先日届いたAJCCからのハガキで、AJCC前会長の松田二三男先生が亡くなられたことを知った。ずいぶん前の話になるが、AJCC写真展の持込パーティのときに、一度だけお話させていただいたことがある。背が高くてとても存在感のある方だった。私の持っているカメラ(ライカIIIfだったか?)をご覧になり、「(自分にとっては)ついこの間のカメラだ」とおっしゃっていたのが印象的だ。おそらく先生の中では、カメラの時代が、ご自分の体験された最も良い時期で止まってしまっていたのだろう。
棺の中には、どんなカメラが収められたのだろう? やはり、愛機のスバーブだったろうか?
謹んでご冥福をお祈り致します。
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