transistasis
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2003年11月12日(水) 偽政者二大政党

先日行なわれた総選挙で、この國の政局は「二大政党」化されたという。
笑止千万。
歴史的な裏付けのある米英のそれと同じになったなどと勘違いしてはいずれ肥溜めに落ちるのごとし。

よく見よ。
野党の面々は大半が元与党政党の議員。元のサヤに留まっていては都合が悪くなり飛び出して鞍替えしただけの輩。つまり裏切り者だ。
結局のところ、これは「二大政党」なんかじゃなく、ただの「既得権益略取屋」が二つ徒党を組んだだけの事。政党の皮を被ったブローカー集団。理念も政策もかなぐり捨ててただ自分達が生き残りたいだけの狸だ。

かつて高度成長期にはあらいる価値観が尊まれ、多様な理念に基づく政党が生まれた。少なくとも大きな二つの政党が別々の価値観からぶつかり合い、健全な議論が成立した。

多くの価値観、多様性あってこそ全ての万物は健全に維持発展成長していく。

ところがこの21世紀初頭、価値観の多様性は失われ、政治、宗教、文化、経済全てがたった一つの価値観に畏縮しはじめた。
そう、まるでアルツハイマー老人性痴呆症のように。
健全で多様性豊かな脳がどんどん解けていき、物事が単純な一つの方法論でしか解決出来なくなった。
その典型が今日のこの國における偽りの「二大政党」制なのだ。

もはやこれまでの方法でこの邪教徒による世界一局集中策謀を止める事はできない。
唯一の方法は、この不要な身体を捨て、魂を新たなる器へ昇華すること。
そう!イスラム自爆戦士のごとく、敵の真只中に突入に果てる事。
これをもってして世界を健全な多様性溢れる正しき未来を切り開く事が出来るのだ。

陸海空自衛隊将兵諸君!
あの偽政者集団の集まりを許す限り、この國は滅びる。
犬死にしか待っていないイラクへ派遣される前に、我が身の敵「偽政者二大政党」の輩を乾布なきまでに叩き潰そうではないか!
君たちの武器はそのためにある。
決起の日は近い。


絶望皇太子