ガンモ&まるみのクラカメ日記

空耳/Music by shisyun
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執筆者:まるみ MAIL   ガンまる日記 もよろしく。


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日記才人

2001年05月27日(日)
どこに行ったのかわからない

 先週、ガンモと二人で福岡に出かけた。私たちはよそへ出かけても、まったくと言っていいほど観光というものをしない。たいていの場合は、その地域の古本屋(BOOK OFF)かジャンク屋(HARD OFF)かカメラ屋を回ることになる。

 だから、旅行から帰って旅先で何をしたかを思い出すとき、訪れた街の特徴がなくて困るのだ。それが4月に行った北海道での出来事だったのか、先日の福岡での出来事なのか、区別が付きにくいのである。

 私たちにとって福岡という街は、とても住みやすそうに見えた。中古カメラ屋さんもたくさんある。ちょっと遠いがジャンク屋さんもある。そして何と言っても大きなBOOK OFFがあるのは大変魅力的だった。

 また、福岡は音楽の街でもある。夜になるとギターを抱えた若者たちがどこからともなく集まり、駅のあちらこちらで演奏を始めるのである。全国いろいろなところを旅して回ったが、福岡ほど熱い街は他にないと私は思う。

 またゆっくり訪れたい街だ。



2001年05月13日(日)
コンタックスRTSのその後

 仕事仲間に貸し出ししていたコンタックスRTSが返って来た。彼女は撮影した写真を見せてくれたのだが、何とモノクロだった。
 彼女曰く、「モノクロのほうがごまかせるかなと思ったんです。」
 私は、「いやぁ、モノクロはごまかせるようでいて、ごまかせないんだよね〜。」と、かつて写真部の先輩に言われた言葉を口に出して言ってみる。

 写真は、室内で撮影されたもので、飲み会のような場所での人物写真だった。ほとんどの写真がピントも露出も合っていた。彼女はかなり実力があるのではないかと、大変頼もしく思った。

 コンタックスを使ってみた感想として、やはりこの手のカメラが欲しくなってしまったらしい。やはり、彼女を梅田の中古カメラ屋さんに案内すべきなのだろうか。



2001年05月11日(金)
カメラで心の中を語る?

 最近、カメラのページの更新をサボりつつあるのは、私が心の中の何かを投影させるために、音楽や文学の世界にひたり切っているからなのかもしれない。

 カメラで心の中を語ることはきっと難しいだろう。例えば、あの人はニコンFを持ち出しているから今はこんな気持ちなのだろう、などということは量りにくい。あの人はいつも標準レンズばかり使っているのに、今日は広角レンズだから、きっと気持ちが落ち込んでいるんだろうなんて、そんなこと絶対に有り得ない。

 そう考えてみると、カメラ仲間たちとの関係も、単にカメラという固体を通して会話をしているだけで、お互いの本心などは見せていないことになる。むしろ、写真という作品を通してのほうが心の中を語りやすいのかもしれない。



2001年05月05日(土)
声を掛けられ易い性質?

 私はどういうわけか、知らない人から声を掛けられることが多い。
 その中でも特に、観光地でカップルから「すみません、シャッター押してください」と言われることが一番多い。カメラを持ち歩いているせいもあるが、それでもガンモと一緒にいても私のほうが声をかけられるというのはどういうことなのだろう。

 しかし、だいたいにおいて、これで撮ってくださいと言われて渡されたカメラの使い方は良くわからない。押すだけでいいですからと言われても、責任重大である。オートフォーカスの機能をどこまで信用したら良いのだろうか・・・。いっそのこと私のカメラで撮ってあげますから、送り先を教えてくださいと言ったほうがいいのかもしれない。