期的に思うこと

ホイールクレーン車に欠陥。リコール
タダノ製大型クレーンで死亡事故が起きた件で、同社社長らは「欠陥があったと認めざるを得ない」と記者会見をし、リコールの届出を行った。事故で妻を亡くした遺族は「欠陥車という凶器が道路を走っている。私のような思いをする人を二度とささないでほしい」と語った。

これは、運転席とクレーンの操縦席が一体になったホイールクレーンと呼ばれる車種で、クレーンの操作性を浴するため、運転席にも回転する機構があり、本来はどちらの向きになっているかをセンスするスイッチがついているのですが、それが故障した格好で、向きが感知されず、ハンドルの操作が逆になった結果、ホイールクレーンが走行中に左に寄ろうとしてセンターラインを超えて対向車とぶつかり運転していた女性が死亡したという事故が発生したということなのです。
この話はこの様な記事でしか確認ができないのですが、どうも腑に落ちません。
遺族の方の言葉は誰に向かって言っていることなのでしょう。三菱のように欠陥を隠したまま生産を続けた結果としておきた事故になら、メーカーに向かって言うその言葉は正しいと思います。しかし、今回の事故には当てはまるのでしょうか。われわれ免許を持つものは、始業点検を行う義務を負っています。その車のタイヤは溝がきちんとあるか、異物が挟まっていないか、灯火類は正しく点灯するか、ブレーキはきちんと利くか、そういう事をきちんと確認してから運転を始めるのです。それを本当にするかしないか、どこまでするかは運転手の問題でありますが、やったかやらないかにかかわらず、その点検の義務は負っていますし、それによる欠陥の発見ができなかったことは一重に運転手の責任です。
今回の事故は「走行中にセンターラインによりすぎたクレーン車が左に戻ろうとハンドルを切ったら右に動いた」その原因は「運転席がどちらを向いているかをセンスするスイッチが壊れていたため、前を向いているのに、後ろを向いていると判断され、ハンドル操作が逆になった」というもので、壊れていたなら最初から運転すべきではない問題ではないかと思うのです。また、大型トラックの法廷速度を守っていなかったからこそ起きた事故ではないかと思うのです。そうであれば、それはメーカーの責任ではなく、運転手の資質問題でしかないわけですね。
運悪く、そのスイッチが走行中に壊れ、突然運転席の向きが突然逆と判断されて事故につながったとしたら、確かにそれは欠陥のある設計だったのかもしれません。そのスイッチが壊れたときの安全確保がなされていなかったというのは問題ではありますし、なぜスイッチが壊れるようなことがあったのか、それは解明の余地はあるでしょうね。でも、素人考えではありますが、そういうスイッチって単純なリミットスイッチですよね。ある位置に来たらスイッチが押されるか離れるかして、入り切りを判断する単純な装置だと思います。単純だからそんな簡単に壊れるはずがない所。それでもそれが安全にかかわってくるところなら、二重三重に安全対策を講じるべきなのですけれど(軍需のものなら間違いなくそうなっているでしょうね)、それがなされておらず、壊れるとも想定してなかったというのが今回の事故の原因だったという事なのでしょう。そうだと認める部分があるからメーカーはリコールを提出して対策するのでしょう。しかし、私は思うのですが、それでも、今回の事故は資質のある運転手なら事故は防げていたと思います。何もブレーキを踏んだら加速したというわけでもないでしょう。素人の運転じゃないんだからそんなに急ハンドルを切る事もないでしょう。まぁ左に行くつもりがどんどん右によっていけば頭はパニックになってハンドルをどんどん左に切ってしまうかもしれません。
私の経験ですけれど、昔自分の車にターボタイマーをつけましてね、これはエンジンを切ってキーを抜いても、エンジンの排気管につけた温度計の温度がある規定に下がるまでエンジンを回していてくれ、温度が下がってから切ってくれるという装置なのですが、安全対策として、サイドブレーキにも配線が行って、キーが入っていなくてエンジンが回っている状態のときにサイドブレーキを解除されたらエンジンが止まるようになっているのですが、そこは私が手抜きでつけたものでしたので、サイドブレーキの配線をしていなかったのです。結果、あるところでトイレ休憩を取って出発したとき、私は見事に鍵はズボンのポケットにしまったまま走り始めてしまったのです。その結果、しばらくは普通に走っていたのですが(温度検知式のため、走っていたら温度が下がらないのでエンジンは止まらない)、あるところでハンドルを大きく左に切ったら、ハンドルがロックしてしまったんです。そりゃそうですよね。鍵をかけていなくて、ハンドルを大きく切ったらロックされるようになっているんですから。ロックしてしまったハンドルは当然動きません。車は左のガードレールめがけてまっしぐらです。そして運の悪いことに、私の車が向かっているところはガードレールの隙間で、そこからは数m下の川へ転落ということになりそうな感じでした。でも、私はそこでブレーキを踏む事ができましたよ。結果、落ちずに済みました。
今回の事故だって、ハンドル操作だけで何とかしようなどと思わずにおかしいと思ったらブレーキをかけるという選択肢があったはずなんです。大型の、それも鉄の塊のクレーン車という凶器を扱っているという自覚に欠けていたのはメーカーではなく運転手じゃないのかなぁ。

先にも書きましたようにメーカーにまったく責任がないというつもりはないんですが、メーカーの責任より今回は運転手またはその属する企業の問題じゃないかと思ったわけで、「欠陥品という自動車」が走っているのではなく、「欠陥貧という運転手が運転している」ということなのではなかったかと思う気持ちでもやもやしている次第です。

バイクの二人乗り、首都高の35%は引き続き禁止
道交法の改正で来年4月からバイクの二人乗りがかいきんとなるが、首都高速の35%に当たる区間で、カーブが多く死亡事故が多いとの理由から、東京と公安委員会は、その35%の危険路線を引き続き二人乗りは禁止することを決めた。

バイクのりの長年の夢ともいえる二人乗りでの高速道路走行がついに解禁を迎えるんですね。それはめでたいことですが、こういう意地の悪い禁止措置って言うのは腹が立つなぁ。
Carrozzeriaのカーナビを使って厚木方面から筑波方面へ行こうとしますとね、まぁ東名から首都高速に入って常磐自動車道へ抜けるよう指示が出る訳ですが、まぁ首都高速は渋滞していますでしょ。そうすると先が渋滞しているからこの出口で降りなさいと指示が変わるわけですよ。それにしたがって降りると、ほんの少し下の道を走ったと思ったらまた首都高に乗れと指示が来て、少し走ると降りろ、乗れと勝手なことをほざくんですわ。あのね、1回乗るたびに700円取られるんですよ。わかってんの?それとも公団にそういう風に作れと圧力でもかけられているの?と疑いたくなるような道案内をしてくれる訳です。
バイクが危険だからこの区間は二人乗り禁止とか、じゃあ そこで降りたら、その先に行きたい人には途中で降ろされた証明書でも発行して、その後はまたただで乗れるような策を講じてくれるんですかね。カーブで危ないって言うのは二つあって、一つは自爆をするタイプで、一つは危険な車の犠牲になるタイプ。自爆は自分の責任でやるんだから勝手にすればいいです。それよりバイク乗りの立場に立って首都高を走っていると怖いのは走り屋もどきの無謀なクルマです。腕もないくせに車の性能に乗せられている無謀運転手の多い事と言ったら…そういうのをしっかり取り締まってくれるだけでも走りやすさなんてかなり違うんじゃないですかね。それとか首都高を一方通行にしちゃうとかね。二人乗りを認めたのならそれに合わせて状況を変えテイク必要があるんじゃないですかね。バイクは体が露出しているからより危険な乗り物であるという認識は今初めて分かったことじゃないでしょ。それを知りつつ二人乗り解禁としたんだから、危険だから禁止とはおかしいんじゃないんでしょうかね。危険な箇所だったら危険じゃなくする努力をしたらどうでしょうか。

トヨタの国内シェア44.1% 過半数も目前
トヨタ自動車の1月〜11月のシェアは44.1%となり、10月は逆輸入車も含めると49.4%を記録した。

トヨタのクルマって確かによくできていますよね。一時期不本意ながらカローラワゴンに乗っていましたが、カローラのくせに、バンとの違いは後部座席の厚みとリアクォーターウィンドに横棒が入るかはいらないか程度の差しかないクルマを「ワゴン」などと言うくせに、エンジンは静かでよくはしるし、燃費も悪くないし、まぁ乗っているのは楽だったなぁとは思いました。でも、へそ曲がりの私はそういうところが気に食わないんですけれどね。
日産とかもがんばっていると思っていましたが、結局三菱が失ったシェアは全部トヨタに回ったようなものなんですかね。
なにかね、誰かがトヨタといえばみんながトヨタに乗って安心ってすごく危険な状態ですよね。いつ誰が ハイル・コイズミって言うか分からないですもん。まぁコイズミじゃあ一笑に付されておしまいでしょうけれどね。
最近の日産、フーガとか面白いの作っているじゃないですか。でも、ちょっと誰に買ってほしいのか良く分からない車ですけれど。でも、外から呼び寄せたデザイナーさんはがんばっていろいろなものを作っているみたいで、私は期待しているんですけれどね。せめて三菱が失ったシェアはホンダと日産で分け合ってほしいものだなぁ。それくらい検討してくれて、面白くなるんじゃないんですかね。




周期的に思うこと

雑記を書き始めたばかりの2002年1月11日の「Netscape使いは肩身が狭い....」でも書きましたし、その後も同じような話を書いたかもしれませんが、定期的に思うことがあります。言いたいことは代わりません。
「せっかくよい文章を書いていらっしゃるのに、その凝った装飾、デザインのために非常に読みにくくなっているページがあるのが非常に残念だ」と言う事です。
文章の質は上々なのに、色使いが派手すぎまたは地味すぎて見難かったり、虫眼鏡でも必要そうなものすごく小さなフォントを指定していたり、ブラウザに依存した機能を使って、他のブラウザの人にはまったく見ることができなかったり…
本来のHTMLは、論文などの文章構造を論理的に表現するものであったと思いますが、4.0xからはさまざまな装飾をスタイルシートによって提供するという形で柔軟に対応するようになった訳ですから、それを否定することはないのだと思うのです。それでできるさまざまな装飾は楽しんだらいいと思います。しかし、こんなところに例として持ち出して申し訳ないのですが、ものすごいアクセス数を誇る、かおるさんの「Kaoru's Diary」もIEで見れば本文は緑色で見やすい文字なんですけれど、FirefoxやNetscape7.xで見ると赤くて米粒のような文字で表示されてしまうんですよ(勝手に引用してごめんなさい)。
IEでのView  FirefoxでのView

文章はとても軽快で考えさせられて楽しくて魅力たっぷりなのですが、この設定はどうよと思ってしまうのも事実ですね。同じようなサイトはたくさんあります。最初から言っていることですが、イラスト主体のデザインを見せるページなら兎も角、テキスト主体のページはデザインよりも「誰にでも読めること」が一番大切なんじゃないんですかねぇ…

もう一つ不思議だなと思うのは、投票についてです。
日記才人などの投票をしてくださいという事自体に文句はないのですが、同じものへの投票ボタンを複数個設けて、それをメッセージが変わるボタンなどに設定してあるのは如何なものなんでしょうかと思います。
だって、エンピツだって日記才人だって同一人物の同一IPからは単一の投票とみなされる訳でしょ。だったら、一つあればいいじゃないですかね?なぜ、何回も何箇所もそんな投票ボタンを設けなければならないのでしょう。特にエンピツの投票ボタンの多くは押すと「エンピツの投票を受け付けました」なんて別窓が開いたりするので鬱陶しい事この上ないんですよね。1回は良いですよ。でもなんで何回もさせるんだよ!と言いたくなっちゃう訳ですよ。どうか、心当たりのある人は、その辺りの理由を聞かせてくれたらうれしいなぁと思うのです。よっしゃー!と思う方、よろしくお願いいたします。

2004年12月10日(金) バイオリズムではないけれど、何か買い物の波が…

はぁ…
*sigh*
はぁ〜
*sigh*

ため息が一杯出てきます。
バイオリズムのような波が生活をしてるとあるものなんでしょうか。何をやってもうまく行くとき、行かないときがあるように、類は友を呼ぶように、物事には波があるのでしょうかね。
昨日、うちにLeicaIIIaがやってきたばかりなんですが、今日、そのフィルムを無謀にも現像に出して来たんですよ。多分みんな真っ黒でまともになんか写っていないと思うんですけれど、何処かで試して見なければ成功か失敗かも分からない訳ですからね。ええ、数百円は無駄になるとは思いますが、まぁそれだけですから良しとしましょう。そう思って近くのカメラ屋さんに現像を出した訳ですよ。普通ならそのまま帰っちゃうんですけれど、今日は何気なく店の中をぶらりと一回りしちゃったんです。そしたらね、こいつと目が合っちゃった訳。


愛しの・・・


あらあら、恥ずかしがってそっぽ向いちゃって。こっち向きなさいってばさ

Nikon SB-800


中古品の展示棚の中にあったのはNikonのスピードライトのフラグシップSB-800でした。定価\60,000で、ヨドバシなどでも新品の価格は大体\50.000位ですし、オークションに出品されるものも大抵は4万円台まで跳ね上がってしまいます。しかし、ここにあるのはオークションではなく早い者勝ち、見つけたもの勝ちの店頭販売で、値段は\32,000なんですよ。新品ならSB-600が買える値段程度という感じです。どうしようかなぁ魅力的な値段だけど、貧乏だしなぁと考えていたのですが、店員を呼んで棚を開けてもらい中を検分すると殆ど傷もない新品同様のものです。魅力的だなぁと悩んでいたら、店員が一言「うちの店にはD70ユーザーが多くてね。これは明日にはなくなると思いますよ。」…そういわれたら買うしかないですよね。えぇ、スペースシャトルに乗って成層圏から飛び降りたつもりになって買いましたとも。

デジカメには内蔵のストロボがありますし、銀塩のF801にはSB24という当時のフラグシップのストロボがあります。そんなストロボがなんで必要なんだ!と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。これは難しいんですけれどね、価値観の問題といってしまったらそこで話はおしまいですから説明をしようとがんばってみますとね、兎に角多くの人がカメラに求めるのは「手軽さ」だと思うのです。手軽に片手で持って写せること。手軽に何も考えずに写せること。だからコンパクトなデジカメがもてはやされるし、手ぶれ防止機能などが搭載されたりする訳ですよね。それはそれで良いんです。それも一つの方向だと思います。私が「むにゃむにゃ」ページに載せている去年の写真を撮ったカメラはPanasonicのDMC-FZ10という手ぶれ補正機能を搭載したカメラでした。十分恩恵を受けましたよ。それを否定するつもりはないんです。でも、ストロボをできるだけ焚かずに自然な光のままで写したいと思ったら、暗い所ではスローシャッターとなりぶれやすくなります。それを防止するためには三脚なり一脚が有効ですし、明るいところでも暗いところでも影をコントロールして見やすい画像を作るためにはストロボをうまく使うことが有効なんですよ。カメラに内蔵されたガイドナンバーの低いストロボでもある程度のことはできますが、たとえば人を写すときにはストロボを上または側面に向けてバウンスさせてやるとか、ストロボを複数つないで多方向から焚いてやるとかすると見違えるような画像が撮れる訳です。手軽にパシャパシャと撮る写真もそれはそれで良いのですが、なにかここは一発決めてやろうと思ったときには、そういうことに対応できるストロボが一つあるととても便利なのです。また、この手のストロボがあると本当の真っ暗闇の中で対象物にフォーカスを合わせてストロボ撮影をするという芸当ができるので、それも便利なんですよ。私は今までもストロボを2灯、3灯シンクロコードでつないで同調させ、それで撮影をするなどということもしてきました。一度そういう楽しさを味わうとどうしても、この手のストロボがほしくなってしまうんです。ええ、SB24が使えるなら問題は何にもなかったんですが、残念ながらSB24はD70との組み合わせでは、せっかくのTTL調光機能も使えず、マニュアルモードでしか使えないんですよ。そんな訳でいつかこれが買える日を夢見ていた訳です。
本当は、今オークションに出品されているLeica用のレンズがほしいなとひそかに狙っていたのですが、これも運命というか流れというか、私に買ってほしくてそこに陳列されていたのでしょうから、これはこれで受け入れて使い倒そうと思います。でも、出費する波はそんなに続かないでほしいなぁと思う次第です。

2004年12月09日(木) Leicaで撮影をしてみました

Leicaで撮影をして見ました。

これを読む前にぜひ、「むにゃむにゃ」ページの「Leicaがやってきた」と「Leicaをいじってみました。」を見てやってください。



兎に角、そこにカメラはあるのですから、まずはいじってみましょう。だめでいいです。いじってみてわかることもあるでしょう。そんな軽い気持ちでいじってみました。
賞味期限の切れたフィルムがありましたので、気軽にそれを装填してみたら、なんとなくうまく装填ができました。確かにベロの部分が長すぎるので、少しは切った方がいいのでしょうね。兎に角、ふたを開けてリールを取り出して、フィルムの端をそのロールのスリットに差し入れて巻きつけます。この巻きつけが足りないとフィルムはうまく引き出されず空回りをするようです。兎に角、それが成功か失敗かは別にして、とりあえずロールに巻きつき、巻上げができるようになりましたので撮影をしてみた次第。今日は兎に角適当に動かしてみて、動作を知るのが先決なので、本当に映っているかどうかは問題としていませんでした。それでも、最初のフィルムですから、真っ黒であることを覚悟して明日現像に出してみます。その結果がどう出るか楽しみです。

「Leicaをいじってみました」を書くまでは、もしかして壊れているんじゃないか?と思ったシャッタースピードの調整ダイアルですが、これはフィルムを巻き上げた状態で合わせるのだということに気付きました。

Leica Shutter Speed Dial


フィルムを巻き上げた状態でシャッタースピードを設定すれば正しい速度が出るようです。

Leica SlowShutter Speed Dial


スローシャッター(1/20〜1秒)は上面のダイアルを20-1に合わせて、前面のダイアルでスピードを設定するのですが、どうもスローシャッター部分はちょっと設定時間より開放時間が長めのような気がします。
カメラを構えて、一番右側にある大きなダイアルを刻印された矢印の方向に回すとフィルムが巻き上がるのですが、このとき左端のパトローネ側のフィルム巻き戻しダイアルとシャッタースピードダイアル、そしてシャッターが一緒にくるくる回るのがとても面白いですね。撮影が終わったら、シャッターボタンの前にあるレバーをRの方へ移動させると、巻き上げダイアルが開放され、巻き戻しダイアルを回してフィルムを巻き戻すことができるようになります。今までCONTAXのS2やNikonのFEなどでクランクが出てきて巻き戻すものはよく使っていましたが、その楽さと比べ、ダイヤルを回す方はちょっと大変な感じがします。
撮影をし終わった後で気付いたのですが、巻き上げダイアルの外側に刻印されているのは、フィルムの撮影枚数を表しているんですね。←こんなことくらいすぐに気付けよと、今は思います。

最近の露出計を内蔵し、適正露出がファインダー内で分かるような仕組みのカメラに慣れてしまっていると、それがないのは結構大変な思いがあります。しかし、まぁ別に露出計は持っていますし、慣れてしまえば経験でシャッター速度と露出を決めるのも面倒ではないでしょう。
ちょっと使ってみて感じたのは、最近のデジカメなどのように「軽薄短小」を追及したカメラではなく(いや、当時としてはそうだったかもしれませんが50〜70年前のものですからね)、手にずっしりと重さが残り、それが存在感を主張し、更にかっちりとした作りなのに丸みを帯びたフォルムがかわいらしくて、その各部の動きが見ていて楽しく感じます。持つことが楽しい、カメラであることは間違いないようです。あとはどう写ってくれるかですね。

2004年12月08日(水) ジャム

最近食べたジャムなんですけどね…

さくらんぼジャム

蔵王高原農園の「もぎたて果実山形産さくらんぼジャム」
これ、実は台所の奥深くディープスペースに紛れ込んでいて、気付いたら賞味期限を一日過ぎていました。慌てて食べているんですけれど、これはとてもおいしいです。
さくらんぼの粒がそのまま入っていて、甘酸っぱくてパンに山盛り塗って食べてしまいます。これはお勧めです。

あずきジャム

有限会社フォレストの「(オホーツクの自然塩使用)北海道あずきジャム」
「あずきジャムぅ〜!?」って「?」が幾分大きな感じで試しに買ってみました。
届いた中身をのぞき込んでも「普通のあずきじゃない?」って感じでした。まぁここまで小豆に近い外観なら、食べてびっくりの味ではなかろうと食べてみましたが、感想としては「これ、どこがジャムなの? あずきそのものじゃん」って感じでした。これなら小豆缶を買った方が安上がりだなぁ。

先日、兵庫の方からイチゴジャムをもらったのですが、それは値段や包装から見ても特別なものではないと思うのですけれど、イチゴの粒が大胆に残っていてとてもおいしいものでした。こちらではイチゴの原形をとどめないジャムが多いだけに地域によって違うものなんだなぁと思った次第。
皆様のところにはどんなジャムがありますでしょうか。興味のあるところです。

2004年12月07日(火) 電源ユニットが…

連日のパソコンねたで申し訳ないのですが…

先日組み立てたパソコンも順調に動いているので、そろそろ今まで使っていたパソコンを、買ってくれる人の要望通りの使用に組み立てて持っていこうかと重い腰を上げたんですよ。

今までの作業としては、古いパソコンの筐体と電源、FDユニットを流用して、先日まで使っていたサーバーから120GBのHDを二つ取り出して、新しく買ったマザーボードとCPUとメモリに友人からもらったDVDをあわせて古い筐体で一つのパソコンを作って、古いパソコンに入っていた40GBのHDと、更に古いWin95のパソコンからFDユニットをはずして先日まで使っていたサーバー機に取り付けてこれを売るという手はずだったのです。

すでに古い筐体でのパソコンは稼動しておりますので、今日は古い筐体に入っていたHDのデータを一応バックアップして、そのHDと古いパソコンから取り外したFDユニットをつけてくみ上げて、OS(XP Home Edition)を入れることだったのです。
120GBのHDがある訳ですから、高々40GBのHDには言っているデータのバックアップなんて簡単なものです。悩むことなんかぜんぜんありません。古いパソコンからのFDユニット取り外しも、それらをくみ上げるのも何の問題もなかったんです。
でも、さあ、セットアップと電源を入れたら「バチ、ブチブチ」という音とともに電源部から異臭がしました。なにか極性を間違えたのでしょうか。
電源がもしかして壊れてしまったのかもしれません。今のところ電源は復旧しないようです。それにしても極性を間違えたつ森はないのですけれど、何が悪かったのでしょう。

一応パソコンショップへ行って、同じような電源ユニットを売っていないか調べてみたのですが、もともとベアボーンについている電源は、普通のATX用マザーボードに使うような電源ではないので在庫がなく、更にメーカーへの問い合わせも時間がかかる模様です。静穏設計の電源ユニットを見ると1万円から上限なしという感じの値段設定ですから、この電源も同じような値段がすると乱暴に仮定したら、一番安いベアボーンを買って電源だけ取り出して流用するというのも一つの手かもしれません。オークションで安いものがないかと探してみましたが、残念ながら安いものはないようです。

ベアボーンの電源ユニット


実はこのパソコンが引き取られることを前提にパソコンを作っているので、壊れたから売れませんとなるととても困ったことになります。なんとしても、できるだけ効率的に修復をしないといけないんですよ。さぁ、どうやって対応しましょうかねぇ…

2004年12月06日(月) キーボード

気付けばもう師走。年末ですねぇ。
そんな訳で私の方もばたばた駆け回っており、毎日更新しているはずのこの雑記も、気付いたら日付が変わっていて一日空いてしまったとかそんな状態になっています。先日仕事の納品のために、70時間近くを睡眠時間1時間半で切り抜けた後は、さすがに年齢のせいかなかなか疲れが取れなくて居眠りする時間が増えているのも影響しているのかもしれませんね。

そんな中、先日新しく組み立てたパソコン(デスクトップ)のキーボードが不調となりました。仕方なく店に探しに行ったのですが、最近のキーボードは派手ですねぇ。基本的なキーのほかに、ブラウザだのメーラーだのを起動するボタンやボリュームだとかマウスパッドだとか兎に角何でもつけて豪華にしちゃえって感じです。でも、私はそんなの要らないんです。普通に白亜紀の頃から存在しているような基本的なキーがついているもので良いんです。メーラーを起動したければそれなりの操作をしますし、ここにボタンがついていてほしいとは思いません。兎に角あれこれゴテゴテついたものはパス。でも、最近のキーボードでは、最低でも「Power」「Sleep」「Wake」なんてキーがついちゃっているんですね。私、これ大嫌いなんですよ。こちらは中途半端かもしれませんがタッチタイプでキーを叩く訳で、いちいち字面を見てキーを押している訳ではないんですね。で、そのキーを収めるために「Ins」や「Del」キーの位置が標準から下にずれているのも慣れないし、一段下に下がったおかげで「End」キーと「↑」キーの間に隙間がなくなってくっついているのも気に食わないのです。更に最近のキーボーでは「Windows」キーとやらまでついていて「スペース」キーがどんどん小さくなっています。フル装備のキーボードではタッチタイプをする人は右手親指でスペースキーを押すのは困難なんじゃないですかね。そんな感じで、選択肢が限られている上に、多少我慢できるかもとキーを叩いてみるとその感触が良くなかったりで、本当に満足できるものが少ないんですよ。
1時間くらいも粘って一つのキーボードを選びました。先の「Power」「Sleep」「Wake」のキーはついているのですが、値段と操作感とを考えて一番妥当じゃないかという線で選んでみたんです。ところがやはり使ってみると不便です。Delキーを押そうと思って別のキーに行ってしまうのがとても不便。安い割りにキータッチの感触も良くてそれにさえ慣れたら使えるのだけどどうしようと思っていてふと気付いたのです。今まで使っていたパソコンを引き取ってくれる人がいるわけですが、その人のところにはキーボードとマウスもつけてお渡しすることになっています。でもそのキーボードがないぞ。って事に。
そんな訳で店に行ってみると、そのキーボードはすでに売り切れていました。他の店も回ってみましたが、在庫量が少なく気に入ったものはありませんでした。悩んだ末に手を出したのが、PFUの「Happy Hacking Kyebodard Lite2(PD-KB210W/U)」だったんですよ。値段は結構高いので、最初は選択肢から外れていたんですけれど、ここまで希望に沿ったものがないとねぇ。キーボードはやはり入力するときの一番の肝ですから、これが使いやすいかどうかでこちらのストレスも違ってくるというものですから、多少贅沢をしないとなぁと思い思い切って購入しました。本当は、日本語刻印のないモデルにしたかったのですが、残念ながらそれは在庫がないということであきらめました。また、このシリーズの中にはキートップに一切文字が書いていない無刻印モデルもあって(link)、実はそれがほしいなと(最初は限定販売だったのですが、今は受注生産をしているようです)思ったのですが、このキーボード自身結構特徴のあるキー配列をしていますので、最初から無刻印モデルに手を出すのはちょっとねぇと躊躇した次第。


実際に使ってみると、ファンクションキーやテンキーが省略された分コンパクトなのですが、デスクトップのキーボードに使う以上それはメリットではないと思いますが、「Fn」キーを使ってタッチタイプできる範囲のキーにファンクションキーや矢印キーやRollup/downなどが割り当てられているのは、慣れてしまったらとても便利かもしれません。かなり入力効率が上がるのではないかと期待できます。ただ「Del」が「Fn」+「BS」なのには慣れが必要ですね。「Control」が「A」の横にあるのは別に初めてではないのですぐに慣れました。
できれば、このパソコンに出費するのはこれが最後であってほしい。もう十分に予想外の出費はしましたから…

2004年12月05日(日) お歳暮 / Leica

食料の買出しに行くと、盛んにお歳暮の勧誘をしているというか、大きなコーナーができていて、年末を感じさせてくれます。
私は親に感謝を込めて送る程度なのですけれど、先日のテレビでは、最近は「会社関係、親、先輩」の他「友人」にも送る人が増えているのだそうです。「お歳暮=お世話になった人への儀式的な感謝の気持ち」と思えば友達へ送るのもありなのかな?とは思いますけれど、ちょっと自分の世界の常識からは世界の果てへ一歩踏み出したような反則技だったのでちょっとびっくりしましたね。いや、「送り先=友達」と言われて、「そか、そういう手もあるのか」という程度ですが、言われなければ自分では絶対に思いつかなかった送り先だなぁと…でも、送っている人はお中元も贈っているんですかねぇ。ちょっと興味があるあぁ。
今年は喪中ですので新年の挨拶は辞退する訳ですけれど、お歳暮とかも辞退するものなんですかね?それとこれとは別でしょと思うのですけれど、真顔でそう聞かれると「本当に送ってもいいものか?それも相手は妻を亡くした父親だぞ」と思うと自信喪失。どなたかご存知の方教えてくだされば幸いです。


Leica

Leicaというカメラがあります。35mm(一番一般的な写真フィルム)の基礎を作ったメーカーという事や、古いカメラの「味」で今でも絶大な人気を持つカメラで、SONYの採用するCONTAXに対抗して(?)、PanasonicがLeicaを提携をしているのでもご存知の方は多いかもしれませんね。私も一時期PanasonicのFZ10を使っていましたが、「たかが家電メーカー」と思っていたのに、その優秀な色再現性などを目の当たりにして、やっぱりこれはLeicaを名乗るだけのことはあるのかなぁと漠然と思ったものでした。
ただ、本来のLeicaのカメラ自体は、とてもじゃないけど手が出るものではないという認識がありましたので、一切の資料収集も情報収集も行っておらず、単に「高い、雲の上のカメラ」という位置づけで流してきたんです。

ところが先日、ふとしたことから私の身近に一台のLeicaが現れました。
これも付け焼刃で調べたのですが、いわゆる「バルナック ライカ」と呼ばれるシリーズで、大体50〜70年くらい前に生産されたカメラのようです。このカメラボディにはIIIa〜IIIgまでのタイプがあり、最終型であるIIIgだと今でも25万円かそれ以上の値段で取引をされているようですね。ただ、そのa〜gタイプは素人には結構見分けが難しくて、ぱっと見ただけで「これは何」と特定することが難しいのです。私の身近に現れたカメラを見ますとシンクロ接点がないことなどからgではないと思われますし、製造番号から考えると、a〜c型のどれかかと思われます。持ち主が言うには、「かのロバートキャパが使っていたものと同じものだ」というのです。えぇ、ロバートキャパがライカを使っていたのは知っていますよ。レンズがNikonだったこともね。でも、カメラがライカのなんだったかなんて私は知りませんって。持ち主の方はもうこれを使うことはないので、討ってもいいという話をしてくれているので、こちらとしては買ってみようかと思っているのですが、そんな訳でいくらで買うのが正解なのかがわからないので困っているのです。
製造番号からも型はわかるらしいのですが、どなたかそのような資料を掲載したページをご存じないですかねぇ。または、私が鑑定してあげようなんて人がいたら大歓迎なんですが・・・

Leica


持ち主は「以前40万円で売ってくれという人がいた」とか言っていたんですが、何か特別なものがあるなら別ですけれど、普通の相場なら10万円未満かなと見当がついて一安心しているところです。ただ、相手がその相場で納得するかどうだなぁ・・・その前にそんな資金をどこから調達するかが問題だなぁ・・・(うつろな目)

2004年12月03日(金) IE嫌い / ニュースから

あー腹が立つ。
せっかく今日の分書いたのに全部消えてしまった。これはIEがバカだからですね(←やつあたり)。そして、IEのようなバカブラウザを使わなければならないのは、エンピツの機能がIEに依存しているためで、他のブラウザでは機能に制限がついてしまうためです。まだ利用し始めて半年ですが、まじめに引越し先を考えようかなと思い始めてきました。何の疑問もなくIEを使っているなら問題はまったくないのでしょうけれど、もともとから「可能ならIEは使いたくない」と公言している私のような者には、エンピツはやはり相性が悪いのかもしれません。


ニュースから


タイムスリップグリコ 人気雑誌の復刻をおまけに
懐かしいヒット曲のCDなどをおまけにつけて900万個の大ヒットとなったタイムスリップグリコですが、今度は懐かしい雑誌のミニチュア復刻版をおまけにつけ、北海道・東北地方を皮切りに順次全国に展開していくのだそうです。
尚、復刻される雑誌は、「ポパイ創刊号」「月間平凡」「少年画報」「花とゆめ」「鉄道ファン」「4年の学習」等を含めた9種類とシークレットの計10種類だそうです。

少年画報と花とゆめと鉄道ファンは見てみたいなぁと思います。
少年画報は毎月買っていましたね。「でこちん」が見たいんです。そのほかも懐かしいって思うでしょうね。花とゆめは創刊6号位から70年代の分は全部実家にストックされていると思います。でも、発表に使用された写真に写っている表紙は見たことがないんです。創刊初期の頃のものなら見てみたいですね。鉄道ファンは単に興味からです。古いものならそれなりに古い情報があるのかなと…でも、サイズがミニチュアになっても紙の厚さは変わりませんから、完全に全ページを復刻したというわけではないんでしょうね。結局期待はずれに終わってしまうような気がします。
今までの鉄人28号のフィギュアや音楽CDがおまけのものも集めたいという衝動に駆られていたんですが、フィギュアは置く場所がないし、音楽については何年、何十年という歳月を経て、思いがけず再開する懐かしい音楽は、そのときの思い出も思い出させてくれるわけで、そんなタイムカプセルのようなものを、ここでおまけとして入手するのはちょっといやだなと思ってしまった訳なんですよ。ですから買うのはやめていたんです。でも今回のは手を出してしまいそうだなぁ…

「大地」のミネラル水に雑菌 水道水の100倍
自然食品宅配会社「大地」が販売する、埼玉県神泉村の湧き水「神泉水(かみいずみすい)」を飲んだ消費者が「変な味がする」と検査機関に調査を依頼したところ、水道水の基準の100倍を超える雑菌が検出されました。同会は販売を中止し、回収を行っています。

農作物等は、収穫を得るために面倒を見るという労力を必要とします。それを手助けするのが農薬なのですが、労力をかけずに強力な効果を発揮するものが体に良いのかということで、自然農法とか無農薬というのが最近のキーワードになっているようです。しかし、農薬が減った分は人なりの手間がかかるということで、たとえば毎日雑草を抜くとか、虫がついていないか監視するとか、暑ければ、寒ければと状況に応じて対策をして漸く収穫につながるわけで、とてもじゃないけど兼業農家にできるものじゃないんですよね。流通に乗せる程の量を確保するのはとても難しいと思うのですが、結構宣伝文句としてあふれていることに疑問を感じます。今回の件は湧き水の問題で農作物とは関係ないというかもしれませんが、それらを扱う会社の問題という意味でつながりがあります。
ミネラル水は原水については水道水と同じ検査基準があるのですが、出来上がった製品には明確な規制、規則はなく、今回原水は何の問題もなかったけれど、それを採取して瓶詰めする工場に問題があり雑菌が混入したのだそうです。「大地」とは関係がないその工場自体のずさんな管理も困ったものなのですが、それよりも、大地という会社は「うちの食品は安全です」と宣伝をして会員を集めており、それは会員を代表して安全なものを届けることを趣旨としているはずです。
果たして、水の工場の管理もできないような会社に農作物の管理がどれ位できるのでしょうか。「この農作物は無農薬です」と生産者が言っても、本当に無農薬なのか、それとも実はちょっとごまかした減農薬なのか、それともまったく農薬を減らそうなんて考えてもいない普通の農産物なのか、それをどうやって見抜くのでしょうか。農産物に比べたら、機械や施設相手の水工場の管理の方がどれだけ楽でしょう。その楽な工場ですら管理しきれないこの会社に本当に管理能力があるのか私には甚だ疑わしいと思わざるを得ません。
ま、私は正直、この手の会社は前述の理由であまり信用していなかったので、会員の皆様ご愁傷様としかいえないんですけれど、心の中ではちょっと「ほれみろ やっぱりね」と思って鼻の穴が幾分広がっているかもしれません。

隣人に問題のある家を販売 業者に賠償命令
大阪府池田市の子供3人を含む5人家族の男性が兵庫県宝塚市に買った中古住宅で、隣人が子供嫌いでトラブルを引き起こしていたことを知らせずに売ったことは買い主に対する説明義務違反であるとして、購入費など2800万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪高裁は「重大な不利益をもたらす恐れがある事項を十分に説明しなかった」と認定し、隣人がいることで不動産価値が下がった分として456万円の支払いを不動産業者に命じたそうです。

2002年に購入したこの家に下見に行ったとき、隣人が「ガキがうるさい」「追い出したる」と言ってホースで買い主の家の中に水をまくなどして警察を呼ぶ騒ぎとなり、この男性は入居を断念しました。そして調べてみると以前住んでいた家族も子供がいて隣人とのトラブルがあり嫌がらせを受けていたのがわかったそうです。しかし、物件の報告書には「隣人とのトラブルはあったが今は特に問題はない」とされており、説明を受けていなかったということで、まぁ隣人が包丁でも振り回さない限りは裁判で規制はできないのかもしれませんが、それにしても子供がいるのに子供嫌いでこれだけ行動的な嫌がらせをする人が隣人だったら精神的に参ってしまいますよね。しかし、今回の裁判では隣人がいることで入居をあきらめた2年半分の不動産価値の減価分だけ面倒を見てやれという判決になったとの事で、不動産会社は「上告を前提に検討する」と答えているそうです。いや、これは当然でしょうね。問題はその隣人がいる事でトラブルに巻き込まれるとわかっている家を、そうだとわかっている不動産業者が説明を意図的にせずに売ったのがいいことか悪いことかということで、よくないことなら金を全額返せばいいし、そんなことはたいしたことじゃないという判断なら、そこに住まなかったのは買い主の勝手な都合ですから支払う必要なんかないんですよ。つまり、今回は2800万円を払うか、支払い義務はまったくないかの二者択一である訳です。456万円なんて、そんな中途半端な判断はいらないでしょう。
その人が昔からその町に住んでいるなら、その隣人も昔からそうなんだからとあきらめもつけられるでしょう。しかし、よその町からわざわざトラブルメーカーの隣に引っ越して来たいと思う人がいるとは思えません。私は買い主に同情します。というか不動産会社より、その隣人をどうにかする方が大事なんじゃないですか?

2004年12月02日(木) のんびりしすぎた日

明日から、また仕事はします(当然ですが)。そんな風に自分に言い聞かせ、今日は一日のんびりしていました。

まずは心行くまで惰眠を貪り、おきたらぬるま湯になっている(意識してそうなるよう夜のうちに一度沸かしてとめた)風呂に本を持ち込んでのんびり入って、出たら出たで今度はトイレの住人になってみたり・・・いや、のんびりするって気持ちが良いですね。それが終わって、気づいたら朝飯も食べていなかったし、もう昼は過ぎているしって事で、あまり腹に負担をかけないよう、鶏肉としいたけ等で和風野菜スープを作りました。それだけじゃ足りないかなとウィンナを焼いていたはずなのですが、気づいたらそこにも野菜を入れてこちらでもコンソメスープも土器を作っていました。ごはんに二つのスープがおかずってどう見たって辺なんですけれど・・・

午後はちょっとだけと思って始めた写真整理に没頭してしまって築地間を忘れてしまいました。もしかしたら途中で眠っていたかもしれません。そう思ってしまうくらいあっという間に夜になっていたんです。われに返ってから、少し机の上を片付けスキャナの位置を少し変えました。ええ、プリンタの隣(天板の上)から左端(天板の下、棚板の上)へ変えたのです。この隙間にノートパソコンを持ってきて配置したのですが、その時昨日までの状態だとパソコンを左端に置かざるを得ず、棚の支柱が邪魔になってキーがタイプしづらいのです。しかし今日の配置にすれば、天板の分上に持ち上がって使いやすくなるし、何よりも支柱が邪魔にならないのはいいことです。しかし、ノートパソコンの液晶画面と合わせて三つが扇状に開いているところは差し詰め三面鏡の前にいるみたいですね。

それにしても、Photoshop elementsってすごいです・・・うーんPhotoshop elementsがすごいというより、ここ数年の技術の進歩がすごいって事なんでしょうけどね。
兎に角、Photoshop 5.0LEなどで苦労して加工していたところが、こちらでは何の苦労もなくささっと加工できちゃうんですから。更にPhoto Albumの部分もあってよかったと本当実感していますよ。すでに1万枚近くの画像を登録して、今、一生懸命分類のための名札張りをしていますが、まだ途中であるにもかかわらず、結構探すのに役立ったりして自分の才能に酔いしれています←ソフトが優秀なんだって。才能関係ないし。

仕事が一段落したら、先日録画しておいた「座頭市」を見ようかと思っていたんのですが、ついつい見る気がおきませんでした。もともと、どうしても見たいというほどのものではありませんし、有名な「録画した番組は見られずに終わる」という法則が強力に働いているのかもしれません。
そういえば、明日はテレビで「スパイダーマン」を放送するそうです。私、冒頭から40分くらいはもう5,6回は見ているんじゃないでしょうか。もしかするともっと多いかもしれません。しかし、その後はまだ一度も見たことがないのです。私の通うジムで繰り返し放送をしているのですが、なぜか私がテレビの前へ行くとこの映画が始まったところで、私としては、この映画の途中から最後が見たいのに、その頃には有酸素運動が終わってテレビの前を去らなければならないようになっているんですよ。座頭市よりはこちらの後ろ半分の方が気になるんですよね。でも、CMでぶつ切りだと面白くなさそうだし、かといって半分見ている映画に普通のレンタル料金を払って借りるのももったいないし・・・さてさてどうしたものでしょうね。

そんなことを書いているうちに、また日付が変わってしまいました。困ったものです。ってことで今日はこの辺で。

2004年12月01日(水) 今日のパソコン

出張の帰りにパソコンショップへ行き獲物を買ってきました。

獲物は「DVI - D-Sub変換コネクタ」というもので、従来方式のモニタの画像端子を液晶モニタなどの新しいデジタル用端子につなぐためのものです。先日買ったビデオカードには両方の出力がついてマルチモニタができるって事でしたので、液晶モニタを余らせておくのはもったいないと思った次第。

マルチ画面

これがマルチモニタで表示した状態です。ひとつの窓を左右の画面の真ん中において見ました。左(テレビモニタ)は解像度が1600×1200、右(液晶モニタ)は1024×768なので、左右で大きさが違ってしまっています。最初は右の画面(左がメインで、右がサブ)へいけない窓があって、それはどこで制御しているんだろうと不思議に思ったのですが、うえの写真を見てわかるように、左画面の上半分くらいは右とつながっていますが、下半分くらいは右のモニタとつながっていない状態なんですよね。つまり右の画面に行くためにはマウスカーソルを右に動かすだけではなく、右の上半分から動かす必要があるということなのです。

せっかく1600×1200という広い空間を手に入れたのに、ほかの画面を見るために最小化したり戻したりが面倒だったり、せっかくテレビ機能もあるのに画面いっぱいにPhotoshop elementsを広げていたらテレビが見られないじゃないかとかそんな不満がこれで解決します。左でPhotoshop elementsを目一杯広げても、まだ右に1024×768の画面が残っています。これは愉快な感じです。でも・・・もしかしたら、液晶のほうをメインにしておいて、必要に応じてテレビモニタも使うっていうほうが政界なのかもしれないですね。いや、まぁそのあたりは使ってみて様子を見ることにしましょう。兎に角マルチモニタ環境ができましたって事で。

作業机の上

物置部屋の作業机です。
テレビモニタと液晶モニタの奥行きの違いよくわかりますねぇ。液晶モニタの裏にあるのはALTECのスピーカーです。

ALEC LANSING


まぁ自己満足の世界ですね。



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