とどすダイアリー 日記の目次|以前のログ(昔へ)|以降のログ(先へ)
いやはや目が回るほど忙しい1週間だった。業界の不況が長引く中で皆生き残りをかけて必死だからネゴがきつい。本日訪問した会社も200人規模の工場を閉鎖するアナウンスをまさに今日行ったとのことでピリピリしていた。
ここサンノゼで有名なのはシリコンバレーとスタンフォード大学かな?昨日の夕食はそのスタンフォード大学のあるパロアルトと言う街のトラディショナルなアメリカン。101から University Avenue に入るとそこはアメリカと言う感じじゃない。古い家が左右に並びヨーロッパとも言えるけど、パームツリーが印象的なのでマニラとかジャカルタの高級住宅街みたい。凄く高いんだそうだ。そして住宅街を抜けると瀟洒な商店街に入る。ここらもお洒落だなあ。とてもNYとは比較出来ない。列車の線路(パロアルトの駅)を抜けるとスタンフォード大学だ。東海岸から来ると異国情緒イッパイって感じだね。お食事はスペアリブ、ステーキなど美味しそうだったけど、今回はシーフードにしておいた。でも誘ってくれたお客さんを笑わせようと「ダイエット中だけど、デザートは当然ニューヨーク風チーズケーキ!!」って注文して4分の3くらい食べちゃった。アハハ
あー眠い。午前4時の目覚ましでベッドから這い出る。7時発のフライトで西海岸に出張だ。西のお客さんは絶対にワイシャツ・ネクタイをしないので荷物はなんかゴルフに行くのと変わらない。4時45分にアパートの玄関に出ると、いつものユンさんがリンカーンのリモで待っててくれていた。相変わらずコーヒーのサービス付きで韓国語・日本語を交えておしゃべりしながらJFKへ。アメリカン航空のチェックインはいつものとおりセルフサービス。端末の画面をタッチしていくと座席も、荷物も全部確認出来てボーディングパスが印刷されて出てくる。便利な世の中だ。757はまずまずの込み具合。朝早くから出かける人が多いね。まあ10時にはサンノゼに到着するから時間を有効に利用出来るフライトだ。MDにノイズキャンセラー付きのSony製ヘッドフォーンで武装してケニーバレル、山本剛、ジョン・ピザレリ、杉本篤彦などを聴きながらの6時間。サンノゼ国際空港にランディング。真っ青な空に乾いた風が抜ける。気温は100度近いだろう。Avisでビュイックのフルサイズをピックアップして101を北へ走る。これから厳しい交渉の連続であることを忘れさせるクルージング。さあ、やるっきゃないか・・・。
仕事の始まる月曜日になると天気が良い。今日は華氏で80度だから摂氏だと30度の状態となった。外出先で屋外に駐車した車に乗り込むのに蒸し風呂状態でしばらく待たなければならないくらい。これで夏になるのだろうか?汗かいて痩せなければネ。結構節制しているのだが体重は減らない。ダメだね。
今年のNYは天候不順がず〜〜〜〜〜っと続いている。土日になると必ず雨が降り、従って気温も上がらずとても6月とは思えない。昨日も午後から大雨になったし、今日もスッキリせずに雨模様。部屋を片づけたり洗濯したりの日曜日。練習が余り進まない。日本にいる子供達はそれぞれに大学生・高校生のスタートが軌道に乗ってきたらしい。ここが勝負だから頑張って欲しい。
NY郊外のウッドベリーコモンと言うショッピングアウトレットは日本人観光客はもとより買い物客には人気スポット。今日は秋以来久しぶりに行ってみた。天気が悪かったのでちょっと空いていたかな?いつもの通りIZODなどで掘り出し物を探してゴルフ練習などで酷使していたスニーカーを探したが、最近のスニーカーはどうも形が妙で(年取ったのかなあ、センスが合わないね)これと言ったものが見つからない。作りの割には値段も高いよな。それでRockportで40ドルくらいの皮のスニーカーっぽいのを買ったんだ。アメリカで日本人が靴を買うと言うのは結構大変な作業。と言うのも「甲高・段広・外小指」と言う日本人の足形はどんなデブでも足の形が細いアメリカ人用に作られた靴はどうやっても合わないのだ。日本ではEEEなんてのが標準的だけど、こっちだと殆どがEかD!!デザインとサイズが合っても標準のMと書いてある靴はまず殆ど履けない。広め(ワイド)のWは必須で場合によってはExtra Wideじゃなきゃ入らないのだよ。RockportはWide仕様の在庫が他の店に比べて多いのでここで探すのが通例。でも日本人サイズの7.5、8、8.5などのWは有ってもワンデザインに1個くらい。だから有ったらとりあえず買わなきゃ次はいつ買えるか分からないのがアメリカの靴ショッピング。なんかゴルフともJazzとも関係ない話題であった。
今日はいよいよ本格レッスンの開始。掲示板に寺分さんのビデオを持ってきて、と言う師匠の業務連絡もあったので、他にもマーチンテイラーやジョン・ピザレリのビデオも持ってHiroさんの自宅に車を走らせる。最近覚えたGWの料金所までの裏道で渋滞をカットしてマンハッタンに入る。さすがに金曜の夜は道路が混むが7時過ぎに到着。ニコニコ顔で師匠が迎えてくれた。私のギターを取り出していろんなフレーズを弾いてくれた。なかなか良いギターだと誉めて貰い嬉しかった。まずは雑談をしながら師匠のギターの歴史を聞かせてもらいお互いに知り合うことからスタート。こんな中から方針を決めてくれているのだろうなと思った。そして師匠の未発売CDを数曲聴かせてもらう。フュージョンっぽい曲想だが、オクターブ奏法を中心にメローなフレーズが紡ぎ出されている。いいなあ。
最近勤め先を換えたトドスNY支部長との会食。久しぶりである。相変わらずダイエットが持続していてこれじゃあトドスとは認められない風貌、とやっかむのは止めておこう。正直言って羨ましい。背は高いし「今は」痩せてますますハンサムである。これじゃあ一緒に飲み屋に行っても俺は無視されそうだ。と、痩せようとの決意を新たにして・・・。食事は店の看板を出していない秘密クラブのように怪しい、と言うことは無い日本メシを支部長が選定してくれていた。ここのオーナーシェフとは一度ゴルフコンペで顔を合わせた事がある。感じの良い方で彼の発案なのかメニューが基本的には無くお任せでコースが出てくるのだが、だからと言って普通の金額なので気軽に家庭料理が楽しめると言う感じ。ワインを一本飲んで、何かお食事は?と言うウェートレスの誘いとダイエッターの2人は丁重に断り店を出た。
NY在住の日本人ジャズマンと言う切り口でWebをほっつき歩いていたら佐瀬弘さんと言うギタリストに遭遇。掲示板見たら私と似たようなスケジュールで日本に帰っておられたらしい。そして書き込みの中に宮之上先生のお名前も。プロフィールを見ると師事されていたとか。それで書き込みしたら早速お返事が!!レッスンをして頂けるとのありがたいご提案。それもわざわざ電車・バスでこちらに来ても良いですよなんて腰の低いと言うか優しいことをおっしゃる。とんでもございません。凄く親しくなった後で遊びに来て頂けるならともかく、教えて頂くのですからこちらから出向かなければ、とかなんとか何度かメールをやり取りした後で初めてのお電話。「あのーTodosと申しますが」「あ、今ちょうどラーメンが出来たところなので5分食べる時間頂けますか」との可笑しくも爽やかな受け答え。何か心休まりました。とにかく丁寧に教えて頂けそう、それに宮之上さんのDVDを教材にも出来るとのこと、何か期待が膨らみます。気合い入れた書き込みしたら「気合いは長続きしませんよ、気楽に」と最初の教育的指導を頂きました。自然体で楽しくJazzをやる、素敵です。しなやかにやってみます。
忙しい一日だったなあ。インタビューとか、トラブルシューティングとかあってさ。当分こんな感じなのかな?11時まで会社に居た。疲れるね。
今日は天気も良いのでWebで知り合った井上智さんの演奏を聴きにマンハッタンはビレッジへ。車で行こうかなとも思ったのですが、一度ミツワのバスで行ってみたかったのでトライ。リンカーントンネルを抜けてポートオーソリティーのバスターミナルまで20分くらいかな。
今日はゴルフ。前日の雨も何とか上がり暑い一日だった。しかし最後は雷雨に見舞われ17ホールで終了となったが・・・。
縁起の良くない日である。私の右腕として活躍してくれていた米国人の女性セールス・ダイレクターが健康上の理由で本日を最後に辞任することになり昼間オフィスの会議室でお別れパーティーをやった。残念であると同時に今後の仕事の進め方がタイヘン。参った!!
ES135は買ったままの状態で工場で張った弦がそのままだった。ごく普通の弦で、お世辞にも押さえやすいとは思わなかったが、そんなもんかなあと特に追求していなかったのだが、今回の訪日で初めてnaka-Gさんのギルドを触らせてもらい、じゃのめでもう一つのギターを弾かせてもらって、「あー、これがフラットワウンドってやつなのか、弾きやすいなあ」と。杉本篤彦さんも当然のようにフラットワウンドを使っていらっしゃったし、こりゃ替えなきゃダメだと思って早速会社の帰りに楽器屋に立ち寄りGibsonの011のセットを予備も入れて2セット購入。さあ、張り替えだと思った途端に、6弦が入っていない事に気付いた。これだもんね、アメリカは、と直ぐに電話すると「No Way!!」と言いながらも持ってきてくれれば交換するよ、とこれまたお気楽。しっかりチェックしなかった私がいけないのだが、こうも簡単に交換するのがアメリカらしい。さておき、張ってみると今までの弦がメチャ細かったことに気がついた。それに比べて新しい弦はビシッとしていて弦高も低めになり非常に弾きやすい。これなら少しは上手くなるかも・・・。なんかイキナリJazzプレーヤーに近づいた錯覚に陥るほど全く違う世界である。フラットワウンド様々だ。
短い出張期間でしたが、皆様のお陰でずいぶんと歩数を進める事が出来ました。
大阪は貝塚のJoeさんがお仕事の関係で川崎に出てこられるとの事で会いに行きました。短い時間でしたが、Web友達のもう一人のギタリストと会うことが出来、ラッキー。Joeさんは毎月mp3でソロギターをホームページにアップされています。ジョーパスのようなカッコ良いギターです。会ってみるとフツーのシャイで控え目な好青年。自分のやっていることは簡単なことばかりですから、と謙遜されるがTodosにはどこが簡単なことなのかすら分からない。でもきっとギターが大好きで大好きでいつも弾いておられるんだろうなあと思います。Todosもいつかそんな発言が出来るように少しずつ頑張ります。
今回の来日のメインイベントとして浅草のじゃのめに行った。SAXOZISANとnaka-Gさんは当然として、初対面でOsapoohさん、TOMさん。インターネットで広がる輪って不思議。じゃのめは3日前のなあじゅよりも更に和気あいあいとした雰囲気でみんな気軽に楽しんでいる。「じゃのめに来て何もしないのはBlue Noteに出演するより難しい」と言うSAXOZISANの言葉がプレッシャーとしてのし掛かるが、なあじゅで一回やっているので、すでに観念し前夜歌詞を幾つか仕込んできた。
今回の出張直前に掲示板のやり取りが始まったプロギタリストの杉本さんのライブに行きました。場所は東京タワーの展望台。子供の頃に登ったきりかなあ?フォーマットはギターとピアノ(エレピ)のデュオ。ブルーのギブソンがまず目を惹きます。場所柄どっちかと言うと凝った選曲をしない形でのライブが続く。30分のステージが終わると30分休憩と言う形での3ステージ。思いっ切り楽しませて頂きました。休憩時間のおしゃべりも楽しかった!!
仕事を終えてからnaka-Gさんと飲もうと言う話になり待ち合わせ。単にJazz談義を予定していたのだが、待ち合わせ場所で確認の電話を入れると「今日なあじゅでセッションがありますから、良かったら行きませんか?SAXOZISANも来ると思いますよ。」との事。勿論、ナマを聴けるならと即座にOK。これがデビュー戦の予兆になるとは露知らず・・・。そうこうしているとnaka-Gさんが新車で登場。「軽ですから」と謙遜されているが、最近は軽って言ったって、お洒落なタウンユースカーでイタリアを中心とするヨーロッパでは普通。そう言やあ、ダイハツのコペンだって軽でしょ。でも凄いよね。ま、車の話はさておき、乗り込むとやっぱりKenny Burrellだよね。初めてお会いしたとは思えないほどイキナリ盛り上がってなあじゅへ。
昨日帰ってきて今日は一日ノンビリ。でもやっぱり5時には起きてしまってUSPGAのゴルフ生中継を見ながらボーっとする。そのうちに子供たちが起きてくるが大学1年生と高校1年生なのでそれぞれ今日もバラバラに予定があるらしい。オヤジがたまに一時帰国しても、普通の生活だね。これからますますそうなるのかな?カミさんと二人の生活に成っていくんだろうなあ。これも人生の時の流れかな。
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